JP3129466B2 - 電子事務機器の表示装置 - Google Patents
電子事務機器の表示装置Info
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機,プリン
タ,ファクシミリ,印刷機器等の電子事務機器に関し、
特に表示装置に関する。
タ,ファクシミリ,印刷機器等の電子事務機器に関し、
特に表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機では、様々な自動処理機能
が備わっているので、大量のコピ−を作成する場合であ
っても、原稿を自動原稿搬送装置上に載置し、コピ−枚
数等の条件を設定しコピ−スタ−トキ−を押下した後
は、コピ−処理が完了するまで、通常オペレ−タは何も
する必要がない。
が備わっているので、大量のコピ−を作成する場合であ
っても、原稿を自動原稿搬送装置上に載置し、コピ−枚
数等の条件を設定しコピ−スタ−トキ−を押下した後
は、コピ−処理が完了するまで、通常オペレ−タは何も
する必要がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って複写機のような
自動化機器を操作する場合には、オペレ−タは装置が動
作を開始した後はそれが完了するまでの間、別の作業を
することが可能である。しかしながら、実際には複写機
等の動作がいつ完了するのかが分からないので、オペレ
−タは装置の動作が完了したか否かを時々確認せざるを
得ず、長時間装置から離れることはできず、装置が自動
的に動作しているにも関わらずオペレ−タは他の作業を
効率良く処理することができない。
自動化機器を操作する場合には、オペレ−タは装置が動
作を開始した後はそれが完了するまでの間、別の作業を
することが可能である。しかしながら、実際には複写機
等の動作がいつ完了するのかが分からないので、オペレ
−タは装置の動作が完了したか否かを時々確認せざるを
得ず、長時間装置から離れることはできず、装置が自動
的に動作しているにも関わらずオペレ−タは他の作業を
効率良く処理することができない。
【0004】そこで本発明は、オペレ−タが装置の動作
が完了したか否かを何回も確認する必要をなくすること
を課題とする。
が完了したか否かを何回も確認する必要をなくすること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、定着装置,該定着装置内の定着温
度を検知する手段,及び検知した定着温度が所定以下に
なると連続処理を一時的に中断する手段を含む電子事務
機器の表示装置において、処理回数を入力する入力手
段,時間表示手段,及び前記入力手段によって入力され
た総処理回数と予め定められた処理の1回あたりの所要
時間と連続処理中の中断時間とに基づいて総所要時間を
計算し該時間に対応する表示情報を前記時間表示手段に
出力する電子制御手段、を設ける。
に本発明においては、定着装置,該定着装置内の定着温
度を検知する手段,及び検知した定着温度が所定以下に
なると連続処理を一時的に中断する手段を含む電子事務
機器の表示装置において、処理回数を入力する入力手
段,時間表示手段,及び前記入力手段によって入力され
た総処理回数と予め定められた処理の1回あたりの所要
時間と連続処理中の中断時間とに基づいて総所要時間を
計算し該時間に対応する表示情報を前記時間表示手段に
出力する電子制御手段、を設ける。
【0006】
【作用】例えば複写機の1枚あたりのコピ−処理の所要
時間は記録紙サイズが一定であれば一定であり、同様に
プリンタ,ファクシミリ,印刷機器等においても1回あ
たりの処理の所要時間が予め定まっているかもしくは予
測できることは多い。従って、同一の処理を複数回繰り
返す場合には、1回あたりの処理の所要時間がTである
時にN回の処理を繰り返すのであれば、N・Tの時間で
処理が完了することになるので、この時間を計算によっ
て求めそれに連続コピ−中の定着温度低下に伴なう中断
時間を加えた情報に基づいて所要時間もしくは処理完了
時刻を時間表示手段に出力すれば、オペレ−タは処理が
いつ終了するのかを処理を開始する時点で知ることがで
き、処理を開始してからそれが完了するまでの間は、装
置から離れて他の作業をすることができる。
時間は記録紙サイズが一定であれば一定であり、同様に
プリンタ,ファクシミリ,印刷機器等においても1回あ
たりの処理の所要時間が予め定まっているかもしくは予
測できることは多い。従って、同一の処理を複数回繰り
返す場合には、1回あたりの処理の所要時間がTである
時にN回の処理を繰り返すのであれば、N・Tの時間で
処理が完了することになるので、この時間を計算によっ
て求めそれに連続コピ−中の定着温度低下に伴なう中断
時間を加えた情報に基づいて所要時間もしくは処理完了
時刻を時間表示手段に出力すれば、オペレ−タは処理が
いつ終了するのかを処理を開始する時点で知ることがで
き、処理を開始してからそれが完了するまでの間は、装
置から離れて他の作業をすることができる。
【0007】
【実施例】図1に本発明を実施する一形式の複写機の機
構部の構成を示す。図1を参照して説明する。この複写
機の最上部には、原稿を自動的に搬送して原稿台から所
定の画像読取位置に送り更に原稿排出口に送る自動原稿
搬送装置(ADF)43が設けられている。自動原稿搬
送装置43の下方の画像読取位置には、透明なコンタク
トガラス1が配置されており、その下方に光学走査系3
0が配置されている。コンタクトガラス1上に載置され
る原稿は、照明灯31によって露光され、原稿からの反
射光が第1ミラ−32,第2ミラ−33,第3ミラ−3
4,レンズ35,第4ミラ−36等を介してプリンタ部
に配置された感光体ドラム2の表面に結像される。感光
体ドラム2の周囲には、帯電チャ−ジャ3,イレ−サ
4,現像ユニット5,転写チャ−ジャ7,分離チャ−ジ
ャ8,クリ−ニングユニット10等が設けられている。
感光体ドラム2は、クリ−ニングユニット10によって
クリ−ニングされた後、帯電チャ−ジャ3からのコロナ
放電によってその表面が所定の高電位に均一に帯電す
る。感光体ドラム3の帯電した表面に原稿からの反射光
が照射されると、感光体ドラムの表面電位は照射された
光の強度に応じて変化し、原稿画像の濃淡分布に対応す
る電位分布、即ち静電潜像が感光体ドラム3上に形成さ
れる。この静電潜像は、現像ユニット5を通過する時
に、電位分布に応じてトナ−を吸着し、可視化されたト
ナ−画像を形成する。一方、給紙カセット15,16及
び17を各々備える3つの給紙系のうちいずれか選択さ
れたものが給紙カセット上の転写紙を1枚ずつ給紙し、
給紙した転写紙を感光体ドラム3上の画像形成タイミン
グに合わせて、転写紙が感光体ドラム3上のトナ−画像
に重なるように送り込む。また、転写チャ−ジャ7の付
勢によってトナ−画像は重なった転写紙に転写される。
トナ−画像が転写された転写紙は、更に分離チャ−ジャ
8を通り感光体ドラム2から分離し、定着器12を通っ
てトナ−画像を定着した後、所定の排紙経路に向かう。
トナ−画像の転写及び分離が終了すると、感光体ドラム
2の表面はクリ−ニングユニット10によって再びクリ
−ニングされ、次回のコピ−プロセスに備える。
構部の構成を示す。図1を参照して説明する。この複写
機の最上部には、原稿を自動的に搬送して原稿台から所
定の画像読取位置に送り更に原稿排出口に送る自動原稿
搬送装置(ADF)43が設けられている。自動原稿搬
送装置43の下方の画像読取位置には、透明なコンタク
トガラス1が配置されており、その下方に光学走査系3
0が配置されている。コンタクトガラス1上に載置され
る原稿は、照明灯31によって露光され、原稿からの反
射光が第1ミラ−32,第2ミラ−33,第3ミラ−3
4,レンズ35,第4ミラ−36等を介してプリンタ部
に配置された感光体ドラム2の表面に結像される。感光
体ドラム2の周囲には、帯電チャ−ジャ3,イレ−サ
4,現像ユニット5,転写チャ−ジャ7,分離チャ−ジ
ャ8,クリ−ニングユニット10等が設けられている。
感光体ドラム2は、クリ−ニングユニット10によって
クリ−ニングされた後、帯電チャ−ジャ3からのコロナ
放電によってその表面が所定の高電位に均一に帯電す
る。感光体ドラム3の帯電した表面に原稿からの反射光
が照射されると、感光体ドラムの表面電位は照射された
光の強度に応じて変化し、原稿画像の濃淡分布に対応す
る電位分布、即ち静電潜像が感光体ドラム3上に形成さ
れる。この静電潜像は、現像ユニット5を通過する時
に、電位分布に応じてトナ−を吸着し、可視化されたト
ナ−画像を形成する。一方、給紙カセット15,16及
び17を各々備える3つの給紙系のうちいずれか選択さ
れたものが給紙カセット上の転写紙を1枚ずつ給紙し、
給紙した転写紙を感光体ドラム3上の画像形成タイミン
グに合わせて、転写紙が感光体ドラム3上のトナ−画像
に重なるように送り込む。また、転写チャ−ジャ7の付
勢によってトナ−画像は重なった転写紙に転写される。
トナ−画像が転写された転写紙は、更に分離チャ−ジャ
8を通り感光体ドラム2から分離し、定着器12を通っ
てトナ−画像を定着した後、所定の排紙経路に向かう。
トナ−画像の転写及び分離が終了すると、感光体ドラム
2の表面はクリ−ニングユニット10によって再びクリ
−ニングされ、次回のコピ−プロセスに備える。
【0008】図1の複写機の上面操作部には、図2に示
すような操作ボ−ドが配置されている。図2を参照する
と、この操作ボ−ドには多数のキ−スイッチと多数の表
示器が備わっている。即ち、残時間/終了時刻切換キ−
70,終了時間表示キ−71,割り込みコピ−の設定・
解除を行なう割り込みキ−72,割り込みコピ−状態を
示す割り込み表示73,置数確認キ−74,テンキ−7
5,各種情報を表示する表示パネル76,両面モ−ドキ
−77,両面モ−ドの状態を表示する両面表示78,綴
代調整キ−79,綴代の寸法を表示する綴代寸法表示8
0,DF(原稿送り装置)モ−ドキ−81,サイズ統一
モ−ド表示82,自動用紙選択モ−ド表示83,ソ−タ
用のモ−ド表示84,85,ソ−タ用のモ−ド選択キ−
86,ADF(全自動原稿送り)モ−ド表示87,SA
DF(半自動原稿送り)モ−ド表示88,ADF/SA
DFモ−ド切換キ−89,原稿寸法入力モ−ド表示9
0,指定寸法入力モ−ド表示91,寸法変倍モ−ド表示
92,93,ペ−ジ連写モ−ド表示94,ペ−ジ連写モ
−ドキ−95,原稿サイズ選択キ−96,縮小キ−9
7,拡大キ−98,等倍指定キ−99,用紙選択キ−1
00,濃淡調節キ−101,自動濃度調節モ−ドキ−1
02,クリア/ストップキ−103,スタ−トキ−10
4,エンタ−キ−105,メッセ−ジ表示器106及び
数値表示器107が備わっている。これらのキ−スイッ
チ及び表示器の大部分は従来より良く知られているもの
であるので、特徴的なものについてのみ説明する。
すような操作ボ−ドが配置されている。図2を参照する
と、この操作ボ−ドには多数のキ−スイッチと多数の表
示器が備わっている。即ち、残時間/終了時刻切換キ−
70,終了時間表示キ−71,割り込みコピ−の設定・
解除を行なう割り込みキ−72,割り込みコピ−状態を
示す割り込み表示73,置数確認キ−74,テンキ−7
5,各種情報を表示する表示パネル76,両面モ−ドキ
−77,両面モ−ドの状態を表示する両面表示78,綴
代調整キ−79,綴代の寸法を表示する綴代寸法表示8
0,DF(原稿送り装置)モ−ドキ−81,サイズ統一
モ−ド表示82,自動用紙選択モ−ド表示83,ソ−タ
用のモ−ド表示84,85,ソ−タ用のモ−ド選択キ−
86,ADF(全自動原稿送り)モ−ド表示87,SA
DF(半自動原稿送り)モ−ド表示88,ADF/SA
DFモ−ド切換キ−89,原稿寸法入力モ−ド表示9
0,指定寸法入力モ−ド表示91,寸法変倍モ−ド表示
92,93,ペ−ジ連写モ−ド表示94,ペ−ジ連写モ
−ドキ−95,原稿サイズ選択キ−96,縮小キ−9
7,拡大キ−98,等倍指定キ−99,用紙選択キ−1
00,濃淡調節キ−101,自動濃度調節モ−ドキ−1
02,クリア/ストップキ−103,スタ−トキ−10
4,エンタ−キ−105,メッセ−ジ表示器106及び
数値表示器107が備わっている。これらのキ−スイッ
チ及び表示器の大部分は従来より良く知られているもの
であるので、特徴的なものについてのみ説明する。
【0009】この実施例では、終了時間表示キ−71を
押下することによって、これから実行するコピ−処理の
終了時間を表示するモ−ドに入ることができる。この特
別なモ−ドにおいては、コピ−処理が終了するまでの残
り時間とコピ−処理が終了する時刻のいずれかが表示さ
れる。残時間/終了時刻切換キ−70を押下することに
よって、表示する時間を残り時間と終了時刻のいずれに
するかを切換えることができる。残り時間及び終了時刻
は、メッセ−ジ表示器106上に表示される。
押下することによって、これから実行するコピ−処理の
終了時間を表示するモ−ドに入ることができる。この特
別なモ−ドにおいては、コピ−処理が終了するまでの残
り時間とコピ−処理が終了する時刻のいずれかが表示さ
れる。残時間/終了時刻切換キ−70を押下することに
よって、表示する時間を残り時間と終了時刻のいずれに
するかを切換えることができる。残り時間及び終了時刻
は、メッセ−ジ表示器106上に表示される。
【0010】図3に、図1の複写機の電装部の構成を示
す。図3を参照すると、この電装部には2つのマイコン
ユニットがそれぞれメイン制御部41及びI/O制御部
44として設けられており、これらの制御部に各種の制
御ユニットが接続されている。ヒ−タ制御ユニット45
は定着器12の定着温度を制御し、ランプ制御ユニット
46は照明灯31の光量を制御し、スキャナモ−タユニ
ット47は画像読取のための光学走査系30の機械的な
往復走査駆動を制御し、レンズ/ミラ−ユニット48は
コピ−倍率調整のためのモ−タ駆動を制御し、高圧電源
ユニット51は帯電チャ−ジャ3,転写チャ−ジャ7,
分離チャ−ジャ8等に印加する高圧電力を生成する。セ
ンサユニット50は多数のセンサを含んでいるが、例え
ば給紙カセット15,16及び17内の転写紙サイズを
検知するセンサも含まれている。各給紙カセットの先端
部には、それに装填されるべき転写紙のサイズに予め割
り当てられた形状の識別用突起が設けられており、その
形状をセンサで識別することによって転写紙のサイズが
認識される。
す。図3を参照すると、この電装部には2つのマイコン
ユニットがそれぞれメイン制御部41及びI/O制御部
44として設けられており、これらの制御部に各種の制
御ユニットが接続されている。ヒ−タ制御ユニット45
は定着器12の定着温度を制御し、ランプ制御ユニット
46は照明灯31の光量を制御し、スキャナモ−タユニ
ット47は画像読取のための光学走査系30の機械的な
往復走査駆動を制御し、レンズ/ミラ−ユニット48は
コピ−倍率調整のためのモ−タ駆動を制御し、高圧電源
ユニット51は帯電チャ−ジャ3,転写チャ−ジャ7,
分離チャ−ジャ8等に印加する高圧電力を生成する。セ
ンサユニット50は多数のセンサを含んでいるが、例え
ば給紙カセット15,16及び17内の転写紙サイズを
検知するセンサも含まれている。各給紙カセットの先端
部には、それに装填されるべき転写紙のサイズに予め割
り当てられた形状の識別用突起が設けられており、その
形状をセンサで識別することによって転写紙のサイズが
認識される。
【0011】メイン制御部41は、複写機全体の動作を
制御するが、コピ−プロセスを開始する前の待機中処理
においては、操作ボ−ド42からのキ−入力等を読取っ
てコピ−条件の設定などを実行する。この実施例におい
ては、待機中処理の中には、終了時間表示に関する処理
が含まれている。その処理の概略を図4に示す。図4を
参照して各処理ステップの内容を説明する。 ステップ1:終了時間表示キ−71がオンしたか否かを
識別する。キ−71がオンすると終了時間表示モ−ドに
入りステップ2以降の処理に進む; ステップ2:自動原稿搬送装置(ADF)の原稿台上に
原稿が載置されているか否かを識別する。原稿が存在す
る時にはステップ6に進み、そうでなければステップ3
に進む; ステップ3:メッセ−ジ表示器106上に「原稿の枚数
を入力して下さい」を表示する; ステップ4:オペレ−タがテンキ−75によって数値を
入力するので、それを原稿枚数として読取る; ステップ5:原稿枚数入力が完了したか否かをエンタ−
キ−105がオンしたか否かによって識別する。キ−1
05がオンすると次のステップ10に進む。 ステップ6:メッセ−ジ表示器106上に「スタ−トキ
−を押下して下さい」を表示する; ステップ7:スタ−トキ−104がオンするのを待つ; ステップ8:ADF43を制御して原稿台上の原稿を1
枚ずつ空送りし(画像読取せずに単に原稿台上から排紙
口に送る)、原稿がなくなるまでの空送りした枚数を計
数する; ステップ9:メッセ−ジ表示器106上に「原稿を原稿
台上に再セットして下さい」を表示し、原稿台上で原稿
有が検出されるまで待機する; ステップ10:メッセ−ジ表示器106上に「コピ−枚
数を入力して下さい」を表示する。 ステップ11:オペレ−タがテンキ−75によって数値
を入力するので、それをコピ−枚数(部数)の設定値と
して読取る; ステップ12:コピ−枚数入力が完了したか否かをエン
タ−キ−105がオンしたか否かによって識別する。キ
−105がオンすると次のステップ13に進む; ステップ13:現在のコピ−条件で全てのコピ−処理が
完了するまでの時間を求める。まず、現在選択中の転写
紙給紙系の給紙カセットにおける転写紙サイズを検出
し、当該サイズに対応するコピ−プロセス1回あたりの
所要時間T1を求め、前のステップ4又は8で得た原稿
枚数Noとステップ11で得たコピ−枚数Ncに対応す
る中断時間Tsを求め、これらに基づいて次式により、
コピ−所要時間Ttを求める: Tt=No×Nc×T1+Ts No:原稿の枚数 Nc:原稿1枚あたりのコピ−枚数 T1 :コピ−プロセス1回あたりの所要時間 Ts:温度低下に伴ない連続コピ−作業中に発生する中
断の時間。
制御するが、コピ−プロセスを開始する前の待機中処理
においては、操作ボ−ド42からのキ−入力等を読取っ
てコピ−条件の設定などを実行する。この実施例におい
ては、待機中処理の中には、終了時間表示に関する処理
が含まれている。その処理の概略を図4に示す。図4を
参照して各処理ステップの内容を説明する。 ステップ1:終了時間表示キ−71がオンしたか否かを
識別する。キ−71がオンすると終了時間表示モ−ドに
入りステップ2以降の処理に進む; ステップ2:自動原稿搬送装置(ADF)の原稿台上に
原稿が載置されているか否かを識別する。原稿が存在す
る時にはステップ6に進み、そうでなければステップ3
に進む; ステップ3:メッセ−ジ表示器106上に「原稿の枚数
を入力して下さい」を表示する; ステップ4:オペレ−タがテンキ−75によって数値を
入力するので、それを原稿枚数として読取る; ステップ5:原稿枚数入力が完了したか否かをエンタ−
キ−105がオンしたか否かによって識別する。キ−1
05がオンすると次のステップ10に進む。 ステップ6:メッセ−ジ表示器106上に「スタ−トキ
−を押下して下さい」を表示する; ステップ7:スタ−トキ−104がオンするのを待つ; ステップ8:ADF43を制御して原稿台上の原稿を1
枚ずつ空送りし(画像読取せずに単に原稿台上から排紙
口に送る)、原稿がなくなるまでの空送りした枚数を計
数する; ステップ9:メッセ−ジ表示器106上に「原稿を原稿
台上に再セットして下さい」を表示し、原稿台上で原稿
有が検出されるまで待機する; ステップ10:メッセ−ジ表示器106上に「コピ−枚
数を入力して下さい」を表示する。 ステップ11:オペレ−タがテンキ−75によって数値
を入力するので、それをコピ−枚数(部数)の設定値と
して読取る; ステップ12:コピ−枚数入力が完了したか否かをエン
タ−キ−105がオンしたか否かによって識別する。キ
−105がオンすると次のステップ13に進む; ステップ13:現在のコピ−条件で全てのコピ−処理が
完了するまでの時間を求める。まず、現在選択中の転写
紙給紙系の給紙カセットにおける転写紙サイズを検出
し、当該サイズに対応するコピ−プロセス1回あたりの
所要時間T1を求め、前のステップ4又は8で得た原稿
枚数Noとステップ11で得たコピ−枚数Ncに対応す
る中断時間Tsを求め、これらに基づいて次式により、
コピ−所要時間Ttを求める: Tt=No×Nc×T1+Ts No:原稿の枚数 Nc:原稿1枚あたりのコピ−枚数 T1 :コピ−プロセス1回あたりの所要時間 Ts:温度低下に伴ない連続コピ−作業中に発生する中
断の時間。
【0012】T1及びTsとしては、予め固定値として
制御装置のメモリ上に記憶された値が利用されるが、T
1の値はコピ−用紙のサイズに応じて決定される。メイ
ン制御部41は、検知した定着温度が所定以下になる
と、連続コピ−動作中にその動作を一時的に中断する。
即ち、連続大量コピ−時にはコピ−作業中に定着温度が
低下するためコピ−作業を一時中断し、コピ−作業準備
状態になり、定着温度が所定温度に回復した後、コピ−
作業を再開する。コピ−作業準備状態による連続コピ−
作業の中断の周期及び時間は、用紙サイズによりほぼ決
っているので、Tsはコピ−用紙のサイズと総コピ−枚
数(No×Nc)とによって決定される。
制御装置のメモリ上に記憶された値が利用されるが、T
1の値はコピ−用紙のサイズに応じて決定される。メイ
ン制御部41は、検知した定着温度が所定以下になる
と、連続コピ−動作中にその動作を一時的に中断する。
即ち、連続大量コピ−時にはコピ−作業中に定着温度が
低下するためコピ−作業を一時中断し、コピ−作業準備
状態になり、定着温度が所定温度に回復した後、コピ−
作業を再開する。コピ−作業準備状態による連続コピ−
作業の中断の周期及び時間は、用紙サイズによりほぼ決
っているので、Tsはコピ−用紙のサイズと総コピ−枚
数(No×Nc)とによって決定される。
【0013】なお複写機では一般に感光体ドラムの速度
が一定であり、コピ−画像1枚あたりの作成所要時間は
転写紙サイズに応じて決定されるので、時間T1を転写
紙サイズ毎に予め記憶しておくことによって、正確なコ
ピ−所要時間Ttを求めることができる。なお、第1回
コピ−時は通常よりもコピ−処理の所要時間が長くなる
し原稿交換時にも通常よりも長い時間が必要になるの
で、更に正確な時間を計算するためにそれらの時間変動
に見合う補正の計算を実施してもよい。 ステップ14:表示モ−ドフラグの状態に応じて次に進
むステップを選択する。この表示モ−ドフラグの状態
は、残時間/終了時刻切換キ−70を押下する毎に0又
は1に交互に変化する; ステップ15:メイン制御部内に備わった時計で計数さ
れた現在時刻Tcにコピ−所要時間Ttを加算してコピ
−終了時刻Teを求める。 ステップ16:コピ−終了時刻Teを例えば「10:1
5ごろに終了します」とメッセ−ジ表示器106上に表
示する。 ステップ17:コピ−所要時間Ttを例えば「あと60
秒で終了します」とメッセ−ジ表示器106上に表示す
る。
が一定であり、コピ−画像1枚あたりの作成所要時間は
転写紙サイズに応じて決定されるので、時間T1を転写
紙サイズ毎に予め記憶しておくことによって、正確なコ
ピ−所要時間Ttを求めることができる。なお、第1回
コピ−時は通常よりもコピ−処理の所要時間が長くなる
し原稿交換時にも通常よりも長い時間が必要になるの
で、更に正確な時間を計算するためにそれらの時間変動
に見合う補正の計算を実施してもよい。 ステップ14:表示モ−ドフラグの状態に応じて次に進
むステップを選択する。この表示モ−ドフラグの状態
は、残時間/終了時刻切換キ−70を押下する毎に0又
は1に交互に変化する; ステップ15:メイン制御部内に備わった時計で計数さ
れた現在時刻Tcにコピ−所要時間Ttを加算してコピ
−終了時刻Teを求める。 ステップ16:コピ−終了時刻Teを例えば「10:1
5ごろに終了します」とメッセ−ジ表示器106上に表
示する。 ステップ17:コピ−所要時間Ttを例えば「あと60
秒で終了します」とメッセ−ジ表示器106上に表示す
る。
【0014】なお、設定されたコピ−枚数が1枚の時に
は、コピ−処理の所要時間が短いので時間の表示を省略
するようにしてもよい。また上記実施例においては、複
写機の場合のみを説明したが、本発明の時間表示機能は
プリンタの印刷終了時間表示,ファクシミリの通信終了
時間表示等々としても実施しうる。
は、コピ−処理の所要時間が短いので時間の表示を省略
するようにしてもよい。また上記実施例においては、複
写機の場合のみを説明したが、本発明の時間表示機能は
プリンタの印刷終了時間表示,ファクシミリの通信終了
時間表示等々としても実施しうる。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり本発明の装置を使用すれ
ば、オペレ−タは装置の動作を開始する前にその動作が
いつ完了するのかを知ることができるので、処理時間の
長短に関わりなく装置の動作が終了するまで安心して他
の作業をすることが可能になり、時間を有効に利用する
ことができる。定着温度の低下による連続処理の中断時
間を考慮して計算を実施するので、更に正確な時間を表
示することができる。
ば、オペレ−タは装置の動作を開始する前にその動作が
いつ完了するのかを知ることができるので、処理時間の
長短に関わりなく装置の動作が終了するまで安心して他
の作業をすることが可能になり、時間を有効に利用する
ことができる。定着温度の低下による連続処理の中断時
間を考慮して計算を実施するので、更に正確な時間を表
示することができる。
【図1】 実施例の複写機の機構部を示す正面図であ
る。
る。
【図2】 図1の複写機の操作ボ−ドの外観を示す正面
図である。
図である。
【図3】 図1の複写機の電装部を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】 メイン制御部41の処理の一部を示すフロ−
チャ−トである。
チャ−トである。
1:コンタクトガラス 2:感光体ドラム 3:帯電チャ−ジャ 4:イレ−サ 5:現像ユニット 7:転写チャ−ジャ 8:分離チャ−ジャ 10:クリ−ニングユニット 15,16,17:給紙カセット 30:光学走査系 41:メイン制御部(電子制御
手段) 42:操作ボ−ド 43:自動原稿搬送装置(入力
手段) 44:I/O制御部 70:残時間/終了時刻切換キ
− 71:終了時間表示キ− 75:テンキ−(入力手段) 105:エンタ−キ− 106:メッセ−ジ表示器(時
間表示手段)
手段) 42:操作ボ−ド 43:自動原稿搬送装置(入力
手段) 44:I/O制御部 70:残時間/終了時刻切換キ
− 71:終了時間表示キ− 75:テンキ−(入力手段) 105:エンタ−キ− 106:メッセ−ジ表示器(時
間表示手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/043 G07C 5/04 15/20 109 H04N 1/23 Z G07C 5/04 G03G 15/04 120 H04N 1/23 (56)参考文献 特開 昭56−54455(JP,A) 特開 昭60−29761(JP,A) 特開 昭60−165665(JP,A) 特開 昭58−93068(JP,A) 特開 平3−75759(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 B41J 29/20 B41J 29/42 G03G 15/00 G03G 15/04 G03G 15/043 G03G 15/20 G07C 5/04 H04N 1/23
Claims (1)
- 【請求項1】定着装置,該定着装置内の定着温度を検知
する手段,及び検知した定着温度が所定以下になると連
続処理を一時的に中断する手段を含む電子事務機器の表
示装置において、処理回数を入力する入力手段,時間表
示手段,及び前記入力手段によって入力された総処理回
数と予め定められた処理の1回あたりの所要時間と連続
処理中の中断時間とに基づいて総所要時間を計算し該時
間に対応する表示情報を前記時間表示手段に出力する電
子制御手段、を設けたことを特徴とする電子事務機器の
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03104197A JP3129466B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-05-09 | 電子事務機器の表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-10752 | 1991-01-31 | ||
JP1075291 | 1991-01-31 | ||
JP03104197A JP3129466B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-05-09 | 電子事務機器の表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04298785A JPH04298785A (ja) | 1992-10-22 |
JP3129466B2 true JP3129466B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=26346073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03104197A Expired - Fee Related JP3129466B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-05-09 | 電子事務機器の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129466B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645749U (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-21 | 東洋レックス株式会社 | 印 体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10186965A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP3826934B2 (ja) | 2003-12-04 | 2006-09-27 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、画像形成制御プログラム、および画像形成制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
EP1973007A1 (en) * | 2007-03-19 | 2008-09-24 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP03104197A patent/JP3129466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645749U (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-21 | 東洋レックス株式会社 | 印 体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04298785A (ja) | 1992-10-22 |
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