JP3128829B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP3128829B2 JP02414488A JP41448890A JP3128829B2 JP 3128829 B2 JP3128829 B2 JP 3128829B2 JP 02414488 A JP02414488 A JP 02414488A JP 41448890 A JP41448890 A JP 41448890A JP 3128829 B2 JP3128829 B2 JP 3128829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシリコン基板上
の素子形成領域にメモリセルが形成された例えばDRA
M(ダイナミックRAM)等の半導体メモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、DRAM等の半導体メモリ装置の
高集積化に伴ない、その容量確保のため、情報を記憶す
るキャパシタの構造を積層型(スタック型)としたスタ
ックトキャパシタが使用され始めている。また、セル面
積の縮小化並びにメモリ装置自体の集積化において効率
の良いオープンビット線方式のセル配置が注目されてき
ている。
【0003】従来のオープンビット線構造による積層容
量型の半導体メモリ装置は、図12に示すように、フィ
ールド絶縁層41が形成されたシリコン基板42の表面
に臨んでスイッチング素子Trの不純物拡散領域が形成
されており、その不純物拡散領域のうちの一方のソース
・ドレイン領域43aには、コンタクトホール44を介
して例えばAl配線層からなるビット線45が接続され、
他方のソース・ドレイン領域43bには、スタックトキ
ャパシタCのキャパシタ下部電極46が接続されてい
る。
【0004】キャパシタ下部電極46は、第2層目の多
結晶シリコン層をパターニングして形成されており、第
1層目の多結晶シリコン層である上記スイッチング素子
Trの各ゲート電極(ワード線)47の上部にまで層間
絶縁層48を介して形成されている。このキャパシタ下
部電極46は、その上部に共通電極とされたキャパシタ
上部電極49が誘導体膜50を介して有しており、これ
らキャパシタ上記電極49、誘電体膜50及びキャパシ
タ下部電極46の積層構造によりスタックトキャパシタ
Cが構成されている。ここで、シリコン基板42上に形
成されたスイッチング素子Trとスタックトキャパシタ
Cとで1つのメモリセルMCが構成される。
【0005】そして、この半導体メモリ装置は、そのス
タックトキャパシタCに必要な電荷の蓄積等が行なわ
れ、上記スイッチング素子Trに制御されながらビット
線45を介しての読出しや書込み等が行なわれる。尚、
51はワード線47の低抵抗化を図るシャント用(裏打
ち用)のメタル配線であり、52はSiO2等からなる層間
絶縁膜である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体メモリ装置においては、集積化の進度に伴って、
以下のような問題が生じる。
【0007】即ち、上層のビット線45とソース・ドレ
イン領域43aとのコンタクトをとる必要から、スタッ
クトキャパシタCを構成するキャパシタ下部電極46及
びキャパシタ上部電極49を、ビット線45とシリコン
基板42間のコンタクト部分を避けて形成する必要があ
る。このため、メモリセルMC内のキャパシタ占有部分
が圧迫され、セル容量の十分なる確保が困難になるとい
う不都合がある。
【0008】また、ビット線45がキャパシタ上部電極
49とメタル配線51間に挟まれたかたちで存在してい
るため、ビット線45の充放電時にビット線45からキ
ャパシタ上部電極49やワード線47に干渉を及ぼし、
これが干渉雑音として現われると共に、ワード線47に
印加する電圧を高レベルにした時においても、ビット線
45に干渉雑音がのるという問題がある。これら干渉雑
音は、ビット線45に絡んで発生し、データを劣化させ
るという不都合を引起し、特に、今回対象としているオ
ープンビット線構造を用いた場合において顕著である。
【0009】また、従来における半導体メモリ装置の場
合、シリコン基板42上に配線を幾層も積み重ねるた
め、シャント用メタル配線51とシリコン基板42間の
距離mが増大化する。一般に、シャント用メタル配線5
1は、周辺回路との結線等にも使用されるが、上記の如
くメタル配線51とシリコン基板42間の距離mが増大
すると、周辺回路におけるメタル配線51とシリコン基
板42間の低抵抗なコンタクト形成が困難になり、メタ
ル配線51の段差被覆性が悪くなる。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、例えば、オープンビ
ット線構造においてスタックトキャパシタの大容量化が
図れると共に、各配線間の干渉雑音の抑圧が図れ、メモ
リ装置自体の高集積化を促進することができる半導体メ
モリ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基体15上の
半導体層1にメモリセルMC1 及びMC2 が形成されて
なる半導体メモリ装置Aにおいて、上記半導体層1の下
部に、第1絶縁層10を介して形成され、かつメモリセ
ルMC1 及びMC2 と電気的に接続されるビット線2を
有すると共に、このビット線2の下部に、第2絶縁層1
0(26)を介して帯状のビット線シールド用導電体1
2を有し、このビット線シールド用導電体12は各ビッ
ト線2間を貫通して第1絶縁層10に向かって突出し、
このビット線シールド用導電体12に、ビット線シール
ド用電源を上記基体15の裏面から供給して構成する。
また本発明は、上記半導体メモリ装置Aにおいて、基体
15がシリコン基板13及び15を貼り合わせて形成さ
れた構成とするを可とする。
【0012】
【作用】上述の本発明の構成によれば、ビット線2をス
イッチング素子Tr1 及びTr2 が形成される半導体層
1の下部に第1絶縁層10を介して形成するようにした
ので、メモリセルMC1 及びMC2 のワード線4a及び
4bとビット線用のコンタクト部分3との短絡のおそれ
がなくなり、これに伴ない、両者間の合せ余裕が不要と
なり、その分だけメモリセルMC1 及びMC2 の面積を
縮小化できる。
【0013】また、スタックトキャパシタC1 及びC2
の形成に際して、ビット線用のコンタクト部分3を回避
する必要がないため、メモリセルMC1 及びMC2 内に
おけるスタックトキャパシタC1 及びC2 の占有部分を
大きくしてセル容量を大きくすることができ、メモリセ
ルMC1 及びMC2 の面積を縮小化しても、所定のセル
容量を確保することができる。
【0014】また、メモリセルMC1 及びMC2 の上部
にビット線2が形成されないため、ビット線2及びビッ
ト線2とメタル配線32間に形成される層間絶縁層の厚
み分だけ、メモリセルMC1 及びMC2 側のメタル配線
32とシリコン基板15との離間距離Dが小さくなる。
その結果、メタル配線32の周辺回路への結線における
低抵抗化を促進させることができると共に、メタル配線
32の段差被覆性が良好となる。
【0015】また、ビット線2とワード線4a、4b間
の距離を増大化させても、メモリセルMC1 及びMC2
上部のステップカバレージ等には影響がないため、上記
増大化が達成でき、しかも、メモリセルMC1及びMC
2 上部にビット線2が存在しないことから、ビット線2
からワード線4a、4bやスタックトキャパシタC1
2 に及ぼす干渉雑音及びワード線4a、4bの電位状
態によるビット線2の干渉雑音並びに寄生容量が低減化
される。
【0016】また、各ビット線2間にビット線シールド
用の導電体12を各ビット線2間を貫通して第1絶縁層
10に向かって突出して介在させるようにしたので、ビ
ット線2間の干渉雑音を抑圧でき、データの劣化の防止
が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図11を参照しながら本発明の
実施例を説明する。
【0018】図1は、本実施例に係る半導体メモリ装置
A、特にDRAMの要部を示す平面図、図2は、図1に
おけるA−A線上の断面図、図3は、図1におけるB−
B線上の断面図である。
【0019】このメモリ装置Aは、図1に示すように、
SiO2等からなる絶縁層に囲まれた素子形成領域1の中央
部分において、横方向に延びるビット線(破線で示す)
2とのコンタクト部分3を対称として左右に、上下方向
に延びる2本のワード線4a及び4bが形成されてな
り、図2に示すように、一方のワード線4aと、コンタ
クト部分3におけるN型のソース・ドレイン領域5c及
び図面上、ワード線4a右側のN型のソース・ドレイン
領域5aとで構成されたスイッチング素子Tr1 上に絶
縁層6を介して蓄積ノードとなる多結晶シリコン層によ
る1つの電極(以下、単に蓄積ノード電極と記す)7a
が形成され、この蓄積ノード電極7aと上記ソース・ド
レイン領域5aとが電気的に接続されている。また、他
方のワード線4bと、コンタクト部分3におけるソース
・ドレイン領域5c及び図面上、ワード線4b左側のN
型のソース・ドレイン領域5bとで構成されたスイッチ
ング素子Tr2 上に絶縁層6を介して蓄積ノード電極7
bが形成され、この蓄積ノード電極7bと上記ソース・
ドレイン領域5bとが電気的に接続されている。
【0020】また、蓄積ノード電極7a及び7bを含む
上面には、SiO2やSiN 等の薄膜の誘電体膜8を介して多
結晶シリコン層による共通電極のセルプレート電極9が
形成され、これらセルプレート電極9、誘電体膜8及び
蓄積ノード電極7a、7bとで、夫々スタックトキャパ
シタC1 及びC2 が構成されている。
【0021】そして、これらスイッチング素子Tr1
Tr2 及びスタックトキャパシタC1 、C2 で夫々2つ
のメモリセルMC1 、MC2 が構成され、このメモリセ
ルMC1 並びにMC2 が、図1に示すように、ワード線
4a、4bとビット線2の交差点のすべてに形成されて
所謂オープンビット線方式の配列となっている。
【0022】しかして、本例においては、図2に示すよ
うに、素子形成領域1下に絶縁層10を介してビット線
2が形成され、このビット線2と素子形成領域1内のソ
ース・ドレイン領域5cとが例えばpoly plug
技術による多結晶シリコン層11により電気的に接続さ
れて、ビット線2用のコンタクト部分3が素子形成領域
1直下に形成されたかたちとなっている。また、図3に
示すように、各ビット線2間には、夫々絶縁層10を介
して多結晶シリコン層によるシールド電極12がビット
線2に沿って形成されている。このシールド電極12
は、上記絶縁層10下に形成された多結晶シリコン層1
3と該多結晶シリコン層13から夫々ビット線2間の絶
縁層10に向って上方に突出する帯状の電極部14とか
ら成る。そして、このシールド電極12は、多結晶シリ
コン層13直下のシリコン基板15の裏面から供給され
る電位Vcc又はVssによって電気的に固定される。
【0023】次に、本例に係る半導体メモリ装置Aの製
造方法を図4〜図11に基いて説明する。尚、図1及び
図2と対応するものについては同符号を記す。
【0024】ここで、図4〜図7で示す工程経過図は、
図3と同じ方向の断面を対象にして示すもので、図8〜
図11で示す工程経過図は、図2と同じ方向の断面を対
象にして示すものであり、この製造方法の説明では、図
4〜図7並びに図8〜図11を夫々並行して参照しなが
ら説明する。
【0025】まず、図4A及び図8Aに示すように、シ
リコン基板21上の所定箇所、本例では素子分離領域と
なる部分のシリコン表面を例えば2000Å程度選択的
にエッチング除去して凹部22を形成したのち、全面に
熱酸化を施して全面に熱酸化膜(図面上、シリコン表面
から破線までの厚みに相当する)23を形成する。その
後、例えばCVD法により、SiO2からなる絶縁層24を
形成する。以下、上記熱酸化膜23と絶縁層24を含め
て単に絶縁層10と記す。
【0026】次に、図4B及び図8Bに示すように、シ
リコン基板21上の素子形成領域1となる部分の各中央
部分に上記絶縁層10を貫通する開口25を夫々1つず
つ設ける。その後、これら開口25を埋めるように全面
に多結晶シリコン層11をCVD法等により形成したの
ち、エッチバックして、各開口25内に多結晶シリコン
層11を埋め込む(poly plug技術)。その
後、全面にビット線用のタングステン(W)ポリサイド
層2とSiO2からなる絶縁層26を順次積層したのち、同
一マスクにてカットし、各開口25内に埋め込まれた多
結晶シリコン層11上にタングステン(W)ポリサイド
層2と絶縁層26を残す。このとき、タングステン
(W)ポリサイド層2がビット線2となる。
【0027】次に、図4Cに示すように、全面にSiO2
を形成したのち、エッチバックして、ビット線2の側壁
にSiO2膜27を形成する。即ち、サイドウォール27を
形成する。このとき、絶縁層10の上面に凹部28が形
成できるように、オーバーエッチぎみに上記エッチバッ
クを行なう。
【0028】次に、図5A及び図9Aに示すように、全
面に多結晶シリコン層13を堆積したのち、該多結晶シ
リコン層13の表面を既知の平坦化技術(例えばポリッ
シング等)により平坦化する。この多結晶シリコン層1
3は、ビット線2のサイドオォール27間にも堆積さ
れ、図3で示すビット線2間の干渉雑音を抑圧するシー
ルド電極12を構成する。
【0029】次に、図5B及び図9Bに示すように、平
坦化された多結晶シリコン層13の端面に別のシリコン
基板15を貼り合せたのち、他方のシリコン基板21の
裏面から選択研磨を行なう。この選択研磨は、絶縁層1
0が露出するまで行なう。この選択研磨によって、絶縁
層10で囲まれた島状のシリコン薄層、即ち素子形成領
域1が形成されると共に、該絶縁層10による素子分離
領域28が形成される。
【0030】次に、図6A及び図10Aに示すように、
全面に熱酸化を施して、素子形成領域1の表面に薄い熱
酸化膜、即ちゲート絶縁膜29を形成したのち、多結晶
シリコン層によるワード線4a及び4bをパターニング
により形成する。その後、ワード線4a及び4bをマス
クとして例えばN型の不純物をイオン注入して素子形成
領域1に夫々3つのソース・ドレイン領域5a、5b及
び5cを形成する。この時点でスイッチング素子Tr1
及びTr2 が形成される。
【0031】次に、図6B及び図10Bに示すように、
全面にSiO2等からなる絶縁層6を形成したのち、ソース
・ドレイン領域5a及び5bに対応する箇所に該絶縁層
6を貫通する開口30を形成する。その後、2層目の多
結晶シリコン層を全面に形成したのち、パターニングし
て、蓄積ノード電極7a及び7bを形成する。このと
き、蓄積ノード電極7a及び7bは、その間の距離dが
ビット線2のコンタクト部分3の開口幅Wとほぼ同じ
か、やや広い程度にまで比較的広く形成される。
【0032】次に、図7及び図11に示すように、蓄積
ノード電極7a及び7bを含む全面に薄膜の誘電体膜8
を例えば減圧CVD法等により形成したのち、該誘電体
膜8上に多結晶シリコン層からなる共通電極のセルプレ
ート電極9を形成する。
【0033】そして、図2及び図3に示すように、全面
にSiO2等からなる層間膜31を形成したのち、ワード線
4a及び4bの低抵抗化を図るためのシャント用のメタ
ル配線32をパターニングにより形成して本例に係る半
導体メモリ装置Aを得る。尚、これら図2及び図3で
は、上記図7及び図11における絶縁膜10、26及び
27を一括して絶縁膜10として表示した。
【0034】上述の如く、本例によれば、ビット線2を
絶縁層10を介して素子形成領域1の下に形成するよう
にしたので、ビット線用のコンタクト部分3とワード線
4a及び4bとの短絡のおそれがなくなる。これによ
り、両者間の合わせ余裕が不要となり、その分だけメモ
リセルMC1 及びMC2 の面積を縮小化できる。
【0035】また、スタックトキャパシタC1 及びC2
の形成に際して、ビット線用のコンタクト部分3を回避
する必要がないため、メモリセルMC1 及びMC2 内に
おける各スタックトキャパシタC1 及びC2 の占有部分
を大きくでき、それに伴ないセル容量を大きくすること
ができ、メモリセルMC1 及びMC2 の面積を縮小化し
ても、所定のセル容量を確保することができる。
【0036】また、メモリセルMC1 及びMC2 の上部
にビット線2が形成されないため、ビット線2及びビッ
ト線2とメタル配線32間に形成される層間絶縁層(図
12の層間絶縁層52参照)の厚み分だけ、メモリセル
MC1 及びMC2 側のメタル配線32とシリコン基板1
5との離間距離D(図2参照)が小さくなる。その結
果、メタル配線32の周辺回路への結線における低抵抗
化を促進させることができると共に、メタル配線32の
段差被覆性が良好となる。
【0037】また、ビット線2とワード線4a、4b間
の距離を増大化させても、メモリセルMC1 及びMC2
上部のステップカバレージ等には影響がないため、上記
増大化が達成でき、しかも、メモリセルMC1及びMC
2 上部にビット線2が存在しないことから、ビット線2
からワード線4a、4bやスタックトキャパシタC1
2 に及ぼす干渉雑音及びワード線4a、4bの電位状
態によるビット線2の干渉雑音並びに寄生容量が低減化
される。
【0038】また、各ビット線2間にビット線シールド
用の導電体12を各ビット線2間を貫通して絶縁層10
に向かって突出して介在させるようにしたので、ビット
線2間の干渉雑音を抑圧でき、干渉雑音によるデータの
劣化を防止することができる。
【0039】以上のことから、本例に係る半導体装置A
によれば、メモリセルMC1 及びMC2 の面積の縮小
化、セル容量の増大化、各配線間の干渉雑音の抑圧が図
れ、集積度並びに信頼性の高い半導体メモリ装置Aを得
ることができる。
【0040】上記実施例は、オープンビット線構造のD
RAMに適用した例を示したが、もちろん折り返しビッ
ト線構造のDRAMにも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る半導体メモリ装置によれ
ば、オープンビット線構造において、スタックトキャパ
シタの大容量化が図れると共に、各配線間の干渉雑音の
抑圧が図れ、半導体メモリ装置自体の高集積化並びに高
信頼性化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る半導体メモリ装置の要部を示す
平面図。
【図2】図1におけるA−A線上の断面図。
【図3】図1におけるB−B線上の断面図。
【図4】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図3と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
1)。
【図5】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図3と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
2)。
【図6】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図3と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
3)。
【図7】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図3と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
4)。
【図8】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図2と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
1)。
【図9】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法を
図2と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(その
2)。
【図10】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法
を図2と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(そ
の3)。
【図11】本実施例に係る半導体メモリ装置の製造方法
を図2と同じ断面方向を対象にして示す工程経過図(そ
の4)。
【図12】従来例に係る半導体メモリ装置を示す構成
図。
【符号の説明】
A 半導体メモリ装置 MC1 及びMC2 メモリセル Tr1 及びTr2 スイッチング素子 C1 及びC2 スタックトキャパシタ 1 素子形成領域 2 ビット線 3 コンタクト部分 4a及び4b ワード線 5a〜5c ソース・ドレイン領域 6及び10 絶縁層 7a及び7b 蓄積ノード電極 8 誘電体膜 9 セルプレート電極 11及び13 多結晶シリコン層 12 シールド電極 14 電極部 15 シリコン基板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−89559(JP,A) 特開 平2−35771(JP,A) 特開 平2−240949(JP,A) 特開 昭63−283157(JP,A) 特開 平4−217361(JP,A) 特開 平4−118967(JP,A) 特開 平4−94160(JP,A) 特開 平2−60163(JP,A) 特開 平1−225353(JP,A) 特開 平1−179449(JP,A) 特開 平1−149452(JP,A) 特開 昭64−67956(JP,A) 特開 昭63−269565(JP,A) 特開 昭63−232459(JP,A) 特開 昭63−232458(JP,A) 特開 昭63−157463(JP,A) 特開 昭61−88554(JP,A) 特開 昭60−227461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04 H01L 27/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上の半導体層にメモリセルが形成さ
    れてなる半導体メモリ装置において、 上記半導体層の下部に、第1絶縁層を介して形成され、
    かつ上記メモリセルと電気的に接続されるビット線を有
    すると共に、該ビット線の下部に、第2絶縁層を介して
    帯状のビット線シールド用導電体を有し、該ビット線シ
    ールド用導電体は各ビット線間を貫通して第1絶縁層に
    向かって突出し、該ビット線シールド用導電体に、ビッ
    ト線シールド用電源を上記基体の裏面から供給すること
    を特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 上記基体は、シリコン基板を貼り合わせ
    て形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体メモリ装置。
JP02414488A 1990-09-10 1990-12-26 半導体メモリ装置 Expired - Fee Related JP3128829B2 (ja)

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