JP3128204B2 - 円板体の放出装置 - Google Patents

円板体の放出装置

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JP3128204B2 JP09032548A JP3254897A JP3128204B2 JP 3128204 B2 JP3128204 B2 JP 3128204B2 JP 09032548 A JP09032548 A JP 09032548A JP 3254897 A JP3254897 A JP 3254897A JP 3128204 B2 JP3128204 B2 JP 3128204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、投入されたバラ
積み状態の円板体を、外部に一個づつ送り出すための、
円板体の放出装置に関する。具体的には、本発明は、貨
幣である円板形のコイン、あるいは、ゲーム等に使用さ
れる円板形のメダルなど、バラ積みに投入された、同一
種類の円板体を、強制的に一個づつ送り出すための、円
板体の放出装置に関する。さらに具体的には、本発明
は、特定のメダルを使用するゲーム装置に配置して、使
用しているメダルが、真正であるか否かを判断して、特
定のメダル以外のメダルを排除するのに好適な、円板体
の放出装置に関するものである。
【従来の技術】 これまで、円板体の放出装置として
は、種々のものが開発されている。たとえば、特公昭6
3−36040(特願昭60−122626)号公報に
は、円板体である硬貨の投出装置が開示されている。
【0002】この硬貨投出装置を、図8を参照しつつ、
概略説明すると、多数の硬貨を収容するホッパと、この
ホッパの下端に設けられて基板4上に固定された円筒形
ケース2と、この円筒形ケース2内で同心的に回転し得
るよう基板4上に設けられた硬貨の送り円板5と、この
硬貨送り円板5を回転する駆動装置とを具え、硬貨送り
円板5に、投出すべき硬貨が入り得る寸法の複数個の硬
貨受け孔11が、円周方向に互に離間して貫通して設け
られ、各隣接する硬貨受け孔11間で、硬貨送り円板5
の下面に突出する硬貨送り腕12が、硬貨受け孔11の
ほぼ中心を結ぶ円まで半径方向に延長して設けられ、こ
れにより硬貨受け孔11に入った硬貨が、硬貨送り円板
5の回転にともなって硬貨送り腕12によって基板4上
に送られるよう構成され、円筒形ケース2の周壁の一部
の下端部に出口孔13が設けられ、前記送り腕12によ
って基板4上に押し進められる硬貨を、前記出口孔13
に案内する出口案内部材14が、前記出口孔13の下流
で基板4上に設けられた硬貨投出装置に関する。
【0003】そして、図8の硬貨投出装置は、前記硬貨
送り円板5の硬貨受け孔11と同数の送り羽根16が半
径方向に放射状に延長して設けられたスクレーパ15
が、その送り羽根16の先端部が前記円筒ケース2の周
壁下端部に前記出口孔13と連続して設けられた開口1
3aを経て円筒ケース2内の硬貨送り円板5の下側に各
隣接硬貨受け孔11間で突出するよう、前記円筒形ケー
ス2外に位置する回転軸17上に前記スクレーパ15の
中央部が取付けられ、このスクレーパ15が前記硬貨送
り円板5と同期回転されるよう、前記スクレーパ回転軸
17が前記駆動装置に連結され、前記円筒形ケース2内
において前記硬貨送り円板5の各硬貨送り腕12と前記
スクレーパ15の各送り羽根16とが協働して、硬貨A
を前記出口案内部に向けて押し進めるような、硬貨送り
腕12と送り羽根16との相対的位置で、前記硬貨送り
円板5と前記スクレーパ15とがそれぞれの回転軸1
0、17に取付けられていることを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
したような、円板体の放出装置には、これまで、硬貨あ
るいはメダルを、真正であるか、疑似であるかを、判定
チェックして、疑似物を排除するという、円板体の放出
装置はなかった。とくに近年、ビデオゲームの進展とと
もに、ゲームセンターが林立することになって、種々の
ゲーム装置に、種々のメダルが多量に使用されており、
他店で使用されている種々のメダルが、混入してくると
いう問題があった。具体的には、特定のメダルを使用し
ているメダル・ゲーム装置に、他のメダル・ゲーム装置
で使用しているメダルが混入して、混乱するという問題
があった。本発明は、上述の諸問題を解消する目的から
開発されたもので、使用される硬貨あるいはメダルが、
真正であるか疑似であるかを、判定チェックして、疑似
物をキャンセルすることができる、新規な円板体の放出
装置を提供することにある。加えて、本発明は、装置の
主要部分をそれぞれ樹脂成型品にして、装置部品数を低
減すると共に、装置全体を軽量化し、さらに装置の組み
立て解体を容易にする等を目的に開発されたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、窪み(61)
を有するベース部(4)と、複数個の円板体(M)を収
納するためのヘッド(53)と、前記窪み(61)内に
配置されて、前記ヘッド内から前記円板体を一個ずつ押
し出すための回転自在なディスク(5)と、このディス
クによって押し出される前記円板体を外方向にガイドす
るための規制ピン(34)と、を備えている円板体の放
出装置であって少なくとも、前記規制ピンの先端部(3
4A)が錐形であると共に、この錐形の中心軸線(34
E)が前記ベース部(4)に対して傾斜していることを
特徴とした放出装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を其の実施について
添付の図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明にお
いて従来例とほぼ同様な部分には、図8において使用さ
れた参照数字などが使用されている。
【0007】図1は、本発明による一実施例を、概略的
に示す斜視図であり、図2は、図1を分解して、下方の
要部を示す斜面図であり、図3は、図1の中央の要部を
示す斜視図であり、さらに図4は、図1の上方の要部を
示す斜面図である。図5は、図3の平面図であり、図6
は図5の要部を示す断面図であり、図7は、図3の動作
を説明するための要部断面図である。図1の下方に示さ
れる平らな箱形のものは台ケース51で、樹脂成形品か
らなり、この台ケース51の内部には、図2に概略的に
示されるように、電気モータ71が収納されると共に、
この電気モータ71によって回動される、樹脂製のギア
列が収納されている。
【0008】このギア列機構を概略説明すると、図2の
右側の回転軸17を回転するためのギア72は、アイド
ルギア73を介在して、駆動ギア74と噛み合い、図2
の左側の回転軸10を回転するためのギア75は、直接
的に駆動ギア74と噛み合っている。したがって、一対
の回転軸10、17は、互いに反対方向に回転すると共
に、同期して回転することになる。図1の台ケース51
の上にある、同様な箱形のものは蓋ケース52で、これ
もプラスチック成形品からなり、この蓋ケース52は、
台ケース51の上に載置されて、図示を省略したが、台
ケース51の下方から挿入される、複数個の長手のネジ
によって固定される。
【0009】なお、図2の角部などに示される76は、
ネジを下方から貫通するための孔である。蓋ケース52
は、図3に概略的に示されるように、蓋ケース52の頂
部であるベース部4には、ほぼ8の字形の窪みが形成さ
れ、上方の円形の窪み61には、ディスク5が回転自在
にほぼ収納され、下方の円形の窪み62には、樹脂製で
あるY字形のワイパ15が回転自在に収納されている。
なお、ディスク5の回転軸10と、ワイパ15の回転軸
17とは、図2で説明したように、ギア列機構を介在し
て、電気モータ71などにより、同期して駆動されると
共に、互いに反対方向に回転される。
【0010】また、回転軸17の中央には、図2の右サ
イドに示されるように、三個の突片50をもつリングが
外装されている。これらの突片50は、たとえば、ワイ
パ15の羽根の間に位置するように配設されて、センサ
49により検知される。これらのセンサ49と突片50
とによって、ワイパ15の回転スピードの増減が、正確
に検出されることになる。図3において、左右の窪み6
1、62を連通する通路13のやや上方には、一対の規
制ピン34(後記する図6を参照)が弾性に抗して、出
没自在になるように配設されていると共に、通路13の
右サイドには、ローラなどのガイド体14が弾性に抗し
て、動き自在に配設されている。図3の窪み62の上方
には、細長いガイド片63がスライド自在に配設されて
いる。ガイド片63の左端は枢軸64され、右端はスプ
リング65(図5を参照)によって、ワイパ15方向に
引き付けられている。
【0011】さらに、図3において、窪み62の左サイ
ドには、排除口56が下ななめに形成されており、窪み
62の下サイドには、放出口55のための、円弧形にな
るゲート66が昇降自在に、すなわち、開閉自在に配設
されている。ゲート66は、ソレノド77のプランジャ
67(後記する図7を参照)によって、昇降がコントロ
ールされる。また、ゲート66の上面には、ガイドのた
めの突条68が円弧形に形成されている。図1上方の大
きな筒形のものは、図4の(A)に示されるように、コ
イン、メダルなどの円板体を収納するヘッド53で、プ
ラスチック成形品からなり、蓋ケース52に取り付け自
在になる。すなわち、図3の蓋ケース52の左サイド
の、上に突出して形成されたリング部81に、ヘッド5
3の下方開口のフランジに形成された、小さな突起82
(図4(A)を参照)を嵌合すると共に、図3の蓋ケー
ス52の上サイドに、スプリング(図示を省略)を介在
して上に突出される、起伏自在なフック83によって、
ヘッド53は蓋ケース52に取り付けられる。
【0012】図1右のやや小さな箱形のものは、図4の
(B)に概略的に示されるように、CPU、電子部品用
のプリント基板など(図示を省略)を収納する蓋体54
で、これもプラスチック成形品からなり、蓋ケース52
に取り付け自在になる。すなわち、図4(B)に示され
るように、蓋体54の右底に、長いピン軸84を貫通し
ておき、このピン軸84を、蓋ケース52の右サイドに
形成される、一対の軸受け85に嵌合して、蓋体54を
開閉自在に取り付け、図示を省略したピン軸84のスプ
リングによって、蓋体54を蓋ケース52に固着する。
なお、図3において説明した規制ピン34は、図6に示
されるように、弾丸形であり、先端部34Aは円錐形に
なると共に、元端部34Bはやや大きな円板形になって
いる。図6に示されるように、この規正ピン34は、樹
脂製のベース部4に形成された円孔4A内に、ベース部
4の下方からスライド自在に挿入され、大きな元端部3
4Bによって抜け止めになる。
【0013】円孔4Aには、さらにスプリング34Cが
挿入されて、蓋板34Dがネジなどで固定される。した
がって、規正ピン34は、ベース部4に突出自在に設置
されることになる。この場合、図6に示されるように、
弾丸形の規正ピン34の先端部34Aの断面角度を90
度にする。言い換えると、規正ピン34の中心軸線34
Eに対する、円錐形の角度を45度にする。そして更
に、図6に示されるように、中心軸線34Eの傾きを、
ベース部4の表面に対して45度にすると、結果とし
て、先端部34Aの円錐母線とベース部4の表面との間
の角度が、90度になり、図6において、左から移動し
てくるメダルMをストップできることになる。なお、図
6において、右からくるメダルMの場合は、規正ピン3
4の先端部34Aが鈍角になるため、規正ピン34を通
過することになる。
【0014】また、規正ピン34は弾丸形であるため、
ベース部34に取り付けるときは、単に挿入するだけで
良く、先端形状による方向性を考える必要がないという
利点がある。加えて、図5の右下方に示される、二個の
点線の円形のものは、検出コイル69の一部で、蓋ケー
ス52の内側、すなわち、ベース部4の下に配設されて
いる。また、検出コイル69の他の一部は、図示を省略
したが、蓋体54の適所に配設されている。なお、これ
らの検出コイル69はそれぞれ、図示を省略した発振器
の一部を構成しており、メタルMが検出コイル69に近
づくと、検出コイル69のインピーダンスが変化し、結
果として、発振器の発振周波数、発振レベルが変化す
る。この変化は、円板体であるメダルMの直径、厚み、
材質によって異なる。
【0015】したがって、この変化分を、あらかじめ記
憶されている、真正メダルの基準値データと比較するこ
とによって、通過するメダルMが、真正か否かを、容易
に判定することが出来る。
【実施例】 ここで図1の実施例の使用時の動作を概略
説明する。まず、本装置に、所望の設定したいメダルを
指定枚数、たとえば、16枚を、図1のヘッド53に投
入する。つぎに、蓋体54の上板をネジ回しで取り外
し、この蓋体54内にある、これらメダルに関するデー
タの、メモリ書き込み用のスイッチS(図1を参照)を
オンする。あるいは、蓋体54の上板の適所に、小さい
貫通孔を開口しておき、ボールペンなどを挿入して、メ
モリ書き込み用のスイッチS(図1を参照)をオンす
る。
【0016】このオンによって、本装置が動作し、図1
において、設定用のメダルはヘッド53内から、蓋ケー
ス52のサイド端に開設された放出口55から放出され
ることになる。この動作により、設定用のメダルの基準
値データが、検出コイル69を介在して収集されて、蓋
体54内の図示略のメモリに書き込まれ、結果として、
メダルの指定枚数の払い出しによって、本装置の動作が
停止されると共に、所望メダルの基準値データの書き込
みが完了することになる。したがって、こののち、本装
置が使用されると、すなわち、多数個のメダルがヘッド
53内に投入されて、本装置が動作されると、真正なメ
ダルは、蓋ケース52のサイド端に開設された放出口5
5から放出され、疑似のメダルは、蓋ケース52のサイ
ド中央に開設された排除口56から放出されることにな
る。すなわち、上述の構成からなる本実施例は、ヘッド
53内に、円板体であるメダル群を投入してバラ積みに
し、ディスク5を電気モータ71などで回動すると、デ
ィスク5が、図5において、反時計方向に回転されるこ
とになる。
【0017】かくして、ヘッド53内の下方において、
バラ積み状態になっている、円板体のメダル群(図示を
省略)は、回転するディスク5の三個の貫通孔11内に
それぞれ積み重ねられ、最も下のメダルは、ベース部4
の表面をスライド移動し、二個の規制ピン34ならびに
ディスク5下面のアーム12(図3を参照)によって、
メダルは一個づつ、通路13に強制的に押し出されるこ
とになる。通路13に押し出されたメダルは、ローラの
ガイド体14を介在して、時計方向に回転するワイパ1
5の羽根によって、払い出されることになる。図5に示
されるように、ワイパ15の羽根によって払い出される
メダルMは、ガイド片63によって案内されつつ、スプ
リング65の弾性によって、ワイパ15に取り付けられ
た円リング60に押し付けられながら、さらに払い出さ
れることになる。したがって、円リング60は、磨耗の
少ない金属製が望ましい。
【0018】この状態のときに、すなわち、図5の状態
のときに、検出コイル69を介在してメダルMの真偽が
判定されることになる。検出コイル69を通過したメダ
ルMが、真正なメダルの場合には、ソレノイド77のプ
ランジャ67が動作して、図7の(B)に示されるよう
に、ゲート66が上昇して開口し、この開口内に、真正
のメダルM2が送り込まれて、放出口55に放出される
ことになる。検出コイル69を通過したメダルMが、真
正でない疑似のメダルの場合は、ソレノイド77のプラ
ンジャ67が動作せず、図7の(A)に示されるよう
に、ゲート66がそのままであるため、疑似のメダルM
1は、突条68にカイドされて、排除口56に放出され
ることになる。なお、真正なメダルM2のときに、ゲー
ト66を動作して、開口するようにしたのは、電気配線
の断線などで、装置に故障があったときのトラブルを、
未然に防止するためである。
【0019】また、実施例では、メダルの場合を説明し
たが、硬貨であっても良いことは勿論である。また、検
出コイル69などのチェック手段の性能を考慮すると、
複数種類の硬貨、あるいは複数種類のメダルであって
も、真正なものか否かが判断できるため、実施例のよう
に、同一種類のメダルのみに、限定する必要がないこと
は、勿論である。また、実施例のように、ガイド片63
の一端を枢軸64し、他端にスプリング65を配設する
ようにすると、メダルMの直径サイズに関係なく、メダ
ルMを円リング60に押し付けることが出来ることにな
る。なお、メダルMを基準となる円リング60に押し付
けて、検出コイル69を通過するようにしたから、メダ
ルMが真正なものか否かの判定が、正確になることは勿
論である。
【0020】また、図2に示されるように、センサ49
と突片50とを使用すると、時間とは関係なく、独立し
て、ワイパ15の回転を正確に検出できることになるた
め、時間制御ではなくメダルMのスピードに合わせて、
言い換えると、負荷による電気モータ71などの変動に
合わせて、ゲート66の開閉を正確にコントロールでき
ることになる。
【発明の効果】 以上のように、本発明の円板体放出装
置は、簡単な構成の付加によって、硬貨、メダルなどの
円板体を放出しながら、個々の円板体が、真正なもので
あるか否かを判断しつつ、真正な円板体のみを選択で
き、その他を排除できるという、大きな効果が得られ
る。とくに、本発明の装置は、店ごとに、種々のメダル
を大量に使用している、いわゆる、ゲーム・センターに
おいて、メダル・ゲーム装置に、他店のメダルが混入し
て混乱しても、他店のメダルの再使用を、未然に防止で
きるという、大きな効果が得られることになる。
【0021】加えて本装置の主要部分をそれぞれ樹脂成
型品にしたため部品数を大幅に低減できる効果がある。
また装置全体が軽量化されると共に装置の組み立て解体
が容易になるなど実用上の効果が大きい。とくに本発明
は規制ピンの先端部を錐形にし且つ錐形の中心軸線をベ
ースに対して傾斜したため、ある方向からくる円板体を
ストップでき逆方向からくる円板体を通過させることが
できる。すなわち本願発明を採用すると円板体の放出に
トラブルが生じた場合に送りディスクを逆回転して此の
トラブルを解消できることになる。また規制ピンを錐形
にしたから装置に取り付けるとき単に孔に挿入するだけ
で良いという利点がある。言い換えると規制ピンを斜め
に取り付けるときに先端部の形状による方向性を考える
必要が無いという大きな効果がある。加えて規制ピンの
先端部が錐形であるため楔形などに比べて加工が容易に
なる利点がある。また規制ピンの先端部は円錐形でなく
とも角錐形や台錐形などの錐形であれば良いことは勿論
である。なお円板体の放出トラブルは円板体の噛み込み
や複数円板体のブリッジなどによって生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例を、概略的に示す斜視
図である。
【図2】 図1の要部を示す斜面図である。
【図3】 図1の他の要部を示す斜視図である。
【図4】 図1のさらに他の要部を示す斜面図である。
【図5】 図3の平面図である。
【図6】 図5の要部を示す断面図である。
【図7】 図3の動作を説明するための要部断面図であ
る。
【図8】 従来例の正面図である。
【符号の説明】
M、M1、M2:メダル(円板体)、4:ベース部、
5:ディスク(ディスク手段を構成する)、10:回転
軸(ディスク手段を構成する)、15:ワイパ(ワイパ
手段を構成する)、17:回転軸(ワイパ手段を構成す
る)、34:規正ピン、49:センサ(回転検出手段を
構成する)、50:突片(回転検出手段を構成する)、
51:台ケース、52:蓋ケース、53:ヘッド、5
4:蓋体、69:検出コイル(チェック手段を構成す
る)、66:ゲート(ゲート手段を構成する)、67:
プランジャ(ゲート手段を構成する)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窪み(61)を有するベース部(4)と、
    複数個の円板体(M)を収納するためのヘッド(53)
    と、前記窪み(61)内に配置されて、前記ヘッド内か
    ら前記円板体を一個ずつ押し出すための回転自在なディ
    スク(5)と、このディスクによって押し出される前記
    円板体を外方向にガイドするための規制ピン(34)
    と、を備えている円板体の放出装置であって少なくと
    も、 前記規制ピンの先端部(34A)が錐形であると共に、
    この錐形の中心軸線(34E)が前記ベース部(4)に
    対して傾斜していることを特徴とした放出装置。
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