JP3127686B2 - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JP3127686B2
JP3127686B2 JP05303059A JP30305993A JP3127686B2 JP 3127686 B2 JP3127686 B2 JP 3127686B2 JP 05303059 A JP05303059 A JP 05303059A JP 30305993 A JP30305993 A JP 30305993A JP 3127686 B2 JP3127686 B2 JP 3127686B2
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stapler
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祐二 秋吉
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像記録装置から排出される記録シ−トを揃えて綴じる
シ−ト処理装置に関し、特にステープラがステープル作
業を行う位置に複数のシートを搬入するとともにステー
プルされたシートを前記搬入側と反対側から搬出する機
能を有するシート搬送装置を備えたシート処理装置に関
する。前記機能を有するシート処理装置は、例えば、記
録シ−トをステ−プラで中綴じをした後、その中綴じシ
ートを2つ折するための折り畳み位置に搬送する際に使
用される。
【0002】
【従来の技術】前記機能を有するシ−ト処理装置とし
て、従来、下記(J01)の技術が知られている。 (J01)(特開平3−221491公報に記載の技術) この公報にはシート処理装置が記載されており、そのシ
ート処理装置は、図8に示すように上下動可能なコンパ
イルトレイCで揃えられた複数のシートSに対してステ
ープラUで綴じ動作を行った後、ステ−プラUを移動さ
せて綴じ位置から退避させている。その後コンパイルト
レイCをシート排出位置(図8の二点鎖線参照)に下降
させてから、前記綴じられたシートSを綴じシート収容
部(スタックトレイ)Tに排出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術(J0
1)は下記の問題点がある。 (J011) コンパイルトレイCを上下に移動させる機
構が必要となる。 (J012) コンパイルトレイCでのステープル動作の
終了後、コンパイルトレイCからの綴じシートSの排出
までに、ステープラ移動動作に要する時間+トレイ下降
動作に要する時間とが必要となり、処理に時間がかか
る。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)コンパイルトレイの移動機構を設けることな
く、ステープル動作の後、綴じられたシートをコンパイ
ルトレイから迅速に排出できるようにすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】前記課題を解決するために、本出願の第1
発明のシ−ト処理装置は、重ねられた複数のシート
(S)にステープル針を打ち出す針打ち出し部(26
a)と、前記複数のシート(S)を貫通したステープル
針を折り曲げる針折り曲げ部(26b)とを有するステ
ープラ(26)と、このステープラ(26)がステープ
ル作業を行う位置に複数のシート(S)を搬入するとと
もにステープルされたシート(S)を前記搬入側の位置
と反対側の位置から搬出する機能を有するシート搬送装
置とを備えたシート処理装置において、下記の要件を備
えたことを特徴とする、 (Y01) 前記ステープラ(26)の針打ち出し部(2
6a)と針折り曲げ部(26b)とを別体に構成したこ
と、 (Y02) 前記針打ち出し部(26a)および針折り曲
げ部(26b)はそれぞれ、前記シート搬入側とシート
搬出側との間にシート通路を形成するように所定の間隔
で対向して配置されたシートガイド(20a,20b)と
連結されたこと。 (Y03) 前記針打ち出し部(26a)および針折り曲
げ部(26b)を、前記シート通路を挟んで対向して配
置された状態のまま、シート(S)の搬送方向と垂直な
方向に同時に移動させてそれらの位置を制御するステー
プラ位置制御手段。
【0007】また、本出願の第2発明のシ−ト処理装置
は、重ねられた複数のシート(S)にステープル針を打
ち出す針打ち出し部(26a)と、前記複数のシート
(S)を貫通したステープル針を折り曲げる針折り曲げ
部(26b)とを有するステープラ(26)と、このス
テープラ(26)がステープル作業を行う位置に複数の
シート(S)を搬入するとともにステープルされたシー
ト(S)を前記搬入側の位置と反対側の位置から搬出す
る機能を有するシート搬送装置とを備えたシート処理装
置において、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y01) 前記ステープラ(26)の針打ち出し部(2
6a)と針折り曲げ部(26b)とを別体に構成したこ
と、 (Y02) 前記針打ち出し部(26a)および針折り曲
げ部(26b)はそれぞれ、前記シート搬入側とシート
搬出側との間にシート通路を形成するように所定の間隔
で対向して配置されたシートガイド(20a,20b)と
連結されたこと。 (Y04) 前記針打ち出し部(26a)は移動可能に1
個配置され、針折り曲げ部(26b)は前記ステープル
作業位置に対応した複数の針折り曲げ部(26b)設置
場所にそれぞれ固定状態で配置されたこと、 (Y05) 前記針打ち出し部(26a)を、前記針折り
曲げ部(26b)に対向する平面内で、前記シート
(S)の搬送方向と垂直な方向に移動させて前記各針折
り曲げ部(26b)に対向する位置に移動させるステー
プラ位置制御手段。
【0008】(本発明の実施態様1)前記本発明のシー
ト処理装置の実施態様1は、前記第1発明又は第2発明
において下記の要件(Y011)を備えたことを特徴とす
る、 (Y011) 前記針打ち出し部(26a)および針折り曲
げ部(26b)のいずれか一方に連結されたシートガイ
ド(20a,20b)には、それに対向する他のシートガ
イド(20a,20b)との間のシート通路に出没可能な
ストッパ(46)が支持されたこと。
【0009】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。前述の特徴を備えた本出願の第1発明のシ−ト処
理装置のステープラ(26)は、重ねられた複数のシー
ト(S)をステープル針で綴じるための針打ち出し部
(26a)と針折り曲げ部(26b)とが別体に構成され
ている。そして、前記針打ち出し部(26a)および針
折り曲げ部(26b)にそれぞれ連結されたシートガイ
ド(20a,20b)は、前記シート搬入側とシート搬出
側との間にシート通路を形成するように所定の間隔で対
向して配置される。ステープラ位置制御手段は、前記シ
ートガイド(20a,20b)と連結されたステープラ
(26)の針打ち出し部(26a)および針折り曲げ部
(26b)を、前記シート通路を挟んで対向して配置さ
れた状態のまま、シート(S)の搬送方向と垂直な方向
に同時に移動させてそれらの位置を所定のステープル作
業位置に位置決めして保持する。シート搬送装置はその
シート搬入側から、ステープラ(26)がステープル作
業を行う位置に複数のシート(S)を搬送する。前記ス
テープラ位置制御手段により所定の位置に移動したステ
−プラの針打ち出し部(26a)および針折り曲げ部
(26b)は、前記ステープル作業位置に搬送された複
数のシート(S)を綴じる。
【0010】前記シート(S)を2箇所で綴じる場合に
は、前記ステープラ位置制御手段が、前記ステープラ
(26)の針打ち出し部(26a)および針折り曲げ部
(26b)を、前記シート通路を挟んで対向して配置さ
れた状態のまま、シート(S)の搬送方向と垂直な方向
に同時に移動させてそれらの位置を次のステープル作業
位置に位置決め保持する。そして、前記ステープラ(2
6)の針打ち出し部(26a)および針折り曲げ部(2
6b)により、前記シート(S)の2箇所目の綴じ作業
(ステープル作業)を行う。前記シート搬送装置はその
シート搬出路により、前記ステープラ(26)によりス
テープルされたシート(S)を前記ステープル作業位置
から搬出する。ステープル作業を行った後、ステープル
の退避やコンパイルトレイの上下動等を行うことなく、
シート(S)の排出作業を行うことができるので、綴じ
られたシート(S)の排出を速やかに行うことができ
る。
【0011】前述の特徴を備えた本出願の第2発明のシ
−ト処理装置は、重ねられた複数のシート(S)をステ
ープル針で綴じるための針打ち出し部(26a)と針折
り曲げ部(26b)とが別体に構成されている。そし
て、前記針打ち出し部(26a)および針折り曲げ部
(26b)にそれぞれ連結されたシートガイド(20a,
20b)は、前記シート搬入側とシート搬出側との間に
シート通路を形成するように所定の間隔で対向して配置
される。また、前記針打ち出し部(26a)は移動可能
に1個配置され、針折り曲げ部(26b)は前記ステー
プル作業位置に対応した複数の針折り曲げ部(26b)
設置場所にそれぞれ固定状態で配置されている。
【0012】前記ステープラ位置制御手段は、前記針打
ち出し部(26a)を、前記針折り曲げ部(26b)に対
向する平面内で、前記シート(S)の搬送方向と垂直な
方向に移動させて、前記複数の針折り曲げ部(26b)
設置箇所の中の1つに配置された針折り曲げ部(26
b)に対向させる。この状態で、シート搬送装置は、そ
のシート搬入側から複数のシート(S)を順次前記ステ
ープル作業位置に搬送する。このステープル作業位置に
搬送された複数のシート(S)は、ステープラ(26)
の前記対向する針打ち出し部(26a)及び針折り曲げ
部(26b)によって綴じられる。次に、前記ステープ
ラ位置制御手段は、前記針打ち出し部(26a)を、前
記針折り曲げ部(26b)に対向する平面内で、前記シ
ート(S)の搬送方向と垂直な方向に移動させて、他の
針折り曲げ部(26b)設置箇所に配置された針折り曲
げ部(26b)に対向させる。そして、その箇所におい
てステープル作業を行い、前記シート(S)を綴じる。
必要な箇所でのステープル作業を終了してから、シート
搬送装置は、そのシート搬出路により、前記ステープラ
(26)によりステープルされたシート(S)をステー
プル作業位置から搬出する。ステープル作業を行った
後、ステープルの退避やコンパイルトレイの上下動等を
行うことなく、シート(S)の排出作業を行うことがで
きるので、綴じられたシート(S)の排出を速やかに行
うことができる。
【0013】(本発明の実施態様1の作用)前記本発明
のシート処理装置の実施態様1は、前記針打ち出し部
(26a)および針折り曲げ部(26b)のいずれか一方
に連結されたシートガイド(20a,20b)には、それ
に対向する他のシートガイド(20a,20b)との間の
シート通路に出没可能なストッパ(46)が支持されて
いる。前記ストッパ(46)を前記シート通路に突出さ
せることによりてシート(S)の位置決めを行うことが
でき、前記ストッパ(46)をシート通路から退避させ
ることにより、シート(S)を通過させることができ
る。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1は本発明のシ−ト処理装置の実施例1
が複写機に連結された状態の側断面概略図である。図2
は同実施例1のステープル作業位置の説明図で、図2A
は平面図、図2Bは側断面図(図2AのIIB−IIB線断
面図)である。図3は同実施例1の排出ロール21の従
動ロール21b及びシート揃えロール21cの駆動機構の
説明図である。図4は同実施例1のステープラ位置制御
手段の説明図である。図5は同実施例1における前記ス
テープラ作業位置にシートを停止させるストッパの説明
図である。図6は前記図5に示すストッパの作動説明図
で、図6Aはストッパが非作動位置に保持された状態を
示す図、図6Bはストッパが作動位置に保持されされて
いる状態を示す図である。
【0015】図1において、シート処理装置Uは複写機
本体Fに連結されている。このシート処理装置Uの前記
複写機Fと接続する面(シート処理装置の一側面)に
は、複写機Fで複写された記録シートSを搬入するシー
ト搬入口1が配置されている。また、シート処理装置U
は前記シート搬入口1と反対側の面にシート排出口2、
および前記シート排出口2から排出されるシートを収容
するスタックトレイ3を有している。
【0016】前記シート搬入口1から搬入された記録シ
ートSは、シート搬送路切り換え部材4の切り換えによ
り、下側の第1搬送路6と、上側の第2搬送路7との何
れかに搬送ローラ8により搬送される。搬送ローラ8は
駆動ローラ8a及び従動ローラ8bにより構成されてい
る。前記第1搬送路6の先端部には搬送ローラ9が配置
されている。搬送ローラ9は駆動ローラ9aおよび従動
ローラ9bから構成されている。
【0017】また、前記第2搬送路7には、その先端部
に搬送ローラ11が設けられ、搬送ローラ11は駆動ロ
ーラ11aおよび従動ローラ11bから構成されている。
また、第2搬送路7の中途には搬送ローラ12が設けら
れ、搬送ローラ12は駆動ローラ12aおよび従動ロー
ラ12bから構成されている。
【0018】前記第1搬送路6及び第2搬送路7の搬送
先には、ステープル作業(シートの綴じ作業)を行うた
めに、複数のシ−トを揃えて収容するコンパイルトレイ
Cが水平に対し緩傾斜して配置されている。このコンパ
イルトレイCは、前記第1搬送路6および第2搬送路7
から搬入されるシートを載置し且つステープル作業位置
に搬入するためのシート支持板13を有している。この
シート支持板13によりシートをステープル作業位置に
搬入するシート搬入路が形成されている。このシート支
持板13の外端は前記スタックトレイ3の内端に隣接し
て配置されている。
【0019】前記シート支持板13の内端から所定距離
離れた位置には上下一対のシートガイド15,16(図
2B参照)が配置され、シートガイド15,16の前記
シート支持板13から離れた側の端縁(図1中、左端
縁)にはシートの端縁の位置決めを行うストッパ17
(図1参照)が設けられている。前記シートガイド1
5,16の前記シート支持板13に近い側の端縁に隣接
して搬送ローラ18が配置されている。この搬送ローラ
18は駆動ローラ18aおよび従動ローラ18bから構成
されている。前記ストッパ17と搬送ローラ18との間
には、前記上下一対のシートガイド15,16間に形成
されるシート通路に出没可能なもう一つのストッパ19
が設けられている。このストッパ19の前記上下一対の
シートガイド15,16間に形成されるシート通路に対
する出没はソレノイド(図示せず)によって行われる。
【0020】前記ストッパ17,19は、後述のステー
プラによりシートを中綴じする際のシートの位置決めを
行う部材である。ストッパ17はサイズの大きなシート
(例えばA3縦のシート)の位置決めに使用され、スト
ッパ19はサイズの小さなシート(例えばB4縦のシー
ト)を位置決めする際に使用される。前記シート支持板
13と搬送ローラ18との間には、上下一対のシートガ
イド20b,20a(図2B,4参照)が配置されてい
る。下側シートガイド20aと上側シートガイド20bと
の間の空間は、シート支持板13から搬送ローラ18へ
シートを通過させるためのシート通路を形成している。
前記符号13〜20bで示された要素及び図示しないシ
ート揃え用のタンパ(シートの幅方向の位置を揃える部
材)等から前記コンパイルトレイCが構成されている。
【0021】前記シート支持板13の外端部には前記ス
タックトレイ3の内端に隣接して排出ローラ21の駆動
ローラ21a(図1,2B参照)が配置されている。前
記第1搬送路6の先端部に配置された従動ローラ9b
(図1,2B,3参照)は、図3に示すようにフレーム
F1に回転自在に支持された回転軸22に固着されてい
る。図3において、この回転軸22の一端部にはギヤ2
2aが固着されている。また、回転軸22には、回転軸
22に対して回転可能に排出ローラ支持アーム23が支
持されている。この排出ローラ支持アーム23の先端部
には回転軸24が回転自在に支持されている。回転軸2
4には前記駆動ローラ21に当接可能な従動ローラ21
bが固着されている。この従動ローラ21bと前記駆動ロ
ーラ21a(図1,2B参照)とにより排出ローラ21
(図2B参照)が構成されている。
【0022】また図3において、回転軸24には、シー
ト揃えパドル21cが固着され、且つ前記ギヤ22aに噛
み合うギヤ24aがクラッチ24bを介して装着されてい
る。このクラッチ24bは常時はオフで、そのオフ時に
は回転軸24とギヤ24aとが一体的に回転するように
連結している。前記クラッチ24bがオンのときには回
転軸24とギヤ24aとは相対的回転がフリー(自由)
の状態となる。前記シート揃えパドル21cは前記従動
ローラ21bよりも半径の小さな円筒部とこの円筒部か
ら放射状に延びる複数の弾性シートとから構成されてい
る。そしてその弾性シートの外端縁は前記従動ローラ2
1bの外周面よりも外方に配置されている。
【0023】前記構成では、前記駆動ローラ9aが回転
すると、それに当接している従動ローラ9bが回転し、
このときギヤ22a及び24aが回転する。そのとき図3
から分かるように、前記クラッチ24bがオフであれ
ば、前記ギヤ24aとともに、回転軸24が回転するの
で、回転軸24に固着された従動ローラ21b及びシー
ト揃えパドル21cも一体的に回転する。このとき、排
出ローラ支持アーム23は前記回転軸22,24と回転
自在に連結されている。前記排出ローラ支持アーム23
の前記回転軸22の周囲は半円形に形成され、その周面
には歯車が形成されている。この歯車はモータ25の出
力軸に固着された出力歯車25aと噛み合っている。
【0024】従って図3において、モータ25が矢印A
1方向回転すると、前記排出ローラ支持アーム23は、
前記回転軸22周りに矢印A2方向に回転し、前記図1
に示す位置(シート支持板13から離れた位置)から図
2Bに示す位置(シート支持板13に接近した位置)と
の間で回動することができるようになっている。そし
て、図2Bに示す位置(シート支持板13上のシートに
対して従動ローラ21bが離れているがシート揃えパド
ル21cが接触する位置)において、クラッチ24bがO
FFの状態(回転軸24とギヤ24aとが結合状態)で
駆動ローラ9aが回転すると、図3から分かるように、
従動ローラ9b、回転軸22、歯車22a,24a、回転
軸24と共にシート揃えパドル21cが回転する。この
とき、シート揃えパドル21cはシートSを図2Bで左
方に移動させてシート揃えを行うように回転する。
【0025】図1,2,4において、ステープラ26
は、針打ち出し部26aと針折り曲げ部26bとが別体に
構成されている。針打ち出し部26aは前記下側シート
ガイド20aに連結され、針折り曲げ部26bは上側シー
トガイド20bに連結されている。針打ち出し部26aは
ロッド状の一対のガイド27,27(図2B参照)によ
って図2Aの矢印Y1−Y2方向に移動可能に支持されて
いる。また、針折り曲げ部26bはロッド状の一対のガ
イド28,28(図2B参照)によって図2A及び図4
の矢印Y1−Y2方向に移動可能に支持されている。
【0026】図4において、針打ち出し部26aの下流
側端部(シートの搬送方向Xの下流側端部)および針折
り曲げ部26bの下流側端部にはそれぞれタイミングベ
ルト29及び30に連結されている。タイミングベルト
29は、回転可能なプーリ軸31に固着されたタイミン
グプーリ32と、テンショナー33の回転ローラ33a
とによって支持されている。また、タイミングベルト3
0は、回転可能な前記プーリ軸31に固着されたタイミ
ングプーリ34と、テンショナー35の回転ローラ35
aとによって支持されている。前記プーリ軸31は、駆
動モータ36及び減速ギヤ37によって回転駆動される
ようになっている。そして、プーリ軸31が回転される
と、下側シートガイド20aに連結された針打ち出し部
26a及び上側シートガイド20bに連結された針折り曲
げ部26bは、同時に前記Y1−Y2方向に移動するよう
になっている。
【0027】図5,6において、前記上側シートガイド
20bには、前記針折り曲げ部26bの両側にそれぞれス
トッパ出入孔41が形成されている。また、下側シート
ガイド20aにも、前記ストッパ出入孔41に対応する
位置にストッパ出入孔42(図6参照)が形成されてい
る。図5,6において、上側シートガイド20bの上面
には、前記ストッパ出入孔41の外側にブラケット4
3、43(図5参照)が固定されている。これらのブラ
ケット43,43によってストッパ支持軸44が回転自
在に支持されている。このストッパ支持軸44には一対
のストッパ46,46が固定されている。前記各ストッ
パ46,46は前記ストッパ支持軸44の回転に伴って
揺動し、それらの先端部がそれぞれ、前記各ストッパ出
入孔41,41から下方に出入可能である。ストッパ4
6にはスプリング係止部46aが設けられている。この
スプリング係止部46aと前記上側シートガイド20bと
の間にはコイル状の引張バネ47が設けられている。こ
の引張バネ47によりストッパ46の先端部は通常前記
ストッパ出入孔41から下方のシート通路に突出した状
態に保持されるようになっている。
【0028】ストッパ支持軸44にはアーム48が回転
自在に支持されている。アーム48の中間部には前記ス
トッパ46と係合可能なピン49が設けられ、アーム4
8の自由端部にはリンク51の一端が回転自在に連結さ
れている。リンク51の他端はソレノイド52によって
進退する作動部材53に連結されている。図6Aに示す
ように、通常は前記引張バネ47により、ストッパ46
はその先端部が前記ストッパ出入孔41からシート通路
に突出する位置に保持されている。この引張バネ47に
よりストッパ46の係止部46aが引っ張られた状態で
は、ストッパ46の中間部に係合するピン49及びこの
ピン49を支持するアーム48は、図6Aで左方に押さ
れている。そして、この図6Aで左方に押されたアーム
48は時計方向に回転し、その自由端部によりリンク5
1及びソレノイド52の作動部材53を左方に引っ張っ
ている。前記リンク51の前記アームとの連結部はソレ
ノイドストッパ54に当接し、ソレノイド52の作動部
材53は、それ以上左方へは移動しないようになってい
る。この状態では、前記作動部材53は前進(ソレノイ
ド52から突出)している。
【0029】前記ソレノイド52が作動して前記作動部
材53が後退(図6Aで右方に移動)すると、前記アー
ム48が反時計方向に回転する。このとき図6Bに示す
ように、前記アーム48に支持されたピン49に係合す
るストッパ46は反時計方向に揺動して、その先端部は
前記上側シートガイド20bのストッパ出入孔41の上
方に収納される。この状態では、上側シートガイド20
b及び下側シートガイド20a間に形成されるシート通路
をシートが自由に通過できるようになる。
【0030】前記上下一対のシートガイド15,16
(図2B参照)によって形成されるシート通路には、図
1に示す前記ストッパ19の下流側(図1でストッパ1
9の左側)の位置に下方のシートセット折り畳み部に通
じる分岐路56が接続されている。この分岐路56の接
続部にはシート搬送路切換部材57が配置されている。
この分岐路56は前記ステープラ26で中綴じされた複
数のシートにより構成される中綴じシートセットを下方
のシートセット折り畳み部に搬送する際に使用される。
前記分岐路56の下流側に接続されたシートセット折り
畳み部58は、前記分岐路56から搬入される中綴じシ
ートセットをシートのサイズに応じて位置決め停止させ
るためのストッパ61,62を有している。なお、前記
ストッパ61は、シートサイズの大きい場合(例えばA
3の場合)のストッパで、固定配置されている。前記ス
トッパ62は、シートサイズの小さい場合(例えばB4
の場合)のストッパで、シートセットの通路に出入可能
に配置されている。
【0031】前記ストッパ61又は62で位置決め停止
された中綴じシートセットの中綴じ部分の位置に対応し
て、一対の中折り用ベルト装置63,64と、それらの
中折り用ベルト装置63,64間に中綴じシートセット
の中綴じ部を折り曲げながら押し込む折りプレート66
とが配置されている。折りプレート66はリターンバネ
67により常時中綴じシートセットの通路の外側の位置
(後退位置)に保持されているが、偏心カム68の回転
によって前進し、中綴じシートセットを前記中折り用ベ
ルト装置63,64間に押し込むように構成されてい
る。前記中折り用ベルト装置63,64で折り畳まれた
中綴じシートセットはシートセット排出路69通って、
中折りシート排出ローラ71に搬送される。この中折り
シート排出ローラ71は駆動ローラ71a及び従動ロー
ラ71bから構成されており、前記中折りシートセット
を中折りシートトレイ72に排出するようになってい
る。
【0032】(実施例1の作用)次に前述の実施例1の
作用を説明する。複数の記録シートSを端綴じする場合
には、前記シート搬送路切り換え部材4を図1に示す位
置に保持する。そして、排出ローラ支持アーム23は、
図1に示すように、シート支持板13から離れた位置に
保持する。また、前記ストッパ46は前記図6Aに示す
位置に保持しておく。また、前記ステープラ26は前記
駆動モータ36(図4参照)により、図2A、図4に示
すY1−Y2方向(記録シートSの幅方向)の中央の位置
に移動させておく。この状態では、前記シート搬入口1
から搬入された記録シートSは、シート搬送路切り換え
部材4により、下側の第1搬送路6により搬送される。
そして、前記第1搬送路6の先端部の搬送ローラ9から
搬送される記録シートSは前記符号13〜20b等によ
って構成されるコンパイルトレイCのシート支持板13
上に落下する。
【0033】前記記録シートSが前記搬送ローラ9を通
過してシート支持板13上に落下すると、前記モータ2
5(図3参照)により、排出ローラ支持アーム23を回
動させて図2Bに示す位置(シート揃えパドル21cが
シートに接触し且つ従動ローラ21bがシートに接触し
ない位置)に移動させる。この状態で前記搬送ローラ9
の駆動ローラ9aを回転させれば、シート揃えパドル2
1cが図2Bで時計方向に回転して、シート支持板13
上の記録シートSを左方に移動させる。この記録シート
Sはその幅方向の中央部に配置されたステープラ26の
両側に配置された前記ストッパ46,46に当接して位
置決めされる。このようにして、シート支持板13に搬
送された記録シートSの搬送方向の位置は前記ストッパ
46の位置に位置決めされる。また、記録シートSの幅
方向の位置は、図示しないシート揃え用のタンパにより
位置決めされる。
【0034】前述のようにして所要枚数の記録シートS
がコンパイルトレイCの所定の位置(端綴じ作業位置)
に位置決めされると、駆動モータ36を駆動して、ステ
ープラ26をY1−Y2方向(記録シートの幅方向)に移
動させる。そして、ステープラ26を所定の端綴じ位置
に移動させてから、端綴じ作業(ステープル作業)を行
う。なお、ステープラ26を端綴じ位置に予め配置した
状態でシートSを搬入した場合は、ステープラ26を移
動させることなく端綴じ作業を行う。前記ストッパ46
で記録シートSの位置決めを行った場合、それらの記録
シートの端を綴じることになるので、この場合の綴じ作
業は端綴じ作業である。綴じる箇所が複数箇所の場合
は、次の綴じ位置にステープラ26を移動させて綴じ作
業を行う。
【0035】このようにして複数の記録シートSをステ
ープラ26で端綴じすることにより端綴じシートセット
が形成される。この端綴じシートセットは、図1のシー
ト排出口2からスタックトレイ3に排出する。その排出
は次のようにして行う。図2Bにおいて、前記シートセ
ットの上面に前記排出ローラ21の従動ローラ21bを
当接させて、前記排出ローラ21の駆動ローラ21a及
び従動ローラ21bでシートセットを挟む。この状態
で、駆動ローラ21aを駆動して、前記端綴じシートセ
ットをシート排出口2からスタックトレイ3に排出す
る。前述の説明から分かるように、ステープル作業を行
った後、ステープルの退避やコンパイルトレイの上下動
等を行うことなく、シートの排出作業を行うことができ
るので、綴じられたシートの排出を速やかに行うことが
できる。
【0036】次に、例えば複数のB4サイズの記録シー
トSを中綴じして、中折りする場合には、シート搬入口
1から搬入される記録シートが第2搬送路7に搬送され
るように、前記シート搬送路切り換え部材4を図1に示
す位置から反時計方向に回動させる。そして、排出ロー
ラ支持アーム23は、図1に示すように、シート支持板
13から離れた位置に保持する。また、前記ストッパ4
6は前記図6Bに示す退避位置に保持し、前記ストッパ
19を前記シートガイド15,16間のシート通路内に
突出させておく。また、前記ストッパ62をシート通路
に突出させておく。また、前記ステープラ26は前記駆
動モータ36により、図2A、図4に示すY1−Y2方向
(記録シートSの幅方向)の中央の位置に移動させてお
く。この状態では、前記シート搬入口1から搬入された
記録シートSは、シート搬送路切り換え部材4により、
上側の第2搬送路7により搬送される。そして、前記第
2搬送路7の先端部の搬送ローラ11から搬送される記
録シートSは前記符号13〜20b等によって構成され
るコンパイルトレイCのシート支持板13上に搬送され
る。
【0037】前記記録シートSが前記搬送ローラ11に
より搬送され、シート支持板13上又はその上に載置さ
れたシート上を滑って、前記シートガイド20a,20b
間のシート通路を通り、搬送ローラ18に達する。搬送
ローラ18はさらに下流側に記録シートSを搬送する。
搬送ローラ18により搬送される記録シートSは前記ス
トッパ19に当接して位置決めされる。このようにし
て、第2搬送路7の搬送ローラ11から搬送された記録
シートSの搬送方向の位置は前記ストッパ19の位置に
位置決めされる。また、記録シートSの幅方向の位置
は、図示しないシート揃え用のタンパにより位置決めさ
れる。
【0038】前述のようにして所要枚数のB4サイズの
記録シートSがコンパイルトレイCの所定の位置(スト
ッパ19で位置決めされる中綴じ作業位置)に位置決め
されると、ステープラ26により中綴じを行う。中綴じ
位置が現在のステ−プラ26の位置と異なる場合には駆
動モータ36を駆動して、ステープラ26をY1−Y2方
向(記録シートの幅方向)に移動させる。そして、ステ
ープラ26を所定の中綴じ位置に移動させてから、中綴
じ作業(ステープル作業)を行う。中綴じ箇所が複数箇
所の場合は、次の中綴じ位置にステープラ26を移動さ
せて中綴じ作業を行う。
【0039】このようにして複数の記録シートSをステ
ープラ26で中綴じすることにより中綴じシートセット
が形成される。この中綴じシートセットは、前記シート
ガイド20a,20b間のシート通路を通過させ、図1の
分岐路56からシートセット折り畳み部58に搬送す
る。この搬送は次のようにして行う。前記ストッパ19
をシート通路から退避させるとともに前記シート搬送路
切換部材57を図1に示す位置から反時計方向に回転さ
せて、前記中綴じシートセットを分岐路56に導くよう
にする。この状態で前記搬送ローラ18を駆動すると、
前記中綴じシートセットは前記分岐路56からシートセ
ット折り畳み部58に搬送される。この場合、ステープ
ル作業を行った後、ステープルの退避やコンパイルトレ
イCの上下動等を行うことなく、コンパイルトレイCか
らのシートの排出作業を行うことができるので、綴じら
れたシートの前記コンパイルトレイCからの排出を速や
かに行うことができる。
【0040】前記シートセットは前記シートセット折り
畳み部58のストッパ62によって位置決め停止され
る。このシートセットの中綴じ部は前記中折り用ベルト
装置63,64の接触部に対向して配置される。この状
態で前記偏心カム68を回転させて、折りプレート66
を前進させると、前記シートセットの中綴じ部は、中折
りプレート66の先端によって中折りされながら前記中
折り用ベルト装置63,64間に押し込まれる。このよ
うにして折り畳まれたシートセット(中折りシートセッ
ト)は中折りシートセット排出路69を通って中折りシ
ートセット排出ローラ71に搬送され、さらに、中折り
シートトレイ72に排出される。
【0041】(実施例2)次に、図7により本発明のシ
ート処理装置の実施例2について説明する。図7は本発
明のシ−ト処理装置の実施例2の要部の説明図で、図7
Aは要部の斜視図、図7Bは前記図7Aの一部分の拡大
断面図である。この実施例2は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。 (S01) 前記実施例1のロッド状のガイド27,28
の代わりに、図7Bに示すガイド溝27a′,28a′を
有するガイド27′,28′を用いた点。 (S02) 前記ステ−プラ26の針打ち出し部26a及
び針折り曲げ部26bにそれぞれ、前記ガイド溝27
a′,28a′に嵌合する被ガイド部26cを設けた点。 (S03) 前記実施例1のタイミングベルト29,30
の代わりにタイミングベルト29′,30′を用いた
点。 (S04) タイミングベルト29′,30′の駆動機構
を図7Aに示すように構成した点。
【0042】図7A,7Bにおいて、針打ち出し部26
aおよび針折り曲げ部26bにはそれぞれタイミングベル
ト29′及び30′が連結されている。タイミングベル
ト29′は、回転可能なプーリ軸31′に固着されたタ
イミングプーリ32′と、テンショナー33′の回転ロ
ーラ33a′とによって支持されている。また、タイミ
ングベルト30′は、回転可能な前記プーリ軸31″に
固着されたタイミングプーリ34′と、テンショナー3
5′の回転ローラ35a′とによって支持されている。
前記プーリ軸31′は、図示しない駆動モータ及び減速
ギヤによって回転駆動されるにようになっており、ギヤ
38が固着されている。このギヤ38は前記プーリ軸3
1″に固着されたギヤ39と噛み合っている。そして、
プーリ軸31′が回転されると、ギヤ38,39及びプ
ーリ軸31″が回転する。そして、前記実施例1と同様
の下側シートガイド20a(図示せず)に連結された針
打ち出し部26a及び前記実施例1と同様の上側シート
ガイド20b(図示せず)に連結された針折り曲げ部2
6bは、同時に前記Y1−Y2方向に移動するようになっ
ている。この図7A,7Bに示した実施例2も、前記実
施例1と同様の作用を奏する。
【0043】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0044】(H01) 実施例1又は2において、針折
り曲げ部26bは複数個設けるとともにそれらを固定配
置することが可能である。この場合は針打ち出し部26
aのみを移動可能な構成とする。 (H02) 本発明は、端綴じ処理又は中綴じ処理をする
装置の両方を設けたシート処理装置の代わりに、それら
の一方のみを設けたシート処理装置に適用することも可
能である。
【0045】
【発明の効果】前述の本発明のシ−ト処理装置は、下記
の効果を奏することができる。 (O01)コンパイルトレイの移動機構を設けることな
く、ステープル動作の後、綴じられたシートをコンパイ
ルトレイから迅速に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のシ−ト処理装置の実施例1が
複写機に連結された状態の側断面概略図である。
【図2】 図2は同実施例1のステープル作業位置の説
明図で、図2Aは平面図、図2Bは側断面図(図2Aの
IIB−IIB線断面図)である。
【図3】 図3は排出ロール21の従動ロール21b及
びシート揃えロール21cの駆動機構の説明図である。
【図4】 図4は同実施例1のステープラ位置制御手段
の説明図である。
【図5】 図5は前記ステープラ作業位置にシートを停
止させるストッパの説明図である。
【図6】 図6は前記図5に示すストッパの作動説明図
で、図6Aはストッパが作動位置に保持されされている
状態を示す図、図6Bはストッパが非作動位置に保持さ
れた状態を示す図である。
【図7】 図7は本発明のシ−ト処理装置の実施例2の
要部の説明図で、図7Aは要部の斜視図、図7Bは前記
図7Aの一部分の拡大断面図である。
【図8】 図8は従来のシート処理装置の要部の説明図
である。
【符号の説明】
S…シート 20a,20b…シートガイド、26…ステープラ、26
a…針打ち出し部、26b…針折り曲げ部、46…ストッ
パ、
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 B42C 1/12 G03G 15/00 534

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ねられた複数のシートにステープル針
    を打ち出す針打ち出し部と、前記複数のシートを貫通し
    たステープル針を折り曲げる針折り曲げ部とを有するス
    テープラと、このステープラがステープル作業を行う位
    置に複数のシートを搬入するとともにステープルされた
    シートを前記搬入側の位置と反対側の位置から搬出する
    機能を有するシート搬送装置とを備えたシート処理装置
    において、下記の要件を備えたことを特徴とするシ−ト
    処理装置、 (Y01) 前記ステープラの針打ち出し部と針折り曲げ
    部とを別体に構成したこと、 (Y02) 前記針打ち出し部および針折り曲げ部はそれ
    ぞれ、前記シート搬入側とシート搬出側との間にシート
    通路を形成するように所定の間隔で対向して配置された
    シートガイドと連結されたこと。 (Y03) 前記針打ち出し部および針折り曲げ部を、前
    記シート通路を挟んで対向して配置された状態のまま、
    シートの搬送方向と垂直な方向に同時に移動させてそれ
    らの位置を制御するステープラ位置制御手段。
  2. 【請求項2】 重ねられた複数のシートにステープル針
    を打ち出す針打ち出し部と、前記複数のシートを貫通し
    たステープル針を折り曲げる針折り曲げ部とを有するス
    テープラと、このステープラがステープル作業を行う位
    置に複数のシートを搬入するとともにステープルされた
    シートを前記搬入側の位置と反対側の位置から搬出する
    機能を有するシート搬送装置とを備えたシート処理装置
    において、下記の要件を備えたことを特徴とするシ−ト
    処理装置、 (Y01) 前記ステープラの針打ち出し部と針折り曲げ
    部とを別体に構成したこと、 (Y02) 前記針打ち出し部および針折り曲げ部はそれ
    ぞれ、前記シート搬入側とシート搬出側との間にシート
    通路を形成するように所定の間隔で対向して配置された
    シートガイドと連結されたこと。 (Y04) 前記針打ち出し部は移動可能に1個配置さ
    れ、針折り曲げ部は前記ステープル作業位置に対応した
    複数の針折り曲げ部設置場所にそれぞれ固定状態で配置
    されたこと、 (Y05) 前記針打ち出し部を、前記針折り曲げ部に対
    向する平面内で、前記シートの搬送方向と垂直な方向に
    移動させて前記各針折り曲げ部に対向する位置に移動さ
    せるステープラ位置制御手段。
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