JP3127581B2 - インクジェット記録装置及び操作方法 - Google Patents
インクジェット記録装置及び操作方法Info
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- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/12—Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
置に関する。
には、放置によって顔料がインクタンクの底部に沈降し
てインク濃度が変化し不均一になる。このように放置に
よって濃度や温度、比重など物性が変化するインクを用
いて、インクジェット記録を行う場合には、インクを攪
はんする必要が生じる。
は、モーターで回転駆動される攪はん棒をインクタンク
内に設けて、攪はん棒の先端に取り付けられた攪はん部
材、たとえば、ファンをインク内で回したり、また、図
8に示す特公昭第60ー110458にあるように、マ
グネットスタラ124を用いて回転子123をインク内
で回転させ、機械的に渦巻のインク流を発生させて攪は
んするものがあった。
としては、特開昭第60ー137655や特開平3ー1
83561のようにヘッド内とインクタンクを循環させ
るインク流路のみを備え、ポンプによってインクを循環
させてヘッド内に発生した気泡をインクタンクに導き排
除するというものがあった。図9はその場合の流路を模
式的に現したもので、第1タンク113と供給室10
4、インクジェットヘッド101、102、103、供
給室105、ポンプ108を介してインクが循環するよ
うに流路が構成されている。ヘッド101、102、1
03あるいは供給室104、105の気泡を排除した
り、図には示されていないがノズルの目詰まりを解消す
るためにポンプ108によりインクを加圧してインク循
環またはノズルクリーニングを行うものである。
棒やマグネットスタラを用いた攪はん方法では、攪はん
のための装置、たとえば、攪はん棒や回転子、モータ
ー、マグネットを必要とするため記録装置が大型化して
しまう。さらに、コストが高くなる。
インクタンク内の流速差が大きく、攪はんされない部分
が発生する可能性が高いという課題を有していた。
環経路を用いてインクタンク内のインクの攪はんを行っ
た場合は、沈降し濃度の高いインクをヘッド内に循環さ
せなければならず、顔料のような色素を用いたインク場
合、インクジェットヘッド内の流路やノズルを目詰まり
させる可能性が高い。さらに、ヘッド内の流路は細密に
形成されるため、インクを循環するためには高いポンプ
圧を要するとともに、循環時間も長くする必要があると
いった課題を有していた。
記録装置は、インクタンク内のインクを均一にしかも短
時間で攪はんするために、ノズルよりインク滴を吐出し
て記録ドットを形成するインクジェット記録ヘッドと、
記録ヘッドに供給されるインクを貯蔵するインクタンク
と、記録ヘッドとインクタンクを連結する第1供給流路
と、第1供給流路に設けられた弁と、弁或いは弁より上
流側において第1供給流路の途中から分岐してインクタ
ンクと連結する第2供給流路と、分岐点より上流側の流
路に取り付けられたポンプとを備えたことを特徴とす
る。
て、弁は、非印字時において、該弁を選択的に動作させ
る事により第1供給流路へのインク流量を遮断し、第2
供給流路にインクを流動させて、インクタンク内のイン
クを循環させることを特徴とする。
て、インクタンクと前記インクジェットヘッドを連結さ
せる第3供給流路をさらに備えたことを特徴とする。
説明する。
合の実施例を示す斜視図である。
形成されたインクジェットヘッド1は、インクを供給す
るための第1及び第3供給流路9、6が取り付けられて
あり、インクが循環可能にインク流路が形成されてい
る。第1及び第3供給流路10、6はインクタンク3に
接続され、さらに、インクタンク3には第2供給流路7
が接続されチューブポンプ4を介して三方弁5に連結さ
れている。これら、インクタンク3、第1供給流路1
0、三方弁5、第1供給流路9、インクジェットヘッド
1、第3供給流路6、インクタンク3でインクを循環さ
せることが可能な構成となっている。
7が取り付けられてあり、インクタンク3に接続してい
る。これにより、インクタンク3、第1供給流路9、三
方弁5、第2供給流路7によってインクを循環すること
が可能な構成となっている。
示した断面図である。
成するノズルプレート18と、インク流路を形成するフ
レーム17と、圧電素子11を固定するベース16で構
成され、各々の部品は重ね合わせて接着されている。ま
た、斜線部はインク流路を立体的に表したものである。
ドの断面図である。
ち、複数のキャビティにインクを供給するために、供給
室12a、12bがキャビティを横断するように形成さ
れている。さらに、供給室12aには第1供給流路9
が、供給室12bには第3供給流路が接合されてあり、
インクは第1供給流路9、供給室12a、キャビティ1
3、供給室12b、第3供給流路6の順に流れることが
可能である。または、ポンプを逆駆動させることにより
その逆に流すこともできる。
られてあり、電荷を加えることによる圧電素子11の変
形で、キャビティ13の容積を変化させ、インクをノズ
ルより押し出して記録ドットを吐出する。
ティ13内の振動部13aに貼付し気泡を発生させるこ
とでキャビティ容積を変化させ、ノズルよりインクを吐
出し記録ドットを形成してもよい。
例のインク流路を模式的に図示し第2供給流路を表した
図である。
たようにインクタンク34の第1供給口32を通して取
り付けられた第1供給流路30から流出し、ポンプ29
によって加圧され三方弁26を介して第2供給流路28
に送られ、インクタンク34にふたたび流入する。この
循環を定時間続けることにより、インクタンク34に貯
蔵されたインクは、次第に均一な濃度に攪はんされる。
印字スピードを短くするために、第2供給流路を利用し
たインクの循環、インクタンク内の攪はんは、インクジ
ェット記録装置の電源が投入された直後にのみ行うのが
最もよい。しかし、電源が投入された状態で長時間放置
される場合もあるため、インクジェット記録装置内にタ
イマーを設けて、インクの物性に合わせ最小限の回数で
定期的に行うことも可能である。
例のインク流路を模式的に図示し第1供給流路を表した
図である。
うに流れ、ポンプ29の稼動によってインクタンク34
から第1供給口30を介して吸上げられたインクは、第
1供給流路27三方弁26、第1供給流路24によって
供給室21に送られ、分散してすべてのキャビティを通
過し、供給室19から第3供給流路25を通ってインク
タンク34に再び送られる。インクタンクは大気に対し
て開放されているため、このような循環を定時間行うこ
とにより、キャビティ、供給室内に発生した気泡をイン
クタンクに導き、大気へ排除するものである。
制御に三方弁を用いた実施例について説明したが、流量
を制御する手段として他の方法も可能で、図6は流路を
開閉する弁を用いた実施例を示した模式図である。
れてあり、分岐点26bからインクジェットヘッド19
に流れるインク流を遮断することができる。開閉弁26
aを閉じた場合、分岐点26aにおいてインク流は矢示
Xのように流れ、第2供給流路への流れとなる。開閉弁
26aを開いた場合、第2供給流路28aは第1供給流
路27aよりも流路抵抗が大きくなるように設計されて
いるため、インクはほぼ矢示Yのように流れ第1供給流
路24への流れとなる。
記録装置で実現した場合の実施例の斜視図である。
ジインクタンク38は、キャリッジ40に固定され、キ
ャリッジ40は、駆動ベルト41とキャリッジ軸45に
よって軸方向に往復動作可能なように支持されている。
駆動ベルト41は、プーリー42、43によってキャリ
ッジ軸45と平行に張られている。プーリー43にはス
テッピングモーター44が取り付けられ、プーリー43
を回転させてキャリッジ40を動作させる。
で、カートリッジガイド49に案内されながら装着され
る。完全に装着されるとカートリッジガイドに取り付け
られた供給ピン47、48がカートリッジ46に挿入さ
れ、第1供給流路54によってインクカートリッジ46
内のインクが取り出される。さらに、第1供給流路54
はギアポンプ51に接続され、ギアポンプ51は、第1
供給流路55によって三方弁52にインクを送ることが
できる。三方弁52には、第1供給流路56及び第2供
給流路57が接続され、第1供給流路56はキャリッジ
インクタンク38に、第2供給流路57は供給ピン48
にそれぞれ接続されている。この装置において、第1供
給流路56は、キャリッジタンク38、インクジェット
ヘッド37にインクを供給するのみであり、インク撹は
ん時においては、インクカートリッジ46、供給ピン4
7、第1供給流路54、ギアポンプ51、第1供給流路
55、三方弁52、第2供給流路57供給ピン48によ
って構成され、ギアポンプ51の駆動によりインクカー
トリッジ46内のインクを循環し、攪はんを行うことが
可能である。
ンクタンク内のインクを均一にしかも短時間で攪はんす
るために、ノズルよりインク滴を吐出して記録ドットを
形成するインクジェット記録ヘッドと、記録ヘッドに供
給されるインクを貯蔵するインクタンクと、記録ヘッド
とインクタンクを連結する第1供給流路と、第1供給流
路に設けられた弁と、弁或いは弁より上流側において第
1供給流路の途中から分岐してインクタンクと連結する
第2供給流路と、分岐点より上流側の流路に取り付けら
れたポンプとを備えたことにより、1つの弁のみで目詰
まりを起こす可能性のある高濃度のインクをインクジェ
ットヘッドへ送ることなく、インクタンク内のインクを
インク循環し、均一に攪はんすることが可能になるとい
う効果を有する。
て、インクタンクと前記インクジェットヘッドを連結さ
せる第3供給流路をさらに備えたことにより、1つの弁
のみで目詰まりを起こす可能性のある高濃度のインクを
インクジェットヘッドへ送ることなく、インクタンク内
のインクをインク循環し、均一に攪はんすることを可能
にするとともに、第1供給流路、記録ヘッド、第3供給
流路の順でインクを循環させることができるため、上記
作用効果を有すると同時にキャビティや供給室内に発生
した気泡をインクタンクに向けて排除することができる
という効果を有する。
図。
図。
視図。
の説明図。
式図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ノズルよりインク滴を吐出して記録ドッ
トを形成するインクジェット記録ヘッドと、前記記録ヘ
ッドに供給されるインクを貯蔵するインクタンクと、前
記記録ヘッドと前記インクタンクを連結する第1供給流
路と、前記第1供給流路に設けられた弁と、前記弁或い
は前記弁より上流側において前記第1供給流路の途中か
ら分岐して前記インクタンクと連結する第2供給流路
と、前記分岐点より上流側の流路に取り付けられたポン
プとを備えたことを特徴とするインクジェット記録装
置。 - 【請求項2】 前記弁は、非印字時において、該弁を選
択的に動作させる事により第1供給流路へのインク流量
を遮断し、第2供給流路にインクを流動させて、インク
タンク内のインクを循環させることを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録装置の操作方法。 - 【請求項3】 前記インクタンクと前記インクジェット
ヘッドを連結させる第3供給流路をさらに備えたことを
特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
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---|---|---|---|
JP16933292A JP3127581B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | インクジェット記録装置及び操作方法 |
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JP16933292A JP3127581B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | インクジェット記録装置及び操作方法 |
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---|---|---|---|
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