JP3127040B2 - 防滑性水性印刷インキ組成物 - Google Patents
防滑性水性印刷インキ組成物Info
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Description
の紙器及び種々の紙袋に印刷される水性印刷インキに関
し、より詳しくは、紙器、紙袋等の荷崩れ等を防止する
ための防滑性水性印刷インキ組成物に関する。
種工業製品等は、段ボール、カートン等の紙器あるいは
種々の紙袋でもって包装され輸送されている。近年、こ
れらの輸送等においても各種包装ラインの自動化、輸送
ラインのパレット化等、物流の効率化が進んでいるが、
その際、段ボールケース等の滑りによる荷崩れが発生し
易く、非常に危険である等の大きな問題となっている。
そこで、パレット積みされた段ボールケース等の荷崩れ
は、バンディング処理(バンドで固定する)やシュリン
ク処理(収縮性のフイルムで固定する)を行うことによ
り防止することが可能であるが、作業者効率の低下によ
りコスト高を招く。そこで、これらの処理を不要に、あ
るいは簡易化できるような、しかも低コストで防滑性の
高い荷崩れ防止用印刷物が望まれていた。
イプ(紙器等の表面に塗工後の乾燥状態においても粘着
性を保持しており、この粘着力でもって滑り防止効果を
発揮するもの)及び、非粘着タイプ(紙器等の表面に塗
工し、必要に応じて更に加熱発泡等の適当な処理を行う
ことによって、表面に微妙な凹凸を形成せしめ、この凹
凸が物理的にかみ合って摩擦係数が向上し滑り防止を行
うもの)の滑り止めニスが使用されていた。これらの滑
り止めニスは、紙器、紙袋に用いられ、例えば段ボール
ケースに水性印刷インキで図柄印刷した後、全面あるい
は積層面となる天面及び/又は地面に部分的に塗工され
ていた。
紙袋に水性印刷インキで図柄印刷した後、滑り止めニス
が塗工された場合には、光沢の低下、ブロッキングの発
生、インキが滑り止めニスヘブリードする等の印刷適正
の低下が起こる。また、水性印刷インキの乾燥性の遅い
ものは、水性印刷インキと滑り止めニスの同時印刷が充
分でなく、二工程に分けて印刷せざるをえない等の問題
が生じ、このため、機械ユニット数が多くなり、作業性
が煩雑で、時間がかかりコスト高を招く等の問題を有し
ていた。そこで、近年、滑り止めニスを使用せずに、水
性印刷インキ自体に防滑性、耐摩擦性を有する防滑性水
性印刷インキが当業界で要望されている。
滑性を良好にする方法と耐摩擦性を良好にする方法とは
それぞれ相反する性能を有するものである。即ち、例え
ば水性印刷インキ自体に、防滑性を有するものは、塗膜
がもろく耐摩擦性が低下し、耐摩擦性を有するものは、
滑り角度が小さくなり防滑性が低いものになる。従っ
て、これらを両立させるのは困難であり、水性印刷イン
キ自体に、防滑性、耐摩擦性を両立させた防滑性水性印
刷インキは、未だ見い出されていない。
決するためになされたものであり、その目的は、滑り止
めニスを使用せずに、水性印刷インキ自体が防滑性、耐
摩擦性を有している新規な防滑性水性印刷インキ組成物
を提供することにある。
主として着色剤、水性バインダー、皮膜強化成分、粘着
性成分及び水から構成される水性印刷インキ組成物であ
って、(1)水性バインダー成分として、ガラス転移温
度が40℃以上であるアルカリ可溶型樹脂を固形分とし
て5〜15重量%、(2)皮膜強化成分として、ガラス
転移温度が40℃以下である水性スチレン−アクリル系
共重合体エマルジョンを固形分として3〜15重量%、
および(3)粘着性成分として、ガラス転移温度が10
℃以下である水性樹脂エマルジョンを固形分として5〜
15重量%をそれぞれ含有し、且つ、該水性スチレン−
アクリル系共重合体エマルジョンの該水性樹脂エマルジ
ョンに対する固形分重量比が0.6以上であることを特
徴とする防滑性水性印刷インキ組成物に関する。
有される水性バインダーとしては、従来よりフレキソ印
刷に使用されているアルカリ可溶型樹脂が使用される。
これらのアルカリ可溶型樹脂の具体例としては、スチレ
ン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル共重合
体、ロジン変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、マレイ
ン酸樹脂等が挙げられ、これらは単独で又は二種以上を
併用して使用することができる。
温度が40℃以上であることが必要であり、ガラス転移
温度が40℃より低いと充分なブロッキング防止効果並
びに耐熱性を得ることが困難になる。なお、本発明にお
けるガラス転移温度の調整はwoodの近似式に従いそ
の重合割合設定をすることにより計算することができ
る。また分子量が5000〜60000の範囲のものが
使用でき、分子量が5000未満の場合はブロッキング
防止効果が劣り、60000を越えると溶解性及び印刷
適性に問題が生じる。また、酸価が80〜300の範囲
のものが使用でき、酸価が80未満の場合は水溶化が困
難となり、逆に300を越えると耐水性あるいは滑り効
果において劣る結果となる。これらアルカリ可溶型樹脂
は水性印刷インキ組成物中に固形分として、通常5〜1
5重量%、好ましくは7〜12重量%配合させることが
できる。配合量が5重量%未満では顔料の分散が充分で
なく、15重量%を越えると滑り止め効果が問題とな
る。
れらのアルカリ可溶型樹脂と併用する形で従来よりフレ
キソ印刷に使用されている水分散型樹脂を水性バインダ
ーの成分として使用することができる。これらの水分散
型樹脂の具体例としては、アクリル系、スチレン系、そ
の他のビニルモノマーを乳化重合せしめて得られたもの
が挙げられる。これらの水分散型樹脂は、ガラス転移温
度が40℃以上であることが必要であり、ガラス転移温
度が40℃より低いと充分なブロッキング防止効果並び
に耐熱性を得ることが困難になる。
リ可溶型樹脂および水分散型樹脂は水性印刷インキ組成
物中に固形分として、アルカリ可溶型樹脂と水分散型樹
脂の合計量で通常5〜15重量%配合させることができ
る。
有される皮膜強化成分としては、ガラス転移温度が40
℃以下である水性スチレン−アクリル系共重合体エマル
ジョンが使用される。このような共重合体エマルジョン
のうち、水溶性アクリル樹脂を高分子乳化剤として用い
て、(メタ)アクリル酸系モノマーとスチレン系モノマ
ーを共重合させて得られる共重合体エマルジョンであっ
て、常温で造膜する性質を有するものが柔軟で、皮膜強
化をすることから、好適に使用される。なお、このよう
な樹脂のガラス転移温度の調整は、woodの近似式に
従いその重合割合を設定することにより行うことができ
る。
られる、高分子乳化剤として使用される水溶性アクリル
樹脂は、モノマーとしてアクリル酸又はメタクリル酸と
比較的低いガラス転移温度のポリマーを得ることができ
るアクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルを共
重合したものが挙げられる。ここでアルキルエステルと
しては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、ヘキシ
ル、ラウリル等の直鎖又は側鎖のアルキル基を有するエ
ステルが使用できる。また、水性スチレン−アクリル系
共重合体エマルジョンを得るための乳化重合に用いられ
るモノマーとしては、スチレン及びその誘導体とアクリ
ル酸、メタクリル酸及び上記のアクリル酸又はメタクリ
ル酸のアルキルエステル等が使用できる。水性スチレン
−アクリル系共重合体エマルジョンは、水性印刷インキ
組成物中に固形分として通常3〜15重量%、好ましく
は3〜10重量%配合させることができる。3重量%未
満では、得られた印刷物の耐摩擦性が充分でなく、15
重量%を越えると、耐ブロックング性、耐熱性が充分で
なくなる。
有される粘着性成分としては、ガラス転移温度が10℃
以下である水性樹脂エマルジョンが挙げられる。このよ
うな水性樹脂エマルジョンとしては、例えばエチレン−
酢酸ビニルエマルジョン、エチレン─酢酸ビニル−アク
リルエマルジョン、ブタジエン系エマルジョン、スチレ
ン−ブタジエン系エマルジョン、酢酸ビニルエマルジョ
ン、塩化ビニル−酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−
酢酸ビニル−塩化ビニルエマルジョン、酢酸ビニル−ア
クリルエマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタ
ンエマルジョン、ゴムラテックス等の水性樹脂エマルジ
ョン等の群より選ばれる少なくとも1種が使用できる。
好ましくは、エチレン−酢酸ビニルエマルジョン、塩化
ビニル−酢酸ビニルエマルジョン、酢酸ビニルエマルジ
ョンが使用できる。
ジョンは、紙器等に印刷された後の乾燥状態においても
粘着性を付与する性状を必要とし、前記の水性バインダ
ーと充分な相溶性を有するもので、woodの近似式に
従いガラス転移温度が10℃以下、より好ましくは、−
40〜0℃を有するものが使用できる。ガラス転移温度
が10℃を越えると、滑り防止効果が充分でなく、−4
0℃未満の場合はブロッキングが発生しやすくなる等の
問題が生じる。また、このような目的に適応できる水性
樹脂エマルジョンとしては、粘度が300〜5000セ
ンチポイズで、常温で造膜するものが好適に使用でき
る。水性樹脂エマルジョンの粘度が上記範囲外にある場
合は印刷適性が充分でなく、常温で造膜しないものは、
水性樹脂エマルジョンを造膜させるのに特別な加熱装置
を必要とし、作業工程上好ましいものではない。使用す
る粘着性成分としての水性樹脂エマルジョンは、水性印
刷インキ組成物中に固形分として通常5〜15重量%、
好ましくは5〜10重量%の範囲にあることが必要であ
る。水性樹脂エマルジョンの含有量が15重量%より高
い場合は、耐ブロックング性、耐熱性が問題になり、5
重量%より低い場合は、滑り止め効果が問題となる。
ル系共重合体エマルジョン(皮膜強化成分)の水性樹脂
エマルジョン(粘着性成分)に対する固形分重量比(水
性スチレン−アクリル系共重合体エマルジョン/水性樹
脂エマルジョン)が0.6以上である。固形分重量比が
0.6未満の場合には耐摩擦性が問題となる。
いては、更に、防滑性を付与する点から防滑性水性印刷
インキ組成物中に更に無機系微粒子を配合することがで
きる。配合される無機系微粒子としては、セライト、シ
リカ粉末、シリカゲル、ガラス粉末、タルク、クレー、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、亜鉛華、硫酸バリ
ウム等が挙げられる。尚、防滑性の優れた印刷物が得ら
れる見地より、セライト、シリカ粉末が好適である。こ
れらの無機系微粒子の平均粒子径としては、0.05〜
15μm、より好ましくは、0.1〜10μmの範囲の
ものが使用できる。平均粒子径が0.05μmより小さ
い場合は、防滑性、ブロッキング防止効果が得られず、
15μmより大きい場合は、印刷適性、耐摩擦性におい
て問題となる。このような無機系微粒子は、防滑性水性
印刷インキ組成物に対して通常1〜10重量%、好まし
くは3〜7重量%配合することができる。1重量%未満
であると防滑性の効果が不充分であり、10重量%を越
えると得られた印刷物の耐摩擦性の低下及び水性印刷イ
ンキの流動性の低下等の問題も生じるものである。
般的に使用されている染料、無機、有機及び体質顔料等
が使用でき、特に限定されるものではない。また、これ
らの成分以外にも、必要に応じて種々の添加剤が使用で
き、消泡剤、水混和性溶剤、顔料分散剤、可塑剤、ワッ
クス等の水性インキに従来から一般的に使用されている
各種のものが例示できる。
前記の水性バインダーに着色剤を混合してビーズミル等
で練肉し、前記の皮膜強化成分、粘着性成分、および必
要に応じて無機系微粒子、各種の添加剤を配合し混合す
ることにより調製することができる。混合手段としては
特に限定されるものではなく、水性印刷インキ組成物を
調製するのに通常使用される攪拌機等を用いて容易に行
うことができる。本発明の防滑性水性印刷インキ組成物
を使用するにあたっては、段ボール、カートン等の紙器
及び種々の紙袋に、フレキソ印刷機、グラビア印刷機等
の印刷機により印刷すればよい。
発明をより具体的に説明するが、本発明はこれにより何
ら限定されるものではない。ここで、まず実施例および
比較例で使用した防滑性水性印刷インキ組成物の各成
分、即ち水性バインダー、皮膜強化成分としての水性樹
脂エマルジョン、粘着性成分としての水性樹脂エマルジ
ョン、無機系微粒子、顔料、消泡剤、水混和性溶剤につ
いてそれぞれ説明する。
重量%、メチルメタクリレート23重量%、ブチルアク
リレート25重量%、スチレン20重量%を共重合して
得られるアクリル系樹脂(酸価180、分子量4000
0、ガラス転移温度51.6℃)30.0重量%、28
%アンモニア水7.1重量%、水62.9重量%を90
℃で加熱溶解させて合成した。得られた樹脂のガラス転
移温度は51.6℃であった。 水分散型樹脂エマルジョン:スチレン−アクリル−シ
エラックエマルジョン、ハイロスE−80、星光化学
(株)社製(粘度500cps、固形分80%、ガラス
転移温度92℃(但し、シエラックのガラス転移温度を
30℃として計算を行った。))
ルジョン:ジョンクリル74J、スチレン−アクリルエ
マルジョン、ジョンソンポリマー(株)社製(固形分4
5%、ガラス転移温度28℃) (3)粘着性成分としての水性樹脂エマルジョン:エチ
レン−酢酸ビニルエマルジョン:ポリゾールEVA P
−20、昭和高分子(株)社製(粘度1500cps、
固形分58%、ガラス転移温度−15℃)
ビソン(株)社製(シリカ粉末、平均粒子径5μm) (5)顔料:ファストゲンブルーTGR、大日本インキ
化学工業(株)社製 (6)消泡剤:シリコン系消泡剤、FSアンチフォーム
013B、ダウコーニング(株)社製 (7)水混和性溶剤:イソプロピルアルコール
エマルジョン、粘着性成分としての水性樹脂エマルジョ
ン、無機系微粒子、顔料、消泡剤、水混和性溶剤をそれ
ぞれ表1の配合になるように練肉、混合し、本発明の防
滑性水性印刷インキ組成物を調製した。なお、表中の配
合量は溶剤を除き、すべて固形分としての量(重量%)
を示す。
になるように、防滑性水性印刷インキ組成物を調製し
た。
組成物をハンドプルーファーでもってKライナーに塗工
し、20℃、湿度60%で一日調湿し、TAPPIに規
定されている傾斜法試験に従い印刷面同士の滑り角度を
測定し、滑り角度が30°以上のものをA、滑り角度が
30〜20°のものをB、滑り角度が20°以下のもの
をCとして評価した。
様に調湿し、印刷面同士を重ね合わせ、荷重500g/
cm2 の条件で、抵抗なくはがれるものをA、抵抗はあ
るが印刷物が破れないではがれるものをB、印刷物がは
がれるものをCとして評価した。
振型耐摩擦試験機(大栄化学精器製作所製)で500g
荷重、500回の条件で、あて紙が全く汚れなく印刷物
に傷がつかないものをA、あて紙は汚れるが印刷物に傷
がつかないものをB、あて紙が汚れ印刷物に傷がつくも
のをCとして評価した。
視にて評価し、光沢の高いものをA、光沢の普通のもの
をB、光沢の低いものをCとして評価した。上記各評価
の結果を表1に示す。なお、評価のうちA〜Bが実用化
における許容範囲である。
水性印刷インキ組成物を塗工した実施例1〜13はいず
れの評価項目においても良好な結果を示した。これに対
し本発明の防滑性水性印刷インキ組成物の成分が特許請
求の範囲より外れている比較例1〜9は、滑り角度、耐
ブロッキング性、耐摩擦性、光沢のいずれか1つ以上の
評価項目が市場性を有していない結果を示した。
は、水性印刷インキ組成物自体が防滑性および耐摩擦性
を有しているため、これを使用することにより、従来の
滑り止めニスを使用しなくても、20度以上の滑り角度
を得ることが出来る。また、従来の滑り止めニスを使用
した場合に比べ、光沢の低下、ブロッキングの発生、イ
ンキの滑り止めニスへのブリード等の印刷適性が改善で
きる。従って、荷崩れ防止の作業性が良好になり、コス
トが低下することが出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】 主として着色剤、水性バインダー、皮膜
強化成分、粘着性成分及び水から構成される水性印刷イ
ンキ組成物であって、(1)水性バインダー成分とし
て、ガラス転移温度が40℃以上であるアルカリ可溶型
樹脂を固形分として5〜15重量%、(2)皮膜強化成
分として、ガラス転移温度が40℃以下である水性スチ
レン−アクリル系共重合体エマルジョンを固形分として
3〜15重量%、および(3)粘着性成分として、ガラ
ス転移温度が10℃以下である水性樹脂エマルジョンを
固形分として5〜15重量%をそれぞれ含有し、且つ、
該水性スチレン−アクリル系共重合体エマルジョンの該
水性樹脂エマルジョンに対する固形分重量比が0.6以
上であることを特徴とする防滑性水性印刷インキ組成
物。 - 【請求項2】 水性スチレン−アクリル系共重合体エマ
ルジョンが、水溶性アクリル樹脂を高分子乳化剤とし
て、(メタ)アクリル酸系モノマーとスチレン系モノマ
ーを共重合させて得られる共重合体エマルジョンであっ
て、常温で造膜する性質を有するものである請求項1記
載の防滑性水性印刷インキ組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の防滑性水性印刷イ
ンキ組成物に対して、更に平均粒子径0.05〜15μ
mの無機系微粒子を1〜10重量%配合してなることを
特徴とする防滑性水性印刷インキ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13170492A JP3127040B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 防滑性水性印刷インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13170492A JP3127040B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 防滑性水性印刷インキ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05302048A JPH05302048A (ja) | 1993-11-16 |
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ID=15064255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13170492A Expired - Lifetime JP3127040B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 防滑性水性印刷インキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 1992-04-25 JP JP13170492A patent/JP3127040B2/ja not_active Expired - Lifetime
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