JP3126906U - 便座カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】洋便器の便座に容易に取り付けることができ用便する人がお尻を乗せたときにお尻に指圧効果を与える便座カバーの提供。
【解決手段】 洋便器の便座の上面に載せてこの便座の上面を隠すことができる形状であると共に下面がこの便座の上面に密着して位置ずれを起こさない粘着性を有しているシート部と、このシート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、洋便器の便座をカバーする便座カバーに関する。
従来、家庭において洋便器の便座をカバーするために靴下状の布地製の便座カバーが使用されている(特許文献1参照)。
また、便座への着脱が容易で、使用中の位置ずれを防ぐことも可能な便座カバーが提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−212028号公報 特開2003−334146号公報
従来の便座カバーには、お尻を指圧する便座カバーはなかった。
本考案の目的は、洋便器の便座に容易に取り付けることができて用便する人がお尻を乗せたときにお尻に指圧効果を与える便座カバーを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の便座カバーは、洋便器の便座に載せてこの便座を略隠せる形状であると共に下面が便座への粘着性を有しているシート部と、このシート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする。
また、本考案の他の便座カバーは、下面に凹部を有しこの凹部に洋便器の便座を収容して便座に対して位置ずれを起こさないシート部と、このシート部を前記便座に載せたときの下面の外側張出端と内側張出端に付設されていてこの便座の下側を通り係合するバンド部と、前記シート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする。
さらに、本考案の他の便座カバーは、下面が洋便器の便座に被さる凹部になっているシート部と、このシート部を前記便座に載せたときに下面の外側張出端にこの便座の下面に係合するフック部と、前記シート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする。
本考案によれば、洋便器の便座に容易に取り付けることができて用便する人がお尻を乗せたときにお尻に指圧効果を与えることができる。
本考案の便座カバーの実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、第1実施形態の便座カバー10の正面図である。図2は、便座カバー10の洋便器50の便座51の上面に載せた状態を示す正面図である。
この便座カバー10は、左右に二分割のシート部11a、11bと、このシート部11a、11bに設けられた突起12とを有し、可撓性合成樹脂またはゴムから成形されている。
シート部11a、11bは、例えば数mmの厚さを有し、洋便器50の便座51の上面に載せてこの便座51の上面を隠すことができる形状であると共に下面が粘着性を有している。この粘着性は、強い接着性を有さず、シート部11a、11bを洋便器50の便座51の上面の立体形状に密着して位置ずれを起こさない程度であり洋便器50の便座51から剥がすことが容易である程度の粘着性であるのが良い。
突起12は、例えば直径が5mm〜10mm位で高さが5mm〜10mm位の円柱状であり、上端が半球状に丸まっていて、このシート部11a、11bの上面の全面に均一に密集して一体に***している。突起12は、お尻に傷がつかないように、角に丸みを付いた突起であれば足りる。
この実施形態の便座カバー10は、シート部11a、11bの下面が粘着性を有しているので、シート部11a、11bを便座51の上面に密着させることができて位置ずれを起こさないから座り易く便器内にシート部21がずれ落ちる虞がない。そして、突起12は、シート部11の上面の全面に均一に密集して一体に***しているから、用便する人が長時間にわたりお尻を乗せていて痛くなってお尻を乗せていられなくなることがなく、適当が時間毎にお尻をずらして座り直せばお尻に指圧効果を与えることができる。
図3は、第2実施形態の便座カバー20の正面図である。図4は、便座カバー20の洋便器50の便座51の上面に載せた状態を示す正面図である。
この便座カバー20は、左右に二分割のシート部21a,21bと、このシート部21a、21bに設けられた突起22と、このシート部21a、21bに設けられたバンド部23とを有し、合成樹脂またはゴムから成形されている。
シート部21a,21bは、洋便器50の便座51の上面に被さり、下面に凹部を有しこの凹部が便座51を受け入れて嵌合密着し位置ずれを起こさないようになっている。そして、バンド部23は、シート部21a,21bを便座51に載せたとき、各シート部の下面の外側張出端と内側張出端に付設されていてこの便座51の下側に通して係合し得るように構成されている。このバンド部23は、フックによって係止できる構成、あるいはマジックファスナー(登録商標)によって係止できる構成を採用できる。
突起22は、第1実施形態の突起12と同様に形成されている。
この実施形態の便座カバー20は、シート部21を便座51の上面に乗せて嵌合させ、便座51の下面にバンド部23を掛ける。これにより、シート部21が便座51に密着し位置ずれを起こさないから座り易く便器内にシート部21がずれ落ちる虞がない。そして、突起22は、シート部21の上面の全面に均一に密集して一体に***しているから、用便する人が長時間にわたりお尻を乗せていて痛くなってお尻を乗せていられなくなることがなく、適当が時間毎にお尻をずらして座り直せばお尻に指圧効果を与えることができる。
図5は、第3実施形態の便座カバー30の正面図である。図6は、便座カバー30の洋便器50の便座51の上面に載せた状態を示す正面図である。
この便座カバー30は、シート部31と、突起32と、フック部33とを有し、合成樹脂またはゴムから成形されている。
シート部31は、二分割形状ではなく、洋便器50の便座51の上面に被さり、下面に凹部を有しこの凹部が便座51を受け入れて嵌合し位置ずれを起こさないようになっている。
突起32は、第1の実施形態の突起12と同様に形成されている。
フック部33は、このシート部を前記便座51に載せたときの外側張出部の下面にこの便座51の下面に係合する。
この実施形態の便座カバー30は、シート部31を便座51の上面に載せてスライドさせて嵌合させると共に、便座51の下面にフック部33を掛ける。これにより、シート部31が便座51に嵌合密着し位置ずれを起こさないから座り易い。そして、突起32は、シート部31の上面の全面に均一に密集して一体に***しているから、用便する人が長時間にわたりお尻を乗せていて痛くなってお尻を乗せていられなくなることがなく、適当が時間毎にお尻をずらして座り直せばお尻に指圧効果を与えることができる。
図7は、第4実施形態の便座カバー40の正面図である。図8は、便座カバー40の洋便器50の便座51の上面に載せた状態を示す正面図である。
この便座カバー40は、左右に二分割のシート部41a,41bと、突起42とを有している。シート部41a,41bを洋便器50の便座51に密着して保持させる手段は、第1実施形態では粘着性を利用し、第2実施形態ではバンドをを利用し、第3実施形態ではフックを利用しているが、第4実施形態の便座カバー40に対していずれを適用しても良い。
この実施形態の突起42は、第1乃至第3実施形態の突起12,22,32とは相違している。この突起42は、便器中心から放射状に延びる尾根状である。
本考案は、上記の実施形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない範囲の種々の設計変更を含むものである。
突起42は、例えばジグザグに屈曲する形状であっても良いし、便座51の長手方向に長尺に形成されていても良い。
上記の各実施形態の便座カバーに従来の布地性の便座カバーを被せても良い。
本考案の第1実施形態の便座カバーの正面図である。 図1の便座カバーの洋便器の便座の上面に載せた状態を示す正面図である。 本考案の第2実施形態の便座カバーの正面図である。 図3の便座カバーの洋便器の便座の上面に載せた状態を示す正面図である。 本考案の第3実施形態の便座カバーの正面図である。 図5の便座カバーの洋便器の便座の上面に載せた状態を示す正面図である。 本考案の第4実施形態の便座カバーの正面図である。 図7の便座カバーの洋便器の便座の上面に載せた状態を示す正面図である。
符号の説明
10、20,30,40 便座カバー
50 洋便器
51 便座
11a,11b、21a,21b、41a,41b、 シート部
12、22,32,42 突起
23 バンド部
33 フック部

Claims (3)

  1. 洋便器の便座に載せてこの便座を略隠せる形状であると共に下面が便座への粘着性を有しているシート部と、このシート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする便座カバー。
  2. 下面に凹部を有しこの凹部に洋便器の便座を収容して便座に対して位置ずれを起こさないシート部と、このシート部を前記便座に載せたときの下面の外側張出端と内側張出端に付設されていてこの便座の下側を通り係合するバンド部と、前記シート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする便座カバー。
  3. 下面が洋便器の便座に被さる凹部になっているシート部と、このシート部を前記便座に載せたときに下面の外側張出端にこの便座の下面に係合するフック部と、前記シート部の上面の少なくともお尻が乗る部分に密集状態に一体に***していて角に丸みを付いた突起とからなることを特徴とする便座カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06136860A (ja) * 1992-10-27 1994-05-17 Taiyo Kogei:Kk 間仕切りユニット

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