JP3126448B2 - 血漿採取回路 - Google Patents

血漿採取回路

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JP3126448B2 JP03306940A JP30694091A JP3126448B2 JP 3126448 B2 JP3126448 B2 JP 3126448B2 JP 03306940 A JP03306940 A JP 03306940A JP 30694091 A JP30694091 A JP 30694091A JP 3126448 B2 JP3126448 B2 JP 3126448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供血者より血漿採取等
を行う場合に使用される血漿採取回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、血漿採取回路に使用される血
漿分離器として、膜型血漿分離器が一般的に使用されて
いる。この膜型血漿分離器は、通常、分離膜が疎水性材
料で構成されており、表面を親水性状態に維持するた
め、および血漿分離に先立つプライミング操作を容易に
するために、予め、分離器内部に液体が充填された状態
にて提供されている。そして、このような膜型血漿分離
器を用いた血漿採取回路では、通常、回路内全体が液体
で充填されている(特開平2−5963号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、血漿採取回路
は、滅菌することが必要であり、通常、オートクレーブ
滅菌されている。しかし、血漿採取回路全体に液体が充
填された状態で、オートクレーブ滅菌すると、滅菌時の
加熱により、充填液が膨張し、採血針、抗凝固剤導入
針、プライミング液導入針などの端部より液体が流出
し、針先を汚染することがあった。また、血漿採取回路
では、各部材、例えば、採血針と貯血バッグを連通させ
るために多くのチューブが使用されており、チューブと
しては、軟質塩化ビニル樹脂チューブが一般的に使用さ
れている。この軟質塩化ビニル樹脂チューブ内に液体が
充填された状態で、オートクレーブ滅菌すると、塩化ビ
ニル樹脂中の可塑剤、滑剤などの添加物が液体中に溶出
するおそれがあった。そこで、本発明は、オートクレー
ブ滅菌を行っても、血漿採取回路の端部である採血針な
どより、液体が流出して、採血針などが汚染されること
を防止し、かつ、必要最低限の部分のみ、液体を充填す
るとともに、血漿採取回路に多くの軟質塩化ビニルチュ
ーブを使用した場合であっても、オートクレーブ滅菌時
における塩化ビニル樹脂中の添加剤の溶出を極力少ない
ものとすることができる血漿採取回路を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、採血針と、貯血バッグと、前記採血針と前記貯血バ
ッグとを連通する第1のチューブと、血漿分離器と、廃
液バッグと、前記血漿分離器の血球成分流出口と前記廃
液バッグとを連通する第2のチューブと、前記血漿分離
器の血漿成分流出口と前記廃液バッグとを連通する第3
のチューブと、血漿バッグと、抗凝固剤導入針と、プラ
イミング液導入針と、前記第1のチューブと前記血漿分
離器の血液流入口とを連通する第4のチューブと、前記
第1のチューブと前記第2のチューブとを連通する第5
のチューブと、前記第3のチューブと前記血漿バッグと
を連通する第6のチューブと、前記抗凝固剤導入針と前
記第1のチューブとを連通する第7のチューブと、前記
プライミング液導入針と前記第7のチューブとを連通す
る第8のチューブと、前記第4のチューブ、前記第5の
チューブおよび前記第6のチューブにそれぞれ設けられ
た連通可能な封止部材とを有し、さらに、前記血漿分離
器内部、前記第2チューブ内部、前記第3のチューブの
内部、前記第4のチューブの前記連通可能な封止部材が
設けられている位置より前記血漿分離器側部分の内部、
前記第5のチューブの前記連通可能な封止部材が設けら
れている位置より前記第2のチューブ側部分の内部、前
記第6のチューブの前記連通可能な封止部材が設けられ
ている位置より前記第3のチューブ側部分の内部に液体
を充填した血漿採取回路。
【0005】そして、前記血漿採取回路は、オートクレ
ーブ滅菌されているものであることが好ましい。前記第
1のチューブ、前記第7のチューブ、前記第8のチュー
ブおよび前記貯血バッグの内部には、液体は充填されて
いないものであることが好ましい。
【0006】そこで、本発明の実施例を図面を参照して
説明する。図1は、本発明の血漿採取回路の一実施例の
概略図を示すものである。図2は、本発明の血漿採取回
路に使用する連通可能な封止部材の一構成を示すもので
ある。図3は、本発明の血漿採取回路のプライミング操
作における作用を説明するための説明図である。
【0007】そして、本発明の血漿採取回路1は、採血
針10と、貯血バッグ12と、血漿分離器14と、廃液
バッグ16と、血漿バッグ18と、抗凝固剤導入針20
と、プライミング液導入針22と、採血針10と貯血バ
ッグ12とを連通する第1のチューブ31と、血漿分離
器14の血球成分流出口14cと廃液バッグ16とを連
通する第2のチューブ32と、血漿分離器の血漿成分流
出口14bと廃液バッグ16とを連通する第3のチュー
ブ33と、第1のチューブ31と血漿分離器14の血液
流入口14aとを連通する第4のチューブ34と、第1
のチューブ31と第2のチューブ32とを連通する第5
のチューブ35と、第3のチューブ33と血漿バッグ1
8とを連通する第6のチューブ36と、抗凝固剤導入針
20と第1のチューブ31とを連通する第7のチューブ
37と、プライミング液導入針22と第7のチューブ3
7とを連通する第8のチューブ38と、第4、第5、第
6のチューブ34,35,36にそれぞれ設けられた連
通可能な封止部材40,41,42とからなっている。
【0008】採血針10は、血液提供者の静脈に穿刺す
るためのものであり、この採血針10としては、血液提
供者の静脈に穿刺可能な穿刺針を先端に有する公知の金
属製の採血針、または樹脂製の採血針が好適に使用され
る。
【0009】貯血バッグ12は、血液提供者から採取し
た血液を、血漿採取前に一時的に貯留するためのもので
あり、この貯血バッグ12としては、軟質合成樹脂(例
えば、軟質塩化ビニル樹脂)により形成された密閉型の
貯血容器が好適に使用される。
【0010】血漿分離器14は、貯血バッグ12内に採
取された血液を血漿成分と血球成分とに分離するための
ものであり、この血漿分離器14は、分離する血液(全
血)を流入する血液流入口14aと、流入した血液を血
漿成分と血球成分とに分離する血液分離機構と、分離し
た血球成分を流出する血球成分流出口14cと、分離し
た血漿成分を流出する血漿成分流出口14bとを有して
いる。この血漿分離器14としては、中空糸膜型、平膜
型などのものが好適に使用される。
【0011】廃液バッグ16は、使用前に血漿分離器1
4、第2のチューブ32および第3のチューブ33の内
部等に充填されていた生理的等張液およびプライミング
液を廃棄するためのものであり、軟質合成樹脂(例え
ば、塩化ビニル樹脂)により形成された密閉型の袋状の
ものが好適に使用される。なお、この廃液バッグ16
は、第2のチューブと連通する第1の廃液バッグと、第
3のチューブと連通する第2の廃液バッグの二つの容器
を用いてもよい。
【0012】そして、血漿バッグ18は、血漿分離器1
4の血漿成分流出口14bより流出し、第3のチューブ
33および第6のチューブ36を通って流出してくる血
漿を貯留するためのものであり、この血漿バッグとして
は、軟質合成樹脂により形成された袋状のものが好適に
使用される。
【0013】抗凝固剤導入針20は、貯血バッグ12内
に抗凝固剤を注入させるために、抗凝固剤収納容器24
に穿刺するためのものである。この抗凝固剤導入針20
としては、金属またはプラスチックなどで成形された瓶
針、中空針などが好適に使用できる。また、プライミン
グ液導入針22は、血液成分分離装置内にプライミング
液を流入するために、プライミング液収納容器26に穿
刺するためのものである。このプライミング液導入針と
しては、金属またはプラスチックなどで成形された瓶
針、中空針などが好適に使用できる。
【0014】そして、本発明の血液成分分離装置1で
は、採血針10と貯血バッグ12とは、第1のチューブ
31で連通されている。また、血漿分離器14の血球成
分流出口14cと廃液バッグ16とは第2のチューブ3
2で連通されている。さらに、血漿分離器14の血漿成
分流出口14bと廃液バッグ16とは、第3のチューブ
33で連通されている。さらに、第1のチューブ31と
血漿分離器14の血液流入口14aとは、第4のチュー
ブ34で連通されている。この場合、第1のチューブ3
1と第4のチューブ34の連通部には、3つ、または4
つのポートを有するコネクターを用いてもよい。そし
て、この第4のチューブ34の血漿分離器14の血液流
入口14a側寄りの部位には、連通可能な封止部材40
が設けられている。
【0015】さらに、第1のチューブ31と第2のチュ
ーブ32とは、第5のチューブ35で連通されている。
この場合、第1のチューブ31と第5のチューブ35と
の連通部、および第2のチューブ32と第5のチューブ
35との連通部には、3つのポートを有するコネクター
を用いてもよい。また、この第5のチューブ35の第2
のチューブ32側寄りの部位には、連通可能な封止部材
42が設けられている。
【0016】また、第3のチューブ33と血漿バッグ1
8とは、第6のチューブ36で連通されている。この場
合、第3のチューブ33と第6のチューブ36の連通部
には、3つのポートを有するコネクターを用いてもよ
い。そして、この第6のチューブ36の第3のチューブ
33側寄りの部位には、連通可能な封止部材41が設け
られている。
【0017】連通可能な封止部材40,41,42は、
本発明の血液成分分離装置1内部における特定部分(血
漿分離器14、第2のチューブ32および第3のチュー
ブ33の内部)に充填された液体の流出を防止するため
のものであり、図1に示すように、第4、第5および第
6のチューブ34,35,36に設けられている。この
連通可能な封止部材40,41,42は、図2に示すよ
うに、連通可能な部分45を有する破断可能部材46を
収納した軟質チューブ47により構成されている。そし
て、この連通可能な封止部材40,41,42は、通常
状態では閉塞状態となっており、チューブ47の外部よ
り45部分を破断することにより、連通状態となるもの
である。なお、この連通可能な封止部材40,41,4
2は、破断によるものの他、各チューブを挟圧して内部
流路を封止するタイプのようなものでもよい。
【0018】さらに、抗凝固剤導入針20と第1のチュ
ーブ31とは、第7のチューブ37で連通されている。
この場合、第1のチューブ31と第7のチューブ37の
連通部には、3つ、または4つのポートを有するコネク
ターを用いてもよい。また、プライミング液導入針22
と第7のチューブ37とは第8のチューブ38で連通さ
れている。そして、この場合、第1のチューブ31と第
7のチューブ37の連通部には、3つのポートを有する
コネクターを用いてもよい。なお、第1のチューブ31
ないし第8のチューブ38としては、軟質塩化ビニル樹
脂、シリコーンゴムなどの透明性を有する可撓性合成樹
脂管が好適に使用される。
【0019】そして、本発明の血漿採取回路1は、あら
かじめ、血漿分離器14内部と、廃液バッグ16内部
と、第2のチューブ32および第3のチューブ33の内
部にRO水等の液体が充填されている。また、第2のチ
ューブ32、第3のチューブ33の全体に液体が充填さ
れていることが好ましい。少なくとも、それぞれのチュ
ーブ32,33の血漿分離器14との接続部側に、ある
程度の液体が充填されていればよい。さらに、第4のチ
ューブ34の連通可能な封止部材40が設けられている
位置より血漿分離器14側部分の内部と、第5のチュー
ブ35の連通可能な封止部材42が設けられている位置
より第2のチューブ32側部分の内部と、第6のチュー
ブ36の連通可能な封止部材41が設けられている位置
より第3のチューブ33側部分の内部にも、液体が充填
されていることが好ましい。さらに、廃液バッグ16内
にも若干の液体が充填されていてもよい。そして、この
血漿採取回路1は、上述の部分に液体が充填された状態
で、オートクレーブ滅菌されている。そして、少なくと
も、第1のチューブ31、第6のチューブ36、第7の
チューブ37、第8のチューブ38および貯血バッグ1
2の内部には、液体は充填されていない。よって、この
血漿採取回路1では、血漿分離器14、廃液バッグ16
と血漿分離器14とを連通するチューブ32,33の内
部にのみ、液体が充填されており、充填された液体は、
3の封止部材40,41,42により他の部分に流出し
ないように構成されている。また、血漿分離器14内部
には、上記のように液体が充填されているので、使用さ
れる血漿分離膜が疎水性材料で形成されていても、表面
の親水性状態を維持しており、さらに、使用前に気泡を
除去するプライミング作業が容易となっている。そし
て、血漿分離器14は、上述のようにチューブ32,3
3により廃液バッグ16と連通しているので、オートク
レーブ滅菌の際の加熱により膨張する血漿分離器14
内、さらには、チューブ32,33内の液体の膨張分を
吸収することができる。
【0020】また、本発明の血漿採取回路1において、
貯血バッグ12内の血液および抗凝固剤液を血漿分離器
14内に落差にて流入する場合、第1のチューブ31お
よび第7のチューブ37は、血漿分離器14との落差が
十分確保できる長さのものであることが好ましく、具体
的には、第1のチューブ31は100cm、第7のチュ
ーブは70cm程度が好ましい。
【0021】
【作用】本発明の血漿採取回路のプライミング操作にお
ける作用を、図1および図3を用いて説明する。まず、
生理食塩水等のプライミング液が収納されているプライ
ミング液収納容器26を、貯血バッグ12の上方80c
mのところに吊し、第8のチューブ38の鉗子51を閉
じた上で、プライミング液導入針22をプライミング液
収納容器26に穿刺する。つぎに、第1のチューブ31
の鉗子52、第3のチューブ33の鉗子53、第2のチ
ューブ32の鉗子54をそれぞれ閉じ、第4のチューブ
34および第5のチューブ35に設けられている連通可
能な封止部材42を手で折って、液体が流通可能な状態
とする。そして、鉗子51を開き、プライミング液20
gを貯血バッグ12内に流入させた後、鉗子51を閉じ
る。このプライミング液20gの一部は、第8のチュー
ブ38、さらに第7のチューブ37を通って、貯血バッ
グ12および抗凝固剤導入針20に流入する。このよう
にして、抗凝固剤導入針20のプライミングを行う。次
に、第1のチューブ31の鉗子52を開くと、貯血バッ
グ12内のプライミング液(プライミング液20gの残
り)が、エアーを押し出すようにして、第1のチューブ
31を流れ、一方は第5および第2のチューブを通って
廃液バッグ16に流入し、他方は、採血針10に流入す
る。このようにして、採血針10のプライミング操作を
行う。そして、その後、第1のチューブ31の鉗子55
および52を閉じる。つぎに、再度、鉗子51を開き、
さらに、鉗子53および54を開き、プライミング液4
00gを貯血バッグ内に流入させた後、鉗子51を閉じ
る。ここで、流入したプライミング液は、第8、第7お
よび第4のチューブ38,37,34を流れ、血漿分離
器14に流入した後、第2および第3のチューブ32,
33を通って、廃液バッグ16に流入する。その後、第
8のチューブ38および第2、第3のチューブ32,3
3の廃液バッグ16側部分を、高周波シール装置等を用
いてシールし、プライミング液導入針22および廃液バ
ッグ16を回路から切り離す。以上で、プライミングが
不要な第6のチューブ36内を除き、本発明の血漿採取
回路のプライミング操作が終了する。
【0022】
【発明の効果】本発明の血漿採取回路は、採血針と、貯
血バッグと、前記採血針と前記貯血バッグとを連通する
第1のチューブと、血漿分離器と、廃液バッグと、前記
血漿分離器の血球成分流出口と前記廃液バッグとを連通
する第2のチューブと、前記血漿分離器の血漿成分流出
口と前記廃液バッグとを連通する第3のチューブと、血
漿バッグと、抗凝固剤導入針と、プライミング液導入針
と、前記第1のチューブと前記血漿分離器の血液流入口
とを連通する第4のチューブと、前記第1のチューブと
前記第2のチューブとを連通する第5のチューブと、前
記第3のチューブと前記血漿バッグとを連通する第6の
チューブと、前記抗凝固剤導入針と前記第1のチューブ
とを連通する第7のチューブと、前記プライミング液導
入針と前記第7のチューブとを連通する第8のチューブ
と、前記第4のチューブ、前記第5のチューブおよび前
記第6のチューブにそれぞれ設けられた連通可能な封止
部材とを有し、さらに、前記血漿分離器内部、前記第2
チューブ内部、前記第3のチューブの内部、前記第4の
チューブの前記連通可能な封止部材が設けられている位
置より前記血漿分離器側部分の内部、前記第5のチュー
ブの前記連通可能な封止部材が設けられている位置より
前記第2のチューブ側部分の内部、前記第6のチューブ
の前記連通可能な封止部材が設けられている位置より前
記第3のチューブ側部分の内部に液体を充填したもので
あるので、オートクレーブ滅菌に際して、血漿採取回路
の端部にある採血針などより液体が流出して、採血針な
どを汚染することを防止することができ、さらに、血漿
採取回路に多くの軟質塩化ビニルチューブを使用した場
合であっても、オートクレーブ滅菌時における塩化ビニ
ル樹脂中の添加剤の溶出を極力減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の血漿採取回路の一実施例を示
す概略図である。
【図2】図2は、本発明の血漿採取回路に使用する連通
可能な封止部材の断面図である。
【図3】図3は、本発明の血漿採取回路のプライミング
操作における作用を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10 採血針 12 貯血バッグ 14 血漿分離器 16 廃液バッグ 18 血漿バッグ 20 抗凝固剤導入針 22 プライミング液導入針 24 抗凝固剤収納容器 26 プライミング液収納容器 31 第1のチューブ 32 第2のチューブ 33 第3のチューブ 34 第4のチューブ 35 第5のチューブ 36 第6のチューブ 37 第7のチューブ 38 第8のチューブ 40 連通可能な封止部材 41 連通可能な封止部材 42 連通可能な封止部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採血針と、貯血バッグと、前記採血針と
    前記貯血バッグとを連通する第1のチューブと、血漿分
    離器と、廃液バッグと、前記血漿分離器の血球成分流出
    口と前記廃液バッグとを連通する第2のチューブと、前
    記血漿分離器の血漿成分流出口と前記廃液バッグとを連
    通する第3のチューブと、血漿バッグと、抗凝固剤導入
    針と、プライミング液導入針と、前記第1のチューブと
    前記血漿分離器の血液流入口とを連通する第4のチュー
    ブと、前記第1のチューブと前記第2のチューブとを連
    通する第5のチューブと、前記第3のチューブと前記血
    漿バッグとを連通する第6のチューブと、前記抗凝固剤
    導入針と前記第1のチューブとを連通する第7のチュー
    ブと、前記プライミング液導入針と前記第7のチューブ
    とを連通する第8のチューブと、前記第4のチューブ、
    前記第5のチューブおよび前記第6のチューブにそれぞ
    れ設けられた連通可能な封止部材とを有し、さらに、前
    記血漿分離器内部、前記第2チューブ内部、前記第3の
    チューブの内部、前記第4のチューブの前記連通可能な
    封止部材が設けられている位置より前記血漿分離器側部
    分の内部、前記第5のチューブの前記連通可能な封止部
    材が設けられている位置より前記第2のチューブ側部分
    の内部、前記第6のチューブの前記連通可能な封止部材
    が設けられている位置より前記第3のチューブ側部分の
    内部に液体を充填したことを特徴とする血漿採取回路。
  2. 【請求項2】 前記血漿採取回路は、オートクレーブ滅
    菌されているものである請求項1に記載の血漿採取回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1のチューブ、前記第7のチュー
    ブ、前記第8のチューブおよび前記貯血バッグの内部に
    は、液体は充填されていないものである請求項1または
    2に記載の血漿採取回路。
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