JP3125462U - 金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置 - Google Patents

金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置 Download PDF

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Abstract

【課題】蟻溝を有しない桁を支柱に強固に連結できる金属製カーポートの支柱と桁との連結構造を提供する。
【解決手段】中空に形成された支柱と桁とのうち、支柱の上端に桁が落とし込まれて嵌合する組切欠を設け、桁の端の下面に支柱に嵌まる連結金物をネジ止めする一方、連結金物を支柱にネジ止めしてなる支柱と桁との連結装置において、桁には、端部に筒形の補強部材を嵌合するとともに、端面よりも離れた箇所において始着ボルトにより予めネジ止めし、次いで、端面近くでは、前記連結金物をネジ止めする上部連結ボルトを、連結金物から桁と補強部材との双方に螺入し、さらに、前記始着ボルトと対となる高さ位置において、桁の端近くで終着ボルトを両側面に通して補強部材に螺入し、そのネジ止めが完結されている。
【選択図】 図1

Description

この考案は、例えばカーポートにおいて適用されるもので、金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置に関する。
カーポート等の簡単な小屋では、部材の量産に適し施工が容易であり耐久性に優れている等の理由から、アルミ押出形材や鋼管を部材として組み立てられる金属製のものが多用されている。その組立ては、それぞれ中空に形成された支柱の上に桁を載せて連結したもので、こうして支柱の上に架設した桁の上にタイトフレームをビス止めし、タイトフレームの上に折板を載せて結合することにより、桁と桁との間に渡すようにして屋根が葺かれ、屋根の周囲が化粧部材により縁取りされる。
支柱と桁との連結については、図4に示すように、支柱51の上端内側壁に桁53を落とし込む組切欠54を設け、桁53の端には、支柱51の上端に納まる反転門形の連結金物55をネジ止めしてなされるもので、そのネジ止めのために桁53の下面に普通には一対の蟻溝57,57を形成し、ネジとしての六角ボルト59,59の頭部をその蟻溝57,17に挿入し、連結金物55の通し孔から下した六角ボルト59にナット61を螺入して締めつけることにより、桁53の両端に連結金物55,55が固着される。そして、組切欠54に桁53の端を嵌めるとともに、ボルト63によりその連結金物55が支柱51に固着される。
上記のような従来の金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置によれば、連結金物55が支柱51と桁53との双方にネジ59,63により止められるが、そのうち桁53に対しては六角ボルト59の頭部を蟻溝57に掛けることによるため連結強度に信頼性が欠け、また、屋根裏に露出する桁53の下面に蟻溝57が不体裁に視覚され、その内部にゴミが溜まるという不都合もあった。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、蟻溝を有しない桁を支柱に強固に連結できる金属製カーポートの支柱と桁との連結構造を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この考案は、中空に形成された支柱と桁とのうち、支柱の上端に桁が落とし込まれて嵌合する組切欠を設け、桁の端の下面に支柱に嵌まる連結金物をネジ止めする一方、連結金物を支柱にネジ止めしてなる支柱と桁との連結装置において、桁には、端部に筒形の補強部材を嵌合するとともに、端面よりも離れた箇所において始着ボルトにより予めネジ止めし、次いで、端面近くでは、前記連結金物をネジ止めする上部連結ボルトを、連結金物から桁と補強部材との双方に螺入し、さらに、前記始着ボルトと対となる高さ位置において、桁の端近くで終着ボルトを両側面に通して補強部材に螺入し、そのネジ止めが完結されていることを特徴とする金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置を構成した。
上記の構成によれば、最初において基本的には、桁には始着ボルトの通し孔のみを、支柱1には下部連結ボルトの通し孔と終着ボルトの通し孔のみを、連結金物には上部連結ボルトの通し孔のみを形成しておくもので、そうすれば、螺入孔(タップ孔)を各通し孔から明けることにより確実にネジ止めすることができ、補強部材により桁の端部が補強されるだけでなく、ネジ止め強度が高まるために堅牢な連結状態が得られる。なお、連結金物は、これに上部連結ボルトをタッピングしやすくアルミ製としたがこれに材質が限定されるものではなく、スチール製、プラスチック製であっても良い。
以上説明したように、この考案によれば、下面に不都合な蟻溝を有する桁を用いる必要がなく、しかも、支柱と桁とを強固に連結できるという優れた効果がある。
図1ないし図3は、この考案をカーポートにおいて実施したもので、左右支柱1,1の上端に桁3が架設され、それには、支柱1の上端部に桁3が落とし込まれる組み合わせ用の組切欠4が設けられ、組み合わせを強固にするために、支柱1に嵌まる連結金物5の他に、桁3の端に嵌まる補強部材7が用いられる。なお、こうした屋根組みにより並列する桁3,3間に図示しない折板がタイトフレームを介して架設され(図4参照)、折板屋根が構成されている。なお、カーポートの他に、物置や仮小屋としても実施できる。
桁3の両端部には矩形断面の角筒形に形成された補強部材7,7が用いられ(図1)、それが嵌合されて最初は始着ボルト9,9だけで半ネジ止めされる。図1では、すべてのボルトの通し孔や螺入孔が表してあるが、桁3について最初は、端部近くに始着ボルト9,9の通し孔11,11が設けられるだけである。そして、先ずは、補強部材7を嵌めてから、通し孔11,11から螺入孔17,17(タップ孔)を明け、始着ボルト9,9を螺入孔17,17に螺入して補強部材7が言わば仮止めされる。
次に、桁3の端部下面に連結金物5を上部連結ボルト19,19により取り付ける作業となる(図2参照)。連結金物5は、反転門形であって、天片にその通し孔21,21が予め形成されているので、そこから螺入孔23,23を桁3と補強部材7の双方に明けることにより、上部連結ボルト19,19で連結金物5がネジ止めされる。これで補強部材7の固定が半ば以上進展する。
支柱1の上端部には組切欠4よりも下に連結金物5をネジ止めするための下部連結ボルト25,25の通し孔27,27を、また、組切欠4の両側に終着ボルト29,29の通し孔31,31がそれぞれ予め設けられている。
そこで、次に、桁3を支柱1の組切欠4に落とし込む作業となるが、その際に、同時に連結金物5が支柱1に納まるので、通し孔27,27から連結金物5に螺入孔33,33を形成し、下部連結ボルト25,25で連結金物5をネジ止めする(図3参照)。そして、最後に、支柱1の上部の通し孔31,31から桁3と補強部材7とに共通の螺入孔35,35を形成し、終着ボルト29,29でネジ止めして補強部材7の固定完了と同時に支柱1と桁3との連結が完了することになる。
この考案の要部材となる補強部材とそれが嵌合される桁の端部とを示す斜視図である。 支柱と桁とを連結する要領を示す要部分解斜視図である。 支柱と桁との連結完了の直前状態で示す要部斜視図である。 従来例を支柱と桁との連結要領で示す分解斜視図である。
符号の説明
1 支柱
3 桁
4 組切欠
5 連結金物
7 補強部材
9 始着ボルト
19 上部連結ボルト
29 終着ボルト

Claims (2)

  1. 中空に形成された支柱と桁とのうち、支柱の上端に桁が落とし込まれて嵌合する組切欠を設け、桁の端の下面に支柱に嵌まる連結金物をネジ止めする一方、連結金物を支柱にネジ止めしてなる支柱と桁との連結装置において、桁には、端部に筒形の補強部材を嵌合するとともに、端面よりも離れた箇所において始着ボルトにより予めネジ止めし、次いで、端面近くでは、前記連結金物をネジ止めする上部連結ボルトを、連結金物から桁と補強部材との双方に螺入し、さらに、前記始着ボルトと対となる高さ位置において、桁の端近くで終着ボルトを両側面に通して補強部材に螺入し、そのネジ止めが完結されていることを特徴とする金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置。
  2. 連結金物がアルミ押出形材からなり、反転門形に形成してあることを特徴とする請求項1記載の金属製屋根組みの支柱と桁との連結装置。



















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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046422U (ja) * 1990-04-28 1992-01-21
JP2018135639A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 Ykk Ap株式会社 屋外構造物
JP2020122333A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社ダイケン

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