JP3122718B2 - シーススライド式砕石バスケット - Google Patents
シーススライド式砕石バスケットInfo
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- JP3122718B2 JP3122718B2 JP10223190A JP22319098A JP3122718B2 JP 3122718 B2 JP3122718 B2 JP 3122718B2 JP 10223190 A JP10223190 A JP 10223190A JP 22319098 A JP22319098 A JP 22319098A JP 3122718 B2 JP3122718 B2 JP 3122718B2
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- crushed stone
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- stone basket
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Description
い部位に挿入し、結石を破砕して回収するシーススライ
ド式砕石バスケットに関する。
体管路等の狭い部位に挿入し、造影剤の注入、異物の回
収、細胞の採取、病変部の切除などの処置を行うもので
ある。この種のカテーテル装置を使用しての医学的処置
は、皮膚の切開を伴う外科的な処置に比して侵襲性が少
ないという長所を有している。
て柔軟で長尺であるにも拘らず、処置を行おうとする部
位が人体の深部であることが多いため、カテーテル装置
を人体内の目的の部位に挿入するには特別な方法と技能
を要する。また、術者が相当熟練した技能を有していて
も挿入ができないような挿入が難しい症例も多い。
には、内視鏡のチャンネルに通して挿入する方法と、体
腔内にあらかじめガイドワイヤを挿入し、このガイドワ
イヤの誘導下に挿入する方法とがある。
は内視鏡の画像を監視しながら、該内視鏡のアングル機
能を活用して挿入することができる。したがって、目的
とする部位に確実に到達することができる。しかも、内
視鏡の挿入部の先端部を目的部位まで挿入した状態にお
いては、その内視鏡のチャンネルを通してカテーテルを
挿入することは容易であるから、カテーテルを目的部位
に確実に挿入できるという長所がある。
視鏡の挿入部を挿入できるような太い管腔にしか使用で
きない。したがって、人体の管腔の内、極めて限られた
部位にしか使用できないという問題がある。
にカテーテルを挿入するのであるから、内視鏡を挿入で
きないような狭い管腔、例えば冠状動脈などに適用でき
るという長所がある。しかし、内視鏡を用いる場合のよ
うに、アングル機能を活用することはできず、内視鏡画
像を監視することもできない。したがって、この方法に
は極めて高度な熟練を必要とし、また目的部位への挿入
の成功率が極めて低いという問題があった。
砕石バスケットを体腔内の目的部位に挿入し、結石を破
砕して回収するシーススライド式砕石バスケットが知ら
れている。この砕石バスケットは、コイルシースと、チ
ューブシースと、このチューブシースに内挿され、先端
部にバスケット鉗子を有したバスケットワイヤと、チュ
ーブシースをスライドする操作摘みを有した操作部とか
ら構成されている。そして、操作部の操作摘みを操作し
てチューブシースを進退し、容易に狭い管腔に挿入でき
るようになっている。
たシーススライド式砕石バスケットは、チューブシース
とコイルシースとが軸方向に相対的にスライド自在であ
るため、コイルシースに対するチューブシースの位置が
安定せず、砕石バスケットにより砕石を行なう際、チュ
ーブシースがコイルシース内に収まりきらず、石が砕け
ないという問題がある。
もので、その目的とするところは、チューブシースとコ
イルシースの長さ関係の調節が正確かつ容易に行なうこ
とができ、操作性に優れたシーススライド式砕石バスケ
ットを提供することにある。
成するために、コイルシースと、チューブシースと、先
端部にバスケット鉗子を有したバスケットワイヤと、前
記チューブシースとコイルシースとを相対的にスライド
する操作摘みを有した操作部とからなるシーススライド
式砕石バスケットにおいて、前記操作部に前記操作摘み
をスライドするスライド溝を設けるとともに、このスラ
イド溝に前記操作摘みを係止する複数の係止溝を設けた
ことを特徴とする。
に沿ってスライドすることにより、チューブシースが進
退し、操作摘みを複数の係止溝に選択的に係止すること
により、所望の位置にチューブシースをロックできる。
図面に基づいて説明する。図1及び図2はシーススライ
ド式砕石バスケットの第1の実施形態を示し、図1はバ
スケット鉗子の先端部を示し、図2はシーススライド式
砕石バスケットの操作部を示す。シーススライド式砕石
バスケットは、コイルシース14と、チューブシース
と、先端部にバスケット鉗子12を有したバスケットワ
イヤと、チューブシースをスライドする操作摘み19を
有した操作部10とから構成されている。
10は、図2に示すように、スライド部15を有してお
り、このスライド部15の軸方向にスライド溝16が設
けられている。このスライド溝16の先端部(チューブ
シースの突出側)には1つの先端係止溝17が設けら
れ、基端部(チューブシースの引込み側)には複数の基
端係止溝18が設けられている。
連結する操作摘み19が設けられ、操作摘み19を基端
係止溝18に選択的に係止することにより、チューブシ
ースとコイルシース14の長さ関係の調節ができ、両シ
ースの先端面を合わせることが可能で、調節を容易に行
うことができる。
形態と同一の目的のために、スライド溝16の基端側の
両側縁にそれぞれ複数の基端係止溝18を設けたもので
ある。このように構成することによって、チューブシー
スとコイルシース14の長さ関係の調節がさらに正確か
つ容易に行うことができる。
れる。 (付記1)コイルシースと、チューブシースと、先端部
にバスケット鉗子を有したバスケットワイヤと、前記チ
ューブシースをスライドする操作摘みを有した操作部と
からなるシーススライド式砕石バスケットにおいて、前
記操作部に前記操作摘みをスライドするスライド溝を設
けるとともに、このスライド溝に前記操作摘みを係止す
る複数の係止溝を設けたことを特徴とするシーススライ
ド式砕石バスケット。
側のみに設けたことを特徴とする付記1記載のシースス
ライド式砕石バスケット。 (付記3)前記係止溝を、スライド溝の両側に設けたこ
とを特徴とする付記1記載のシーススライド式砕石バス
ケット。 (付記4)前記係止溝を、スライド溝の両側に交互に設
けたことを特徴とする付記1記載のシーススライド式砕
石バスケット。
ば、シーススライド式砕石バスケットの操作部に、チュ
ーブシースと連結する操作摘みをスライドするスライド
溝を設けるとともに、このスライド溝に操作摘みを係止
する複数の係止溝を設けることにより、チューブシース
とコイルシースの長さ関係の調節が正確かつ容易に行う
ことができ、操作性を向上できるという効果がある。
鉗子を示す側面図。
の操作部の側面図。
砕石バスケットの操作部を示す側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルシースと、チューブシースと、先
端部にバスケット鉗子を有したバスケットワイヤと、前
記チューブシースとコイルシースとを相対的にスライド
する操作摘みを有した操作部とからなるシーススライド
式砕石バスケットにおいて、 前記操作部に前記操作摘みをスライドするスライド溝を
設けるとともに、このスライド溝に前記操作摘みを係止
する複数の係止溝を設けたことを特徴とするシーススラ
イド式砕石バスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223190A JP3122718B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | シーススライド式砕石バスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223190A JP3122718B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | シーススライド式砕石バスケット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19799191A Division JP3233953B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | カテーテル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113917A JPH11113917A (ja) | 1999-04-27 |
JP3122718B2 true JP3122718B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16794220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10223190A Expired - Lifetime JP3122718B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | シーススライド式砕石バスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122718B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3416570B1 (en) * | 2016-03-09 | 2020-03-18 | Gyrus Acmi Inc., D.B.A. Olympus Surgical Technologies America | Endoscope tool |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP10223190A patent/JP3122718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11113917A (ja) | 1999-04-27 |
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