JP3122569B2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP3122569B2
JP3122569B2 JP05304084A JP30408493A JP3122569B2 JP 3122569 B2 JP3122569 B2 JP 3122569B2 JP 05304084 A JP05304084 A JP 05304084A JP 30408493 A JP30408493 A JP 30408493A JP 3122569 B2 JP3122569 B2 JP 3122569B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁弁、特に弁によ
って開閉される通路が設けられたアセンブリが、コイ
ル、固定鉄心、可動鉄心等の電磁部品が収納されたケー
スに取り付けられてなる電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の電磁弁の一例を示す。この
図において、1はボビンであり、内部に中空部分が形成
され、外周にはコイル2が巻回されている。3は略台形
の固定鉄心でありその凸部が前記ボビン1の中空部分に
挿入されている。4は凹部を有する可動鉄心であり、前
記ボビンの中空部分に挿入され、その一端が前記固定鉄
心3に対向し、他方はボール6に当接可能となるように
配置されている。5は樹脂製のアセンブリであり、内部
に入力ポート5a、出力ポート5b、ドレインポート5
cが設けられ、また弁座5d、5eが形成されている。
これら各ポートあるいは弁座がアセンブリ5の通路であ
る。前記ボール6は弁体としての機能を有し、前記可動
鉄心4の移動に応じて移動し、前記弁座5d、5eに当
接したり離れたりすることで、前記各ポートの連通態様
を変える。7は磁気回路の一部をなす金属製のホルダで
ある。8は付部材としてのスプリングであり、可動鉄
心4の前記凹部と固定鉄心3の前記凸部との間に設さ
れ、可動鉄心4を固定鉄心3の反対側、つまりアセンブ
リ5側へ付勢する。9は金属製で円筒状(一部が欠けて
いてもよい)または分割された板状部材からなるケース
であり、このケース9内に各部品が収納される。このケ
ースの内側には段差部9aが形成され、この段差部9a
より図における下方ではケース9は薄肉とされこの部分
の端部には内側に折り曲げられた固定部9bが形成さ
れ、段差部9aと固定部9bとの間に前記ホルダ7およ
びアセンブリ5の端部が挟まれ、前記固定部9bがかし
められることで前記ホルダ7とアセンブリ5がケース9
に取付けられている。またケース9の他方の端部もかし
められることによって前記固定鉄心3がケース9内に取
付けられている。10は前記コイル2へ通電するための
リード線である。
【0003】次にこの従来装置の動作を説明する。コイ
ル2を励磁していない状態では可動鉄心4はスプリング
8に押圧され、可動鉄心4の先端がボール6を弁座5d
へ押し付ける状態となる。したがって、この状態では入
力ポート5aからの流体はボール6に阻害されて流
ず、流体は出力ポート5bからドレインポート5cへ流
れる。コイル2を励磁するとその通電量に応じて可動鉄
心4がスプリング8の付勢力に抗して固定鉄心3の方へ
吸引される。これによって可動鉄心4先端によるボ−ル
への押圧はなくなり、ボール6は入力ポートからの流
体によって弁座5eに当接する。したがって入力ポート
5aからの流体が出力ポート5bへ流れ、ドレインポー
ト5cへは流体が流れなくなる。ここで、アセンブリ5
とホルダ7は前述のようにケース9にかしめられること
によって、これらがボビン1や鉄心3、4等と共にケー
ス9に取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁弁は次に述べる課題があった。すなわち、樹脂
製のアセンブリ5はケース9の固定部9bでかしめられ
ることによりケース9に取付けられていたので、このア
センブリ5が周囲の熱や水分により寸法変化した場合、
特に、高い熱によりアセンブリ5の、前記固定部9bで
かしめられている部分が収縮し薄肉化した場合(この現
象および、これにより樹脂が脆くなることを総称して樹
脂の枯れという)、固定部9bと、アセンブリ5の本来
かしめられている部分との間に隙間が発生してアセンブ
リ5が電磁弁の軸方向にガタついてしまう。アセンブリ
5がガタつくと、例えばコイル2への非励磁時での可動
鉄心4と固定鉄心3との間の距離がアセンブリが枯れる
前よりも長くなってしまう(つまりアセンブリのかしめ
られる部分が薄くなることによって、ボール6がスプリ
ング8に押されて弁座5dを押し付けることでアセンブ
リ5全体が当初よりも軸方向下方に下がってしまう)。
これによって、可動鉄心4を固定鉄心3側へ吸引して弁
座5dを開く際に必要充分なコイル2への通電量が変わ
ってしまい、アセンブリ5内の通路の開閉を適切に行い
難くなるという問題が起きていた。
【0005】樹脂に枯れが生じても、かしめ部分にガタ
が発生しないようにするには、アセンブリに予圧を加え
たり、アセンブリ5を高強度で劣化の少ない樹脂で成形
して接合強度を挙げることが考えられるが、このように
すれば電磁弁全体の製造コストが上がるという問題があ
った。この発明では、上記のような課題を解決するため
になされたもので、ケースと樹脂製のアセンブリとを確
実に接合でき、樹脂に枯れ等が発生しても、初期と変わ
らない弁機構の作動が得られる電磁弁を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、基本的に
は、ケースと、このケース内に配置されたボビンと、こ
のボビンに巻回されたコイルと、このボビンに取付けら
れた固定鉄心と、この固定鉄心に対向配置され前記コイ
ルへの励磁によって固定鉄心側へ吸引される可動鉄心
と、可動鉄心を固定鉄心に対して反対側へ押圧する付勢
部材と、可動鉄心の動きに関連して動く弁体と、この弁
体によって開閉される通路が設けられた樹脂製のアセン
ブリとを有し、このアセンブリが前記ケースに取付けら
れた電磁弁において、このアセンブリに板状部と前記板
状部から折り曲げて形成された脚部とを有した金属製の
ホルダの少なくとも前記脚部がインサート成形によって
固着されると共に前記ホルダの一部がセンブリから露出
されて露出部を形成し、この露出部にケースが固定され
ることによってアセンブリがケースに取付けられた電磁
弁によって上記課題を解決する。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、コイルが非励磁の場合に
は可動鉄心が付勢部材によって反固定鉄心側へ押され、
これによって弁体がアセンブリの通路を閉じるように作
用し、一方、コイルへ励磁した場合は可動鉄心が付勢部
材に抗して固定鉄心の方へ吸引され、弁体がアセンブリ
の通路を開く方向へ作用する。この電磁弁のアセンブリ
はホルダがインサート成形によって一体とされ、この
ホルダのアセンブリからの露出部にケースが固定される
ことで、アセンブリがケースに取付けられるので、アセ
ンブリを構成する樹脂に枯れ等の劣化が生じても、この
ことが前記ホルダとケースとの固定箇所に影響すること
なく、従って可動鉄心の移動距離が電磁弁使用の初期に
比べてと変化することがない。また、ホルダに形成した
脚部をアセンブリにインサートしているので、アセンブ
リにホルダの周りを回ろうとする力が加えられても、こ
の脚部によってアセンブリが回ろうとする力が受けられ
アセンブリが回ることが防止される。請求項2の発明で
は、この脚部にさらに略直角方向の爪部が形成されてい
るので、アセンブリに電磁弁軸方向の力が加えられても
この力が爪部を介してケースによるかしめの部分で受け
られ、したがってアセンブリがホルダから抜けてしまう
ことが防がれる。請求項の発明では、特にホルダの露
出部にケースがかしめられる構造とされ、これによって
アセンブリがケースに取付けられる。
【0008】請求項の発明では、ホルダの露出部にケ
ースが溶接される構造とされ、これによってアセンブリ
がケースに取付けられる。請求項の発明では、ホルダ
にボビン内に入れられる中空部を形成することによっ
て、ホルダ自体をも磁気回路とする場合にその磁気回路
部分を大きくすることができる。
【0009】請求項の発明では、ホルダに穴を設け、
この穴を含む部分がアセンブリにインサートされること
によって、穴の内周によってアセンブリがホルダの周り
を回ろうとする力またはアセンブリがホルダから抜けよ
うとする力が受けられる。請求項の発明では、ホルダ
の露出部の外周は一部に切り欠きを有する円形状から形
されており、この部分にケースが固定されることとす
れば、ケースの内周を、アセンブリを含んだ部材が回ろ
うとする力が加わっても、ケースが固定されるホルダが
円の円弧とはならない部分を有しているので、この部分
で回ろうとする力が受けられ、よってアセンブリ等がケ
ース内で回ることがない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。 実施例1.実施例1を図1、図2で説明する。ボビン
1、コイル2、固定鉄心3、可動鉄心4、アセンブリ5
の各ポート5a、5b、5c、弁座5d、5e、ボール
6、スプリング8の構成および電磁弁の通路開閉動作は
従来例と同様なので、その説明を省略する。アセンブリ
5は樹脂製であり、このアセンブリ5には磁性のある金
属製のホルダ7がインサート(アセンブリ5の成形時の
樹脂硬化前に金属製のホルダ7をアセンブリ5内の所定
位置にセットし、アセンブリ5が成形された時点ですで
にホルダ7がアセンブリ5に一体とされる成形の仕方)
されている。そしてアセンブリ5の側部からホルダ7の
端部を突出させて露出部11を設け、この露出部11を
ケース9の段差部9aと固定部9bとで挟み、この固定
部9bをかしめることによってホルダ7がケース9に固
定され、したがってアセンブリ5がケース9に固定され
る。
【0011】図1に示すようにアセンブリ5の突出部分
にはケース9は固定されていない。(但し、この部分に
ケースをかしめてもよい。ホルダ7にケース9が固定さ
れているので、別段アセンブリ5までケース9に固定す
る必要がないというだけである。)この実施例で、ホル
ダ7は特に図2に示しているように、円筒状の中空部1
2と、この中空部12の下方に中空部12周囲に広がる
ように連設された板状部13と、この板状部14の一部
が切られて下方へ折り曲げられてなる脚部14と、この
脚部14の先端部に脚部14とは略直角方向に連設され
た爪部15とからなる。前記中空部12は図1に示すよ
うに、ボビン1内に挿入され、これによって金属製のホ
ルダ7を磁気回路の一部を構成する場合に、中空部12
の分、磁気回路が大きくなる。
【0012】前記板状部13は少なくともその一部が図
1に示すように樹脂製のアセンブリ5にインサートさ
れ、これによってホルダ7がアセンブリ5と一体とされ
る。そして、この板状部13の周囲が前記露出部11と
される。前記脚部14も前記アセンブリ5にインサート
され、この場合、アセンブリ5がホルダ7の周りを回ろ
うとしても、その力が脚部14に受けられ、実際にアセ
ンブリ5がホルダ7周囲を回ることが防がれる。前記爪
部15もアセンブリ5にインサートされるが、この爪部
15はアセンブリ5に上下方向の力が加わっても、アセ
ンブリ5内部でその力が爪部15によって受けられ、ア
センブリ5がホルダ7から抜けてしまうことが防がれ
る。これら脚部14や爪部15は、アセンブリを構成す
る樹脂が熱収縮や水分吸収による膨張を繰り返すことに
よってホルダ7のインサートされた部分とアセンブリと
の間に隙間が発生した場合でも前記回り止めや抜け止め
の作用を発揮するので、アセンブリ5の経時変化による
アセンブリ5とホルダ7との接合状態劣化の際に特に有
効となる。
【0013】しかし、これら脚部14や爪部15あるい
は前記中空部12は必須の構成ではなく要するにケース
9に固定される露出部11が形成されたホルダ7であれ
ばよい。このようにホルダ7をアセンブリ5に一体とな
るようインサートし、前記ホルダ7の露出部11にケー
ス9を固定することとしたので、アセンブリ5に枯れが
生じてもこれによって可動鉄心4の移動距離が変化する
ことはなく、初期の移動距離を維持でき、従って電磁弁
を使用し始めた時点と同様の通電の仕方で可動鉄心4が
所定の駆動をし、適切な通路開閉動作がなされる。
【0014】実施例2 上記実施例1ではホルダ7の露出部11にケース9をか
しめることによってアセンブリ5をケース9に固定させ
ているが、ケース9とホルダ7の露出部11とを溶接す
ることによって固定してもよい。この場合、図1のA部
に溶接箇所を設けることとしてもよいし、或はプロジェ
クション溶接を採用してもよい。溶接によってかしめよ
りもケース9とホルダ7との固定強度が増加する。
【0015】実施例3 図3(a)(b)に実施例3を示す。この実施例はホル
ダ7に穴を形成し、この穴を含む部分をアセンブリ5に
一体となるようにインサートしたものである。具体的な
一例を説明すると、図3(b)に示すようにホルダ7を
実施例1で述べた中空部12と板状部13からなるもの
として構成し、板状部13に適数の穴16を形成する。
これをアセンブリ5にインサートして、ケース9に固定
すると図3(a)のようになる。この実施例ではホルダ
7の全周に露出部11が形成され、この露出部11の一
部または全周にケース9がかしめによって固定されてい
る。この実施例では、ホルダ7の穴16を含む部分をア
センブリ7にインサートしたので、穴16の中にも樹脂
が充填されることになる。したがって、アセンブリ5が
ホルダ7の周りを回ろうとする力やアセンブリ5が電磁
弁の軸方向に動こうとする力がホルダ7に接している樹
脂部分によって受けられ、アセンブリ5が回ったり抜け
たりすることが防がれる。
【0016】実施例4 実施例4を図4に示す。この図は金属製のホルダ7の平
面図である。この例では板状部13の周囲の少なくとも
一部に円の円弧とはならない部分を形成している。具体
的には板状部13を上からみた場合、18は円の円弧と
なっている部分であるが、この部分18同士の間に本来
円弧状の部分を切り欠いて形成した直線状の部分17を
有している。この直線状の部分17も実施例1のように
ケースの固定部9bによってかしめられてる。このよう
に円の円弧を構成しない部分にケースがかしめられるこ
とによってアセンブリ5がケース9の内周に沿って回ろ
うとする力がはたらいても、この力は円を描くような方
向に働くので、直線状の部分17でかしめられているこ
とによって、前記した力がこの部分17で受けられアセ
ンブリ5が回ることがない。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明では、アセンブリにイン
サートされ一部が露出された金属製のホルダの露出部に
ケースが固定されることによって、アセンブリがケース
に取付けられる構成としたので、アセンブリを構成する
樹脂に枯れ等の劣化が起こっても、これによってケース
とホルダとの固定状態が変化せず、従って可動鉄心と前
記アセンブリの弁座等の通路との距離関係が前記樹脂の
劣化によって変化することがなく、アセンブリを構成す
る樹脂が劣化しても樹脂が劣化する前の可動鉄心の作動
状態を維持でき、高価な樹脂を使用することなく電磁弁
機構の動作を適正なものとすることができる。また、脚
部がアセンブリにインサートされることによって、アセ
ンブリがホルダの周りを回ることが防がれ、アセンブリ
とホルダの位置関係が安定化する。 請求項2の発明で
は、前記脚部に略直角方向の爪部が形成されているの
で、この爪部によってアセンブリがホルダから抜けるこ
とが防止できる。請求項の発明では、かしめによって
アセンブリがケースに取付けられるので、アセンブリを
ケースへ取付けるコストが低廉となる。請求項の発明
では、溶接によってアセンブリがケースに取付けられる
ので、アセンブリとケースとの固定が強固になる。
【0018】請求項の発明では、ホルダに、ボビンに
挿入される中空部が形成されているので、この中空部に
よって磁気回路を増大させることができる。請求項
発明では、ホルダに形成された穴を含む部分がアセンブ
リにインサートされるので、簡単な構成でアセンブリが
ホルダ周囲を回ることと、アセンブリが抜けることを防
ぐことができる。請求項の発明では、ホルダの外周は
一部に切り欠きを有する円形状から形成され、この部分
にケースが固定されることによって、アセンブリがケー
スの内周を回ることが防がれ、アセンブリのケース内で
の位置が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1、2に係る電磁弁の縦断面
図である。
【図2】 本発明の実施例1、2に係る電磁弁の金属製
のホルダの斜視図である。
【図3】 本発明の実施例3に係る電磁弁を示し、
(a)はこの電磁弁の縦断面図、(b)は金属製のホル
ダの斜視図である。
【図4】 本発明の実施例4に係る電磁弁の金属製のホ
ルダの平面図である。
【図5】 従来の電磁弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 コイル 3 固定鉄心 4 可動鉄心 5 アセンブリ 6 ボール(弁体) 7 金属製のホルダ 8 スプリング(付勢部材) 9 ケース 9b 固定部 11 露出部 12 中空部 13 板状部 14 脚部 15 爪部 16 穴 17 直線状の部分(円の円弧とならない部分)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/11

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、前記ケース内に配置されたボ
    ビンと、前記ボビンに巻回されたコイルと、前記ボビン
    に取付けられた固定鉄心と、前記固定鉄心に対向配置さ
    前記コイルへの励磁によって前記固定鉄心側へ吸引さ
    れる可動鉄心と、前記可動鉄心を固定鉄心に対して反対
    側へ押圧する付勢部材と、前記可動鉄心の動きに関連し
    て動く弁体と、前記弁体によって開閉される通路が設け
    られた樹脂製のアセンブリとを有し、前記アセンブリが
    前記ケースに取付けられた電磁弁において、前記アセン
    ブリに板状部と前記板状部から折り曲げて形成された脚
    部とを有した金属製のホルダの少なくとも前記脚部がイ
    ンサート成形によって固着されると共に前記ホルダの一
    部が前記センブリから露出されて露出部を形成し前記
    露出部に前記ケースが固定されることによって前記アセ
    ンブリが前記ケースに取付けらたことを特徴とする電磁
    弁。
  2. 【請求項2】 前記ホルダの前記脚部には前記脚部に対
    し略直角方向の爪部が形成された請求項1に記載の電磁
    弁。
  3. 【請求項3】 前記ホルダの前記露出部に前記ケースが
    かしめられることによって前記アセンブリが前記ケース
    に取付けられた請求項1あるいは2に記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】 前記ホルダの前記露出部に前記ケースが
    溶接されることによって前記アセンブリが前記ケースに
    取付けられた請求項1あるいは2に記載の電磁弁。
  5. 【請求項5】 前記ホルダは前記ボビン内に入れられる
    中空部と、前記アセンブリにインサートされる部分とを
    有する請求項1乃至4のいずれかに記載の電磁弁。
  6. 【請求項6】 前記ホルダには穴が形成され、前記ホル
    ダの前記穴を含む部分が前記アセンブリにインサートさ
    れた請求項1乃至5のいずれかに記載の電磁弁。
  7. 【請求項7】 前記ホルダの前記露出部の外周は、一部
    に切り欠きを有する円形状から形成された請求項1乃至
    6のいずれかに記載の電磁弁。
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