JP3121817B2 - 低空気損失ベッドおよび低空気損失ベッド用の空気袋 - Google Patents

低空気損失ベッドおよび低空気損失ベッド用の空気袋

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JP3121817B2 JP62226230A JP22623087A JP3121817B2 JP 3121817 B2 JP3121817 B2 JP 3121817B2 JP 62226230 A JP62226230 A JP 62226230A JP 22623087 A JP22623087 A JP 22623087A JP 3121817 B2 JP3121817 B2 JP 3121817B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 本出願は同発明者による係属中の米国出願No.683,153
(1984年12月17日出願)の部分継続出願である、同出願
No.784,875(1985年10月4日出願)の部分継続出願であ
る。 本発明は低空気損失型患者支持器交互空気圧付与方法
及び装置に関し、特に2組みの空気袋組みを備えたフレ
ーム、該フレームに設けられ、空気袋組みに空気を供給
するためのブロワや調節装置を持つ余分のシステムを必
要とせずに、該フレームの該2組みの空気袋に気体流を
供給する気体供給源、各空気袋上に設けられ、気体が一
方の空気袋組みに供給されているときにその上に支持さ
れている患者をフレームの一方の側に移動し、次にフレ
ームの他の側に移動する手段、そして該空気袋上に設け
られ、患者がフレーム上の該両側の間を移動されると
き、空気袋上で患者を保持する手段を含むベッドに関す
る。 上述のベッドは寝たきりの患者の床擦れを防ぎ、内臓
の体液等の採集を容易にする。本発明の主題に関連し
た、既知の各種の装置にはさまざまの欠陥がある。特に
米国特許No.3.822,425が開示するエアーマットレスは固
体や液体を透過しない気体透過性の材料から作られた、
患者を支える表面を有する複数のセル又は袋から構成さ
れる。さらに、同特許は該セル又は袋を所定の空気圧値
まで膨張する空気源と内部空気を排出する空気排出ポー
トを有する。該排出ポートの目的はセル又は袋内の凝結
水蒸気を取り除くためと記されている。このエアーマッ
トレスの排出ポートには、セルへの空気量の調節により
内部空気圧を制御する方法の代わりに、セル内の空気圧
を調節する弁を設けることができる。現在市販されてい
る、この特許のエアーベッドには或る欠点と限界がある
ことが知られている。 例えば、このベッドの単一の空気取り入れカプラがエ
アーマットレスの真下中央部に直接設けられている、空
気源に連結している。このため、カプラの接続部にアク
セスするには、仰向けになる必要があるなど、不都合な
点があった。マットレスの下に接続部を配置すること
は、エアーホースをベッドのフレームの間を通すなど、
フレーム構造上の問題点がある。エアーホースが接続さ
れる空気源は離れた所でキャビネットに乗せられるブロ
ワ又はエアーポンプであり、移動に便利なようにキャビ
ネットはキャスタ付きである。実際の使用では、このよ
うなキャビネットはIVスタンドなどの装置を患者の周囲
に運んだりするなど、頻繁に動かされる。 しかし、ブロワをベッドからかなりの距離を離す場
合、フレームからエアーホースを取り外す必要がある
が、接続部がベッドの下にあるため、作業が困難とな
る。又、エアーホースがフレームに絡み付かないような
工夫が必要となる。さらに、エアーホースを外す際にエ
アーマットレスの空気圧損失などの不都合も伴う。 旧技術のベッドのいま一つの問題は患者の体重測定に
関わる。流体保持等のパラメータを測定し、グラフに記
録する場合には、患者の体重を連続的にモニターする。
寝たきりの患者の体重測定の唯一の方法は、患者をベッ
ドに乗せたまま計り、ベッドの重さを引くことである。
しかし、ホース等ベッドの部品がぶるさがったり、重さ
の変化をオンス単位で測定する場合など、患者がベッド
上にいるため、測定の精度を維持するのが困難である。 さらに、上記特許に開示されたベッドの他の制約はエ
アーマットレスに注入できる空気の量が限られているこ
とである。同特許の述べられている排出ポートを完全に
除くことで少なくとも、空気袋の内部の空気圧を気体源
の最高出力気圧に維持する事が出来る。又同特許に述べ
られているベッドで、該排出ポートを記述の目的に使用
したまま、空気袋の空気圧を増大する必要があるとき
は、唯一の方法は大容量のブロワを設けることである。
例えば、肥満した患者を支えるには高い空気圧が要る。
一般に、ブロワの容量が大きいほど、電力消費が増え、
簡単には入手できない、大容量の回路を必要とする。さ
らに、ブロワが大型化すれば、雑音が大きくなり、患者
にとって望ましくない。 寝たきりの患者の床擦れを防ぐ他の従来技術の欠点は
英国特許No.1,474,018及び米国特許No.4,425,676に特徴
的にみられる。 旧知の技術には空気圧を利用して、患者を左右に移動
できる装置が幾つか開示されている。例えば、米国特許
No3,477,071、No.3,485,240並びに、No.3,775,781は膨
張可能なクッションを交互に膨らませたり、縮めたりし
て患者をベッドに寝かせたまま動かしたり、回動したり
出来る膨張可能な装置を有する病院用ベッドを開示す
る。英国特許No.2,065,315は類似する構造のパッド、ク
ッション及びマットレスを開示している。独特許DE28
16 642はベッドのシーツに取り付ける3つの長手方向
に延びた延長可能なセルを含む、寝たきりの病人や入院
患者用の、エアーマットレスを開示する。各セルへの注
入空気の量が可変なので、患者をマットレスの両側に向
けて移動することが出来る。これらの旧技術のマットレ
ス及び装置は空気圧が低い患者支持装置向けのものであ
る。さらに、上記英国及び独特許及び米国特許No.3,47
7,071及び3,775,781はベッドに沿って平行に延設した、
交互に膨張可能な空気室からなる装置を開示する。しか
し、これらの装置は、患者がベッドの上で約な姿勢を取
れるようにベッドの各部分を傾斜できるように設計され
たベッドには使用出来ない。 米国特許No.3,678,520は、ヘッダパイプから突出する
複数のチューブ内に設けられた圧力パッド内で使われる
エアーセルを開示する。このエアーセルは膨らんだ状態
では、上からみると、櫛のような形状をしている。この
ようなエアーセルが2つ、指を組み合わせたように突出
するチューブ内に入れられ、両セルに空気の供給排出を
交互に行う。 この装置はベッドに寝ている患者が楽な姿勢をとれる
ように、ベッドの各部分を傾斜、屈曲できるベッドに適
切でなく、又、低空気損失用に構成されてたベッドで
は、上に述べたように機能することも出来ない。 外国のものを含む幾つかの特許は交互に膨らませた
り、縮めたりしてその上の患者を一方から他方の支持点
を移動するマットレス、あるいは、クッションを開示し
ている。そのような例として、米国特許No.1,772,310、
2,245,909、2,998,817、3,390,674、3,587,568、3,653,
083、4,068,334、4.175,297、4,193,149、4,197,837、
4,225,989、4,347,633、4,391,009、及び4,472,847、並
びに英国特許No.859,103、豪州特許No.401,767、独特許
No.24,46,935、29,19,438及び28 07 038がある。これ
らのいずれも、患者の体の下で空気圧を変化させてた
り、空気クッションやセル上で患者の体重の配分を移動
するのに患者の体を動かしたり、移動する装置は開示し
ていない。 さらに、一組のセルに交互に空気を供給する、空気マ
ットレスやクッション以外の膨張可能な装置を開示する
特許が数件ある。例えば、米国特許No.1,147,560、3,59
5,223及び3,867,732並びに英国特許No.1,405がそうであ
る。 これらの特許のうち、英国特許が装置のセル内の空気
圧を変化させて、患者の体を移動を行う方法を開示す
る。しかし、これらの引用例はいずれも低損失で患者の
支持を行う使用に適した装置を開示していない。 英国特許No.946,831に並列に置かれ、互に流体連絡す
る長形の膨張可能な袋を有する空気マットレスを開示し
ている。2つの袋の内部を連結する管には弁が設けてあ
る。両方の袋に患者を支えるのに必要な空気が供給さ
れ、それにより、患者をベッドから、あるいは、空気マ
ットレスの乗っている方の表面から持ち上げる。患者の
体重の分布の不均衡を利用して空気が一方の袋から他方
の袋に移り、患者の体は現在縮んだ方の袋上に移動され
る。その詳細は省くが、自動切り換え弁の働きで、縮ん
でいる袋を膨らませ、最初ひ膨らんでいた方の袋を縮ま
らせ、患者の体を他の方向へ移動する。この装置は、患
者の体を縮んだほうの袋に移動するので、空気マットレ
スの有る方、即ち、患者の体を支持する側では体の下に
充分な空気がなく、事実上患者の体は床板、即ち、マッ
トレスのない側に押し付けられたのと同じ状態となり、
床擦れを防ぐ能力が限定される。例え、患者の体を支え
る方の袋に充分な空気が残っていたとしても、その空気
は徐々に抜けて、結局はベッド又は他表面にじかに寝か
されることになる。最後に、同装置は患者がベッドの上
で楽な姿勢が取れるようにベッドの各部を傾斜屈曲出来
るように設計したベッドに応用できない。 (目的) 本発明は旧技術の欠陥を排除する改良装置を提供す
る。本発明は使用上の柔軟性、空気圧の維持能力、作動
中に一方あるいは双方の空気袋を迅速容易に置き換える
能力、空気袋内の圧力調節の容易性等、旧知の技術より
優れた数々の性能を持つことを特徴とする。 従って、本発明の目的はフレーム、該フレーム上に患
者を支持するほぼ矩形の気体を透過する第1の空気袋組
み、該フレーム上に患者を支持するほぼ矩形の空気を透
過する第2の空気袋組み、各空気袋を空気源に連結する
手段、第1の空気袋組みの各空気袋と一体形成され、そ
の空気袋が膨張されると、患者をフレームの第1部分に
移動する手段、第2の空気袋組みの各空気袋と一体形成
され、第1の空気袋組みの空気袋が縮められ、且つ、第
2の空気袋組みの空気袋が膨張されると、上に乗せた患
者をフレームの第2部分に移動する手段、及び各空気袋
に一体形成され、患者がフレームの第1又は第2部分に
移動されたとき、患者の体を交互に第1、又は、第2の
空気袋組みに保持する手段から成る低空気損失ベッドを
提供することである。 本発明の他の目的は空気源からの空気の流量を調節す
る弁の設定により、既知の体重値の患者を支持できる空
気圧を迅速容易に設定できる空気ベッドを提供すること
である。 本発明のもう一つの目的は、体重の大きい患者を支え
る空気袋組みに空気を供給するマニホルドに、流量調節
装置を介さずに、空気源からのもう一つの空気の流れを
選択的に付与する手段を提供することである。 本発明の他の目的は余分の外部空気源を必要としない
という点では自足的、従って、小型で使い易い低空気損
失型ベッドを提供することである。 本発明の他の目的は患者の位置を維持でき、その体重
の測定が正確にできる、低空気損失型ベッドを提供する
ことである。 本発明の他の目的は、上下に動かしたり傾けたりでき
る一体形成の空気源を有し、部分的にそれ自体上下に動
かすことのできる、低空気損失型ベッドを提供すること
である。 本発明の他の目的は、気体透過性材料から作られた、
ほぼ矩形の密閉体、該密閉体の内部を空気源と連結し、
該密閉体を膨張する手段、該密閉体を低空気損失ベッド
に取り外し可能に装着する手段、該密閉体に一体形成さ
れ、該密閉体が膨張されると、その頂部の患者の体をそ
の端部に移動する手段、並びに、該密閉体の患者が移さ
れた端部に一体形成され、患者をその頂部に保持する手
段からなる、気体透過性の低空気損失型空気袋を提供す
ることである。 本発明の他の目的は、空気ベッドから迅速容易に取り
外しが可能で、ベッドの作動中に空気袋の交換が容易に
できる、単一の開口部を有する空気袋を提供することで
ある。 本発明の他の目的はベッド上に安全に保持しつつ、患
者の体をベッド上で前後に移動できる低空気損失型ベッ
ドを提供することである。 本発明の他の目的は、患者を交互に一つの方向と第2
の方向に移動でき、患者の体に対応する、少なくとも、
三つの部分に分割され、各部分が蝶番連結された低空気
損失型ベッドにおいて、患者がベッド上の上記の両方向
に移動されるとき、患者がより楽な姿勢を維持する一方
より優れた治療値を付与するべく、該分割されたベッド
部分を上下に移動する手段を備えていることを特徴とす
るベッドを提供することである。 本発明の他の目的は、患者の体の一部を比較的固定し
た位置に保持しつつ、その体の他の部分を交互に第1及
び第2の方向に移動できる低空気損失ベッドを提供する
ことである。 本発明の他の目的及び特徴は以下の説明に明らかにさ
れている。 (発明の要約) 本発明の上記目的及び特徴は空気源を設置したフレー
ムをに依り達成される。複数の気体透過性の空気袋組み
が該フレーム上に設けられ、空気袋の各組みはベッド上
に伏せている患者の体の部分に対応する。別個に設けら
れた複数のマニホールドはそれぞれ該空気源及び空気袋
の各組みに連通する。又、空気源から各マニホールドに
供給される空気量を別個に変化させる手段を有し、それ
により患者の体の各部の支持力を変える。 本発明は並列に配置された複数の空気袋と患者を支持
し、且つ、患者の体に圧点がかからないように、その内
部の圧力を配分した密閉体と該密閉体の内部を空気源に
流体連結し、該密閉体を空気で膨張する手段を含む低空
気損失ベッドを提供する。この密閉体はそれを低空気損
失ベッドに保持する手段、及び、該密閉体が膨張された
とき支持されている患者を密閉体の一端に移動する手段
を備えている。該空気袋はそれと一体形成した、患者が
密閉体の該一端に動かされたとき、患者を密閉体の頂部
表面で保持する手段を備えている。 本発明は、さらに、空気源と気体透過性の複数の空気
袋を有するベッドフレームからなる低空気損失ベッドを
提供する。別個のマニホールドが空気袋組みの一方の各
空気袋の内部及び空気源に連通している。空気調節室は
空気袋組みと空気源上に設置され、それは空気源からマ
ニホールドへの空気通路内に配置されていて、各マニホ
ールドに供給される空気の量を変える調節可能な弁を有
する。空気調節室は、又、各弁を開いて大気と連通する
手段を備えており、それにより空気袋の空気を抜いて、
患者の体を空気袋ではなく、空気ベッドのフレームで支
えるようにしてある。 本発明は、又、ベッドフレームとその上に設置した複
数の空気袋組みからなる低空気損失ベッドを提供する。
該空気袋組みにはその内部と空気源を接続する複数のマ
ニホールドを有する。該ベッドフレームに設置された該
空気調節室は、空気源及びマニホールドと流体連結して
いる。該空気調節室はそれを介して空気源からマニホー
ルドへの空気の流量を変化させる、調節可能な弁を設け
ている。この空気調節室は該弁を大気に対して同時に開
く手段を有している。 又、本発明はフレームとそれに設けられた複数の空気
袋組みを有する低空気損失ベッドを提供する。該空気袋
にはその内部と空気源を別個に連通する複数のマニホー
ルドを備えている。該フレーム上には空気調節室が設け
られ、該空気調節室の内部はマニホールド及び空気源と
連通し、空気源からマニホールドへの空気の流量を別個
に変化させる手段を有する。該空気調節室には空気調節
室と通過する空気を加熱する手段及び空気調節室内の温
度に対応して該加熱手段をON、OFFする手段が設けられ
ている。又、該マニホールドの一方には、該加熱手段を
選択的に制御するセンサーを備え、該センサーは所定の
温度で作動するように設定された空気調節室内の温度に
対して該加熱手段をON、OFFする。 さらに、本発明はフレーム、該フレーム上で患者を支
持する第1の空気袋組み、該フレーム上で患者を支持す
る第2の空気袋組み、各空気袋を空気源に連結する連結
手段及びフレーム上の第1及び第2の側に動かされた患
者を保持する、空気袋上に設けられた保持手段からなる
低空気損失ベッドを提供する。第1の空気袋組みの各空
気袋はそれと一体形成された、第1の空気袋組みの空気
袋が膨張された時、その上の患者をフレームの第1の側
に動かす移動手段を含み、同様に、第2の空気袋組みの
各空気袋はそれと一体形成され、第2空気袋組みの空気
袋が膨張され、且つ、第1空気袋組みの各空気袋が縮め
られた時、その上の患者をフレームの第2の側に動かす
移動手段を有する。 (実施例による説明) 第1図には、フレーム(12)を含むベッド(10)が図
示してある。フレーム(12)は(44′)、(44″)、
(44)で蝶番連結される、複数の部分(14′)、(1
4″)、(14)、(′)と端部材(16)から構成さ
れる。横部材(18)(第6、7図)及び補強部材(19)
(第7図)は構造上の補強を付与する。フレーム(12)
はその一端部にヘッドボード(20)及び他端部にフット
ボード(21)を設けている。ヘッドボード(20)及びフ
ットボード(21)はそれぞれ垂直羽板に上下に並べられ
た各2枚の板(20′)、(20″)及び(21′)、(2
1″)からなる。 第6、7図において、参照番号27が示すサブフレーム
は縦部材(24)と横部材(26)、(28)から構成される
底部(22)上に、後に述べる高度調節システムを介して
設けられている。底部(22)はその四隅でキャスター
(30)に乗せられている。該キャスター(30)はペダル
(42)により推進、制動される。 サブフレーム(27)は横材(29)、湾曲補強部材(3
5)、及び縦部材(31)から構成される(第6、7
図)。サブフレーム(27)の隅に設けられた垂直部材
(33)なタブ(3′)を有し、IV瓶や他の物が載せられ
るようになっている。詳細に図示してないが、サブフレ
ーム(27)を底部(22)に対して上下に動かす旧知の高
度調節システムが設けられている。高度調節は駆動U字
型部材(37)を介し動力ネジ(第7図には他の部品の背
後で見えず)により回動される軸(36)によりなされ
る。該U字型部材(37)はモータ(他の部品の背後に隠
れて見えず)により駆動される。該軸(36)はサブフレ
ーム(27)の縦部材(31)に設けられた側部材(38)に
ジャーナル軸支されている。動力ネジの出力は偏心レバ
ー(39)を介して駆動U字型部材(37)にジャーナル軸
支されている軸(36)に伝達される。サブフレーム(2
7)は底部(22)の横材に回動可能に設けられたレバー
によりうごかされる。第6、7図ではレバー及びそれが
設けられている部品は横部材(29)の背後にあって見え
ない。 フレーム(12)の部分(14″)は支持部材(41)を介
してサブフレーム(27)の縦部材(31)に設けられてい
る(第6図)。頭部底板(52)を設けたフレーム(12)
部分(14′)並びに足部底板(46)を設けたフレーム
(12)部分(14″)は蝶番(44′)及び(44′)でそ
れぞれ平面位置から回動可能である。この回動の目的は
患者の体の各部分の屈曲と屈曲角度に対応させて調節で
きるようにしたものである。回動方法は旧知の事なの
で、ここでは簡略化のため詳細に図示していないが、モ
ータが照合番号45で示す箱内に設置され、制御盤(34
6)により制御される。これらの機能のための回路は箱
(43)に設けられ(第7図)、その詳細は後述する。水
平位置にある時はサブフレームの縦部材(31)上に在る
頭部底板(52)の下、支柱(17)が横部材に設けてあ
る。足部底板(46)を起こすと(第7図)、横部材(4
7)(明示するため、第7図では該横部材は補強部材(1
9)から離して図示してある)と補強部材(19)内の凹
部の回動的連結関係のため、該横部材(47)も一緒に起
きる。該凹部が横部材(47)が起こされる高度を調節す
る手段を付与する。サブフレーム(27)の縦部材(31)
に回動可能の設けられたブラケット(51)上で足部底板
(46)は上方に回動する。足部底板(46)が水平位置に
下げられると、横部材(47)の頂部(53)は縦部材上に
乗る。 頭部底板(52)の底面に設けられたブラケット(85)
に回動可能に設置されたブラケット(83)は側部レール
を有する(第6図)。又、側部レール(87)がブラケッ
ト(89)に設けられている(第7図)、該ブラケット
(91)は取り付けブラケット(91)に回動可能に設けら
れている。該ブラケット(91)は側部底板(46)の底面
で補強部材(19)に固定されている。 フレーム(12)は足部底板(46)、脚部底板(48)、
尻部底板(50)並びに頭部底板(51)(第3図に斜線で
示す)等を設け、これらの底板はリベット(54)によっ
てフレーム(12)の各部分(14′)、(14″)、(14
)、(14′)に対応して配置されている(第11
図)。空気袋(58)は低空気損失ベッド(10)に装着可
能に取り付けられている。第5A図、第5B図にはそのよう
な装着可能な取り付け手段の実施例が図示してある。同
図は足部底板(46)の一部を示し、該足部底板には脚部
底板(48)、尻部底板(50)、頭部底板(52)と同様、
その長さ方向に沿ってはす向かいとなる位置に通孔(6
4)を穿ってある。各通孔(64)は支柱(32)を受ける
キー溝(11)を有し、該支柱は空気袋(58)の底面(7
9)を通って突出する抜け止め(34)を設けている。該
抜け止めは空気袋(58)の底面(79)及び底面(72)に
接着されたパッチ(69)の間に保持されるフラジ部(7
1)を持つ。第5B図の空気袋(58)は部分を切り取って
図示してある。又、空気袋(58)はそれと一体形成した
タブ(15)を有する弾性のポリマープラスチックの突出
体(23)を持つ。 足部底板(46)、又は他の底板(48)、(50)、(5
2)に空気袋(58)を装着可能に取り付けるため、支柱
(32)は抜け止め(34)が該底板の底面から突出するよ
うに、通孔(64)に挿入される。その後、支柱(32)は
キー溝(11)と係合するよう押し込まれ、抜け止め(3
4)は足部底板(46)の底面と通孔(64)の縁と係合し
て、空気袋(58)を足部底板(46)上に定置する。次
に、突出体(23)はキー溝(11)を持つ通孔(64)の反
対側の通孔(64)に挿入され、タブ(15)が平頭ネジ
(13)の頭部の底面と係合するまで回され、それにより
突出体(23)を定置する。 他の実施例では、底板(46)、(48)、(50)及び
(52)は雄スナップ(56)の形式で空気袋(58)を低空
気損失ベッドの縁部に沿って装着可能に取り付けられて
いる(第11図)。空気袋(58)には該雄スナップ(56)
と填合する雌スナップ(62)をそれぞれ備えたフラップ
(60)を設けている。フラップ(60)は交互にVELCROテ
ープ片(55)を設けてあり、底板(46)、(48)、(5
0)、(52)の縁部には対応するVELCRO(登録商標)テ
ープ片(57)が取り付けられ、各空気袋(58)を定位置
に固定する。別の方法として、VELCRO(登録商標)テー
プ片とスナップ固定具の双方をフラップ(60)と底板
(46)、(48)、(50)、(52)に取り付けてもよい。 空気袋(58)はほぼ矩形で、水蒸気を含む気体を透過
するが、水などの液体を通さないように被覆した布材か
ら作られている。そのような材料としてゴアテックス
(登録商標)の商品名で市販されているものが最適であ
ろう。空気袋(58)は排気のために1つ以上の出口を設
けているか、又は、低空気損失構造を有する。第11図に
照合番号59で示す低空気損失空気袋は複合材料から作ら
れている袋で、その底部(72)と側壁(61)は気体不透
過性の布材から、その上部(63)は気体透過性の布材か
ら構成されている。上部(63)と側壁(61)は斜線(6
3′)に沿って縫合されるか、又は、接着されている。
上記の気体不透過性布材は、例えば、ポリマー被覆のナ
イロンである。低空気損失空気袋(59)は空気袋(58)
よりも少ない気体量で膨張することができる。又、低空
気損失空気袋(59)は、後述する如く、単独で或いは空
気袋(58)、(321)、(322)、(325)、(328)と組
み合わせて用いることで、わずか一台のブロワ(108)
で必要な空気圧を維持する空気袋組みを構成できるであ
ろう。 第1、2図に於いて、ベッド(10)のフレーム(12)
上の設置位置に対応させた、異なる形態の空気袋が示さ
れている。例えば、照合番号58は脚部底板(48)及び尻
部底板(50)に設けられる空気袋である。空気袋(32
1)、(322)、(325)、(328)はほぼ矩形の密閉体で
あり、少なくともそれらの上部は前述の気体不透過性布
材で作られている。密閉体の空気袋(321)、(322)、
(325)、(328)はその内部と空気源(例えば、ブロワ
(108))を連結し、底板(50)を貫通して尻部マニホ
ールド(80)へ延設して該密閉体を膨張する、ニップル
の形状の膨張手段を有する。又、該空気袋は前述の支柱
(32)と抜け止め(34)の形状の、該密閉体を低空気損
失ベッドに装着可能に固定する手段を有する。空気袋
(322)、(325)、(328)が膨張されたとき、その上
の患者の体をフレーム(12)の一方の側に移動し、フレ
ーム(12)の何れかの側に移動された患者の体を空気袋
(322)(325)、(328)の上部表面(323)に保持する
手段が設けられている。空気袋(322)、(325)、(32
8)が膨張されたとき、その上の患者の体をフレーム(1
2)の一方の側に移動する手段は、ほぼ矩形である各空
気袋の上部表面(323)上の切欠(324)を含む。 又、各空気袋(322)、(325)、(328)はそれが膨
張されてその上の患者(348)をフレーム(12)の一方
の側に移動したとき、該空気袋の上部表面(323)に患
者の体を保持するための、該空気袋に密着する柱状(32
6)の手段を有し、該手段は膨張されると上方向に突出
してほぼ矩形の空気袋(322)、(325)、(328)の端
部及び隅部を構成する。患者(348)を空気袋(322)、
(325)、(328)の上部表面(323)に保持する該手段
はベッドのフレーム(12)の側部レール(81)、(87)
に設けられた大型の発泡材のクッション(図示せず)で
もよい。そのようなクッションは側部レールに装着可能
に取り付けられているか、あるいは、分割されて、一部
を一方のレール上に残りの部分を他方のレールに設けて
もよい。空気袋(322)、(325)、(328)内の空気圧
を、後述する方法で調節して、クッション上の患者の体
をゆっくりとフレーム(12)の一方の側へ移動し、次に
他方の側へ動かす。 第1図に示す如く、複数の空気袋(58)、(59)、
(321)、(322)、(328)がベッド(10)のフレーム
(12)を横切って並べられている。空気袋(322)、(3
25)、又は(328)は第1と第2の空気袋組みに分割さ
れ、第1の組みでは柱状体(326)と切欠(324)がベッ
ドのフレーム(12)一方の側に寄せられており、第2の
空気袋組みでは柱状体(326)と(324)はフレーム(1
2)の他方の側に寄せられている。第1組みの空気袋(3
22)、(325)、(328)及び第2組みの空気袋(32
2)、(325)、(328)は底板(46)、(48)、(50)
の長さ方向に沿って、交互に並べられている。後述する
が、第1組みの空気袋(322)、(325)、(328)はブ
ロワの中の空気で膨張され、それによって空気袋(32
2)上に支持された患者(348)をフレーム(12)の第1
の側に移動し、次に第2組みの空気袋(322)、(32
5)、(328)が膨張されると、その上に指示された患者
(348)をフレーム(12)の他方の側へ移動する(第10
図)。 頭部底板(52)上に設けられた空気袋(58)(59)、
(321)は平坦な上部表面を有し、従って患者(348)が
ベッドのフレーム(12)の両側の間を移動されるとき、
患者の頭は比較的定まった位置に保持される。第23図の
空気袋(321)は患者(348)の頭の下に置かれた空気袋
を示す。この空気袋(321)の形状はほぼ矩形だが、そ
の上部表面(32)は隅(448)に隣接する領域(331)で
は傾斜している空気袋(58)、(59)、(322)、(32
5)、(328)上に伏せる患者(348)の体の最も重い部
分は第10D図に示す如くこれらの空気袋上に沈み込むた
め、空気袋(321)の高さは空気袋(58)、(59)、(3
22)、(328)、の高さより小さい。患者(348)が空気
袋(58)、(59)、(322)、(325)及び(328)上に
沈み込むとき、患者の頭は他の体の部分ほど空気袋(32
1)に沈み込まないので、患者は頭部を水平なまま空気
袋(321)上に維持できる。 足部底板(46)上の空気袋(328)及び足部底板(4
8)の部分上の空気袋(328)にも前記空気袋(322)と
同様の切欠(324)と柱状体(326)が設けされているさ
らに、空気袋(328)は凸部(330)を有しているので、
患者(348)をベッド上で左右に移動する間も、患者(3
48)の脚は比較的拘束され、それにより患者を空気袋
(58)、(59)、(321)、(322)、(325)、(328)
の上部表面(323)に保持するだけでなく、患者の体の
表面の広い領域に渡って外圧が分布されることになる。 第22図は上部表面(323)に凸部(330)を持つ空気袋
(328)の端部が示ししてある。図示のごとく、空気袋
(328)が膨張されると、凸部(330)及び柱状体(32
6)は上方に突出して患者(348)の体がフレーム(12)
の側部から押し出されないようにしてある。第21図の照
合番号325は前記空気袋(322)の他の構造を示す。この
空気袋(325)は空気袋(322)、(328)の切欠(324)
とほぼ同じ深さの切欠(324)を有するが、領域(327)
のその上部表面(323)の傾斜は空気袋(322)、(32
8)の領域(329)の上部表面(323)の傾斜より緩やか
である。空気袋(58)、(59)、(321)、(322)、
(328)の空気圧を調整することで、空気袋(325)を患
者(348)の体の異なる部分の下に敷くことで、患者を
フレーム(12)上の両側の間を移動する距離及び速度を
変化させる事が出来る。例えば、空気袋(325)は患者
(348)の肩の下に敷くのに特に最適であろう。 既に述べた如く、空気袋(58)、(59)、(321)、
(322)、(325)、(328)の形状は大体矩形で、その
大きさはほぼ18×39インチである。各空気袋は、それが
膨張されたとき、その側壁(61)が反らないように該側
壁にバッフル(460)を設けている。空気袋の各隅部(4
48)はほぼ半径3インチ(7.62cm)の曲率で面取りさ
れ、切欠(324)の深さはほぼ10インチ(25.4cm)であ
る。空気袋(325)、(328)の支状体(326)の実線(4
50)方向の大きさ及び切欠(324)の実線(452)方向の
大きさはそれぞれほぼ7インチである。空気袋(322)
の柱状体(326)の実線(451)方向の大きさ約12インチ
(30.48cm)である。 空気袋(325)の上部表面(323)の実線(453)に沿
った大きさは約20インチ(50.8cm)であり、該上部表面
(323)は半径ほぼ6インチ(15.24cm)の曲線(455)
を描いて切欠(324)に落ち込む。第2図に於いて、上
部表面(323)の実線(458)に沿った大きさはほぼ19イ
ンチ(48.26cm)である。空気袋(328)の凸部(330)
の実線(454)に沿った大きさは約5インチ(12.7cm)
であり、また、その実線(456)に沿った大きさはほぼ
2インチである。実線(458)で示す、表面(333)の大
きさは約14インチ(35.56cm)である。 空気袋(58)、(322)、(328)をベッド(10)に取
り付ける他の構造では、各空気袋(58)−ここでは空気
袋(58)を引用するが、記述は空気袋(59)にも適用さ
れ、且つ、該空気袋は低空気損失構造の空気袋(59)及
び空気袋(321)、(322)、(325)、(328)にも当て
はまる−はフランジ付ニップル(70)を有し、該フラン
ジ(71)はパッチ(74)と空気袋(58)の底面(72)の
間で該底面(72)に保持される。以下に述べる如く、各
空気袋(58)の底板(46)、(48)、(50)、(58)上
にそれぞれ設置する方法として、該空気袋のフラップ
(60)内の雌スナップ(62)を底板(46)、(48)、
(50)、(52)の縁部の雌スナップ(56)に係止する
か、又は、VELCRO(登録商標)テープ(55)と鈎形部材
(57)により取り付けるか、もしくは、それらの組み合
わせを用いる。そのように設けられた、空気袋(58)の
底面(72)上のフランジ付ニップル(70)は、該空気袋
(58)が配置される底板(46)、(48)、(50)、(5
2)中の通孔(64)、(64′)を貫通して突出する。各
フランジ付ニップル(70)の周囲の溝(図示せず)には
Oリングが填め込まれ、フランジ付ニップル(70)とそ
れが貫通する底板(46)、(48)、(50)、(52)の間
を比較的気密に保っている。 単一のエアークッションよりも、別々の空気袋(5
8)、(59)、(321)、(322)、(325)、(328)を
用いることで、空気袋に漏れが発生、洗浄の必要などの
場合、交換が可能である。所与の空気袋(58)、(5
9)、(321)、(322)、(325)又は(328)を底板(4
6)、(48)、(50)又は(52)から取り外す手順は以
下の通りである。支柱(32)をキー溝(11)から貫き取
り、抜け止め(34)と支柱(32)を通孔(64)から取り
外す。次に、タブ(115)がネジ(13)との係合が外れ
る点まで、ニップル(23)を回して強く引っ張れば通孔
(64)から外れる。空気袋(58)の場合は、底板(4
6)、(48)、(50)又は(52)の縁部の雄スナップ(5
6)から空気袋(58)の各端部の雌スナップ(62)を外
す(又は、VELCRO(登録商標)テープ片を剥がす)。こ
れでフランジ付ニップル(70)とひねって、底板(4
6)、(48)、(50)又は(52)の通孔(64)から外せ
ば、空気袋(58)を取り外せる。このように、患者を空
気袋(58)、(59)、(321)、(322)、(325)又は
(328)に寝かせたまま、その交換が行われ得る。 空気袋(58)のニップル(70)(第11図)にはスプリ
ング・クリップ(70)が挿入されており、底板(46)、
(48)、(50)、(52)に対する空気袋(58)の固定を
確実にすると共にフランジ付ニップル(70)と各底板
(46)、(48)、(50)又は(52)との間の気密性を向
上を図っている。スプリング・クリップ(73)の湾曲部
(75)を空気袋(58)の布材を通して絞ることで、該ス
プリング・クリップ(73)の柄(101)の端部のフラン
ジ部(77)を寄せて通孔(64)に挿入すればニップル
(70)を通孔(64)に挿入できる。一度挿入してしまえ
ば、フランジ(77)がその弾性で開くので、スプリング
・クリップ(73)の湾曲部(75)を絞らなければ、通孔
(70)からニップル(70)が抜けることはない。 第6図は本発明により構成されたベッドの端面図であ
る。サブフレーム(27)の横部材(29)には補強材料
(102)がボルトで固定されている。該補強材(102)に
はブロワ・ケース(116)と一体形成された基板(112)
を介してブロワ(108)がボルトで固定されている。ガ
スケット(合板又はパーチクルボードの小片)−図示せ
ず−もしくは音や振動を緩衝する他の材料が基板(11
2)と補強材(102)の間に挾持されている。さらに、前
記材料の細片(図示せず)を補強材(102)と横部材(2
9)の間にも挾持してもよい。ブロワ(108)はそれと一
体形成の定速型分相コンデンサ・モータ(114)を含
む。該モータ(114)が起動されると、ブロワ・ケース
から(116)からの空気流はファンネルを介しホース(1
20)中を通過して空気室ファンネル(122)へ達し、空
気室(124)へ向かう。(第3図、第6図)。 ブロワ(108)はホース(98)からフィルタ室(96)
を通して空気を受ける(第3図)。フィルタ室(96)は
フレーム(100)に装着容易に設置されている(第6
図)。フレーム(100)はフレーム(27)に設けられが
その大部は第6図のフレーム(27)の横部材(29)と底
部(22)の横部材(26)とに遮られて見えない。第2の
ブロワ(108)は空気袋(58)への空気量を増加させ
て、空気袋(58)の内圧を高めるために設けられてい
る。ブロワ(108)を吸音材で裏張したカバーで被い、
雑音の減少を図ってもよい。 ブラケットを介して頭部底板(52)の底面に設けられ
ている気密の空気室(124)の詳細を第4図に図示す
る。空気室(124)にはその前面にネジ(119)で固定さ
れたマニホールド組み(126)を有する。マニホールド
組み(126)には、それぞれ患者の足、脚、尻、背中、
及び頭の領域の底板(46)、(48)、(50)、(52)に
設けられた空気袋(58)へ供給される空気量を変える手
段と連結される、複数(番号無し)の孔を持つマニホー
ルド板(145)が設けられている。ガスケット(115)は
空気室(124)とマニホールド板(145)の間からの空気
流の漏れを防ぐ。 本実施例では、空気袋(58)への空気量を変える手段
は、同図で照合番号(128)、(130)、(132)、(13
4)、(136)で示される複数の弁の形体をとる。該弁
(128)、(130)、(132)、(134)、(136)にはそ
れぞれナイン製ネジ込みシャフト(139)を有するモー
タ(138)が設けてあり(第4、8、9A、9B図)、該軸
(139)はそれぞれのモータ(138)の駆動軸(番号無
し)に設けてあり、カラー(148)内に止めネジで定置
してある。プラグ(140)のリミットピン(141)がそれ
と隣接しモータ用ブラケット(143)を完全膨張板(14
4)の背面に固定する各保持部材(142)と係合すると
き、該プラグ(140)はそれをネジ込みシャフト(139)
に沿って回すことで、その挿入又は抜き取りができる。 完全膨張板(144)は弁(128)、(130)、(132)、
(134)、(136)の一部を構成する開口(202)を有
し、蝶番(146)によりマニホルド板(145)の背面に設
置されている(第9A、9B図)。完全膨張板(144)とマ
ニホールド板(145)の間にはガスケット(147)が設け
られ、空気の漏れを防ぐ。モータ(138)にはリミット
・スイッチがなく、各モータ(138)のネジ込みシャフ
ト軸(139)に沿ったプラグ(140)の動きのは前方では
開口(202)と、後方では該プラグ(140)の背面とカラ
ー(148)に制限される。プラグ(140)にはOリング
(204)が設けられており、プラグ(140)が開口(20
2)中に動かされると該Oリング(202)はプラグ(14
0)と開口(202)の間で圧縮される。Oリングは圧縮が
始まるとモータ(138)の荷重を掛け、それを拘束して
回転を止めるまで、圧縮が続く。カラー(148)に設け
られたOリング(206)は、プラグ(140)の背面に係合
するとき、Oリング(204)と同様な働きをする。 荷重をかけることでモータ(138)を拘束するこのO
リング(204)、(206)の働きにより、該モータは反転
し、且つ、ネジ込み軸は拘束されていないので、該ネジ
込み軸(139)を沿うプラグ(140)の運動方向が逆向き
となる。ネジ込み軸は反転可能であり、回ることで、O
リング(204)、(206)の圧縮による荷重を解除し、プ
ラグはリミット・ピン(141)が支持部材(142)と当接
しプラグ(140)の回転が止まる迄ネジ込み軸(139)と
共に回り、それは回り続けつつ、ネジ込み軸(139)に
沿って進む。 ダンププレート(150)はマニホールド板(145)上に
蝶番(151)により取り付けられている(第9A図、9B
図)。ガスケット(106)はマニホールド板(145)とダ
ンププレート(150)の間からの空気の漏れを防ぐ。ダ
ンププレート(150)にはカプラ(153)が設けられてい
る。後述する如く、ダンププレート(150)が第9A図、9
B図の位置でフレーム(12)中のガス供給ホース(17
4)、(176)、(178)、(180)、(182)と連通する
時、カプラ(153)の内側はマニホールド板(145)に穴
と直結する。 ダンププレート(150)にはブロック(154)がネジ
(155)止めされており、ケーブル(156)が該ブロック
上にナットで係止されている。ワイ(158)が該ケーブ
ル(156)中を前後に動くようにセットされ、それによ
って蝶番(151)で取り付けられたダンププレート(15
0)をマニホールドプレートに対して選択的に揺動でき
る。該ワイヤ(158)はねじ込みケーブルとロックナッ
ト(159)でマニホールド板(145)に係止されている。
又、該ワイヤ(158)の他端はパイプ(190)上のブラケ
ット(183)に係止されている(第7図)。フレーム(1
2)の両面には急速ダンプレバー(165)が設けられてお
り、該ダンプレバー(165)はパイプ(190)の両端に結
合され、該ダンプレバン(165)によりケーブル(156)
中でワイヤ(158)を前後に動かすことで、ダンププレ
ート(150)を遠隔操作的に作動できる。 どちらか一方のダンププレート(165)を第7図に示
す位置から動かすと、ケーブル(158)がブラケット(1
83)に固定されているので、偏心レバーアーム(181)
がワイヤ(158)を引っ張られてケーブル(156)内で動
く。上記ケーブル(156)の係止とレバーアーム(181)
によるワイヤー(181)の運動の説明はケーブル(160)
の係止及びレバーアーム(185)によるワイヤー(162)
の運動に当てはまる。ワイヤ(158)の運動によりダン
ププレート(150)はマニホールド(145)から揺動され
るので、空気袋(58)内の空気はマニホールド(76)、
(78)、(80)、(82)、(84)及びフレームの空気供
給ホース(174)、(176)、(178)、(180)、(18
2)、を介してマニホールド板(145)とダンププレート
(150)の間にできた開口から大気中へ排出され、該空
気袋(58)は急速に萎む。ワイヤ(158)はダンププレ
ート(150)とマニホールド板(145)の間のある穴(番
号無し)中でコイルスプリング(201′)に囲まれてダ
ンププレート(150)とマニホールド板(145)が相互に
離れるようにバイアスをかけている。 第8図、第9B図に示す如く、別のケーブル(160)が
ねじ込み取り付け具(161)内のマニホールド(145)を
介して延設されて、ワイヤ(162)がその中を前後に動
く。ワイヤ(162)は完全膨張プレート(144)にナット
(163)で係止され、該膨張プレート(144)は蝶番(14
6)取り付けされたマニホールド板(145)から揺動可能
である。このように、膨張プレート(144)はマニホー
ルド板(145)から揺動されてモータ取り付けブラケッ
ト(143)及びその周辺部を含む膨張プレート(144)を
空気流から引きはなし、それにより空気室(124)内の
空気は弁(128)、(130)、(132)、(134)、(13
6)のカプラ(153)へ、そしてフレーム(12)の空気供
給ホース(174)、(176)、(178)、(180)、(18
2)へと流入し、空気袋(58)が急速に膨張して、患者
(348)を持ち上げてベッド上での移動を可能にする。
マニホールド板(145)と完全膨張プレート(144)中の
穴(番号無し)内でワイヤ(162)はコイルスプリング
(201)を囲む。 ワイヤ(162)の他端は完全膨張ノブ(193)の設けら
れているバー(195)に取り付けられているレバーアー
ム(185)(第7図)に係止されている。膨張ノブ(19
3)はフレーム(12)の両側に設けてあり、ケーブル(1
60)中のワイヤ(162)の動きの制御が可能なように、
バー(195)の介して連結されている。ケーブル(160)
はそのねじ込み端部(199)を介してブラケット(187)
に固定されており、該ブラケット(187)は支持部材(2
10)と一体形成されているDELRIN(登録商標)軸受に設
けられている。該バー(195)、は膨張ノブ(193)の回
転によりワイヤ(162)が摺動して蝶番上で膨張板(14
4)が揺動されるように、軸受に保持されている。モー
タ(138)、支持部材(142)及びモータ搭載ブラケット
(143)の重量が膨張プレート(144)を、膨張プレート
(144)、モータ搭載ブラケット(143)及び関連部品が
空気流から弁(128)、(130)、(132)、(134)、
(136)のカプラ(153)へ結合される位置へ付勢する。
これにより、ノブ(193)が解放作用を行い、該ノブ(1
93)の何れかを回すことで、ワイヤ(162)、アーム(1
85)をその中央位置から離し、プレートが重力で開くよ
うになる。第10B図に、膨張プレート(144)が開けられ
た後の空気袋(322)(又は、58、59、321、325、328)
上の患者(348)が示す。ノブ(193)が原位置に戻され
ると、レバーアーム(185)は回って相互に連結された
ワイヤ(162)とレバーアーム(185)がワイヤ(162)
がバー(195)に近接する中央部から180度回動した位置
へ移動する。後に説明するが、マイクロプロセッサー
(240)は警報器(図示せず)を含み、両ノブ(193)又
はレバー(165)の何方か一方が空気袋(58)、(5
9)、(321)、(325)、(328)を膨張又は収縮するの
に用いる時、該警報器を作動するスイッチ(図示せず)
が設けられている。 空気は背板(121)のファンネル(122)を介して空気
室(124)に入る(第4図)。ファンネル(122)は一方
向弁(117)を備えており、ブロワ(108)が一台だけ作
動しているときは、空気は空気室(124)から逃出るこ
とを防いでいる。 背板(121)はネジ(123)で空気室(124)内の定位
置に固定され、空気室(124)と背板(121)の間からの
空気が漏れるのを防ぐためガスケット(127)が設けて
ある。 第13A図、13B図に示すごとく、124は空気室(124)に
設けられた加熱エレメントである。該加熱エレメント
(129)は空気室(124)の底部にネジ(131)で固定さ
れ、空気室(124)を二つの区分室域に分けている。空
気は空気室(124)の一方の区分室(即ち、加熱エレメ
ントの背後)に入り、他方の区分室から出るので、空気
流はかくはんされ加熱されつつ、隔室(133)と加熱エ
レメント(129)のブラケット(137)の間の空間(13
5)を通る。 配電盤(219)から延びる電線(167i)、(167o)が
加熱エレメント(129)に、後に説明する如く、電力を
供給する。電線(167i)はサーモタット(169)、(17
1)とヒータ(172)を直列に接続している。 ヒータ(172)は隔室(133)とブラケット(137)の
フランジ(175)に固定されている絶縁支柱(173)によ
り空中に懸架されている。サーモタット(169)は140゜
Fで作動し、サーモタット(171)は180゜Fで作動して、
加熱エレメントのスイッチをOFFする。ヒーターの温度
が120゜Fにまで下がると、サーモタット(169)のスイ
ッチが再びONされる。サーモスタット(171)は安全の
ために設けられている。両サーモスタット(169)、(1
71)、は自動的にリセットされ、サーモタット(171)
は140゜Fで再び作動する。さらに、センサー(図示せ
ず)を含むサーモスタット(194)は尻部マニホールド
(80)内に設けられ、該サーモスタット(194)を含む
回路が該尻部マニホールド(80)内の空気温度により閉
じられると、パイロットランプ(196)(第7図)が点
灯し、該回路が閉じられヒーター(172)が内部空気を
温めていることを表示する。スイッチ(191)が選択さ
れ、ブロワ(108)が少なくとも一台以上作動していな
い限り、ヒーター(172)は作動しない。又、サーモス
タット(194)は尻部マニホールド(80)内の空気温度
調節装置(152)及び該温度をモニターする温度計(16
8)を含む。 第3図に於いて、ブロワ(108)のモータ(114)のス
イッチがONされると、フィルター室(96)内の空気(又
は、他の気体)はホース(98)を介してブロワホース
(120)へ押し出され、一方向弁を通って空気室(124)
へ入る。空気袋(58)、(59)、(321)、(322)、
(325)、(328)内の空気圧を増加し、ブロワ(108)
を遮断してベッド(10)が一方のブロワ(432)だけで
運転されるようにするのに用いられる弁(109)を設け
てある(第7図)。該弁(109)は、両ブロワが作動し
ているとき、一方のブロワ(108)からの空気流を遮断
し、空気圧調整の向上にも用いられる。弁(128)、(1
30)、(131)、(134)、(136)を介して空気室(12
4)から出る空気流はフレーム(12)の各供給ホース(1
74)、(176)、(178)、(180)、(182)へ入る(第
3図)。フレーム(12)の空気供給ホース(174)、(1
76)、(178)、(180)、(182)は空気流をマニホー
ルド(76)、(78)、(80)、(82)、(84)、及び
(76′)、(78′)、(80′)、(82′)、(84′)へ
導く。空気供給ホース(174)は脚部まにほるど(78)
に連結され、該マニホールド(174)はホース(332)を
介して足部マニホールド(76)に連結されている。空気
供給ホース(176)は空気流をマニホールド(82)へ戻
し、該マニホールド(82)はホース(334)を介して尻
部マニホールド(80)に連結している。空気供給ホース
(178)は空気流を頭部マニホールド(84)へ導く。空
気供給ホース(180)は空気流を背部マニホールド(8
2′)へ帰し、該マニホールド(82′)はホース(336)
を介して尻部マニホールド(80′)へ連結されている。 空気供給ホース(182)は空気室(124)からの空気流
を脚部マニホールド(78′)へ導き、該マニホールド
(78′)はホース(338)を介して足部マニホールド(7
6′)と連結している。ホース(332)、(338)には以
下の述べる目的のために弁(340)を備えている。各空
気マニホールド(76)、(76′)、(78)、(78′)
(80)、(80′)、(82)、(82′)、(84)は底板
(46)、(48)、(50)、(52)の底部に設けられてい
る。即ち、足部底板(46)はマニホールド(76)、(7
6′)を、脚部底板(48)はマニホールド(78)、(7
8′)を、尻部底板(50)はマニホールド(80)、(8
0′)をそれぞれ有している。頭部底板(52)及びフレ
ーム(12)上のそれと対応する部分(14′)には背部
マニホールド(82)、(82′)及び頭部マニホールド
(84)の双方が設けられている。 頭部底板(46)はベッド(10)の足下でフレーム(1
2)の端部部材(16)を越えて延びているため、足部底
板(46)の端部で足部延長ホース(88)、(88′)を孔
(64)、(64′)へ導くのに足部マニホールド(76)、
(76′)からそれぞれんT続管(86)、(86′)が接続
されている(第3図、7図、11図)。孔(64)、(6
4′)内のニップル(23)及びT接続管(86)、(8
6′)上には足部延長ホース(88)、(88′)が止め金
具(65)、(65′)固定されている。同様に頭部底(5
2)もベッド(10)の頭部でフレーム(12)の端部部材
(16)を越えて延びており、頭部底板(52)の端部の孔
(64)へ頭部延長ホース(94)を介して空気を導くT接
続管(92)が設けられている(第3図、6図)。又、頭
部延長ホース(94)はT接続管(92)及び孔(64)内の
受容器(66)上に止め金具(65)で固定されている空気
はフレーム(12)の各空気供給ホース(174)、(17
6)、(178)、(180)、(182)及びホース(332)、
(334)、(336)、(338)から空気マニホールド(7
6)、(76′)、(78)、(78′)、(80)、(8
0′)、(82)、(82′)に入り、そこから空気マニホ
ールド(76)、(76′)、(78)、(78′)、(80)、
(80′)、(82)、(82′)、(84)の全長を通って底
板(46)、(48)、(50)、(52)内の孔(64)、(6
4′)と介して空気袋(58)に入り、該空気袋(58)を
膨らます。 底板(46)、(48)、(50)、(52)を貫通して各空
気袋(58)、(322)、(328)へ通ずる孔(64)、(6
4′)はベッド(10)のフレーム(12)の全長に渡って
互いちがいに設けられている。換言すると、各孔(6
4)、(64′)にはキー溝(11)が設けられている(第5
A図)。空気袋(322)、(325)、(328)にはそれぞれ
一個のニップル(70)、(23)及び他端で孔(64)、
(64′)内のキー溝(11)と係合するリテーナ(34)を
有する支柱(32)がもらけられている。底板(46)、
(48)、(50)、(52)上で空気袋(322)、(325)、
(328)は互い違いに配置され、空気袋(58)、(32
2)、(328)の半分のニップル(70)、(23)はフレー
ム(12)の一方の側に隣接し、残りの半分の空気袋(5
8)、(322)、(328)のニップル(70)、(23)は他
方の側面に隣接している。 フレーム(12)上の各空気供給ホース(174)、(17
6)、(178)、(180)、(182)は対応するマニホール
ド(76)、(76′)、(78)、(78′)、(80)、(8
0′)、(82)、(82′)、(84)と連通しているの
で、空気室(124)上の弁(128)、(130)、(132)、
(134)、(136)を用いて各マニホールド(76)、(7
6′)、(78)、(78′)、(80)、(80′)、(8
2)、(84)に供給される空気量の調節ができる。各弁
(128)、(130)、(132)、(134)、(136)が対応
するマニホールド(76)、(76′)、(78)、(7
8′)、(80)、(80′)、(82)、(82′)、(84)
への空気流を調節するので、個々のマニホールド(7
6)、(76′)、(78)、(78′)、(80)、(8
0′)、(82)、(82′)、(84)の真上に配置された
空気袋(58)、(322)、(328)の空気袋組みへ供給さ
れる空気流の調節は各弁(128)、(130)、(132)、
(134)、(136)が行う。 一般に、患者(348)の脚は体の他の部分と比較して
重くないので、脚の下の空気袋(328)、即ち、足部底
板(46)に設けられたマニホールド(76)、(76′)を
介して空気の供給を受ける空気袋(328)は他の空気袋
(58)、(59)、(321)、(322)、(325)より少な
い空気圧ですむ。ホース(332)、(338)内の弁(34
0)が足部のマニホールド(76)、(76′)へ入る空気
量を減らすようになっているのは、この理由による。さ
らに、マニホールド、(76)、(76′)へ供給される空
気量を減らすことで、弁(130)が患者(348)の回動中
は閉じられているので該マニホールド(76)経由で空気
を供給されるこれらの空気袋(328)はマニホールド(7
8)、(80)、(82)経由で空気を供給される空気袋(5
8)、(59)、(321)、(322)、(325)より早く空気
圧を低下させることができる。同様に、患者(348)の
回動中は弁(134)が閉じられているので、弁(340)を
用いて、マニホールド(76′)経由で空気を供給される
空気袋(328)の空気圧をマニホールド(78′)、(8
0′)、(82′)経由で空気を供給される空気袋(5
8)、(59)、(321)、(322)、(325)より急速に低
下させることができる。 患者(348)の脚のしたの空気袋(328)内の空気圧を
早く低下させるが、患者(348)の体の他の部分の下に
ある空気袋(58)、(59)、(321)、(322)、(32
5)内の空気圧変化を生じさせる。 第3図は携帯用の電源(426)を図示する。該電源(4
26)は電池(430)、ブロワ(432)、充電器(434)、
ホース(436)を収納するケース(428)(第7図)を含
む。ホース(436)はサブフレーム(27)の設けられ、
ファンネル(444)を介して空気室(124)に連結してい
るホース(442)のカプラ(440)と係合する装着可能な
カプラ(438)を有する。サブフレーム(27)に設けら
れたブラケット(446)は電源(426)のケース(428)
と取り外し可能に係合している。電源(426)は、例え
ば患者の搬送など、普通の電源ソケットからの電気が得
られ無い場合、患者を支える空気圧を付与するのに用い
られる。 第4図に於いて、膨張プレート(144)の開口(202)
に対応する位置にあるマニホールド板(145)の開口(3
42)「第9B図に図示する如く、膨張プレート(144)の
開口(202)は該膨張プレートを経由する空気流を弁(1
28)、(130)、(132)、(134)、(136)へ導く」は
弁(128)(130)の間の領域にまたがって開いている。
該開口(342)は、マニホールド板(145)内の開口(34
2)の周囲と、ダンププレート(150)が閉じられている
ときマニホールド板(145)と当接するダンププレート
(150)の表面(第4図)と、膨張プレート(144)が閉
じられているときマニホールド板(145)と当接する膨
張プレート(144)の表面に限られる空間である。同様
に、マニホールド板(145)は弁(134)と(136)の間
に開口(343)を有する。弁(128)と開口(342)を持
つ弁(130)を連結すると、背部、尻部、脚部、及び足
部のマニホールド(76)、(78)、(80)、(82)に連
結している空気袋(322)、(328)は、弁(128)、(1
30)内のモータ(138)のいずれか一方上のプラグ(14
0)がモータ(138)の作動により膨張プレート(144)
の中に填まっていなければ、同時に膨張する。同様に、
弁(134)を開口(343)を持つ弁(136)と連結する
と、背部、尻部、脚部、及び足部のマニホールド(7
6)、(76′)、(80′)、(82′)に連結する空気袋
(322)、(328)は同時に膨張する。空気袋(58)は弁
(132)を介して頭部マニホールド(84)へ入る空気に
より膨張される。後述の如く、背部、尻部、脚部、足部
マニホールド(76)、(78)、(80)、(82)にそれぞ
れ連結する空気袋(322)、(328)を最初に、そしてこ
れらの空気袋を萎ませつつ、背部、尻部、脚部、足部の
マニホールド(76′)、(78′)、(80′)、(82′)
に連結する空気袋(322)、(328)を交互に膨らます手
段が設けられている。第1の空気袋組み(322)、(32
8)と第2の空気袋組み(322)、(328)を交互に膨
張、収縮させることで、空気袋(322)、(328)上に交
互に配置された切欠(324)の作用で該空気袋上に支え
られた患者(348)をベッドの両側の相田を交互に移動
できる(第10A−D図)。 ある患者にとって、マニホールド(76′)、(7
8′)、(80′)、(82′)に連結する空気袋(322)、
(325)、(328)が収縮している時にマニホールド(7
6)、(78)、(80)、(82)に連結する空気袋(32
2)、(325)、(328)の空気圧力が患者の体重を支え
るのに充分でない。このような支持力の不足は患者の全
体重がマニホールド(76)、(78)、(80)、(82)か
ら供給される空気により膨張された空気袋(322)、(3
25)、(328)、換言すると、半分の空気袋(322)、
(325)、(328)に支えられているという事実に帰す
る。各空気袋組み(322)、(325)、(328)が収縮し
ている時、開口(342)、(343)は該空気袋(322)、
(325)、(328)の基本空気圧の維持を可能にし、それ
により患者(348)が他方の空気袋組み(322)、(32
5)、(328)の支柱(326)の方向に移動される時、該
患者(348)を支える。 例えば、マニホールド(76)、(78)、(80)、(8
2)に連結する空気袋組みの基本空気圧を維持するため
に、患者(348)の体重に応じて弁(128)を介して、開
口(342)を経由して弁(130)への空気量を調節できる
ように弁(128)のプラグ(140)を設定する。そして、
弁(130)のプラグ(140)を該プラグ膨張プレート(14
4)との係合離脱を行うように定期的にモータ(138)を
作動する手段に結合することで、弁(130)を介し弁(1
28)へそしてマニホールド(76)、(78)、(80)、
(82)へ連結する空気袋への空気量を変えることができ
る。この方法により、操作者が弁(134)のプラグ(14
0)を最も大きく開けた時のように、該プラグ(140)が
膨張プレート(144)に押し付けられて弁(130)をいっ
ぱいに開けた場合にあっても、所定の空気量が弁(12
8)、(130)を通って送られることになる。所定の時間
の後、弁(130)のモータ(138)は反転し、弁(130)
のプラグ(140)は膨張プレート(144)から後退し、一
方弁(134)のプラグ(140)は膨張プレート(144)に
向かって移動し弁(134)を閉じる。 気体マニホールド(76)、(78)、(80)、(82)に
連結する空気袋の基本空気圧を維持するのと同じ方法
で、プラグ(140)が弁(134)を完全に閉じている場合
でさえも、弁(136)のプラグ(140)の設定により所定
量の空気を該弁及び弁(134)を介して背部、尻部、脚
部及び足部気体マニホールド(76′)、(78′)、(8
0′)、(82′)に連結する空気袋(322)、(328)の
基本空気圧が維持される。 このように、空気袋(322)、(328)の上部表面(32
3)上に支えられた患者(348)(第10A−10D図を参照)
をベッド(10)フレーム(12)上の両側の間を交互に移
動することが出来る。この患者の移動は、制御盤(34
6)(第1図、14図を参照)上のスイッチ(349)、(35
0)、(351)を操作して空気袋(322)、(328)を所定
の空気圧まで膨らます。該スイッチ(349)、(350)、
(351)が入れられると、プラグ(140)がモータ(13
8)の軸(139)に沿って動き弁(128)、(132)、(13
6)が開く。スイッチ(352)は同様な機能を有し、弁
(130)、(134)を開く。又、スイッチ(349)、(35
0)、(351)は、スイッチ(353)、(354)、(355)
と同様、患者(348)の体の頭部、背部、尻部、足部の
下の空気袋の空気圧の調節に用いられる。収縮スイッチ
(356)は、膨張スイッチ(352)の様に、空気袋(32
2)、(328)の空気圧を同時に低下させる。一旦、所定
の空気圧が得られると、患者(348)は第10D図に示す位
置に横たわることになる。次に、回動スイッチ(357)
が入れられると、マイクロプロセッサ(240)(第12、1
3、15−20図を参照)による弁(130)の閉制御で患者
(348)はフレーム(12)の一方の側に移される。患者
(348)が第10A図に示す所定の位置に移されると、操作
者は休止スイッチ(358)を入れるか、或いは、スイッ
チ(350)、(354)を作動して弁(128)の開閉により
弁(128)、(130)から空気を受ける空気袋の空気圧を
調節するかを選択する。回動スイッチ(357)が入れら
れると、マイクロプロセッサ(240)の制御で弁(130)
が開き、弁(134)が閉じて、患者(348)はフレーム
(12)の反対側に移される。患者(348)が第10C図に示
す位置に移されると、操作者は休止スイッチ(358)を
入れるか、或いは、スイッチ(351)、(355)を作動し
て弁(136)を開閉して弁(134)、(136)から空気を
受ける空気袋の空気圧の調整を行うかを選択する。 次に、回動スイッチ(357)が入れられ、患者(348)
は、回動が中断されるまで、移動を続ける。第10D図の
位置から第10C図(又は第10A図)の位置への患者(34
8)の移動ははほぼ一分である。休止スイッチ(358)及
びスイッチ(352)、(356)、(357)及び起動休止ス
イッチ(358)は、患者(348)の回動中の任意の時点に
作動できる。 空気袋(328)のハンプ(330)は空気袋(328)の上
部表面に沿って長手方向に延びて、空気袋(328)の交
互の膨張と収縮の間中でも、患者の両脚を該ハンプ(33
0)の長手方向の両側に保持し、患者がフレーム(12)
から転落するのを防ぐ。さらに、患者(348)がフレー
ム(12)上の両側の間を移動されるとき、患者(348)
の両脚が擦れ合ったりすることを防ぐ。技術に知悉する
者にとって、ハンプ(330)を有する空気袋(322)が治
療の種類及び付与の患者のとって望ましい運動の程度に
応じて、空気袋(322)、(58)と交換できることは容
易に理解できるであろう。 第15−20図において、マイクロプロセッサ(240)の
プログラミングについて述べる。第15図で、ステップ24
2はプロラムの開始である。ステップ244で可変メモリが
クリアされる。内部或いは外部割り込み許可となる前
に、全RAMの可変内容がゼロにされ、特別データを必要
とするRAMはステップ246で初期設定される。マイクロプ
ロセッサ(240)の4つの8ビットポートのデータ及び
レジスタはステップ248で初期設定される。 制御ソフトウェアはマイクロプロセッサ(240)内臓
のハードウェア割り込みタイマから50ミリ秒の割り込み
を受けるまではループ(250)で使用できない。マイク
ロプロセッサ(240)は第16−19図のサブルーチン(25
2)、(254)、(292)、(316)を順次執行する。汎用
タイマサブルーチン(252)(第16図を参照)はROMに含
まれるベッドモータON運転時間リミットタイマ、取り消
し前電気的可変ROM電源ON遅延タイマ、対可聴警報スイ
ッチOFF心肺臓用遅延タイマ、可聴警報消音タイマ、及
び前部パネル状態パイロット灯点滅タイマを含むソフト
ウェア駆動のタイマの大半の減分を行う。一般タイマサ
ブルーチン(252)は第5図のコネクタ(253)で入力さ
れ、各タイマはステップ255で数値を割当てられ、繰り
返されるアルゴリズムを用いて処理される。該アルゴリ
ズムでは時間値がゼロだと、動作は起こらない。時間値
がゼロでないと、タイマはステップ260で減分され、ス
テップ262で再び時間値がゼロか否かの確認がなされ
る。ゼロの場合、ステップ264で特定のタイマ機能が執
行されるか、或いは、ステップ266でタイマの数値をリ
ミット値と比べ、タイマ値がリミット値と一致しないと
タイマの数値を増分することによりサブルーチンが次の
タイマへ進み同様の処理を実行する。一般タイマサブル
ーチン(252)は、最後のタイマが処理されると、出
て、ステップ270で制御ソフトウェアに再接続される
(第15図参照)。 第17図に図示するスイッチ処理サブルーチン(254)
は制御パネル(348)上のスイッチ、空気室(124)内の
スイッチ(226)、(228)の状態、サーモスタット(19
4)(後述する)の接点、頭部コントロール(361)のス
イッチ(図示せず)の状態、及び空気圧センサーパッド
スイッチ(231)をモニターする。スイッチ処理サブル
ーチン(254)は第15図のコネクタ(272)で入力され、
ステップ274で各入力に数値を割り当て、ループ式に入
力された各数値を処理する。各入力の状態がステップ27
6で50ミリ秒ごとにチェックされる。しかし、技術に知
悉する者は本開示によれば、入力状態にチェックが別の
周期で実行されることが理解されるであろう。スイッチ
の状態のチェックは現在スイッチ状態をステップ278の
最終試験のスイッチ状態と比べることによって行われ
る。変化が検出されると、スイッチが作動したと判定さ
れ、ステップ280でスイッチ値が増分され次のスイッチ
入力処理へ進む。前のスイッチ状態からの変化が検出さ
れないと、ステップ282でスイッチ位置変化試験が実行
され、スイッチ状態変化が検出されると、ステップ284
で適切な動作が実行される。スイッチ状態が連続する3
つの試験で変化しないと、スイッチ位置変化の表示はな
されず、上述した如く、ステップ280でスイッチ値が増
分となる。スイッチ値はステップ286でリミット値と比
較され、該リミット値より小さいと、ループ(288)で
上記処理が実行されスイッチ値が増分される。最終スイ
ッチ値の処理が済むと、スイッチ処理サブルーチン(25
4)は出て、ステップ290で制御ソフトウェアに再接続さ
れる。 第18図の回動サブルーチン(292)は制御スイッチ(3
52)、(356)、(357)(第1、14図を参照)からのベ
ッド回動命令を空気弁モータ作動要求命令に変換する。
回動サブルーチン(292)は第15図のコネクタ(294)で
入力される。回動サブルーチン(292)に続く経路はス
テップ296で試験される、操作者が選択する回動弁シー
ケンスの状態に応じて5つある。回動命令が選ばれ無か
った場合、或いは、休止スイッチ(358)が入れられる
と、該サブルーチン(292)はコネクタ(298)を介して
再び制御ソフトウェアに戻る(第15図)。スイッチ(35
2)が入れられると、弁(130)、(134)が完全に開く
要求がモータ(138)に出され、ステップ300における結
果の達成に必要な時間が経過したか否かを確認するため
に、弁モータ(138)タイマの状態がチェックされる。
上記必要時間が経過すると、弁(130)、(134)、のモ
ータ(138)がOFFされ、サブルーチン(292)が抜け
る。該必要時間が経過しなければ、ステップ304で回動
タイマの減分を行い、サブルーチン(292)は終了す
る。収縮スイッチ(356)が入れられると、弁(130)、
(134)を完全に閉じる要求がモータ(138)に出され、
ステップ306の結果の達成に必要な時間が経過したか否
かを判定するために弁モータ(138)のタイマの状態が
チェックされる。上記必要時間が経過すると、弁(13
0)、(134)のモータ(138)がステップ308でOFFさ
れ、サブルーチン(292)が終了する。該必要時間が経
過していないと、ステップ304で回動タイマの減分を行
い、サブルーチン(292)は抜ける。回動スイッチ(35
7)が入れられると、タイマ制御で弁(130)、(134)
を交互に開閉する要求が出され、必要な時間が経過した
か否かの確認するため、ステップ310で回動モードタイ
マ状態を確認する。この時、ステップ312で次のタイマ
モードへタイマの増分が行われ、サブルーチン(292)
が終了する前に、ステップ314でモードタイマが初期設
定される。必要時間が経過していない時、ステップ304
で回動タイマの減分が行われ、サブルーチン(292)は
終了する。 第19図に示す弁モータサブルーチン(316)は弁(12
8)、(130)、(132)、(134)、(136)を開閉する
各モータ(138)の起動停止、アイドリング、及び反転
などの弁モータ動作のスイッチ処理及び回動サブルーチ
ン(254)、(292)により生成された弁モータ操作命令
の変換を行う。弁モータサブルーチン(316)はコネク
タ318で入力される、ステップ320で各モータは数値を割
り当てられ、ステップ370がその現在状態が要求された
状態、即ち、運転、停止、或いは、反転状態かの確認が
行われる。現在回転中のモータが停止するように命令さ
れると、ステップ372で該モータの状態が検査され、す
でに停止しているか又は停止しようとしている場合、ス
テップ374でブレーキタイマがゼロとなっているかの検
査が行われる。ブレーキタイマがゼロでないと、ステッ
プ376でブレーキタイマの減分が行われ、ステップ378で
ブレーキタイマがゼロであるか否かの再検査が行われ
る。ブレーキタイマがゼロであれば、ステップ380でブ
レーキの解除がなされ、ステップ382で該モータ(138)
が最後のモータかの確認のため、それに割り当てられた
数値とリミット値が比較される。ステップ372でモータ
の状態が回転中であることが確認されると、ステップ38
8で該モータがOFFされて、ブレーキ動作が執行され、ス
テップ390でタイマが初期設定される。モータ(138)が
最後のモータでないとき、ステップ386でモータカウン
タの増分が行われ、上記処理手順が繰り返される。 ステップ370に戻って、モータの要求された状態が運
転であれば、ステップ392で該モータの現在状態が検査
される。該モータが現在停止しているか、又は、停止し
ようとしている場合、ステップ394で該モータの現在状
態と要求された状態が同じか否かの検査がおこなわれ
る。同じでないと確認されると、ステップ396でブレー
キタイマがゼロとなっているかの検査がなされる。該ブ
レーキタイマがゼロでないと、ステップ398でブレーキ
タイマの減分が行われ、ステップ382で該モータが最後
のモータであるかを確認するため、それに割り当てられ
た数値の検査がなされる。最後のモータでないことが確
認されると、ステップ386でモータタイマの増分が行わ
れ、上記処理手順が繰り返される。ステップ396でブレ
ーキタイマがゼロであると、ステップ400で該モータの
回転方向が反転となり、ステップ402でモータがONされ
る。ステップ404でモータ運転タイマの初期設定が行わ
れ、該モータが最後のモータであるかを確認するためそ
れに割り当てられた数値が検査される。最後のモータで
なければ、ステップ386でモータタイマの減分がなさ
れ、上記処理手順が繰り返される。ステップ394で要求
されたモータ状態がその現在状態と同じであれば、ステ
ップ402で該モータはONされ、ステップ404でモータ運転
タイマが初期設定され、該モータが最後のモータである
かを確認するため、それに割り当てられた数値の検査が
行われる。該モータが最後のものでないと確認される
と、ステップ386でモータタイマの減分がなされ、上記
処理手順が繰り返される。 ステップ392に戻って、モータ(138)の現在状態が運
転中である場合、ステップ406で要求されたモータ状態
とその現在状態が同じであるか否かの確認がなされる。
同じでないと、ステップ388で該モータがOFFされて、ブ
レーキ動作が執行され、ステップ390でブレーキタイマ
が初期設定され、上記処理手順が繰り返される。要求さ
れたモータ状態とその現在状態が同じの場合、ステップ
408でモータ運転タイマがゼロであるかの否かの確認が
なされる。該モータ運転タイマがゼロでないと、ステッ
プ410で該モータ運転タイマの減分が行われ、ステップ4
12で該タイマがゼロであるかの再検査がなされる。ゼロ
であれば、ステップ414で該モータ(138)はOFFされ、
ステップ382でそれが最後のモータであるかを確認する
ため、それに割り当てられた数値とリミット値が比較さ
れ、そして、上記処理手順が繰り返される。ステップ40
8又は412で、モータ運転タイマがゼロであると、ステッ
プ382で該モータが最後の物であるかを確認するため、
それに割り当てられた数値をリミット値が比較され、そ
して上記処理手順が繰り返される。 第20図の停電割り込みサブルーチン(416)は停電の
場合、或いは、低空気損失ベッド(10)の電源コードが
外れた時などの場合、ブロワ及び回動モード状態等の第
定の制御装置構成パラメータを可変ROMに書き込む。停
電割り込みサブルーチン(416)は外部ハードウェア
(図示せず)からの割り込みにより入力される。ステッ
プ418で確認される削除前ROM電源ON遅延タイマ(EEROM
タイマ)がゼロの場合、低空気損失ベッド(10)はすで
に数秒以上はON状態にあり、従って、可変ROMが書き込
み可能となっていて、ステップ420で上記のパラメータ
はメモリに格納されており、ステップ424での割り込み
以前のコードへ帰る前に、ステップ420でEEROMタイマが
始動される。ステップ418でEEROMタイマがゼロでない場
合、低空気損失ベッド(10)がONされていない可能性が
あり、メモリも書き込み可能となっていない。万一、制
御ソフトウェア(第15図を参照)が、停電割り込みを生
成し、メモリ書き込みを実行するが、実際に制御ソフト
ウェアに対して電源割り込みを行わない電源割り込みを
受けた場合、電源割り込みサブルーチン(416)がEEROM
タイマを初期設定し、該EEROMタイマが再びタイムアウ
トとなってしまうと、メモリの再書き込みが可能とな
る。既に述べた如く、フレーム(12)は(44′)、(4
4″)で蝶番連結されていて、底板(46)、(52)を水
平位置から起こして、患者(348)に楽な姿勢をとらせ
る為に、或いは、治療目的に合致させてフレームの傾斜
角度を調節できるように設計されている。しかし、特に
頭部底板(52)が起こされた場合、患者(348)の体重
の大半が脚部及び尻部底板(48)、(50)上の空気袋
(322)にかかることになる。本実施例では、各底板(4
8)、(50)上にはそれぞれ空気袋(322)が3個なの
で、各部分(14′)、(14″)、(14)、(14′)
が全部同一の平面上にあるときは20個余りの空気袋(5
8)、(322)、(328)上に広く分布している患者の体
重の大部分がわずか3個ばかりの空気袋(322)上に集
中することになる。埋め込み式の減圧センサー(231)
を脚部底板(48)及び尻部底板(50)上に配置して、患
者の体重がこれらのスイッチ(231)に接触すると、底
板(50)上の空気袋(322)の空気圧が増分するように
設計することも可能である。例えば、本実施例におい
て、前述の警報部材が感圧センサー(231)との接続で
起動される。このブザーはスイッチ(347)でOFFされ、
スイッチ(350)、(351)の操作で尻部底板(50)上の
空気袋(322)の空気圧が増加される。又、これらの一
連の処理をマイクロプロセッサ(240)に直接プログラ
ムすれば、上記のブザーは不要であろう。なぜなら、例
えば、患者の頭部或いは上半身がスイッチ(233)の作
動で(以下に記するごとく)起こされるとき、空気袋
(322)内の空気圧の調整は自動的に行えるからであ
る。 第1、4、6、及び9B図において、エアーチャック
(212)が弁(128−136)の各カプラ(153)の開口と気
密に連絡するダンププレート(150)に設けられてい
る。これらのエアーチャック(212)を圧力空気管(21
3)及び対応する圧力計(241)(第1図参照)への分岐
点として用いることで、各気体供給ホース(174−182)
内の圧力、従って、各空気袋組みの空気袋(58)、(5
9)、(321)、(322)、(325)、(328)内の空気圧
の規制が可能であり、適当な弁(128−136)の調節によ
り各空気袋組みの空気袋(58)、(59)、(321)、(3
25)、(328)内の空気圧を任意のレベルに設定でき
る。圧力計(241)はヘッドボード(20)又はフットボ
ード(21)にJ型ブラケット(245)で装着可能な固定
されたケース(243)の中に格納されている。 第12図において、本発明による低空気損失ベッドの電
気回路図が示してある。配電板(219)に接続している
コード(218)からの交流電気は回路に入る。配電盤(2
19)はケーブル(222)を介してマイクロプロセッサ(2
40)へ電気を供給する電源モジュール(222)及び各ブ
ロワ(108)及びヒーター(172)を制御する半導体リレ
ーを含む。配電盤(219)は箱(45)内のモータに電気
を供給し、該モータは接続箱(224)に接続するリード
線を介して低空気損失ベッド(10)のフレーム(12)の
上げ下げ及び位置決めを行う。又、配電盤(219)はブ
ロワ(108)のモータ(114)にも電気を供給する。各ブ
ロワ(108)はコンデンサー(236)を有し、パイロット
ランプ(192)が制御パネル(348)に設けてある(第13
図)。制御パネル(346)に設けたスイッチ(192)は各
ブロワ(108)の起動を行う。第13図において、サーモ
スタット(194)のセンサー(図示せず)は尻部マニホ
ールド(80)内に位置しており、サーモスタット(19
4)を含む回路が尻部マニホールド(80)の空気温度に
より閉じられると、ヒーター(172)がマイクロプロセ
ッサ(240)によりONされる。又、サーモスタット(19
4)は尻部気体マニホールド(80)内の気体温度の調節
を行う制御手段(189)を含む、制御パネル(346)のス
イッチ(191)が加熱機能のON、OFFに用いられる。 マニホールド板(145)及び膨張プレート(144)にそ
れぞれリミットスイッチ(226)、(228)が設けてあり
(第4、8、9A、13図)。リミットスイッチ(226)は
ダンププレートによりプッシュボタン(203)の係合で
閉じられる。レバー(165)の作用のため、ダンププレ
ート(150)が動いてプッシュボタン(203)がマニホー
ルド板(145)から離れると、回路は開かれ、ブロワ(1
08)が運転を停止する。リミットスイッチ(228)は膨
張プレート(144)にネジ(232)で固定され回路はレバ
ーアーム(234)によるがマニホールド板(145)の係合
で開く。膨張プレート(144)がインテイクノブ(193)
の作用で開くと、リミットスイッチ(228)が閉じら
れ、マイクロプロセッサ(240)内蔵の警報ブザーをON
する。該ブザーをOFFするスイッチ(347)が制御パネル
(346)に設けてある。 制御パネル(346)はリボンコネクタ(200)を介して
制御装置(198)に接続している。制御装置(198)はマ
イクロロセッサ(240)及び他の必要回路を含む。制御
装置(198)にはケーブル(108)、(211)、(225)、
(227)、(229)のソケット(207)に接続されるコン
セント(205)を有する。 制御装置(198)はケーブル(208)を介してサーモス
タット(194)及び圧力センサーパッドスイッチ(231)
に接続される。ケーブル(211)は配電盤(219)に直接
接続され、制御装置(198)に電気を供給する一方、ブ
ロワ(108)及びヒーターエレメント(72)の機能を制
御する制御信号を配電盤に転送する。ケーブル(170)
の空気室(124)の側面のコネクタ(166)に接続するコ
ンセント(207)のある端部と反対の端部には各モータ
ー(138)及びコンセント(225)にそれぞれ接続する電
線(189i)、(186o)を有し、該電線(189i)、(189
o)を介してモーター(138)に低直流電圧を供給する。
又、ケーブル(170)にはリミットスイッチ(226)、
(228i)にそれぞれ接続する別個の電線(226i)、(22
6o)、(228i)、(228o)が設けられている。 ケーブル(227)はコンセント(207)が設けてある端
部と反対側の端部に、制御パネル(346)上のスイッチ
(349−358)の機能と同じ機能を持つ別の手動制御装置
(361)上の補完コンセント(360)に係合するコンセン
ト(359)を有する。手動制御装置(361)の構成及び回
路構造は制御装置(198)及びパネル(346)の機能の重
複対応する部分と同一なので概略的に第14図に示す。コ
ンセント(359)は病院の操作者が調節を容易に行える
ようにフレーム(12)の両側に設けてある(第14図に図
示せず)。 ケーブル(229)のコンセント(207)が設けてある端
部と反対の端部には補完コンセント(364)、(366)に
それぞれ接続するコンセント(362)、(363)が設けて
ある。コンセント(364)は、箱(367)の所に概略的に
図示してあるが、回路箱(43)(第7図を参照)内の回
路中に位置している。コンセント(366)は、368に概略
的に示すが、制御パネル(346)上のスイッチ(233)、
(235−239)と同じ機能を持つ手動制御装置に設けてあ
る。手動制御装置(368)が頭部底板(54)及び足部底
板(46)の傾斜角度の調整に用いられると、手動制御装
置(368)のスイッチの操作によって生成された信号は
直接フレーム(12)の回路(367)に転送される。上記
説明は本発明の上述実施例に関してなされているが、発
明の範囲はこれらの説明ではなく添付の特許請求範囲に
より限定される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例による低空気損失ベッドの斜視
図である。 第2図は第1図のベッドを2−2で切断した断面図であ
り、第1の空気袋と斜線で表した第2の空気袋を示す。 第3図は第1図の低空気損失ベッドの空気配管装置の概
略図である。 第4図は第1図の低空気損失ベッドの空気調節室の展開
斜視図である。 第5A図は第1図の低空気損失ベッドの基盤の斜視図であ
る。 第5B図は第5A図の基盤の下面の展開斜視図であり、部分
を省いてそれがどのように低空気損失空気袋に取り付け
られているかを示している。 第6図は第1図の低空気損失ベッドの端面図であり、そ
の頭部を上げてフレームと搭載部品の構造を示してい
る。 第7図は第1図の低空気損失ベッドの端面図であり、脚
部を上げてフレームと搭載部品の構造を示している。 第8図は第1図の低空気損失ベッドを第9図の8−8で
切断した断面図である。 第9A図及び第9B図は第8図の空気調節室のマニホールド
を通る、9A−9A、9B−9Bで切断した、断面図である。 第10Aないし第10D図は、全部の空気袋を完全に膨張した
とき(第10B図)、患者(10A)を空気損失ベッド(10
D)のフレームの一方の側に移動し空気袋上に保持する
動作に於いて、本発明の低空気損失ベッドの空気袋の頂
部上の患者の端部を示す図である。 第11図は本発明の低空気損失ベッドの脚部基盤の一部を
第1図の11−11で切断した長手方向の断面図であり、空
気袋をベッドフレームに取り付ける他の方法を示す。 第12図は第1図の低空気損失ベッドの電気回路を示す。 第13A、B図は第1図の低空気損失ベッドの空気調節室
内の空気を加熱するヒーターの上面及び平面図である。 第14図は低空気損失ベッドの空気袋へ空気を供給する弁
を開閉する制御装置及びケーブルの概略図である。 第15図は第12図の制御盤から第1図の低空気損失ベッド
の作動を制御するプログラムの実施例のフローチャート
である。 第16図は第1図の低空気損失ベッドの作動を制御する典
型的なタイマーサブルーチンのフローチャートである。 第17図は第1図の低空気損失ベッドの作動を制御する切
り換え処理サブルーチンのフローチャートである。 第18図は第1図の低空気損失ベッドの作動を制御する回
転サブルーチンのフローチャートである。 第19図は第1図の低空気損失ベッドの作動を制御する弁
モータサブルーチンのフローチャートである。 第20図は第1図の低空気損失ベッドの作動を制御する停
電時割り込みサブルーチンのフローチャートである。 第21図は第1図の低空気損失ベッド用の空気袋の他の実
施例の端面図である。 第22図は低空気損失ベッド用の空気袋の端面図である。 第23図は低空気損失ベッド用空気袋の他の端面図であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−121389(JP,A) 特開 昭58−1449(JP,A) 特開 昭61−90659(JP,A) 実願 昭59−143196号(実開 昭61− 57924号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭56−28533号(実開 昭57− 142963号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭58−149338号(実開 昭60− 55425号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭52−63756号(実開 昭53− 158195号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 7/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.フレームと、 低空気損失構造をした各空気袋が該フレーム上を横断す
    る方向に配置され、その上に患者を支持する第1の空気
    袋組みと、 各空気袋が該フレーム上を横断する方向に配置され、上
    記第1の空気袋組みとフレームの長手方向に交互に配置
    され、その上に患者を支持する第2の空気袋組みと、 各該空気袋を気体源に連結する手段と、 該第1の空気袋組みの該空気袋が膨張されて且つ第2の
    空気袋組みの該空気袋が収縮されたときに該第1の空気
    袋組みの該空気袋上で患者を該フレームの一方に向けて
    移動する該第1の空気袋組みの各空気袋上に設けられ
    た、下り面を含む移動手段と、 該第2の空気袋組みの該空気袋が膨張され且つ該第1の
    空気袋組みの該空気袋が収縮されたとき該第2の空気袋
    組みの該空気袋上で患者をフレームの他方に向けて移動
    する該第2の空気袋組みの各空気袋上に設けられた、下
    り面を含む移動手段と、 患者が該フレームと該一方もしくは他方の側に向けて、
    それぞれ移動されたとき患者を支持する該第1もしくは
    第2の空気袋組み上で患者を保持する膨張可能な支持を
    含む保持手段と、 から構成されることを特徴とする低空気損失ベッド。 2.患者を支持し圧力点を排除するため荷重を分散する
    低空気損失構造をした空気袋と、 該空気袋の内部と該空気袋を気体で膨張させる気体源と
    を連結する手段と、 該空気袋を着脱可能に低空気損失ベッドに固定する手段
    と、 該空気袋が膨張されたときに該空気袋体上に支持された
    患者を該空気袋の一端に向けて移動する下り面を含む移
    動手段と、 該空気袋上に一体形成された、該患者が該空気袋の該一
    端に向けて移動されたとき患者を該空気袋の上部表面に
    保持する膨張可能な支柱を含む保持手段と、 から構成されることを特徴とする低空気損失ベッド上の
    フレーム上にフレームを横断する方向に設けられ、複数
    の空気袋を有する低空気損失ベッド用の空気袋。 3.特許請求の範囲第2項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、該固定手段が該空気袋上に装着可能に固着
    する手段を持つ前記空気袋上のフラップを有することを
    特徴とする低空気損失ベッド用の空気袋。 4.特許請求の範囲第2項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、該連結手段が該空気袋の壁を貫通して延設
    する長形の柄を持つニップルと該ニップルの該柄を該空
    気袋の該壁に定置するフランジを含むことを特徴とする
    低空気損失ベッド用の空気袋。 5.特許請求の範囲第4項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、該固定手段が該ニップルの該柄であること
    を特徴とする低空気損失ベッド用の空気袋。 6.特許請求の範囲第4項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、該ニップルが低空気損失ベッド上で該空気
    袋が着脱可能に固定されるフランジに係合するタブを有
    することを特徴とする低空気損失ベッド用の空気袋。 7.特許請求の範囲第2項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、該空気袋が上部表面、底部、側面及び端部
    壁から構成され、該連結する手段が該底部に設けられて
    いることを特徴とする低空気損失ベッド用の空気袋。 8.特許請求の範囲第7項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、患者の短形の該空気袋の一端に向けて移動
    する該移動手段が該上部表面に切り欠きを含むことを特
    徴とする低空気損失ベッド用の空気袋。 9.特許請求の範囲第7項の低空気損失ベッド用の空気
    袋において、患者を該空気袋の該上部表面に保持する保
    持手段が患者が移動される該空気袋の該一端に一体形成
    された支柱を含むことを特徴とする低空気損失ベッド用
    の空気袋。 10.特許請求の範囲第7項の低空気損失ベッド用の空
    気袋において、該上部表面がハンプを有することを特徴
    とする低空気損失ベッド用の空気袋。
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