JP3121514B2 - 便器への給水装置 - Google Patents

便器への給水装置

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JP3121514B2
JP3121514B2 JP07010829A JP1082995A JP3121514B2 JP 3121514 B2 JP3121514 B2 JP 3121514B2 JP 07010829 A JP07010829 A JP 07010829A JP 1082995 A JP1082995 A JP 1082995A JP 3121514 B2 JP3121514 B2 JP 3121514B2
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晴夫 山崎
貴哉 南山
芳朗 松下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器本体の排出口部に
排出管を接続すると共に排出口部を弁で開閉自在とした
弁開閉式の便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、便器本体の排出口部に排出管を接
続すると共に排出口部を弁で開閉自在とした弁開閉式の
便器においては、便器本体内のオーバフロー水をオーバ
フロー排水するために、便器本体と排出管とをオーバフ
ロー管で連通接続している。そして、オーバフーロー管
から排出管側からの悪臭が便器本体内に逆流しないよう
にオーバフロー管に水封トラップ部を設けている。
【0003】上記のような便器において、操作部を操作
することで、操作部を操作した信号を制御部に入力し、
制御部からの制御信号により洗浄のための水を便器本体
内に供給するようになっているのであるが、この場合、
洗浄のための給水時間は一定に設定してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
あっては、洗浄のための給水時間が一定のため、水道圧
を普通の水道圧の地域に合わせて設定した場合、水道圧
が低い地域では通常の洗浄を行っても、オーバフロー管
の水封トラップ部内に水が溜まらない場合があり、封水
が破れて排出管側から臭いが逆流するという問題があっ
た。また、給水時間を水道圧の低い地域に合わせて設定
した場合、オーバフロー管のトラップ部に水が溜まる
が、水道圧の高い地域での洗浄水量に設定してあるた
め、節水ができないという問題があった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、どのよ
うな水道圧の地域でも確実に水封トラップ部内に水を溜
めることができ、且つ少ない水量での洗浄が可能となる
便器への給水装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するために、本発明の便器
への給水装置は、便器本体1の排出口部2に排出管3を
接続すると共に排出口部2乃至排出管3を弁4で開閉自
在とした弁開閉式の便器であって、弁4を閉じたい状態
で便器本体1内のオーバフロー水を排水するためのオー
バフロー管5で便器本体1と排出管3とを連通接続し、
オーバフロー管5に水封トラップ部6を設け、操作部7
を操作することで水供給部8から水が便器本体1に供給
されるように制御する制御部9を設けた便器への給水装
置において、操作部7の操作で洗浄に必要な量の水を便
器本体1に供給するための洗浄水供給手段10と、同一
の操作部7の操作で洗浄水供給手段10で供給される水
量よりも多い水量を便器本体1に供給して水封トラップ
部6に水を満たすための水封トラップ部給水手段11と
を設け、便器本体1に1回目に水を供給するために操作
部7を操作した時のみ水封トラップ部給水手段11を起
動し且つ便器本体1に2回目以降水を供給するように操
作部7を操作した時に洗浄水供給手段10を起動する起
動手段12を設けて成ることを特徴とするものである。
【0007】また、便器に設けた制御部9に電源が供給
された後に1回目に水を供給するために操作部7を操作
した時のみ水封トラップ部給水手段11を起動し且つ制
御部に電源が供給された時から数えて2回目以降水を供
給するように操作部7を操作した時に洗浄水供給手段1
0を起動する起動手段12を設けることが好ましい。ま
た、オーバフロー管5の水封トラップ部6を設けた部分
よりも便器本体1側にずれた位置にエアー抜き管13を
設けることも好ましい。
【0008】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、操作部7の操作で洗浄に必要な量の水を便器本体1
に供給するための洗浄水供給手段10と、同一の操作部
7の操作で洗浄水供給手段10で供給される水量よりも
多い水量を便器本体1に供給して水封トラップ部6に水
を満たすための水封トラップ部給水手段11とを設け、
便器本体1に1回目に水を供給するために操作部7を操
作した時のみ水封トラップ部給水手段11を起動し且つ
便器本体1に2回目以降水を供給するように操作部7を
操作した時に洗浄水供給手段10を起動する起動手段1
2を設けてあるので、便器を設置する施工をし、最初に
操作部7を操作して便器本体1に1回目の給水をする際
には水封トラップ部給水手段11が起動されて、大量の
水が便器本体1に給水され、便器を設置した地域の水圧
に関係なく確実に水封トラップ部6に水を満たすことが
できる。
【0009】そして、便器を設置後、2回目以降操作部
7を操作すると、水封トラップ部給水手段11は起動さ
れず、洗浄水供給手段10が起動されて、便器本体1に
洗浄に必要な量の水が供給されるのである。この場合、
洗浄に必要な水の量を水道圧が低い地域において供給さ
れる水量となるように設定しておくことで、2回目以降
の水の供給に当たって水の使用量が少なくなるものであ
る。このように洗浄に必要な水の量を水道圧が低い地域
において供給される水量となるように設定したとして
も、操作部7の1回目の操作による給水で水封トラップ
部6に十分水が満たされているので、2回目以降の給水
の水量が少なくても水封トラップ部6には水が満たされ
続けることになって、水封が破れることがないものであ
る。
【0010】また、便器に設けた制御部9に電源が供給
された後に1回目に水を供給するために操作部7を操作
した時のみ水封トラップ部給水手段11を起動し且つ制
御部に電源が供給された時から数えて2回目以降水を供
給するように操作部7を操作した時に洗浄水供給手段1
0を起動する起動手段12を設けることで、簡単な構成
で、上記した洗浄用の水の節約と水封トラップ部6の水
封用の水の確保とができることになる。
【0011】また、オーバフロー管5の水封トラップ部
6を設けた部分よりも便器本体1側にずれた位置にエア
ー抜き管13を設けることで、オーバフロー管5内の大
気をエアー抜き管13により開放し、同じ水量を便器本
体1に供給すれば、必ず便器本体1内を同じ水位に回復
することができるものであり、また、オーバフロー管5
内の空気が圧縮されることがなく、オーバフロー管5内
が負圧にならず、サイホン作用が生じないようにでき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1乃至図8に本発明の便器の構造が示
してある。便器本体1は陶器製であって、上方に開口す
るボウル部14が設けてある。ボウル部14の上面開口
縁部にはリブ部15が全周にわたって設けてあり、リブ
部15の内部には洗浄水が通る通水路16が全長にわた
って形成してあると共にリブ部15の底面には通水路1
6からボウル部14の内面に洗浄水を供給するための吐
水口17が多数個穿設してある。ボウル部14の底部は
背面側に屈曲させて形成してあり、その先端部を排出口
部2として開口させてある。便器本体1の排出口部2に
は排出管3が接続してあり、また、排出口部2乃至排出
管3が弁4で開閉自在となっている。添付図面に示す実
施例では排出管3に弁4を開閉自在に取付けてある。
【0013】排出管3は上ケース18と下ケース19と
で構成してある。上ケース18は下面が開口する箱型に
形成してあって、その下部にはフランジ(図示省略)が
設けてある。下ケース19は下面が開口する箱型に形成
してあり、図3乃至図7に示すように、排出管本体20
の上面を弁挿入口21、下面を下水接続口34としてそ
れぞれ開口させると共に弁挿入口21の外周に結合片2
2を突設し、排水管本体20の正面側に接続管部23を
延設し、排出管本体20の下部に取付片24をほぼ全周
に亘って設けて形成してある。排水管本体20の側面に
オーバフロー管5の一端部を連通接続し、排水管本体2
0の正面に設けた接続管部23の上面部にオーバフロー
管5の他端部が連通接続してある。図に示す実施例では
オーバフロー管5は排水管本体20の側面に一体形成し
たトラップ半体25と逆U字状をした管体26とで構成
してあり、逆U字状をした管体26の一端部が排水管本
体20の正面に設けた接続管部23の上面部に設けた連
結管部29にゴム管30を介してホースバンド31によ
り接続してあり、また、逆U字状をした管体26の他端
部がトラップ半体27となっており、トラップ半体25
の端面部とトラップ半体27の端面部とをタッピングビ
ス28で固着することでオーバフロー管5の一部にトラ
ップ半体25、27により構成される水封トラップ部6
が形成してある。逆U字状をした管体26の頂部付近か
ら上方にエアー抜き管13が突設してある。
【0014】上記下ケース19は、取付片24を便器本
体1の底面開口部32の縁部に設けた固定片33にボル
ト、ナットなどで固定すると共に接続管部23をボウル
部1の排出口部2に嵌着することによって便器本体1に
取り付けられている。また上記上ケース18は下ケース
19の弁挿入口21を閉塞して配設されると共に上ケー
ス18のフランジと下ケース19の結合片22をボル
ト、ナットなどで結合することによって下ケース18に
着脱自在に取り付けられている。
【0015】排出管3の内部には弁挿入口21から挿入
したフラッパー弁と称される弁4が配設してあって、弁
4の上端は上ケース18に回転自在に取り付けられてい
る回動軸38に固定されている。回動軸38の一端は上
ケース18から突出させて平面略L字型に屈曲してあ
り、その先端は駆動伝達部39として形成してある。そ
して弁4は弁駆動装置35によって、排出管本体20と
接続管部23の接続部分を開口させる状態と閉塞させる
状態との間で前後方向に回動自在するようになってい
る。
【0016】弁駆動装置35は上記回動軸38、リンク
機構40、モータ41、カム42などを具備して形成さ
れており、上ケース18に取付けてある。そしてモータ
41でリンク機構40を駆動させると共にモータ41の
駆動で回転するカム42を回動軸38の駆動伝達部39
に当接させて回動軸38を下方向に押圧することで弁4
が回動して開放状態となり、また開放状態の弁4はバネ
44の作用によって閉塞状態に戻されるようにしてあ
る。
【0017】便器本体1の内部の上部には水供給部8を
構成する電磁弁45が配設してあって、この電磁弁45
には給水管46がナットで連結されており、また給水管
46は止水栓47を介して洗浄水を供給する水源管に接
続されている。電磁弁45の流出側にはバキュームブレ
ーカー(逆止弁)48が連結してあると共に図1に示す
ようにバキュームブレーカー48の流出部には延長管5
0が取り付けてあって、延長管50は便器本体1に形成
される受け部51に接続されている。受け部51はボウ
ル部1の背方側に設けられた箱状に形成されるものであ
って、その上面には上記延長管50が差し込まれる差し
込み口52が形成してあると共に受け部51は流入口5
3を介してリブ部15に接続されている。
【0018】便器本体1の開口部の縁部には図2に示す
ように、操作盤54が取り付けてあって、操作盤54に
は洗浄スイッチのような操作部7、制御部9が設けてあ
る。そして、操作部7を操作すると操作部7からの信号
が制御部9に入力され、制御部9からの制御信号の出力
により弁駆動装置35を駆動させたり電磁弁45を開閉
させたりするようになっている。また操作盤54には電
源に接続される電気コード57や、弁駆動装置35や電
磁弁45に電気的に接続される接続コード58が設けて
ある。この電気コード57や接続コード58の途中には
コネクタ59が設けてあって、このコネクタ59の部分
で分離できるようになっている。尚、接続コード58と
電磁弁45の接続はファストン端子を用いておこなわれ
ている。
【0019】図9には本発明の一実施例の制御ブロック
図が示してあり、制御部9に、操作部7の操作で起動さ
れる起動手段12が設けてあり、便器本体1に1回目に
水を供給するために操作部7を操作した時のみ起動手段
12により起動される水封トラップ部給水手段11と、
便器本体1に2回目以降水を供給するように操作部7を
操作した時に起動手段12により起動する洗浄水供給手
段10が設けてあり、また、起動手段12により弁駆動
装置35を駆動する弁駆動手段70が設けてある。
【0020】しかして、便器本体1を床に載置して取付
ける。この状態では弁4は閉じた状態である。この便器
本体1を床に設置して取付け、電源コード57の端部に
設けたプラグをコンセントに挿入して制御部9に電源が
供給され、この制御部9に電源が供給されてから1回目
に操作部7を操作すると、起動手段12により水封トラ
ップ部給水手段11が起動され便器本体1のボウル部1
4内に水供給部8を構成する電磁弁45を開く信号が出
力され、水が止水栓47、給水管46、電磁弁45、バ
キュームブレーカー48、延長管50、受け部51、流
入口53を介してリブ部15の通水路16に流れ込み、
通水路16から吐水口17を通ってボウル部14に水が
供給される。また、上記ボウル部14への水の供給とほ
ぼ同時に起動手段12により弁駆動装置35が作動して
弁4が上方(ボウル部14より離れる方向)に回動し、
排出管本体20と接続管部23の接続部分が開口してボ
ウル部14と排出管3が連通し、ボウル部14に供給さ
れている水が水頭圧によってボウル部14から排出口部
2を通って排出管3に流れ込み、排出管3の下水接続口
34より下水(タンクなどを含む)へと排出される。そ
の後、弁4がバネ44のばね力により下方(ボウル部1
4に近付く方向)に回動し、弁4で排出管本体20と接
続管部23の接続部分を閉塞してボウル部14と排出管
3を連通しないようにした後、弁駆動装置35を停止さ
せる。そして、この後さらにボウル部14に水を供給し
てボウル部14に水を溜めると共にオーバフロー管5に
水が流れ、オーバフロー管5に設けた水封トラップ部6
に水が満たされる。その後、電磁弁45を停止させる。
【0021】上記のように制御部9に電源が供給されて
から1回目に操作部7を操作して上記動作により水封ト
ラップ部6に水が満たされると、便器本体1が使用可能
状態となる。したがって、これ以降用便を行うことがで
きる。用便を行った後、操作部7を操作すると、制御部
9に電源が供給されてから2回目以降の操作部7の操作
になるため、起動手段12により洗浄水供給手段10が
起動され便器本体1のボウル部14内に水供給部8を構
成する電磁弁45を開く信号が出力され、電磁弁45が
開き、洗浄水が止水栓47、給水管46、電磁弁45、
バキュームブレーカー48、延長管50、受け部51、
流入口53を介してリブ部15の通水路16に流れ込
み、通水路16から吐水口17を通ってボウル部14に
水が供給されてボウル部14が洗浄される。上記洗浄水
によるボウル部14の洗浄とほぼ同時に、起動手段12
により弁駆動装置35が作動して弁4が上方(ボウル部
14より離れる方向)に回動し、排出管本体20と接続
管部23の接続部分が開口してボウル部14と排出管3
が連通される。こうして予めボウル部14に溜められて
いた洗浄水及び新たにボウル部14に供給された洗浄
水、さらに汚物(トイレットペーパー等を含む)が洗浄
水の水頭圧によってボウル部14から排出口部2を通っ
て排出管3に流れ込み、排出管3の下水接続口34より
下水(タンクなどを含む)へと排出される。この後弁4
はバネ44等の力によって下方(ボウル部14に近づく
方向)に回動し、弁4で排出管本体20と接続管部23
の接続部分を閉塞してボウル部14と排出管3を連通し
ないようにした後、弁駆動装置35を停止させる。そし
てこの後さらにボウル部14に水を供給して後洗浄をお
こなった後、ボウル部14にこの水を溜め、この後電磁
弁45を停止させることによって、水洗便器が用便前の
状態に戻るようになっている。以後、制御部9を操作す
ると同様の一連の動作が繰り返される。
【0022】ここで、上記便器本体1に1回目に水を供
給するために操作部7を操作した時に供給される水量は
2回目以降に操作部7を操作したとき便器本体1に供給
される水の量よりも多い水量に設定してある。上記水量
を違わせる制御は電磁弁45の開時間の違い、つまり、
給水時間の違いを制御することにより行うものである。
【0023】すなわち、便器本体1に1回目に水を供給
するために操作部7を操作した時には給水時間を十分に
長く設定し、便器本体1の設置地域における水圧の違い
に関係なく、上記1回目に水を供給する一連の動作で確
実にオーバフロー管5に設けた水封トラップ部6に水を
溜めることができるように設定し、2回目以降に水を供
給する際には給水時間を短め(地域により異なる水道圧
のうち中程度の水道圧に合わせ)に設定してあり、これ
により、どのような水圧の地域においても、確実にオー
バフロー管5に設けた水封トラップ部6に水を溜めるこ
とができ、その後の洗浄においても水量を増やすことな
く洗浄ができるのである。
【0024】上記実施例を具体的例につき説明すると、
制御部9のマイコンに水供給部8から供給される水を給
水する給水時間のデータを2つ持たせてある。1つのデ
ータは水道圧0.5kg/cm2 において、上記1回目
の給水動作でオーバフロー管5に設けた水封トラップ部
6に水を溜めることができる時間を設定する(データA
という)。もう一つのデータは水道圧0.5kg/cm
2 においても洗浄可能で且つ一般的に多いといわれる水
道圧1〜3kg/cm2 においてオーバフロー管5に設
けた水封トラップ部6に水を溜めることができる時間を
設定する(データBという)。そして、制御部9に電源
が供給された後の第1回目の操作部7の操作により上記
データAに基づいてボウル部14に水が供給され、第2
回目以降の操作部7の操作ではデータBに基づいてボウ
ル部14に水が供給されるものである。これにより、水
道圧1kg/cm2 以下の地域でも第1回目の操作部7
の操作によりオーバフロー管5に設けた水封トラップ部
6に十分水が溜められ、2回目以降の操作部7の操作で
はオーバフローはしないが、最初に水封トラップ部6に
水が十分溜められているので、水封が確保され、臭いが
上がってくることがないものである。また、水道圧1k
g/cm2 以上の地域では、水封が確保されるのは上記
と同様であり、更に、1回目の水の供給量は多くなる
が、2回目以降の水の供給は少なく、少ない水量で洗浄
できて、省資源がはかれるのである。
【0025】次に、操作部7を操作して洗浄する一連の
動作の他の例につき説明する。上記実施例では操作部7
を操作して水を供給して洗浄するに当たっては、ボウル
部14に水を供給してボウル部14の洗浄と同時に弁4
を開いて、予めボウル部14に溜められていた洗浄水及
び新たにボウル部14に供給された洗浄水、さらに汚物
(トイレットペーパー等を含む)が排出され、その後、
弁4を閉じるとともにボウル部14に水を溜めるように
なっているが、この方式では1度の洗浄によって汚物を
洗い流すようにしたものである。この一度の洗浄によっ
て汚物を洗い流す方式の場合、汚物やトイレットペーパ
ーの流れ具合が、便器の形状、方式、汚物、トイレット
ペーパーのボウル部14内での位置等により、これらを
搬送するための水の量が洗浄水の何割になるかが一定に
ならず、このため、1度の洗浄のみでは汚物、トイレッ
トペーパーを洗い流すことができない場合が生じる。こ
のため、操作部7を操作して上記一度の洗浄をし、更に
続いて操作部7を操作して2度目の洗浄をして洗い流さ
なければならない。このため、本実施例においては、操
作部7の一度の操作により、ある一定量の水を2度に分
けてボウル部14に溜めて洗浄用と搬送用とに区別して
流すようにしたものである。
【0026】上記実施例を具体的に説明すると、起動手
段12により洗浄水供給手段10が起動され便器本体1
のボウル部14内に水供給部8を構成する電磁弁45を
開く信号が出力され、電磁弁45が開き、洗浄水が止水
栓47、給水管46、電磁弁45、バキュームブレーカ
ー48、延長管50、受け部51、流入口53を介して
リブ部15の通水路16に流れ込み、通水路16から吐
水口17を通ってボウル部14に水が供給されてボウル
部14が洗浄されて溜められる。上記洗浄水によるボウ
ル部14の洗浄が終わると、弁駆動装置35が作動して
弁4が上方(ボウル部14より離れる方向)に回動し、
排出管本体20と接続管部23の接続部分が開口してボ
ウル部14と排出管3が連通される。こうして予めボウ
ル部14に溜められていた洗浄水及び新たにボウル部1
4に供給した洗浄水、さらに汚物(トイレットペーパー
等を含む)が洗浄水の水頭圧によってボウル部14から
排出口部2を通って排出管3に流れ込み、排出管3の下
水接続口34より下水(タンクなどを含む)へと排出さ
れる。その後弁4がバネ44の力によって回動して弁4
で排出管本体20と接続管部23の接続部分を閉塞して
ボウル部14と排出管3を連通しないようにし、ボウル
部14内に再び水を溜め、ある一定量水が溜まった時点
で弁4が開くことで、2度目に溜まった溜水が排出口部
2を通って排出管3に一気に流れ込み、排出管3の下水
接続口34より下水(タンクなどを含む)へと排出され
る。これにより2度目のまとまった排水はすべて排水径
路内の汚物(トイレットペーパー等を含む)の後より流
れることとなり、確実に汚物が搬送されることになる。
この方式を用いると、搬送のために従来約8リットル必
要とされていた洗浄水の量が約6リットルで十分搬送で
きることになり、洗浄水の節約性がより向上することに
なる。上記2度目の溜水の排水が終了すると、弁4はバ
ネ44等の力によって下方(ボウル部14に近づく方
向)に回動し、弁4で排出管本体20と接続管部23の
接続部分を閉塞してボウル部14と排出管3を連通しな
いようにした後、弁駆動装置35を停止させる。そして
この後さらにボウル部14に水を供給して後洗浄をおこ
なった後、ボウル部14にこの水を溜め、この後電磁弁
45を停止させることによって、水洗便器が用便前の状
態に戻るようになっている。
【0027】ここで、上記1度の操作部7の操作でボウ
ル部14に2度の溜水をして2度に分けて排水する(1
度目は洗浄用、2度目は搬送用として排水する)に当た
り、図10の制御ブロック図に示すように、2度の溜水
の各水量を調整するための溜水調整部60を操作部7に
設けて1度目の溜水と2度目の溜水との各水量をそれぞ
れ調整できるようにしてもよい。
【0028】また、図11の制御ブロック図に示すよう
に、上記1度の操作部7の操作でボウル部14に2度の
溜水をして2度に分けて排水するという方式と、1度の
操作部7の操作で、1度の洗浄によって汚物を洗い流す
方式とを切り換えスイッチ61の切り換えにより選択す
ることができるようにしてもよい。次に、操作部7を操
作して洗浄する一連の動作の更に他の例につき説明す
る。操作部7を操作して電磁弁45を開いて水をボウル
部14に供給する場合、給水を継続したまま弁4を開い
てボウル部14内の溜水を排水し、一定時間後、弁4を
閉じてボウル部14内に水を溜めて電磁弁45を閉じて
動作を終了するというように制御部9で制御するものに
おいては、ボウル部14への給水は洗浄開始から終了ま
での間ずって行っているが、便器の洗浄性、汚物の搬送
性から見て、それほど有効ではない状態での給水タイミ
ングがあり、その時間に流れている水は無駄な水とな
り、洗浄の総水量が多くなる。そこで、本実施例におい
ては、上記便器の洗浄性、汚物の搬送性から見て、それ
ほど有効ではない状態での給水タイミングでは給水を停
止するように制御部9により制御する。
【0029】具体的には図12のタイムチャートに示す
ように、用便を行った後、操作部7を操作すると、起動
手段12により洗浄水供給手段10が起動されて便器本
体1のボウル部14内に水供給部8を構成する電磁弁4
5を開く信号が出力され、電磁弁45が開き、洗浄水が
止水栓47、給水管46、電磁弁45、バキュームブレ
ーカー48、延長管50、受け部51、流入口53を介
してリブ部15の通水路16に流れ込み、通水路16か
ら吐水口17を通ってボウル部14に水が供給されてボ
ウル部14が洗浄される。上記洗浄水によるボウル部1
4の洗浄とほぼ同時に、弁駆動装置35が作動して弁4
が上方(ボウル部14より離れる方向)に回動し、排出
管本体20と接続管部23の接続部分が開口してボウル
部14と排出管3が連通される。こうして予めボウル部
14に溜められていた洗浄水及び新たにボウル部14に
供給された洗浄水、さらに汚物(トイレットペーパー等
を含む)が洗浄水の水頭圧によってボウル部14から排
出口部2を通って排出管3に流れ込み、排出管3の下水
接続口34より下水(タンクなどを含む)へと排出され
る。完全にボウル部14内の溜水を排出するため、弁4
を開状態のまま保持し、その後に弁4を下方(ボウル部
14に近づく方向)に回動して閉じて行くのであるが、
図12のタイムチャートに示すように上記ボウル部14
内の溜水を弁4の開状態の保持、弁4の閉方向への移動
の間電磁弁45を閉じて給水を停止してその間の水を節
約し、弁4が完全に閉じた後に再び電磁弁45を開いて
ボウル部14に水を供給して後洗浄をおこなった後、ボ
ウル部14にこの水を溜め、この後電磁弁45を停止さ
せることによって、水洗便器が用便前の状態に戻るよう
になっている。
【0030】次に、更に他の実施例につき説明する。こ
の実施例では、図13の制御ブロック図に示すように、
操作部7を操作することによる水の供給、停止と弁4の
開閉の制御とは別に、弁開閉スイッチ62を設けた点に
特徴がある。すなわち、上記各実施例のように洗浄完了
状態では弁4が閉じてボウル部14内に水が溜まった状
態であるが、冬期の寒い時に上記ボウル部14内の溜水
が凍結して便器本体1の破損などのおそれがあったり、
あるいは掃除などの際にボウル部14の溜水のためにう
まく汚れを落とせない場合があるが、本実施例において
は、上記操作部7による通常の洗浄動作とは別に、別の
スイッチである弁開閉スイッチ62を設け、この弁開閉
スイッチ62を操作すると、給水をすることなく(つま
り電磁弁45を閉状態のまま)、弁4のみを単独で開閉
できるように制御部9により制御するようになってい
る。したがって、冬期凍結に心配がある場合には弁開閉
スイッチ62を操作して給水をすることなく弁4を開い
てボウル部14内の溜水を排水して凍結による破損を防
止するようにしたり、あるいは、掃除をする場合にも弁
開閉スイッチ62を操作して給水をすることなく弁4を
開いてボウル部14内の溜水を排水してボウル部14の
底部に付いた汚れを直接洗剤とたわしで洗うようにした
りすることができる。また、弁4を開いてボウル部14
内の溜水を排水した場合、排出管側からの悪臭が気にな
る時には、弁開閉スイッチ62を再度押す等の操作をす
ることで給水をせずに弁4を閉じることも可能である。
【0031】次に、更に他の実施例につき説明する。こ
の実施例では図14の制御ブロック図に示すように、操
作部7を操作することによる水の供給、停止と弁4の開
閉の制御とは別に、掃除スイッチ63を設けた点に特徴
がある。この掃除スイッチ63は1度目の操作で弁4を
開いてボウル部14内の溜水を排出するように制御部9
により制御される。このため、溜水の排水が終わるとボ
ウル部14内の掃除ができる。掃除スイッチ63を2度
目に操作すると、電磁弁45のみを開いてボウル部14
内に水を流し、溜水がない状態で水を流しながらボウル
部14の掃除ができる。更に掃除スイッチ63を3度目
に操作すると弁4が閉じてボウル部14内に適量の水が
溜まった時点で電磁弁45が閉じて給水を停止し、初期
の状態に戻る(この状態で掃除を行ってもよい)。
【0032】上記実施例において、1つの掃除スイッチ
63を3回操作することで、上記給水無しで弁4の開
放、弁4の開放状態のまま電磁弁45を開いての給
水、弁4の閉成と給水によるボウル部14への溜水を
行っているが、上記、、の動作を別々のスイッチ
の操作により行うようにしてもよい。次に、本発明にお
いて、オーバフロー管5にエアー抜き管13を設けた構
成について説明する。添付図面に示すように、オーバフ
ロー管5の水封トラップ部6を設けた部分よりも便器本
体1側にずれた位置にエアー抜き管13を設けてある。
ここで、エアー抜き管13を設けたのは以下の理由によ
る。すなわち、エアー抜き管13が無いと、洗浄が終了
し、弁4を閉じて再びボウル部14内に溜水を溜める場
合、オーバフロー管5の終点部には水封トラップ部6が
あるため水位の上昇にともなってオーバフロー管5に残
った空気が圧縮され、最終的には図15に示すような圧
力平衡で安定する。つまり、P:オーバフロー管5内の
エアー圧、PO :大気圧、h1 ,h2 :水位差、ρ:水
の密度とした場合、P=PO +h 1 gρ=PO +h2
ρとなり、これによりh1 =h2 となる。したがって、
ボウル部14側の水位H2 はオーバフローのピーク高さ
1 と等しくならないだけでなく、オーバフロー管5内
に残ったエアーの量によってもばらつくことになる。ま
た、オーバフロー管5の終点部に設けた水封トラップ部
6はサイホン便器等に設けられている流路の屈曲と同じ
ように流路抵抗となるので、大量の水が供給されたとき
(バケツの水をボウル部14内に捨てた時など)オーバ
フロー管5が満水になり、サイホンを生じてしまう。そ
して、いったんサイホンが生じると排水は止まらず、図
16において示すオーバフロー管5に空気がみこまれる
高さH 3 まで減少してしまい、次回の洗浄時に十分な水
量が溜められないというような不都合が生じる。このた
め、本発明においては、オーバフロー管5の水封トラッ
プ部6を設けた部分よりも便器本体1側にずれた位置に
エアー抜き管13を設ける(ここでエアー抜き管13の
先端は大気に開放されている)構成としたものであり、
このような構成とすることで、洗浄が終了して弁4を閉
じて再びボウル部14に水を溜める際にオーバフロー管
5に残った空気が圧縮されることがなく、同じ水量をボ
ウル部14に供給してやれば、ボウル部14内の水位が
洗浄毎に必ず同じ水位まで回復することになる。また、
オーバフロー管5がエアー抜き管13により大気開放で
あるため、オーバフロー管5内が負圧にならず、サイホ
ンが生じないようにできる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、操作部の操作で洗浄に必要な量の水
を便器本体に供給するための洗浄水供給手段と、同一の
操作部の操作で洗浄水供給手段で供給される水量よりも
多い水量を便器本体に供給して水封トラップ部に水を満
たすための水封トラップ部給水手段とを設け、便器本体
に1回目に水を供給するために操作部を操作した時のみ
水封トラップ部給水手段を起動し且つ便器本体に2回目
以降水を供給するように操作部を操作した時に洗浄水供
給手段を起動する起動手段を設けてあるので、便器本体
に1回目に水を供給する際のみ水の供給量が多いためど
のような水道圧の地域でも確実に水封トラップ部内に水
を溜めることができ、しかも2回目以降水を供給する際
には水の供給量が少なく、水資源の節約が可能となるも
のである。
【0034】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、便器に
設けた制御部に電源が供給された後に1回目に水を供給
するために操作部を操作した時のみ水封トラップ部給水
手段を起動し且つ制御部に電源が供給された時から数え
て2回目以降水を供給するように操作部を操作した時に
洗浄水供給手段を起動する起動手段を設けてあるので、
簡単な構成で、上記した洗浄用の水の節約と水封トラッ
プ部の水封用の水の確保とができるものである。
【0035】また、本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加
えて、オーバフロー管の水封トラップ部を設けた部分よ
りも便器本体側にずれた位置にエアー抜き管を設けてあ
るので、オーバフロー管内の大気をエアー抜き管により
開放し、同じ水量を便器本体に供給すれば、必ず便器本
体内を同じ水位に回復することができ、また、オーバフ
ロー管内の空気が圧縮されることがなく、オーバフロー
管内が負圧にならず、サイホン作用が生じないようにで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部破断した側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の下ケースにオーバフロー管を接続した状
態の側面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の下ケースの側面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】同上の正面図である。
【図8】同上の管体の斜視図である。
【図9】同上の制御ブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例の制御ブロック図であ
る。
【図11】同上の更に他の実施例の制御ブロック図であ
る。
【図12】同上の更に他の実施例のタイムチャートであ
る。
【図13】同上の更に他の実施例の制御ブロック図であ
る。
【図14】同上の更に他の実施例の制御ブロック図であ
る。
【図15】エアー抜き管を設けない場合の問題点を説明
するための説明図である。
【図16】エアー抜き管を設けない場合の別の問題点を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 便器本体 2 排出口部 3 排出管 4 弁 5 オーバフロー管 6 水封トラップ部 7 操作部 8 水供給部 9 制御部 10 洗浄水供給手段 11 水封トラップ部給水手段 12 起動手段 13 エアー抜き管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 芳朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 長岡 弘敏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−60732(JP,A) 特開 平6−306920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 3/00 E03D 11/13

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器本体の排出口部に排出管を接続する
    と共に排出口部乃至排出管を弁で開閉自在とした弁開閉
    式の便器であって、弁を閉じた状態で便器本体内のオー
    バフロー水を排水するためのオーバフロー管で便器本体
    と排出管とを連通接続し、オーバフロー管に水封トラッ
    プ部を設け、操作部を操作することで水供給部から水が
    便器本体に供給されるように制御する制御部を設けた便
    器への給水装置において、操作部の操作で洗浄に必要な
    量の水を便器本体に供給するための洗浄水供給手段と、
    同一の操作部の操作で洗浄水供給手段で供給される水量
    よりも多い水量を便器本体に供給して水封トラップ部に
    水を満たすための水封トラップ部給水手段とを設け、便
    器本体に1回目に水を供給するために操作部を操作した
    時のみ水封トラップ部給水手段を起動し且つ便器本体に
    2回目以降水を供給するように操作部を操作した時に洗
    浄水供給手段を起動する起動手段を設けて成ることを特
    徴とする便器への給水装置。
  2. 【請求項2】 便器に設けた制御部に電源が供給された
    後に1回目に水を供給するために操作部を操作した時の
    み水封トラップ部給水手段を起動し且つ制御部に電源が
    供給された時から数えて2回目以降水を供給するように
    操作部を操作した時に洗浄水供給手段を起動する起動手
    段を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の便器へ
    の給水装置。
  3. 【請求項3】 オーバフロー管の水封トラップ部を設け
    た部分よりも便器本体側にずれた位置にエアー抜き管を
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載の便器への給
    水装置。
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