JP3121336U - 三次元盤ゲーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 立方体の駒および立方体を結合した駒を用いた盤ゲームであって、主として前記駒の互いに異なる形状的性質を生かした三次元感覚の盤ゲームを提供すること。
【解決手段】 升目を有する盤上に複数の駒を載置して遊ぶ三次元盤ゲームであって、前記複数の駒が立方体および立方体を結合した形状の駒より構成されており、前記複数の駒の一部または全部の一以上の面には該駒の他の面との識別を可能とする識別表示を有することを特徴とする三次元盤ゲーム。
【選択図】 図2

Description

本考案は、立方体の駒および立方体を結合した駒を用いた盤ゲームであって、主として前記駒の互いに異なる形状的性質を生かした三次元感覚の盤ゲームに関するものである。
従来、将棋、囲碁、オセロなどといった盤ゲームが一般的に良く知られており、それらのゲームはいずれも升目を有する盤上に複数の駒を載置して遊ぶものであるが、その駒は将棋の駒のように相似形で大きさが異なる場合があっても、基本的には全て共通の形状を有しており、また、盤上の載置の仕方も二次元的(平面的)に並べていくというものがほとんどであった。
このように従来の盤ゲームでは、駒の形状的な制限によりゲームの展開も二次元的なものに限られるため、盤ゲームの三次元的展開を可能なものとすべく、新たなゲームの開発が試みられてきた。しかしながら、これらは、例えば盤を立体的にしたものに過ぎなかったり(特許文献1参照)、あるいは、駒を同一の立体形状にしたものに過ぎなかったため(特許文献2参照)、従来の盤ゲームと同様、盤の升目に同一形状の駒を平面的に載置するという意味では二次元的展開に限られてしまうものであった。
特開平01−68287 特開2002−263240
そこで本考案は、従来の盤ゲームのかかる欠点を克服し、立方体の駒および立方体を結合した駒を用いることにより、三次元感覚で遊ぶことができる盤ゲームの提供をその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、升目を有する盤上に複数の駒を載置して遊ぶ三次元盤ゲームであって、前記複数の駒が立方体および立方体を結合した形状の駒より構成されており、前記複数の駒の一部または全部の一以上の面には該駒の他の面との識別を可能とする識別表示を有することを特徴とする三次元盤ゲームである。
本考案の三次元盤ゲームは、複数の駒が互いに異なる形状を有しており、また、駒の一以上の面を他の面と識別可能とする識別表示を付してあるため、それらの面の性格を変えることができ、駒を置く位置のみならず駒の置き方(体勢)もゲームの展開を大きく左右するため、盤上の空間の占有も考慮に入れなければならず、結果としてゲームが三次元的に展開することを可能とするものである。
以下、本考案の三次元盤ゲームの一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係る三次元盤ゲームで使用される盤を示す斜視図、図2は本考案に係る三次元盤ゲームで使用される各駒を示す斜視図、図3は本考案に係る三次元盤ゲームで使用される盤の底面部を示す斜視図、図4は該盤の底蓋を取り外した状態を示した斜視図、図5は本考案に係る三次元盤ゲームで使用される駒の別の実施態様を示す斜視図である。各図中、1は盤を、2は立方体駒を、3は直方体駒(小)を、4は直方体駒(大)を、5はL字形駒を示し、さらに、11は升目を、12は底蓋を、13は台座を、31、41および51は接合部を、aは升目の一辺の長さを、a’は立方体の一辺の長さを、bは識別表示をそれぞれ示す。
図1に示すように、盤1の盤面には縦横9マスずつの升目11が形成されている。この升目は、将棋盤のように盤面に罫線を引いて形成してもよいし、あるいは、チェス盤のように市松模様に色分けすることにより升目を形成してもよい。いずれにせよ、この升目に沿って、駒を規則正しく並べられるようになっていれば良く、本実施態様では、縦横9マスずつの升目となっているが、もちろんこの升目の数を増減してもよい。
また、図3に示すように、盤1の底面部に回転自在に台座を設けてもよい。かかる台座を設けることにより、ゲーム中に盤1を自由に回転させることが可能となり、駒を載置するにあたり、あらゆる角度からの検討を行うことができるようになる。
さらに、図4に示すように、盤1をその内部に駒が収納可能な箱状にして、底部を取り外し可能な蓋状に形成することにより、ゲームを行っていないときには、かかる収納部に駒を収納することができ、収納および携帯に便利である。
図2に示すように、本考案に係る三次元盤ゲームで使用される駒の最も基本的な形状のものは、立方体駒2である。この立方体駒は正立方体であって、その一辺a’は升目の一辺の長さaと同一に形成されている。また、同図に示すように、直方体駒(小)3は立方体を二つ結合させた形状に、直方体駒(大)4は立方体を三つ直列に結合させた形状に形成されている。さらに、L字形駒5は立方体を三つL字形に結合させた形状に形成されている。なお、本実施態様では、駒の形状は、立方体、直方体、L字形に限られているが、立方体を組み合わせたものであれば、他の形状、例えば、T字形、Z字形なども本考案に係る三次元盤ゲームで使用することが可能である。
直方体駒(小)3、直方体駒(大)4およびL字形駒5は、いずれも、識別表示bが形成されており、この識別表示bは、任意の面がその他の面と異なる色で着色されることによって、識別可能に形成されている。かかる識別表示は、本実施態様のように他の面との色分けにより形成しても良いが、例えば、任意の面に文字や図形を記載したり、表面加工(穴を開ける、溝を掘る、素材を変える等)を施すことにより形成してもよい。該識別表示は、全ての種類の駒の任意の面に形成することができるが、駒の中には該識別表示を一切有さないものがあってもよい。
さらに、直方体駒(小)3、直方体駒(大)4およびL字形駒5は、いずれも、立方体を複数個結合させた形状であるので、例えば、その結合部において立方体同士を固定せず、立方体同士が互いに回転するように接合してもよい。このようにすることで、ゲームの開始前あるいはゲーム中においても、駒の識別表示bを有する任意の面の位置関係を、駒の一部を回転することにより相対的に変化させることができ、駒に異なる性質を与えることができるので、ゲームの奥行きがさらに深くなる。
上記盤および各駒の材質は、木材をはじめ、プラスチック、金属、ガラス、或いは石材などを適宜選択して使用することができる。
以下に、本考案の三次元盤ゲームの遊び方の一例を記載する。
本ゲームは2人以上、好ましくは、2ないし5人程度のプレイヤーで行われる。各プレイヤーは駒を自由に選んで、盤1の升目11に沿って順次置いていく。最終的に駒を盤上に置けなくなったプレイヤーが負けとなる。
駒の置き方は、立たせても寝かせても良く、L字形駒5に関しては、立たせて置く場合、L字の長辺側を盤面に接するようにしても、短辺側(図2では識別表示bの面側)を盤面に接するように置いてもよい。なお、短辺側を下にする場合、長辺側の一方の立方体部分が空中に突き出す形となるが、この部分は、空中に浮いたままでも、また、他の駒の上部に架かるように置いてもよい。
そして、駒の置くことができる位置に関しては、基本的に升目11に沿って置いていくが、識別表示b以外の面同士が互いに接するように置くことはできない。すなわち、識別表示bを有さない立方体駒2に直に接することになる周りの4マスには基本的に駒を置くことができない。
ただし、識別表示bを有する駒は、他の駒の識別表示bを有する面、あるいは識別表示bを有さない面のいずれに対しても、直にその識別表示b面を接して置くことが可能なため、上記の例では、立方体駒2に識別表示bの面を直に接するように置くことが可能である。
このように、各プレイヤーが順に各駒を盤1に載置するにしたがい、識別表示bを有さない面同士を接しないように置くことが困難となり、やがて、駒を置けるスペースが無くなる。この時点で、駒を置く順番が廻ってきていたプレイヤーが負けとなる。
以上説明したように、本考案の三次元盤ゲームは、楽しみながら空間認知力の向上を促すため、単なる娯楽のためのみならず、子供向けの教育玩具としての利用ができるほか、成人、特に老年者向けの認知症対策の玩具としての利用が期待できる。
本考案に係る三次元盤ゲームで使用される盤を示す斜視図。 本考案に係る三次元盤ゲームで使用される駒を示す斜視図。 本考案に係る三次元盤ゲームで使用される盤の底面部を示す斜視図。 本考案に係る三次元盤ゲームで使用される盤の底蓋を取り外した状態を示した斜視図。 本考案に係る三次元盤ゲームで使用される駒の別の実施態様を示す斜視図。
符号の説明
1 … … 盤
2 … … 立方体駒
3 … … 直方体駒(小)
4 … … 直方体駒(大)
5 … … L字形駒
11 … … 升目
12 … … 底蓋
13 … … 台座
31 … … 接合部
41 … … 接合部
51 … … 接合部
a … … 升目一辺の長さ
a’… … 立方体一辺の長さ
b … … 識別表示
以 上

Claims (7)

  1. 升目を有する盤上に複数の駒を載置して遊ぶ三次元盤ゲームであって、前記複数の駒が立方体および立方体を結合した形状の駒より構成されており、前記複数の駒の一部または全部の一以上の面には該駒の他の面との識別を可能とする識別表示を有することを特徴とする三次元盤ゲーム。
  2. 前記立方体を結合した駒が直方体および/またはL字形多面体であることを特徴とする請求項1に記載の三次元盤ゲーム。
  3. 前記識別表示が該駒の一以上の面をそれ以外の面と色分けしたものであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の三次元盤ゲーム。
  4. 前記立方体の一片が前記盤の升目の一片と同じ長さであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の三次元盤ゲーム。
  5. 前記盤の底部に回転自在に台座が取り付けられており、盤が回転自在であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の三次元盤ゲーム。
  6. 前記盤に凹状の収納部が設けられており、該収納部に前記駒を収納可能なことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の三次元盤ゲーム。
  7. 前記立方体を結合した駒の結合部が、該結合部を境に接する立方体の回転を自在とするように接合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の三次元盤ゲーム。
















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