JP3119885B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP3119885B2
JP3119885B2 JP5663891A JP5663891A JP3119885B2 JP 3119885 B2 JP3119885 B2 JP 3119885B2 JP 5663891 A JP5663891 A JP 5663891A JP 5663891 A JP5663891 A JP 5663891A JP 3119885 B2 JP3119885 B2 JP 3119885B2
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JP
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stator
connection
winding
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brushless motor
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昭一 ▲よし▼川
俊一 河崎
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にOA分野、特に小
型化を要求されるメモリー装置などに利用されるブラシ
レスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA分野、特にコンピュータの周
辺機器であるメモリー装置の大容量化,小型化は目まぐ
るしく進歩している。そのなかでメディアを回転させる
スピンドルモータも同時に高性能,超小型が要求されて
いる。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のブラシレ
スモータについて説明する。図4は、従来のブラシレス
モータの構造を示すものである。図5は、図4のステー
タコイル部の側面図である。
【0004】図4,図5において、19はシャフトであ
る。このシャフト19にスピンドルハブ20が圧入固着
されている。ロータマグネット22が接着されたロータ
フレーム21が前記スピンドルハブ20にかしめて固定
されている。32はチャッキングマグネットである。回
転部分と固定部分とは2つのベアリング30a,30b
を介して接続されている。31はベアリング30a,3
0bに予圧をかける予圧ばねである。33はモータのシ
ャーシであるブラケットである。このブラケット33に
はステータ基板28とステータコイル部23が固定され
ている。ステータコイル部23はステータコア25と絶
縁のためのインシュレータ26と銅線であるステータ巻
線27とから成っている。24はステータ巻線27の端
末である。29はステータ基板28に設けられた結合ラ
ンドである。ステータ巻線27の端末はステータ基板2
8と結合ランド29で接合されている。24a,24c
は巻線端末、27a,27c,27d,27fはステー
タ巻線である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、ステータコイル部の巻線端末をステータ基板に
接続するために巻線端末をピンセットなどでつまみ、結
合ランドへ誘導したのち手作業で半田付けをしなけれが
ならなかった。一般に3相全波のブラシレスモータで
は、この巻線端末は3箇所あり、しかも3相のコモン結
線を同様に手作業で行わなければならない。
【0006】特に小型化されたモータのステータコイル
部は、コイルの線径が細く、しかもステータコイル部と
結合ランドとのスペースが非常に狭いものとなり、作業
するのに拡大鏡などを使う必要があった。このような理
由から従来の構成では、端末処理作業の自動化を行うこ
とは困難で、しかも半田付け忘れなどの不良率が高いと
いう課題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、ステータコイ
ル部にピン穴と結線ピンを備え、巻線端末をステータ基
板の結合ランドに容易に接続でき、端末処理作業が自動
化できるブラシレスモータを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のブラシレスモータは、多極着磁されたロータ
マグネットと、ステータコアとステータ絶縁物とステー
タ巻線とからなるステータコイル部と、前記ステータ絶
縁物毎に設けられたピン穴に一端が挿入されて他端が前
記ステータ巻線の端末が巻き付けられて結線されている
結線ピンと、モータ駆動回路を実装し、かつ前記結線ピ
ンを接続する結合ランドを有するステータ基板とを備え
たブラシレスモータであって、前記ステータ絶縁物は、
前記ステータコアと前記ステータ巻線とを絶縁するよう
に設けてあり、前記ステータコアと前記ステータ巻線と
に挟まれた前記ステータ絶縁物の回転軸方向の前記ステ
ータ基板に近い側が他の側よりも厚くなっていて、半径
方向に向かって前記ピン穴が設けられ、前記結線ピンの
前記ピン穴から突出した部分は、回転軸方向に折り曲げ
られ、さらに回転軸方向に折り曲げられた先の部分は、
前記ステータ基板の結合ランドに沿うように折り曲げ
て、前記結線ピンの前記ステータ基板の結合ランドに沿
うように折り曲げられた部分に前記ステータ巻線の端末
が巻付けて結線されて、前記結線ピンの前記ステータ巻
線の端末が巻付けられて結線された部分が、前記ステー
タ基板の結合ランドに接続された物である。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成によって、結線ピンにステ
ータ巻線の端末を巻きつけることにより巻線の端末の位
置を固定することができ、ピンセットなどで端末を結合
ランドまで誘導する必要もなくなり、ステータ基板上の
結合ランドの真上に巻線の端末を容易に位置決めするこ
とができ、3相のコモン結線も同様に結線ピンに巻きつ
けることにより容易に処理できる。この結線ピンは、ス
テータコアに加工を加えるといったことをせずに、ステ
ータ絶縁に挿入されているだけなので、従来の構造のモ
ータとくらべてモータ特性の差はまったくない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例におけるブラシレス
モータの構造図である。図2は本発明のブラシレスモー
タのステータコイル部の側面図、図3はその下面図であ
る。図1〜図3において、1はシャフトである。このシ
ャフト1にスピンドルハブ2が圧入固着されている。ロ
ータマグネット4が接着されたロータフレーム3がスピ
ンドルハブ2にかしめて固定されている。16はチャッ
キングマグネットである。回転部分と固定部分とは2つ
のベアリング14a,14bを介して接続されている。
15はベアリング14a,14bに予圧をかける予圧ば
ねである。17はモータのシャーシであるブラケットで
ある。ブラケット17にはステータ基板12とステータ
コイル部5が固定されている。ステータコイル部5はス
テータコア9とステータ巻線11を絶縁する樹脂モール
ドのステータ絶縁物10が一体成形されており、このス
テータ絶縁物10にはピン穴8があり、そこに結線ピン
6が挿入されている。11は銅線のステータ巻線であ
る。7はステータ巻線11の端末である。13はステー
タ基板12に設けられた結合ランドである。ステータ基
板12にはこのモータを駆動するモータ駆動回路(図示
せず)が実装されている。ステータ巻線端末7は結線ピ
ン6に巻きつけられて、ステータ基板12の結合ランド
13に接続されている。7a,7b,7cは3相巻線の
それぞれの端末で、7d,7e,7fは3相のコモン結
線である。6a,6b,6cは巻線の端末7a,7b,
7cが巻きつけてある結線ピンで、6dは3相のコモン
結線7d,7e,7fが巻きつけてある結線ピンであ
る。11a,11b,11c,11d.11e.11f
はステータ巻線である。18はステータコイル部5を図
1のブラケット17に固定する時の位置決めマークであ
る。
【0011】以下のように構成されたブラシレスモータ
は、ステータコイル部5を図3の位置決めマーク18を
目印にブラケット17へ挿入し、、コイル端末7a,7
b,7c,および3相のコモン結線7d,7e,7fが
巻きつけられた結線ピン6a,6b,6cおよび6dの
真下にそれぞれ結合ランド13が配置されたステータ基
板12へポイント半田機などで溶接するだけで容易に自
動作業によって組み立てることができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
ステータコイル部を容易に駆動回路と接続ができ、人手
による工程を必要としないために自動組立てによる工数
の低減が可能になり、自動化によって不良率まで低減さ
せることができる。また、結線ピンはステータ絶縁物の
なかに備えてあるので、ステータコアの加工は必要なく
モータ特性への影響はない、電子部品実装面に結合ラン
ドを設ければ、片面のステータ基板ですみ、コストメリ
ットのあるブラシレスモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
要部断面図
【図2】同ブラシレスモータのステータコイル部の半断
面正面図
【図3】同ステータコイル部の下面図
【図4】従来のブラシレスモータの要部断面図
【図5】同ブラシレスモータのステータコイル部の半断
面正面図
【符号の説明】
4 ロータマグネット 5 ステータコイル部 6 結線ピン 7 ステータ巻線の端末 8 ピン穴 10 ステータ絶縁物 12 ステータ基板 13 結合ランド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−285943(JP,A) 実開 昭63−66084(JP,U) 実開 昭59−191879(JP,U) 実開 昭56−136468(JP,U) 実開 昭58−193843(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁されたロータマグネットと、ス
    テータコアとステータ絶縁物とステータ巻線とからなる
    ステータコイル部と、前記ステータ絶縁物毎に設けられ
    たピン穴に一端が挿入されて他端が前記ステータ巻線の
    端末が巻き付けられて結線されている結線ピンと、モー
    タ駆動回路を実装し、かつ前記結線ピンを接続する結合
    ランドを有するステータ基板とを備えたブラシレスモー
    タであって、前記ステータ絶縁物は、前記ステータコア
    と前記ステータ巻線とを絶縁するように設けてあり、前
    記ステータコアと前記ステータ巻線とに挟まれた前記ス
    テータ絶縁物の回転軸方向の前記ステータ基板に近い側
    が他の側よりも厚くなっていて、半径方向に向かって前
    記ピン穴が設けられ、前記結線ピンの前記ピン穴から突
    出した部分は、回転軸方向に折り曲げられ、さらに回転
    軸方向に折り曲げられた先の部分は、前記ステータ基板
    の結合ランドに沿うように折り曲げて、前記結線ピンの
    前記ステータ基板の結合ランドに沿うように折り曲げら
    れた部分に前記ステータ巻線の端末が巻付けて結線され
    て、前記結線ピンの前記ステータ巻線の端末が巻付けら
    れて結線された部分が、前記ステータ基板の結合ランド
    に接続されたことを特徴とするブラシレスモータ。
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JP5150276B2 (ja) * 2008-01-25 2013-02-20 パナソニック株式会社 モータのインシュレータ構造
JP7083642B2 (ja) 2017-12-28 2022-06-13 株式会社小糸製作所 モータ、及びこれを用いた灯具

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