JP3117904U - 蟹足折断用ハサミ - Google Patents

蟹足折断用ハサミ Download PDF

Info

Publication number
JP3117904U
JP3117904U JP2005009323U JP2005009323U JP3117904U JP 3117904 U JP3117904 U JP 3117904U JP 2005009323 U JP2005009323 U JP 2005009323U JP 2005009323 U JP2005009323 U JP 2005009323U JP 3117904 U JP3117904 U JP 3117904U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
leg
scissors
small
breaking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005009323U
Other languages
English (en)
Inventor
保 畑
Original Assignee
保 畑
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 保 畑 filed Critical 保 畑
Priority to JP2005009323U priority Critical patent/JP3117904U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117904U publication Critical patent/JP3117904U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

【課題】一つのハサミで大きな(太い)蟹足でも小さな(細い)蟹足でも容易に折断することができる、蟹足折断用ハサミを提供する。
【解決手段】蟹足折断用ハサミ10は、互いに対向する一対の刃部20,30と、互いに対向する一対の把手部50,60とからなり、刃部20と把手部50、及び、刃部30と把手部60は、それぞれ一体に形成されかつ支点40でネジ止めされている。一方の刃部20は、切先21に近い側に略半円形の小円弧部22と、支点40に近い側に小円弧部22よりやや大きい略半円形の大円弧部23とが連なって形成されている。他方の刃部30は、切先31に近い側に略半円形の小円弧部32と、支点40に近い側に小円弧部32よりやや大きい略半円形の大円弧部33とが連なって形成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、蟹足の殻を折断するための蟹足折断用ハサミに関するものである。
蟹足の殻は硬く、蟹足の殻の中のカニ肉を食べるためには、蟹足の殻を切断したり割ったりしてカニ肉を取り出す必要がある。従来、調理用のハサミや蟹専用のハサミにより蟹足を切断し、また、蟹足の殻を挟んで割る専用の器具を使用していたが、蟹足の大きさによって、ハサミや器具の大きさを使い分ける必要があった。
本考案は、上述のような問題点に鑑みてなされたもので、一つのハサミで大きな(太い)蟹足でも小さな(細い)蟹足でも容易に折断することができる、蟹足折断用ハサミを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1の蟹足折断用ハサミは、蟹の足を折断するための、互いに対向する一対の刃部と、互いに対向する一対の把手部を備えてなるハサミであって、前記一対の刃部はそれぞれ、切先側が略半円形の小円弧部と、支点側が小円弧部よりやや大きい略半円形の大円弧部とが連なって形成されていることを特徴とする。
本考案の蟹足折断用ハサミは、このように構成したことにより、切先側の刃部(小円弧部)が蟹の細い足に対応し、支点側の刃部(大円弧部)が蟹の太い足に対応して、折断することができるという作用効果を奏する。
また、請求項2の蟹足折断用ハサミは、前記一対の刃部がそれぞれ、小円弧部が直径約10〜20mmの略半円形の円弧をなし、かつ、大円弧部が直径約15〜25mmの略半円形の円弧をなすように形成されたことを特徴とする。
本考案の蟹足折断用ハサミは、このように構成したことにより、切先側の刃部が蟹の直径約10〜20mmの小さい足に対応し、支点側の刃部が蟹の直径約15〜25mmの大きい足に対応して、折断することができるという作用効果を奏する。
また、請求項3の蟹足折断用ハサミは、前記一対の刃部のそれぞれの小刃が鋸歯状に形成されたことを特徴とする。
本考案の蟹足折断用ハサミは、このように構成したことにより、鋸歯状の小刃が硬い蟹足の殻に容易に食い込むので、軽い力で蟹足を折断することができるという作用効果を奏する。
また、請求項4蟹足折断用ハサミは、前記鋸歯状の小刃の刃元部に、蟹足を折断するときに小刃が蟹足の殻に切り込んで止まりカニ肉を切断しないようにするためのストッパーを設けたことを特徴とする。
本考案の蟹足折断用ハサミは、このように構成したことにより、鋸歯状の小刃が硬い蟹足の殻に切り込んで止まり、中のカニ身を残して殻だけを折断することができるという作用効果を奏する。
本考案の蟹足折断用ハサミは、上記の手段を講じたことにより、切先側の刃部(小円弧部)が蟹の細い足に対応し、支点側の刃部(大円弧部)が蟹の太い足に対応して、折断することができ、一つの器具で蟹の細い足にも太い足にも対応することができる。
また、鋸歯状の小刃が硬い蟹足の殻に容易に食い込むので、軽い力で蟹足を折断することができる。
また、刃元にストッパーを設けたことにより鋸歯状の小刃が硬い蟹足の殻に切り込んで止まり、中のカニ身を残して殻だけを折断することができる。
本考案の実施の形態を、代表的な実施例に基づいて図を用いて説明する。図1は本考案の蟹足折断用ハサミの各部の構造を示す平面図である。図1において、蟹足折断用ハサミ10は、互いに対向する一対の刃部20,30と、互いに対向する一対の把手部50,60とからなり、刃部20と把手部50、及び、刃部30と把手部60は、それぞれ一体に形成されかつ支点40でネジ止めされている。一方の刃部20は、切先21に近い側に略半円形の小円弧部22と、支点40に近い側に小円弧部22よりやや大きい略半円形の大円弧部23とが連なって形成されている。他方の刃部30は、切先31に近い側に略半円形の小円弧部32と、支点40に近い側に小円弧部32よりやや大きい略半円形の大円弧部33とが連なって形成されている。
一方の刃部20の小円弧部22と大円弧部23にかけては、鋸歯状の小刃24が設けられ、他方の刃部30の小円弧部32と大円弧部33にかけては、鋸歯状の小刃34が設けられている。小刃24,34のそれぞれの刃元には、蟹足を折断するときに小刃24,34が蟹足の殻71に食い込んで止まりカニ肉を切断しないようにするためのストッパー25,35が設けられている。図2は、図1中のA−A’線が示す刃部中央の端面図である。図2に示すように、刃部20,30の小刃24,34のそれぞれの刃元部の外刃側に、小刃がそれ以上深く蟹足の殻に切り込まないようにするためのストッパー25,35が、小刃20、30の断面に対して外刃側へ直角をなすように設けられている。
蟹足折断用ハサミ10は、把手部50,60のそれぞれの指入れ部51,61に使用者の片手の親指及び他の指を入れて持ち、対向する刃部20,30を最も閉じたときに刃部の切先21,31がやや重なる状態まで閉じ、かつ、把手部のエボ52,62が互いに当接して止まるように形成されている。
図3は、本考案の蟹足折断用ハサミの使用方法を示す斜視図である。図3に示すように、蟹足折断用ハサミ10を使用するときは、一般的なハサミを使うときと同様に、把手部50,60のそれぞれの指入れ部51,61に使用者の片手の親指及び他の指を入れて持ち、刃部20,30で蟹足70の折断したい部分を挟み、手に力を入れて把手部50,60を閉じると刃部20,30も閉じ、刃部20,30の小刃24,34が蟹足の殻に切り込む。このとき、蟹足70の太さに応じて、蟹足が細い場合は小円弧部22,32又の部位の小刃24,34で挟み、蟹足が太い場合は大円弧部23,33の部位の小刃24,34で挟むことができる。蟹足70を刃部20,30で挟み、手に力を入れて刃部20,30を閉じることにより、鋸歯状の小刃24,34が蟹足の殻71に切り込むが、小刃24,34の刃元部のストッパー25,35により、小刃24,34は蟹足の殻71に食い込んで止まり、カニ肉72まで切断することはない。図4は、図3中のB−B’線が示す、蟹足を挟んだ刃部中央の端面の拡大図である。図4に示すように、小刃24,34は蟹足の殻71に食い込む、ストッパー25,35が殻71に当たって止まり、それ以上深くカニ肉72にまで切り込むことはない。
小刃24,34が蟹足の殻71に食い込んで止まった状態で、蟹足折断用ハサミ10を持った手をそのまま手首を軸に左右にひねることにより、蟹足の殻71が容易に折断されて二つに分断される。又は、一旦蟹足折断用ハサミ10を蟹足70から外し、小刃24,34の切り込み痕の部分を手で折ることにより殻71は容易に折断されて二つに分断される。こうしてカニ肉72が露出し、調理又は食べることができる。
上述のように、本考案の蟹足折断用ハサミは、太い蟹足でも細い蟹足でも容易に折断することができ、調理用にも食事用にも適するものである。
本考案の蟹足折断用ハサミ10の刃部20,30の鋸歯状の小刃24,34は、刃先から刃元までの寸法(刃先高)は1〜3mmが適当である。この刃先高の寸法は、折断する蟹足の殻の厚みよりやや大きくするのが適当であり、日本海産の松葉蟹の蟹足の殻の厚みが約0.2〜1mmであるので、上記の実施例では、鋸歯は各刃先が約50〜60度の頂角の二等辺形状で、刃先高約2mmのものを使用した。
また、上記実施例では、対向する刃部20,30を最も閉じたときに、刃部20,30の切先21,31がやや重なる状態まで閉じ、小円弧部22,32がなす略円形は楕円形に近い形状となってその長径が約13mmの大きさとなり、また、大円弧部23,33がなす略円形も楕円形に近い形状となりその長径が約18mmの大きさとなるように形成されている。
また、刃部20と把手部50、及び、刃部30と把手部60は、それぞれ一体に形成され、かつ、支点40でネジ止めされている。刃部と把手部は、全鋼、鋳物、ステンレス鋼のいずれで形成してもよい。小刃24,34は、鋼製の鋸歯を刃部20,30に取り付けてもよく、又は、刃部20と小刃24、及び、刃部30と小刃34を、それぞれ一体に形成してもよい。
蟹足折断用ハサミの各部の構造を示す平面図である。 図1中のA−A’線が示す刃部中央の端面の拡大図である。 蟹足折断用ハサミの使用方法を示す斜視図である。 図3中のB−B’線が示す、蟹足を挟んだ刃部中央の端面の拡大図である。
符号の説明
10 蟹足折断用ハサミ
20 刃部
21 切先
22 小円弧部
23 大円弧部
24 鋸歯状の小刃
25 ストッパー
30 刃部
31 切先
32 小円弧部
33 大円弧部
34 鋸歯状の小刃
35 ストッパー
40 支点
50 把手部
51 指入れ部
52 エボ
60 把手部
61 指入れ部
62 エボ
70 蟹足
71 蟹足の殻
72 蟹足のカニ肉
80 使用者の手

Claims (4)

  1. 蟹の足を折断するための、互いに対向する一対の刃部と、互いに対向する一対の把手部を備えてなるハサミであって、前記一対の刃部はそれぞれ、切先側が略半円形の小円弧部と、支点側が小円弧部よりやや大きい略半円形の大円弧部とが連なって形成されていることを特徴とする蟹足折断用ハサミ。
  2. 前記一対の刃部がそれぞれ、小円弧部が直径約10〜20mmの略半円形の円弧をなし、かつ、大円弧部が直径約15〜25mmの略半円形の円弧をなすように形成された、請求項1に記載の蟹足折断用ハサミ。
  3. 前記一対の刃部のそれぞれの小刃が鋸歯状に形成された、請求項1又は2に記載の蟹足折断用ハサミ。
  4. 前記鋸歯状の小刃の刃元部に、蟹足を折断するときに小刃が蟹足の殻に切り込んで止まりカニ肉を切断しないようにするためのストッパーを設けた、請求項1〜3のいずれかに記載の蟹足折断用ハサミ。
JP2005009323U 2005-10-06 2005-10-06 蟹足折断用ハサミ Expired - Fee Related JP3117904U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009323U JP3117904U (ja) 2005-10-06 2005-10-06 蟹足折断用ハサミ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009323U JP3117904U (ja) 2005-10-06 2005-10-06 蟹足折断用ハサミ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3117904U true JP3117904U (ja) 2006-01-19

Family

ID=43468216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009323U Expired - Fee Related JP3117904U (ja) 2005-10-06 2005-10-06 蟹足折断用ハサミ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117904U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3990451A (en) Surgical instrument
JP2001238890A5 (ja)
WO2009091591A1 (en) Pill cutting device
CN105662500B (zh) 颏成形专用拉钩
RU2008133975A (ru) Учебное пособие для правильного использования столовых приборов ребенком
JPH08140830A (ja) 皮むき具
US7367876B1 (en) Shellfish tool
JP3117904U (ja) 蟹足折断用ハサミ
ES2285084T3 (es) Pelador de verduras.
US4315369A (en) Food cutting and grasping implement
US20120174415A1 (en) Scissor Handle Opening Sizer
JPS6167435A (ja) 調理器具及びその使用方法
JPH0125556Y2 (ja)
KR200458597Y1 (ko) 골프용 장갑
JP2008062941A (ja) オープナー
JP2005198833A (ja) ユニバーサルデザイン包丁
JP2006043377A (ja) 茹で栗割り器
CN207309984U (zh) 食材料理刀改良结构
KR102447532B1 (ko) 스테이크 및 돈가스 식사를 위한 도구세트
JP5066712B2 (ja) 手術用クリップ
KR200347752Y1 (ko) 가위
KR20140005428U (ko) 신경감압술용 수술 가위
TWM538325U (zh) 閹創手術刀構造
JP3143312U (ja) カバー付きピーラー
JPH1118923A (ja) 栗の皮剥き具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees