JP3116982B2 - 自動等化器 - Google Patents
自動等化器Info
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- JP3116982B2 JP3116982B2 JP04298383A JP29838392A JP3116982B2 JP 3116982 B2 JP3116982 B2 JP 3116982B2 JP 04298383 A JP04298383 A JP 04298383A JP 29838392 A JP29838392 A JP 29838392A JP 3116982 B2 JP3116982 B2 JP 3116982B2
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- polarization interference
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- polarization
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- Dc Digital Transmission (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
直交偏波をコチャネル配置とする、多値直交振幅変調方
式又は多相位相変調方式を用いたデジタル無線通信シス
テムの受信側で使用される自動等化器に関する。
伝搬路で発生する周波数選択性フェージングによる回線
品質の劣化を克服する必要がある。このために、受信側
において、線形トランスバーサルフィルタを用いたトラ
ンスバーサル等化器が使用されている。さらに、強力な
等化特性を有するものに判定帰還形等化器がある。
送路において、交差偏波干渉を補償するために、受信側
において交差偏波干渉補償器が使用されている。
の自動等化器は、判定帰還形等化器と交差偏波干渉補償
器とを組み合わせて用いたものである。
偏波側のアナログバースバンド信号と異偏波側のアナロ
グバースバンド信号とがそれぞれ第1および第2の入力
信号として第1および第2の入力端子11および12か
ら供給される。自動等化器は出力端子13から出力信号
を出力する。
/デジタル(A/D)変換器16および17と、判定帰
還形等化器20´と、交差偏波干渉補償器30とを有す
る。交差偏波干渉補償器30はトランスバーサルフィル
タ31と減算器32とを有する。
を標本量子化して第1のデジタル信号列を出力する。判
定帰還形等化器20´は第1のデジタル信号列における
伝搬路で発生する周波数選択性フェージングによる符号
間干渉を等化して、等化したデジタル信号を出力する。
を標本量子化して第2のデジタル信号列を出力する。ト
ランスバーサルフィルタ31は第2のデジタル信号列に
対して交差偏波干渉補償用の重み付けを行い、交差偏波
干渉補償用デジタル信号を出力する。減算器32は等化
したデジタル信号から交差偏波干渉補償用デジタル信号
を差し引き、交差偏波干渉補償後の信号を出力信号とし
て出力端子13から出力する。
判定帰還形等化器20´を示している。判定帰還形等化
器20´は前方等化器21と後方等化器22とを有して
いる。
回路41および42と、第1ないし第3の乗算器51,
52および53と、第1の加算器61とを有する。前方
等化器21において、第1のデジタル信号列は第1の遅
延回路41と第1の乗算器51とに供給される。第1の
遅延回路41は第1のデジタル信号列を遅延させて第1
の遅延された信号を出力する。第1の遅延された信号は
第2の遅延回路42と第2の乗算器52とに供給され
る。第2の遅延回路42は第1の遅延された信号を遅延
させて第2の遅延された信号を出力する。第2の遅延さ
れた信号は第3の乗算器53に供給される。
れぞれ、第1のデジタル信号列、第1の遅延された信号
および第2の遅延された信号に、制御信号発生回路(図
示せず)から供給される第1ないし第3のタップ係数C
-2,C-1,C0 を乗じて、第1ないし第3の乗算された
信号m-2,m-1,m0 を出力する。これら第1ないし第
3の乗算された信号m-2,m-1,m0 は第1の加算器6
1に供給され、第1の加算器61はこれら信号を加算し
て、第1の加算された信号を出力する。
回路43および44と、第4および第5の乗算器54お
よび55と、第2および第3の加算器62および63
と、判定回路71とを有する。後方等化器22におい
て、判定回路71は、判定帰還形等化器20´の出力信
号(等化したデジタル信号)を判定して、判定された信
号を出力する。判定された信号は第3の遅延回路43に
供給される。第3の遅延回路43は判定された信号を遅
延されて第3の遅延された信号を出力する。第3の遅延
された信号は第4の遅延回路44と第4の乗算器54と
に供給される。第4の遅延回路44は第3の遅延された
信号を遅延させて第4の遅延された信号を出力する。第
4の遅延された信号は第5の乗算器55に供給される。
は、それぞれ、第3の遅延された信号および第4の遅延
された信号に、制御信号発生回路(図示せず)から供給
される第4および第5のタップ係数C1 およびC2 を乗
じて、第4および第5の乗算された信号m1 およびm2
を出力する。第4および第5の乗算された信号m1 およ
びm2 は第2の加算器62に供給され、第2の加算器6
2はこれら信号を加算して、第2の加算された信号を出
力する。第2の加算された信号は第3の加算器63に供
給される。第3の加算器63には、また、上記第1の加
算器61から第1の加算された信号が供給される。第3
の加算器63は、第1の加算された信号と第2の加算さ
れた信号とを加算して、第3の加算された信号を等化し
たデジタル信号として出力する。
は、フリップ・フロップ等で構成され、一般にはそれぞ
れそれに入力した信号に1ビットに遅延を与える。
例えば、特願平2−308827号を参照されたい。ま
た、交差偏波干渉補償器の詳細については、例えば、特
願平2−14241号を参照されたい。
の自動等化器においては、交差偏波干渉補償前に判定帰
還形等化器により、符号間干渉の等化を行っている。こ
のため、伝搬路において交差偏波干渉が起こっている時
には、判定帰還形等化器の後方等化器には、交差偏波干
渉成分を含んだ信号が帰還される。この結果、従来の自
動等化器は、符号間干渉の等化能力が劣化するという欠
点を有する。
題は、交差偏波干渉が存在する場合にも充分な符号間干
渉の等化特性が得られる自動等化器を提供することにあ
る。
る自動等化器は、自偏波側の復調器より供給される信号
に対応する第1の信号に対して符号間干渉の等化を行う
判定帰還形等化器と、異偏波側の変調波を検波すること
により得られる第2の信号から交差偏波干渉の補償を行
う交差偏波干渉補償器との組み合わせから成り、前記交
差偏波干渉補償器は交差偏波干渉補償用信号を出力する
トランスバーサルフィルタと前記交差偏波干渉補償用信
号を用いて交差偏波干渉の補償を行う減算器とを備える
自動等化器において、前記減算器は、前記判定帰還形等
化器の前段に配置され、前記第1の信号から前記交差偏
波干渉補償用信号を差し引き交差偏波干渉を補償後の信
号を前記判定帰還形等化器に供給するようにしたことを
特徴とする。
自偏波側の復調器より供給される第1のアナログベース
バンド信号を受け、該第1のアナログベースバンド信号
を標本量子化して、第1のデジタル信号列を出力する第
1のアナログ/デジタル変換器と、異偏波側の変調波を
検波することにより得られる第2のアナログベースバン
ド信号を受け、該第2のアナログベースバンド信号を標
本量子化して、第2のデジタル信号列を出力する第2の
アナログ/デジタル変換器と、前記第2のデジタル信号
列に応答して交差偏波干渉補償用信号を出力するトラン
スバーサルフィルタと、前記第1のデジタル信号列から
前記交差偏波干渉補償用信号を差し引いて交差偏波干渉
補償後の信号を出力する減算器と、前記交差偏波干渉補
償後の信号の符号間干渉を等化して符号間干渉等化後の
信号を等化信号として出力する判定帰還形等化器とを有
することを特徴とする。
て詳細に説明する。
自動等化器は、判定帰還形等化器の配置の仕方が相違し
ている点を除いて、図2に示したものと同様の構成を有
する。したがって、判定帰還形等化器には20を付して
ある。また、図2に示されたもと同一の構成要素には同
一の参照符号を付して、それらの説明についは省略す
る。
器16と判定帰還形等化器20との間に配置されてお
り、減算器32にはA/D変換器16からの第1のデジ
タル信号列とトランスバーサルフィルタ31より出力さ
れる交差偏波干渉補償用デジタル信号とが与えられ、減
算器32は第1のデジタル信号列から交差偏波干渉補償
用デジタル信号列を差し引き、交差偏波干渉補償後のデ
ジタル信号列を出力する。ことになる。そして、交差偏
波干渉補償後のデジタル信号列が判定帰還形等化器20
で符号間干渉が補償されて出力される。
後、判定帰還形等化器20でデジタル信号列の符号間干
渉を補償するようにしたから、符号間干渉を補償する
際、交差偏波干渉に影響されることなく符号間干渉の補
償を行うことができ、その結果、交差偏波干渉及び符号
間干渉を完全に除去することができる。
は、交差偏波干渉補償後の信号を判定帰還形等化器で等
化して符号間干渉を補償するようにしたから、符号間干
渉の補償が交差偏波干渉に影響されることなく、その結
果、交差偏波干渉を補償してしかも十分な符号間干渉の
等化特性を得ることができるという効果がある。
ック図である。
すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自偏波側の復調器より供給される信号に
対応する第1の信号に対して符号間干渉の等化を行う判
定帰還形等化器と、異偏波側の変調波を検波することに
より得られる第2の信号から交差偏波干渉の補償を行う
交差偏波干渉補償器との組み合わせから成り、前記交差
偏波干渉補償器は交差偏波干渉補償用信号を出力するト
ランスバーサルフィルタと前記交差偏波干渉補償用信号
を用いて交差偏波干渉の補償を行う減算器とを備える自
動等化器において、前記減算器は、前記判定帰還形等化
器の前段に配置され、前記第1の信号から前記交差偏波
干渉補償用信号を差し引き交差偏波干渉を補償後の信号
を前記判定帰還形等化器に供給するようにしたことを特
徴とする自動等化器。 - 【請求項2】 自偏波側の復調器より供給される第1の
アナログベースバンド信号を受け、該第1のアナログベ
ースバンド信号を標本量子化して、第1のデジタル信号
列を出力する第1のアナログ/デジタル変換器と、異偏
波側の変調波を検波することにより得られる第2のアナ
ログベースバンド信号を受け、該第2のアナログベース
バンド信号を標本量子化して、第2のデジタル信号列を
出力する第2のアナログ/デジタル変換器と、前記第2
のデジタル信号列に応答して交差偏波干渉補償用信号を
出力するトランスバーサルフィルタと、前記第1のデジ
タル信号列から前記交差偏波干渉補償用信号を差し引い
て交差偏波干渉補償後の信号を出力する減算器と、前記
交差偏波干渉補償後の信号の符号間干渉を等化して符号
間干渉等化後の信号を等化信号として出力する判定帰還
形等化器とを有することを特徴とする自動等化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04298383A JP3116982B2 (ja) | 1991-11-18 | 1992-11-09 | 自動等化器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-302169 | 1991-11-18 | ||
JP30216991 | 1991-11-18 | ||
JP04298383A JP3116982B2 (ja) | 1991-11-18 | 1992-11-09 | 自動等化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218800A JPH05218800A (ja) | 1993-08-27 |
JP3116982B2 true JP3116982B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=26561493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04298383A Expired - Lifetime JP3116982B2 (ja) | 1991-11-18 | 1992-11-09 | 自動等化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116982B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100625429B1 (ko) * | 1999-11-24 | 2006-09-18 | 주식회사 케이티 | 코채널 이중편파 방식을 이용한 채널간섭제거기 및 그를 이용한 셀 설계 및 확장방법 |
JP2005159466A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 等化方法およびそれを利用した受信装置 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP04298383A patent/JP3116982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05218800A (ja) | 1993-08-27 |
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Date | Code | Title | Description |
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