JP3116872B2 - インタフェース変換装置 - Google Patents

インタフェース変換装置

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JP3116872B2
JP3116872B2 JP09253029A JP25302997A JP3116872B2 JP 3116872 B2 JP3116872 B2 JP 3116872B2 JP 09253029 A JP09253029 A JP 09253029A JP 25302997 A JP25302997 A JP 25302997A JP 3116872 B2 JP3116872 B2 JP 3116872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるフォーマッ
ト構成の信号回線を収容するインタフェース変換装置に
係わり、特に効率的に複数のフォーマット構成の信号回
線を収容するとともに容易にその収容構成の変更が可能
なインタフェース変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加入者系交換機は、通信用途の多様化に
ともない、従来のアナログ加入者回線とは異なるフォー
マット構成の回線を収容する必要性が高まっている。こ
の状況で、収容する回線のフォーマット構成の違いを吸
収する機能を有するインタフェース変換装置が発明され
ており、その中に特開平4−72930の「加入者系多
重方式」を用いたインタフェース変換装置がある。
【0003】図11は、このような従来のインタフェー
ス変換装置の構成を表わしたものである。このインタフ
ェース変換装置は、多重装置1101内に、外部の図示
しない加入者系交換局からの信号回線が入出力される分
離多重回路1102と、基本インタフェース用変換回路
11031 ,…,1103n と、加入者用変換回路11
041 ,…,1104n から構成されている。基本イン
タフェース用変換回路11031 ,…,1103n
は、それぞれ基本インタフェース回路11051,…,
1105n が接続されており、加入者用変換回路110
1 ,…,1104n には、それぞれ加入者回路110
1 ,…,1106n が接続されている。
【0004】基本インタフェース回路11051 ,…,
1105n からの通信データは、それぞれに接続されて
いる基本インタフェース回路11031 ,…,1103
n で共通フォーマットに変換された後、分離多重回路1
102によって多重化され、図示しない加入者系交換局
に送出される。加入者回路11061 ,…,1106 n
からの通信データは、それぞれに接続されている加入者
用変換回路11041,…,1104n で共通フォーマ
ットに変換された後、分離多重回路1102によって多
重化され、図示しない加入者系交換局に送出されること
になる。また、図示しない加入者系交換局から送出され
た多重信号は、分離多重回路1102によって対応する
インタフェースを有する変換回路に分配され、それぞれ
のインタフェース変換回路において個別フォーマットに
変換される。
【0005】以前の加入者系交換機では、回線の1フレ
ーム内で表わされる基本インタフェース回路のフォーマ
ット構成と加入者回路のフォーマット構成が異なるた
め、そのまま多重化して通信することが不可能であっ
た。しかし、このインタフェース変換装置では、加入者
回路の8ビットのフォーマット構成に合わせるために、
8ビットの音声信号と1ビットの制御信号からなる基本
インタフェース回路のフォーマット構成の組み替えを行
うようになっている。このようにフォーマット構成を再
構成することにより、複数の異なるフォーマット構成を
もつ回線に対して、1つの多重装置で容易に多重化する
ことができる。
【0006】図12は、このようなフォーマットの再構
成の内容を表わしたものである。32ビット固定長のラ
インL1〜Lnで構成される1フレーム1220では、
ラインL1には加入者回線伝送データ1201が、ライ
ンL4には基本インタフェース回線伝送データ1210
が、新フォーマットとして再構成されるようになってい
る。加入者回線音声データ1201は、32ビットの伝
送データのうち、8ビットの音声データ1202と、8
ビットの無効ビット1203、1204、1205から
構成されている。また、基本インタフェース回線伝送デ
ータ1210は、32ビットの伝送データのうち、8ビ
ットの有効通信データ1211、1212と、有効通信
データ1211に対応した1ビットの制御信号1213
と、有効通信データ1212に対応した1ビットの制御
信号1214と、6ビットの無効ビット1215と、8
ビットの無効ビット1216から構成されている。この
ように1ライン内で余分なビット位置に無効ビットを設
定することによって、加入者回線音声データ1201と
基本インタフェース回線伝送データ1210とも同じ3
2ビット長の1ラインデータとして認識することができ
るので、容易に多重化することができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のインタフェース変換装置では、収容する個々の回線
のフォーマット構成に対応した変換回路が必要になる。
そのため、通常は複数回線を収容できる変換回路を用い
るため、特定のフォーマット構成の変換回路を用いた場
合、他の加入者回線を効率的に収容できなくなる。ま
た、新たなフォーマット構成の加入者回線を収容すると
きには、従来の変換回路の制御回路などの変更が必要に
なるので、保守性にも問題がある。また、加入者回路に
対応した制御信号を出力する必要があるため、制御回路
のファームウェアの規模が大きくなり、作成や評価のた
めに設計期間が長くなってしまうという問題がある。
【0008】そこで本発明の目的は、複数の異なるフォ
ーマット構成を有する回線を効率的に収容し、また収容
する回線に変更が生じても容易に変更できるインタフェ
ース変換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)伝送情報としての回線信号を収容するととも
に、収容する回線信号のフォーマットの種類を表わす加
入者識別信号を出力する加入者回線収容手段と、(ロ)
この伝送情報と加入者回路制御情報が多重化された回線
多重信号の受信を行うとともに、この加入者回線収容手
段と交換機としての上位局との間の回線多重信号の多重
分離を行う多重分配手段と、(ハ)この加入者回線収容
手段によって出力された加入者識別信号に基づいて加入
者回線収容手段が収容する回線のフォーマットの種類を
識別する識別手段と、(ニ)複数の互いに異なるフォー
マット構成の変換を行うための制御信号情報を記憶する
制御情報記憶手段と、(ホ)この制御情報記憶手段か
ら、識別手段による識別結果と多重分配手段によって分
離された加入者回路制御情報に対応した制御信号情報を
出力する制御情報出力手段と、(ヘ)この制御情報出力
手段から出力された制御信号情報に基づいて、多重分配
手段へ入出力される回線信号のフォーマット構成と加入
者回線収容手段に入出力される回線信号のフォーマット
構成の変換を行うフォーマット変換手段とをインタフェ
ース変換装置に具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、識別手
段により接続されている加入者回路のインタフェースの
種類を識別することができるようにしている。さらに、
この識別結果と多重分配手段によって分離された加入者
回路制御情報に基づいて制御情報記憶手段に記憶され
た、異なるフォーマット構成の変換を行うための制御信
号情報を得ることができるようにしている。これによ
り、異なるインタフェースを有する加入者回路に対して
共通の制御信号を用いることができるため、簡易なファ
ームウェアで異なるインタフェースを有する加入者回路
の回線を効率的に収容できるようになる。さらに収容回
線の構成に変更が生じても容易に対応することができる
ようになる。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)伝送情報
としての回線信号を収容するとともに、収容する回線信
号のフォーマットの種類を表わす加入者識別信号を出力
する加入者回線収容手段と、(ロ)伝送情報と加入者回
路制御情報が多重化された回線多重信号の受信を行うと
ともに、この加入者回線収容手段と交換機としての上位
局との間の回線多重信号の多重分離を行う多重分配手段
と、(ハ)加入者回線収容手段によって出力された加入
者識別信号に基づいて加入者回線収容手段が収容する回
線のフォーマットの種類を識別する識別手段と、(ニ)
この識別手段による識別結果と前記多重分配手段によっ
て分離された加入者回路制御情報に基づいた個別制御信
号を出力する個別制御手段と、(ホ)識別手段の識別結
果に対応したタイミング制御信号を出力するタイミング
制御手段と、(ヘ)個別制御信号とこのタイミング制御
信号に基づいて、多重分配手段へ入出力される回線信号
のフォーマット構成と加入者回線収容手段に入出力され
る回線信号のフォーマット構成の変換を行うフォーマッ
ト変換手段とをインタフェース変換装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、識別手
段により接続されている加入者回路のインタフェースの
種類を識別することができるようにしている。さらに、
この識別結果と多重分配手段によって分離された加入者
回路制御情報に基づいて個別制御信号とタイミング制御
信号によってフォーマット変換を行うようにしている。
これにより、異なるインタフェースを有する加入者回路
に対して共通の制御信号を用いることができるため、小
規模で容易に異なるインタフェースを有する加入者回路
の回線を効率的に収容できるようになる。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
インタフェース変換装置で、個別制御手段は、識別手段
の識別結果と加入者回路制御情報に対応した個別制御信
号情報を記憶する個別制御信号記憶手段を有し、この個
別制御信号記憶手段から、識別結果と加入者回路制御情
報に基づいて個別制御信号を出力することを特徴として
いる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、個別制
御信号を個別制御信号記憶手段から出力するようにして
いる。これにより、個別制御信号記憶手段の記憶内容を
変更すれば、簡易なファームウェアで異なるインタフェ
ースを有する加入者回路の回線を効率的に収容でき、収
容回線の構成に変更が生じても容易に対応することがで
きるようになる。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
インタフェース変換装置で、タイミング制御手段は、識
別手段の識別結果に対応したタイミング制御信号情報を
記憶するタイミング制御信号記憶手段と、このタイミン
グ制御信号記憶手段から、識別結果に基づいてタイミン
グ制御信号を出力することを特徴としている。
【0016】すなわち請求項4記載の発明では、タイミ
ング制御信号をタイミング制御信号記憶手段から出力す
るようにしている。これにより、タイミング制御信号記
憶手段の記憶内容を変更すれば、簡易なファームウェア
で異なるインタフェースを有する加入者回路の回線を効
率的に収容でき、収容回線の構成に変更が生じても容易
に対応することができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例におけるインタフ
ェース変換装置の構成を表わしたものである。以下、こ
のインタフェース変換装置が2.048Mbpsのイン
タフェースを有し、4回線を収容した8種類の加入者回
路で、交換機である上位局からの制御信号が16種類で
あるとする。このインタフェース変換装置は、回線制御
部101と、複数のインタフェース変換回路1021
1022 ,…,102 n とを有している。これらのイン
タフェース変換回路1021 ,1022 ,…,102n
には、それぞれ異なるフォーマット構成を有する加入者
回路1031 ,1032 ,…,103n が接続されてい
る。インタフェース変換回路1022 ,…,102n
構成は、インタフェース変換回路1021 のそれと基本
的に同一であるので、これらの変換回路の図示は省略す
る。したがって、このインタフェース変換装置について
は、インタフェース変換回路1021 に着目して説明を
行う。
【0020】回線制御部101は、外部の図示しない上
位局からの多重信号を入出力する上位多重分配回路10
4と、この上位多重分配回路104に接続されている制
御回路105と下位多重分配回路106から構成されて
いる。制御回路105は、上位局から入力された多重信
号に多重化された制御信号が、上位多重分配回路104
によって分離されて入力されるようになっている。下位
多重分配回路106は、上位多重分配回路104から回
線信号が入力されたときには、その多重化された回線信
号を対応する加入者回路1031 ,1032 ,…,10
n に対して分配するようになっている。このとき、イ
ンタフェース変換回路では、それぞれの加入者回路に対
応した個別フォーマットに変換するようになっている。
また、下位多重分配回路106は、インタフェース変換
回路1021 ,1022 ,…,102n から伝送信号1
171 ,1172 ,…,117n が出力されるときに
は、上位多重分配回路104に対して、これらの伝送信
号を多重して出力するようになっている。これらの伝送
信号1171 ,1172 ,…,117n は、インタフェ
ース変換回路1021 ,1022 ,…,102n によっ
て、それぞれの加入者回路のインタフェースの個別フォ
ーマットから共通フォーマットへ変換されている。この
共通フォーマットは、回線制御部101から上位局へ送
出されるときのフォーマット構成である。
【0021】インタフェース変換回路1021 は、加入
者回路1031 からの加入者識別信号1111 が接続さ
れているインタフェース識別回路107と、このインタ
フェース識別回路107から出力された識別結果信号1
12と制御回路105から出力された制御信号113に
基づいて個別制御信号114を出力する制御信号変換回
路108と、インタフェース識別回路107から出力さ
れた識別結果信号112に基づいてタイミング制御信号
115を出力するタイミング信号生成回路109と、こ
の個別制御信号114とタイミング制御信号115に基
づいて下位多重分配回路106と加入者回路1031
の間の信号のフォーマット構成の変更を行うフォーマッ
ト変換回路110から構成されている。
【0022】このインタフェース変換装置は、加入者回
路1031 が出力する加入者識別信号1111 より、こ
の加入者回路のインタフェースの種類を識別することが
できるようになっている。加入者回路のインタフェース
の種類を識別した結果である識別結果信号112に基づ
いて、制御信号変換回路114とタイミング信号生成回
路115から出力した制御信号114,115により、
回線制御部101と加入者回路1031 の間の信号フォ
ーマット構成の変更を行うことができるようになってい
る。
【0023】図2は、図1に示した加入者回路の構成の
要部を表わしたものである。この加入者回路は、前述し
たように4回線を収容するため、加入者多重回路201
から4回線の加入者端末206に対応する加入者インタ
フェース回路202,203,204,205に接続さ
れている。加入者端末206からの伝送信号は、加入者
多重回路201によって多重化されて、対応するインタ
フェース変換回路102に対して出力されるようになっ
ている。また、対応するインタフェース変換回路102
から入力されている多重信号116は、加入者多重回路
201によって着信先である加入者インタフェース回路
202,203,204,205のいずれかに分離され
て入力されるようになっている。
【0024】加入者回路1031 は、加入者回路のイン
タフェースの種類を特定する加入者識別信号1111
出力するようになっている。このインタフェース変換装
置では、8種類の加入者回路があるので3ビット信号で
構成されている。この加入者回路が、タイプAならば
“000”とし、タイプBならば“001”とすること
によって、インタフェース変換回路1021 のインタフ
ェース識別回路は、接続されている加入者回路1031
のインタフェースの種類を識別することができるように
なる。
【0025】図3は、このような加入者識別信号をイン
タフェース識別回路に出力する信号を具体的に表わした
ものである。このように、加入者回路1031 側で加入
者識別出力部301を備え、論理レベルの“H”を
“1”に、論理レベルの“L”を“0”に対応させるこ
とによって、インタフェース変換回路1021 に異なる
インタフェースを有する加入者回路を接続させると、こ
の加入者識別信号をインタフェース識別回路107でデ
コードして認識することができるようになっている。例
えば、加入者識別出力部302は、加入者識別信号とし
て“001”を出力するので、タイプBの加入者回路と
して識別できる。
【0026】このようにインタフェース識別回路107
は、加入者回路1031 からの加入者識別信号1111
によって、接続されているインタフェースの種類を識別
した結果を識別結果信号112として出力するようにな
っている。この識別結果信号112は、制御信号変換回
路108とタイミング信号生成回路109に入力されて
いる。これらの制御信号変換回路108とタイミング信
号生成回路109から出力された個別制御信号114と
タイミング制御信号115により、回線制御部101側
の共通フォーマット構成の回線信号と加入者回路103
1 側の個別フォーマット構成の回線信号間のフォーマッ
ト構成を変換するようになっている。このような個別フ
ォーマット構成には、上位多重分配回路104によって
分離された音声信号と制御信号に対して個別フォーマッ
トがある。
【0027】図4は、図1に示した回線信号1171
共通フォーマットの構成を表わしたものである。この共
通フォーマット構成では、1フレームF1 は“回線1デ
ータ”401と、“回線2データ”402と、“回線3
データ”403と、“回線4データ”404から構成さ
れている。このようなフォーマット構成で、回線制御部
101からの上位局と回線信号の送受を行うようになっ
ている。
【0028】図5は、図1に示した回線信号1161
音声信号の個別フォーマットの構成を表わしたものであ
る。この音声信号の個別フォーマット構成は、加入者回
路ごとに異なるものである。図5(a)の音声信号個別
フォーマット構成では、1フレームF1 は「“回線1デ
ータ”,“未使用領域”,“回線2データ”,“未使用
領域”,“回線3データ”,“未使用領域”,“回線4
データ”,“未使用領域”」501のように構成され
て、4回線を多重するようになっている。図5(b)の
音声信号個別フォーマット構成では、1フレームF
1 は、「“回線1データ”,“回線2データ”,“回線
3データ”,“回線4データ”」510のように構成さ
れて、4回線を多重するようになっている。図5(c)
の音声信号個別フォーマット構成では、1フレームF1
は、「“回線4データ”,“回線3データ”,“回線2
データ”,“回線1データ”」520のように構成され
て、4回線を多重するようになっている。
【0029】図6は、図1に示した回線信号1161
制御信号の個別フォーマットの構成を表わしたものであ
る。図6(a)の制御信号個別フォーマット構成では、
8マルチフレームのうちフレーム1(F1 )に“制御信
号1”601、フレーム2(F2 )に“制御信号2”6
02、…、フレーム3(F8 )に“制御信号8”603
のように制御信号を送出するようになっている。図6
(b)の制御信号個別フォーマット構成では、8マルチ
フレームのうちフレーム1(F1 )に“制御信号1”6
11、フレーム2(F2 )に“制御信号2”612、フ
レーム3(F3 )に“制御信号3”613、…のように
制御信号を送出するようになっている。図6(c)の制
御信号個別フォーマット構成では、8マルチフレームの
うちフレーム1(F1 )に“制御信号1”621、フレ
ーム2(F2 )に“制御信号1”622、フレーム3
(F3 )に“制御信号1”623、…のように制御信号
を送出するようになっている。図5のような個別フォー
マット構成の音声信号と、図6のような個別フォーマッ
ト構成の制御信号との組み合わせにより前述した8種類
のインタフェースを有する加入者回路がある。
【0030】再度、図1に戻って説明を行う。加入者識
別信号1111 によってインタフェースの種類を識別し
た結果、このインタフェースに対応した個別制御信号1
14とタイミング制御信号115が生成される。個別制
御信号114は、制御信号変換回路108で識別結果信
号112と制御回路105から出力された制御信号11
3に基づいて生成されるようになっている。制御信号変
換回路108は、識別結果信号112と制御信号113
から個別制御信号114を出力するようなメモリ構成と
なっている。
【0031】図7は、このような制御信号変換回路10
8のメモリ構成の概要を表わしたものである。この制御
信号変換回路は、加入者回路のインタフェースの種類を
示す上位アドレス3ビット701と、上位局からの制御
信号16種類を示す中位アドレス4ビット702と、下
位アドレス3ビット703の計10ビットのアドレスに
対して、8ビット長のデータ704が出力されるように
なっている。
【0032】すなわち、図6(a)のように8マルチフ
レームで制御信号を送出する図3のタイプAの加入者回
路に対して上位局からの制御信号16種類のうち制御信
号5の制御を行うときには、上位アドレス3ビット70
1はタイプAを示す”000”を、中位アドレス702
は制御信号5を示す”0101”を、8ビット長データ
710のビット0から7までに”加入者回路Aタイプの
制御信号1”、”加入者回路Aタイプの制御信号2”、
…、”加入者回路Aタイプの制御信号8”を格納するよ
うにする。これにより、対応する制御信号は、下位アド
レス3ビット703を読み出すときに周期的に繰り返す
ことによって、計8ビットの制御信号としてデータ端子
から制御信号1〜8を出力するようになっている。ま
た、図6(b)のように偶奇フレームで制御信号を交互
に送出する図3のタイプBの加入者回路に対して制御信
号5の制御を行うときには、上位アドレス3ビットはタ
イプBを示す”001”を、中位アドレスは制御信号5
を示す”0101”を、データ720のビット0には”
加入者回路タイプBの制御信号1”と、データ720の
ビット1には”加入者回路タイプBの制御信号2”を格
納するようにする。データ721は、未使用領域として
使用されないようになっている。図6(c)のように毎
フレーム同じ制御信号を送出する加入者回路タイプCの
ときには、上位アドレス3ビット701はタイプCを示
す”010”を、中位アドレス4ビット702は制御信
号1を示す”0001”に対応するデータ端子のビット
0に対応する制御信号を格納するようにしておけば良
い。
【0033】タイミング制御信号115は、タイミング
信号生成回路109で加入者識別結果1111 による識
別結果信号112から生成されるようになっている。こ
のタイミング信号生成回路109は、制御信号変換回路
108と同じように識別結果信号112からタイミング
制御信号115を出力するようなメモリ構成となってい
る。
【0034】図8は、このようなタイミング信号生成回
路109のメモリ構成の概要を表わしたものである。こ
のタイミング信号生成回路は、加入者回路のインタフェ
ースの種類を示す上位アドレス3ビット801と、2.
048Mbpsのインタフェース1フレーム分の8ビッ
ト802から、タイミング制御信号115を出力するよ
うになっている。出力データ803は、1フレーム25
6ビット分に必要なタイミング制御信号のビット分だけ
格納されるようになっている。
【0035】上述のような個別制御信号114とタイミ
ング制御信号115を用いて、個別フォーマット構成と
共通フォーマット構成の変換が、フォーマット変換回路
110で行われるようになっている。
【0036】図9は、このようなフォーマット変換回路
110の構成の要部を表わしたものである。このフォー
マット変換回路は、メモリ901と、このメモリからの
読み出し値を選択するセレクタ902から構成されてい
る。メモリ901への入力データ903は、制御信号変
換回路108から個別制御信号114が供給されてお
り、メモリ901の制御信号904とセレクタ902の
セレクタ制御信号906は、タイミング信号生成回路1
09から入力されるようになっている。このように、タ
イミング制御信号104をメモリ901への読み出し書
き込み信号とセレクタ制御信号として用いることによっ
て、個別フォーマット構成と共通フォーマット構成の変
換をするとともに、個別制御信号115を個別フォーマ
ット構成となる回線信号1161 に多重化するようにな
っている。
【0037】図10は、このようなフォーマット変換回
路110で、タイミング制御信号104を用いて個別制
御信号115を多重化するときのタイミングチャートを
表わしたものである。図10(a−1)〜(a−3)は
3ビットのタイミング制御信号104の信号のタイミン
グチャートである。図10(b−1)〜(b−8)は、
メモリ901からの読み出しデータ線905を表わした
タイミングチャートである。図10(c)は、セレクタ
902から出力した多重信号907である。個別制御信
号903に8ビットデータが入力されたとすると、図1
0のT1 期間では、タイミング制御信号104は”00
0”であるから、個別制御信号903のビット0に当た
るデータ線(b−1)のみを出力するようになってい
る。セレクタ902は、8入力セレクタとしてセレクタ
制御信号906の”000”によりデータ線(b−1)
を選択するため、多重信号907としてデータ線(b−
1)を出力するようになっている。図10のT2 期間で
は、タイミング制御信号104は”001”であるか
ら、個別制御信号903のビット1に当たるデータ線
(b−2)のみを出力するようになっている。セレクタ
902は、8入力セレクタとしてセレクタ制御信号90
6の”001”によりデータ線(b−2)を選択するた
め、多重信号907としてデータ線(b−2)を出力す
るようになっている。以上のようにT1 〜T8 期間にお
いて、個別制御信号903の8ビットデータを多重信号
907に多重化することができる。このようにタイミン
グ生成回路109のタイミング制御信号の記憶内容を変
更することによって、異なるフォーマットの多重化にも
対応することができるようになっている。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、加入者回路のインタフェースを識別した結果
に対応したフォーマット変換のための制御信号を出力す
るようにしたので、異なるインタフェースを有する加入
者回路を効率的に収容でき、この収容構成の変更時にも
容易に対応することができるようになる。
【0039】さらに、請求項2記載の発明によれば、加
入者回路のインタフェースを識別した結果に基づいて個
別制御信号とタイミング制御信号を生成するようにした
ので、異なるインタフェースを有する加入者回路に対し
て共通の制御信号を用いることができるため、小規模で
異なるインタフェースを有する加入者の回線の収容とそ
の収容構成の変更ができるようになる。
【0040】さらに、請求項3記載の発明によれば、個
別制御信号情報をメモリ構成としたので、異なるインタ
フェースを有する加入者回路の回線の効率的な収容と収
容構成の変更を簡易なファームウェアで実現することが
できるようになる。
【0041】さらに、請求項4記載の発明によれば、タ
イミング制御信号情報をメモリ構成としたので、異なる
インタフェースを有する加入者回路の効率的な収容と収
容構成の変更を簡易なファームウェアで実現することが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるインタフェース変
換装置の構成の要部を表わしたブロック図である。
【図2】 本実施例の図1に示した加入者回路103の
構成の要部を具体的に表わしたブロック図である。
【図3】 本実施例の図1に示した加入者識別信号11
1の生成回路を表わしたものである。
【図4】 本実施例の回線信号117の共通フォーマッ
ト構成を表わした説明図である。
【図5】 本実施例の回線信号116の音声信号の個別
フォーマット構成を表わした説明図である。
【図6】 本実施例の回線信号116の制御信号の個別
フォーマット構成を表わした説明図である。
【図7】 本実施例の図1に示した制御信号変換回路1
08のメモリ構成の概要を表わした説明図である。
【図8】 本実施例の図1に示したタイミング信号生成
回路109のメモリ構成の概要を表わした説明図であ
る。
【図9】 本実施例の図1に示したフォーマット変換回
路110の構成の概要を表わしたブロック図である。
【図10】 本実施例の個別制御信号の多重化を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図11】 従来のインタフェース変換装置の構成の要
部を表わしたブロック図である。
【図12】 従来のインタフェース変換装置で、回線信
号フォーマットの再構成の様子を表わした説明図であ
る。
【符号の説明】
101 回線制御部 1021 ,1022 ,…,102n インタフェース変
換回路 1031 ,1032 ,…,103n 加入者回路 104 上位多重分配回路 105 制御回路 106 下位多重分配回路 107 インタフェース識別回路 108 制御信号変換回路 109 タイミング信号生成回路 110 フォーマット変換回路 1111 ,1112 ,…,111n 加入者回路識別信
号 112 識別結果信号 113 制御信号 114 個別制御信号 115 タイミング信号 1161 ,1162 ,…,116n 加入者回路固有フ
ォーマット信号 1171 ,1172 ,…,117n 共通フォーマット
信号 201 多重回路 202,203,204,205 加入者インタフェー
ス回路 206 加入者端末 301 加入者回路タイプA 302 加入者回路タイプB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/02 H04L 12/50 H04Q 1/30 - 1/56 H04Q 3/42 H04Q 3/52 - 3/62 H04Q 3/70 - 3/74 H04Q 11/00 - 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送情報としての回線信号を収容すると
    ともに、収容する回線信号のフォーマットの種類を表わ
    す加入者識別信号を出力する加入者回線収容手段と、 前記伝送情報と加入者回路制御情報が多重化された回線
    多重信号の受信を行うとともに、この加入者回線収容手
    段と交換機としての上位局との間の回線多重信号の多重
    分離を行う多重分配手段と、 前記加入者回線収容手段によって出力された加入者識別
    信号に基づいて加入者回線収容手段が収容する回線のフ
    ォーマットの種類を識別する識別手段と、 複数の互いに異なるフォーマット構成の変換を行うため
    の制御信号情報を記憶する制御情報記憶手段と、 この制御情報記憶手段から、前記識別手段による識別結
    果と前記多重分配手段によって分離された前記加入者回
    路制御情報に対応した制御信号情報を出力する制御情報
    出力手段と、 この制御情報出力手段から出力された制御信号情報に基
    づいて、前記多重分配手段へ入出力される回線信号のフ
    ォーマット構成と前記加入者回線収容手段に入出力され
    る回線信号のフォーマット構成の変換を行うフォーマッ
    ト変換手段とを具備することを特徴とするインタフェー
    ス変換装置。
  2. 【請求項2】 伝送情報としての回線信号を収容すると
    ともに、収容する回線信号のフォーマットの種類を表わ
    す加入者識別信号を出力する加入者回線収容手段と、 前記伝送情報と加入者回路制御情報が多重化された回線
    多重信号の受信を行うとともに、この加入者回線収容手
    段と交換機としての上位局との間の回線多重信号の多重
    分離を行う多重分配手段と、 前記加入者回線収容手段によって出力された加入者識別
    信号に基づいて加入者回線収容手段が収容する回線のフ
    ォーマットの種類を識別する識別手段と、 この識別手段による識別結果と前記多重分配手段によっ
    て分離された前記加入者回路制御情報に基づいた個別制
    御信号を出力する個別制御手段と、 前記識別手段の識別結果に対応したタイミング制御信号
    を出力するタイミング制御手段と、 前記個別制御信号とこのタイミング制御信号に基づい
    て、前記多重分配手段へ入出力される回線信号のフォー
    マット構成と前記加入者回線収容手段に入出力される回
    線信号のフォーマット構成の変換を行うフォーマット変
    換手段とを具備することを特徴とするインタフェース変
    換装置。
  3. 【請求項3】 前記個別制御手段は、前記識別手段の識
    別結果と前記加入者回路制御情報に対応した個別制御信
    号情報を記憶する個別制御信号記憶手段を有し、この個
    別制御信号記憶手段から、前記識別結果と前記加入者回
    路制御情報に基づいて個別制御信号を出力することを特
    徴とする請求項2記載のインタフェース変換装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング制御手段は、前記識別手
    段の識別結果に対応したタイミング制御信号情報を記憶
    するタイミング制御信号記憶手段を有し、このタイミン
    グ制御信号記憶手段から、この識別結果に基づいてタイ
    ミング制御信号を出力することを特徴とする請求項2記
    載のインタフェース変換装置。
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