JP3116053B2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP3116053B2
JP3116053B2 JP09119110A JP11911097A JP3116053B2 JP 3116053 B2 JP3116053 B2 JP 3116053B2 JP 09119110 A JP09119110 A JP 09119110A JP 11911097 A JP11911097 A JP 11911097A JP 3116053 B2 JP3116053 B2 JP 3116053B2
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water
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water purification
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生雄 伊神
直裕 山本
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等の浄化を
行なうための浄水システムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用浄水器としては、従来から据置型
や蛇口直結型のものが知られており、これらの浄水器の
浄化材として活性炭等の吸着材や、活性炭等の吸着材と
中空濾過膜とを組み合わせたもの等が用いられている。
また、最近では流し台周辺の美観が損なわれるのを避け
るために、流し台の下方に設置するアンダーシンク型の
浄水器が提案されている(実開昭60−176216号
公報、実開平1−160062号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のア
ンダーシンク型の浄水器は、配管の取り回しに配慮を欠
いており、流し台周辺の見栄えが良くないという課題が
あった。又従来のアンダーシンク型の浄水器は、流し台
の下という限られたスペース内で行なわなければならな
い浄水器の交換作業が非常にやりにくいという課題があ
り、浄水器の交換に長時間掛かり、これによる浄水器の
交換作業時の水漏れの懸念もあった。
【0004】従って本発明が解決しようとする課題は、
流し台の下方に浄水器を配設するアンダーシンク型の浄
水システムであって、流し台周辺の見栄えを良くするこ
とができ、又浄水器の交換作業をきわめて容易に行なう
ことができ、しかも浄水器の交換作業時の水漏れの懸念
をも解消し得る浄水システムを提供することにある。
【0005】又本発明が解決しようとする他の課題は、
浄水作用のみならず、細菌に対する殺菌作用をも有する
浄水システムを提供することにある。
【0006】さらに本発明が解決しようとする他の課題
は、浄化材である活性炭及び中空糸膜の交換作業をきわ
めて容易に行ない得る浄水システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、以下に記載
する構成による本発明の浄水システムによって解決する
ことができる。すなわち本発明は、浄水器を流し台の下
方に配設するアンダーシンク型の浄水システムであっ
て、前記浄水器はその上部に入口部と出口部とを有して
おり、その内部に活性炭及び中空糸膜が配設されてなる
ものであり、しかも該浄水器の入口部と出口部とには、
切換弁と浄水用ノズルが一体化された給水栓に連通する
浄水器入口側配管と浄水器出口側配管とが、それぞれワ
ンタッチジョイントにより着脱可能に接続しており、か
つバルブが前記給水栓の上流側に取り付けられている浄
水システムからなる。
【0008】上記の構成による本発明の浄水システムに
おいては、浄水器の内部に配設されている前記活性炭
が、該活性炭に銀が添着されてなるものであることが好
ましく、又、浄水器の内部に配設されている前記活性炭
及び中空糸膜が、容器本体内に設置される浄水用カート
リッジ内に配設されてなるものであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の浄水システムの具
体的な実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は
本発明の浄水システムの1例を示すものであり、符号1
で示される浄水器が符号14で示される流し台の下方に
設置されている。浄水器1は、容器本体と、この容器本
体内に収納されている浄水用カートリッジとからなり、
浄水用カートリッジには、活性炭と多孔質中空糸膜とが
内蔵されている。活性炭としては、好ましくは粒状の銀
活性炭、つまり銀を添着した活性炭が用いられる。又、
多孔質中空糸膜としては、ポリエチレン製やポリスルホ
ン製等の公知のものが用いられる。
【0010】図2は給水栓の1例を示すものであり、切
換弁6と浄水用ノズル4とが一体化された給水栓3が、
浄水器1の入口側に設置されており、切換レバー5の操
作で作動する切換弁6の移動により、浄水器1内への水
道水の通水と通水停止とが行なわれるようになってい
る。
【0011】給水栓3の入口15は水道水の導管7に連
通しており、又出口16は浄水器1の入口部10に連通
している。又給水栓3の上流側には、逆止弁2が設けら
れており、水道水の導管7側への逆流を防いでいる。な
お、この逆止弁2は給水栓体内に内蔵されていてもよ
い。
【0012】給水栓3の本体には、浄水器出口側配管9
に接続している浄水用ノズル4が、他の配管と接続され
ることなく一体化されており、この給水栓3から直接浄
化水が流出する。浄水用ノズル4の出口部には、逆汚染
防止のために銀メッシュを配置してもよく、又、浄水用
ノズル内面を銀コートしてもよい。
【0013】浄水器1の入口部10と出口部11とに
は、それぞれ継手12,13を介して、前記給水栓3に
連通する浄水器入口側配管8と浄水器出口側配管9と
が、着脱可能に接続している。前記の継手12,13に
は、それぞれワンタッチジョイントが用いられており、
これにより浄水能力が低下したときの浄水器1の交換、
及び活性炭と多孔質中空糸膜とを内蔵した浄水用カート
リッジの交換を容易に行なうことができる。
【0014】又、給水栓3の入口15の上流側をなす水
道水の導管7の途中には、符号17にて表示するバルブ
が取り付けられている。更に浄水器1の着脱工程時の配
管からの水漏れ防止のために、前記継手12,13に
は、それぞれ自動開閉バルブが設けられていることが好
ましい。
【0015】以上に説明した実施例による本発明の浄水
システムにおいては、下記の(1) 〜(5) のような作用、
効果を達成し得る。
【0016】(1) 浄水器1を流し台14の下方に設置す
るアンダーシンク型の浄水システムであって、浄水器1
の容器本体の上部に、浄水器1の入口部10と出口部1
1とを設け、前記入口部10にはワンタッチジョイント
からなる継手12を介して浄水器入口側配管8を接続し
てあり、又前記出口部11にはワンタッチジョイントか
らなる継手13を介して浄水器出口側配管9を接続して
あるので、流し台14の周辺の配管の取り回しをすっき
りした形にまとめることができ、しかも浄水用ノズル4
が給水栓3と一体化されているため、流し台周辺の見栄
えを良くすることができる。
【0017】(2) 給水栓3に対して浄水用ノズル4を一
体化させてあるため、給水栓3を通って浄水が流出する
ように見えるので、給水及び止水の操作を容易に行なう
ことができる。
【0018】(3) 浄水器1の上流側に給水栓3を配置し
た元止め方式にしてあるので、浄水器1の容器本体の耐
圧性の小さいものにも適用することができるため、浄水
器1のコストダウンを図ることが可能である。
【0019】(4) 活性炭と多孔質中空糸膜とを容器本体
内に配設して浄水器1を構成しているため、水中の濁度
成分及び残留塩素等の除去を行なうことができ、しかも
この浄水器1の上部に、浄水器1の入口部10と出口部
11とを設けてあること、及び前記入口部10と出口部
11にワンタッチジョイントからなる継手12,13を
介して、浄水器入口側配管8と浄水器出口側配管9と
を、それぞれ着脱可能に接続してあることにより、水中
の濁度成分及び残留塩素等を除去する浄水能力が低下し
たときの浄水器1の交換作業を容易に行なうことができ
る。これによって、流し台の下という限られたスペース
内で、活性炭及び多孔質中空糸膜の交換をきわめて容易
に行なうことができ、しかも浄水器1の交換をきわめて
短時間で行ない得るので、浄水器交換時の水漏れを防ぐ
ことができる。
【0020】(5) 活性炭として銀を添着した活性炭を用
いてあるので、この銀を添着した活性炭による残留塩素
等の吸着作用と殺菌作用とを利用して、水をより良く浄
化することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の浄水システムは
浄水器を流し台の下方に配設するアンダーシンク型の浄
水システムであって、浄水器の上部に浄水器の入口部と
出口部とをそれぞれ設け、前記入口部にはワンタッチジ
ョイントを介して、切換弁と浄水用ノズルが一体化され
た給水栓に連通する浄水器入口側配管を接続し、又前記
出口部にはワンタッチジョイントを介してこの給水栓に
連通する浄水器出口側配管を接続してあるので、配管の
取り回しがすっきりした形にまとまる。このために、本
発明の浄水システムによれば、流し台周辺の見栄えを良
くすることができるという効果を有するだけでなく、流
し台の下という限られたスペース内での浄水器の交換作
業をきわめて容易に行ない得ることから、浄水器の交換
をきわめて短時間で行なうことができ、浄水器の交換作
業時の水漏れを防止し得る。
【0022】又本発明の浄水システムにおいては、その
内部に活性炭及び中空糸膜を配設した浄水器を使用して
いるために、水中の濁度成分の除去と残留塩素等の除去
とを同時に行なうことができる。
【0023】更に本発明の浄水システムにおいて、浄水
器内の活性炭として銀を添着した活性炭を用いたときに
は、活性炭が本来持っている残留塩素等の吸着作用だけ
でなく殺菌作用をも兼備させることができるため、浄化
材としての活性炭の有する残留塩素等の吸着作用と殺菌
作用とを利用して、水をより良く浄化することができ
る。
【0024】更に又本発明の浄水システムにおいて、活
性炭及び中空糸膜を浄水用カートリッジ内に配設し、こ
の浄水用カートリッジを容器本体内に設置した浄水器を
使用する構成にしたときには、前記活性炭及び中空糸膜
の交換作業を、より一層容易に行なうことができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水システムの1実施例を示す模式図
である。
【図2】図1に示す浄水システムに使用した浄水器の給
水栓部分の1例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…浄水器 2…逆止弁 3…給水栓 4…浄水用ノズル 5…切換レバー 6…切換弁 7…水道水の導管 8…浄水器入口側配管 9…浄水器出口側配管 10…浄水器の入口部 11…浄水器の出口部 12…継手 13…継手 14…流し台 15…給水栓の入口 16…給水栓の出口 17…給水栓の入口の上流側に取り付けられているバル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−220107(JP,A) 特開 昭62−53797(JP,A) 特開 平1−254218(JP,A) 特開 昭64−22394(JP,A) 実開 昭60−176216(JP,U) 実開 昭60−13215(JP,U) 実開 平1−180563(JP,U) 実開 平1−137795(JP,U) 「型式承認申請書の書き方及び審査基 準の解説」,昭和58年10月1日,社団法 人日本水道協会,第432〜436頁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄水器を流し台の下方に配設する浄水シ
    ステムであって、前記浄水器はその上部に入口部と出口
    部とを有しており、その内部に活性炭及び中空糸膜が配
    設されてなるものであり、しかも該浄水器の入口部と出
    口部とには、切換弁と浄水用ノズルが一体化された給水
    栓に連通する浄水器入口側配管と浄水器出口側配管と
    が、それぞれワンタッチジョイントにより着脱可能に接
    続しており、かつバルブが前記給水栓の入口の上流側に
    取り付けられていることを特徴とする浄水システム。
  2. 【請求項2】 浄水器の内部に配設されている前記活性
    炭が、該活性炭に銀が添着されてなるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の浄水システム。
  3. 【請求項3】 浄水器の内部に配設されている前記活性
    炭及び中空糸膜が、容器本体内に設置される浄水用カー
    トリッジ内に配設されてなるものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の浄水システム。
JP09119110A 1997-05-09 1997-05-09 浄水器 Expired - Lifetime JP3116053B2 (ja)

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JPH1043750A JPH1043750A (ja) 1998-02-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「型式承認申請書の書き方及び審査基準の解説」,昭和58年10月1日,社団法人日本水道協会,第432〜436頁

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