JP3115103U - 配管用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】固定リングを突出筒部に螺合する配管用ボックスにおいて、エルボの挿入が容易な構造とする。
【解決手段】壁面貫通配管における壁面に装着され、内部にエルボ2を収納するボックス本体4が、エルボ2のボックス内への差し入れを行う挿入開口部42と、エルボの他端に適宜な連結部材で接続される流路管1が挿通される配管用開口部43とを備え、前記挿入開口部を突出筒部421に形成すると共に、エルボに付設した鍔部22の受け部423を、突出筒部の奥側に設け、エルボ鍔部を受け部に押圧する固定リングの螺合に支障が生じない範囲で且つエルボ他端の連結部材が通過できる幅で、突出筒部の上方部分を欠除してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、湯、水、ガス等の配管を、建物などの壁面を貫通し、且つ貫通箇所に管接続器具としてエルボを使用する場合に採用される配管用ボックスに関するものである。
管接続金具として使用されるエルボを収納する配管用ボックスと前記エルボの固定構造が、特開平9−178051号公報(特許文献1)に開示されている。
開示されている配管用ボックスは、壁面等を貫通する配管における壁面にネジ止め等で装着されるボックス本体における壁面等への取付面部とボックス本体下方に配管通路となる開口部が設けられており、特に取付面部の配管通路は、エルボのボックス内への差し入れを行う挿入開口部としており、またエルボのボックス内での固定手段として、エルボの所定位置に鍔部を設け、前記挿入開口部を突出筒部に形成すると共に、突出筒部の奥側にエルボに付設した鍔部の受け部を筒軸中心方向に張り出して設け、収納したエルボの鍔部を突出筒部に押圧して挟持する固定リングを螺合しているものである。
ところで、エルボの挿入開口部からの挿入を容易行うために挿入開口部を大きくすると、配管を貫通させる壁孔も大きくする必要がある。しかし配管作業の点から見ると壁孔を小さくすることが好ましい。そこで前記特許文献1には、その対策として鍔部の上下部分を切除する構成が提案されている。
特開平9−178051号公報。
特許文献1に開示されているように鍔部の上下部分を切除すると、挿入開口部が小さくとも、エルボの挿入が容易となる。またエルボをボックス本体に挿入固定した後に、エルボに所定の配管を接続するに際して、挿入開口部側の接続は、挿入開口部内に位置するエルボ接続部(外周にネジを刻設している)に、外部(壁面の反対側)から流路管端末の連結ナットを螺合するもので、その操作が容易である。
然しエルボの他端側における接続は、下方開口部からの配管となり、接続箇所がボックス内部であるために、その接続作業が非常に面倒である。そのため予めエルボに流路管を接続して、流路管を先に挿入開口部へ差し入れ、その後エルボを差し込むようにしているが、流路管としてビニールホースのような柔軟管ではなく、撓曲は可能であるやや硬いポリエチレン製パイプが採用されているので、前記の差し入れ作業において、エルボと流路との連結部材(連結ナット、スリーブ体、融着管等)部分の挿入開口部で引っ掛かり易く、作業が煩雑なものとなる。
勿論挿入開口部を大きくすると前記の問題は解決するが、壁孔が大きくなるという問題が生ずる。
そこで本考案は、壁孔を大きくしなくとも流路管接続済みのエルボの挿入が容易となる新規な配管用ボックスを提案したものである。
本考案に係る配管用ボックスは、壁面等を貫通する配管における壁面に装着され、内部にエルボを収納するボックス本体が、収納されるエルボの一端が配置される箇所に設けた壁面等への取付面部と、前記取付面部に設けたエルボのボックス内への差し入れを行う挿入開口部と、エルボの他端に適宜な連結部材で接続される流路管が挿通される配管用開口部とを備え、前記挿入開口部を突出筒部に形成すると共に、エルボ一端側の外周に付設した鍔部の受け部を、突出筒部の奥側に設け、収納したエルボの鍔部を前記受け部に押圧する固定リングを突出筒部に螺合して、エルボを固定する配管用ボックスにおいて、固定リングの螺合に支障が生じない範囲で且つエルボ他端の連結部材が通過できる幅で、前記突出筒部の上方部分を欠除してなることを特徴とするものである。
而して配管用ボックスの挿入開口部からエルボに接続済みの流路管を差し入れ、更にエルボを差し入れてエルボをボックス内に収納する。前記の挿入作業に際して、流路管を約直立状態として差し入れるもので、突出筒部の上方欠除部によって流路管接続用の連結部材の箇所の通過路を確保できたものである。
エルボをボックス内の所定位置(鍔部を受け部に当接する位置)に収納した後には、固定リングを螺合装着し、エルボをボックス本体に固定するものである。
本考案は上記構成を採用したものであるから、柔軟性に欠けた撓曲管を流路管として採用したとしても、壁孔を大きくすることなく、エルボの配管ボックス内への差し込み収納が容易に行えるようになったものである。
次に本考案の実施の形態について説明する。実施形態は、配管部材と、前記配管部材のカバー部材となる配管ボックス(本考案)とで構成した配管施工例について説明する。
配管路は、壁面Aを貫通して施行されるもので、配管部材は、壁面Aの表裏の流路管1を連結するエルボ2及びエルボ2に流路管を接続する連結ナット(連結部材)3で構成され、配管ボックスは、ボックス本体4と、固定リング5と、カバー管6とカバー管連結体7で構成されるものである。
エルボ2は、従前のものと同様にL状管で、各々の端部に連結ネジ部21を刻設し、連結ナット3を用いて流路管1を接続するもので、特に壁面貫通側における連結ネジ部21の後方(連結ネジ部21が突出状態となる)の外周に鍔部22を設けてなる。この鍔部22は、後述する突出筒部421に対応する大きさで、且つ上下を欠除してなるものである。
更にエルボ2の非鍔部形成側においては、連結ナット3で流路管1を接続してなるもので、流路管1はやや硬いポリエチレン製の撓曲パイプを採用しているものである。勿論前記パイプに代えて他の材質の流路管も採用することができる。
ボックス本体4は、前記エルボ2が収納される大きさで、壁面に装着する側面に設けた取付面部41と、取付面部41に設けた挿入開口部42と、ボックス下方に設けた配管用開口部43を備えたものである。
挿入開口部42は、突出筒部421に形成すると共に、突出筒部421の内周面にネジ部422を形成し、更に突出筒部421の奥側左右に前記エルボ2の鍔部22が当接される受け部423を設けてなり、特に突出筒部421の上方部分は、突出筒部421のネジ部422への固定リング5の螺合に支障が生じない範囲(約全周の3/1程度以下)で、且つエルボ2の他端の連結ナット3が通過できる幅で欠除(欠除部424)してなるものである。
配管用開口部43は、カバー管連結体7を螺合装着できる外周ネジを設けたものであり、カバー管6は、自由に且つ容易に撓曲できる樹脂製蛇腹管であり、カバー管連結体7は、内面にカバー管6の蛇腹部分が引っ掛かる係止爪を内接してなるものである。
而して前記の配管ボックスを使用しての配管施工は、必要とする長さの流路管1を連結ナット3で非鍔部形成側に予め接続しておき、挿入開口部42から前記接続済みの流路管1をボックス本体4内に差し入れ、他方の配管用開口部43からボックス外に取り出す。
そしてエルボ2を差し入れてエルボ2をボックス内に収納するものであるが、特に連結ナット3の箇所が挿入開口部42を通過する際には、図2に例示するとおり、欠除部424を通過することで、流路管1を約直立状態であったとしてもスムーズに差し入れることができる。
また連結ナット3部分を通過させた後のエルボ2の本体部分(カーブしている中間部分)や、鍔部22を設けた箇所も、欠除部424を通過することでスムーズにボックス本体4内に差し入れることができる(図3,4)。
エルボ2の鍔部22が受け部423に当接する状態まで差し入れ、そして固定リング5を螺合装着し、エルボ2をボックス本体4に固定するものである。
このエルボ2を内装したボックス本体4は、壁面Aに穿った壁孔Bに突出筒部421を挿入状態として取付面部41を壁面Aに固定し、ボックス本体4から突出する流路管1にカバー管6を被覆すると共に、ボックス本体4に螺合装着してカバー管連結体7にカバー管6を係止する。また壁孔Bから突出するエルボ2のネジ部21には、他方の流路管1aを装着して、壁を貫通する管路を構築する。
特に本考案は、前記したとおり、突出筒部421の上方部分を欠除部424としたもので、これによって、壁孔を最小限の大きさとしても、エルボ2のボックス本体4内への差し入れが容易に行えるようにしたものである。
尚連結部材として連結ナット以外の構成を採用しても良い。
本考案の実施形態の全体の分解斜視図。 同エルボ差し入れ状態の説明図(連結ナット箇所の差し入れ状態)。 同エルボ差し入れ状態の説明図(鍔箇所の差し入れ状態)。 同エルボ差し入れ状態の説明図(差し入れ終了状態)。 同壁面への取付状態を示す説明図。
符号の説明
1 流路管
2 エルボ
21 連結ネジ部
22 鍔部
3 連結ナット(連結部材)
4 ボックス本体
41 取付面部
42 挿入開口部
421 突出筒部
422 ネジ部
423 受け部
424 欠除部
43 配管用開口部
5 固定リング
6 カバー管
7 カバー管連結体

Claims (2)

  1. 壁面等を貫通する配管における壁面に装着され、内部にエルボを収納するボックス本体が、収納されるエルボの一端が配置される箇所に設けた壁面等への取付面部と、前記取付面部に設けたエルボのボックス内への差し入れを行う挿入開口部と、エルボの他端に適宜な連結部材で接続される流路管が挿通される配管用開口部とを備え、前記挿入開口部を突出筒部に形成すると共に、エルボ一端側の外周に付設した鍔部の受け部を、突出筒部の奥側に設け、収納したエルボの鍔部を前記受け部に押圧する固定リングを突出筒部に螺合して、エルボを固定する配管用ボックスにおいて、固定リングの螺合に支障が生じない範囲で且つエルボ他端の連結部材が通過できる幅で、前記突出筒部の上方部分を欠除してなることを特徴とする配管用ボックス。
  2. エルボの鍔部の上下部分を切除すると共に、挿入開口部奥方の受け部も前記鍔部と対応して左右のみ張り出して設けてなる請求項1記載の配管用ボックス。
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