JP3115022U - 包装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートシール部のシール痕を際立たせて目立ち易くし、シール痕における不シール部の有無の確認が容易な包装構造を提供する。
【解決手段】被収容物を収容するカップ状包被体を開口周縁に外向きフランジを有する透明合成樹脂フィルムにて形成し、フランジの表面にカップ状包被体の開口を閉塞する滅菌処理用の白色の不透明シートの周縁を接着材被膜を介して重合ヒートシールしてシール痕をフランジ面に露呈させた包装構造において、前記シール痕は、前記シートの不透明白色に対しカップ状包被体を淡い色の透明合成樹脂フィルムにて形成し、両者の重合ヒートシール時の加熱圧着により色濃度の増加変化した透明合成樹脂フィルムのシール部分をシートの白色を背景として目視的に際立たせたシール痕にて構成したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、注射器など各種医療用具の包装構造に係わる技術分野に関する。
従来この種の包装構造としては、下記の文献に記載された技術が知られている。
特許第3376542号公報
上記特許文献に記載の従来技術は、注射器などの被収容物を収容するカップ状包被体を、開口周縁に外向きのフランジ2を有する透明合成樹脂フィルムにて形成し、フランジの表面にカップ状包被体の開口を閉塞する白色の滅菌処理用の不透明シートの周縁を接着材被膜を介して重合ヒートシールしてそのシール痕がフランジの面に自ずと露呈するようになっている。
なお上記不透明シートを白色としている理由は、衛生面を考慮しているからである。また、この不透明シールは空気の通過を許容する透気性と細菌の通過を阻止する性状を有しているものである。
ところで前記シール痕の露呈はヒートシールがカップ状包被体の開口全周縁にわたって途切れなく完璧になされているか否かの目視による包装構造の検品作業に重要な役割を果たすものであるが、従来のシール痕は、シートが持つ白色、つまり反射率の高い白色の上に透明合成樹脂フィルムが重なる形となるため、シール痕がシール痕以外の白色に同化されてしまい、このためシール痕が目立ちにくく、目視でのシール痕の存在の確認すら困難で、このことからシール痕における不シール部の有無などの確認による検品作業は極めて煩雑であった。
そこで、本考案はシール痕を際立たせて目立ち易くし、シール痕における不シール部の有無の確認が容易な包装構造を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するため、本考案に係わる包装構造は、次のような手段を採用する。
即ち、請求項1では、被収容物を収容するカップ状包被体を開口周縁に外向きフランジを有する透明合成樹脂フィルムにて形成し、フランジの表面にカップ状包被体の開口を閉塞する滅菌処理用の白色の不透明シートの周縁を接着材被膜を介して重合ヒートシールしてシール痕をフランジ面に露呈させた包装構造において、前記シール痕は、前記シートの不透明白色に対しカップ状包被体を淡い色の透明合成樹脂フィルムにて形成し、両者の重合ヒートシール時の加熱圧着により色濃度の増加変化した透明合成樹脂フィルムのシール部分をシートの白色を背景として目視的に際立たせたシール痕にて構成したことを特徴とする。
この手段では、淡い色の透明合成樹脂フィルムのシール部分がヒートシール時の加熱圧着によって、色濃度が増加し、増加した色濃度がシートの白色によって反射される形となり、シール部分が鮮明に露呈することになる。
また、請求項2ではカップ状包被体を淡い水色の透明合成樹脂フィルムにて形成したことを特徴とする。
この手段では、淡い水色の透明合成樹脂フィルムを用いると、加熱圧着によって増加変化したフィルムの色濃度がシートの白色に良く映え、色増加したシール痕と色増加しないシール部以外のフィルム部分との区別の明瞭化により、シール部の存在を容易に確認することができる。
本考案に係わる包装構造によれば、白色不透明のシートに対しカップ状包被体を淡い色の透明合成樹脂フィルムにて形成し、両者のヒートシール時の加熱圧着より生ずるシール部分の色濃度変化を前記シートの白色に反射させる形にしてシール痕を鮮明に際立たせて目立ち易くしたので、シール痕の存在を容易に確認することができ、それによりシール部の有無も容易に確認することができる特徴がある。
また、請求項2によれば、淡い水色の透明合成樹脂フィルムを用いることで、加熱圧着によって増加変化した色濃度がシートのシール部の白色に良く映え、色濃度変化したシール痕と、シール痕以外の色濃度変化しない領域のフィルム部分との区別を明瞭化させ、結果としてシール部分の存在を際立って露呈させることができる効果がある。
以下、本考案の包装構造の実施例を図1〜2に基づいて説明する。
被収容物を収容するカップ状包被体1を、開口周縁に外向きのフランジ2を有する合成樹脂フィルムにて形成し、フランジ2の表面にカップ状包装体1の開口を閉塞する白色の不透明シート3の周縁を接着材被膜4を介して重合ヒートシールし、そのシール痕5がフランジ2面に露呈する包装構造において、前記シール痕5は以下のように構成される。
即ち、シート3の不透明白色に対して、カップ状包被体1を淡く着色した透明合成樹脂フィルム1aにて形成し、両者の重合ヒートシール時の加熱圧着により色濃度の増加変化した透明合成樹脂フィルム1aのシール部分をシート3の白色を背景として反射させて際立たせたシール痕5aにて形成したものでる。
前記カップ状包被体1を形成する透明合成樹脂フィルム1aの淡い色の種類としては、種々考えられるが、実験の結果淡い水色が有効である。
また前記淡い色は、図示しないがカップ状包被体を構成する透明合成樹脂フィルム1a面と該フィルム1a面に被着された接着材被膜4との間に介在形成された印刷による色膜によって着色されている。
また、前述したフィルムの色濃度の増加変化は、例えば焼きごてのようなものを当てた後、加熱解除により自ずと生ずる一般的な原理である。
本考案のカップ状包被体の斜面図である。 一部の拡大断面図である。
符号の説明
1 カップ状包被体
2 フランジ
3 不透明シート
4 接着材被膜
5 シール痕

Claims (2)

  1. 被収容物を収容するカップ状包被体を開口周縁に外向きフランジを有する透明合成樹脂フィルムにて形成し、フランジの表面にカップ状包被体の開口を閉塞する滅菌処理用の白色の不透明シートの周縁を接着材被膜を介して重合ヒートシールしてシール痕をフランジ面に露呈させた包装構造において、前記シール痕は、前記シートの不透明白色に対しカップ状包被体を淡い色の透明合成樹脂フィルムにて形成し、両者の重合ヒートシール時の加熱圧着により色濃度の増加変化した透明合成樹脂フィルムのシール部分をシートの白色を背景として目視的に際立たせたシール痕にて構成したことを特徴とする包装構造。
  2. カップ状包被体を淡い水色の透明合成樹脂フィルムにて形成したことを特徴とする請求項1記載の包装構造。
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