JP3113267B2 - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP3113267B2
JP3113267B2 JP02277519A JP27751990A JP3113267B2 JP 3113267 B2 JP3113267 B2 JP 3113267B2 JP 02277519 A JP02277519 A JP 02277519A JP 27751990 A JP27751990 A JP 27751990A JP 3113267 B2 JP3113267 B2 JP 3113267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はICカードに関し、特に、ICカードにおける外
部へのデータ送信機能に関する。
〔従来の技術〕
現在普及している磁気カードに代わって、将来はICカ
ードの普及が見込まれている。このICカードは、現在ま
でにいくつかのタイプの共通仕様が定められており、限
られた用途については、既に実用化が図られている。一
般的なICカードは、CUP、ROM、RAM、EEPROM、そしてこ
れらの素子と外部の装置とを接続するための入出力端子
を備えている。ROMは書換不能なメモリであり、CPUを制
御するためのプログラムを保持するプログラムエリアと
して用いられる。RAMは書換可能なメモリであり、CPUが
動作するためのワークエリアとして用いられる。また、
EEPROMは、所定の書換電圧を印加することにより書換可
能となるメモリであり、ユーザーデータを記録するため
のユーザエリアとして用いられる。このユーザエリアに
は、磁気カードに比べて大量のユーザデータを記録する
ことができ、また、カード自身がCPUを備えている点で
磁気カードと大きく異なり、今後は様々な利用が期待さ
れている。
ICカードに対するデータのアクセスは、読取/書込装
置にこのICカードを挿入し、ICカード側の入出力端子と
読取/書込装置側の入出力端子とを電気的に接触させ、
両者間で信号のやりとりを行うことによりなされる。し
たがって、ICカードは、EEPROM内のユーザデータを入出
力端子を介して外部に送信する機能を有する。このた
め、従来のICカードには、RAM内に通信用バッファとし
て用いる領域が定義されており、この通信用バッファ内
のデータを入出力端子に送出するプログラムが用意され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のICカードには、データ
を外部に送信する場合、RAM内に定義された通信用バッ
ファの容量の制約を受けるという問題がある。すなわ
ち、EEPROM内の送信対象となるデータ(以下、送信デー
タと呼ぶ)を、まずEEPROMからRAM内の通信用バッファ
内に転送した後、この通信用バッファ内のデータを入出
力端子に送出するという作業を行わねばならない。した
がって、1回の処理で送信可能なデータ量は、この通信
用バッファの容量を越えることができない。一般に、IC
カードに内蔵されるRAMの容量は、一般のコンピュータ
などに比べて非常に少なく、通信用バッファの容量も限
られたものとなる。このため、長いデータを送信する場
合、送信処理の手順が複雑になっていた。
そこで本発明は、通信用バッファの容量の制約を受け
ることなしに、送信処理を行うことのできるICカードを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、CPUと、このCPUを制御するためのプログラ
ムを保持する書換不能な第1のメモリと、CPUが動作す
るためのワークエリアとして用いられる書換可能な第2
のメモリと、ユーザーデータを記録するためのユーザエ
リアとして用いられ、所定の書換電圧の印加により書換
可能となる第3のメモリと、外部と信号をやりとりする
ための入出力端子と、を備え、第1のメモリ内のプログ
ラムに基づいて、第3のメモリ内の所定の送信データ
を、入出力端子を介して外部に送信する機能をもったIC
カードにおいて、 第2のメモリ内に、送信データの先頭アドレスとデー
タ長とに関する情報からなる送信リストを作成し、CPU
がこの送信リストに基づいて、第3のメモリから送信デ
ータを所定単位ごとに順次入出力端子に送出する処理を
行うようにしたものである。
〔作 用〕
本発明に係るICカードでは、RAM内の通信用バッファ
には、送信データそのものは転送されない。その代わ
り、送信データの先頭アドレスとデータ長とに関する情
報からなる送信リストが作られる。CPUは、この送信リ
ストに基づいて、EEPROM内の送信データを所定単位ごと
に取り出し、これを順次入出力端子へ送出してゆく。送
信リスト自身のデータ量は、送信データそのものに比べ
て極めて小さい。したがって、通信用バッファの容量の
制約を受けることなしに、送信処理を行うことができる
ようになる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第1図は、一般的なICカードを読取/書込装置に接続し
た状態を示すブロック図である。ICカード10内には、3
種類のメモリ、すなわち、ROM11,RAM12,EEPROM13と、CP
U14とが内蔵されている。ROM11は書換不能なメモリであ
り、CPU14を制御するためのプログラムを保持するプロ
グラムエリアとして用いられる。RAM12は書換可能なメ
モリであり、CPUが動作するためのワークエリアとして
用いられる。また、EEPROM13は、所定の書換電圧を印加
することにより書換可能となるメモリであり、ユーザー
データを記録するためのユーザエリアとして用いられ
る。
読取/書込装置20との間には、6本の信号線が接続さ
れるため、この信号線を接続するための6つの入出力端
子がICカード10上に設けられる。各信号線の用途は次の
とおりである。
(1)信号線I/O ICカード10と読取/書込装置20との間で双方向にデー
タを受け渡しするために用いられる。
(2)信号線RST 読取/書込装置20側からICカード10側へリセット信号
を与えるために用いられる。
(3)信号線CLK 読取/書込装置20側からICカード10側へクロック信号
を与えるために用いられる。
(4)信号線VCC 読取/書込装置20側からICカード10側へVCC電圧を供
給するために用いられる。
(5)信号線GND 読取/書込装置20側からICカード10側へGND電圧を供
給するために用いられる。
(6)信号線VPP 現在は用いられていない。
本発明の特徴は、EEPROM13内の送信データを、信号線
I/Oを介して読取/書込装置20側へ送信する機能にあ
る。まず、従来のICカードにおけるこの送信機能を第2
図を参照して説明する。従来のICカードでは、第2図に
示すように、RAM12内の所定の領域に、通信用バッファ
が定義されている。そして、EEPROM13内の送信対象とな
るデータ(送信データ)は、ひとまず、この通信用バッ
ファ内に転送される。この後、通信用バッファ内のデー
タが1バイト単位で取り出され、シリアルデートとして
信号線I/Oに順次送出されてゆく。このようなデータ送
出方法は、通信用バッファの容量による制約を受けると
いう問題があることは、前述したとおりである。
これに対し、本発明のICカードにおける送信機能を第
3図を参照して説明する。第3図に示すように、RAM12
内の所定の領域に、通信用バッファが定義される点は、
従来のICカードと同様である。ただ、この通信用バッフ
ァには、送信データそのものは転送されない。単に、送
信リストが作成されるだけである(この意味では、本来
「バッファ」と呼ぶべき領域ではないが、ここでは、従
来のICカードと対比する上で、「通信用バッファ」と呼
ぶことにする)。この送信リストは、送信データの先頭
アドレスAと、送信データのデータ長Lと、を記述した
ものである。CPU14は、この送信リストを参照しなが
ら、EEPROM13内の送信データを信号線I/Oに直接送出す
る。これは、たとえば次のようにすればよい。まず、CP
U14は、送信リスト内に記述された送信データの先頭ア
ドレスAを読出し、これを所定のレジスタ(あるいは、
RAM12内の所定のアドレス)に保存する。そして、EEPRO
M13内のアドレスAで示される場所から、送信データの
1バイト目を読出し、これをシリアルデータに変換して
信号線I/Oに送出する。続いて、レジスタ内のアドレス
Aをインクリメントし、このインクリメントされた値で
示されるEEPROM13内の場所から、送信データの2バイト
目を読出し、これを同様にシリアルデータに変換して送
出する。こうして、アドレス値をインクリメントして
は、データを1バイト単位で読出して送出する作業を繰
り返してゆく。そして、送出したデータのバイト数が、
送信リスト内に記述されたデータ長Lに達したところ
で、作業を終了すればよい。
第4図は、本発明のICカードにおいて、EEPROM13内の
n組のデータ(データ1,データ2,…,データn)をすべ
て送信する場合に作られる送信リストの一例を示す図で
ある。この例では、送信データの先頭アドレスを2バイ
ト、データ長を1バイトで構成したリストが作られてい
る。図で、送信リスト内のL1,L2,…,Lnは、それぞれEEP
ROM13内のデータ1,データ2,…,データnのデータ長を
示し、A1,A2,…,Anは、それぞれEEPROM13内のデータ1,
データ2,…,データnの先頭アドレスを示す。また、送
信リスト内の1バイトのデータEは、送信リストがこれ
で終了したことを示す。このように、複数の送信データ
についての送信リストが作られた場合、CPU14は、各送
信データについて、送信処理を繰り返すことになる。こ
のように、送信データのデータ長が長くなっても、送信
データが複数あっても、通信用バッファに作られる送信
リストは非常に短いデータですむ。したがって、通信用
バッファの容量による制約を受けることなしに、送信処
理を行うことができる。
以上、本発明を一実施例について説明したが、本発明
はこの実施例のみに限定されるものではなく、この他に
も種々の態様で実施可能である。特に、送信リストを参
照しながらCPUが行う具体的な送信処理方法は、この他
どのような方法を採ってもかまわない。また、送信リス
トは、送信データの先端アドレスとデータ長とを含んだ
情報を示すものであれば、どのようなフォーマットのも
のでもかまわない。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明はICカードによれば、RAM内の
通信用バッファに、送信データそのものを転送する代わ
りに送信リストを作成し、この送信リストに基づいてEE
PROM内の送信データを送信するようにしたため、通信用
バッファの容量の制約を受けることなしに、送信処理を
行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的はICカードを読取/書込装置に接続した
状態を示すブロック図、第2図は従来のICカードにおけ
る送信機能を説明する図、第3図は本発明のICカードに
おける送信機能を説明する図、第4図は本発明のICカー
ドにおける複数組の送信データについての送信リストの
一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 19/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUと、このCPUを制御するためのプログラ
    ムを保持する書換不能な第1のメモリと、前記CPUが動
    作するためのワークエリアとして用いられる書換可能な
    第2のメモリと、ユーザーデータを記録するためのユー
    ザエリアとして用いられ、所定の書換電圧の印加により
    書換可能となる第3のメモリと、外部と信号をやりとり
    するための入出力端子と、を備え、前記プログラムに基
    づいて、前記第3のメモリ内の所定の送信データを、前
    記入出力端子を介して外部に送信する機能をもったICカ
    ードにおいて、 前記第2のメモリ内に、前記送信データの先頭アドレス
    とデータ長とに関する情報からなる送信リストを作成
    し、前記CPUがこの送信リストに基づいて、前記第3の
    メモリから前記送信データを所定単位ごとに順次前記入
    出力端子に送出する処理を行うように構成したことを特
    徴とするICカード。
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