JP3110999B2 - ガス燃焼装置 - Google Patents

ガス燃焼装置

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロ等のガ
ス燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばガスコンロにあっては、ガスバー
ナに主ガス通路と副ガス通路とを並列に接続すると共
に、主ガス通路に電磁弁を介装し、ガスバーナの燃焼運
転による調理物の加熱温度等に応じて前記電磁弁をマイ
クロコンピュータにより開閉制御して、ガスバーナの火
力を調整するようにしたものが知られている。この場
合、電磁弁を開弁すると、ガスバーナに主ガス通路と副
ガス通路との両者から燃焼ガスが供給されて該ガスバー
ナの火力が強火となり、電磁弁を閉弁すると、ガスバー
ナに副ガス通路のみから少量の燃料ガスが供給されて該
ガスバーナの火力が弱火となる。
【0003】ところで、この種のガスコンロの前記電磁
弁は、一般に通電保持型のものが使用され、該通電保持
型電磁弁は、それに通電電流を継続的に流すことで開弁
保持され、該通電電流を遮断することでバネ等の付勢力
により閉弁される。しかしながら、前記通電保持型電磁
弁は、それを開弁保持するためには、継続的に通電電流
を流さなければならないため、機器の省電力化の上では
不利なものとなりやすく、特に前記マイクロコンピュー
タ等の電源として電池を使用する場合には、その電池の
消耗を極力抑える上で不利なものとなる。
【0004】そこで、ガスバーナの火力を調整するため
の前記電磁弁として、自己保持型電磁弁を使用すること
が考えられる。この自己保持型電磁弁は、その開閉の切
換えに際して、一時的に通電するだけで、開弁状態又は
閉弁状態のいずれかの状態に磁石の磁力等により保持さ
れるものであり、このような自己保持型電磁弁を使用す
ることで、省電力化を図ることができる。
【0005】しかしながら、このような自己保持型電磁
弁をガスバーナの火力を調整するための電磁弁として使
用した場合、次のような不都合を生じることが本願発明
者等の検討により判明した。すなわち、前記自己保持型
電磁弁は、前述のようにそれに一時的な通電電流を流さ
ない限り、開弁状態又は閉弁状態のいずれかの状態に保
持されるものである。このため、マイクロコンピュータ
が該自己保持型電磁弁を開閉制御してガスバーナの火力
調整を行っている途中、あるいは、その後に、使用者の
消火操作により、あるいはマイクロコンピュータの制御
により前記副ガス通路の上流側で主ガス通路に設けられ
ている元弁が閉弁され、ガスバーナの燃焼運転が中断又
は停止された時には、該自己保持型電磁弁の状態は、ガ
スバーナの火力調整が行われていた際の状態に保持さ
れ、開弁状態及び閉弁状態のいずれの場合もあり得る。
【0006】この場合、マイクロコンピュータは、それ
に電源が供給されて稼働している限りは、自身が制御し
ていた自己保持型電磁弁の開閉状態を認識することが可
能である。しかるに、例えば電池を電源とするものにあ
っては、その電池の消耗を抑えるために、ガスバーナの
燃焼運転を停止すると、マイクロコンピュータへの給電
も停止する場合があり、また、商用電源等を使用するも
のにあっても、停電時には、マイクロコンピュータへの
給電が停止されてしまう。そして、このようにマイクロ
コンピュータへの給電が停止された後は、ガスバーナの
再点火に際して該マイクロコンピュータへの給電が開始
されても、その時点では前記自己保持型電磁弁の現在の
開閉状態を認識することができなくなる。
【0007】ところが、このようなガスバーナの点火時
には、前述のように前記自己保持型電磁弁が閉弁状態と
なっている場合もあり、この場合に、マイクロコンピュ
ータが、該自己保持型電磁弁の開閉状態を認識すること
なくガスバーナの点火を行うためにスパーカの駆動制御
等を行うと、ガスバーナには、前記副ガス通路のみから
少量の燃料ガスしか供給されないため、該ガスバーナの
点火を円滑に行うことが困難なものとなる虞れがあっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる背景に
鑑み、ガスバーナの火力調整を行うための電磁弁として
自己保持型電磁弁を採用して機器の省電力化を図りつ
つ、該電磁弁が閉弁状態のままでガスバーナの点火が行
われて点火不良を生じるような事態を確実に防止するこ
とができるガス燃焼装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様は、ガスバーナに接続された
主ガス通路と、該主ガス通路と並列に前記ガスバーナに
接続された副ガス通路と、前記主ガス通路に設けられた
電磁弁と、前記ガスバーナの燃焼運転時に該ガスバーナ
の火力調整を行うべく前記電磁弁を開閉制御するマイク
ロコンピュータとを備えたガス燃焼装置において、前記
電磁弁を自己保持型電磁弁により構成し、前記電磁弁を
自己保持型電磁弁により構成し、前記ガスバーナの点火
時に前記自己保持型電磁弁の開閉状態にかかわらず、該
自己保持型電磁弁の開弁指令信号を該自己保持型電磁弁
の駆動回路に出力する点火時開弁指令出力手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】かかる本発明の第1の態様によれば、前記
ガスバーナの火力調整を行うための前記マイクロコンピ
ュータによる前記自己保持型電磁弁の開閉制御は、該自
己保持型電磁弁にその開閉の切換時にのみ一時的に通電
するだけで行われるので、該開閉制御は僅かな消費電力
で行われる。そして、該自己保持型電磁弁の開閉制御が
行われた後に、ガスバーナの燃焼運転が一旦、終了され
て、新たに前記ガスバーナの点火が行われる時には、該
自己保持型電磁弁の開閉状態は、開弁状態又は閉弁状態
のいずれの場合もあるものの、いずれの場合であって
も、前記点火時開弁指令出力手段は、該自己保持型電磁
弁の開閉状態にかかわらず、該自己保持型電磁弁の開弁
指令信号を該電磁弁の駆動回路に出力するため、該自己
保持型電磁弁は、必ず開弁状態とされる。このため、ガ
スバーナの点火時には、その直前の自己保持型電磁弁の
開閉状態をマイクロコンピュータが認識していなくと
も、必ず自己保持型電磁弁が開弁状態とされて、前記主
ガス通路と副ガス通路との両者から該ガスバーナに十分
な量の燃料ガスが供給されることとなり、該ガスバーナ
の点火を円滑に行うことが可能となる。
【0011】従って、本発明の第1の態様によれば、ガ
スバーナの火力調整を行うための電磁弁として自己保持
型電磁弁を採用して機器の省電力化を図りつつ、該電磁
弁が閉弁状態のままでガスバーナの点火が行われて点火
不良を生じるような事態を確実に防止することができ
る。次に、本発明の第2の態様は、前記の目的を達成す
るために、ガスバーナに接続された主ガス通路と、該主
ガス通路と並列に前記ガスバーナに接続された副ガス通
路と、前記主ガス通路に設けられた電磁弁と、前記ガス
バーナの燃焼運転時に該ガスバーナの火力調整を行うべ
く前記電磁弁を開閉制御するマイクロコンピュータとを
備えたガス燃焼装置において、前記電磁弁を自己保持型
電磁弁により構成し、前記ガスバーナの燃焼運転の終了
時における前記自己保持型電磁弁の開閉状態を前記マイ
クロコンピュータの指示により記憶保持する電気的書込
・消去可能な不揮発性メモリと、前記ガスバーナの点火
時に前記不揮発性メモリに記憶保持されている前記自己
保持型電磁弁の開閉状態の内容が閉状態であるとき、該
自己保持型電磁弁の開弁指令信号を該自己保持型電磁弁
の駆動回路に出力する点火時開弁指令出力手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0012】かかる本発明の第2の態様によれば、前記
第1の態様と同様に、前記ガスバーナの火力調整を行う
ための前記マイクロコンピュータによる前記自己保持型
電磁弁の開閉制御は僅かな消費電力で行われる。そし
て、該自己保持型電磁弁の開閉制御が行われた後に、ガ
スバーナの燃焼運転が一旦、終了されて、新たに前記ガ
スバーナの点火が行われる時には、該自己保持型電磁弁
の開閉状態は、開弁状態又は閉弁状態のいずれの場合も
あるものの、前記不揮発性メモリには、前記マイクロン
ピュータの指示により、ガスバーナの終了時における自
己保持型電磁弁の開閉状態が記憶保持されている。この
ため、該不揮発性メモリに記憶保持された内容により、
ガスバーナの新たな点火時における自己保持型電磁弁の
開閉状態を認識することができる。そして、該不揮発性
メモリに記憶保持された内容により認識される自己保持
型電磁弁の開閉状態が閉弁状態であるときには、前記点
火時開弁指令出力手段は、該自己保持型電磁弁の開弁指
令信号を該電磁弁の駆動回路に出力し、これにより、該
自己保持型電磁弁が開弁状態に切換えられる。この場
合、不揮発性メモリに記憶保持された内容により、自己
保持型電磁弁が既に開弁状態となっていることが認識さ
れれば、点火時開弁指令出力手段は、自己保持型電磁弁
の開弁指令信号を出力することなく、自己保持型電磁弁
はその開弁状態に保持される。これにより、ガスバーナ
の点火時には、自己保持型電磁弁が開弁状態とされて、
前記主ガス通路と副ガス通路との両者から該ガスバーナ
に十分な量の燃料ガスが供給されることとなり、該ガス
バーナの点火を円滑に行うことが可能となる。
【0013】尚、前記不揮発性メモリは、その記憶内容
の書き込み時や読み込み時に電力をを消費するだけなの
で、ガスバーナの燃焼運転が行われていない状態で、該
不揮発性メモリにより電力が消費されることはない。従
って、本発明の第2の態様によっても、前記第1の態様
と同様に、ガスバーナの火力調整を行うための電磁弁と
して自己保持型電磁弁を採用して機器の省電力化を図り
つつ、該電磁弁が閉弁状態のままでガスバーナの点火が
行われて点火不良を生じるような事態を確実に防止する
ことができる。しかも、ガスバーナの点火時に自己保持
型電磁弁が閉弁状態となっている場合にのみ、前記点火
時開弁指令出力手段により該自己保持型電磁弁に通電し
て該自己保持型電磁弁を開弁状態とするので、該自己保
持型電磁弁への通電が必要限に抑えられ、より一層の省
電力化を図ることができる。
【0014】かかる本発明の第1の態様及び第2の態様
にあっては、前記点火時開弁指令出力手段は、前記ガス
バーナの点火時における前記開弁指令信号の出力を断続
的に複数回行うことが好ましい。これによれば、何らか
の原因で、一回の開弁指令信号の出力だけでは、自己保
持型電磁弁が閉弁状態から開弁状態に切り換わらないよ
うな場合であっても、前記複数回の開弁指令信号によ
り、自己保持型電磁弁を可能な限り確実に開弁状態とす
ることができ、ガスバーナの点火を確実に円滑に行うこ
とができる。
【0015】また、本発明は、前記マイクロコンピュー
タが、電池を電源とし、前記ガスバーナの点火時に該電
池電源が給電されて起動すると共に前記ガスバーナの消
火時に該電池電源が遮断されるようなガス燃焼装置に適
用することが特に好適である。すなわち、ガスバーナの
消火時に前記マイクロコンピュータへの電池電源が遮断
されるときには、それにより電池の余分な消耗が抑制さ
れるのであるが、該マイクロコンピュータは、前記自己
保持型電磁弁の開閉状態を認識することができない状態
となる。しかるに、前記本発明の第1の態様にあって
は、ガスバーナの点火時には、自己保持型電磁弁の開閉
状態にかかわらず、前記点火時開弁指令出力手段は自己
保持型電磁弁の開弁指令信号を出力するため、支障なく
該自己保持型電磁弁を開弁状態とすることができる。ま
た、前記本発明の第2の態様にあっては、前記電池電源
が遮断された状態であっても、前記不揮発性メモリに自
己保持型電磁弁の開閉状態が記憶保持されているため、
ガスバーナの点火時には不揮発性メモリの記憶内容によ
って自己保持型電磁弁の開閉状態を認識することがで
き、それによって、該自己保持型電磁弁が閉弁状態であ
る場合には、前記点火時開弁指令出力手段により、開弁
指令信号を出力して該自己保持型電磁弁を開弁状態とす
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の態様の一実
施形態を図1及び図2を参照して説明する。図1は本実
施形態のガス燃焼装置のシステム構成図、図2は図1の
要部の回路構成図である。図1を参照して、本実施形態
のガス燃焼装置は例えばガスコンロであり、1はガスバ
ーナ、2はガスバーナ1に接続された主ガス通路、3は
主ガス通路2に並列に接続された副ガス通路である。
【0017】ガスバーナ1の中心部には、該ガスバーナ
1上に載置される調理物A(調理容器を含む)の温度を
検出する温度検出器4が設けられ、また、ガスバーナ1
の近傍箇所には、該ガスバーナ1の点火を行うための点
火電極5が設けられている。主ガス通路2には、その上
流側から順に主電磁弁6及び切替電磁弁7が設けられ、
前記副ガス通路3は、その上流端部が両電磁弁6,7の
間で主ガス通路2から分岐され、下流端部が切替電磁弁
7の下流側で主ガス通路2に合流されている。
【0018】この場合、主電磁弁6は、通電保持型の電
磁弁であり、ガスコンロの筐体(図示しない)に設けら
れた点火・消火ボタン8(押ボタン)を点火操作(押操
作)することで、バネ9の付勢力に抗して開弁されると
共に、この状態で主電磁弁6に継続的に通電することに
より点火・消火ボタン8の点火操作を解除しても該主電
磁弁6が開弁保持されるようになっている。そして、主
電磁弁6への通電をスイッチ17により遮断すること
で、バネ9の付勢力により該主電磁弁6が閉弁される。
【0019】切替電磁弁7は、本発明の構成に対応する
周知の自己保持型の電磁弁であり、それに一時的に通電
する(例えば80mAの通電電流を100ms程度流
す)ことで、開閉状態が開から閉、あるいは閉から開に
切替えられ、その後は、その開閉状態が磁石の磁気力等
により保持されるようになっている。尚、図2を参照し
て、本実施形態の自己保持型電磁弁である切替電磁弁7
は、2本の通電線7a,7bを有する所謂2線式のもの
であり、その開閉状態を開から閉に切替える場合には、
例えば同図に矢印Xで示すように通電線7a側から通電
線7b側に向かって切替電磁弁7に電流を流し、閉から
開に切替える場合には、上記と逆に、矢印Yで示すよう
に通電線7b側から通電線7a側に向かって切替電磁弁
7に電流を流す。
【0020】また、図1において、10はガスコンロの
運転を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)、11,12はマイコン10の指示により主電
磁弁6及び切替電磁弁7にそれぞれ通電する主電磁弁駆
動回路及び切替電磁弁駆動回路、13はマイコン10の
指示により点火電極5に火花放電を生ぜしめる図示しな
いスパーカを含むスパーカ回路、14はマイコン10や
電磁弁駆動回路11,12等に給電する電源回路、15
は調理物Aの加熱温度をある一定温度に保持するような
温調制御を行う旨等を使用者がマイコン10に指示する
ための操作器である。
【0021】電源回路14は、本実施形態のガスコンロ
の電源である電池16に、点火・消火ボタン8の点火操
作によって図示しないハートカム機構により閉成するマ
イクロスイッチ17を介して接続されており、該マイク
ロスイッチ17の閉成状態でマイコン10等に給電す
る。尚、マイクロスイッチ17は、点火・消火ボタン8
の消火操作によって開成し、このとき、マイコン10等
への給電が遮断される。
【0022】マイコン10は、電池16から電源回路1
4を介して給電された状態で、操作器15による指示や
温度検出器4の検出信号等に基づき、スパーカ回路13
や主電磁弁駆動回路11、切替電磁弁駆動回路12を制
御して、ガスバーナ1の点火制御や前記温調制御等を行
う。尚、これの制御の詳細は後述する。また、マイコン
10は、本発明の第1の構成に対応して、後述するよう
に点火時開弁指令出力手段としての機能を有するもので
ある。
【0023】切替電磁弁駆動回路12は、例えば図2に
示すように4個のスイッチングトランジスタ(スイッチ
素子)18〜21を用いて構成されている。この場合、
トランジスタ18,19の組及びトランジスタ20,2
1の組がそれぞれ直列に接続され、それらの二組の直列
回路が前記電源回路14から給電される給電部22と接
地部23との間に並列に接続されている。そして、切替
電磁弁7の前記通電線7aがトランジスタ18,19の
組の直列回路の中点に接続され、前記通電線7bがトラ
ンジスタ20,21の組の直列回路の中点に接続されて
いる。尚、各トランジスタ18〜21のベースはマイコ
ン10に接続されている。
【0024】かかる切替電磁弁駆動回路12にあって
は、トタンジスタ18,21のベースにそれぞれローレ
ベル及びハイレベルの信号を付与することで、トタンジ
スタ18,21が導通して、切替電磁弁7に矢印Xで示
すように電流が流れ、該切替電磁弁7が閉弁状態とな
る。そして、トタンジスタ19,20のベースにそれぞ
れハイレベル及びローレベルの信号を付与することで、
トタンジスタ19,20が導通して、切替電磁弁7に矢
印Yで示すように電流が流れ、該切替電磁弁7が開弁状
態となる。
【0025】次に、本実施形態のガスコンロの作動を説
明する。使用者が点火・消火ボタン8を点火操作する
と、主電磁弁6が開弁される一方、マイクロスイッチ1
7が閉成し、電池16から電源回路14を介してマイコ
ン10等に給電されてマイコン10等が起動される。そ
して、マイコン10は、主電磁弁駆動回路11により主
電磁弁6に通電せしめて該主電磁弁6を開弁保持させ
る。また、マイコン10は、切替電磁弁駆動回路12の
トタンジスタ20,19のベースにそれぞれローレベル
及びハイレベルの信号を切替電磁弁7の開弁指令信号と
して出力して該トランジスタ20,19を導通させる。
この場合、本実施形態では、マイコン10は、上記開弁
指令信号を複数回にわたって断続的に出力する。具体的
には、例えば一回当たりの開弁指令信号の出力時間を1
00msとし、それを200msの周期で3回出力す
る。この時、切替電磁弁7には、これを開弁状態とする
ための電流が前記開弁指令信号の出力毎に図2の矢印Y
の方向に流れて、該切替電磁弁7が開弁状態とされる。
この場合、切替電磁弁7に電流を流す前の該切替電磁弁
7の開閉状態は、後述するように開弁状態及び閉弁状態
のいずれの場合もあり得るが、開弁状態であった場合に
は、その状態が前記の通電によって変化することなく保
持され、閉弁状態であった場合には、前記の通電によっ
て開弁状態に切り替わる。また、切替電磁弁7が閉弁状
態であった場合に、なんらかの原因により、一回の前記
開弁指令信号では、切替電磁弁7が開弁状態とならなか
った場合でも、断続的な複数回の開弁指令信号に応じた
切替電磁弁7への断続的な通電により該切替電磁弁7は
確実に開弁状態に切り替わり、その後は前記開弁指令信
号の出力が停止しても切替電磁弁7はその自己保持機能
により開弁状態に保持される。
【0026】これにより、ガスバーナ1には、前記主ガ
ス通路2及び副ガス通路3の両者からガスが供給され
る。さらに、マイコン10は、上記のような制御と並行
して、スパーカ回路13を作動させ、該スパーカ回路1
3により点火電極5に火花放電を生ぜしめる。これによ
り、ガスバーナ1が点火されてその燃焼運転が開始す
る。この場合、ガスバーナ1には、主ガス通路2及び副
ガス通路3の両者から十分な量のガスが供給されるの
で、該ガスバーナ1の点火が円滑に行われる。
【0027】尚、かかるガスバーナ1の点火及び燃焼運
転に際して、マイコン10は図示しない熱電対等により
ガスバーナ1の燃焼状態を監視しており、ガスバーナ1
の不着火や失火が生じた場合には、主電磁弁駆動回路1
1に指示して主電磁弁6への通電を遮断し、これにより
該主電磁弁6を閉弁させて、ガスバーナ1を消火する。
【0028】一方、前述のようなガスバーナ1の燃焼運
転に際して、使用者が操作器15によりマイコン10に
前記温調制御を行うべき旨を指示すると、マイコン10
は、温度検出器4により得られる調理物Aの加熱温度に
基づき、例えばその加熱温度をあらかじめ定められた所
定の温度や使用者により設定された温度(以下、温調温
度という)に維持するように、切替電磁弁駆動回路12
を介して切替電磁弁7を開閉制御する。
【0029】すなわち、マイコン10は、温度検出器4
により得られる調理物Aの加熱温度が前記温調温度より
も高くなると、切替電磁弁駆動回路12のトタンジスタ
18,21のベースにそれぞれローレベル及びハイレベ
ルの信号を切替電磁弁7の閉弁指令信号として出力して
該トランジスタ18,21を導通させ、これにより図2
の矢印Xの方向で切替電磁弁7に電流を流して、該切替
電磁弁7を閉弁させる。この時、ガスバーナ1には、副
ガス通路3のみから少量のガスが供給されることとなっ
て、該ガスバーナ1の火力は弱火となる。
【0030】また、調理物Aの加熱温度が前記温調温度
よりも低くなると、マイコン10は、切替電磁弁駆動回
路12のトタンジスタ20,19のベースにそれぞれロ
ーレベル及びハイレベルの信号を切替電磁弁7の開弁指
令信号として出力して該トランジスタ20,19を導通
させ、これにより図2の矢印Yの方向で切替電磁弁7に
電流を流して、該切替電磁弁7を開弁させる。この時、
ガスバーナ1には、主ガス通路2と副ガス通路3との両
者からガスが供給されることとなって、該ガスバーナ1
の火力は強火となる。
【0031】これにより、調理物Aの温度が前記温調温
度に維持されるように、ガスバーナ1の火力が調整され
る。尚、このような温調制御に際しての前記開弁指令信
号及び閉弁指令信号の出力は、前述の点火時の場合と同
様に断続的に複数回行う。このような温調制御に際して
の切替電磁弁7の開閉は、自己保持型電磁弁である該切
替電磁弁7の開閉状態の切替え時にのみ、一時的に該切
替電磁弁7に電流を流すだけで行われるので、従来のよ
うに通電保持型の電磁弁を使用していた場合に較べて、
十分に少ない消費電力で切替電磁弁7の開閉制御を行う
ことができ、前記電池16の消耗を抑制することができ
る。
【0032】次に、使用者がガスバーナ1の燃焼運転を
終了すべく、点火・消火ボタン8を消火操作すると、マ
イクロスイッチ17が開成して、電池16からマイコン
10は主電磁弁駆動回路11への給電が遮断されると共
に、主電磁弁11への通電も遮断され、これにより、ガ
スバーナ1へのガス供給が停止されて、該ガスバーナ1
が消火する。
【0033】この場合、前記のような温調制御が行われ
ている途中、あるいはその終了後に使用者が点火・消火
ボタン8を消火操作すると、ガスバーナ1の燃焼運転が
終了した時の前記切替電磁弁7の開閉状態は、開弁状態
及び閉弁状態のいずれの場合もあり得る。そして、ガス
バーナ1の燃焼運転の停止状態では、マイコン10への
給電が遮断されるため、マイコン10は切替電磁弁7の
開閉状態を認識することができない状態となる。
【0034】しかるに、使用者がガスバーナ1の燃焼運
転を再開すべく点火・消火ボタン8を再び点火操作する
と、前述のように、マイコン10が起動されて、切替え
電磁弁7の開閉状態にかかわらず常に切替電磁弁7の開
弁指令信号を切替電磁弁駆動回路12に出力するため、
点火時にマイコン10が切替電磁弁7の開閉状態を認識
せずとも、該切替電磁弁7は確実に開弁状態とされる。
従って、ガスバーナ1の点火を円滑に行うことができ
る。
【0035】尚、本実施形態では、自己保持型電磁弁で
ある切替電磁弁7として2線式のものを用いたが、3線
式のものを用いてもよい。すなわち、図3を参照して、
切替電磁弁7として、3線式の自己保持型電磁弁を用い
た場合には、該切替電磁弁7は3本の通電線7c,7
d,7eを有し、その開閉状態を開から閉に切替える場
合には、例えば同図に矢印Pで示すように通電線7c側
から通電線7e側に向かって切替電磁弁7に電流を流
し、閉から開に切替える場合には、矢印Qで示すように
通電線7d側から通電線7e側に向かって切替電磁弁7
に電流を流す。
【0036】そして、このように切替電磁弁7として3
線式の自己保持型電磁弁を用いた場合には、前記切替電
磁弁駆動回路12は、前記図2のものに代えて、例えば
図3に示すように構成される。すなわち、該切替電磁弁
駆動回路12では、切替電磁弁7の通電線7eを接地部
23に接地すると共に、通電線7c,7dをそれぞれス
イッチ素子であるスイッチングトランジスタ24,25
を介して給電部22に接続する。このように構成された
切替電磁弁駆動回路12では、トランジスタ25のベー
スに前記マイコン10からローレベルの信号を開弁指令
信号として出力することで、該トランジスタ24が導通
して矢印Qで示す電流が切替電磁弁7に流れ、該切替電
磁弁7が開弁状態となる。また、マイコン10からトラ
ンジスタ24のベースにローレベルの信号を閉弁指令信
号として出力することで、該トランジスタ24が導通し
て矢印Pで示す電流が切替電磁弁7に流れ、該切替電磁
弁7が閉弁状態となる。
【0037】従って、ガスバーナ1の点火時に、常に、
マイコン10から、トランジスタ25のベースにローレ
ベルの信号を開弁指令信号として出力することで、その
直前の切替電磁弁7の開閉状態にかかわらず、該切替電
磁弁7を開弁状態として、ガスバーナ1の点火を円滑に
行うことができる。尚、以上説明した本発明の第1の態
様の実施形態では、切替電磁弁駆動回路12のスイッチ
素子としてトランジスタを用いたが、FETやリレース
イッチ等を使用するようにしてもよい。
【0038】また、本発明の第1の態様の実施形態で
は、マイコン10を点火時開弁指令出力手段として用い
たが、ガスバーナ1の点火時に、マイコン10とは別に
設けたタイマー回路等から切替電磁弁駆動回路12に開
弁指令信号を出力して、切替電磁弁7を開弁状態とする
ようにしてもよい。さらには、マイコン10の温調制御
機能を利用し、点火時に、マイコン10に、温調制御を
行う旨の疑似的な信号を前記操作器15等から強制的に
入力すると共に、調理物Aの加熱温度が前記温調温度よ
りも低い旨を示す擬似的な信号を前記温度検出器4のサ
ーミスタ回路等から強制的に入力し、それによって、マ
イコン10から切替電磁弁駆動回路12に開弁指令信号
を出力させるようにしてもよい。あるいは、温調制御を
行う旨の信号が入力されたとき、マイコン10が常に、
一旦、開弁指令信号を出力するようにしておき、点火時
に温調制御を行う旨の擬似的な信号をマイコン10に入
力することで、マイコン10から切替電磁弁駆動回路1
2に開弁指令信号を出力させるようにしてもよい。
【0039】また、点火時のマイコン10への給電に際
してマイコン10のパワーオンリセットを行うようにす
ると共に、該マイコン10が正常に起動した時にその旨
を示す信号をマイコン10から出力するようにしてお
き、上記パワーオンリセットの際に、マイコン10から
その正常起動を示す上記信号が出力されるまでの間、該
マイコン10と別に設けた回路から切替電磁弁駆動回路
12に開弁指令信号を出力するようにしてもよい。
【0040】次に、本発明の第2の態様の一実施形態を
図4を参照して説明する。図4は本実施形態のガス燃焼
装置のシステム構成図である。尚、本実施形態のガス燃
焼装置は、前記第1の態様の実施形態のガスコンロと基
本構成が同一のガスコンロであり、同一構成部分につい
ては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0041】本実施形態のガスコンロでは、前記マイコ
ン10により適宜書き込み・消去が行われるEEPRO
M(電気的書き込み・消去可能な不揮発性メモリ)26
が備えられている。そして、マイコン10は、ガスバー
ナ1の点火時や前記温調制御の際に、前記切替電磁弁駆
動回路12に開弁指令信号や閉弁指令信号を出力したと
き、その都度、それらの指令信号に対応した切替電磁弁
7の開閉状態をEEPROM26に記憶保持させる(開
閉状態の記憶内容を更新していく)ようにしている。ま
た、マイコン10は、ガスバーナ1の点火時に、後述す
るようにEEPROM26の記憶内容に基づき、適宜、
切替電磁弁駆動回路12に切替電磁弁7の開閉指令信号
を出力するようにしている。
【0042】他の構成は前記第1の態様の実施形態と同
一である。かかるガスコンロにあっては、点火・消火ボ
タン8の消火操作によるガスバーナ1の燃焼運転の終了
時には、その時の切替電磁弁7の開閉状態がEEPRO
M26に記憶保持されている。この場合、EEPROM
26に記憶保持される切替電磁弁7の開閉状態は、前述
の温調制御が行われていた場合には、開弁状態及び閉弁
状態のいずれの場合もあり得る。そして、ガスバーナ1
の燃焼運転の終了によって、前記マイクスイッチ17が
開成されて電池16によるマイコン10等への電源は遮
断されるものの、EEPROM26の記憶内容は継続的
に保持される。
【0043】次に、使用者が点火・消火ボタン8の点火
操作を行うと、前記第1の態様の実施形態と同様に、前
記マイクロスイッチ17が閉成して、電池16の電源が
マイコン10等に給電されて該マイコン10等が起動す
る。この時、マイコン10は、前記第1の態様の実施形
態と同様に電磁弁駆動回路11を介して前記主電磁弁6
を開弁保持せしめる一方、EEPROM26に記憶保持
されている切替電磁弁7の開閉状態を読み込む。そし
て、読み込んだ切替電磁弁7の開閉状態が、閉弁状態で
ある場合には、マイコン10は、切替電磁弁駆動回路1
2に切替電磁弁7の開弁指令信号を出力する。該開弁指
令信号の出力は、前記第1の態様の実施形態と同様に、
断続的に複数回にわたって行う。尚、EEPROM26
に記憶保持されている切替電磁弁7の開閉状態が開弁状
態である場合には、マイコン10は開弁指令信号を出力
することはない。
【0044】これにより、切替電磁弁7が閉弁状態から
開弁状態に切り替わり、あるいは開弁状態のままに維持
され、ガスバーナ1に主ガス通路2及び副ガス通路3の
両者からガスが供給される。そして、マイコン10は第
1の態様の実施形態と同様にスパーカ回路13を作動さ
せて点火電極5に火花放電を生ぜしめ、ガスバーナ1を
点火し、これによりガスバーナ1の燃焼運転が開始す
る。このとき、ガスバーナ1に主ガス通路2及び副ガス
通路3の両者から十分な量のガスが供給されるため、ガ
スバーナ1の点火が円滑に行われる。
【0045】このように、本実施形態のガスコンロによ
れば、ガスバーナ2の消火時にマイコン10等への給電
が停止しても、EEPROM26には、切替電磁弁7の
最終的な開閉状態が記憶保持されるので、その後、ガス
バーナ2の点火時には、該EEPROM26の記憶内容
により切替電磁弁7の開閉状態を把握し、それが閉弁状
態である場合にマイコン10から開弁指令信号を切替電
磁弁駆動回路12に出力して、該切替電磁弁7を開弁す
ることができ、円滑にガスバーナ2の点火を行うことが
できる。そして、該点火時に、切替電磁弁7が開弁状態
となっている場合には、該切替電磁弁7に電流を流すこ
とがないので、より一層の省電力化を図ることができ
る。
【0046】尚、本実施形態では、前記切替電磁弁駆動
回路12に開弁指令信号や閉弁指令信号をマイコン10
が出力したとき、その都度、それらのEEPROM26
に切替電磁弁7の開閉状態を記憶保持するようにした
が、例えばガスバーナ1の燃焼運転時に電池16により
充電されるコンデンサを電源回路14等に備えておくと
共に、点火・消火ボタン8の消火操作によりマイクロス
イッチ17が開成しても、上記コンデンサからある程度
の時間、マイコン10に給電し得るようにしておき、該
コンデンサによる給電時に、マイコン10により切替電
磁弁7の現在の開閉状態をEEPROM26に記憶保持
させるようにすることも可能である。
【0047】また、本実施形態では、マイコン10を点
火時開弁指令出力手段として、ガスバーナ1の点火時に
EEPROM26の記憶内容に応じてマイコン10から
開弁指令信号を出力するようにしたが、マイコン10と
は別に設けた適宜の回路からEEPROM26の記憶内
容に応じて開弁指令信号出力するようにしてもよい。ま
た、以上説明した第1及び第2の態様の実施形態では、
電池16をマイコン10等の電源とするものを示した
が、電源として商用電源を使用するものであってもよ
い。この場合、例えば停電時に、マイコン10等に給電
が行われなくなって、マイコン10が切替電磁弁7の開
閉状態を認識することができなくなるものの、前記第1
の態様の実施形態と同様に、ガスバーナ1の点火時に常
に切替電磁弁駆動回路12に開弁指令信号を出力して切
替電磁弁7を開弁状態としたり、あるいは、前記第2の
態様の実施形態と同様に、切替電磁弁7の開閉状態をE
EPROM26に記憶保持しておき、点火時に、その記
憶内容に応じて切替電磁弁駆動回路12に開弁指令信号
を出力して切替電磁弁7を開弁状態とすることで、ガス
バーナ1の点火を円滑に行うことができる。
【0048】また、前記各実施形態では、副ガス通路は
主ガス通路から分岐し、下流側で合流するものを示した
が、下流側で合流することなく、それぞれの通路からバ
ーナにガスを供給するようにしてもよい。さらに、前記
第1及び第2の態様の実施形態では、ガスコンロを例に
とって説明したが、ガスオーブンや暖房機等においても
本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス燃焼装置の第1の態様の一実施形
態のシステム構成図。
【図2】図1のガス燃焼装置の要部の一例の回路構成
図。
【図3】図1のガス燃焼装置の要部の他の例の回路構成
図。
【図4】本発明のガス燃焼装置の第2の態様の一実施形
態のシステム構成図。
【符号の説明】 1…ガスバーナ、2…主ガス通路、3…副ガス通路、7
…切替電磁弁(自己保持型電磁弁)、10…マイクロコ
ンピュータ、12…切替電磁弁駆動回路、16…電池。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 1/00 102 F23N 5/24 110 F23K 5/00 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバーナに接続された主ガス通路と、該
    主ガス通路と並列に前記ガスバーナに接続された副ガス
    通路と、前記主ガス通路に設けられた電磁弁と、前記ガ
    スバーナの燃焼運転時に該ガスバーナの火力調整を行う
    べく前記電磁弁を開閉制御するマイクロコンピュータと
    を備え、前記マイクロコンピュータが、電池を電源と
    し、前記ガスバーナの点火時に該電池電源が給電されて
    起動すると共に前記ガスバーナの消火時に該電池電源が
    遮断されるガス燃焼装置において、 前記電磁弁を自己保持型電磁弁により構成し、前記ガス
    バーナの点火時に前記自己保持型電磁弁の開閉状態にか
    かわらず、該自己保持型電磁弁の開弁指令信号を該自己
    保持型電磁弁の駆動回路に出力する点火時開弁指令出力
    手段を備えたことを特徴とするガス燃焼装置。
  2. 【請求項2】ガスバーナに接続された主ガス通路と、該
    主ガス通路と並列に前記ガスバーナに接続された副ガス
    通路と、前記主ガス通路に設けられた電磁弁と、前記ガ
    スバーナの燃焼運転時に該ガスバーナの火力調整を行う
    べく前記電磁弁を開閉制御するマイクロコンピュータと
    を備えたガス燃焼装置において、 前記電磁弁を自己保持型電磁弁により構成し、前記ガス
    バーナの燃焼運転の終了時における前記自己保持型電磁
    弁の開閉状態を前記マイクロコンピュータの指示により
    記憶保持する電気的書込・消去可能な不揮発性メモリ
    と、前記ガスバーナの点火時に前記不揮発性メモリに記
    憶保持されている前記自己保持型電磁弁の開閉状態の内
    容が閉状態であるとき、該自己保持型電磁弁の開弁指令
    信号を該自己保持型電磁弁の駆動回路に出力する点火時
    開弁指令出力手段とを備えたことを特徴とするガス燃焼
    装置。
  3. 【請求項3】前記マイクロコンピュータは、電池を電源
    とし、前記ガスバーナの点火時に該電池電源が給電され
    て起動すると共に前記ガスバーナの消火時に該電池電源
    が遮断されることを特徴とする請求項2記載のガス燃焼
    装置。
  4. 【請求項4】前記点火時開弁指令出力手段は、前記ガス
    バーナの点火時における前記開弁指令信号の出力を断続
    的に複数回行うことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載のガス燃焼装置。
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