JP3109998U - 多段式整理棚 - Google Patents

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英雄 花木
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ビソ株式会社
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Abstract

【課題】 金型などの重量物の取出或は収納作業が安全であり、又有効収納容積の大きいものを安価に提供しようとするものである。
【解決手段】 上面を開放して出入空間を列設し内部の載置面に金型等の物品の収納を自在とした収納体と、該収納体の上面を走行自在なるよう列設した複数個の台車とよりなり、該台車を移動させることにより前記出入空間の少なくとも1つを開放自在とし、収納体の上面側部に台車の側部を隠蔽する安全板を設けて前記台車の停止位置にロック凹部を設け、ロックする台車の側部には上下に回転自在なロック杵を設けて前記ロック凹部に手動により嵌合自在としたものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は金型等を収納したり、或は取り出すのに便利な整理棚に関するものである。
従来の技術
従来のこの種の整理棚は引出式とか上下の回転板に収納する方式等がある。
従来の技術の欠点
然し乍ら引出方式にあっては取出或は収納作業中に前側に荷重がかかりすぎてスムーズな移動ができなかったり傾斜する恐れがあり、然も地震の時などには金型自体が前側に滑り落ちてしまう危険性があり、そのため災害時には前側に倒れたり、滑り落ちなくするための設備が必要となり、取付工事に負担がかかりすぎるなどの欠点がある。
又回転方式にあっては収納するものが重量のあるものほど大仕掛けで高価な装置であり、而も比較的収納容積が小さく一般的でない。
本考案はこれらの欠点を解消すべく開発されたもので、有効収納容積が充分で且つ収納作業、取出作業が安全、容易に行えるものを提供しようとするものである。
上面を開放して出入空間を列設し内部の載置面に金型等の物品の収納を自在とした収納体と、該収納体の上面を走行自在なるよう列設した複数個の台車とよりなり、該台車を移動させることにより前記出入空間の少なくとも1つを開放自在とし、収納体の上面側部に台車の側部を隠蔽する安全板を設けて前記台車の停止位置にロック凹部を設け、ロックする台車の側部には上下に回転自在なロック杵を設けて前記ロック凹部に手動により嵌合自在としたものである。
本案は、上面を開放して出入空間1、1…を列設し内部の載置面2に金型等の物品の収納を自在とした収納体3と、該収納体3の上面を走行自在なるよう列設した複数個の台車4、4…とよりなり、該台車4、4…を移動せしめることにより前記出入空間台車1、1…の少なくとも1つを開放自在とし、収納体3の上面側部に台車4、4…の側部を隠蔽する安全板5を設けて前記台車4の停止位置にロック凹部6を設け、ロックする台車4の側部には上下に回動自在なロック杵7を設けて前記ロック凹6に手動により嵌合自在としたので、作業中或は作業しないときでも各台車の一部或は全部はロック杵7をロック凹部6が嵌合していて不用意に動くことなく安全である。
又安全板を設けてあるので作業中に台車に衣服、指等を挟んだりする危険性がないので安全である。
又上下の空間の内1つの出入空間以外は金型等を収納できるので有効収納容積も大きく比較的狭い空間に多数のものを収納することができる。
本考案を図示の実施例によって詳記すると、上面を開放して等間隔の出入空間1、1…を列設し内部の載置面2に金型等の物品を収納自在とした収納体3と、該収納体3の上面を走行自在なるよう列設した前記出入空間1の長さと略等しい複数個の台車4、4…とよりなっている。
該台車4、4…は収納体3の上面に設けたレール手段8を移動せしめることにより前記出入空間1、1…の1つ以上を開放するようになっている。
収納体3の上面側部(レール手段8)に台車4、4…の車9、9、レール手段8等の側部を隠蔽する安全板5を設けて前記台車4の移動停止位置にロック凹部6を刻設し、ロックする台車4の側部に設けた上下に回転自在なロック杵7を前記ロック凹部6に手動により嵌合自在としたものである。
図中10は取っ手である。
考案の作用
本考案は以上の如く具現されるもので、先ず収納体3の載置面2に金型等を出入させるには所要位置の出入空間1を空けるよう取っ手10を持って台車4、4…を移動し、端部の台車4のロック杵7を回動してロック凹部6に嵌合し台車4が不用意に動かないようロックする。
台車4上に金型を載置するには、当該台車4のロック杵7を所要位置のロック凹部6に回動してロックし、クレーン等により吊るして載置する。
本考案の側面説明図。 ロック凹部とロック杵部分の拡大説明図。
符号の説明
1 出入空間
2 載置面
3 収納体
4 台車
5 安全板
6 ロック凹部
7 ロック杵
8 レール手段

Claims (1)

  1. 上面を開放して出入空間を列設し内部の載置面2に金型等の物品の収納を自在とした収納体と、該収納体の上面を走行自在なるよう列設した複数個の台車とよりなり、該台車を移動させることにより前記出入空間の少なくとも一つを開放自在とし、収納体の上面側部に台車の側部を隠蔽する安全板を設けて前記台車の停止位置にロック凹部を設け、ロックする台車の側部には上下に回転自在なロック杵を設けて前記ロック凹部に手動により嵌合自在とした多段式整理棚。
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