JP3109384U - 車上犯罪の防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 心理的に犯罪を実行しにくい状態を作り出すことによって、車の犯罪の防止効果を高める。
【解決手段】 車内に配した携帯電話10と、ドアの開閉を検出するスイッチ20と、スイッチ20の信号に基づいて携帯電話を駆動する手段30を備える。携帯電話を駆動する手段は、スイッチ20からの信号に基づいてカメラ11を駆動するカメラ駆動部31と、特定の電子メールアドレスに回線をつなげる回線接続部32と、接続した電子メールアドレスに対して画像データを送出する画像データ送出制御部34を備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、車上荒しや車両の盗難事故など自動車に関する各種の犯罪を未然に防止する装置に関する。
駐車している車から金品を盗む車上荒らしや、駐車している車を盗む車両盗難、あるいはタクシー強盗など、自動車に関する各種の犯罪(以下、車上犯罪)が増加している。
車上荒らしや車両盗難は、通常、車のドア(トランクルームのドアやハッチバックドアを含む。以下同じ。)を不正に開けて行うことから、車のドアが不正に開けられたときに警報を発する装置が従来から提案されている。
特許文献1の発明は、ドア等に設けた異常信号発生装置が信号を発生したときに、GPSを利用して本部側の機器において車両の緯度、経度を知り、異常信号に基づいて異常状況を認識するものである。
特許文献2の発明は、検知部がドアの開閉を検出したときに、携帯電話があらかじめ指定した電話にダイヤルし、指定した電話側において車内の音を聞けるようにしたものである。
特開2000−272475号公報 特開2003−063357号公報
問題は、かかる従来の装置では、車上犯罪の実際的な防止効果に疑義が残る点である。特許文献1のように、犯罪が発生した車の位置情報を知り、異常の状態を知ったとしても、本部側が対応に要する時間よりも素早く犯罪は終わっていることが多い。車両の盗難事故のように犯罪の種類によっては位置情報が有力な手がかりとなる場合もあるが、車上荒らしでは対応が手遅れになる。
特許文献2のように、犯罪が起こったときに携帯電話を介して車内の音を聞く方法は、駐車している車と、知らせを受ける側の電話が地理的に近ければ何らかの対処が出来ると思われるが、そうでない場合は、音だけでは犯罪の物的証拠にならないこともあり、犯罪の防止効果という点ではかなり限られた使いかたしか出来ない。
そこで、本考案の目的は、犯罪を企図する者が心理的に犯罪を実行しにくい状態を作り出すことによって、犯罪の防止効果をより高める点にある。
前記目的を達成するため、本考案に係る装置は、車内に配した携帯電話(PHSを含む)と、ドアの開閉を検出する開閉検出スイッチと、この開閉検出スイッチからの開信号に基づいて前記携帯電話を駆動する携帯電話駆動手段を備え、携帯電話駆動手段は、開閉検出スイッチからの開信号に基づいて携帯電話のカメラを駆動するカメラ駆動部と、開閉検出スイッチからの開信号またはカメラ駆動部の作動信号に基づいて、あらかじめ設定した電子メールアドレスに回線をつなげる回線接続部と、接続した電子メールアドレスに対して、前記カメラによって撮影した画像データを送出する画像データ送出制御部とを備える。また、携帯電話は、ルームミラーの近傍に配する場合がある(請求項2)。
本考案に係る車上犯罪の防止装置は、ドアを開けると携帯電話が作動して写真または動画を撮影すると同時に、画像データを予め定めた電子メールアドレスに送出するものである。請求項2のようにルームミラーの近傍に配した携帯電話は車外からも見えるが、本考案に係る装置の構造を知っている犯罪者であれば、無理にドアを開こうとはしない。車内に侵入して携帯電話を破壊しても、その前に物的証拠となる顔写真が他の場所(特定の電子メールアドレスのデータ保存部)に格納されてしまうからである。犯罪者は人目につくことくを嫌う。ドアのガラスを破って車内に侵入することは滅多にないため、ドアを開けたときに写真がとられる位置に携帯電話があるときは当該車両に対しての犯行をためらう。また、車内に入ったときに顔写真が撮影されていれば、タクシー強盗に対する抑止効果も奏する。
本考案に係る装置によれば、ドアを開けたときに証拠写真(動画を含む)が保存されてしまい、その証拠写真のデータは犯罪者が消去することができない他の場所に保管されることから、心理的に犯罪を実行しにくい状態を作り出すことが出来る。
図1は、本考案に係る車上犯罪の防止装置を例示するものである。10は、車内に配した携帯電話、20は、ドアの開閉を検出する開閉検出スイッチ、30は、開閉検出スイッチからの開信号に基づいて携帯電話10を駆動するコントローラ(携帯電話の駆動装置)である。
携帯電話10は、例えばルームミラーの近傍など、不正な侵入者の顔や服装を撮影できる位置に配設する。カメラ装置11のレンズが車内全体を撮影できる位置に配設することが望ましい。車の所有者が使用する場合もあるので、携帯電話10は、取り外し可能な状態で設置しても良い。また、カメラ装置11のレンズには広角レンズを用いても良い。広角レンズは着脱可能なものでも構わない。
開閉検出スイッチ20は、例えば押圧によってオンオフするリミットスイッチを用いる。この開閉検出スイッチ20は、図面では一つしか表示していないが車内に入ることの出来るすべてのドアに配する。
コントローラ30は、開閉検出スイッチ20からの開信号(ドアが開いたことを検出する信号)に基づいて携帯電話10を駆動し、写真または動画を撮影して外部の画像データ保管部40に転送させるものである。41は、インターネット回線である。画像データ保管部40は、公衆回線によって接続されるメモリ装置であって、例えば管理会社のサーバ装置、自動車の所有者が所有する他の携帯電話装置や端末装置などである。不正に車に侵入した者の顔や服装等の様子を記録できれば良いので、管理会社のサーバ装置のような特別な保管装置は必要ではない。また、携帯電話10のメールアドレス(自機のメールアドレス)に画像データを転送しても良いことは勿論である。
また、必ずしも不正な侵入ではないドアの開閉時、例えば車の所有者が乗り降りする場合にも撮影と転送を行う場合もあり得る。不正な侵入と不正ではない侵入を区別することは必ずしも容易ではなく、できるとしても区別するための費用コストが嵩みすぎるからである。このため、画像データ保管部40は、受信した画像データを、例えば、データの蓄積容量または受信後の経過時間に基づいて消去するよう構成することが望ましい。
コントローラ30は、少なくとも、携帯電話10のカメラ装置11を駆動制御するカメラ駆動部31と、携帯電話10のダイヤルアップ接続部12を駆動制御する回線接続部32と、携帯電話10のデータ転送部14を駆動制御する画像データ送出制御部34を備える。
カメラ駆動部31は、少なくとも一枚以上の写真をとるようカメラ装置11を駆動する。好ましくは連続写真ないしは動画を撮影する。夜間はフラッシュを必要とするが、きれいに保存するような記念写真ではないから必要最小限のバッテリー消耗で済むようフラッシュの光量を落としておくことが望ましい。車のバッテリも使用できるので、フラッシュを携帯電話10とは別途に設けても良い。付近に街灯がある場合は、フラッシュがなくても写真/動画には犯行者の顔や服装などの特徴がよくあらわれる。
これらの各手段(31、32、34)は、処理段ごとのシーケンス制御を行っても良いのであるが、カメラ装置11が連続して写真撮影のシャッターを切るよう駆動する場合もあり、必ずしも処理段ごとのシーケンス制御が好ましくない場合もある。
そこで、例えばタイミング制御部35を設け、携帯電話10のカメラ装置11における画像データの取得状態の如何に拘わらず、開閉検出スイッチ20からの開信号に基づいて、回線接続部32が、携帯電話10のダイヤルアップ接続部12を駆動して、携帯電話10の回線を画像データ保管部40の電子メールアドレスに接続させる。そして、カメラ装置11における画像データの取得枚数の如何に拘わらず、画像データ送出制御部34を介して、取得した画像データから順次画像データ保管部40に対してデータ転送駆動を行い、出来るだけ多くの画像データを保管可能とする。
従って、かかる車上犯罪の防止装置によれば、不正にドアを開いて車内に侵入したときは、携帯電話10のカメラ装置11によって写真または動画が撮影され、直ちに外部の画像データ保管部40に当該画像データが格納されるので、不正な侵入を企図する者は、不正行為をためらう。犯罪者は、概ね、このような新しいシステムをすぐに知るので、犯罪の予防効果は確実に高まる。
不正侵入をしたときに撮影される可能性のある場所に携帯電話が配置されていれば、これを破壊して犯罪を犯すよりも、当該車両に対する不正な侵入をあきらめるわけである。携帯電話10を破壊しても物証が残る可能性があれば、あえて他の強硬手段(例えばガラスを壊して侵入するなど)はとらない。
なお、本考案に係る装置は、前記説明のものに限らない。例えば、携帯電話10は、複数個設けても良い。画像データ保管部40も複数存在して良い。その電子メールアドレスは、コントローラ30にあらかじめ登録しておくことが望ましい。
実施形態に係る装置を例示するブロック図である。
符号の説明
10 携帯電話
11 カメラ装置
12 ダイヤルアップ接続部
14 データ転送部
20 開閉検出スイッチ
30 コントローラ(携帯電話の駆動装置)
31 カメラ駆動部
32 回線接続部
34 画像データ送出制御部
35 タイミング制御部
40 画像データ保管部
41 インターネット回線

Claims (2)

  1. 車内に配した携帯電話と、ドアの開閉を検出する開閉検出スイッチと、この開閉検出スイッチからの開信号に基づいて前記携帯電話を駆動する携帯電話駆動手段を備え、
    携帯電話駆動手段は、
    開閉検出スイッチからの開信号に基づいて携帯電話のカメラを駆動するカメラ駆動部と、
    開閉検出スイッチからの開信号またはカメラ駆動部の作動信号に基づいて、あらかじめ設定した電子メールアドレスに回線をつなげる回線接続部と、
    接続した電子メールアドレスに対して、前記カメラによって撮影した画像データを送出制御する画像データ送出制御部とを備えることを特徴とする車上犯罪の防止装置。
  2. 携帯電話はルームミラーの近傍に配することを特徴とする請求項1記載の車上犯罪の防止装置。
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