JP3107680U - 施錠ユニット、ドアセットおよび袖壁構造 - Google Patents

施錠ユニット、ドアセットおよび袖壁構造 Download PDF

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胎三 中村
一仁 田谷
朗 近藤
丈章 藤田
千壽夫 笠谷
聡 藤村
修 荒山
保治 三橋
通伯 大武
正義 船津
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株式会社エーコー
株式会社日本設計
立山アルミニウム工業株式会社
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Abstract

【課題】この考案は、施錠ユニットおよびこの施錠ユニットを用いたドアセットおよび袖壁構造に関する。
【解決手段】この施錠ユニットは、上下に平行に配置された複数のロックピンと、該ロックピンを出没させるリンク機構と、該リンク機構を作動させるロック施錠部と、扉開閉用の錠前取付部とを1つのケーシング内に収納し、ドアセットや袖壁に組み込むことができるので、取付が容易であると共に、安全性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、施錠ユニットおよびこの施錠ユニットを用いたドアセットおよび袖壁構造に関するものである。
従来、多数のロックピンを用いて扉をロックする構造として、例えば特開平9−235923号の金庫の扉施錠装置や、特開2001−55855号の施錠装置などが知られているが、いずれも、扉に直接にリンク機構とロックピンの出没機構を取り付ける構造からなっている。
そのため、扉毎に個別にロック構造を取り付けるので、取付作業性の点で問題があった。
また、金庫のように扉を閉める際の施錠装置とロックピン機構を連動させる構造の場合には、常にロックピンを作動させる必要があり、これを屋内や屋外の扉に適用すると、扉を閉める施錠装置を変更することが容易に行えなかった。
また、扉の袖壁に上記のようなロックピンを取り付ける構造としては、特許第2880994号が知られているが、この場合も、ユニット化せず袖壁の内面側に取り付けている。
特開2001−55855号公報 特許第2880994号公報
この考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、複数のロックピンを備えた施錠ユニットを用いることで、取付が容易であると共に、安全性を向上させることができる施錠ユニットおよびこの施錠ユニットを用いたドアセットおよび袖壁構造を提供するものである。
この考案は、上記課題を解決するために、
請求項1の施錠ユニットの考案では、
上下に配置されて横方向に出没する複数のロックピンと、該ロックピンを出没させるリンク機構と、該リンク機構を作動させるロック施錠部とを縦長のケーシング内に収納してなり、
前記リンク機構が、ロックピンと対向するケーシングの一側寄りで長手方向に沿って上下に延びる第1リンク部材と、該第1リンク部材と各ロックピンとの間にそれぞれ介設されて、ロック施錠部の操作による第1リンク部材の所定ストロークの変位を各ロックピンの進退動に変換する第2リンク部材とからなっており、
第1リンク部材が、縦に延びる第1長孔を有し、ケーシングに固定されたピンを前記長孔に貫挿して第1リンク部材を上下にスライド自在とし、
第2リンク部材が、L状からなって一端が前記第1リンク部材に枢着し、中途位置がケーシングに固定された第2固定ピン枢支されて枢動可能な伝動リンクと、
該伝動リンクの他端に一端が枢着され、直線状に延びて先端にロックピンを連結すると共に、横に延びる第2長孔内にケーシングに固定された第2固定ピンを貫挿して横方向にスライドする摺動リンクとからなっていることを特徴とする。
請求項2の施錠ユニットの考案では、
上下に配置されて横方向に出没する複数のロックピンと、該ロックピンを出没させるリンク機構と、該リンク機構を作動させるロック施錠部とを縦長のケーシング内に収納してなり、
前記リンク機構が、ロックピンと対向するケーシングの一側寄りで長手方向に沿って上下に延びる第1リンク部材と、該第1リンク部材と各ロックピンとの間にそれぞれ介設されて、ロック施錠部の操作による第1リンク部材の所定ストロークの変位を各ロックピンの進退動に変換する第2リンク部材とからなっており、
第1リンク部材が、横に延びる第1長孔を有し、ケーシングに固定されたピンを前記長孔に貫挿して第1リンク部材を左右にスライド自在とし、
第2リンク部材が、直線状からなって一端が前記第1リンク部材に枢着し、中途位置がケーシングに固定された第2固定ピンに枢支されて枢動可能な伝動リンクと、
該伝動リンクの他端に一端が枢着され、L状に延びて先端にロックピンを連結すると共に、横に延びる片に沿って横に延びる第2長孔内にケーシングに固定された第2固定ピンを貫挿して横方向にスライドする摺動リンクとからなっていることを特徴とする。
また、請求項3の考案では、
前記ロック施錠部が、一端が第1リンク部材に連結すると共に、該第1リンク部材をロック位置またはロック解除位置へ変位させる作動片と、
前記第1リンク部材がロック位置に変位すると第1リンク部材に係合して第1リンク部材の動きを拘束し、ロック解除時には第1リンク部材との係合を解除して作動片により第1リンク部材をロック解除位置に変位させるようにしたストッパとを有してなることを特徴とする。
請求項4のドアセットの考案では、
ドアセットに請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットを内蔵したことを特徴とする。
請求項5のユニット組込み式のドアセットの考案では、
ユニット組込み式のドアセットに、請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットが、その他の扉用ユニットと共に扉内に取り付けることができることを特徴とする。
請求項6の袖壁構造では、
袖壁構造に、請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットを内蔵したことを特徴とする。
この考案は、複数のロックピンやリンク機構を縦長のケーシング内に収納してユニット化することで、汎用性を高め、ドアセットや袖壁内に容易に取り付けることができる。
またドアセットでは、他のユニット化された部品と規格を合わせて、共に組み込むこともできる。
また、扉の通常の施錠装置とは別に作動するようにした場合は、施錠装置の選択や交換を容易に行なうことができる。
そして、ロック時には、複数のロックピンにより強固に施錠することが可能となる。
この考案は、ケーシング内に複数のロックピンの出没機構を内蔵した施錠ユニットを設けることで、汎用性を高め、ドアや袖壁への取付容易性を実現した。
以下に、この考案の施錠ユニットについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、この考案の施錠ユニットの1実施例の機構部分を示す断面図、図2は側面図、図3は要部拡大図、図4は施錠ユニットをドアセットに組み込んだ状態を示す断面図、図5は施錠ユニットを袖壁ユニットに組み込んだ状態を示す断面図、図6は異なる実施例の施錠ユニットの機構部分を示す断面図である。
[施錠ユニット]
施錠ユニット1は、図1から図3に示すように、矩形で厚みの薄いケーシング2内に、上下に平行に配置された複数(図示例)では4つのロックピン3と、該ロックピン3を出没させるリンク機構4と、該リンク機構4を作動させるロック施錠部7とを内蔵しており、扉開閉用の錠前取付部11が形成されている。
[ケーシング]
ケーシング2は、一面側が開口した縦長矩形状の略箱型からなっており、一方の側面(図示例では左側側面)にロックピン3を出没させる孔2aが形成されている。
また、他方の側面と上下の辺は、それぞれアングル状になって、開口側に僅かに折返されていると共に、閉塞された広面の3方で延長方向に突出する3つのブラケット片2bが形成されている。
[ロックピン]
ロックピン3は、剛性のある棒材からなっており、前記孔2aが形成されたケーシング2の側壁内側に固設されたロックピンガイド3aに貫挿されて直進しうるように取り付けられている。
本実施例では、ロックピン3は水平方向に進退動するが、上方または下方に進退動するように取り付けても良い。
[リンク機構]
リンク機構4は、ケーシング2内を上下に摺動する第1リンク部材5と、該第1リンク部材5に枢着されて、第1リンク部材5の上下動をロックピンの進退方向の動きに変換する第2リンク部材6とからなっている。
[第1リンク部材]
ここで、第1リンク部材5は、ケーシング2の他方の側壁側(ロックピン3と対向する側)で縦に配置されており、中途位置に長孔H1を有しており、該長孔H1にはケーシング2に固定されたピンP1が挿入されており、第1リンク部材5を支持すると共に、上下方向のスライドをガイドし、そのストロークを規制している
[第2リンク部材]
第2リンク部材6は、本実施例の場合、前記ロックピン3の基端に固定されてロックピン3を横方向に進退動させる摺動リンク6aと、第1リンク部材5の上下の動きを摺動リンク6aの左右の動きに変換する伝動リンク6bとからなっている。
即ち、伝動リンク6bは、アングル状からなっており、一端が第1リンク部材5にピンP2で枢着され、屈曲部となる中途位置でケーシング2に固定されたピンP3で枢支され、他端がピンP4で前記摺動リンク6aの後端側に枢着されている。
また、摺動リンク6aは、前方が前記ロックピンガイド3aに貫挿しており、後方寄りに形成された長孔H2に、ケーシング2に固定された固定ピンP5が挿入されて、横方向にスライド可能に支持されている。
[ロック施錠部]
ロック施錠部7は、図示例の場合にはシリンダ錠からなっており、施錠ないし解錠によって第1リンク部材5に一体に連結された作動片8を上下を移動することができるようになっている。
また、9は前記作動片8と連動して作動するストッパであって、図1に示す施錠時には実線で示すように第1リンク部材5に形成された凹部に係合して第1リンク部材5の上方への動きをロックし、図3に示す解錠時には前記凹部から外れて第1リンク部材5の拘束を解除するようになっている。
なお、この考案で、ロック施錠部7の構成は特に限定されるものではなく、電子錠その他の公知の構造を用いることができる。
上記構成からなっているので、図1の施錠状態からロック施錠部7を解錠方向に操作して作動片8を昇動させると図3に示すようにストッパ9が退動し、第1リンク部材5がピンP1にガイドされながらa方向へ垂直に上昇する。
これに伴いピンP2も上昇するので、伝動リンク6bはピンP3を支点にして図中時計方向bに枢動し、これによりピンP4がc方向に後退する。
このピンP4の後退により、摺動リンク6aが固定ピンP5にガイドされて後退してロックピン受部15(図4参照)に嵌合していたロックピン3をケーシング2側に退動させることができる。
施錠時には、逆に、ロック施錠部7を施錠方向に操作して作動片8を下降させると、第1リンク部材5がピンP1にガイドされながら垂直に降下し、ストッパ9が凹部に嵌合する。
これに伴いピンP2が下降するので、伝動リンク6bはピンP3を支点にして図中反時計方向に枢動し、これによりピンP4がロック方向へ前進する。
このピンP4の前進により、摺動リンク6aが固定ピンP5にガイドされて前進し、ロックピン3をケーシング2から外方へ突出させ(図1参照)、ロックピン受部15に没入させることができる。
[錠前取付部]
錠前取付部11は、ケーシング2の中途位置に形成された開口などの取付用のスペースであって、前記リンク機構4やロック施錠部7が衝合しないように配置される。
図示例では、上から2番目の第2リンク部材6と3番目の第2リンク部材6の丁度中間位置に配置されている。
この錠前取付部11に取り付けられる扉用の錠前は、特に限定されるものではなく、例えば、シリンダー構造のドア用錠前を取り付けることができる。
これにより、ロックピン3によるロックとは別系統で、錠前を用いて扉の開閉は行うことができる。錠前は内側にサムターンが付いたものでもよい。
上記施錠ユニット1は、図4に示すように、ドアセット20のドア部分に組み込んで使用することができる。
即ち、ドアセット20の内部スペースで、ドアが開く側に前記施錠ユニット1を嵌め込み、施錠ユニット1のロックピン3の突出側の側面がドアの側面となるようにして、ドアセット20は完成する。
一方、ドアに対応する袖の端面側には、前記錠前のデッドボルトやラッチボルト11’を受ける受座(ストライク)15aと、ロックピン3の取付位置に対応したロックピン受部15とが形成される。
上記実施例では、施錠ユニット1をドアセットに設けた場合を示したが、図5に示すように袖壁乃至袖セットに内蔵するものでもよい。
即ち、ドアセットには錠前だけを取り付けておき、袖壁30内に施錠ユニット1を内蔵し、袖壁30の端面からロックピン3が出没する構成となっている。
ここで施錠ユニット1は、錠前取付部11に錠前を取り付けないが、施錠ユニット1自体が図に示すように予め錠前取付部11を設けていない構成であってもよい。
袖の端面側には、受座15aが形成されており、その上下に前記施錠ユニット1のロックピン3が出没自在に配置されている。
従って、ドアには、扉を開く側端面に、前記袖側から突出するロックピン3に対応するロックピン受部15が凹設されている。
また、袖壁30には、施錠ユニット1のロック施錠部7を操作するためのシリンダなどが形成されている。
これにより、必要に応じてロック施錠部7を施錠方向に操作することで、ロックピン3を袖側からドアへ向けて突出させ、ドアに形成された第2受座に没入させせて、ドアをロックすることができる。
前記実施例の施錠ユニット1は、ドアの組立に用いるユニットの1つとして利用することができる。
即ち、ドアに組み込むユニットとして、例えば、郵便受けユニットや、窓ユニットなどを組み合わせてドアが組み立てられる場合に、そのユニットの1つとして、これらとサイズを合わせた施錠ユニット1を用いることができる。
図6(a)(b)に示す施錠ユニット1は、第2リンク部材6の異なる実施例を示す。
この場合、摺動リンク6aと伝動リンク6bの形状は、前記実施例1の場合と同様であるが、摺動リンク6aに対して伝動リンク6bの枢動支点となるピンP3が下方に配置された図示例の配置からなる点で相違している。
そして、仮想線で示すように、ロック施錠部7の操作で作動片8が実線位置から仮想線位置へ上昇すると、これに連動して第1リンク部材5が上昇し、この上昇によって伝動リンク6bが図中時計方向に枢動し、摺動リンク6aが前方に押し出されてロックピン3が施錠方向に突出するようになっている。
その他の構成は、前記実施例1と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示す施錠ユニット1は、扉開閉用の錠前にロック施錠部7とは別にロックピン3を解錠するための解錠サポートアーム12を取り付けた異なる実施例を示す。
即ち、解錠サポートアーム12は、基端が錠前ケースの下方に枢着P6されており、その先端側が第1リンク部材5に一体に形成されて直交方向に伸びるサポート受片5aと衝合するように配置されている。
本実施例では、第1リンク部材5はスプリングSによって付勢されている。
また、ドアのケーシング2には前記解錠サポートアーム12の枢軸P6に固定されたレバーハンドル13が枢動可能に取り付けられている。
そして、施錠時には解錠サポートアーム12がサポート受片5aと衝合しているので、前記レバーハンドル13を、前記スプリングSの付勢力に抗して図中反時計方向に枢動すると、これに連動して解錠サポートアーム12が図中、反時計方向に枢動し、実線位置から仮想線位置に変位する。
これに伴い、サポート受片5aが仮想線位置から実線位置まで下降し、前述の第2リンク部材6が枢動変位し、ロックピン3を退動させることができる。
その他の構成は、前記実施例と同様であるので説明を省略する。
図8に示す施錠ユニット1は、ロック施錠部7の操作で作動片8が第1リンク部材5を前方(施錠方向)へ摺動させるようになっている。
即ち、第1リンク部材5は、前方へ直角に突出する突片5bを一体に有しており、略水平に延びる長孔H1内に固定されたピンP1が貫挿している。
また、第2リンク部材6は、伝動リンク6bが直線状に延びて中央が固定されたピンP3により枢着されたレバーとなっており、一端が突片5bに枢着P2され、他端が摺動リンク6aに枢着P4されている。
摺動リンク6bは、水平に延びる横片60と、垂直に延びる縦片61とからなっており、横片60には長孔H2が形成されており、固定されたピンP5が貫挿されており、縦片61の端部は前記伝動リンク6bに枢着P4されている。
そして、横片60の先端にはロックピン3が突設されている。
ロック施錠部7は、縦向きに延びて上下にスライドするガイド片7aを上向きに立設しており、該ガイド片7aに作動片8が枢着されている。
作動片8は、L状からなっており、一端が前記ガイド片7aの中央に枢着P6されており、他端が第1リンク部材5の突片5bの1つに枢着P7され、中途位置が固定されたピンP8によりケーシング2に枢支されている。
そこで、ロック施錠部7の操作でガイド片7aが下降すると、作動片8が図中時計方向に枢動し、第1リンク部材5を前方(図中右方向)へ摺動させる。
これに伴い、各伝動リンク6bが、突片5bより上方に枢着している場合は反時計方向に、突片5bより下方に枢着している場合は時計方向に枢動して、それぞれに枢着された摺動リンク6aを後退させ、ロックピン3をロック位置からロック解除位置に退動させる。
ロックするには、前記と逆の手順で行えばよい。
この場合であっても、ケーシング2の大きさは、前記実施例1と同様の寸法に設定することができる。
その他の構成は、前記実施例と同様であるので、説明を省略する。
上記各実施例では、扉を開閉する錠前とロック施錠部7とを双方設けた場合を例示したが、この考案では、ロック施錠部7を設けず、錠前の作動と連動する作動片8を設けてリンク機構4を直接に上下動させてロックピン3をロックピン受部15へ出没させる構成としてもよい。
これにより、錠前の操作によるドアの開閉とロックピンによるドアのロックが同時に連動して行われる。
また、前記実施例では、ロックピンは横方向に出没する場合を例示したが、これと共に上下方向にも出没するようにしてもよい。
更に、ドアのヒンジ側にロックピンを突出させておき、閉扉時にヒンジ側の壁面に形成された凹状の受座に嵌合させるようにしてもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
施錠ユニットの施錠時の機構部分を示す平面図である。(実施例1) 図1の側面図である。 図1の解錠時の要部拡大図である。 図1の施錠ユニットをドアセットに組み込んだ状態を示す平面図である。 図1の施錠ユニットを袖壁ユニットに組み込んだ状態を示す平面図である。(実施例2) 第2リンク部材の異なる施錠ユニットの機構部分の要部を示すもので、(a)は横断面図、(b)は平面図である。(実施例3) 解錠サポートアームを示す要部拡大図である。(実施例4) 第1リンク部材が前方へ摺動する施錠ユニットの機構部分を示す平面図である。(実施例5)
符号の説明
1 施錠ユニット
2 ケーシング
2a 孔
2b ブラケット片
3 ロックピン
3a ロックピンガイド
4 リンク機構
5 第1リンク部材
6 第2リンク部材
6a 摺動リンク
6b 伝動リンク
7 ロック施錠部
8 作動片
11 施錠装置取付部
15 ロックピン受部
20 ドアセット
H1、H2 長孔

Claims (6)

  1. 上下に配置されて横方向に出没する複数のロックピンと、該ロックピンを出没させるリンク機構と、該リンク機構を作動させるロック施錠部とを縦長のケーシング内に収納してなり、
    前記リンク機構が、ロックピンと対向するケーシングの一側寄りで長手方向に沿って上下に延びる第1リンク部材と、該第1リンク部材と各ロックピンとの間にそれぞれ介設されて、ロック施錠部の操作による第1リンク部材の所定ストロークの変位を各ロックピンの進退動に変換する第2リンク部材とからなっており、
    第1リンク部材が、縦に延びる第1長孔を有し、ケーシングに固定されたピンを前記長孔に貫挿して第1リンク部材を上下にスライド自在とし、
    第2リンク部材が、L状からなって一端が前記第1リンク部材に枢着し、中途位置がケーシングに固定された第2固定ピン枢支されて枢動可能な伝動リンクと、
    該伝動リンクの他端に一端が枢着され、直線状に延びて先端にロックピンを連結すると共に、横に延びる第2長孔内にケーシングに固定された第2固定ピンを貫挿して横方向にスライドする摺動リンクとからなっていることを特徴とする施錠ユニット。
  2. 上下に配置されて横方向に出没する複数のロックピンと、該ロックピンを出没させるリンク機構と、該リンク機構を作動させるロック施錠部とを縦長のケーシング内に収納してなり、
    前記リンク機構が、ロックピンと対向するケーシングの一側寄りで長手方向に沿って上下に延びる第1リンク部材と、該第1リンク部材と各ロックピンとの間にそれぞれ介設されて、ロック施錠部の操作による第1リンク部材の所定ストロークの変位を各ロックピンの進退動に変換する第2リンク部材とからなっており、
    第1リンク部材が、横に延びる第1長孔を有し、ケーシングに固定されたピンを前記長孔に貫挿して第1リンク部材を左右にスライド自在とし、
    第2リンク部材が、直線状からなって一端が前記第1リンク部材に枢着し、中途位置がケーシングに固定された第2固定ピンに枢支されて枢動可能な伝動リンクと、
    該伝動リンクの他端に一端が枢着され、L状に延びて先端にロックピンを連結すると共に、横に延びる片に沿って横に延びる第2長孔内にケーシングに固定された第2固定ピンを貫挿して横方向にスライドする摺動リンクとからなっていることを特徴とする施錠ユニット。
  3. ロック施錠部が、一端が第1リンク部材に連結すると共に、該第1リンク部材をロック位置またはロック解除位置へ変位させる作動片と、
    前記第1リンク部材がロック位置に変位すると第1リンク部材に係合して第1リンク部材の動きを拘束し、ロック解除時には第1リンク部材との係合を解除して作動片により第1リンク部材をロック解除位置に変位させるようにしたストッパとを有してなることを特徴とする請求項1または2に記載の施錠ユニット。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットを内蔵したことを特徴とするドアセット。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットが、その他の扉用ユニットと共に扉内に取り付けることができることを特徴とするユニット組込み式のドアセット。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載の施錠ユニットを内蔵したことを特徴とする袖壁構造。
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