JP3107615B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特に電流溶断型フューズ素子の溶断の有無によって
プログラムが可能なメモリセルのアレイを有する記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置には、同一の半導体チッ
プ上に正規のメモリセル(正規セル)とは別に予備のメ
モリセル(予備セル)を設けておき、正規セルのうちの
不良分に代えて予備セルを使用することにより不良チッ
プを救済し得る冗長回路が採用されることが多い。
【0003】このような冗長回路は様々なものがある
が、本願発明者らは、生産性に優れ、占有面積の増大が
少なくて済む冗長回路を有する半導体メモリ装置を提案
した(" A 16Mb Mask ROM with Programmable Redundan
cy " by Y.Naruke et al.ISSCCDIGEST OF TECHNICAL PA
PERS 1989pp.128-129、特願昭63−204802号)。
【0004】この半導体メモリ装置の冗長回路は、図4
に示すような予備セル40のアレイを有する。この予備
セル40は、直列接続された読み出し用のNチャネルM
OSトランジスタ41およびフューズ素子溶断用のNチ
ャネルMOSトランジスタ42と、上記両トランジスタ
の直列接続ノードに一端側が接続された例えば多結晶シ
リコンで形成された電流溶断型のフューズ素子43とを
備えている。44は上記セルアレイのフューズ素子溶断
用トランジスタ43の一端側に共通に接続された共通ソ
ース線であり、45はこの共通ソース線44に接続され
たソース電位印加用パッドである。このソース電位印加
用パッド45には常に接地電位Vssが与えられる。46
は上記セルアレイの同一列の予備セル40の読み出し用
トランジスタ41の一端側に共通に接続された読み出し
データ線である。47は上記セルアレイの同一行の予備
セル40のフューズ素子43の他端側に共通に接続され
た書込みデータ線である。48は上記セルアレイの同一
行の予備セル40の読み出し用トランジスタ41のゲー
トに共通に接続された読み出しワード線である。49は
上記セルアレイの同一列の予備セル40のフューズ素子
溶断用トランジスタ42のゲートに共通に接続された書
込みワード線である。50はチップ外部から溶断電力を
印加するために設けられ、上記書込みデータ線47の各
一端に接続された溶断電力印加用パッドである。51は
上記書込みデータ線47と接地電位Vssとの間に接続さ
れ、書込み信号(/PGM)によりスイッチ制御される
スイッチ素子であり、ゲートに書込み信号(/PGM)
が印加される例えばNチャネルMOSトランジスタから
なる。
【0005】図5は、前記フューズ素子溶断用トランジ
スタ42のドレイン電圧(VD )対ドレイン電流(ID
)特性の一例を示している。ゲート電圧(VG )とし
て電源電圧Vcc(5V程度)が印加された状態では、7
V程度のドレイン電圧(VD )でセカンダリー・ブレー
クダウンが生じ、数十mAの大電流を流すことが可能に
なる。なお、ゲート電圧(VG )が接地電位Vss(0
V)の時のドレイン耐圧は15V程度になっている。
【0006】図4のセルアレイに対する書込みは、各読
み出しワード線48に接地電位Vssを与えて各読み出し
用トランジスタ41をオフ状態にし、書込み信号(/P
GM)を“L”レベルにして前記スイッチ用トランジス
タ51をオフ状態にする。そして、選択すべき予備セル
(選択セル)を含む行(選択行)の書込みデータ線47
に溶断電力印加用パッド50から溶断電圧を印加した状
態で、選択セルを含む列(選択列)の書込みワード線4
9に電源電圧Vccを印加する。この溶断電圧は、前記フ
ューズ素子溶断用トランジスタ42のドレイン耐圧より
も低く、セカンダリー・ブレークダウンが生じる電圧よ
り高い電圧(例えば10V)である。これにより、選択
セルにおいては、フューズ素子溶断用トランジスタ42
がセカンダリー・ブレークダウン状態になり、溶断電力
印加用パッド50→書込みデータ線47→フューズ素子
43→フューズ素子溶断用トランジスタ42→共通ソー
ス線44→ソース電位印加用パッド45→接地電位Vss
の経路で大電流が流れる。これにより、フューズ素子4
3が溶断され、データの書込み(プログラム)が行われ
たことになる。
【0007】なお、非選択行の書込みデータ線47およ
び非選択列の書込みワード線49にはそれぞれ接地電位
Vssを与えておくことにより、非選択セルのフューズ素
子溶断用トランジスタ42がオン状態になることはな
い。
【0008】一方、図4のセルアレイに対する読み出し
は、溶断電力印加用パッド50には溶断電圧を与えない
で、書込み信号(/PGM)を“H”レベルにして前記
スイッチ用トランジスタ51をオン状態にする。また、
各書込みワード線49に接地電位Vssを与えて各フュー
ズ素子溶断用トランジスタ42をオフ状態にする。この
状態で、選択行の読み出しワード線48に電源電圧Vcc
を印加する。これにより、選択行の各セルにおいては、
読み出し用トランジスタ41がオン状態になり、フュー
ズ素子43が溶断されている場合には、読み出し用トラ
ンジスタ41と書込みデータ線47とが非接続状態であ
るので、読み出しデータ線46は読み出し動作前の
“H”レベル状態のままである。これに対して、フュー
ズ素子43が溶断されていない場合には、読み出しデー
タ線46は読み出し用トランジスタ41→フューズ素子
43→書込みデータ線47→スイッチ用トランジスタ5
1→接地電位Vssの経路で接地されて“L”レベルにな
る。なお、非選択行の読み出しワード線48には接地電
位Vssを与えておくことにより、非選択行のセルの読み
出し用トランジスタ41をオフ状態にする。
【0009】ところで、上記したようにフューズ素子溶
断用トランジスタ42のスナップバック動作を利用して
フューズ素子43を溶断する際に、数十mAの大電流を
流すためには、溶断電力印加用パッド50に溶断電力供
給源の接触子(例えばテスターのプローブカードの針な
ど)を接触させて直接に溶断電圧を印加する必要があ
る。換言すれば、1行の予備セルに対して1個の溶断電
力印加用パッド50が必要とされた。
【0010】上記したようなトランジスタのスナップバ
ック動作を利用してフューズ素子を溶断するメモリセル
のアレイとして実用化されたものは、行数が8であり、
必要とする溶断電力印加用パッドは8個であった。仮
に、上記セルアレイの行数を倍にしようとすると、つま
り、16行のセルアレイを実現しようとすると、必要と
する溶断電力印加用パッドは16個になる。
【0011】しかし、一般にパッドの占有面積は大きい
ので、上記したように1個のソース電位印加用パッド4
5と16個の溶断電力印加用パッド50との合計で17
個も必要になると、チップサイズがかなり増大し、ま
た、テスターの接触子群を16個の溶断電力印加用パッ
ド50の全てに正確に接触させることは非常に困難であ
り、溶断電力供給源の接触子と溶断電力印加用パッド5
0との接触抵抗が大きくなりがちであり、プログラム上
のトラブルが発生するおそれがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにトラン
ジスタのスナップバック動作を利用してフューズ素子を
溶断するメモリセルのアレイを有する従来の半導体記憶
装置は、アレイの各行毎に溶断電力印加用パッドを設け
る必要があり、アレイの行数を増加させようとすると、
溶断電力印加用パッドを行数の増加分と同数だけ増加さ
せる必要が生じ、チップサイズの増大分が大きくなり、
溶断電力供給源の接触子とパッドとの接触抵抗の増大を
きたし、プログラム上のトラブルが発生するおそれがあ
るという問題があった。
【0013】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、トランジスタのスナップバック動作を利用し
てフューズ素子を溶断するメモリセルのアレイの行数を
増加させる場合に、書込みデータ線および溶断電力印加
用パッドの増加数が行数の増加分よりも少なくて済み、
チップサイズの増大分を抑制し、溶断電力供給源の接触
子とパッドとの接触抵抗の増大を抑制し、プログラム上
のトラブルの発生を防止し得る半導体記憶装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、直列接続された読み出し用トランジスタおよびフュ
ーズ素子溶断用トランジスタならびに上記両トランジス
タの直列接続ノードに一端側が接続された電流溶断型の
フューズ素子を備え、上記フューズ素子溶断用トランジ
スタのスナップバック動作を利用して上記フューズ素子
を溶断するメモリセル群のアレイと、このメモリセルア
レイの同一行のメモリセルの読み出し用トランジスタの
制御電極に共通に接続された読み出しワード線と、上記
メモリセルアレイの同一列のメモリセルの読み出し用ト
ランジスタの一端側に共通に接続された読み出しデータ
線と、上記メモリセルアレイの同一列のメモリセルのフ
ューズ素子溶断用トランジスタの制御電極に共通に接続
された書込みワード線と、上記メモリセルアレイの同一
行のメモリセルのフューズ素子の他端側に共通に接続さ
れると共に複数行毎に共通に形成された書込みデータ線
と、上記複数行の各行毎に独立に設けられ、前記フュー
ズ素子溶断用トランジスタの一端側に接続された制御信
号線と、前記書込みデータ線の一端に接続された溶断電
力印加用パッドとを具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】セルアレイの複数行で1本の書込みデータ線お
よび1個の溶断電力印加用パッドを共用しているが、フ
ューズ素子溶断用トランジスタの一端側に接続された制
御信号線は上記書込みデータ線を共用する複数行の各行
毎に独立に設けられているので、各行の制御信号線の電
位を独立に制御することにより各行の選択セル毎に書込
むことが可能になる。これにより、セルアレイの行数を
増加させる場合に、書込みデータ線および溶断電力印加
用パッドの増加数が行数の増加分よりも少なくて済み、
セルサイズを縮小化し、チップサイズの増大分を抑制
し、溶断電力供給源の接触子とパッドとの接触抵抗の増
大を抑制し、プログラム上のトラブルの発生を防止する
ことが可能になる。
【0016】なお、隣り合う2行で1本の書込みデータ
線および1個の溶断電力印加用パッドを設ける場合に
は、書込みデータ線および溶断電力印加用パッドの増加
数が行数の増加分の半分で済む。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るマスクR
OMの冗長回路に用いられているセルアレイを示してお
り、その一部を図2に示している。図1、図2のセルア
レイは、図4に示したセルアレイと比べて、次の点
(a)、(b)が異なり、その他は同じであるので図4
中と同一符号を付している。
【0018】即ち、(a)書込みデータ線47がセルア
レイの隣り合う2行毎に共通に形成され、この2行で1
本の書込みデータ線47および1個の溶断電力印加用パ
ッド50を共用している。(b)フューズ素子溶断用ト
ランジスタ42の一端側に接続された制御信号線10
が、上記書込みデータ線47を共用する2行の各行毎に
独立に設けられ、かつ、セルアレイの隣り合う2行毎に
共通に形成されている。この制御信号線10および書込
みデータ線47は例えば一層の金属配線(例えばアルミ
ニウムなど)により互いに平行に形成されている。そし
て、奇数行の制御信号線10群はセルアレイの行方向一
端側へ引き出されて共通接続され、全体として櫛形に配
置されている。同様に、偶数行の制御信号線10群はセ
ルアレイの行方向他端側へ引き出されて共通に接続され
ており、全体として櫛形に配置されている。そして、奇
数行の制御信号線10群はセルアレイの行方向一端側で
第1の制御信号印加用パッド11に共通に接続され、偶
数行の制御信号線10群はセルアレイの行方向他端側で
第2の制御信号印加用パッド12に共通に接続されてい
る。
【0019】上記セルアレイに対する書込みは、各読み
出しワード線46に接地電位Vssを与えて各読み出し用
トランジスタ41をオフ状態にし、書込み信号(/PG
M)を“L”レベルにしてスイッチ用トランジスタ51
をオフ状態にする。また、選択すべき予備セル(選択セ
ル)を含む行(選択行)に接続されている第1の制御信
号印加用パッド11に接地電位Vssを与え、第2の制御
信号印加用パッド12に電源電圧Vcc(例えば5V)を
与える。そして、上記選択行に接続されている書込みデ
ータ線47に溶断電力印加用パッド50から溶断電圧
(例えば10V)を印加した状態で、選択セルを含む列
(選択列)の書込みワード線49に電源電圧Vccを印加
する。これにより、選択セルにおいては、フューズ素子
溶断用トランジスタ42が前述したようなスナップバッ
ク動作をし、溶断電力印加用パッド50→書込みデータ
線47→フューズ素子43→フューズ素子溶断用トラン
ジスタ42→制御信号線10→第1の制御信号印加用パ
ッド11→接地電位Vssの経路で大電流が流れ、フュー
ズ素子43が溶断される。この時、上記選択行と書込み
データ線47を共用している隣りの行の制御信号線10
には第2の制御信号印加用パッド12から電源電圧Vcc
が与えられているので、この隣りの行における上記選択
セルと同一列の非選択セルにおいては、フューズ素子溶
断用トランジスタ42はオフ状態であり、フューズ素子
43は溶断されない。
【0020】なお、選択行に接続されていない書込みデ
ータ線47および非選択列の書込みワード線49にはそ
れぞれ接地電位Vssを与えておくことにより、非選択セ
ルのフューズ素子溶断用トランジスタ42がオン状態に
なることはない。
【0021】一方、上記セルアレイに対する読み出し
は、溶断電力印加用パッド50には溶断電圧を与えない
で、書込み信号(/PGM)を“H”レベルにして前記
スイッチ用トランジスタ51をオン状態にする。また、
各制御信号印加用パッド11および12に接地電位Vss
を与え、各書込みワード線49に接地電位Vssを与えて
各フューズ素子溶断用トランジスタ42をオフ状態にす
る。この状態で、選択行の読み出しワード線48に電源
電圧Vccを印加する。これにより、選択行の各セルにお
いては、読み出し用トランジスタ41がオン状態にな
り、フューズ素子43が溶断されている場合には、読み
出し用トランジスタ41と書込みデータ線47とが非接
続状態であるので、読み出しデータ線46は読み出し動
作前の“H”レベル状態のままである。これに対して、
フューズ素子43が溶断されていない場合には、読み出
しデータ線46は読み出し用トランジスタ41→フュー
ズ素子43→書込みデータ線47→スイッチ用トランジ
スタ51→接地電位Vssの経路で接地されて“L”レベ
ルになる。なお、非選択行の読み出しワード線48には
接地電位Vssを与えておくことにより、非選択行のセル
の読み出し用トランジスタ41をオフ状態にする。
【0022】即ち、上記実施例の回路によれば、セルア
レイの隣り合う2行で1本の書込みデータ線47および
1個の溶断電力印加用パッド50を共用し、上記書込み
データ線47を共用する各行毎に独立に制御信号線10
が設けられているので、各行の制御信号線10の電位を
独立に制御することにより各行の選択セル毎に書込むこ
とが可能になる。
【0023】このように書込みデータ線47を隣り合う
2行で共用しているので、セルサイズを小さくすること
が可能になる。因みに、上記実施例により2行のセルア
レイを実現した場合は、従来例の回路方式により2行の
セルアレイを実現する場合に比べて、セルサイズを約2
0%縮小化できた。
【0024】また、セルアレイの行数を増加させる場合
に、書込みデータ線47および溶断電力印加用パッド5
0の増加数が行数の増加分よりも少なくて済む。例えば
16行のセルアレイを実現しようとすると、必要とする
パッドは、8個の溶断電力印加用パッド50と2個の制
御信号印加用パッド11、12との合計10個で済み、
従来例の場合で必要とする17個と比べて大幅に削減さ
れる。従って、チップサイズの増大分を抑制し、溶断電
力供給源の接触子とパッド50との接触抵抗の増大を抑
制し、プログラム上のトラブルの発生を防止することが
可能になる。
【0025】なお、上記実施例において、セルアレイに
対する書込み時に、選択行とは書込みデータ線47を共
用していない非選択行で、第2の制御信号印加用パッド
12に接続された制御信号線10に接続され、かつ、選
択列に接続されている非選択セルにおいては、書込みデ
ータ線47に接地電位Vssが与えられ、制御信号線10
に第2の制御信号印加用パッド12から電源電圧Vccが
与えられ、書込みワード線49に電源電圧Vccが印加さ
れる。従って、この非選択セルがオン状態になり、第2
の制御信号印加用パッド12→制御信号線10→フュー
ズ素子溶断用トランジスタ42→フューズ素子43→書
込みデータ線47→溶断電力印加用パッド50→接地電
位Vssの経路(選択セルの書込み時とは逆方向の経路)
に電流が流れるおそれがある。この逆方向の電流を完全
に防止するためには、図3に示すように構成すればよ
い。
【0026】図3は、図2のセルアレイの変形例を示し
ており、図2のセルアレイに対して、さらに、溶断電力
印加用パッド50とこれに接続される書込みデータ線4
7との間に、溶断電力印加用パッド50から書込みデー
タ線47の方向へのみ電流を流す特性を有する一方向性
素子(例えばダイオード)31が挿入されている。この
一方向性素子31は、選択セルの書込み時には電流を流
すが、前記したような逆方向の電流を遮断する。
【0027】なお、上記各実施例では、セルアレイの隣
り合う2行で1本の書込みデータ線および1個の溶断電
力印加用パッドを共用するように構成した例を示した
が、これに限らず、セルアレイの複数行で1本の書込み
データ線および1個の溶断電力印加用パッドを共用する
ように構成しても、上記実施例と同様の効果が得られ
る。
【0028】また、上記各実施例では、セルアレイのト
ランジスタとしてMOSトランジスタを示したが、バイ
ポーラトランジスタを用いる場合でも本発明を適用する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体記憶装置
によれば、フューズ素子溶断用トランジスタのスナップ
バック動作を利用してフューズ素子を溶断するメモリセ
ルのアレイの行数を増加させる場合に、書込みデータ線
および溶断電力印加用パッドの増加数が行数の増加分よ
りも少なくて済み、チップサイズの増大分を抑制し、溶
断電力供給源の接触子とパッドとの接触抵抗の増大を抑
制し、プログラム上のトラブルの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマスクROMの冗長回
路の一部を示す回路図。
【図2】図1中のセルアレイの一部を示す回路図。
【図3】図2のセルアレイの変形例を示す回路図。
【図4】従来のマスクROMの一部を示す回路図。
【図5】図4中のフューズ素子溶断用トランジスタの特
性の一例を示す図。
【符号の説明】
10…制御信号線、11…第1の制御信号印加用パッ
ド、12…第2の制御信号印加用パッド、40…メモリ
セル、41…読み出し用トランジスタ、42…フューズ
素子溶断用トランジスタ、43…フューズ素子、46…
読み出しデータ線、47…書込みデータ線、48…読み
出しワード線、49…書込みワード線、50…溶断電力
印加用パッド、51…スイッチ用トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 17/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された読み出し用トランジスタ
    およびフューズ素子溶断用トランジスタならびに上記両
    トランジスタの直列接続ノードに一端側が接続された電
    流溶断型のフューズ素子を備え、上記フューズ素子溶断
    用トランジスタのスナップバック動作を利用して上記フ
    ューズ素子を溶断するメモリセル群のアレイと、 このメモリセルアレイの同一行のメモリセルの読み出し
    用トランジスタの制御電極に共通に接続された読み出し
    ワード線と、 上記メモリセルアレイの同一列のメモリセルの読み出し
    用トランジスタの一端側に共通に接続された読み出しデ
    ータ線と、 上記メモリセルアレイの同一列のメモリセルのフューズ
    素子溶断用トランジスタの制御電極に共通に接続された
    書込みワード線と、 上記メモリセルアレイの同一行のメモリセルのフューズ
    素子の他端側に共通に接続されると共に複数行毎に共通
    に形成された書込みデータ線と、 上記複数行の各行毎に独立に設けられ、前記フューズ素
    子溶断用トランジスタの一端側に接続された制御信号線
    と、 前記書込みデータ線の一端に接続された溶断電力印加用
    パッドとを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、前記書込みデータ線は、前記メモリセルアレイの隣
    り合う2行毎に共通に形成されていることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置におい
    て、前記制御信号線は、前記メモリセルアレイの隣り合
    う2行毎に共通に形成され、奇数行の制御信号線群はメ
    モリセルアレイの行方向一端側へ引き出されて第1の制
    御信号印加用パッドに共通に接続され、偶数行の制御信
    号線群は上記メモリセルアレイの行方向他端側へ引き出
    されて第2の制御信号印加用パッドに共通に接続されて
    いることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置において、さらに、前記溶断電力印加用
    パッドとこれに接続される書込みデータ線との間に挿入
    され、溶断電力印加用パッドから書込みデータ線の方向
    へのみ電流を流す特性を有する一方向性素子を具備する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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