JP3106937B2 - パケットデータの記録方法、再生方法、記録再生装置及び記録媒体 - Google Patents

パケットデータの記録方法、再生方法、記録再生装置及び記録媒体

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JP3106937B2
JP3106937B2 JP07295118A JP29511895A JP3106937B2 JP 3106937 B2 JP3106937 B2 JP 3106937B2 JP 07295118 A JP07295118 A JP 07295118A JP 29511895 A JP29511895 A JP 29511895A JP 3106937 B2 JP3106937 B2 JP 3106937B2
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鈴木  剛
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケットデータの記
録方法、再生方法、記録再生装置及び記録媒体に係り、
特にパケットデータをテープ状記録媒体に記録し、ある
いは再生するパケットデータの記録方法、再生方法、記
録再生装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ディジタル技術や集積回路技術な
どの進歩発展により、既存のアナログテレビ放送だけで
なく、ディジタルテレビ放送も実用化されるようになっ
てきている。このディジタルテレビ放送では、例えば米
国で実用化されているDSS(Didital Satellite Syst
em)では独自のパケットで、欧州で実用化されているD
VB(Digital Video Broadcasting)ではカラー動画像
符号化方式であるMPEG2方式のトランスポートパケ
ットで、複数のプログラム(番組)を時分割多重して放
送する。
【0003】このとき、放送局(エンコーダ)は、複数
のプログラム(マルチプログラム)の(トランスポー
ト)パケットのうち、任意の一つのプログラムの(トラ
ンスポート)パケットを受信するときに受信機のバッフ
ァメモリのオーバーフロー・アンダーフローが生じない
ような、時間間隔で各プログラムの(トランスポート)
パケットを送信する。従って、このディジタルテレビ放
送のマルチプログラムのうちの特定のプログラムのみを
ビットストリーム記録する場合は、パケット内容と共に
パケットの間隔(一般には、到着間隔あるいは到着時間
と称される)を正確に再現できるように記録する必要が
ある。
【0004】このとき、連続したパケットをリアルタイ
ムで丸ごと記録する場合(例えば、容量の無駄なく送出
されたマルチプログラムをそっくり、ほぼ同容量の記録
レートの装置で記録する場合)、あるいは間欠したパケ
ットを記録する場合でも、ダミーデータなどを記録して
時間間隔を埋めて記録する場合では、パケット内容と共
にパケットの到着時間間隔が容易に再現される。
【0005】更に、ハードディスクやメモリのように、
磁気テープへの記録と比較してデータをランダムに、し
かも、高速に記録再生できる装置では、単純にパケット
内容とパケット間隔を記録再生すればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、ディジタルテレビ放送の任意の一つのプログラ
ムのみを、すなわち、間欠して到着するパケットを磁気
テープにビットストリーム記録する場合は、再生時に
入力されたビットストリームと同一の信号を再生するた
めに、本来のパケット到着時間間隔を再現する、単位
時間あたりに到着するパケットのばらつきに伴う瞬間的
なデータレートの変動に対応する、バッファメモリ容
量などの装置の簡単化、連続的に走行する磁気テープ
の記録容量を無駄にしないなどの点を考慮する必要があ
る。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
上記の点を考慮して高データレートのパケットを効率良
く記録再生でき、多くのデータフォーマットに対応し得
るパケットデータの記録方法、再生方法、記録再生装置
及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の記録方法は、記録すべきパケットデータの
到着時間管理用クロックに同期して値が変化する到着時
間識別用のタイムスタンプを生成してパケットデータに
付加し、又は記録すべきパケットデータに予め付加され
ている到着時間識別用のタイムスタンプの値の変化に同
期した到着時間管理用クロックを生成し、到着時間管理
用クロックに同期した基準制御信号に基づき記録媒体上
に順次形成されるトラックに、パケットデータの到着時
間に対応したトラック上の基準位置と、この基準位置よ
りも後方の所定位置との間の範囲内で、かつ、パケット
データの到着順にタイムスタンプ及びパケットデータを
記録するようにしたものである。
【0009】これにより、本発明では、タイムスタンプ
の値の変化と記録媒体上のトラック位置とを同期させ
て、タイムスタンプ及びパケットデータを記録すること
ができる。また、パケットデータの記録位置を、基準位
置を中心に一定の範囲内で自由に移動設定することがで
きる。
【0010】また、本発明の再生方法は、上記の目的を
達成するため、パケットデータにこのパケットデータの
到着時間識別用のタイムスタンプが付加されて順次のト
ラックに記録されている記録媒体から、パケットデータ
及びタイムスタンプを再生すると共に、トラックの記録
位置に同期し、かつ、所定時間だけ遅れた出力時間管理
用クロックを生成し、又は再生されたタイムスタンプを
初期値として出力時間管理用クロックを生成し、この出
力時間管理用クロックを基準として、かつ、タイムスタ
ンプが示すタイミングで再生したパケットデータを出力
することを特徴とする。
【0011】これにより、本発明再生方法では、トラッ
クの記録位置に同期して出力時間管理用クロックが生成
され、パケットが出力されて再生パケットデータとタイ
ムスタンプを一旦蓄積するメモリの容量が小さいものが
使える。
【0012】更に、本発明の記録装置及び再生装置は上
記の記録方法及び再生方法を利用した装置で、上記の目
的を達成するものである。また、本発明の記録再生装置
は、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置におい
て、上記の記録方法及び再生方法をまとめた装置構成と
したもので、到着時間管理用クロックに基づいてトラッ
ク6本毎に前記回転ドラムを同期回転制御する回転制御
手段と、タイムスタンプを、到着時間管理用クロックに
同期して生成してパケットデータに付加するタイムスタ
ンプ付加手段と、タイムスタンプ付加手段からのパケッ
トデータ及びタイムスタンプを、パケットデータの到着
時間に対応した磁気テープ上のトラックの基準位置と、
この基準位置よりも後方の所定位置との間の1トラック
範囲内、又はこの基準位置よりも前方及び後方の各所定
位置との間の2トラック範囲内、又は基準位置が存在す
るトラックの記録開始位置と後方の所定位置との間の1
トラック範囲よりも大なる範囲内で、かつ、パケットデ
ータの到着順にタイムスタンプ及びパケットデータを複
数の回転ヘッドへ供給する記録処理手段と、所定周波数
のクロックを発生するクロック発生手段と、磁気テープ
から複数の回転ヘッドにより再生された再生信号とクロ
ックとに基づいて、再生トラック6本毎に回転ドラム及
び磁気テープの走行速度を制御するトラック制御手段
と、クロックを一定時間遅延して出力管理用クロックを
発生する出力管理用クロック発生手段と、出力管理用ク
ロックに同期して変化する値と、複数の回転ヘッドによ
り再生されたタイムスタンプとを比較し、両者が一致す
る毎にその一致したタイムスタンプが付加されている再
生パケットデータを出力する出力手段と、出力手段から
出力された再生データから前記タイムスタンプを除去し
て出力するタイムスタンプ除去回路とを備えた構成とし
たものである。
【0013】または、本発明の記録再生装置は上記の記
録再生装置において、前記到着時間管理用クロックは記
録すべきパケットデータに予め付加されている到着時間
管理用のタイムスタンプの値の変化に同期して生成し、
前記タイムスタンプ除去回路を除去した構成としたもの
である。
【0014】 更に、本発明の記録媒体は、複数のパケ
ットデータと、複数のパケットデータにおける各パケッ
トデータ間の到着時間間隔を再生時に再現するため、複
数のパケットデータそれぞれに付加したタイムスタンプ
とを順次形成される複数のトラックに記録配置した記録
媒体であって、複数のパケットデータを、それぞれパケ
ットデータの到着時刻に対応したトラックの基準位置
この基準位置よりも後方で、基準位置から1トラッ
ク分に相当する期間後の第1の位置との間である第1の
範囲内、又は基準位置よりも前方で、基準位置から1ト
ラック分に相当する期間前の第2の位置と、第1の位置
との間である第2の範囲内、又は基準位置が存在するト
ラックの記録開始位置と第1の位置との間である第3の
範囲内のいずれか範囲内に記録配置すると共に、記録配
置を複数のパケットデータが再生装置内のバッファ手段
を介してその到着順に再生されるよう、複数のパケット
データの到着順に記録配置したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明になるパケットデータの記録
方法及び記録再生装置の記録系の第1の実施の形態のブ
ロック図を示す。同図において、ディジタルテレビ放送
受信機(セット・トップ・ボックス)により受信復調さ
れたマルチプログラムのパケットデータが、ディジタル
・インタフェース(I/F)回路1を介してタイムスタ
ンプ・PCR抜き出し回路2及び記録タイムスタンプ付
加回路3にそれぞれ供給される。ここで、上記のセット
・トップ・ボックスには、パケットの到着時刻を示すタ
イムスタンプを受信パケットのヘッダー中に付加して出
力するタイプのものと、付加しないで出力するものの両
方があるが、この実施の形態は両方のタイプのいずれに
も適用できるものである。
【0016】上記のタイムスタンプ・PCR抜き出し回
路2は、パケットデータのヘッダに付加されている上記
のタイムスタンプと、入力されたMPEG2方式のトラ
ンスポート・ストリーム(TS)のプログラム時刻基準
参照値であるPCR(プログラム・クロック・リファレ
ンス)とを抜き出して、発振周波数27MHzの位相同
期ループ(PLL)4に入力し、その出力発振周波数を
タイムスタンプの変化又はPCRに同期させる。なお、
このタイムスタンプ・PCR抜き出し回路2は必ずしも
設けなくても差し支えない。
【0017】PLL4から到着時間管理用クロックとし
て出力された27MHzのクロックはmod Nのカウ
ンタ5に供給され、ここで1/N分周される。ここで、
分周比Nの値は装置のシステム周波数が30Hzのとき
は「225000」に設定されるため、カウンタ5から
は120Hzの信号が出力される。また、システム周波
数29.97Hzのときは分周比Nの値は「22522
5」に設定されて、カウンタ5から119.88Hzの
信号が出力される。
【0018】カウンタ5の出力信号は記録タイムスタン
プ付加回路3、mod 12×kカウンタ6、分周器7
及び8にそれぞれ供給される。記録タイムスタンプ付加
回路3はディジタル・インタフェース(I/F)回路1
からのパケットデータの到着時刻を示す32ビットのタ
イムスタンプを、ディジタルI/F回路1からのパケッ
トデータのヘッダーに付加する。また、ディジタルI/
F回路1からのパケットデータのヘッダーにタイムスタ
ンプが付加されている場合でも、これに代えてタイムス
タンプを新たに付加する。
【0019】この32ビットのタイムスタンプは、カウ
ンタ5からの18ビットのカウント値を下位ビットと
し、かつ、カウンタ6からの例えば10Hz(k=1の
場合)の8ビットのカウント値を上位ビット(ただし、
その上位4ビットは常に0)とする26ビットに、リザ
ーブとして更に上位6ビットを付加した、計32ビット
である。なお、ディジタルI/F回路1へのパケットデ
ータは、セット・トップ・ボックスへの到着時間間隔が
維持されて到着するものとする。
【0020】分周器7はカウンタ5の出力信号を記録再
生モードに応じた分周比で分周して、6トラック周期の
リセット信号を生成する回路で、その出力リセット信号
をプロセッサ9、カウンタ5、6及び1/4分周器8へ
それぞれリセット信号として入力する。ここで、上記の
記録再生モードとしては、記録レートが19Mbps×
1(ch)であるSTDモード、記録レートが19Mb
ps×2(ch)であるHDモードなどがある。
【0021】ここで、後述の回転ドラム10の1回転で
2トラックが走査され、また、1トラック走査は1/6
0秒であるので、既存のVHSの標準モードのテープ走
行速度の1/2倍の速度で記録再生する上記STDモー
ド時には、分周器7の分周比は1/12とされて、6回
((1/60)×6=1/10)のトラック走査で6ト
ラックを記録再生できるように10Hzを出力する。ま
た、既存のVHSの標準モードのテープ走行速度と同一
速度で、1/60秒で2つの回転ヘッドが2トラックを
同時に並列に記録再生するHDモード時には、分周器7
の分周比は1/6とされて、3回((1/60)×3=
1/20)のトラック走査で6トラックを記録再生でき
るように20Hzとされる。なお、前記カウンタ6の分
周比の1/(12×k)のkは、記録レートがSTDモ
ードに対する倍率を示す。
【0022】1/4分周器8の周波数30Hz又は2
9.97Hzの出力信号は、回転ドラム10の回転基準
信号として図示しないモータ及びその駆動制御回路から
なるドラム回転制御回路に入力される。これにより、回
転ドラム10は図示しないモータにより30rps又は
29.97rpsで同期回転する。この回転ドラム10
は、図示しない互いにアジマス角度が異なる2つの回転
ヘッド(又は2つのダブルアジマス回転ヘッド)が、相
対向してその回転面上に取り付けられると共に、一定速
度で走行する磁気テープ(図示せず)が180°より若
干大なる角度範囲に亘って斜めに巻き付けられている。
【0023】ここで、上記の2つの回転ヘッドには、メ
モリを有するプロセッサ9より取り出されたヘッダに前
記タイムスタンプを有するパケットデータが供給され、
これにより公知のヘリカルスキャン方式の記録を磁気テ
ープ上に行う。
【0024】 なお、この実施の形態及び後述の図
記録装置では、記録トラックの順番を示すトラック番号
も記録装置内で生成されて磁気テープ上に記録される。
すなわち、プロセッサ9は、分周器からの6トラック基
準信号に同期したトラック番号を生成して、磁気テープ
上のトラックに記録する。このため、タイムスタンプの
変化と記録トラック番号とが対応して記録される。ま
た、既存のヘリカルスキャン方式のVTRと同様に、2
トラック周期のコントロールパルスが図示しないコント
ロールヘッドにより磁気テープ上に記録される。
【0025】この実施の形態は、タイムスタンプの値の
変化と記録トラック位置とが同期している、後に図6と
共に詳述する同期式で記録する。すなわち、カウンタ
5、6のカウント値であるタイムスタンプの変化に同期
して回転ドラム10が回転して記録トラックが順次形成
されると共に、タイムスタンプの変化に同期している6
トラック基準信号により6トラックの繰り返し周期でプ
ロセッサ9は記録トラックの位置を特定して、タイムス
タンプを有するパケットデータを記録する。
【0026】また、この実施の形態は、記録装置内で回
転ドラム10の回転制御及び6トラックの繰り返し位置
に同期したタイムスタンプを新たに生成して、パケット
データに新たに付加して記録する点に特徴がある。
【0027】次に、磁気テープ上の記録フォーマットに
ついて説明する。各トラックは、図2に示すように、マ
ージン領域21、プリアンブル領域22、サブコード領
域23、ポストアンブル領域24、IBG領域25、プ
リアンブル領域26、主要データ領域28、ポストアン
ブル領域28及びマージン領域29からなる。
【0028】ここで、主要データ領域28はデータ領域
と誤り訂正符号領域からなる全部でシンクブロック番号
0から335までの計336シンクブロックからなり、
そのうちデータ領域は6シンクブロックの倍数の306
シンクブロックに設定され、また、誤り訂正符号領域は
誤り訂正のための外符号(C3符号)が記録される領域
で、30シンクブロックからなる。
【0029】ここでは第1の伝送方式であるMPEG2
(Moving PictureExperts Gr
oup 2)のトランスポートパケット(TP)伝送方
式におけるパケットサイズ188バイトのディジタル信
号と、第2の伝送方式であるパケット伝送方式を想定し
てパケットサイズ140バイトのディジタル信号を互換
性をもって記録再生するものである。
【0030】トラックフォーマットは、記録波長、主要
データの必要記録容量、その他の情報のための必要記録
容量、位相同期回路(PLL回路)のロック用エリア、
編集用のマージンのエリアなどとの関係を考慮しながら
決定される。このうち、主要データの必要記録容量の決
定にあたっては、第1の伝送方式の記録再生単位である
2シンクブロックと、第2の伝送方式の記録再生単位で
ある3シンクブロックの最小公倍数である6シンクブロ
ックを単位として、この倍数のデータシンクブロックで
構成することを条件とする。
【0031】上記のシンクブロックはデータブロックに
相当する一定量のデータエリアを回転ヘッドの走査に従
って複数個配置することにより構成される。図3はこの
シンクブロックの一例のフォーマットを示す。同図に示
すように、シンクブロックはそのシンクブロック再生の
ための2バイトの同期信号(Sync)の領域31と、
3バイトのアドレス情報(ID)の領域32と、ヘッダ
を含む99バイトの実質的なデータ格納エリア33と、
このシンクブロックの情報の誤り訂正のための8バイト
のパリティの領域34とが時系列的に合成された全部で
112バイトの構成である。
【0032】ここで、前記セット・トップ・ボックス
が、パケットの到着時刻を示すタイムスタンプを受信パ
ケットのヘッダー中に付加しないタイプの第1の伝送方
式のMPEG2−TS方式のディジタル信号記録時に
は、上記のシンクブロックを、図4にSB#n及びSB
#n+1でそれぞれ示すシンクブロックとし、これら2
つのシンクブロックSB#n及びSB#n+1単位で繰
り返してディジタル信号を記録し、これを再生する。
【0033】ここで、図4において、シンクブロックS
B#nは図3に示した99バイトのデータ格納エリア3
3の領域が、1つのパケット(188バイト)の付加情
報(例えば、パケットの到着時刻及びその他の情報)が
記録再生される4バイトの付加情報格納エリア40と、
188バイトの1つのパケットのうちの先頭から92バ
イトのデータが記録再生されるデータ格納エリア41と
から構成されている。また、隣接するシンクブロックS
B#n+1は、上記の1つのパケットのうちの残りの9
6バイトのデータが記録再生されるデータ格納エリア4
2により構成されている。前記タイムスタンプは、付加
情報格納エリア40内に記録される。
【0034】また、前記セット・トップ・ボックスが、
パケットの到着時刻を示すタイムスタンプを受信パケッ
トのヘッダー中に付加するタイプの第2の伝送方式は米
国のディジタル放送テレビ規格の一つで、パケットサイ
ズは130バイトであり、これに10バイトのデータ
(ダミー若しくは付加情報)を付加して140バイトの
大きさにして伝送する(なお、説明の便宜上、この14
0バイトもパケットというものとする)。この方式のデ
ィジタル信号記録時には、図3に示したシンクブロック
を、図5にSB#n、SB#n+1及びSB#n+2で
それぞれ示すシンクブロックとし、これら3つのシンク
ブロックSB#n、SB#n+1及びSB#n+2単位
で繰り返してディジタル信号を記録し、これを再生す
る。
【0035】ここで、図5において、シンクブロックS
B#nは図3に示したデータ格納エリア33の領域が、
2つのパケット(2×140=280バイト)のそれぞ
れに対する各4バイトの付加情報(例えば、パケットの
到着時刻及びその他の情報)のうち、1番目のパケット
に対する4バイトの付加情報が記録再生される付加情報
格納エリア45と、1番目のパケットの先頭から92バ
イトのパケットデータが記録再生されるデータ格納エリ
ア46とから構成されている。
【0036】また、隣接するシンクブロックSB#n+
1は、図3に示したデータ格納エリア33の領域が、上
記の2つのパケットのうちの1番目のパケットの残りの
38バイトのパケットデータとこれに付加された10バ
イトのデータ(ダミーデータ又は付加情報)がそれぞれ
記録再生されるデータ格納エリア47、48と、2番目
のパケットに対する4バイトの付加情報が記録再生され
る付加情報格納エリア49と、2番目のパケットの先頭
から44バイトのデータが記録再生されるデータ格納エ
リア50とにより構成されている。
【0037】更に、シンクブロックSB#n+2は、図
3に示したデータ格納エリア33の領域が、上記の2つ
のパケットのうちの2番目のパケットの残りの86バイ
トのパケットデータとこれに付加された10バイトのデ
ータ(ダミーデータ又は付加情報)がそれぞれ記録再生
されるデータ格納エリア51及び52により構成されて
いる。なお、前記タイムスタンプは、付加情報格納エリ
ア45及び49内に記録される。
【0038】これにより、前記第1の伝送方式のディジ
タル信号は、2シンクブロック単位で1パケットが記録
されるから、1本のトラックに153(=306/2×
1)パケット記録され、再生される。また、前記第2の
伝送方式のディジタル信号は、3シンクブロック単位で
2パケットが記録されるから、1本のトラックに204
(=306/3×2)パケット記録され、再生される。
【0039】次に、パケットデータ及びタイムスタンプ
と磁気テープ上の記録トラック位置との関係について説
明する。この実施の形態ではタイムスタンプの変化と記
録トラック位置とが同期している、すなわち、タイムス
タンプの値とトラック位置とが関係している、いわゆる
同期式である。
【0040】すなわち、図6(A)に示すタイムスタン
プ(000、...、500、...)の変化は、図1
に示した記録装置の基準クロックに基づくカウンタ5、
6のカウント値であり、図6(B)に示すトラック上の
位置(0−00、...、5−00、...)は基準ク
ロックに同期した回転ドラム10上のヘッド及び6トラ
ック基準信号によりプロセッサ9が6トラックの繰り返
し周期で特定記録したものであり、タイムスタンプ変化
とトラック位置とが同期している。例えばタイムスタン
プの時刻000はトラック上の位置0−00(トラック
番号の先頭位置)と対応している。
【0041】いま、ディジタルI/F回路1に図6
(A)に模式的に示すように、1/60秒間に000番
目から099番目までの100個のパケットデータが連
続的に到着し、その後1/60秒後に200番目、更に
1/120秒毎に250番目、300番目のパケットデ
ータが間欠的に到着したものとする。
【0042】この場合、1/60秒毎に順次に磁気テー
プ上に記録されるトラックのうち、図6(B)及び
(D)に示すように、連続的に到着した000番目から
099番目までの100個のパケットデータとそのタイ
ムスタンプは、連続する2本のトラック(より正確には
後述するようにデータ領域内)に記録される。これは上
記000番目から099番目までの100個のパケット
データは連続的に到着したため、瞬間的に磁気テープへ
の記録レートを越えた高データレートとなるために1本
のトラックに記録できず、2本のトラックにパケットデ
ータをプロセッサ9内のメモリを用いて時間伸張して記
録する。
【0043】これに対し、間欠的に到着した200番目
と250番目のパケットデータとそのタイムスタンプ
は、到着した時刻に対応して次のトラックに記録され、
更に300番目のパケットデータとそのタイムスタンプ
は、到着した時刻に対応して更に次のトラックに記録さ
れる。
【0044】なお、上記の記録の仕方は、間欠的に入力
されたパケットデータは到着時刻に対応してタイムスタ
ンプと共に記録されるから、この明細書では疑似リアル
タイム方式というものとする。これに対し、図6(A)
と(B)の間にIで示したように、200番目のパケッ
トデータと250番目のパケットデータの間にパケット
データがない場合では、250番目のパケットデータと
そのタイムスタンプは、同じトラックに記録される20
0番目のパケットデータとそのタイムスタンプに続けて
記録するようにしてもよく、この記録の仕方をこの明細
書では前詰め方式というものとする。
【0045】なお、疑似リアルタイム方式及び前詰め方
式のいずれの場合も、パケット到着順序は順守して順番
に記録する。これはタイムスタンプが6トラック分の時
間間隔で繰り返されるため、カウンタリセットの前後で
はタイムスタンプの大小値と到着した時刻順とが一致し
ないためである。
【0046】次に、疑似リアルタイム方式と前詰め方式
について更に図7と共に詳細に説明する。図7(A)に
示すように、1トラック期間(=1/60s)内にパケ
ットPが入力された場合、図7(B)に示すように、6
本のトラック周期で記録されるトラックのうち、疑似リ
アルタイム方式では実線の矢印Rで示すように、パケッ
トPに対応したトラックT0とT1の区間内に記録さ
れ、前詰め方式では破線の矢印Fで示すようにトラック
T0とT1の区間内に記録される。
【0047】すなわち、前記したように、図7(B)に
示すようにパケットデータは1トラック内のデータ領域
であるシンクブロック番号0から305までの306シ
ンクブロックの領域Yに記録されるが、図7(C)に示
すように、その中央位置付近に到着したパケットPは疑
似リアルタイム方式ではその到着位置に対応したトラッ
ク位置(基準位置M)から後方の1トラック分内のデー
タ領域R内で記録され、前詰め方式ではその到着位置に
対応したトラックの最初のシンクブロック番号0の位置
SB0から、到着位置に対応したトラック位置(基準位
置M)から後方の1トラック分内のデータ領域F内で前
詰めされて記録される。
【0048】なお、図7(C)、図6(B)及び
(D)、後述する図11(B)及び(D)において、黒
三角印はトラックの境界を示し、黒丸印はトラックのデ
ータ領域の境界を示すものである。
【0049】このため、疑似リアルタイム方式の記録で
は1トラック分のバッファメモリが必要であり、前詰め
方式の記録では2トラック分のバッファメモリが必要で
ある。いずれの方式であっても、実際に記録するパケッ
トデータのトラック上の位置を上記した範囲内で自由に
移動設定できるので、高データレートのパケットが瞬間
的に到来した時でも時間伸張して記録して、磁気テープ
の記録容量を無駄なく効率的に利用でき、更にトラック
上の特定位置を特殊データ用(例えば、高速再生データ
用)として固定して記録することも可能で、多くのデー
タフォーマットに対応できる。
【0050】更に、前詰め方式では、パケットデータを
トラック上のデータ記録先頭位置から前詰めして連続的
に一度に記録すればよいので、記録装置の設計が疑似リ
アルタイム方式に比べて容易である。
【0051】また、疑似リアルタイム方式と前詰め方式
の記録を両用する記録装置では、上記の例では最小限2
トラック分のバッファメモリが必要となる。そこで、こ
のような場合では、疑似リアルタイムの記録範囲を2ト
ラック分に拡張してもよい。すなわち、図7(C)に示
すように、その中央位置付近に到着したパケットPは2
トラック分のバッファメモリを利用した疑似リアルタイ
ム方式では、その到着位置に対応したトラック位置(基
準位置M)を中心として、その前方及び後方の合計2ト
ラック分のデータ領域2R内で記録される。この2トラ
ック分の疑似リアルタイム方式の記録では、より広範囲
に記録位置を移動設定でき、より自由度が増す。
【0052】図8は本発明になるパケットデータの記録
方法及び記録再生装置の記録系の第2の実施の形態のブ
ロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一
符号を付してある。図8に示す実施の形態は、前記セッ
ト・トップ・ボックスにより、パケットの到着時刻を示
すタイムスタンプを受信パケットのヘッダー中に付加す
るタイプで、かつ、同期したドラム制御パルスや6トラ
ック基準信号を予め付加されているタイムスタンプで生
成できる精度のものにのみ適用される。
【0053】図8において、パケットの到着時刻を示す
タイムスタンプがヘッダー中に付加された受信パケット
は、タイムスタンプ抜き出し回路11でタイムスタンプ
が抜き出されて、PLL4、mod Nのカウンタ12
及びmod12のカウンタ13にそれぞれ基準値として
供給される。
【0054】PLL4の出力信号はmod Nのカウン
タ12により1/N(ここでは、N=225000)分
周されて120Hzとされた後、mod12のカウンタ
13で更に1/12分周されて10Hzとされ、1/4
分周器8及び分周器14に供給される。カウンタ12か
らはディジタルI/F回路1からのパケットデータ中の
タイムスタンプに同期したクロックを生成して、1/4
分周器8を介して回転ドラム10を回転制御する。
【0055】なお、1/4分周器8にそれぞれリセット
信号としてカウンタ12と13の両出力信号を入力し
て、これらカウンタ12と13の両出力信号の値がそれ
ぞれ所定値となる1/10秒毎に1/4分周器8をリセ
ットしているが、これはカウンタ13の出力だけでなく
カウンタ12の出力も利用することで、より高精度にリ
セットするためであるが、原理的にはカウンタ13の出
力信号のみで1/4分周器8をリセットするようにして
もよい。
【0056】分周器14は入力信号を1/12分周して
10Hzの信号を6トラック毎の基準信号としてプロセ
ッサ15に供給する。プロセッサ15はディジタルI/
F回路1からのパケットデータを入力信号として受け、
6トラック毎の基準信号に同期したトラック番号と共に
これを処理して図示しない記録ヘッドへ供給する。
【0057】この実施の形態は、タイムスタンプの値の
変化と記録トラック位置とが同期している、いわゆる同
期式で、パケットデータを記録する。この実施の形態は
ディジタルI/F回路1からのパケットデータ中の予め
付加されているタイムスタンプに同期したクロックを生
成して回転ドラム10を回転制御すると共に、トラック
番号を付与して記録する点に特徴がある。
【0058】図9は本発明になるパケットデータの再生
方法及び記録再生装置の再生系の第1の実施の形態のブ
ロック図を示す。この実施の形態は、前記図1及び図8
で示した同期式の記録装置で記録された磁気テープの再
生装置である。同図において、磁気テープの既記録ディ
ジタル信号は回転ヘッド(図示せず)により再生され、
その再生信号はプロセッサ68に供給される。
【0059】一方、水晶発振器61より発振出力された
27MHzの発振出力信号(クロック)は、mod N
のカウンタ62により1/N分周された後、比較回路6
3、mod 12×kのカウンタ64及び1/4分周器
65にそれぞれ供給される。上記の1/4分周器65の
出力信号は回転ドラム10の回転制御信号として出力さ
れる。また、分周器66の出力信号は、プロセッサ68
に6トラック周期の基準信号として入力される一方、1
/4分周器65と1トラック遅延回路67を介してカウ
ンタ62及び64にそれぞれリセット信号として入力さ
れる。
【0060】ここで、分周器66はSTDモード時には
分周比は1/12とされ、HDモード時には1/6とさ
れる。なお、前記カウンタ64の分周比の1/(12×
k)のkは、記録レートがSTDモードに対する倍率を
示す。
【0061】プロセッサ68は再生信号からトラック番
号を弁別し、このトラック番号が分周器66からの基準
信号と比較し、両者が同期するようにキャプスタン制御
信号を発生してキャプスタン71駆動用モータ(図示せ
ず)の回転を制御し、磁気テープの走行位相を制御す
る。なお、キャプスタン71の回転制御には、既存のヘ
リカルスキャン方式VTRと同様に、再生コントロール
パルスも用いられる。また、プロセッサ68は再生信号
からタイムスタンプを分離して比較回路63に供給す
る。
【0062】分周器66の出力信号は、回転ドラム10
のドラム制御と同期しており、この信号は1/4分周器
65のリセット信号として入力されると共に、1トラッ
ク遅延回路67により1トラック期間遅延(オフセッ
ト)された後、カウンタ62及び64にそれぞれ出力時
間管理用リセット信号として入力される。
【0063】従って、カウンタ62及び64の計数値は
再生されるトラック上の位置とオフセット同期してお
り、カウンタ62からの18ビットの計数値とカウンタ
64からの8ビットの計数値(出力用クロック)は、そ
れぞれ比較回路63においてプロセッサ68からの再生
信号中の26ビットのタイムスタンプの下位18ビット
及びその上位8ビットと一致するかどうか比較され、一
致するとき比較回路63により出力命令を発生させる。
【0064】プロセッサ68はこの出力命令が入力され
るときに、その内部のメモリに蓄積しておいた再生信号
を読み出し、タイムスタンプ除去回路69に供給し、こ
こでタイムスタンプを除去して再生パケットデータを得
てディジタルI/F回路70を介して、セット・トップ
・ボックスの後段の回路へ出力する。セット・トップ・
ボックスでは、再生パケットデータが伸張復調され、例
えば映像・音声として出力される。
【0065】 この実施の形態では、図6(B)にaで
示した000番目のパケットデータ記録位置から再生し
たときは、再生信号は図6(C)に示すように、1トラ
ック分遅延された後、1/60秒間で再生され、本来の
到着間隔が再現されて記録パケットデータが再生され
る。なお、図6中、は再生時に必要とされるプロセッ
68内のバッファメモリの容量を示す。
【0066】図6(C)及び(E)に示す出力用クロッ
ク(図9のカウンタ62、64の計数値)は、タイムス
タンプの変化とトラック上の位置とが同期して記録され
ているので、例えば、トラック上の位置”0−00”の
ときは1トラック期間分オフセットされた値として”5
00”という出力用クロックの値が一義的に生成され
て、この出力用クロックを基準として該当するタイムス
タンプを有するパケットが出力される。
【0067】また、000番目のパケットは時間伸張さ
れた先頭のパケットであり、時間伸張された末尾のパケ
ットである099番目のパケットとの時間間隔を再現す
るため、この000番目のパケットは1トラック分遅延
させて出力する必要がある。
【0068】また、図6(D)にbで示した099番目
のパケットデータ記録位置から再生したときは、再生信
号は図6(E)に示すように、099番目のパケットデ
ータ再生後1トラック分遅延された後、次の200番目
のパケットデータが再生される。
【0069】この同期式の記録に対応した再生系の実施
の形態では、トラック上の位置の変化と出力用クロック
とが対応して変化しており、両者の間は固定したオフセ
ット値、すなわち前記した1トラック分の疑似リアルタ
イム方式では1トラック期間分のオフセット値があり、
出力用クロックは1トラック期間分のオフセットされた
値として一義的に生成される。この実施の形態では、プ
ロセッサ68内のバッファメモリの容量が記録時と同じ
少ない容量で済む。後述する図11(D)及び(E)で
説明する非同期式のような余分なバッファメモリは不要
である。
【0070】次に、本発明になるパケットデータの再生
方法及び記録再生装置の再生系の第2の実施の形態につ
いて説明する。図10は本発明になるパケットデータの
再生方法及び記録再生装置の再生系の第2の実施の形態
のブロック図を示す。同図中、図9と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態
は、前記セット・トップ・ボックスが受信したパケット
にタイムスタンプを付加するタイプに接続される再生装
置である。
【0071】この再生装置は図9の再生装置で設けてい
たタイムスタンプ除去回路69を削除した構成である。
この再生装置では、記録済み磁気テープから再生された
ヘッダー中にタイムスタンプが付加されたパケットデー
タが、プロセッサ68に入力され、比較回路63から出
力時間管理用クロックとタイムスタンプとが一致したと
きに読み出されてディジタルI/F回路70にそのまま
出力される。
【0072】図9及び図10の実施の形態では、前詰め
方式で記録されたパケットデータを再生できるバッファ
量があれば(擬似リアルタイム方式の2倍の容量)、擬
似リアルタイム方式で記録されたパケットデータを再生
できる。
【0073】なお、以上は同期式の実施の形態である
が、本発明はタイムスタンプの基準変化とトラック位置
とが非同期である非同期式にも適用できる。この非同期
方式の記録再生方法について、図11と共に説明する。
いま、図11(A)及び(D)にそれぞれ模式的に示す
ように、パケットデータ及びタイムスタンプがトラック
位置と無関係に擬似リアルタイム方式で記録されている
ものとする。
【0074】 ここで、図11(B)にaで示した00
0番目のパケットデータ記録位置から再生したときは、
図11(C)に模式的に示すように、再生信号を1トラ
ック分遅延した後、再生された000番目のパケットデ
ータに付加されている000のタイムスタンプを初期値
として、再生信号のタイムスタンプから出力用のタイミ
ングクロックを独立して生成し、1/60秒間で000
番目〜099番目のパケットデータを再生し、続いて1
トラック分遅延した後200番目以降のパケットデータ
を再生する。すなわち、本来の到着間隔が再現されて記
録パケットデータが再生される。なお、図11中、
プロセッサ68内のバッファメモリの容量を示す。
【0075】また、図11(D)にbで示した099番
目のパケットデータ記録位置から再生したときは、再生
信号は図11(E)に模式的に示すように、099番目
のパケットデータを1トラック分遅延して再生した後、
更に1トラック分遅延して次の200番目のパケットデ
ータが再生される。
【0076】これは099番目のパケットは000番目
のパケットのように、時間伸張された先頭のパケットで
はないが、再生時には時間伸張されたパケットであるか
どうか判別することができず、再生時は一律に1トラッ
ク分遅延させて出力する必要があるからである。更に、
099番目のパケットと到着時間間隔では1トラック
分、離間している200番目のパケットとが、トラック
上では連続して記録されている場合があるため、この間
隔を再現するために200番目のパケットは更に1トラ
ック分遅延して出力する必要が生じるからである。
【0077】このため、非同期方式で、かつ、擬似リア
ルタイム方式で記録されたパケットデータを再生するに
は、記録時のバッファメモリの容量の2倍の容量のバッ
ファメモリが必要となる。
【0078】なお、非同期方式で、かつ、前詰め方式で
記録されたパケットデータを記録再生するには、記録時
には同期式の擬似リアルタイム方式の2倍の容量のバッ
ファメモリが必要で、かつ、再生時には同期式の擬似リ
アルタイム方式の3倍又は4倍の容量のバッファメモリ
が必要となるが、非同期式では図1、図8〜図10に示
した同期式の装置よりも構成が簡易である。
【0079】同期式、非同期式のいずれの場合であって
も、図7で説明した疑似リアル方式や前詰め方式によ
り、タイムスタンプを付与したパケットデータを記録す
れば、記録するパケットデータのトラック上の位置を一
定の範囲内で自由に移動設定できるので、高データレー
トのパケットが瞬間的に到来した時でも、時間伸張して
記録して、磁気テープの記録容量を無駄なく効率的に利
用でき、更にトラック上の特定位置を特殊データ用(例
えば、高速再生データ用)として固定して記録すること
も可能で、多くのデータフォーマットに対応できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイムスタンプの値の変化と記録媒体上のトラック位置
とを同期させて、タイムスタンプ及びパケットデータを
記録し、再生することができるため、高データレートの
パケットを時間伸張して記録する場合でも、小容量のバ
ッファメモリによりパケットデータを、本来のパケット
到着間隔で入力ビットストリームと同一の信号を再生す
ることができる。また、パケットデータを基準位置を中
心として所定の範囲内に記録できるようにした場合(擬
似リアルタイム、前詰め)は、トラックのデータ記録エ
リアを自由に使えるため、多くのデータフォーマットに
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるパケットデータの記録方法及び記
録再生装置の記録系の第1の実施の形態のブロック図で
ある。
【図2】トラックフォーマットの一例を示す図である。
【図3】シンクブロックの一例のフォーマットを示す図
である。
【図4】第1の伝送方式のディジタル信号記録時のシン
クブロックの構成を示す図である。
【図5】第2の伝送方式のディジタル信号記録時のシン
クブロックの構成を示す図である。
【図6】本発明により記録再生されるパケットデータ及
びタイムスタンプと磁気テープ上の記録トラック位置と
の関係の一例(同期式)を示す図である。
【図7】本発明による疑似リアルタイム方式と前詰め方
式の記録方法を説明する図である。
【図8】本発明になるパケットデータの記録方法及び記
録再生装置の記録系の第2の実施の形態のブロック図で
ある。
【図9】本発明になるパケットデータの再生方法及び記
録再生装置の再生系の第1の実施の形態のブロック図で
ある。
【図10】本発明になるパケットデータの再生方法及び
記録再生装置の再生系の第2の実施の形態のブロック図
である。
【図11】本発明により記録再生されるパケットデータ
及びタイムスタンプと磁気テープ上の記録トラック位置
との関係の他の例(非同期式)を示す図である。
【符号の説明】
1、70 ディジタル・インタフェース(I/F)回路 2 タイムスタンプ・PCR抜き出し回路 3 記録タイムスタンプ付加回路 4 27MHz位相同期回路(PLL) 5、12、62 mod Nカウンタ 6、13、64 mod 12×kカウンタ 7、14、66 分周器 8、65 1/4分周器 9、15、68 プロセッサ 10 回転ドラム 11 タイムスタンプ抜き出し回路 40、45、49付加情報格納エリア 61 27MHz水晶発振器 63 比較回路 67 1トラック遅延回路 69 タイムスタンプ除去回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10 - 20/12 H04N 5/782 - 5/783 H04N 7/24 - 7/68

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきパケットデータの到着時間管
    理用クロックに同期して値が変化する到着時間識別用の
    タイムスタンプを生成して前記パケットデータに付加
    し、又は記録すべきパケットデータに予め付加されてい
    る到着時間識別用のタイムスタンプの値の変化に同期し
    た到着時間管理用クロックを生成し、前記到着時間管理
    用クロックに同期した基準制御信号に基づき記録媒体上
    に順次形成されるトラックに、前記パケットデータの到
    着時間に対応した該トラック上の基準位置と、この基準
    位置よりも後方の所定位置との間の範囲内で、かつ、前
    記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ及びパ
    ケットデータを記録することを特徴とするパケットデー
    タの記録方法。
  2. 【請求項2】 記録すべきパケットデータの到着時間管
    理用クロックに同期して値が変化する到着時間識別用の
    タイムスタンプを生成して前記パケットデータに付加
    し、又は記録すべきパケットデータに予め付加されてい
    る到着時間識別用のタイムスタンプの値の変化に同期し
    た到着時間管理用クロックを生成し、前記到着時間管理
    用クロックに同期した基準制御信号に基づき記録媒体上
    に順次形成されるトラックに、前記パケットデータの到
    着時間に対応した該トラック上の基準位置の前方及び後
    方の所定位置との間の範囲内で、かつ、前記パケットデ
    ータの到着順に前記タイムスタンプ及びパケットデータ
    を記録することを特徴とするパケットデータの記録方
    法。
  3. 【請求項3】 記録すべきパケットデータの到着時間管
    理用クロックに同期して値が変化する到着時間識別用の
    タイムスタンプを生成して前記パケットデータに付加
    し、又は記録すべきパケットデータに予め付加されてい
    る到着時間識別用のタイムスタンプの値の変化に同期し
    た到着時間管理用クロックを生成し、前記到着時間管理
    用クロックに同期した基準制御信号に基づき記録媒体上
    に順次形成されるトラックに、前記パケットデータの到
    着時間に対応した該トラック上の基準位置が存在するト
    ラックのデータ記録先頭位置から前記基準位置よりも後
    方の所定位置との間の範囲内で、かつ、前記パケットデ
    ータの到着順に前記データ記録先頭位置に前詰めして前
    記タイムスタンプ及びパケットデータを記録することを
    特徴とするパケットデータの記録方法。
  4. 【請求項4】 記録すべきパケットデータに新たに付加
    され、又は予め付加されている到着時間識別用のタイム
    スタンプの値の変化に非同期である基準制御信号に基づ
    き記録媒体上に順次形成されるトラックに、前記パケッ
    トデータの到着時間に対応した該トラック上の位置と、
    この位置よりも後方の所定位置との間の範囲内で、か
    つ、前記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ
    及びパケットデータを記録することを特徴とするパケッ
    トデータの記録方法。
  5. 【請求項5】 記録すべきパケットデータに新たに付加
    され、又は予め付加されている到着時間識別用のタイム
    スタンプの値の変化に非同期である基準制御信号に基づ
    き記録媒体上に順次形成されるトラックに、前記パケッ
    トデータの到着時間に対応した該トラック上の基準位置
    が存在するトラックのデータ記録先頭位置から前記基準
    位置よりも後方の所定位置との間の範囲内で、かつ、前
    記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ及びパ
    ケットデータを記録することを特徴とするパケットデー
    タの記録方法。
  6. 【請求項6】 記録すべきパケットデータに新たに付加
    され、又は予め付加されている到着時間識別用のタイム
    スタンプの値の変化に非同期である基準制御信号に基づ
    き記録媒体上に順次形成されるトラックに、前記パケッ
    トデータの到着時間に対応した該トラック上の位置の前
    方及び後方の所定位置の間の範囲内で、かつ、前記パケ
    ットデータの到着順に前記タイムスタンプ及びパケット
    データを記録することを特徴とするパケットデータの記
    録方法。
  7. 【請求項7】 前記タイムスタンプが付加された前記パ
    ケットデータは、時間伸張されて記録されることを特徴
    とする請求項1乃至6のうちいずれか一項記載のパケッ
    トデータの記録方法。
  8. 【請求項8】 パケットデータにこのパケットデータの
    到着時間識別用のタイムスタンプが付加されて順次のト
    ラックに記録されている記録媒体から、前記パケットデ
    ータ及びタイムスタンプを再生すると共に、前記トラッ
    クの記録位置に同期し、かつ、所定時間だけ遅れた出力
    時間管理用クロックを生成し、この出力時間管理用クロ
    ックを基準として、かつ、前記タイムスタンプが示すタ
    イミングで前記再生したパケットデータを出力すること
    を特徴とするパケットデータの再生方法。
  9. 【請求項9】 パケットデータにこのパケットデータの
    到着時間識別用のタイムスタンプが付加されて順次のト
    ラックに記録されている記録媒体から、前記パケットデ
    ータ及びタイムスタンプを再生し、再生されたタイムス
    タンプを初期値として出力時間管理用クロックを生成
    し、この出力時間管理用クロックを基準として、かつ、
    前記タイムスタンプが示すタイミングで前記再生したパ
    ケットデータを出力することを特徴とするパケットデー
    タの再生方法。
  10. 【請求項10】 到着時間管理用クロックを発生する手
    段と、 記録すべきパケットデータの到着時間識別用のタイムス
    タンプを、前記到着時間管理用クロックに同期して生成
    して前記パケットデータに付加するタイムスタンプ付加
    手段と、 前記タイムスタンプ付加手段からの前記パケットデータ
    及びタイムスタンプを、前記パケットデータの到着時間
    に対応した記録媒体上のトラックの基準位置又はこの基
    準位置が存在するトラックの記録開始位置又はこの基準
    位置よりも前方の所定位置と、この基準位置よりも後方
    の所定位置との間の範囲内で、かつ、前記パケットデー
    タの到着順に前記タイムスタンプ及びパケットデータを
    記録する記録手段と、 前記記録手段により前記記録媒体上に記録形成されるト
    ラックの位置を前記到着時間管理用クロックに同期して
    制御する制御手段とを有することを特徴とするパケット
    データ記録装置。
  11. 【請求項11】 記録すべきパケットデータに予め付加
    されている到着時間識別用のタイムスタンプの値の変化
    に同期した到着時間管理用クロックを発生する手段と、 到着時間識別用のタイムスタンプが付加されている記録
    すべきパケットデータを、前記パケットデータの到着時
    間に対応した記録媒体上のトラックの位置又はこのトラ
    ックの位置が存在するトラックの記録開始位置又は前記
    トラックの位置よりも前方の所定位置と、前記トラック
    の位置よりも後方の所定位置との間の範囲内で、かつ、
    前記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ及び
    パケットデータを記録する記録手段と、 前記記録手段により前記記録媒体上に記録形成されるト
    ラックの位置を前記到着時間管理用クロックに同期して
    制御する制御手段とを有することを特徴とするパケット
    データ記録装置。
  12. 【請求項12】 パケットデータにこのパケットデータ
    の到着時間識別用のタイムスタンプが付加されて順次の
    トラックに記録されている記録媒体から、前記パケット
    データ及びタイムスタンプを再生する再生手段と、 所定周波数のクロックを発生するクロック発生手段と、 前記クロックに同期して前記再生手段による前記記録媒
    体のトラック再生位置を制御するトラック制御手段と、 前記クロックを一定時間遅延して出力管理用クロックを
    発生する出力管理用クロック発生手段と、 前記出力管理用クロックに同期して変化する値と、前記
    再生手段により再生されたタイムスタンプとを比較し、
    両者が一致する毎にその一致したタイムスタンプが付加
    されている前記再生パケットデータを出力する出力手段
    とを有することを特徴とするパケットデータ再生装置。
  13. 【請求項13】 前記出力手段から出力された再生デー
    タから前記タイムスタンプを除去して出力するタイムス
    タンプ除去回路を更に設けたことを特徴とする請求項1
    2記載のパケットデータ再生装置。
  14. 【請求項14】 回転ドラムに取り付けられた複数の回
    転ヘッドにより、前記回転ドラムに傾斜して所定角度範
    囲に亘って巻き付けられた磁気テープにパケットデータ
    及びパケットデータの到着時間識別用タイムスタンプを
    それぞれ順次のトラックを形成して記録し、前記トラッ
    クから前記回転ヘッドを用いて前記パケットデータ及び
    タイムスタンプを再生する記録再生装置であって、 到着時間管理用クロックを発生する手段と、 前記到着時間管理用クロックに基づいて前記トラック6
    本毎に前記回転ドラムを同期回転制御する回転制御手段
    と、 前記タイムスタンプを、前記到着時間管理用クロックに
    同期して生成して前記パケットデータに付加するタイム
    スタンプ付加手段と、 前記タイムスタンプ付加手段からの前記パケットデータ
    及びタイムスタンプを、前記パケットデータの到着時間
    に対応した前記磁気テープ上のトラックの基準位置と、
    この基準位置よりも後方の所定位置との間の1トラック
    範囲内、又はこの基準位置よりも前方及び後方の各所定
    位置との間の2トラック範囲内、又は前記基準位置が存
    在するトラックの記録開始位置と前記後方の所定位置と
    の間の1トラック範囲よりも大なる範囲内で、かつ、前
    記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ及びパ
    ケットデータを前記複数の回転ヘッドへ供給する記録処
    理手段と、 所定周波数のクロックを発生するクロック発生手段と、 前記磁気テープから前記複数の回転ヘッドにより再生さ
    れた再生信号と前記クロックとに基づいて、再生トラッ
    ク6本毎に前記回転ドラム及び前記磁気テープの走行速
    度を制御するトラック制御手段と、 前記クロックを一定時間遅延して出力管理用クロックを
    発生する出力管理用クロック発生手段と、 前記出力管理用クロックに同期して変化する値と、前記
    複数の回転ヘッドにより再生されたタイムスタンプとを
    比較し、両者が一致する毎にその一致したタイムスタン
    プが付加されている前記再生パケットデータを出力する
    出力手段と、 前記出力手段から出力された再生データから前記タイム
    スタンプを除去して出力するタイムスタンプ除去回路と
    を有することを特徴とする記録再生装置。
  15. 【請求項15】 回転ドラムに取り付けられた複数の回
    転ヘッドにより、前記回転ドラムに傾斜して所定角度範
    囲に亘って巻き付けられた磁気テープにパケットデータ
    及びパケットデータの到着時間識別用タイムスタンプを
    それぞれ順次のトラックを形成して記録し、前記トラッ
    クから前記回転ヘッドを用いて前記パケットデータ及び
    タイムスタンプを再生する記録再生装置であって、 記録すべきパケットデータに予め付加されている到着時
    間管理用のタイムスタンプの値の変化に同期した到着時
    間管理用クロックを発生する手段と、 前記到着時間管理用クロックに基づいて前記トラック6
    本毎に前記回転ドラムを同期回転制御する回転制御手段
    と、 前記記録すべきパケットデータ及びこれに予め付加され
    ているタイムスタンプを、前記パケットデータの到着時
    間に対応した前記磁気テープ上のトラックの基準位置
    と、この基準位置よりも後方の所定位置との間の1トラ
    ック範囲内、又はこの基準位置よりも前方及び後方の各
    所定位置との間の2トラック範囲内、又は前記基準位置
    が存在するトラックの記録開始位置と前記後方の所定位
    置との間の1トラック範囲よりも大なる範囲内で、か
    つ、前記パケットデータの到着順に前記タイムスタンプ
    及びパケットデータを前記複数の回転ヘッドへ供給する
    記録処理手段と、 所定周波数のクロックを発生するクロック発生手段と、 前記磁気テープから前記複数の回転ヘッドにより再生さ
    れた再生信号と前記クロックとに基づいて、再生トラッ
    ク6本毎に前記回転ドラム及び前記磁気テープの走行速
    度を制御するトラック制御手段と、 前記クロックを一定時間遅延して出力管理用クロックを
    発生する出力管理用クロック発生手段と、 前記出力管理用クロックに同期して変化する値と、前記
    複数の回転ヘッドにより再生されたタイムスタンプとを
    比較し、両者が一致する毎にその一致したタイムスタン
    プが付加されている前記再生パケットデータを出力する
    出力手段とを有することを特徴とする記録再生装置。
  16. 【請求項16】 複数のパケットデータと、前記複数の
    パケットデータにおける各パケットデータ間の到着時間
    間隔を再生時に再現するため、前記複数のパケットデー
    タそれぞれに付加したタイムスタンプとを順次形成され
    る複数のトラックに記録配置した記録媒体であって、 前記複数のパケットデータを、それぞれ前記 パケットデ
    ータの到着時刻に対応した前記トラックの基準位置
    この基準位置よりも後方で、前記基準位置から1ト
    ラック分に相当する期間後の第1の位置との間である第
    1の範囲内、又は前記基準位置よりも前方で、前記基準
    位置から1トラック分に相当する期間前の第2の位置
    と、前記第1の位置との間である第2の範囲内、又は前
    記基準位置が存在するトラックの記録開始位置と前記第
    1の位置との間である第3の範囲内のいずれか範囲内に
    記録配置すると共に、前記記録配置を前記複数のパケッ
    トデータが再生装置内のバッファ手段を介してその到着
    順に再生されるよう、前記複数のパケットデータの到着
    順に記録配置したことを特徴とする記録媒体。
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