JP3103457B2 - 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法ならびに読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法ならびに読み出し方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に情報を書き込
むことができる不揮発性半導体記憶装置及びその書き込
み方法ならびに読み出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置の一種にEPR
OM(Erasable and Programma
ble Read Only Memory)がある。
このEPROMは、記憶されている情報を紫外線の照射
により消去することができ且つ電気的に繰り返して情報
を書き込むことができる読み出し専用メモリ(ROM)
である。
【0003】図3に、代表的なEPROMの電気的結線
の様子を4個のメモリセルについて示す。
【0004】各メモリセル10〜13は、電極を持たな
いフローティングゲート110〜113を有している。
そして、ワード線100がメモリセル10と11のコン
トロールゲートに夫々接続され、ワード線101がメモ
リセル12と13のコントロールゲートに夫々接続され
ている。但し、実際には、各ワード線と各コントロール
ゲートは例えばポリシリコンにより一体に構成され、ワ
ード線自体が、各メモリセルの領域において、そのコン
トロールゲートを構成する。一方、メモリセル10と1
2のドレインには夫々ビット線102が接続され、メモ
リセル11と13のドレインには夫々ビット線103が
接続されている。更に、各メモリセル10〜13のソー
スは共通のソース線104に接続されている。
【0005】このように構成されたEPROMにおい
て、従来、例えばメモリセル10に書き込みを行う場
合、ワード線100の電位を例えば12Vにするととも
にその他のワード線の電位を0Vにし、また、ビット線
102の電位を例えば5Vにするとともにその他のビッ
ト線の電位を0Vにし、更に、ソース線104の電位を
0Vにする。
【0006】この時、各メモリセルにおけるコントロー
ルゲートとフローティングゲートの間の容量結合係数
(カップリングレシオ)を0.6とすると、メモリセル
10のフローティングゲート110には約7Vの電位が
誘起される。そして、これにより、メモリセル10のド
レインーソース間にチャネルが形成され、高いゲート電
圧とドレイン電圧のために、ドレイン近傍で高エネルギ
ーの電子(ホットエレクトロン)が発生し、このホット
エレクトロンがシリコン基板とゲート酸化膜の間の電位
障壁(電子の場合、例えば、3.2eV)を越えてフロ
ーティングゲート110に注入される。
【0007】このようにして注入された電子は、フロー
ティングゲート110が非常に低い導電率の酸化膜に囲
まれているために、ワード線100とビット線102の
電圧を開放した後も、そのフローティングゲート110
に半永久的に留まり、記憶状態が保持される。この記憶
状態をデータ“0”とする。一方、ワード線とビット線
の何れかに電圧が印加されないメモリセルでは、そのフ
ローティングゲートに電子が注入されず、記憶状態がデ
ータ“1”になる。
【0008】そして、このメモリセル10からデータを
読み出す場合には、ワード線100の電位を例えば5V
にするとともにその他のワード線の電位を0Vにし、ま
た、ビット線102の電位を例えば1Vにするとともに
その他のビット線の電位を0Vにし、更に、ソース線1
04の電位を0Vにする。
【0009】すると、メモリセル10の記憶状態が
“0”でそのしきい値電圧が高い(例えば6〜8V)場
合には、そのメモリセルのドレインーソース間に電流が
流れないが、記憶状態が“1”でしきい値電圧が低い
(例えば2〜3V)場合には、そのメモリセルのドレイ
ン−ソース間に電流が流れる。そして、この電流の違い
をダミーセルの電流値と比較することにより、メモリセ
ル10の記憶状態が検出され、データの読み出しが行わ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のEPROMで
は、上述したように、1個のメモリセルに“0”と
“1”の2個の記憶状態しか与えていなかった。即ち、
単位メモリセルを1ビット(2値)のデータの記憶にし
か用いていなかった。このため、メモリセルアレイ全体
で記憶する情報量が少ないという欠点があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、特にメモリセル
の数を増やさなくてもその記憶容量を大きくすることが
できる不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法な
らびに読み出し方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、コントロールゲートとフローティングゲー
トの2重ゲート構造を有するメモリセルの前記フローテ
ィングゲートに電荷を注入することによってそのメモリ
セルのしきい値電圧を変化させ、このしきい値電圧の変
化状態を情報の記憶に利用する不揮発性半導体記憶装置
において、前記コントロールゲートに接続されたワード
線と、前記メモリセルに形成されたドレインに接続され
たビット線と、少なくとも3段階のレベルに変化する電
圧を前記ワード線に印加する書き込み電圧発生回路と、
前記ビット線に所定のタイミングでパルス状の電圧を印
加する書き込みパルス発生回路とを有する。
【0013】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例においては、前記書き込み電圧発生回路が、2(n
≧2)段階のレベルに階段状に変化する電圧を発生す
る。
【0014】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法は、複数の前記メモリセルからなるマトリクスの
列線又は行線を構成する複数の前記ワード線のうちの選
択されたワード線に少なくとも3段階のレベルに変化す
る書き込み電圧を印加するとともに、前記選択されたワ
ード線に所望レベルの書き込み電圧が印加されている時
に、前記マトリクスの行線又は列線を構成する複数の前
記ビット線のうちの選択されたビット線にパルス状の電
圧を印加し、これにより、前記選択されたワード線と前
記選択されたビット線により選択されたメモリセルのフ
ローティングゲートに、前記選択されたビット線に前記
パルス状の電圧が印加された時に前記選択されたワード
線に印加されている書き込み電圧のレベルに対応した所
定量の電荷を注入し、その選択されたメモリセルに、そ
の書き込み電圧のレベルに対応した情報を記憶させる。
【0015】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例においては、前記選択されたワード線
に、2(n≧2)段階のレベルに階段状に変化する電
圧を印加する。
【0016】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、少な
くとも3つの異なるデータの1つを選択的に記憶するこ
とのできる不揮発性半導体記憶装置であって、コントロ
ールゲート、フローテングゲート、ドレイン、ソースを
有する複数のメモリセルを含むメモリアレイと、記憶し
ようとするデータの数に対応する数の異なるレベルに階
段状に変化する階段状電圧を発生する手段と、所定の電
圧レベルと所定のパルス幅を有するパルス電圧を発生す
る手段と、前記複数のメモリセルの1つを選択する手段
と、前記選択されたメモリセルのコントロールゲートと
ドレインに、前記階段状電圧と前記パルス電圧をそれぞ
れ印加し、前記少なくとも3つの異なるデータの何れを
前記選択されたメモリセルに記憶すべきかによって、前
記コントロールゲートへの前記階段状電圧の印加のタイ
ミングに対する前記ドレインへの前記パルス電圧の印加
の相対的タイミングを制御する手段とを有する。
【0017】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記パルス電圧のパルス幅は、前記階段状
電圧の継続時間よりも短い。
【0018】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記パルス電圧のパルス幅は、前記階段状
電圧の発生するそれぞれのレベルの電圧の継続時間の中
で最も短い継続時間よりも長くないパルス幅である。
【0019】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、各メモリセルに記憶される前記少なくとも
3つの異なるデータは、そのメモリセルのしきい値電圧
の少なくとも3つの異なるレベルにそれぞれ対応し、前
記階段状電圧の異なるレベルは、前記異なるしきい値電
圧レベルによって決められる。
【0020】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記相対的タイミングを制御する手段は、
前記コントロールゲートに印加された階段状電圧の電圧
レベルが、前記選択されたメモリセルに記憶しようとす
る前記少なくとも3つの異なるデータの1つに対応する
レベルにあるとき、前記ドレインに前記パルス電圧が印
加されるように、前記コントロールゲートへの前記階段
伏電圧の印加タイミングと、前記ドレインへの前記パル
ス電圧の印加のタイミングを制御する。
【0021】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例においては、前記記憶しようとする異なるデータの数
が2(n≧2の正の整数)で、前記階段状電圧は異な
る2のレベルをもつ。
【0022】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、少な
くとも3つの異なるデータの1つを選択的に記憶するこ
とのできる不揮発性半導体記憶装置であって、コントロ
ールゲート、フローテングゲート、ドレイン、ソースを
有する複数のメモリセルを含むメモリアレイと、前記複
数のメモリセルの1つを選択する手段と、前記選択され
たメモリセルに前記異なるデータの1つを書き込むモー
ドである書き込みモードと、前記選択されたメモリセル
に記憶されたデータを読み出すモードである読み出しモ
ードとの間で、前記不揮発性半導体記憶装置の動作を切
換える手段と、前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き
込みモードに設定されたとき、前記記憶しようとするデ
ータの数に対応する数の異なるレベルに階段状に変化す
る第1の階段状電圧を発生し、前記不揮発性半導体記憶
装置が前記読み出しモードに設定されたとき、前記記憶
しようとするデータの数に対応する数の異なるレベルに
階段状に変化する第2の階段状電圧を発生する手段と、
前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き込みモードに設
定されたとき、所定のパルス幅と、所定の電圧レベルを
もった第1のパルス電圧を発生し、前記不揮発性半導体
記憶装置が前記読み出しモードに設定されたとき、所定
のパルス幅の一定電圧の第2のパルス電圧を発生する手
段と、前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き込みモー
ドに設定されたとき、前記選択されたメモリセルの前記
コントロールゲートと前記ドレインに、前記第1の階段
状電圧と前記第1のパルス電圧をそれぞれ印加し、前記
選択されたメモリセルに記憶されるべきデータに応じ
て、前記コントロールゲートへの前記第1の階段状電圧
の印加のタイミングに対する、前記ドレインへの前記第
1のパルス電圧の印加の相対的タイミングを制御し、前
記不揮発性半導体記憶装置が前記読み出しモードに設定
されたとき、前記選択されたメモリセルの前記コントロ
ールゲートと前記ドレインに、前記第2の階段状電圧と
前記第2のパルス電圧をそれぞれ印加し、前記第2の階
段状電圧が前記コントロールゲートに印加されている間
は少なくとも、前記第2のパルス電圧が前記ドレインに
印加されている様に、前記コントロールゲートへの前記
第2の階段状電圧の印加のタイミングに対して、前記ド
レインへの前記第2のパルス電圧の印加の相対的タイミ
ングを制御する手段と、前記不揮発性半導体記憶装置が
前記読み出しモードに設定されたとき、前記コントロー
ルゲートに印加される前記第2の階段状電圧のそれぞれ
のレベルにおいて、前記選択されたメモリセルのドレイ
ン−ソース回路に流れる電流を検出する手段とを有す
る。
【0023】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記第1のパルス電圧のパルス幅は、前記
第1の階段状電圧の継続時間よりも短い。
【0024】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記第2のパルス電圧のパルス幅は、前記
第2の階段状電圧の継続時間よりも短い。
【0025】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一態様
例において、前記第1のパルス電圧のパルス幅は、前記
第1の階段状電圧の発生するそれぞれのレベルの電圧の
継続時間の中で最も短い継続時間よりも長くないパルス
幅である。
【0026】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法は、コントロールゲート、フローテングゲート、
ドレイン、ソースを有する複数のメモリセルを含むメモ
リアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置に、少なくと
も3つの異なるデータの1つを選択的に書き込む方法で
あって、前記複数のメモリセルの1つを選択し、前記選
択されたメモリセルへ前記少なくとも3つの異なるデー
タのうちの1つを書き込むときに、前記異なるデータの
数に対応した数の異なるレベルに階段状に変化する階段
状電圧を発生して、前記選択されたメモリセルのゲート
電極に印加し、所定のパルス幅と、所定電圧レベルを有
するパルス電圧を発生し、前記選択されたメモリセルの
ドレインへ印加し、前記少なくとも3つの異なるデータ
の何れを、前記選択されたメモリセルに書き込むべきか
によって、前記コントロールゲートへの前記階段状電圧
の印加のタイミングに対する、前記ドレインへの前記パ
ルス電圧の印加の相対的タイミングを制御する。
【0027】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例において、前記パルス電圧のパルス幅
は、前記階段状電圧の継続時間よりも短い。
【0028】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例において、前記パルス電圧のパルス幅
は、前記階段状電圧の発生するそれぞれのレベルの電圧
の継続時間の中で最も短い継続時間よりも短いパルス幅
である。
【0029】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例においては、前記少なくとも3つの異
なるデータ、前記各メモリセルのしきい値電圧の設定さ
れる異なるレベルに対応する。
【0030】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例において、前記階段状電圧の異なるレ
ベルは、前記各メモリセルのしきい値電圧の異なるレベ
ルに基づいて決められる。
【0031】本発明の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法の一態様例においては、前記異なるデータの数が
(n≧2の正の整数)で、前記階段状電圧は異なる
のレベルをもつ。
【0032】本発明の不揮発性半導体記憶装置の読み出
し方法は、コントロールゲート、フローテングゲート、
ドレイン、ソースを有する複数のメモリセルを含むメモ
リアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置に書き込まれ
た、少なくとも3つの異なるデータの1つを読み出す方
法であって、読み出すべき前記複数のメモリセルの1つ
を選択し、前記異なるデータの数に対応した数の異なる
レベルに階段状に変化する階段状電圧を発生して、前記
選択されたメモリセルのコントロールゲートに印加し、
所定のパルス幅をもった、一定電圧のパルス電圧を発生
して、前記選択されたメモリセルのドレインに印加し、
前記選択されたメモリセルの前記コントロールゲートに
印加された前記階段状電圧の各レベルにおいて、前記選
択されたメモリセルのドレイン−ソース電流を検出す
る。
【0033】本発明の不揮発性半導体記憶装置の読み出
し方法の一態様例において、前記パルス電圧のパルス幅
は、前記階段状電圧の継続時間よりも短くないパルス幅
である。
【0034】本発明の不揮発性半導体記憶装置の読み出
し方法の一態様例においては、それぞれがメモリセルと
同一の構成及び電気的特性を有する複数のリファレンス
セルを設け、前記選択されたメモリセルのドレイン−ソ
ース電流を検出後に、前記選択されたメモリセルのドレ
イン−ソース電流を、それぞれのリファレンスセルのド
レイン−ソース電流と順次比較し、前記選択されたメモ
リセルに書き込まれたデータを判定する。
【0035】
【作用】本発明においては、単位メモリセルに3値以上
のデータ、例えば、2(n≧2)段階のレベルに変化
する書き込み電圧を用いて書き込みを行った場合にはn
ビット(2n値)のデータを記憶させることができるの
で、特にメモリセルの数を増やさなくても、装置全体の
記憶容量を大きくすることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例につき図面を参照して
説明する。
【0037】図1(a)に、本発明を適用したEPRO
Mの主要構成を示す。
【0038】同図において、メモリセルアレイ1を構成
する各メモリセルの構成並びにそれらとワード線、ビッ
ト線及びソース線との接続は、図3で説明したものと同
じである。そして、各メモリセルのコントロールゲート
に接続されたワード線が列デコーダ2に接続され、一
方、各メモリセルのドレインに接続されたビット線が行
セレクタ4を介して行デコーダ3に接続されている。
【0039】そして、アドレスバッファ5を介して入力
されたアドレス信号がこれらのデコーダ2及び3に送ら
れ、これらのデコーダ2及び3で夫々列線(ワード線)
及び行線(ビット線)の選択が行われる。
【0040】また、レベルが階段状に変化する電圧を発
生する可変電圧発生回路6が列デコーダ2を介してメモ
リセルアレイ1の各ワード線に接続されるとともに、パ
ルス状の電圧を発生するパルス発生回路7が行セレクタ
4を介してメモリセルアレイ1の各ビット線に接続され
ている。なお、図中、8は読み出し回路である。
【0041】次に、図1(a)(b)及び図3を参照し
て本実施例のEPROMの書き込み動作を説明する。
【0042】今、図3のメモリセル10に書き込みを行
う場合には、図1(b)に示すように、0Vから1ms
毎に10V、11V、12Vと階段状にレベルが変化す
る階段状電圧を、半導体チップ内に内蔵する可変電圧発
生回路6で発生させ、この階段状電圧を、列デコーダ2
により選択したワード線100に印加し、その他のワー
ド線の電位を全て0Vにする。
【0043】そして、例えば、ワード線100に11V
の電圧が印加されているタイミングに合わせて、行デコ
ーダ3により選択したビット線102にパルス発生回路
7から例えば8.5Vの電圧を0.8msの間だけ印加
し、その他のビット線の電位は全て0Vにする。この印
加時間は、0.5〜1msの間の適当な値を設定可能で
ある。また、共通ソース104の電位は0Vにする。
【0044】これによりメモリセル10のドレイン−ソ
ース間にチャネルが形成され、且つ、高いゲート電圧と
ドレイン電圧のためにドレイン近傍で発生したホットエ
レクトロンがシリコン−ゲート酸化膜間の電位障壁を越
えてフローティングゲート110に注入されることによ
り情報が書き込まれる。この結果、メモリセル10のし
きい値電圧が約4Vになり、この状態を“10”状態と
する。
【0045】同様にして、ワード線100に10Vの電
圧が印加されているタイミングに合わせて、ビット線1
02に8.5Vのパルス状電圧を印加すると、メモリセ
ル10のしきい値電圧は約3Vになり、この状態を“0
1”状態とする。
【0046】更に、ワード線100に12Vの電圧が印
加されているタイミングに合わせて、ビット線102に
8.5Vのパルス状電圧を印加すると、メモリセル10
のしきい値電圧は約5Vになり、この状態を“11”状
態とする。
【0047】そして、メモリセル10に書き込みを行っ
ていない状態を“00”状態とする。この状態でのメモ
リセル10のしきい値電圧は約2Vである。
【0048】以上に説明したように、プログラミング方
式は、チャネルホットエレクトロン注入方式を用い、コ
ントロールゲートにかける電圧(VCG)によりプログ
ラミング後のしきい値電圧(Vth)が変化する特性を
利用する。図4に、コントロールゲートにかける電圧を
変化させた場合の書き込み時間と書き込み後のしきい値
電圧との関係を示す。内蔵回路から発生したステップ状
の電圧を選択ワード線に印加し、ビット線にかけるパル
スのタイミングを制御することにより、プログラミング
後のしきい値電圧(Vth)を4種類設定することが可
能となる。しきい値電圧の設定値は、書き込まない状態
を1状態とし、他の状態は、3〔V〕から1〔V〕おき
に設定する。
【0049】次に、本実施例のEPROMの読み出し動
作を説明する。
【0050】今、メモリセル10の読み出しを行う場合
には、0Vから1ms毎に2.5V、3.5V、4.5
Vと階段状にレベルが変化する階段状電圧を可変電圧発
生回路6で発生させ、この階段状電圧をワード線100
に印加し、その他のワード線の電位を全て0Vにする。
また、ビット線102の電位を例えば1Vにするととも
にその他のビット線の電位を全て0Vにし、更に、共通
ソース104の電位を0Vにする。
【0051】そして、ワード線100に2.5Vの電圧
が印加されている時にメモリセル10のドレイン−ソー
ス間に電流が流れた場合には、読み出し回路8は“0
0”のデータを出力する。また、ワード線100に2.
5Vの電圧が印加されている時にはドレイン−ソース間
に電流が流れず、3.5Vの電圧が印加された時に電流
が流れた場合には、読み出し回路8は“01”のデータ
を出力する。更に、ワード線100に3.5Vの電圧が
印加されている時にもドレイン−ソース間に電流が流れ
ず、4.5Vの電圧が印加された時に初めて電流が流れ
た場合には、読み出し回路8は“10”のデータを出力
する。そして、4.5Vの電圧が印加されている時にも
電流が流れなかった場合には、読み出し回路8は“1
1”のデータを出力する。
【0052】以上に説明したように、本実施例のEPR
OMでは、1個のメモリセルに“00”〜“11”の4
値即ち2ビットのデータを記憶させることができ、且
つ、これを読み出すことができる。
【0053】なお、記憶状態の消去は、従来よりよく知
られている紫外線の照射により全メモリセルを一括して
行われる。
【0054】また、以上の実施例において具体的な電圧
値を示したが、これらの電圧値は、メモリセルの構造、
特にゲート酸化膜や層間絶縁膜の容量並びに容量結合係
数(カップリングレシオ)の値により適宜変更されるべ
きものである。
【0055】次に、図2に示すメモリセルの等価回路を
用いて、コントロールゲートに印加する電圧により書き
込み後のしきい値電圧が変化することを原理的に説明す
る。
【0056】今、コントロールゲート、フローティング
ゲート、ドレイン、ソース及び基板の電位を夫々
CG、VFG、V、V及びVsUBとし、コント
ロールゲートとフローティングゲートの間、フローティ
ングゲートと基板の間、フローティングゲートとドレイ
ンの間及びフローティングゲートとソースの間の容量を
夫々C、C、C及びCとする。
【0057】そして、フローティングゲートに蓄積され
ている電荷の量をQとすると、電荷保存則により、 Q=C(VFG−VCG)+C(VFG−VSUB) +C(VFG−V)+C(VFG−V) …(1) となる。
【0058】ここで、V=VSUB=0とすると、 VFG=(C・VCG+C・V+Q)/C …(2) 但し、C=C+C+C+Cとなる。
【0059】そして、コントロールゲート及びフローテ
ィングゲートからみたトランジスタのしきい値電圧を夫
々V及びVFTとすると、Q=0の時は、 VFT=(C・V+C・V)/C …(3) Q=ΔQの時は、 VFT′=(C・V′+C・V+ΔQ)/C …(4) が夫々成立する。
【0060】ここで、フローティングゲートからみたト
ランジスタのしきい値電圧はQの値にかかわらず一定な
ので、VFT=VFT′である。
【0061】従って、(4)式−(3)式から、 C(V′−V)/C=ΔQ/C …(5) となる。
【0062】依って、V−V′=ΔVとすると、 C・ΔV=−ΔQ …(6) となる。
【0063】ところで、VCGを微小量だけ増加させて
CG+ΔVCGにすると、QもQ+ΔQになるので、
(2)式は、 VFG+ΔVFG={C(VCG+ΔVCG)+C・V +(Q+ΔQ)}/C …(7) になる。
【0064】従って、(7)式−(2)式から、 ΔVFG=(C・ΔVCG+ΔQ)/C …(8) となる。
【0065】(8)式に(6)式を代入すると、 ΔVFG=C(ΔVCG−ΔV)/C …(9) になる。
【0066】ここで、フローティングゲートに電荷を注
入する時間が充分に経過した後には、ΔVFG=0にな
る。
【0067】従って、 ΔVCG=ΔV …(10) になる。
【0068】これにより、コントロールゲートに印加す
る電圧によって書き込み後のしきい値電圧が変化するこ
とが分かる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、EPROM等の不揮発
性半導体記憶装置の単位メモリセルに3値以上例えばn
(n≧2)ビットのデータを記憶させることができるの
で、特にメモリセルの数を増やさなくても大きな記憶容
量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるEPROMの要部構成
を示す回路ブロック図及び書き込み時の印加電圧を示す
タイミングチャートである。
【図2】EPROMの単位メモリセルの等価回路図であ
る。
【図3】EPROMの4個のメモリセルの電気的結線図
である。
【図4】コントロールゲートに印加する電圧を変化させ
た場合の書き込み時間と書き込み後のしきい値電圧との
関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 列デコーダ 3 行デコーダ 6 可変電圧発生回路 7 パルス発生回路 8 読み出し回路 10、11、12、13 メモリセル 100、101 ワード線(コントロールゲート) 102、103 ビット線 104 ソース線 110、111、112、113 フローティングゲー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康夫 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵 株式会社エレクトロニクス研究所内 (72)発明者 江川 雄一 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵 株式会社エレクトロニクス研究所内 (56)参考文献 特開 平3−237692(JP,A) 特開 昭62−6493(JP,A) 特開 昭62−257699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/02

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの異なるデータの1つを
    選択的に記憶することのできる不揮発性半導体記憶装置
    であって、 コントロールゲート、フローテングゲート、ドレイン、
    ソースを有する複数のメモリセルを含むメモリアレイ
    と、 記憶しようとするデータの数に対応する数の異なるレベ
    ルに階段状に変化する階段状電圧を発生する手段と、 所定の電圧レベルと所定のパルス幅を有するパルス電圧
    を発生する手段と、 前記複数のメモリセルの1つを選択する手段と、 前記選択されたメモリセルのコントロールゲートとドレ
    インに、前記階段状電圧と前記パルス電圧をそれぞれ印
    加し、前記少なくとも3つの異なるデータの何れを前記
    選択されたメモリセルに記憶すべきかによって、前記コ
    ントロールゲートへの前記階段状電圧の印加のタイミン
    グに対する前記ドレインへの前記パルス電圧の印加の相
    対的タイミングを制御する手段とを有することを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス電圧のパルス幅は、前記階段
    状電圧の継続時間よりも短いことを特徴とする請求項1
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス電圧のパルス幅は、前記階段
    状電圧の発生するそれぞれのレベルの電圧の継続時間の
    中で最も短い継続時間よりも長くないパルス幅であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 各メモリセルに記憶される前記少なくと
    も3つの異なるデータは、そのメモリセルのしきい値電
    圧の少なくとも3つの異なるレベルにそれぞれ対応し、
    前記階段状電圧の異なるレベルは、前記異なるしきい値
    電圧レベルによって決められることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記相対的タイミングを制御する手段
    は、 前記コントロールゲートに印加された階段状電圧の電圧
    レベルが、前記選択されたメモリセルに記憶しようとす
    る前記少なくとも3つの異なるデータの1つに対応する
    レベルにあるとき、前記ドレインに前記パルス電圧が印
    加されるように、前記コントロールゲートヘの前記階段
    伏電圧の印加タイミングと、前記ドレインへの前記パル
    ス電圧の印加のタイミングを制御することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶しようとする異なるデータの数
    が2n (n≧2の正の整数)で、前記階段状電圧は異な
    る2n のレベルをもつことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも3つの異なるデータの1つを
    選択的に記憶することのできる不揮発性半導体記憶装置
    であって、 コントロールゲート、フローテングゲート、ドレイン、
    ソースを有する複数のメモリセルを含むメモリアレイ
    と、 前記複数のメモリセルのlつを選択する手段と、 前記選択されたメモリセルに前記異なるデータの1つを
    書き込むモードである書き込みモードと、前記選択され
    たメモリセルに記憶されたデータを読み出すモードであ
    る読み出しモードとの間で、前記不揮発性半導体記憶装
    置の動作を切換える手段と、 前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き込みモードに設
    定されたとき、前記記憶しようとするデータの数に対応
    する数の異なるレベルに階段状に変化する第1の階段状
    電圧を発生し、前記不揮発性半導体記憶装置が前記読み
    出しモードに設定されたとき、前記記憶しようとするデ
    ータの数に対応する数の異なるレベルに階段状に変化す
    る第2の階段状電圧を発生する手段と、 前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き込みモードに設
    定されたとき、所定のパルス幅と、所定の電圧レベルを
    もった第1のパルス電圧を発生し、前記不揮発性半導体
    記憶装置が前記読み出しモードに設定されたとき、所定
    のパルス幅の一定電圧の第2のパルス電圧を発生する手
    段と、 前記不揮発性半導体記憶装置が前記書き込みモードに設
    定されたとき、前記選択されたメモリセルの前記コント
    ロールゲートと前記ドレインに、前記第1の階段状電圧
    と前記第1のパルス電圧をそれぞれ印加し、前記選択さ
    れたメモリセルに記憶されるべきデータに応じて、前記
    コントロールゲートへの前記第1の階段状電圧の印加の
    タイミングに対する、前記ドレインへの前記第1のパル
    ス電圧の印加の相対的タイミングを制御し、前記不揮発
    性半導体記憶装置が前記読み出しモードに設定されたと
    き、前記選択されたメモリセルの前記コントロールゲー
    トと前記ドレインに、前記第2の階段状電圧と前記第2
    のパルス電圧をそれぞれ印加し、前記第2の階段状電圧
    が前記コントロールゲートに印加されている間は少なく
    とも、前記第2のパルス電圧が前記ドレインに印加され
    ている様に、前記コントロールゲートへの前記第2の階
    段状電圧の印加のタイミングに対して、前記ドレインへ
    の前記第2のパルス電圧の印加の相対的タイミングを制
    御する手段と、 前記不揮発性半導体記憶装置が前記読み出しモードに設
    定されたとき、前記コントロールゲートに印加される前
    記第2の階段状電圧のそれぞれのレベルにおいて、前記
    選択されたメモリセルのドレイン−ソース回路に流れる
    電流を検出する手段とを有することを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のパルス電圧のパルス幅は、前
    記第1の階段状電圧の継続時間よりも短いことを特徴と
    する請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のパルス電圧のパルス幅は、前
    記第2の階段状電圧の継続時間よりも短いことを特徴と
    する請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のパルス電圧のパルス幅は、
    前記第1の階段状電圧の発生するそれぞれのレベルの電
    圧の継続時間の中で最も短い継続時間よりも長くないパ
    ルス幅であることを特徴とする請求項7に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 コントロールゲート、フローテングゲ
    ート、ドレイン、ソースを有する複数のメモリセルを含
    むメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置に、少
    なくとも3つの異なるデータの1つを選択的に書き込む
    方法であって、 前記複数のメモリセルの1つを選択し、 前記選択されたメモリセルへ前記少なくとも3つの異な
    るデータのうちの1つを書き込むときに、前記異なるデ
    ータの数に対応した数の異なるレベルに階段状に変化す
    る階段状電圧を発生して、前記選択されたメモリセルの
    ゲート電極に印加し、 所定のパルス幅と、所定電圧レベルを有するパルス電圧
    を発生し、前記選択されたメモリセルのドレインへ印加
    し、 前記少なくとも3つの異なるデータの何れを、前記選択
    されたメモリセルに書き込むべきかによって、前記コン
    トロールゲートへの前記階段状電圧の印加のタイミング
    に対する、前記ドレインヘの前記パルス電圧の印加の相
    対的タイミングを制御することを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置の書き込み方法。
  12. 【請求項12】 前記パルス電圧のパルス幅は、前記階
    段状電圧の継続時間よりも短いことを特徴とする請求項
    11に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
  13. 【請求項13】 前記パルス電圧のパルス幅は、前記階
    段状電圧の発生するそれぞれのレベルの電圧の継続時間
    の中で最も短い継続時間よりも短いパルス幅であること
    を特徴とする請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の書き込み方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも3つの異なるデータ
    は、前記各メモリセルのしきい値電圧の設定される異な
    るレベルに対応することを特徴とする請求項11〜13
    のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き
    込み方法。
  15. 【請求項15】 前記階段状電圧の異なるレベルは、前
    記各メモリセルのしきい値電圧の異なるレベルに基づい
    て決められることを特徴とする請求項11〜14のいず
    れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
    法。
  16. 【請求項16】 前記異なるデータの数が2n (n≧2
    の正の整数)で、前記階段状電圧は異なる2n のレベル
    をもつことを特徴とする請求項11〜15のいずれか1
    項に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
  17. 【請求項17】 コントロールゲート、フローテングゲ
    ート、ドレイン、ソースを有する複数のメモリセルを含
    むメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置に書き
    込まれた、少なくとも3つの異なるデータの1つを読み
    出す方法であって、 読み出すべき前記複数のメモリセルのlつを選択し、 前記異なるデータの数に対応した数の異なるレベルに階
    段状に変化する階段状電圧を発生して、前記選択された
    メモリセルのコントロールゲートに印加し、 所定のパルス幅をもった、一定電圧のパルス電圧を発生
    して、前記選択されたメモリセルのドレインに印加し、 前記選択されたメモリセルの前記コントロールゲートに
    印加された前記階段状電圧の各レベルにおいて、前記選
    択されたメモリセルのドレイン−ソース電流を検出する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の読み出し方
    法。
  18. 【請求項18】 前記パルス電圧のパルス幅は、前記階
    段状電圧の継続時間よりも短くないパルス幅であること
    を特徴とする請求項17に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の読み出し方法。
  19. 【請求項19】 それぞれがメモリセルと同一の構成及
    び電気的特性を有する複数のリファレンスセルを設け、 前記選択されたメモリセルのドレイン−ソース電流を検
    出後に、前記選択されたメモリセルのドレイン−ソース
    電流を、それぞれのリファレンスセルのドレイン−ソー
    ス電流と順次比較し、前記選択されたメモリセルに書き
    込まれたデータを判定することを特徴とする請求項17
    又は18に記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方
    法。
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