JP3102808U - 管継手用クランプ部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短管部材同士を容易に締結できる管継手用クランプ部材を提供する。
【解決手段】 複数の略円弧状のクランプ片31,32,33を有して、少なくとも一箇所を除く部分で各クランプ片の端部が互いに枢結されたクランプ本体と、このクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33a同士を締結するための互いに螺合する第1ネジ部材60及び第2ネジ部材70とを備えた管継手用クランプ部材30において、上記第2ネジ部材70の第1ネジ部材60に螺合する面と反対側の端面に、ラチェット工具100が係合可能な穴72を形成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、食品用配管同士を連結する管継手における、双方の短管部材に形成された軸端に向かって拡径するテーパーフランジ部同士をクランプして両短管部材同士を締結する管継手用クランプ部材に関するものである。
従来、食品用配管においては、配管内を頻繁に清掃して雑菌の繁殖を抑える等の衛生対策をする必要があるため、この食品用配管同士を連結する管継手としては、配管同士を容易に連結したり切り離したりすることができる作業性の良い管継手が求められていた。そして、このような管継手としては、軸端に向かって拡径するテーパーフランジ部が形成された双方の短管部材と、この両テーパーフランジ部をクランプして両短管部材同士を締結する管継手用クランプ部材とを備えたものがよく知られている。
この管継手における管継手用クランプ部材は、複数の略円弧状のクランプ片を有して、少なくとも一箇所を除く部分で各クランプ片の端部が互いに枢結されたクランプ本体を備えている。そして、このクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部の一方にはボルトが回動可能に取付けられ、このボルトに蝶ナットが螺合されて、この蝶ナットにより上記枢結されていないクランプ片の端部の他方が上記ボルト軸方向に押し付けられて上記枢結されていないクランプ片の端部同士が締結される構造となっている。
また、上記クランプ片夫々の内周面側には、上記短管部材に形成された両テーパーフランジ部を挟み込む溝部が形成されており、上記双方の短管部材のテーパーフランジ部を向かい合わせて、この両テーパーフランジ部に上記溝部を嵌合させた状態で、上記蝶ナットを締め付けることにより、上記クランプ片の端部同士が締結されるとともに、上記溝部が両テーパーフランジ部をクランプして両短管部材同士が締結されるようになっている。
しかしながら、上記ボルトと蝶ナットとによるクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部同士の締結構造では、手作業で蝶ナットを締め付けたり緩めたりして上記クランプ片の端部同士を締結及び締結解除できるものの、食品用配管では上述した通り配管内を頻繁に清掃する必要があるため、この手作業では管継手数量及び清掃頻度により配管内の清掃にかなりの労力を要していた。
本考案は、このような事情に鑑み、さらに容易に食品用配管同士を連結したり切り離したりすることができるように、クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部同士を容易に締結及び締結解除できる管継手用クランプ部材を提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、食品用配管同士を連結する管継手における、上記食品用配管に接続される双方の短管部材に形成された軸端に向かって拡径するテーパーフランジ部同士をクランプして両短管部材同士を締結する管継手用クランプ部材であって、この管継手用クランプ部材は、複数の略円弧状のクランプ片を有して、少なくとも一箇所を除く部分で各クランプ片の端部が互いに枢結されたクランプ本体と、このクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部同士を締結するための互いに螺合する第1ネジ部材及び第2ネジ部材とを備え、上記クランプ片夫々の内周面側には、上記短管部材に形成された両テーパーフランジ部を挟み込む溝部が周方向に形成されており、上記第1ネジ部材は、上記枢結されていないクランプ片の端部の一方に回動可能に取付けられており、この第1ネジ部材に螺合して、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方を上記第1ネジ部材軸方向に押し付ける上記第2ネジ部材に、ラチェット工具が係合可能な穴が形成されているものである。
請求項2に係る考案は、上記請求項1に記載の管継手用クランプ部材において、上記第2ネジ部材の外形は、レンチによる操作が可能な多角形状になっているものである。
請求項3に係る考案は、上記請求項1または2に記載の管継手用クランプ部材において、上記第1ネジ部材は、頭部が上記枢結されていないクランプ片の端部の一方に回動可能に取付けられたボルト部材であり、上記第2ネジ部材は、上記ボルト部材に螺合する面と反対側の端面にラチェット工具が係合可能な穴が形成されたナット部材であるものである。
請求項4に係る考案は、上記請求項1または2に記載の管継手用クランプ部材において、上記第1ネジ部材は、上記枢結されていないクランプ片の端部の双方を共に挟み込むことが可能な挟持片と、この挟持片を支持するナット部とを備え、上記挟持片が上記一方のクランプ片の端部に回動可能に取付けられており、上記第2ネジ部材は、上記ナット部に螺合するボルト部材であり、その頭端面にラチェット工具が係合可能な穴が形成されているものである。
請求項1に係る考案によれば、クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部の一方に取付けられている第1ネジ部材に螺合する第2ネジ部材に、ラチェット工具が係合可能な穴が形成されているので、ラチェット工具で第2ネジ部材を締め付けたり緩めたりして容易にクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部同士を締結及び締結解除できる。従って、従来の手作業のような労力を要せず、食品用配管同士を容易に連結したり切り離したりして配管内を清掃することができる。
請求項2に係る考案によれば、上記第2ネジ部材をラチェット工具だけでなくレンチで締め付けたり緩めたりすることができる。
請求項3に係る考案によれば、ナット部材をラチェット工具で締め付けたり緩めたりすることができる。
請求項4に係る考案によれば、ボルト部材をラチェット工具で締め付けたり緩めたりすることができる。
本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本考案の第1実施形態に係る管継手用クランプ部材30を用いた管継手によって、食品用配管40,50同士が連結された状態を図1及び図2に示す。
この管継手は、軸端に向かって拡径するテーパーフランジ部12,22が形成された双方の短管部材10,20と、これらの短管部材10,20の間に介在するパッキン5と、このパッキン5を上記両テーパーフランジ部12,22で挟み込んだ状態で、これらのテーパーフランジ部12,22同士をクランプする上記管継手用クランプ部材30とを備えている。また、上記短管部材10,20のテーパーフランジ部12,22と反対側の軸端側には、それぞれ食品用配管40,50が溶接等により接続されている。
上記管継手用クランプ部材30は、複数(本実施形態では3つ)の略円弧状のクランプ片31,32,33を有して、少なくとも一箇所を除く部分で各クランプ片31,32,33の端部が互いに枢結されたクランプ本体と、このクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33a同士を締結するための互いに螺合する第1ネジ部材60及び第2ネジ部材70とを備えている。
上記クランプ片31,32,33夫々の内周面側には、上記短管部材10,20に形成された両テーパーフランジ部12,22を挟み込む溝部36が周方向に形成されている。この溝部36は、溝の底に向かって溝幅が次第に狭くなっていくように、上記短管部材10,20のテーパーフランジ部12,22のテーパー形状に沿った左右の側面を有している。
また、上記クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33aは、互いに平行に径方向外側に突出しており、このクランプ片の端部の一方31aには、上記第1ネジ部材60が枢軸31bを支点として径方向に回動可能に取付けられ、上記クランプ片の端部の他方33aには、この第1ネジ部材60を遊嵌するとともに、第1ネジ部材60が回動可能となるように径方向外側に向かって開口する凹部31bが形成されている。
上記第1ネジ部材60はボルト部材であり、その頭部が上記枢結されていないクランプ片の端部の一方31aに回動可能に取付けられている。
一方、上記第2ネジ部材70は、上記第1ネジ部材60に螺合して、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方33aを上記第1ネジ部材60の軸方向に押し付けるナット部材である。
この第2ネジ部材70は軸方向に長手の形状であり、上記第1ネジ部材60に螺合する側の外形は円形状に、反対側の端部の外形はレンチによる操作が可能な多角形(本実施形態では六角形)状になっている。この第2ネジ部材70の上記第1ネジ部材60に螺合する面と反対側の端面には、図3に示すように、略正方形の穴72が形成されており、この穴72に市販のラチェット工具100を係合することができるようになっている。
このような構造の管継手用クランプ部材30を用いて、食品用配管40,50に接続された双方の短管部材10,20同士を締結するには、パッキン5を双方の短管部材10,20のテーパーフランジ部12,22で挟み込んだ状態で、この両テーパーフランジ部12,22に上記クランプ本体の溝部36を嵌合させ、さらに上記枢結されていないクランプ片の端部の一方31aに取付けられた第1ネジ部材60を回動させて、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方33aに形成された凹部33bに遊嵌させた状態で、この第1ネジ部材60に第2ネジ部材70を螺合するとともにラチェット工具100によって第2ネジ部材70を締め付けることにより、上記枢結されていないクランプ片の端部31a,33a同士が締結されるとともに、上記溝部36が両テーパーフランジ部12,22をクランプして両短管部材10,20同士が締結される。
このように、第2ネジ部材70にラチェット工具100が係合可能な穴72を形成することにより、ラチェット工具100で第2ネジ部材70を締め付けたり緩めたりして容易にクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33a同士を締結及び締結解除できる。従って、従来の手作業のような労力を要せず、食品用配管40,50同士を容易に連結したり切り離したりして配管内を清掃することができる。
また、本実施形態のように、第1ネジ部材60をボルト部材として、第2ネジ部材70をナット部材とすることにより、ナット部材をラチェット工具100で締め付けたり緩めたりすることができる。
さらには、上記第2ネジ部材70の上記第1ネジ部材60に螺合する側と反対側の端部の外形は、レンチによる操作が可能な多角形状になっているために、この第2ネジ部材70をラチェット工具100だけでなくレンチで締め付けたり緩めたりすることができる。
次に、本考案の第2実施形態に係る管継手用クランプ部材300を用いた管継手によって、食品用配管40,50同士が連結された状態を図4及び図5に示す。上記第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
この管継手用クランプ部材300は、2つの略円弧状のクランプ片34,35がリンク部材36を介して互いの一方の端部を枢結されたクランプ本体と、このクランプ本体の枢結されていない端部34a,35a同士を締結するための互いに螺合する第1ネジ部材80及び第2ネジ部材90とを備えている。
上記クランプ片34,35夫々の内周面側には、上記第1実施形態に係る管継手用クランプ部材30と同様に、短管部材10,20に形成された両テーパーフランジ部12,22を挟み込む溝部36が周方向に形成されている。
また、上記クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部34a,35aは、互いに平行に径方向外側に突出しており、このクランプ片の端部の一方34aには、上記第1ネジ部材80が枢軸34bを支点として径方向に回動可能に取付けられている。
この第1ネジ部材80は、上記枢結されていないクランプ片の端部の双方34a,35aを共に挟み込むことが可能な挟持片82と、この挟持片82を支持するナット部84とを備え、平面視略コ字状の形状になっている。そして、この挟持片82の先端部分が上記枢結されていないクランプ片の端部の一方34aに取付けられ、この第1ネジ部材80が回動することにより、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方35aがこの第1ネジ部材80の挟持片82間に挟み込まれるようになっている。
一方、上記第2ネジ部材90は、上記第1ネジ部材80に螺合して、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方35aを上記第1ネジ部材80の軸方向に押し付けるボルト部材である。
この第2ネジ部材90の頭部の外形は、レンチによる操作が可能な多角形(本実施形態では六角形)状になっている。また、この第2ネジ部材90の頭端面には、図6に示すように、略正方形の穴92が形成されており、この穴92に市販のラチェット工具100を係合することができるようになっている。
このような構造の管継手用クランプ部材300を用いて、食品用配管40,50に接続された双方の短管部材10,20同士を締結するには、パッキン5を双方の短管部材10,20のテーパーフランジ部12,22で挟み込んだ状態で、この両テーパーフランジ部12,22に上記クランプ本体の溝部36を嵌合させ、さらに上記枢結されていないクランプ片の端部の一方34aに取付けられた第1ネジ部材80を回動させて、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方35aをその挟持片82で挟み込んだ状態で、この第1ネジ部材80に第2ネジ部材90を螺合するとともにラチェット工具100によって第2ネジ部材90を締め付けることにより、上記枢結されていないクランプ片の端部34a,35a同士が締結されるとともに、上記溝部36が両テーパーフランジ部12,22をクランプして両短管部材10,20が締結される。
このように、第1ネジ部材80を平面視略コ字状としてその底部にナット部84を設け、このナット部84に螺合するボルト部材である第2ネジ部材90の頭端面にラチェット工具100が係合可能な穴92を形成することにより、ボルト部材をラチェット工具100で締め付けたり緩めたりすることができる。
以上第1実施形態及び第2実施形態で説明したように、本考案に係る第1ネジ部材60,80及び第2ネジ部材70,90は、どちらもボルト部材またはナット部材とすることが可能であり、クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33a(または34a,35a)同士の締結方法は、それぞれの実施形態で示した締結方法に限らず、例えば第1実施形態に係るクランプ本体に対して、第2実施形態に係るナット部を有する第1ネジ部材80及びボルト部材である第2ネジ部材90を採用することも可能である。
さらには、クランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部31a,33a(または34a,35a)同士を容易に締結及び締結解除できる本考案の管継手用クランプ部材30(または300)を、例えば図7に示すように、パッキンレスの管継手に用いれば、食品用配管40,50を容易に切り離して清掃できるとともに、パッキンの清掃や取替え等も省略することができ、配管内の清掃をさらに効果的に行うことができる。
このパッキンレスの管継手を構成する一方の短管部材10には、テーパーフランジ部12側の端部に、短管部材10の内径部を延長するように軸方向に突出した筒状の突出部14が形成され、この突出部14の外周端部には、断面が円弧状の丸み部14aが全周に渡り形成されている。他方の短管部材20には、テーパーフランジ部22側の端部に、上記一方の短管部材10に形成された突出部14を遊嵌可能な大径部24が形成され、この大径部24の底面には、その径が短管部材20の内径に向かって深さ方向に連続的に減少するテーパー部24aが形成されている。
そして、上記一方の短管部材10の突出部14を上記他方の短管部材20の大径部24に遊嵌させた状態で、上記両テーパーフランジ部12,22を管継手用クランプ部材30でクランプすることにより、上記突出部14に形成された丸み部14aが上記大径部24に形成されたテーパー部24aに圧接されるため、その接触部分は切れ目のない円形の線接触になり、短管部材10,20同士を隙間なく接触させることができ、パッキンを用いなくとも連結された配管内を気密にすることができる。
本考案の管継手用クランプ部材30(または300)が、このパッキンレスの管継手に適用される場合でも、管継手用クランプ部材30(または300)は、上記第1実施形態または第2実施形態と同様に構成され、第1ネジ部材60に対して第2ネジ部材70(または第1ネジ部材80に対して第2ネジ部材90)がラチェット工具100で締結可能とされる。これにより、第2ネジ部材70(または90)の操作が簡単になる。
本考案に係る第2ネジ部材70,90に形成されたラチェット工具100が係合可能な穴72,92は、第1実施形態及び第2実施形態で示したように、必ずしも略正方形である必要はなく、例えば六角形である等、ラチェット工具100が係合できる形状であればよい。
また、第2ネジ部材70,90の外形は、多角形でなく例えば円形であってもよいが、第1実施形態及び第2実施形態で示したように多角形であることが好ましく、そうすればラチェット工具100がない場合でもレンチによって操作することが可能である。
その他、本考案の管継手用クランプ部材30,300は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本考案の第1実施形態に係る管継手用クランプ部材を用いた管継手によって、食品用配管同士が連結された状態を示す側面断面図である。 図1のI−I断面図である。 上記管継手用クランプ部材のナット部材を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は正面図である。 本考案の第2実施形態に係る管継手用クランプ部材を用いた管継手によって、食品用配管同士が連結された状態を示す側面断面図である。 図4のII−II断面図である。 上記管継手用クランプ部材のボルト部材を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は正面図である。 パッキンレスの管継手に本考案の管継手用クランプ部材を用いた形態を示す正面断面図である。 上記パッキンレスの管継手を構成する短管部材の分解断面図である。
符号の説明
10,20 短管部材
12,22 テーパーフランジ部
30,300 管継手用クランプ部材
31,32,33,34,35 クランプ片
31a,33a,34a,35a 端部
36 溝部
40,50 食品用配管
60 第1ネジ部材(ボルト部材)
70 第2ネジ部材(ナット部材)
72,92 穴
80 第1ネジ部材
82 挟持片
84 ナット部
90 第2ネジ部材(ボルト部材)
100 ラチェット工具

Claims (4)

  1. 食品用配管同士を連結する管継手における、上記食品用配管に接続される双方の短管部材に形成された軸端に向かって拡径するテーパーフランジ部同士をクランプして両短管部材同士を締結する管継手用クランプ部材であって、この管継手用クランプ部材は、複数の略円弧状のクランプ片を有して、少なくとも一箇所を除く部分で各クランプ片の端部が互いに枢結されたクランプ本体と、このクランプ本体の枢結されていないクランプ片の端部同士を締結するための互いに螺合する第1ネジ部材及び第2ネジ部材とを備え、上記クランプ片夫々の内周面側には、上記短管部材に形成された両テーパーフランジ部を挟み込む溝部が周方向に形成されており、上記第1ネジ部材は、上記枢結されていないクランプ片の端部の一方に回動可能に取付けられており、この第1ネジ部材に螺合して、上記枢結されていないクランプ片の端部の他方を上記第1ネジ部材軸方向に押し付ける上記第2ネジ部材に、ラチェット工具が係合可能な穴が形成されていることを特徴とする管継手用クランプ部材。
  2. 上記第2ネジ部材の外形は、レンチによる操作が可能な多角形状になっていることを特徴とする請求項1に記載の管継手用クランプ部材。
  3. 上記第1ネジ部材は、頭部が上記枢結されていないクランプ片の端部の一方に回動可能に取付けられたボルト部材であり、上記第2ネジ部材は、上記ボルト部材に螺合する面と反対側の端面にラチェット工具が係合可能な穴が形成されたナット部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手用クランプ部材。
  4. 上記第1ネジ部材は、上記枢結されていないクランプ片の端部の双方を共に挟み込むことが可能な挟持片と、この挟持片を支持するナット部とを備え、上記挟持片が上記一方のクランプ片の端部に回動可能に取付けられており、上記第2ネジ部材は、上記ナット部に螺合するボルト部材であり、その頭端面にラチェット工具が係合可能な穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手用クランプ部材。
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