JP3102554B2 - 商品陳列スタンドにおける基台側板 - Google Patents

商品陳列スタンドにおける基台側板

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JP3102554B2 JP08297481A JP29748196A JP3102554B2 JP 3102554 B2 JP3102554 B2 JP 3102554B2 JP 08297481 A JP08297481 A JP 08297481A JP 29748196 A JP29748196 A JP 29748196A JP 3102554 B2 JP3102554 B2 JP 3102554B2
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隆 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列スタンド
における基台側板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品陳列スタンドにおける基台側
板は、一枚の薄鋼板の上下縁と前後縁を互いに内向きに
折曲げて浅い箱枠状に形成すると共に、その前縁の折曲
部端縁に支柱の係止孔に挿入して係止する鉤片を一体に
折曲形成して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の商品陳
列スタンドにおける基台側板は、一枚の薄鋼板を折曲げ
て形成されているに過ぎないため、特に鉤片の強度が十
分に得られていなかった。このため、鉤片を支柱の係止
孔に係止した状態において荷重により支柱が捩れたり横
方向に振れたりすると鉤片が折れ曲ったりしてガタつき
が発生する等支柱に対する基台側板の固定が非常に不安
定であり、かつ強度的に劣るという問題点があった。
【0004】一方、本出願人は、このような問題点を解
消する商品陳列スタンドにおける基台側板として、既に
鉤片を折曲形成した側板本体と、該側板本体の鉤片と同
形状の鉤片を設けた補強板とを重合して溶接により一体
化することによって全体的な強度を高めるようにした商
品陳列スタンドにおける基台側板を提案している(特願
平6−218151号参照)。
【0005】しかし、この従来技術のものは、側板本体
の鉤片と補強板の鉤片とを正しく一致させて溶接する必
要があることから、製作に手間が掛かってコスト高にな
る上、支柱に係止する鉤片が重合による2枚重ね構造の
ものであるから、いま一つ強度が劣るという問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、簡単な構造で全体
的な強度を高めることができると共に、製作コストを安
くすることができるような商品陳列スタンドにおける基
台側板を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る商品陳列スタンドにおける基台側板
は、一枚の金属板の上下縁と前後縁をそれぞれ内方に直
角に折曲して折曲部を形成すると共に、支柱に密接する
後縁の折曲部に縦長孔を設けてなる側板本体と、該側板
本体の縦長孔から外方へ突出し、支柱の係止孔に挿入し
て係止する上下鉤片を設けた金属補強板とからなり、前
記金属補強板の前端部の段押し部を側板本体の内側面に
重合して溶接により固着すると共に、下端の屈曲部を側
板本体の下縁の折曲部に溶接して固着することにより側
板本体と金属補強板とを一体化するようにしたものであ
る。
【0008】前記金属補強板は、側板本体より厚い金属
板によって形成するのが好ましい。
【0009】このため、本発明では、金属補強板の鉤片
を側板本体の縦長孔から外方へ突出させた状態で溶接に
より一体化すればよく、製作が容易で低コスト化を図る
ことが可能となる。
【0010】また、金属補強板の鉤片が側板本体の縦長
孔によって左右にぶれないように正しく中央に位置決め
されると共に、確固と支持されて補強されるため、支柱
の捩れや横方向への振れに対しても鉤片が折れ曲がるよ
うなことがなく強度的に優れた商品陳列スタンドにおけ
る基台側板を得ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明が適用され
る商品陳列スタンドの斜視図、図2は本発明に係る基台
側板の斜視図、図3は基台側板の分解斜視図である。図
1において、1,1は左右一対の支柱,2は基台側板,
3はキックプレート,4はステージ棚,5はバックボー
ド,6はトリムカバー,7は棚板である。
【0012】前記基台側板2は、図2及び図3に示すよ
うに一枚の薄鋼板からなる金属板の上下縁をそれぞれ内
向きに直角に折曲げて断面コ字形の折曲部8a,8bを
形成すると共に、前後縁をそれぞれ内向きに直角に折曲
げて断面L字形の折曲部9a,9bを形成した側板本体
10と、後端縁に上下鉤片12a,12bを突出形成し
た金属補強板11とから構成される。
【0013】前記側板本体10の後縁の折曲部9aに
は、金属補強板11の上下鉤片12a,12bを臨ませ
る縦長孔13a,13bが形成され、下縁の折曲部8b
には高さ調節用のアジャストボルト14が装着されてい
る。
【0014】また、金属補強板11は、側板本体10の
2倍程度の厚さの鋼板をプレス加工して形成されてお
り、これの中央より前部部分に側板本体10の内側面に
重合する段押し部15が形成され、下端には側板本体1
0の下縁折曲部8bに接合する屈曲部16が形成されて
いる。
【0015】前記側板本体10と金属補強板11とは、
金属補強板11の上下鉤片12a,12bを側板本体1
0の縦長孔13a,13bに臨ませて後縁の折曲部9a
から外方へ突出させると共に、段押し部15を側板本体
10の内側面に重合してスポット溶接17により固着
し、さらに屈曲部16の先端を側板本体10の下縁の折
曲部8bに接合させて溶接18により固着する。これに
よって、側板本体10と金属補強板11とを一体化して
十分な強度を有する基台側板2が得られる。
【0016】上記のように構成された本実施の形態の基
台側板2を支柱1に取付けるには、図4鎖線で示すよう
に先ず基台側板2を傾斜させて下鉤片12bを支柱1の
係止孔19に挿入し、次いで基台側板2を同図実線のよ
うに水平状態にして鉤片12aを係止孔20に挿入す
る。このとき、支柱1の中空部内にスライド自在に設け
られたコ字状のロック部材21が上鉤片12aの接触に
よって図4鎖線のように一担上方へ押し上げられ、該上
鉤片12aが係止孔20に完全に挿入されると同時にロ
ック部材21が押し上げから解放されて自重で下降し図
4実線のように上鉤片12aに係合し、基台側板2を脱
去不能にロックするもので、これによって基台側板2を
支柱1に対して確固と取付けることができる。なお、基
台側板2を支柱1から取外す場合には、支柱1の外方か
らロック部材21の小孔22に棒部材を差込んでロック
部材21を上方へスライドさせればよい。23は支柱1
の中空部に突設されたガイドピン、24はロック部材2
1に設けられたガイド長孔である。
【0017】このように、支柱1に取付けられた基台側
板2は、棚板7に載置される商品等の荷重によって支柱
1,1が前傾し、下鉤片12bが係止孔19から外れよ
うとする作用力が働くも、金属補強板11の段押し部1
5と屈曲部16を側板本体10に溶接することによって
その作用力を側板本体10に効果的に分散させることが
でき、充分な強度を維持することができる。また、後縁
の折曲部9aが支柱1の側面に広い範囲で密接されてお
り、しかも上下鉤片12a,12bが折曲部9aの縦長
孔13a,13bによって確固と保持されるために強度
的に優れ、支柱1の捩れや横方向への振れに対しても折
れ曲ったりすることなく強固な係止状態を維持すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る商品陳列スタンドにおける基台側板
は、簡単な構造で強度的に優れたものとすることがで
き、製作が容易でコストを大幅に安くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される商品陳列スタンドの斜視図
である。
【図2】本発明に係る基台側板の斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】基台側板の取付け状態を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 支柱 2 基台側板 8a,8b,9a,9b 折曲部 10 側板本体 11 金属補強板 12a,12b 上下鉤片 13a,13b 縦長孔 15 段押し部 16 屈曲部 17,18 溶接

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の金属板の上下縁と前後縁をそれぞ
    れ内方に直角に折曲して折曲部を形成すると共に、支柱
    に密接する後縁の折曲部に縦長孔を設けてなる側板本体
    と、該側板本体の縦長孔から外方へ突出し、支柱の係止
    孔に挿入して係止する上下鉤片を設けた金属補強板とか
    らなり、 前記金属補強板の前端部の段押し部を側板本体の内側面
    に重合して溶接により固着すると共に、下端の屈曲部を
    側板本体の下縁の折曲部に溶接して固着することにより
    側板本体と金属補強板とを一体化したことを特徴とする
    商品陳列スタンドにおける基台側板。
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