JP3102380U - 削孔装置 - Google Patents

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実 松島
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株式会社樋口技工
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Abstract

【課題】 打撃力によるビットコネクタとビットの母材同士のかじり付きを防止でき、ビットコネクタからビットを容易に取外すことができる削孔装置を提供する。
【解決手段】 削孔管2の先端部に配置され、回転により地盤を掘削するビット3と、該ビット3が着脱可能に取付けられるビットコネクタ4を有する特殊シャンクロッド5と、該特殊シャンクロッド5を介してビット3に打撃力を加えるハンマ6とを備えた削孔装置1において、前記ビット3とビットコネクタ4の間の打撃力を伝達する面に、これらビット3とビットコネクタ4の母材よりも強度の低い材質からなる介在片15を設けている。
【選択図】 図4

Description

本考案は削孔装置に係り、特にビットが着脱可能に取付けられるビットコネクタを有する特殊シャンクロッドを介してハンマによりビットに打撃力を加えるようにした削孔装置に関する。
削孔装置としては、地盤を掘削するビットに打撃力を付与するために空気圧式や水圧式のハンマを備えた削孔装置が知られている(例えば特開2001−3667号公報参照)。この削孔装置は、削孔管内の先端側にハンマを設け、このハンマの先端にビットを連結し、ハンマの後端には駆動用の高圧の空気または駆動水を地上から供給する供給管が削孔管内を通して接続されている。
また、削孔装置としては、削孔後に削孔管を地中に残したままの状態で使用するために削孔管の先端からビットを切り離し可能とした、いわゆる使い捨てビット方式の削孔装置も知られている(例えば特開平08−189280号公報参照)。前記ハンマを備えた削孔装置に使い捨てビット方式を適用する場合、例えばビットが着脱可能に取付けられるビットコネクタを有する特殊シャンクロッドを採用し、この特殊シャンクロッドをハンマに連結する構造が採用される。すなわち、ハンマから特殊シャンクロッドを介してビットに打撃力が加えられる。一般的にビットの母材としては鋳鉄が用いられ、特殊シャンクロッドの母材としては鋼材が用いられる。
特開2001−3667号公報 特開平08−189280号公報
しかしながら、前記削孔装置においては、特殊シャンクロッドにおけるビットコネクタとビットの母材同士が打撃力によってかじり付き(圧着)を生じることがあり、ビットコネクタからビットを取外す時にビットの取外しが困難になるという問題がある。
本考案は、上記事情を考慮してなされたものであり、打撃力によるビットコネクタとビットの母材同士のかじり付きを防止でき、ビットコネクタからビットを容易に取外すことができる削孔装置を提供することを目的とする。
本考案は、削孔管の先端部に配置され、回転により地盤を掘削するビットと、該ビットが着脱可能に取付けられるビットコネクタを有する特殊シャンクロッドと、該特殊シャンクロッドを介してビットに打撃力を加えるハンマとを備えた削孔装置において、前記ビットとビットコネクタの間の打撃力を伝達する面に、これらビットとビットコネクタの母材よりも強度の低い材質からなる介在片を設けたことを特徴とする(請求項1)。
前記ビットとビットコネクタの何れか一方には突起部が設けられ、他方には該突起部が係脱可能に係合する係合溝部が設けられ、これら突起部と係合溝部の間の打撃力を伝達する少なくとも一方の面に、これら突起部と係合溝部の母材よりも強度の低い材質からなる介在片が設けられていることが好ましい(請求項2)。
本考案によれば、前記ビットとビットコネクタの間の打撃力を伝達する面に、これらビットとビットコネクタの母材よりも強度の低い材質からなる介在片を設けているため、打撃力によるビットコネクタとビットの母材同士のかじり付きを防止でき、ビットコネクタからビットを容易に取外すことができる。
以下に、本考案を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本考案の実施の形態である削孔装置を示す概略的縦断面図、図2は同削孔装置における特殊シャンクロッドを概略的に示す一部断面側面図、図3はビットを示す図で、(a)は後端から図、(b)は側面図、図4はコネクタを示す図で、(a)は先端から見た図、(b)は側面図、図5は介在片の取付構造の一例を示す要部拡大断面図である。
これらの図において、1は削孔装置であり、この削孔装置1は、削孔管2の先端部に配置され、回転により地盤を掘削するビット3と、このビット3が着脱可能に取付けられるビットコネクタ4を有する特殊シャンクロッド5と、この特殊シャンクロッド5を介してビット3に打撃力を加えるハンマ6とを備えている。ハンマ6の駆動方式としては空気圧式、水圧式の何れであっても良い。ハンマ6の先端の出力部にはシャンクロッド5の後端側が連結されている。ハンマ6の後端には地上から駆動用の高圧の空気または駆動水を供給する供給管7が削孔管2内を通って接続されている。
ハンマ6は、削孔時に削孔管2と一体に回転し、削孔後に削孔管2から引き抜くことができるように例えばスプライン結合により削孔管2内に接続されている。特殊シャンクロッド5は、削孔時にハンマ6と一体に回転し得るように例えばスプライン結合によりハンマ6の出力部に接続されている。特殊シャンクロッド5は、ビット3を着脱可能に取付けるためのビットコネクタ4を有している。この場合、ビットコネクタ4は特殊シャンクロッド5に一体的に設けられていても良いが、サイズやタイプの異なるビットにも適用し得るよう、図示例のように特殊シャンクロッド5に対して別体で螺合により着脱可能に取付けられていることが好ましい。
すなわち、ビットコネクタ4はサイズやタイプの異なるビットに対応して種々形成されており、共通の特殊シャンクロッド5に接続できるように、シャンクロッド5の先端側には雌ねじ部8を有するソケット部9が形成され、ビットコネクタ4の後端側にはソケット部9に螺合する雄ねじ部10が設けられている。ビット3は後部側に突出した取付軸部11を有し、前記ビットコネクタ4の先端側には該取付軸部11を嵌合する軸穴12が設けられている。図示例のビットコネクタ4は内部が軸方向に貫通した中空状に形成されている。
前記ビット3とビットコネクタ4の間の打撃力を伝達する面には、これらビット3とビットコネクタ4の母材よりも強度の低い(軟らかい)材質からなる介在片15が設けられている。この場合、前記ビット3とビットコネクタ4の何れか一方(図示例ではビット)には突起部13が設けられ、他方(図示例ではコネクタ)には該突起部13が係脱可能に係合する係合溝部14が設けられ、これら突起部13と係合溝部14の間の打撃力を伝達する少なくとも一方の面(図示例ではコネクタ側の面)に、これら突起部13と係合溝部14の母材よりも強度の低い材質からなる介在片15が設けられている。
ビット3の取付軸部11の外周後端側には、半径方向に突出した左右一対の突起部13が設けられている。ビットコネクタ4の軸穴12の内周には、突起部13を着脱可能に係合するために、軸方向の溝部14aと、該軸方向の溝部14aの奥端から周方向の一方向に略直角に曲がった周方向の溝部14bとからなる係合溝部14が設けられている。すなわち、ビットコネクタ4の軸穴12にビット3の取付軸部11を嵌合させ、ビット3をビット側(下方)から見て時計方向に回動することにより突起部13と周方向の溝部14bが係合してビット3が取付けられ、この状態からビット3を逆方向(反時計方向)に回動すると突起部13と周方向の溝部14bとの係合が解除され、ビットコネクタ4からビット3を取外す(離脱する)ことが可能となる。
削孔時には、削孔管2は削孔管側(上方)から見て時計方向に回転駆動されるため、突起部13と水平の溝部14bが係合している。削孔後、削孔管2の先端(具体的には特殊シャンクロッド5の先端すなわちビットコネクタ4)からビット3を切り離す場合には、削孔管2を反時計方向に回動することにより水平の溝部14bから突起部13を離脱させ、更に地上から供給管7を介してハンマ6と共に特殊シャンクロッド5を引き抜くことにより垂直の溝部14aから突起部13を離脱させれば良い。
前記介在片15は、図5に示すように周方向の溝部14bの上面に例えば蟻継ぎ16により取付けられている。ビット3及び突起部13の母材は鋳鉄であり、ビットコネクタ4及び係合溝部14の母材は鋼材である。介在片15は、これら突起部13と係合溝部14の母材よりも強度の低い材質例えば樹脂例えば硬質ポリエチレン等からなっている。なお、介在片15は、例えば軟質の金属例えば軟銅等からなってもよい。
前記削孔管2は、作業機である例えばロータリ式ドリルマシンの回転駆動機構であるドリフタに高圧の空気または駆動水供給用のスイベルを介して基端部(後端部)が接続され、例えば削孔管2を地面に対して垂直に立てて軸回りに回転させつつ押し進めて地盤を削孔するようになっている。スイベルにはハンマ6に高圧の空気または駆動水を圧送供給するための高圧ポンプが接続される。ハンマ6で使用された空気または駆動水(駆動排水)は特殊シャンクロッド5に形成された軸孔17及びビット3に形成された排出口18を介して地盤側に放出されるようになっている。
以上のように構成された削孔装置1によれば、前記ビット3とビットコネクタ4の間の打撃力を伝達する面に、これらビット3とビットコネクタ4の母材よりも強度の低い材質からなる介在片15を設けているため、打撃力によるビットコネクタ4とビット3の母材同士のかじり付き(圧着)を防止でき、ビットコネクタ4からビット3を容易に取外すことができる。更に具体的には、前記ビット3とビットコネクタ4の何れか一方には突起部13が設けられ、他方には該突起部13が係脱可能に係合する係合溝部14が設けられ、これら突起部13と係合溝部14の間の打撃力を伝達する少なくとも一方の面に、これら突起部13と係合溝部14の母材よりも強度の低い材質からなる介在片15が設けられているため、打撃力による突起部13と係合溝部14の母材同士のかじり付き(圧着)を防止でき、ビットコネクタ4からビット3を容易に取外すことができる。従って、削孔後にビットコネクタ4からビット3を切り離す(取外す)際にビットコネクタ4からビット3を迅速且つ容易に取外す(離脱する)ことができ、作業性及び信頼性の向上が図れる。
本考案の実施の形態ないし実施例を図面により詳述してきたが、本考案は前記実施の形態ないし実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。
本考案の実施の形態である削孔装置を示す概略的縦断面図である。 同削孔装置における特殊シャンクロッドを概略的に示す一部断面側面図である。 ビットを示す図で、(a)は後端から図、(b)は側面図である。 コネクタを示す図で、(a)は先端から見た図、(b)は側面図である。 介在片の取付構造の一例を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 削孔装置
2 削孔管
3 ビット
4 ビットコネクタ
5 特殊シャンクロッド
6 ハンマ
13 突起部
14 係合溝部
15 介在片

Claims (2)

  1. 削孔管の先端部に配置され、回転により地盤を掘削するビットと、該ビットが着脱可能に取付けられるビットコネクタを有する特殊シャンクロッドと、該特殊シャンクロッドを介してビットに打撃力を加えるハンマとを備えた削孔装置において、前記ビットとビットコネクタの間の打撃力を伝達する面に、これらビットとビットコネクタの母材よりも強度の低い材質からなる介在片を設けたことを特徴とする削孔装置。
  2. 前記ビットとビットコネクタの何れか一方には突起部が設けられ、他方には該突起部が係脱可能に係合する係合溝部が設けられ、これら突起部と係合溝部の間の打撃力を伝達する少なくとも一方の面に、これら突起部と係合溝部の母材よりも強度の低い材質からなる介在片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の削孔装置。
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