JP3101234B2 - 内燃機関のイオン電流検出装置 - Google Patents

内燃機関のイオン電流検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼時
に点火プラグの電極間に流れるイオン電流を検出する内
燃機関のイオン電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関の燃焼状態を検出するた
めに、点火毎に点火プラグの端子に流れるイオン電流を
検出し、そのイオン電流検出信号に基づいて着火、失火
等を検出する技術が開発されている。従来の着火/失火
の判定は、着火時にイオン電流が増加する特性を利用
し、イオン電流検出信号を所定の判定基準電圧と比較し
てイオン電流検出信号が判定基準電圧以上であれば着火
と判定し、そうでなければ失火と判定する。
【0003】ところで、点火コイルの二次コイルと点火
プラグとを接続する高圧コードには浮遊容量が有るた
め、この浮遊容量と、点火コイルの二次コイルと、イオ
ン電流検出抵抗とによってLCR共振回路が形成され、
図3に示すように点火プラグの火花放電直後に点火コイ
ルの二次側の残留磁気エネルギによって共振波形が発生
する(以下この共振波形を「残留磁気ノイズ」とい
う)。一方、気筒内の混合気は点火プラグの火花放電に
より着火し、火炎が拡散する過程で気筒内にイオンが発
生するため、正常着火時には、残留磁気ノイズの後に点
火プラグの電極間にイオン電流が流れ始める。
【0004】失火時でも、残留磁気ノイズは発生するた
め、上記従来の判定方法では、残留磁気ノイズによって
着火/失火を誤判定しまうおそれがある。
【0005】そこで、この対策として、特開平4−26
2070号公報に示すように、イオン電流検出信号の処
理回路に、所定のパルス幅以上の信号のみ通過させるノ
イズマスクを設け、このノイズマスクによってイオン電
流検出信号から残留磁気ノイズを除去することが提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、残留磁気ノ
イズの発生時間(以下「残留磁気振動時間」という)が
長いと、その分、イオン電流の検出期間が短くなるた
め、検出精度が低下する。従って、残留磁気振動時間は
短い方が好ましい。
【0007】後述する本発明者の実験結果によれば、L
CR共振回路の抵抗値R(イオン電流検出抵抗の抵抗値
R)をある程度大きくすると、残留磁気振動時間を短く
できることが判明したが、抵抗値Rを大きくし過ぎる
と、図3(b)に示すように、残留磁気ノイズの波形が
変形して“ダレ”が生じ、ノイズ波形の幅が広がってし
まう領域が発生する。幅の広がったノイズを除去する場
合、ノイズマスクで除去するノイズ信号の幅を広げる必
要があるが、このようにすると、ノイズ直後に出るイオ
ン電流検出信号も除去してしまうことになりかねず、検
出精度が低下してしまう。
【0008】また、抵抗値Rを大きくするに従って、ノ
イズ1発当たりのパルス幅が広がるため、抵抗値Rを大
きくし過ぎると、上述したノイズ波形の“ダレ”により
ノイズ波形がだらだらと長引いてしまい、残留磁気振動
時間が却って長くなってしまうことも判明した。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、残留磁気ノイズ波形
の“ダレ”の問題を解消して、残留磁気振動時間を短縮
でき、イオン電流の検出精度を向上することができる内
燃機関のイオン電流検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関のイオン電流検出装置
では、残留磁気振動時間が目標値以下となるように、
火プラグの火花放電直後に点火コイルの二次側に形成さ
れるLCR共振回路のQが0.5から3.0までの範囲
内となるように構成したものである。ここで、Qは、共
振特性の鋭さを表す量であり、LCR共振回路の容量
(浮遊容量)をC2 、点火コイルの二次コイルのインダ
クタンスをL2 、イオン電流検出抵抗の抵抗値をRとす
ると、Qは次式で定義される。
【0011】
【数1】
【0012】後述する本発明者の実験結果によれば、Q
が0.5から3.0までの範囲内であれば、残留磁気振
動時間が目標値(ほぼ0.8ms)以下となり、残留磁
気ノイズを速やかに減衰させて、イオン電流の検出期間
を長く取ることができる。また、残留磁気振動時間が
0.8ms以下の領域では、残留磁気ノイズ波形の“ダ
レ”もほとんど問題にならない程度に抑えられている。
何故ならば、残留磁気ノイズ波形の“ダレ”が問題にな
る程度に大きくなると、ノイズ波形がだらだらと長引い
てしまい、残留磁気振動時間が0.8msよりも長くな
ってしまうためである。残留磁気ノイズ波形の“ダレ”
がほとんど問題にならない程度に抑えられれば、ノイズ
波形とイオン電流波形との分離(フィルタ処理)が容易
であり、イオン電流の検出精度を向上することができ
る。
【0013】尚、Qのより好ましい範囲は、0.6から
2.0までの範囲である(請求項2)。この範囲であれ
ば、残留磁気振動時間が更に短くなると共に、残留磁気
ノイズ波形の“ダレ”も全く問題にならない。
【0014】
【発明の実施の形態】
[実施形態(1)]以下、本発明の実施形態(1)を図
1乃至図4に基づいて説明する。まず、図1に基づいて
点火制御系の回路構成を説明する。点火コイル21の一
次コイル22の一端はバッテリ23に接続され、該一次
コイル22の他端は、イグナイタ24に内蔵されたパワ
ートランジスタ25のコレクタに接続されている。二次
コイル26の一端は点火プラグ27に接続され、該二次
コイル26の他端は、2つのツェナーダイオード28,
29を介してグランドに接続されている。
【0015】2つのツェナーダイオード28,29は互
いに逆向きに直列接続され、一方のツェナーダイオード
28にコンデンサ30が並列に接続され、他方のツェナ
ーダイオード29にイオン電流検出抵抗31が並列に接
続されている。コンデンサ30とイオン電流検出抵抗3
1との間の電位Vion が、抵抗51,52及び増幅器3
3からなる反転増幅回路50の増幅器33の反転入力端
子(−)に入力されて増幅され、この反転増幅回路50
の出力電圧がイオン電流検出信号としてエンジン制御回
路34に入力される。イオン電流検出回路35は、ツェ
ナーダイオード28,29、コンデンサ30、イオン電
流検出抵抗31、反転増幅回路50等から構成されてい
る。
【0016】エンジン運転中は、エンジン制御回路34
からイグナイタ24に送信される点火指令信号の立ち上
がり/立ち下がりでパワートランジスタ25がオン/オ
フする。パワートランジスタ25がオンすると、バッテ
リ23から一次コイル22に一次電流が流れ、その後、
パワートランジスタ25がオフすると、一次コイル22
の一次電流が遮断されて、二次コイル26に高電圧が電
磁誘導され、この高電圧によって点火プラグ27の電極
36,37間に火花放電が発生する。この火花放電電流
は、点火プラグ27の接地電極37から中心電極36へ
流れ、二次コイル26を経てコンデンサ30に充電され
ると共に、ツェナーダイオード28,29を経てグラン
ド側に流れる。コンデンサ30の充電後は、ツェナーダ
イオード28のツェナー電圧によって規制されるコンデ
ンサ30の充電電圧を電源としてイオン電流検出回路3
5が駆動され、後述するようにしてイオン電流が検出さ
れる。
【0017】点火終了後は、コンデンサ30の充電電圧
によって点火プラグ27の電極36,37間に電圧が印
加されるため、気筒内で混合気が燃焼する際に発生する
イオンによって電極36,37間にイオン電流が流れる
が、このイオン電流は、中心電極27から接地電極28
へ流れ、更に、グランド側からイオン電流検出抵抗31
を通ってコンデンサ30に流れる。この際、イオン電流
検出抵抗31に流れるイオン電流の変化に応じて、抵抗
51,52及び増幅器33からなる反転増幅回路50の
入力電位Vion が変化し、増幅回路33の出力端子から
イオン電流に応じた電圧(イオン電流検出信号)がエン
ジン制御回路34に出力される。
【0018】エンジン制御回路34内には、ノイズマス
ク38、ピークホールド回路39、A/D変換器40及
びマイクロコンピュータ41が内蔵されている。イオン
電流検出回路35から出力されるイオン電流検出信号
は、ノイズマスク38に入力される。このノイズマスク
38は、所定のしきい値Vth以上で且つ所定のパルス幅
以上の信号のみを通過させる。これにより、ノイズマス
ク38を通過するイオン電流検出信号は、残留磁気ノイ
ズが除去され、ピークホールド回路39に入力される。
このピークホールド回路39は、ノイズマスク38の出
力電圧のピーク値を検出して、それを保持する。このピ
ークホールド回路39の出力(イオン電流ピーク値)は
A/D変換器40を介してマイクロコンピュータ41に
読み込まれる。このマイクロコンピュータ41は、読み
込んだイオン電流ピーク値が所定の判定値より小さいか
否かで、失火/着火を判定する。
【0019】ところで、点火コイル21の二次コイル2
6と点火プラグ27とを接続する高圧コード42及び点
火コイル21の二次コイル26には、浮遊容量43が有
るため、点火プラグ27の火花放電直後に、この浮遊容
量43と、二次コイル26と、イオン電流検出抵抗31
とによって図2に示すLCR共振回路が形成され、図3
に示すように、火花放電直後に点火コイル26の二次側
の残留磁気エネルギによって共振波形(残留磁気ノイ
ズ)が発生する。尚、コンデンサ30の容量は浮遊容量
43に比べて格段に小さい。
【0020】ここで、浮遊容量43をC2 、二次コイル
26のインダクタンスをL2 、イオン電流検出抵抗31
の抵抗値をRとし、火花放電終了後の点火コイル21の
二次側の電圧(浮遊容量43の端子電圧)をV2 とする
と、LCR共振回路に流れる電流I2 は次式で求められ
る。 I2 =C2 ×dV2 /dt
【0021】また、残留磁気ノイズの電圧Vion は次式
で求められる。 Vion =I2 ×R =C2 ×dV2 /dt×R この式から明らかななように、残留磁気ノイズの波形は
二次側電圧V2 の微分値に比例する。
【0022】火花放電終了時の二次側電圧V2 をVarc
とすると、火花放電終了時には、次式で求められるエネ
ルギEが二次側に残留している。 E=C2 ×Varc 2 /2 火花放電終了後は、このエネルギEがLCR共振回路に
投入され、自由減衰振動となり、残留磁気ノイズが発生
する。この時の減衰振動の特徴を表すQは次式で定義さ
れる。
【0023】
【数2】
【0024】本実施形態では、Qが0.5から3.0ま
での範囲内、より好ましくは0.6から2.0までの範
囲内となるように構成している。上式から明らかなよう
に、Qの調整は、イオン電流検出抵抗31の抵抗値R、
二次コイル26のインダクタンスL2 、浮遊容量43の
容量C2 のいずれを調整しても良い。
【0025】尚、LCR共振回路の共振周波数fo は次
式で求められる。
【数3】
【0026】本発明者は、図1の回路を用いて、Qと残
留磁気振動時間との関係を考察する実験を行ったので、
その実験結果を図4に示す。この実験結果から明らかな
ように、Qが1.0よりも大きい領域では、Qが小さく
なるに従って、残留磁気振動が減衰しやすくなって残留
磁気振動時間が徐々に短くなる。しかし、Qが小さくな
るに従って、残留磁気ノイズ1発当たりのパルス幅が徐
々に広がるため、Qが1.0以下の領域では、Qが小さ
くなるに従って、残留磁気ノイズ1発当たりのパルス幅
が徐々に広がりながら、ノイズ波形に徐々に“ダレ”が
発生し始める。このため、Qが1.0以下の領域では、
Qが小さくなるに従って、残留磁気振動時間が徐々に長
くなると共に、ノイズ波形の“ダレ”が徐々に大きくな
る。Qが0.5より小さい領域では、ノイズ波形の“ダ
レ”がかなり大きくなり、ノイズ波形がイオン電流波形
とつながってしまい、ノイズ波形とイオン電流波形との
分離(フィルタ処理)が困難になったり、ノイズ波形が
だらだらと長引いて、残留磁気振動時間が目標値(ほぼ
0.8ms)より長くなってしまう。
【0027】以上の特性から、Qを0.5から3.0ま
での範囲内に設定すれば、残留磁気振動時間が目標値
(ほぼ0.8ms)以下となり、残留磁気ノイズを速や
かに減衰させて、イオン電流の検出期間を長く取ること
ができる。しかも、残留磁気振動時間が0.8ms以下
の領域では、残留磁気ノイズ波形の“ダレ”もほとんど
問題にならない程度に抑えられており、ノイズ波形とイ
オン電流波形との分離(フィルタ処理)が容易であり、
イオン電流の検出精度を向上できる。
【0028】尚、Qのより好ましい範囲は、0.6から
2.0までの範囲である。この範囲であれば、残留磁気
振動時間が目標値を余裕をもってクリアできる0.7m
s以下となると共に、残留磁気ノイズ波形の“ダレ”も
全く問題にならない。
【0029】[実施形態(2)]図5に示す本発明の実
施形態(2)は、イオン電流検出回路44の構成が前記
実施形態(1)と異なる。この実施形態(2)では、イ
オン電流検出抵抗45はグランドに接続されず、反転増
幅回路50の抵抗として兼用されている。これ以外の構
成は前記実施形態(1)と同じである。
【0030】本発明者は、この実施形態(2)の回路に
ついても、Qと残留磁気振動時間との関係を考察する実
験を行ったので、その実験結果を図6に示す。この場合
も、Qを0.5から3.0までの範囲内に設定すれば、
残留磁気振動時間が目標値(ほぼ0.8ms)以下とな
り、残留磁気ノイズを速やかに減衰させて、イオン電流
の検出期間を長く取ることができると共に、残留磁気ノ
イズ波形の“ダレ”もほとんど問題にならない程度に抑
えることができ、イオン電流の検出精度を向上できる。
【0031】尚、この実施形態(2)についても、Qの
より好ましい範囲は0.6から2.0までの範囲であ
り、この範囲であれば、残留磁気振動時間が目標値を余
裕をもってクリアできる0.7ms以下となると共に、
残留磁気ノイズ波形の“ダレ”も全く問題にならない。
【0032】[実施形態(3)]図7に示す本発明の実
施形態(3)のイオン電流検出回路46では、2つのイ
オン電流検出抵抗47,48をコンデンサ30とグラン
ドとの間に直列に接続し、2つのイオン電流検出抵抗4
7,48の中間接続点を増幅器33の反転入力端子
(−)に接続している。この構成では、2つのイオン電
流検出抵抗47,48で分圧した電圧Vion が増幅器3
3の反転入力端子(−)に入力される。これ以外の構成
は前記実施形態(1)と同じである。
【0033】この場合、2つのイオン電流検出抵抗4
7,48の抵抗値をR1 ,R2 とすると、LCR共振回
路の抵抗値Rは、R=R1 +R2 となる。
【0034】この実施形態(3)でも、Qを0.5から
3.0までの範囲内、より好ましくは0.6から2.0
までの範囲内に設定すれば良い。これにより、前記実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)における点火制御系と
イオン電流検出回路の構成を示す回路図
【図2】点火プラグの火花放電直後に点火コイルの二次
側に形成されるLCR共振回路の構成を示す図
【図3】(a)は残留磁気ノイズに“ダレ”が発生しな
い場合のイオン電流出力波形を示す図、(b)は残留磁
気ノイズに“ダレ”が発生した場合のイオン電流出力波
形を示す図
【図4】図2のLCR共振回路のQと残留磁気振動時間
との関係を考察する実験結果を示す図
【図5】本発明の実施形態(2)における点火制御系と
イオン電流検出回路の構成を示す回路図
【図6】実施形態(2)において、点火プラグの火花放
電直後に点火コイルの二次側に形成されるLCR共振回
路のQと残留磁気振動時間との関係を考察する実験結果
を示す図
【図7】本発明の実施形態(3)における点火制御系と
イオン電流検出回路の構成を示す回路図
【符号の説明】
21…点火コイル、22…一次コイル、23…バッテ
リ、24…イグナイタ、25…パワートランジスタ、2
6…二次コイル、27…点火プラグ、31…イオン電流
検出抵抗、33…増幅器、34…エンジン制御回路、3
5…イオン電流検出回路、36…中心電極、37…接地
電極、38…ノイズマスク、39…ピークホールド回
路、41…マイクロコンピュータ、42…高圧コード、
43…浮遊容量、44…イオン電流検出回路、45…イ
オン電流検出抵抗、46…イオン電流検出回路、47,
48…イオン電流検出抵抗、50…反転増幅回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 和久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 中田 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−195913(JP,A) 特開 平8−338298(JP,A) 特開 平7−217519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 17/12 F02D 45/00 368 G01M 15/00 G01N 27/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火プラグの電極間に流れるイオン電流
    を検出するイオン電流検出抵抗及び残留磁気ノイズを減
    衰させる手段を、点火コイルの二次側に有する内燃機関
    のイオン電流検出装置において、残留磁気振動時間が目標値以下となるように、 前記点火
    コイルの二次コイルと前記点火プラグとの間に生じる浮
    遊容量と、前記二次コイルと、前記イオン電流検出抵抗
    とによって形成されるLCR共振回路のQが0.5から
    3.0までの範囲内となるように構成したことを特徴と
    する内燃機関のイオン電流検出装置。
  2. 【請求項2】 前記LCR共振回路のQが0.6から
    2.0までの範囲内となるように構成したことを特徴と
    する内燃機関のイオン電流検出装置。
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