JP3100800B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3100800B2
JP3100800B2 JP05157044A JP15704493A JP3100800B2 JP 3100800 B2 JP3100800 B2 JP 3100800B2 JP 05157044 A JP05157044 A JP 05157044A JP 15704493 A JP15704493 A JP 15704493A JP 3100800 B2 JP3100800 B2 JP 3100800B2
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • G03B13/10Viewfinders adjusting viewfinders field
    • G03B13/12Viewfinders adjusting viewfinders field to compensate for change of camera lens or size of picture
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling
    • G03B1/42Guiding, framing, or constraining film in desired position relative to lens system
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    • G03B1/50Gates or pressure devices, e.g. plate adjustable or interchangeable, e.g. for different film widths
    • GPHYSICS
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    • G03B2206/00Systems for exchange of information between different pieces of apparatus, e.g. for exchanging trimming information, for photo finishing
    • G03B2206/004Systems for exchange of information between different pieces of apparatus, e.g. for exchanging trimming information, for photo finishing using markings on the photographic material, e.g. to indicate pseudo-panoramic exposure

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真のアスペ
クト比を指定して撮影を行うことができるカメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近の35ミリフルサイズコンパクトカ
メラの中には、本出願人から販売されている「カルディ
ア・トラベルミニ(商品名)」のように、パノラマプリ
ントサービスが受けられる画面サイズで撮影できるよう
にしたものがある。このようなカメラでは、通常は35
ミリフルサイズ相当の露光範囲「24mm×36mm」
(アスペクト比1.5)で撮影を行うが、パノラマプリ
ントを意図する時には、露光範囲を規定するアパーチュ
アの上下にマスク板を挿入し、「13mm×36mm」
(アスペクト比約2.8)の横長の露光範囲で撮影する
ことが可能である。そして、このサイズで撮影されたネ
ガについては、プリント時に通常のサービスプリントの
約2倍で拡大プリントされ、横長のパノラマプリントを
作るようにしている。
【0003】このような機能をもったカメラでは、撮影
時にプリントされる範囲が分かるようにファインダに枠
表示が行われる。例えば「IZM220パノラマズーム
(商品名)」では、パノラマ撮影への切り替えと同時
に、ファインダ視野の上下に黒いマスクがかかるととも
に、左右の視野も少し広がるようになっている。また、
同時に露光枠の上下に可動マスクが挿入され、パノラマ
プリントに対応した露光範囲に切り替えられる。
【0004】また、例えばフイルム上に磁気記録層を設
けたフイルムを用い、この磁気記録層にファインダに表
示された枠に対応したトリミング情報を撮影時に記録し
ておき、プリント時にこの情報を読み取るようにすれ
ば、前記可動マスクを省略して撮影画面そのものは「2
4mm×36mm」にしたままでも、その中から「13
mm×36mm」の範囲を残すようにトリミングして拡
大プリントを行うことによって、同様のパノラマ写真を
得ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなカメラで
は、どの変倍倍率でもパノラマ撮影が可能であるもの
の、パノラマ切替えは露光枠に単にマスクが入るだけ
で、仕上がりプリントはパノラマという程にはワイド感
がない。また、ファインダは、上下の視野を狭くしてパ
ノラマ用の視野範囲を表示しているため、左右の視野が
わずかに広がるものの、視野がパノラマサイズに相応し
く広がったというよりは、むしろ視野が制限されたとい
う印象の方が強い。このため、パノラマ撮影時における
魅力が半減するという欠点があり、改善が望まれてい
た。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、パノラマ撮影時にはファインダ視
野がパノラマらしく広がるとともに、このファインダ視
野に対応して撮影レンズの焦点距離も変更されるように
したカメラを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のカメラは、フイルム上に標準画面で
撮影を行う標準撮影モードと、前記標準画面を上下方向
から狭めたパノラマ画面で撮影を行うパノラマ撮影モー
ドとの撮影画面のアスペクト比が異なる少なくとも2種
類の撮影モードを有し、いずれか1つの撮影モードを任
意に選択できるようにしたカメラにおいて、前記パノラ
マ画面とほぼ同じアスペクト比の視野範囲をもつ一定倍
率のファインダと、このファインダの視野範囲を左右か
ら部分的に狭め、パノラマ画面のアスペクト比をもつ視
野範囲から標準画面のアスペクト比をもつ視野範囲に切
替え自在な視野範囲可変手段と、ファインダの上下方向
の視野範囲を、前記標準画面の上下方向の撮影範囲に収
める標準倍率とパノラマ画面の上下方向の撮影範囲に収
めるパノラマ倍率とのいずれかに切り替えられる変倍型
の撮影レンズとを備え、標準撮影モード時には前記視野
範囲可変手段によりファインダの視野範囲を標準画面の
アスペクト比とほぼ同じアスペクト比に切り替えるとと
もに前記撮影レンズを標準倍率にし、パノラマ撮影モー
ド時にはファインダの視野範囲をパノラマ画面とほぼ同
じアスペクト比にするとともに撮影レンズをパノラマ倍
率にするものである。
【0008】また、請求項2記載のカメラは、フイルム
上に標準画面で撮影を行う標準撮影モードと、前記標準
画面を上下方向から狭めたパノラマ画面で撮影を行うパ
ノラマ撮影モードと、前記標準画面とパノラマ画面の間
のアスペクト比を有する第3の撮影画面で撮影を行う第
3撮影モードとのいずれか1つの撮影モードを任意に選
択できるようにしたカメラにおいて、前記パノラマ画面
とほぼ同じアスペクト比の視野範囲をもつ一定倍率のフ
ァインダと、このファインダの視野範囲を左右から部分
的に狭め、パノラマ画面のアスペクト比をもつ視野範囲
から標準画面のアスペクト比をもつ視野範囲もしくは第
3のアスペクト比をもつ視野範囲に切替え自在な視野範
囲可変手段と、ファインダの上下方向の視野範囲を、前
記標準画面の上下方向の撮影範囲に収める標準倍率とパ
ノラマ画面の上下方向の撮影範囲に収めるパノラマ倍率
と第3の撮影画面の上下方向の撮影範囲に収める第3の
撮影倍率のいずれかに切り替えられる変倍型の撮影レン
ズとを備え、標準撮影モード時には前記視野範囲可変手
段によりファインダの視野範囲を標準画面のアスペクト
比とほぼ同じアスペクト比に切り替えるとともに撮影レ
ンズを標準倍率にし、パノラマ撮影モード時にはファイ
ンダの視野範囲をパノラマ画面とほぼ同じアスペクト比
にするとともに撮影レンズをパノラマ倍率にし、第3撮
影モード時にはファインダの視野範囲を第3の撮影画面
とほぼ同じアスペクト比にするとともに撮影レンズを第
3の撮影倍率にするものである。
【0009】また、請求項3記載のカメラは、フイルム
上に一定サイズの標準画面で撮影を行い、この標準画面
からプリントを行う際のプリント範囲を標準範囲に指定
する標準撮影と、プリント範囲を前記標準範囲を上下方
向から狭めたトリミング範囲に指定するトリミング撮影
との一方が任意に選択でき、少なくとも一方の指定情報
をフイルムに記録するようにしたカメラにおいて、前記
トリミング範囲とほぼ同じアスペクト比の視野範囲をも
つ一定倍率のファインダと、このファインダの視野範囲
を左右から部分的に狭め、前記トリミング範囲のアスペ
クト比から前記標準範囲のアスペクト比をもつ視野範囲
に切替え自在な視野範囲可変手段と、ファインダの上下
方向の視野範囲を、前記標準範囲の上下範囲に収める標
準倍率とトリミング範囲の上下範囲に収めるトリミング
倍率とのいずれかに切り替えられる変倍型の撮影レンズ
とを備え、標準撮影時には前記視野範囲可変手段により
ファインダの手段範囲を標準画面のアスペクト比とほぼ
同じアスペクト比に切り替えるとともに撮影レンズを標
準倍率にし、トリミング撮影時にはファインダの視野範
囲をトリミング画面とほぼ同じアスペクト比にするとと
もに撮影レンズをトリミング倍率にするものである。
【0010】
【作用】標準撮影時には、ファインダの視野範囲が標準
画面のアスペクト比とほぼ同じアスペクト比になるとと
もに、撮影レンズは標準倍率になる。パノラマ撮影時に
は、ファインダ視野が一定倍率のままパノラマ撮影らし
く横方向に広がるとともに、撮影レンズはパノラマ倍率
に変倍され、ファインダの上下方向の視野範囲がパノラ
マ画面の上下方向の撮影範囲になる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例の外観を示す図2において、
カメラ1の前面には撮影レンズ2,ファインダの対物レ
ンズ3,フラッシュ4,測距用の投・受光窓5a,5b
が設けられている。上面には、シャッタボタン7の他
に、モード切替ノブ8が配置され、これを指標Lに合わ
せたときには標準撮影モード,指標Pに合わせたときに
はパノラマ撮影モードとなる。
【0012】カメラ1の電気的構成を示す図1におい
て、カメラ1の作動はCPU10によって管制され、シ
ャッタボタン7の半押し及び全押しの操作信号はレリー
ズスイッチ7aを介して入力される。モード切替ノブ8
の切替操作は、スイッチ8aによって入力され、モータ
ドライバ12を介してモータ13が駆動され、撮影レン
ズ2の変倍,マスク板15a,15bのアパーチュア1
6への挿入及びファインダ光学系18へのマスク板19
a,19bの挿入が行われる。モータ21は、フイルム
給送用であり、フイルム22が1コマ撮影される毎にフ
イルム22を1コマ分給送し、全ての撮影が完了した後
は、フイルム22を巻き戻す。なお、符号23はオート
フォーカス装置を示し、シャッタボタン7の半押し操作
により作動して測距信号をCPU10に入力する。
【0013】前記撮影レンズ2の変倍は、コンバーター
レンズ24を撮影光路に出し入れすることによって行わ
れ、仕上がりプリントの画面上で上下方向の撮影範囲が
ほぼ一定に保たれるように、撮影レンズ2とコンバータ
ーレンズ24との合成焦点距離は、例えば標準撮影モー
ドでは45mm,パノラマ撮影モードでは25mmにな
る。この撮影レンズ2の変倍に伴って、暗箱内に回動自
在に取り付けられたマスク板15a,15bがアパーチ
ュア16の上下から撮影光路内に出し入れされる。
【0014】標準撮影モードでは、図3(B)に示すよ
うに、マスク板15a,15bが撮影光路から退避され
ており、その標準撮影画面25はアパーチュア16で画
定されるLサイズプリントに対応した35mmフルサイ
ズ(24mm×36mm)になる。また、パノラマ撮影
モード時では、図4(B)に示すように、マスク板15
a,15bが撮影光路内に回動,挿入され、パノラマ撮
影画面26はパノラマプリント(13mm×36mm)
のアスペクト比(約2.8)になる。そして、前記撮影
レンズ2の変倍によって、図3(B),図4(B)に示
すように、標準撮影画面25の上下方向の範囲Aに写っ
ている被写体の露光範囲とパノラマ撮影画面26の上下
方向の範囲A’に写っている被写体の露光範囲とはほぼ
同一になる。
【0015】前記ファインダ光学系18は実像式であ
り、図5に示すように、対物レンズ3,ポロプリズム2
7及び接眼レンズ28からなる。すなわち、対物レンズ
3によりつくられた上下,左右が反転した倒立実像をポ
ロプリズム27によって正立正像とし、その像を接眼レ
ンズ28により拡大して観察するものである。ポロプリ
ズム27は主プリズム27aと補助プリズム27bから
なる。主プリズム27aと補助プリズム27bとの間に
は、ターゲットマーク等(図示せず)が印刷された透明
フイルム29が補助プリズム27bの実像面に接合され
て設けられ、その両側には遮光性のマスク板19a,1
9bがファインダ光路内に水平方向から出し入れ自在に
設けられている。
【0016】標準撮影モードでは、マスク板19a,1
9bがファインダ光路内に挿入され、図3(A)に示す
ように、標準撮影画面25に対応した標準ファインダ視
野31が形成される。パノラマ撮影モード時では、マス
ク板19a,19bが退避され、図4(A)に示すよう
に、ファインダ倍率は標準撮影モードと同一のまま、パ
ノラマ撮影画面26に対応したパノラマファインダ視野
32が形成される。
【0017】このように構成されたカメラ1の作用を参
照して説明する。モード切替ノブ8を指標Lに合わせた
場合には、標準撮影モードでの使用状態となる。標準撮
影モードでは、マスク板15a,15bは退避位置にあ
り、35ミリフルサイズの標準撮影画面25になる。ま
た、撮影レンズ2の後方には、コンバーターレンズ24
が挿入され、合成焦点距離が45mmになる。また、マ
スク板19a,19bがファインダ光路内に挿入され、
標準撮影画面25に対応したアスペクト比(1.5)の
標準ファインダ視野31になる。
【0018】モード切替ノブ8を指標Pに合わせた場合
には、パノラマ撮影モードでの使用状態となる。パノラ
マ撮影モードでは、コンバーターレンズ24が撮影光路
から退避されて合成焦点距離が25mmになるととも
に、マスク板15a,15bがアパーチュア16の上下
から撮影光路内に突出され、横方向に細長いパノラマプ
リントに対応したアスペクト比(約2.8)のパノラマ
撮影画面26になる。これと同時に、ファインダ倍率は
一定のままマスク板19a,19bがファインダ光路か
ら退避され、広々としたパノラマ撮影らしいパノラマフ
ァインダ視野32になる。
【0019】所望の撮影モードにセットしてから、接眼
レンズ28を覗いて被写体を確認したら、シャッタボタ
ン7を操作する。シャッタボタン7を半押しすると、オ
ートフォーカス装置23が作動して撮影レンズ2のピン
ト合わせが行われる。引続きシャッタボタン7を全押し
すると撮影が行われる。なお、マスク板を挿入した時
に、特願平5−129618号に記載されているよう
に、マスク板によって遮蔽される画像部分にパノラマサ
イズ,ワイドサイズの識別マークを写し込むようにして
もよい。
【0020】以上説明した実施例では、撮影モードの数
を標準撮影モードとパノラマ撮影モードの2種類とした
が、この他に、例えばワイドサイズ(21mm×36m
m)の撮影を行うワイド撮影モード等を設け、3種類以
上にしてもよい。ワイド撮影モード時の撮影焦点距離
は、仕上がりプリントの画面上で上下方向の撮影範囲が
他の標準撮影モード,パノラマ撮影モードとほぼ同一に
保たれるように、39.5mmとする。なお、標準撮影
画面を24mm×36mmとしたが、これは一般に普及
している35mmフイルムを使用した場合であって、例
えば26mmフイルムを使用した場合には、標準撮影画
面を15mm×26.7mmとする。
【0021】また、撮影モードの変更に伴ってアパーチ
ュアの上下からマスク板を出し入れさせ、露光範囲を規
定したが、このようなマスク板を使用せず、フイルムに
選択された撮影モードに対応するトリミング情報をフイ
ルムに記録するようにしてもよい。この記録手段として
は、LED等の光によってフイルムの撮影画面外にトリ
ミング情報を光学的に記録したり、フイルム面に磁気記
録層を設けておき、これに磁気ヘッドにより磁気記録す
るようにしてもよい。
【0022】また、前記実施例では、標準撮影画面にお
ける焦点距離が45mmだけであったが、例えば70m
mの望遠撮影も可能な2焦点カメラに適用することもで
きる。この場合には、撮影モードがテレ(70mm),
ワイド(45mm),パノラマ(25mm)の3種類と
なる。ファインダは、テレモードとワイドモードの間で
は変倍され、パノラマモードでは変倍されずに横方向の
範囲を広げるようにする。さらに、本発明をズームレン
ズ及びズームファインダを備えたズームカメラに適用す
ることもできる。この場合には、望遠から広角までは標
準撮影画面でズーム撮影が行え、ファインダもこれに連
動してズームされる。パノラマ撮影モードに切り替える
と、露光枠がパノラマ撮影画面に切り替えられるととも
に、ズーム機構によって撮影レンズの焦点距離がパノラ
マ用(例えば25mm)に切り替えられる。また、同時
にファインダの視野は倍率一定のまま横方向に広げら
れ、パノラマ用のアスペクト比に変更される。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のカ
メラによれば、標準撮影時には、ファインダの視野範囲
が標準画面のアスペクト比とほぼ同じアスペクト比にな
るとともに撮影レンズが標準倍率になる。また、パノラ
マ撮影時には、ファインダ倍率が一定のまま横方向に広
がるとともに、撮影レンズがパノラマ倍率に変倍され、
ファインダの上下方向の視野範囲がパノラマ画面の上下
方向の撮影範囲になるようにした。したがって、パノラ
マ撮影時には、標準撮影時に視野になかった被写体も視
野に入ってきて、横方向に広々としたパノラマらしいフ
ァインダ視野で被写体を観察できる。また、仕上がりプ
リントの画面上で上下方向の撮影範囲が標準撮影時とほ
ぼ同一になるから、単に標準撮影画面の上下をトリミン
グした場合のように上下方向の撮影範囲が狭くなること
もなく、パノラマらしいワイド感のあるパノラマプリン
トを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電気的構成を示すブロック図
である。
【図2】カメラの外観図である。
【図3】標準撮影モードにおけるファインダ視野と撮影
画面とを示す説明図である。
【図4】パノラマ撮影モードにおけるファインダ視野と
撮影画面とを示す説明図である。
【図5】ファインダ光学系の構成を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カメラ 2 撮影レンズ 3 対物レンズ 8 モード切替ノブ 15a,15b,19a,19b マスク板 18 ファインダ光学系 24 コンバーターレンズ 25 標準撮影画面 26 パノラマ撮影画面 27 ポロプリズム 31 標準ファインダ視野 32 パノラマファインダ視野
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−153225(JP,A) 特開 平5−165082(JP,A) 特開 平4−163536(JP,A) 特開 平4−233525(JP,A) 特開 昭54−26721(JP,A) 特開 昭59−5222(JP,A) 特公 昭42−9637(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/28 G03B 13/00 - 13/28 G03B 17/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム上に標準画面で撮影を行う標準
    撮影モードと、前記標準画面を上下方向から狭めたパノ
    ラマ画面で撮影を行うパノラマ撮影モードとの撮影画面
    のアスペクト比が異なる少なくとも2種類の撮影モード
    を有し、いずれか1つの撮影モードを任意に選択できる
    ようにしたカメラにおいて、 前記パノラマ画面とほぼ同じアスペクト比の視野範囲を
    もつ一定倍率のファインダと、このファインダの視野範
    囲を左右から部分的に狭め、パノラマ画面のアスペクト
    比をもつ視野範囲から標準画面のアスペクト比をもつ視
    野範囲に切替え自在な視野範囲可変手段と、ファインダ
    の上下方向の視野範囲を、前記標準画面の上下方向の撮
    影範囲に収める標準倍率とパノラマ画面の上下方向の撮
    影範囲に収めるパノラマ倍率とのいずれかに切り替えら
    れる変倍型の撮影レンズとを備え、標準撮影モード時に
    は前記視野範囲可変手段によりファインダの視野範囲を
    標準画面のアスペクト比とほぼ同じアスペクト比に切り
    替えるとともに前記撮影レンズを標準倍率にし、パノラ
    マ撮影モード時にはファインダの視野範囲をパノラマ画
    面とほぼ同じアスペクト比にするとともに撮影レンズを
    パノラマ倍率にすることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 フイルム上に標準画面で撮影を行う標準
    撮影モードと、前記標準画面を上下方向から狭めたパノ
    ラマ画面で撮影を行うパノラマ撮影モードと、前記標準
    画面とパノラマ画面の間のアスペクト比を有する第3の
    撮影画面で撮影を行う第3撮影モードとのいずれか1つ
    の撮影モードを任意に選択できるようにしたカメラにお
    いて、 前記パノラマ画面とほぼ同じアスペクト比の視野範囲を
    もつ一定倍率のファインダと、このファインダの視野範
    囲を左右から部分的に狭め、パノラマ画面のアスペクト
    比をもつ視野範囲から標準画面のアスペクト比をもつ視
    野範囲もしくは第3のアスペクト比をもつ視野範囲に切
    替え自在な視野範囲可変手段と、ファインダの上下方向
    の視野範囲を、前記標準画面の上下方向の撮影範囲に収
    める標準倍率とパノラマ画面の上下方向の撮影範囲に収
    めるパノラマ倍率と第3の撮影画面の上下方向の撮影範
    囲に収める第3の撮影倍率のいずれかに切り替えられる
    変倍型の撮影レンズとを備え、標準撮影モード時には前
    記視野範囲可変手段によりファインダの視野範囲を標準
    画面のアスペクト比とほぼ同じアスペクト比に切り替え
    るとともに撮影レンズを標準倍率にし、パノラマ撮影モ
    ード時にはファインダの視野範囲をパノラマ画面とほぼ
    同じアスペクト比にするとともに撮影レンズをパノラマ
    倍率にし、第3撮影モード時にはファインダの視野範囲
    を第3の撮影画面とほぼ同じアスペクト比にするととも
    に撮影レンズを第3の撮影倍率にすることを特徴とする
    カメラ。
  3. 【請求項3】 フイルム上に一定サイズの標準画面で撮
    影を行い、この標準画面からプリントを行う際のプリン
    ト範囲を標準範囲に指定する標準撮影と、プリント範囲
    を前記標準範囲を上下方向から狭めたトリミング範囲に
    指定するトリミング撮影との一方が任意に選択でき、少
    なくとも一方の指定情報をフイルムに記録するようにし
    たカメラにおいて、 前記トリミング範囲とほぼ同じアスペクト比の視野範囲
    をもつ一定倍率のファインダと、このファインダの視野
    範囲を左右から部分的に狭め、前記トリミング範囲のア
    スペクト比から前記標準範囲のアスペクト比をもつ視野
    範囲に切替え自在な視野範囲可変手段と、ファインダの
    上下方向の視野範囲を、前記標準範囲の上下範囲に収め
    る標準倍率とトリミング範囲の上下範囲に収めるトリミ
    ング倍率とのいずれかに切り替えられる変倍型の撮影レ
    ンズとを備え、標準撮影時には前記視野範囲可変手段に
    よりファインダの手段範囲を標準画面のアスペクト比と
    ほぼ同じアスペクト比に切り替えるとともに撮影レンズ
    を標準倍率にし、トリミング撮影時にはファインダの視
    野範囲をトリミング画面とほぼ同じアスペクト比にする
    とともに撮影レンズをトリミング倍率にすることを特徴
    とするカメラ。
JP05157044A 1993-06-28 1993-06-28 カメラ Expired - Fee Related JP3100800B2 (ja)

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