JP3100561B2 - 破袋装置 - Google Patents
破袋装置Info
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- JP3100561B2 JP3100561B2 JP11533697A JP11533697A JP3100561B2 JP 3100561 B2 JP3100561 B2 JP 3100561B2 JP 11533697 A JP11533697 A JP 11533697A JP 11533697 A JP11533697 A JP 11533697A JP 3100561 B2 JP3100561 B2 JP 3100561B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓶類や缶類等の廃
棄物を収納したごみ袋を自動的に破袋する破袋装置に関
する。
棄物を収納したごみ袋を自動的に破袋する破袋装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に家庭等から排出される廃棄物は可
燃物と不燃物に区分され、それぞれごみ袋に収納して排
出される。これらの収集処分に際して可燃物はそのまま
焼却炉に投棄し、不燃物は例えば瓶類、缶類が混合し、
これらの資源は回収して再利用されることが望ましい。
この場合、通常は手作業でごみ袋を破袋し、再利用可能
物を取り出して選別していた。ところが、手作業でごみ
袋を破袋することは相当の手数を要し、且つ非能率的で
あると共に、非衛生的であるという問題があった。この
ような問題を解決し、破袋作業を自動的に行う破袋装置
が特開平８−３３２４０４号公報において提案されてい
る。前記公報記載の破袋装置７０は、図６に示すよう
に、回転駆動される回転刃７１と、回転刃７１に対向し
て配置されチェーンコンベア７２が付いた押さえ部材７
３と、中央部が回転刃７１に合わせて円弧状となって、
その隙間から回転刃７１の一部が突出するガイドプレー
ト７４とを有し、供給されるごみ袋を押さえ部材７３と
ガイドプレート７４によって支持し、回転駆動される回
転刃７１によって破袋する構造となっていた。
燃物と不燃物に区分され、それぞれごみ袋に収納して排
出される。これらの収集処分に際して可燃物はそのまま
焼却炉に投棄し、不燃物は例えば瓶類、缶類が混合し、
これらの資源は回収して再利用されることが望ましい。
この場合、通常は手作業でごみ袋を破袋し、再利用可能
物を取り出して選別していた。ところが、手作業でごみ
袋を破袋することは相当の手数を要し、且つ非能率的で
あると共に、非衛生的であるという問題があった。この
ような問題を解決し、破袋作業を自動的に行う破袋装置
が特開平８−３３２４０４号公報において提案されてい
る。前記公報記載の破袋装置７０は、図６に示すよう
に、回転駆動される回転刃７１と、回転刃７１に対向し
て配置されチェーンコンベア７２が付いた押さえ部材７
３と、中央部が回転刃７１に合わせて円弧状となって、
その隙間から回転刃７１の一部が突出するガイドプレー
ト７４とを有し、供給されるごみ袋を押さえ部材７３と
ガイドプレート７４によって支持し、回転駆動される回
転刃７１によって破袋する構造となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の破袋装置７０においては、円弧状のガイドプレ
ート７４に強制的にごみ袋を押さえつけているのは、押
さえ面が平面となった押さえ部材７３のみであり、内部
に缶や瓶等の固いものが混ざっている場合にはごみ袋が
押し潰れない状態でそのまま通過してしまうことがあ
り、この場合にはごみ袋の破袋が十分でなく、特に、ご
み袋の中に更にごみを入れた小袋がある場合にはその小
袋まで破袋できない場合があるという問題があった。こ
こで、押さえ部材７３の押圧力を強くして、ごみ袋を強
い力で押圧すればごみ袋が偏平になって回転刃７１が小
袋まで届きこれを破袋できると思われるが、内部に収納
されている瓶が割れて破片となったり、缶や瓶に回転刃
７１が直接当たって摩耗が激しくなり、更には回転刃７
１及びチェーンコンベア７２を駆動する動力が大きくな
るという問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてな
されたもので、ごみ袋に無理な荷重をかけることなくし
て確実にごみ袋を破袋でき、更にごみ袋の内部にごみを
入れた小袋があってもこれを破袋することが可能な破袋
装置を提供することを目的とする。
報記載の破袋装置７０においては、円弧状のガイドプレ
ート７４に強制的にごみ袋を押さえつけているのは、押
さえ面が平面となった押さえ部材７３のみであり、内部
に缶や瓶等の固いものが混ざっている場合にはごみ袋が
押し潰れない状態でそのまま通過してしまうことがあ
り、この場合にはごみ袋の破袋が十分でなく、特に、ご
み袋の中に更にごみを入れた小袋がある場合にはその小
袋まで破袋できない場合があるという問題があった。こ
こで、押さえ部材７３の押圧力を強くして、ごみ袋を強
い力で押圧すればごみ袋が偏平になって回転刃７１が小
袋まで届きこれを破袋できると思われるが、内部に収納
されている瓶が割れて破片となったり、缶や瓶に回転刃
７１が直接当たって摩耗が激しくなり、更には回転刃７
１及びチェーンコンベア７２を駆動する動力が大きくな
るという問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてな
されたもので、ごみ袋に無理な荷重をかけることなくし
て確実にごみ袋を破袋でき、更にごみ袋の内部にごみを
入れた小袋があってもこれを破袋することが可能な破袋
装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の破袋装置は、対向する第１及び第２のガイド部材
の間にごみ袋を通過させて、前記第１及び第２のガイド
部材にそれぞれ形成された隙間から突出状態で前記ごみ
袋の搬送方向に移動する第１及び第２の刃物によって前
記ごみ袋を破る破袋装置であって、前記第１のガイド部
材の内側に、前記ごみ袋内の磁着体を吸引して該ごみ袋
を偏平状にする強力な磁石が配置されている。また、請
求項２記載の破袋装置は、請求項１記載の破袋装置にお
いて、前記第１のガイド部材は円弧状となって、その内
側に前記強力な磁石が配置されている。請求項３記載の
破袋装置は、請求項２記載の破袋装置において、前記第
１のガイド部材の内側には回転駆動源によって回転駆動
される回転体があって、該回転体の周囲に該回転体の軸
心と平行に設けられた回動軸を有し、該回動軸に前記第
１の刃物が所定ピッチで取付けられ、前記回動軸の端部
に設けられた刃物角度制御手段によって、破袋領域で
は、前記第１のガイド部材の表面から前記第１の刃物が
突出するようになっている。
記載の破袋装置は、対向する第１及び第２のガイド部材
の間にごみ袋を通過させて、前記第１及び第２のガイド
部材にそれぞれ形成された隙間から突出状態で前記ごみ
袋の搬送方向に移動する第１及び第２の刃物によって前
記ごみ袋を破る破袋装置であって、前記第１のガイド部
材の内側に、前記ごみ袋内の磁着体を吸引して該ごみ袋
を偏平状にする強力な磁石が配置されている。また、請
求項２記載の破袋装置は、請求項１記載の破袋装置にお
いて、前記第１のガイド部材は円弧状となって、その内
側に前記強力な磁石が配置されている。請求項３記載の
破袋装置は、請求項２記載の破袋装置において、前記第
１のガイド部材の内側には回転駆動源によって回転駆動
される回転体があって、該回転体の周囲に該回転体の軸
心と平行に設けられた回動軸を有し、該回動軸に前記第
１の刃物が所定ピッチで取付けられ、前記回動軸の端部
に設けられた刃物角度制御手段によって、破袋領域で
は、前記第１のガイド部材の表面から前記第１の刃物が
突出するようになっている。
【０００５】請求項４記載の破袋装置は、請求項３記載
の破袋装置において、前記刃物角度制御手段は、前記回
動軸の端部に設けられたカム部材と、該カム部材が前記
破袋領域において当接して前記第１の刃物の角度を制御
するカムガイドと、前記破袋領域を超えた位置で、前記
第１の刃物を前記ごみ袋に対して逃がす刃物角度変更手
段とを備えている。請求項５記載の破袋装置は、請求項
３記載の破袋装置において、前記刃物角度制御手段は、
前記回動軸の端部に設けられたカム部材と、該カム部材
に当接し前記第１の刃物を前記破袋領域においては前記
第１のガイド部材から突出させて、前記破袋領域を外れ
た位置においては前記ごみ袋に対して逃がすカムガイド
とを有している。そして、請求項６記載の破袋装置は、
請求項１〜５のいずれか１項に記載の破袋装置におい
て、前記第２の刃物は、刃部が歯車状に所定角度で突出
し、しかも水平方向に所定間隔で複数並設された第１の
回転刃からなって、前記第２の刃物の下部には、該第１
の回転刃とはその取付け位置を変えて複数並設された第
２の回転刃からなる第３の刃物が設けられている。
の破袋装置において、前記刃物角度制御手段は、前記回
動軸の端部に設けられたカム部材と、該カム部材が前記
破袋領域において当接して前記第１の刃物の角度を制御
するカムガイドと、前記破袋領域を超えた位置で、前記
第１の刃物を前記ごみ袋に対して逃がす刃物角度変更手
段とを備えている。請求項５記載の破袋装置は、請求項
３記載の破袋装置において、前記刃物角度制御手段は、
前記回動軸の端部に設けられたカム部材と、該カム部材
に当接し前記第１の刃物を前記破袋領域においては前記
第１のガイド部材から突出させて、前記破袋領域を外れ
た位置においては前記ごみ袋に対して逃がすカムガイド
とを有している。そして、請求項６記載の破袋装置は、
請求項１〜５のいずれか１項に記載の破袋装置におい
て、前記第２の刃物は、刃部が歯車状に所定角度で突出
し、しかも水平方向に所定間隔で複数並設された第１の
回転刃からなって、前記第２の刃物の下部には、該第１
の回転刃とはその取付け位置を変えて複数並設された第
２の回転刃からなる第３の刃物が設けられている。
【０００６】請求項１〜６記載の破袋装置においては、
第１のガイド部材の内側に強力な磁石が配置されている
ので、ごみ袋内に収納された鉄製の缶を吸引し、これに
よって、ごみ袋が第１のガイド部材に吸引された状態で
偏平となり、この状態でごみ袋を第１の刃物が破りなが
ら移動するので、ごみ袋をより確実に破袋することがで
きる。特に、請求項２記載の破袋装置においては、第１
のガイド部材は円弧状となって、その内側に強力な磁石
が配置されているので、ごみ袋は円弧状のガイド部材に
沿って移動し、この過程において第１及び第２の刃物に
よって破袋される。請求項３記載の破袋装置において
は、第１のガイド部材の内側には回転駆動源によって回
転駆動される回転体があって、該回転体の周囲に該回転
体の軸心と平行に設けられた回動軸を有し、該回動軸に
第１の刃物が所定ピッチで取付けられ、回動軸の端部に
設けられた刃物角度制御手段によって、第１のガイド部
材の表面から第１の刃物が突出するようになっているの
で、第１の刃物は破袋領域においては確実にごみ袋を破
る動作を行うことができる。
第１のガイド部材の内側に強力な磁石が配置されている
ので、ごみ袋内に収納された鉄製の缶を吸引し、これに
よって、ごみ袋が第１のガイド部材に吸引された状態で
偏平となり、この状態でごみ袋を第１の刃物が破りなが
ら移動するので、ごみ袋をより確実に破袋することがで
きる。特に、請求項２記載の破袋装置においては、第１
のガイド部材は円弧状となって、その内側に強力な磁石
が配置されているので、ごみ袋は円弧状のガイド部材に
沿って移動し、この過程において第１及び第２の刃物に
よって破袋される。請求項３記載の破袋装置において
は、第１のガイド部材の内側には回転駆動源によって回
転駆動される回転体があって、該回転体の周囲に該回転
体の軸心と平行に設けられた回動軸を有し、該回動軸に
第１の刃物が所定ピッチで取付けられ、回動軸の端部に
設けられた刃物角度制御手段によって、第１のガイド部
材の表面から第１の刃物が突出するようになっているの
で、第１の刃物は破袋領域においては確実にごみ袋を破
る動作を行うことができる。
【０００７】請求項４記載の破袋装置においては、刃物
角度制御手段は、破袋領域を超えた位置で、第１の刃物
をごみ袋から逃がす刃物角度変更手段を備えているの
で、第１の刃物に切断したごみ袋が引っ掛かることがな
く、第１の刃物を移動させることができる。請求項５記
載の破袋装置においては、刃物角度制御手段は、回動軸
の端部に設けられたカム部材と、該カム部材に当接し、
第１の刃物を破袋領域においては第１のガイド部材から
突出させて、破袋領域を外れた位置においてごみ袋から
第１の刃物を逃がしているので、第１の刃物の動作がよ
り確実に行われる。そして、請求項６記載の破袋装置に
おいては、第２の刃物は、刃部が歯車状に所定角度で突
出し、しかも水平方向に所定間隔で複数並設された第１
の回転刃からなって、第２の刃物の下部には、第１の回
転刃とはその取付け位置を変えて複数並設された第２の
回転刃からなる第３の刃物が設けられているので、破袋
を確実に行うことができる。
角度制御手段は、破袋領域を超えた位置で、第１の刃物
をごみ袋から逃がす刃物角度変更手段を備えているの
で、第１の刃物に切断したごみ袋が引っ掛かることがな
く、第１の刃物を移動させることができる。請求項５記
載の破袋装置においては、刃物角度制御手段は、回動軸
の端部に設けられたカム部材と、該カム部材に当接し、
第１の刃物を破袋領域においては第１のガイド部材から
突出させて、破袋領域を外れた位置においてごみ袋から
第１の刃物を逃がしているので、第１の刃物の動作がよ
り確実に行われる。そして、請求項６記載の破袋装置に
おいては、第２の刃物は、刃部が歯車状に所定角度で突
出し、しかも水平方向に所定間隔で複数並設された第１
の回転刃からなって、第２の刃物の下部には、第１の回
転刃とはその取付け位置を変えて複数並設された第２の
回転刃からなる第３の刃物が設けられているので、破袋
を確実に行うことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る破袋装置の主要構成を示す側断面図、図２
は同破袋装置の一部省略平断面図、図３は同破袋装置の
一部詳細側断面図、図４は同破袋装置の一部詳細正面
図、図５は本発明の第２の実施の形態に係る破袋装置の
側断面図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る破袋装置の主要構成を示す側断面図、図２
は同破袋装置の一部省略平断面図、図３は同破袋装置の
一部詳細側断面図、図４は同破袋装置の一部詳細正面
図、図５は本発明の第２の実施の形態に係る破袋装置の
側断面図である。
【０００９】図１に示すように、本発明の第１の実施の
形態に係る破袋装置１０は、第１及び第２のガイド部材
１１、１２と、円弧状の第１のガイド部材１１の内側に
沿って設けられた回転体１３と、回転体１３の周囲に所
定ピッチで設けられた複数の回動軸１４にそれぞれ取付
けられた第１の刃物１５と、回転体１３の内側に偏心し
て取付けられた永久磁石１６（強力な磁石の一例）と、
第２のガイド部材１２から突出する第２及び第３の刃物
１７、１８をそれぞれ備える第１及び第２の回転刃１
９、２０とを有している。以下、これらについて詳しく
説明する。
形態に係る破袋装置１０は、第１及び第２のガイド部材
１１、１２と、円弧状の第１のガイド部材１１の内側に
沿って設けられた回転体１３と、回転体１３の周囲に所
定ピッチで設けられた複数の回動軸１４にそれぞれ取付
けられた第１の刃物１５と、回転体１３の内側に偏心し
て取付けられた永久磁石１６（強力な磁石の一例）と、
第２のガイド部材１２から突出する第２及び第３の刃物
１７、１８をそれぞれ備える第１及び第２の回転刃１
９、２０とを有している。以下、これらについて詳しく
説明する。
【００１０】第１のガイド部材１１は、図１、図２に示
すように両側を支持部材２１、２２によって固定された
帯状の非磁性体からなる平板２４が、隙間を開けて複数
枚（この実施の形態では７枚）設けられ、これらの平板
２４は１８０度の円弧に折り曲げられて、その内側に前
記した回転体１３が設けられている。前記回転体１３
は、図１、図２に示すように、中央に固定軸２５を有
し、この固定軸２５にベアリングを介して回転可能に取
付けられ、一方側には図示しない回転駆動源が設けら
れ、チェーンによって連結されるスプロケット１３ａを
駆動して回転体１３を約１５ｒｐｍの低速回転で回転駆
動するようになっている。前記回転体１３は一体となっ
て同時に回転する両側の側部材２６、２７とこれらを連
結するようにして取付けられた４本の回動軸１４とを有
し、それぞれの回動軸１４は前記側部材２６、２７に回
転可能に取付けられていると共に、それぞれの回動軸１
４には第１の刃物１５が、前記平板２４の隙間に丁度嵌
入するようなピッチで複数枚固着されている。なお、２
３は支持部材である。
すように両側を支持部材２１、２２によって固定された
帯状の非磁性体からなる平板２４が、隙間を開けて複数
枚（この実施の形態では７枚）設けられ、これらの平板
２４は１８０度の円弧に折り曲げられて、その内側に前
記した回転体１３が設けられている。前記回転体１３
は、図１、図２に示すように、中央に固定軸２５を有
し、この固定軸２５にベアリングを介して回転可能に取
付けられ、一方側には図示しない回転駆動源が設けら
れ、チェーンによって連結されるスプロケット１３ａを
駆動して回転体１３を約１５ｒｐｍの低速回転で回転駆
動するようになっている。前記回転体１３は一体となっ
て同時に回転する両側の側部材２６、２７とこれらを連
結するようにして取付けられた４本の回動軸１４とを有
し、それぞれの回動軸１４は前記側部材２６、２７に回
転可能に取付けられていると共に、それぞれの回動軸１
４には第１の刃物１５が、前記平板２４の隙間に丁度嵌
入するようなピッチで複数枚固着されている。なお、２
３は支持部材である。
【００１１】図１、図３に示すように、前記回動軸１４
の端部には縦長のカム部材２８がそれぞれ設けられ、破
袋領域３０においては円弧状のカムガイド２９の周面に
当接して、第１のガイド部材１１の隙間（具体的には各
平板２４間の隙間）から第１の刃物１５が突出状態を保
持し、破袋領域３０を越えた時点でカムガイド２９の周
面から外れるようになっている。そして、磁性体からな
るカム部材２８は、カムガイド２９を外れた時点で、対
となる永久磁石３２、３３が対向して配置される刃物角
度変更手段３４を通過した時点で、カム部材２８の一方
側は永久磁石３２、３３によってブレーキを掛けられて
回動軸１４が時計針方向に回動し、それによって、第１
の刃物１５も回転し、ごみ袋３１に対して第１のガイド
部材１１から引っ込んで逃げるように制御されている。
このような構成となって、破袋領域３０においては、第
１の刃物１５はごみ袋３１を切り込み、破袋領域３０を
過ぎると第１の刃物１５が引っ込み、ごみ袋３１の破片
等を第１の刃物１５に引っかけて回転しないようになっ
ている。なお、前記したカム部材２８、カムガイド２９
及び刃物角変更手段３４を有して、刃物角度制御手段が
構成されている。また、前記永久磁石３２、３３は、入
口側がテーパー状に広くなったカムガイド板３５の基端
側に支持部材３６を介して取付けられている。そして、
前記固定軸２５及び第１のガイド部材１１はフレーム３
７に取付けられて、その相対的位置が変わらないように
なっている。
の端部には縦長のカム部材２８がそれぞれ設けられ、破
袋領域３０においては円弧状のカムガイド２９の周面に
当接して、第１のガイド部材１１の隙間（具体的には各
平板２４間の隙間）から第１の刃物１５が突出状態を保
持し、破袋領域３０を越えた時点でカムガイド２９の周
面から外れるようになっている。そして、磁性体からな
るカム部材２８は、カムガイド２９を外れた時点で、対
となる永久磁石３２、３３が対向して配置される刃物角
度変更手段３４を通過した時点で、カム部材２８の一方
側は永久磁石３２、３３によってブレーキを掛けられて
回動軸１４が時計針方向に回動し、それによって、第１
の刃物１５も回転し、ごみ袋３１に対して第１のガイド
部材１１から引っ込んで逃げるように制御されている。
このような構成となって、破袋領域３０においては、第
１の刃物１５はごみ袋３１を切り込み、破袋領域３０を
過ぎると第１の刃物１５が引っ込み、ごみ袋３１の破片
等を第１の刃物１５に引っかけて回転しないようになっ
ている。なお、前記したカム部材２８、カムガイド２９
及び刃物角変更手段３４を有して、刃物角度制御手段が
構成されている。また、前記永久磁石３２、３３は、入
口側がテーパー状に広くなったカムガイド板３５の基端
側に支持部材３６を介して取付けられている。そして、
前記固定軸２５及び第１のガイド部材１１はフレーム３
７に取付けられて、その相対的位置が変わらないように
なっている。
【００１２】回転体１３の内側で、前記固定軸２５には
強力な永久磁石１６が取付けられている。この永久磁石
１６は、第１のガイド部材１１の円弧部分、即ち半円部
分（即ち、破袋領域３０）に沿って設けられ、第１のガ
イド部材１１に沿って搬送されるごみ袋３１内の鉄製の
缶（磁着体）を吸着して、ごみ袋３１を第１のガイド部
材１１に沿って偏平にしている。この永久磁石１６とし
ては、極めて強力な磁石であるネオジウムを使用し、第
１のガイド部材１１の表面で５０００ガウス程度の磁気
を発生させるようになっている。
強力な永久磁石１６が取付けられている。この永久磁石
１６は、第１のガイド部材１１の円弧部分、即ち半円部
分（即ち、破袋領域３０）に沿って設けられ、第１のガ
イド部材１１に沿って搬送されるごみ袋３１内の鉄製の
缶（磁着体）を吸着して、ごみ袋３１を第１のガイド部
材１１に沿って偏平にしている。この永久磁石１６とし
ては、極めて強力な磁石であるネオジウムを使用し、第
１のガイド部材１１の表面で５０００ガウス程度の磁気
を発生させるようになっている。
【００１３】前記第２のガイド部材１２は、図１、図４
に示すように、上部ガイド３８と下部ガイド３９に分割
されて、上部ガイド３８はフレーム３７に軸受４０ａ及
びこれに取付けられる支持軸４０を介して回動可能に取
付けられている上揺動フレーム４１の正面側に取付けら
れ、下部ガイド３９は前記支持軸４０に回動可能に取付
けられている下揺動フレーム４２の正面側に取付けられ
ている。前記上揺動フレーム４１には左右対となる軸受
４３を介して上側回転体４５が取付けられ、この上側回
転体４５に２つ割状態の第１の回転刃１９が、複数の板
材からなる上部ガイド３８の隙間から第２の刃物１７の
一部が突出するようにして、即ち刃部が歯車状に突出し
て、水平方向に所定間隔で複数設けられている。また、
この上揺動フレーム４１の背部には左右にスプリング４
６が設けられて、通過するごみ袋３１に対して第１の回
転刃１９が弾力的に押圧するようになっている。一方、
前記下揺動フレーム４２にも軸受４７を介して下側回転
体４８が設けられ、下側回転体４８には２つ割の第２の
回転刃２０が、複数の板材からなる下部ガイド３９の隙
間から第３の刃物１８の一部が突出するように取付けら
れている。また、この下揺動フレーム４２の背部にも左
右にスプリング４９が設けられて、通過するごみ袋３１
に対して第２の回転刃２０が弾力的に押圧するようにな
っている。
に示すように、上部ガイド３８と下部ガイド３９に分割
されて、上部ガイド３８はフレーム３７に軸受４０ａ及
びこれに取付けられる支持軸４０を介して回動可能に取
付けられている上揺動フレーム４１の正面側に取付けら
れ、下部ガイド３９は前記支持軸４０に回動可能に取付
けられている下揺動フレーム４２の正面側に取付けられ
ている。前記上揺動フレーム４１には左右対となる軸受
４３を介して上側回転体４５が取付けられ、この上側回
転体４５に２つ割状態の第１の回転刃１９が、複数の板
材からなる上部ガイド３８の隙間から第２の刃物１７の
一部が突出するようにして、即ち刃部が歯車状に突出し
て、水平方向に所定間隔で複数設けられている。また、
この上揺動フレーム４１の背部には左右にスプリング４
６が設けられて、通過するごみ袋３１に対して第１の回
転刃１９が弾力的に押圧するようになっている。一方、
前記下揺動フレーム４２にも軸受４７を介して下側回転
体４８が設けられ、下側回転体４８には２つ割の第２の
回転刃２０が、複数の板材からなる下部ガイド３９の隙
間から第３の刃物１８の一部が突出するように取付けら
れている。また、この下揺動フレーム４２の背部にも左
右にスプリング４９が設けられて、通過するごみ袋３１
に対して第２の回転刃２０が弾力的に押圧するようにな
っている。
【００１４】なお、下側回転体４８に取付けられている
第２の回転刃２０の取付けピッチは、上側回転体４５に
取付けられている第１の回転刃１９の１／２倍となっ
て、ごみ袋３１内に入っている小袋を更に細かく切断で
きるようになっている。また、下側回転体４８は減速モ
ータ５０によって約４５ｒｐｍ（３０〜６０ｒｐｍ程度
が適当）で回転駆動され、上側回転体４５は図示しない
減速モータで約７５ｒｐｍ（５０〜９０ｒｐｍ程度が適
当）で回転駆動されている。更には、図１に示すよう
に、第１のガイド部材１１の上部に傾斜ガイド部材５１
が設けられて、第２のガイド部材１２の上部には別の傾
斜ガイド部材５１ａが設けられて、投入したごみ袋３１
が円滑に第１及び第２のガイド部材１１、１２内に滑り
落ちるようになっている。
第２の回転刃２０の取付けピッチは、上側回転体４５に
取付けられている第１の回転刃１９の１／２倍となっ
て、ごみ袋３１内に入っている小袋を更に細かく切断で
きるようになっている。また、下側回転体４８は減速モ
ータ５０によって約４５ｒｐｍ（３０〜６０ｒｐｍ程度
が適当）で回転駆動され、上側回転体４５は図示しない
減速モータで約７５ｒｐｍ（５０〜９０ｒｐｍ程度が適
当）で回転駆動されている。更には、図１に示すよう
に、第１のガイド部材１１の上部に傾斜ガイド部材５１
が設けられて、第２のガイド部材１２の上部には別の傾
斜ガイド部材５１ａが設けられて、投入したごみ袋３１
が円滑に第１及び第２のガイド部材１１、１２内に滑り
落ちるようになっている。
【００１５】従って、破袋装置１０においては、第１及
び第２のガイド部材１１、１２の間に投入されたごみ袋
３１は、まず円弧状の第１のガイド部材１１の内側に設
けられた強力な永久磁石１６によって吸着され偏平にな
った状態で、カム部材２８とカムガイド２９によって第
１のガイド部材１１から突出状態で配置された第１の刃
物１５によって破られる。そして、図１の矢印ａ方向に
回転する第１の刃物１５によって送られるごみ袋３１は
更に第２のガイド部材１２から突出して矢印ｂ方向に回
転する第２の刃物１７によって切断される。この状態で
ごみ袋３１が更に下部に送られると、ごみ袋３１内に収
納されている小袋も、矢印ｃ方向に回転する第３の刃物
１８及び第１の刃物１５によって破られる。この場合、
ごみ袋３１内に瓶等の固い物が含まれていた場合には、
第２及び第３の刃物１７、１８は弾力的に後退して瓶等
の割れるのを防止している。
び第２のガイド部材１１、１２の間に投入されたごみ袋
３１は、まず円弧状の第１のガイド部材１１の内側に設
けられた強力な永久磁石１６によって吸着され偏平にな
った状態で、カム部材２８とカムガイド２９によって第
１のガイド部材１１から突出状態で配置された第１の刃
物１５によって破られる。そして、図１の矢印ａ方向に
回転する第１の刃物１５によって送られるごみ袋３１は
更に第２のガイド部材１２から突出して矢印ｂ方向に回
転する第２の刃物１７によって切断される。この状態で
ごみ袋３１が更に下部に送られると、ごみ袋３１内に収
納されている小袋も、矢印ｃ方向に回転する第３の刃物
１８及び第１の刃物１５によって破られる。この場合、
ごみ袋３１内に瓶等の固い物が含まれていた場合には、
第２及び第３の刃物１７、１８は弾力的に後退して瓶等
の割れるのを防止している。
【００１６】次に、図５に示す本発明の第２の実施の形
態に係る破袋装置５２について説明する。基本的構成
は、第１の実施の形態に係る破袋装置１０と同一である
が、第１の刃物１５の回動が、カム部材５４とこれに略
全面的に当接するカムガイド５５、５６によって制御さ
れている点であるので、この点のみについて説明し、他
の部分は前記第１の実施の形態に係る破袋装置１０と同
一の番号を付して詳しい説明を省略する。ここでカム部
材５４とカムガイド５５、５６とで刃物角度制御手段を
構成する。第１のガイド部材１１の円弧部の内側に設け
られている回転体１３の周囲には複数（この実施の形態
では４本）の回動軸１４が設けられ、第１のガイド部材
１１の隙間から突出する第１の刃物１５が所定間隔で設
けられている。
態に係る破袋装置５２について説明する。基本的構成
は、第１の実施の形態に係る破袋装置１０と同一である
が、第１の刃物１５の回動が、カム部材５４とこれに略
全面的に当接するカムガイド５５、５６によって制御さ
れている点であるので、この点のみについて説明し、他
の部分は前記第１の実施の形態に係る破袋装置１０と同
一の番号を付して詳しい説明を省略する。ここでカム部
材５４とカムガイド５５、５６とで刃物角度制御手段を
構成する。第１のガイド部材１１の円弧部の内側に設け
られている回転体１３の周囲には複数（この実施の形態
では４本）の回動軸１４が設けられ、第１のガイド部材
１１の隙間から突出する第１の刃物１５が所定間隔で設
けられている。
【００１７】各回動軸１４の端部には先端にローラ５７
を備えるカム部材５４が設けられ、このローラ５７がカ
ムガイド５５、５６を転動しながら移動して、第１の刃
物１５の角度が制御できるようになっている。即ち、図
５に示すように、破袋領域３０において、第１のガイド
部材１１から第１の刃物１５を外側に突出させようとす
る場合には、円弧状のカムガイド５５の外周面に当接さ
せ、破袋領域３０を過ぎて、第１の刃物１５を第１のガ
イド部材１１から引っ込めようとする場合には、先部が
「く」の字状になったカムガイド５６の内周にローラ５
７を当接させて、回動軸１４を回動し、第１の刃物１５
を第１のガイド部材１１の内側に引き込めて、破れたご
み袋等を引き込まないようになっている。そして、回転
体１３が更に略１８０度回転して、破袋領域３０にかか
ろうとする場合には、更に内側に「く」字状に引っ込ん
だカムガイド５５の外側にローラ５７を当接させて第１
の刃物１５の首を振って第１のガイド部材１１の隙間か
ら第１の刃物１５を突出させるようにしている。以上の
ように構成することによって、第１の刃物１５の動きが
極めて確実になる。なお、第１及び第２の実施の形態に
係る破袋装置１０、５２において、第１のガイド部材１
１及び第２のガイド部材１２の間に形成される破袋空間
５９の両側部には、側面ガイド部材６０（図５では省略
している）が設けられて、破袋したごみ袋及びその内容
物が側方に溢れないようになっている。この側面ガイド
部材６０は固定構造であってもよいし、破袋空間５９の
隙間より小さくして、破袋空間５９内に両側から進退す
るようにしてもよい。
を備えるカム部材５４が設けられ、このローラ５７がカ
ムガイド５５、５６を転動しながら移動して、第１の刃
物１５の角度が制御できるようになっている。即ち、図
５に示すように、破袋領域３０において、第１のガイド
部材１１から第１の刃物１５を外側に突出させようとす
る場合には、円弧状のカムガイド５５の外周面に当接さ
せ、破袋領域３０を過ぎて、第１の刃物１５を第１のガ
イド部材１１から引っ込めようとする場合には、先部が
「く」の字状になったカムガイド５６の内周にローラ５
７を当接させて、回動軸１４を回動し、第１の刃物１５
を第１のガイド部材１１の内側に引き込めて、破れたご
み袋等を引き込まないようになっている。そして、回転
体１３が更に略１８０度回転して、破袋領域３０にかか
ろうとする場合には、更に内側に「く」字状に引っ込ん
だカムガイド５５の外側にローラ５７を当接させて第１
の刃物１５の首を振って第１のガイド部材１１の隙間か
ら第１の刃物１５を突出させるようにしている。以上の
ように構成することによって、第１の刃物１５の動きが
極めて確実になる。なお、第１及び第２の実施の形態に
係る破袋装置１０、５２において、第１のガイド部材１
１及び第２のガイド部材１２の間に形成される破袋空間
５９の両側部には、側面ガイド部材６０（図５では省略
している）が設けられて、破袋したごみ袋及びその内容
物が側方に溢れないようになっている。この側面ガイド
部材６０は固定構造であってもよいし、破袋空間５９の
隙間より小さくして、破袋空間５９内に両側から進退す
るようにしてもよい。
【００１８】
【発明の効果】請求項１〜６記載の破袋装置において
は、第１のガイド部材の内側に強力な磁石が配置されて
いるので、ごみ袋内に収納された鉄製の缶を吸引し、ご
み袋が偏平となり、この状態でごみ袋を第１の刃物が破
りながら移動するので、ごみ袋をより確実に破袋するこ
とができる。特に、請求項２記載の破袋装置において
は、第１のガイド部材は円弧状となって、その内側に強
力な磁石が配置されているので、強力な磁石をできるだ
けごみ袋に近づけることが可能となり、より強力な磁気
を与えることができる。請求項３記載の破袋装置におい
ては、第１のガイド部材の内側の回転体の周囲に設けら
れた回動軸に第１の刃物が所定ピッチで取付けられ、回
動軸の端部に設けられた刃物角度制御手段によって、破
袋領域では、第１のガイド部材の表面から第１の刃物が
突出するようになっているので、第１の刃物の動きが確
実になり、結果として確実にごみ袋を破る動作を行うこ
とができる。
は、第１のガイド部材の内側に強力な磁石が配置されて
いるので、ごみ袋内に収納された鉄製の缶を吸引し、ご
み袋が偏平となり、この状態でごみ袋を第１の刃物が破
りながら移動するので、ごみ袋をより確実に破袋するこ
とができる。特に、請求項２記載の破袋装置において
は、第１のガイド部材は円弧状となって、その内側に強
力な磁石が配置されているので、強力な磁石をできるだ
けごみ袋に近づけることが可能となり、より強力な磁気
を与えることができる。請求項３記載の破袋装置におい
ては、第１のガイド部材の内側の回転体の周囲に設けら
れた回動軸に第１の刃物が所定ピッチで取付けられ、回
動軸の端部に設けられた刃物角度制御手段によって、破
袋領域では、第１のガイド部材の表面から第１の刃物が
突出するようになっているので、第１の刃物の動きが確
実になり、結果として確実にごみ袋を破る動作を行うこ
とができる。
【００１９】請求項４記載の破袋装置においては、破袋
領域を超えた位置で、第１の刃物をごみ袋に対して逃が
す刃物角度変更手段を備えているので、第１の刃物に切
断したごみ袋が引っ掛かることがなく安定した操業を行
うことができる。請求項５記載の破袋装置においては、
刃物角度制御手段がカム部材とカムガイドからなってい
るので、回転体の全周に渡って第１の刃物の角度が制御
され、安定した破袋を行うことができる。そして、請求
項６記載の破袋装置においては、第２の刃物は、刃部が
歯車状に所定角度で突出しているので、これでごみ袋を
破り、更に第２の刃物の下部には、回転する第３の刃物
が設けられているので、第２の刃物では破れなかったご
み袋、例えば小袋を破ることができ、結果として破袋を
確実に行うことができる。
領域を超えた位置で、第１の刃物をごみ袋に対して逃が
す刃物角度変更手段を備えているので、第１の刃物に切
断したごみ袋が引っ掛かることがなく安定した操業を行
うことができる。請求項５記載の破袋装置においては、
刃物角度制御手段がカム部材とカムガイドからなってい
るので、回転体の全周に渡って第１の刃物の角度が制御
され、安定した破袋を行うことができる。そして、請求
項６記載の破袋装置においては、第２の刃物は、刃部が
歯車状に所定角度で突出しているので、これでごみ袋を
破り、更に第２の刃物の下部には、回転する第３の刃物
が設けられているので、第２の刃物では破れなかったご
み袋、例えば小袋を破ることができ、結果として破袋を
確実に行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る破袋装置の主
要構成を示す側断面図である。
要構成を示す側断面図である。
【図２】同破袋装置の一部省略平断面図である。
【図３】同破袋装置の一部詳細側断面図である。
【図４】同破袋装置の一部詳細正面図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態に係る破袋装置の側
断面図である。
断面図である。
【図６】従来例に係る破袋装置の側断面図である。
１０ 破袋装置 １１ 第１のガ
イド部材 １２ 第２のガイド部材 １３ 回転体 １３ａ スプロケット １４ 回動軸 １５ 第１の刃物 １６ 永久磁石 １７ 第２の刃物 １８ 第３の刃
物 １９ 第１の回転刃 ２０ 第２の回
転刃 ２１ 支持部材 ２２ 支持部材 ２３ 支持部材 ２４ 平板 ２５ 固定軸 ２６ 側部材 ２７ 側部材 ２８ カム部材 ２９ カムガイド ３０ 破袋領域 ３１ ごみ袋 ３２ 永久磁石 ３３ 永久磁石 ３４ 刃物角度
変更手段 ３５ カムガイド板 ３６ 支持部材 ３７ フレーム ３８ 上部ガイ
ド ３９ 下部ガイド ４０ 支持軸 ４０ａ 軸受 ４１ 上揺動フ
レーム ４２ 下揺動フレーム ４３ 軸受 ４５ 上側回転体 ４６ スプリン
グ ４７ 軸受 ４８ 下側回転
体 ４９ スプリング ５０ 減速モー
タ ５１ 傾斜ガイド部材 ５１ａ 傾斜ガ
イド部材 ５２ 破袋装置 ５４ カム部材 ５５ カムガイド ５６ カムガイ
ド ５７ ローラ ５９ 破袋装置 ６０ 側面ガイド部材
イド部材 １２ 第２のガイド部材 １３ 回転体 １３ａ スプロケット １４ 回動軸 １５ 第１の刃物 １６ 永久磁石 １７ 第２の刃物 １８ 第３の刃
物 １９ 第１の回転刃 ２０ 第２の回
転刃 ２１ 支持部材 ２２ 支持部材 ２３ 支持部材 ２４ 平板 ２５ 固定軸 ２６ 側部材 ２７ 側部材 ２８ カム部材 ２９ カムガイド ３０ 破袋領域 ３１ ごみ袋 ３２ 永久磁石 ３３ 永久磁石 ３４ 刃物角度
変更手段 ３５ カムガイド板 ３６ 支持部材 ３７ フレーム ３８ 上部ガイ
ド ３９ 下部ガイド ４０ 支持軸 ４０ａ 軸受 ４１ 上揺動フ
レーム ４２ 下揺動フレーム ４３ 軸受 ４５ 上側回転体 ４６ スプリン
グ ４７ 軸受 ４８ 下側回転
体 ４９ スプリング ５０ 減速モー
タ ５１ 傾斜ガイド部材 ５１ａ 傾斜ガ
イド部材 ５２ 破袋装置 ５４ カム部材 ５５ カムガイド ５６ カムガイ
ド ５７ ローラ ５９ 破袋装置 ６０ 側面ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−128374（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B02C 13/00 - 13/31 B02C 18/00 - 25/00 B65B 69/00 101 B65F 5/00
Claims (6)
- 【請求項１】 対向する第１及び第２のガイド部材の間
にごみ袋を通過させて、前記第１及び第２のガイド部材
にそれぞれ形成された隙間から突出状態で前記ごみ袋の
搬送方向に移動する第１及び第２の刃物によって前記ご
み袋を破る破袋装置であって、 前記第１のガイド部材の内側に、前記ごみ袋内の磁着体
を吸引して該ごみ袋を偏平状にする強力な磁石が配置さ
れていることを特徴とする破袋装置。 - 【請求項２】 前記第１のガイド部材は円弧状となっ
て、その内側に前記強力な磁石が配置されていることを
特徴とする請求項１記載の破袋装置。 - 【請求項３】 前記第１のガイド部材の内側には回転駆
動源によって回転駆動される回転体があって、該回転体
の周囲に該回転体の軸心と平行に設けられた回動軸を有
し、該回動軸に前記第１の刃物が所定ピッチで取付けら
れ、前記回動軸の端部に設けられた刃物角度制御手段に
よって、破袋領域では、前記第１のガイド部材の表面か
ら前記第１の刃物が突出するようになっていることを特
徴とする請求項２記載の破袋装置。 - 【請求項４】 前記刃物角度制御手段は、前記回動軸の
端部に設けられたカム部材と、該カム部材が前記破袋領
域において当接して前記第１の刃物の角度を制御するカ
ムガイドと、前記破袋領域を超えた位置で、前記第１の
刃物を前記ごみ袋に対して逃がす刃物角度変更手段とを
備えていることを特徴とする請求項３記載の破袋装置。 - 【請求項５】 前記刃物角度制御手段は、前記回動軸の
端部に設けられたカム部材と、該カム部材に当接し前記
第１の刃物を前記破袋領域においては前記第１のガイド
部材から突出させて、前記破袋領域を外れた位置におい
て前記ごみ袋に対して逃がすカムガイドとを有している
ことを特徴とする請求項３記載の破袋装置。 - 【請求項６】 前記第２の刃物は、刃部が歯車状に所定
角度で突出し、しかも水平方向に所定間隔で複数並設さ
れた第１の回転刃からなって、前記第２の刃物の下部に
は、該第１の回転刃とはその取付け位置を変えて複数並
設された第２の回転刃からなる第３の刃物が設けられて
いることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記
載の破袋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11533697A JP3100561B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 破袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11533697A JP3100561B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 破袋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10286482A JPH10286482A (ja) | 1998-10-27 |
| JP3100561B2 true JP3100561B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=14660033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11533697A Expired - Fee Related JP3100561B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 破袋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3100561B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6365318B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-04-02 | Xerox Corporation | Process for controlling triboelectric charging |
| US6383561B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-05-07 | Xerox Corporation | Ballistic aerosol marking process employing marking material comprising vinyl resin and poly(3,4-ethylenedioxythiophene) |
| US6387581B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-05-14 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising polyester resin and poly (3,4-ethylenedioxypyrrole) |
| US6387442B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-05-14 | Xerox Corporation | Ballistic aerosol marking process employing marking material comprising polyester resin and poly(3,4-ethylenedioxypyrrole) |
| US6439711B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-08-27 | Xerox Corporation | Ballistic aerosol marking process employing marking material comprising polyester resin and poly (3,4-ethylenedioxythiophene) |
| US6467871B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-10-22 | Xerox Corporation | Ballistic aerosol marking process employing marking material comprising vinyl resin and poly (3,4-ethylenedioxypyrrole) |
| US6485874B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-11-26 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising vinyl resin and poly(3,4-ethylenedioxypyrrole) |
| US6492082B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-12-10 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising polypyrroles |
| US6503678B1 (en) | 2000-11-28 | 2003-01-07 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising polythiophenes |
| US6673501B1 (en) | 2000-11-28 | 2004-01-06 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising polyester resin and polypyrrole |
| US6686111B1 (en) | 2000-11-28 | 2004-02-03 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising vinyl resin and poly (3,4-ethylenedioxythiophene) |
| US6699633B2 (en) | 2000-11-28 | 2004-03-02 | Xerox Corporation | Toner compositions comprising polyester resin and poly(3,4-ethylenedioxythiophene) |
| US7795335B2 (en) | 2003-01-28 | 2010-09-14 | Toppan Forms Co., Ltd. | Conductive polymer gel and process for producing the same actuator, patch label for ion introduction, bioeletrode, toner, conductive functional member antistatic sheet, printed circuit member, conductive paste, electrode for fuel cell, and fuel cell |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188262A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Yui Kogyo:Kk | 廃棄物を容れたゴミ袋を処理する装置 |
| JP5004057B2 (ja) * | 2008-04-01 | 2012-08-22 | 三和産業株式会社 | 破袋装置 |
| JP4886803B2 (ja) * | 2009-03-09 | 2012-02-29 | メタウォーター株式会社 | 廃棄物処理システム |
| JP4851550B2 (ja) * | 2009-03-09 | 2012-01-11 | メタウォーター株式会社 | 破袋装置 |
| CN114515623B (zh) * | 2022-02-23 | 2023-04-28 | 陕西理工大学 | 一种生活垃圾粉碎处理装置 |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP11533697A patent/JP3100561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6467871B1 (en) | 2000-11-28 | 2002-10-22 | Xerox Corporation | Ballistic aerosol marking process employing marking material comprising vinyl resin and poly (3,4-ethylenedioxypyrrole) |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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