JP2842395B2 - ロータリ破袋機 - Google Patents

ロータリ破袋機

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JP2842395B2
JP2842395B2 JP21344796A JP21344796A JP2842395B2 JP 2842395 B2 JP2842395 B2 JP 2842395B2 JP 21344796 A JP21344796 A JP 21344796A JP 21344796 A JP21344796 A JP 21344796A JP 2842395 B2 JP2842395 B2 JP 2842395B2
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JP
Japan
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shaft
cutter
cutting edge
bag
breaking machine
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JP21344796A
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JPH0924287A (ja
Inventor
武祝 広岡
一洋 田口
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理施設に
おいて、袋詰めの廃棄物の袋を刃物で破って中味を取り
出しやすくするロータリ破袋機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の破袋機は、実開昭62−1852
11号公報、実開昭63−175606号公報に示され
るように、袋詰めの廃棄物を搬送するコンベアの上方に
交差して配置される支点軸にアームを揺動可能に懸架
し、このアームの先端にカッタを設けるものが知られて
いる。
【0003】袋詰めの廃棄物がアームの下に到達する
と、アームの自重とコンベアの搬送力とでカッタが袋を
切り裂き、中味の廃棄物が取出しやすくなって、分別等
の次工程に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の方式には
次の問題がある。 (1) アームが揺動したときの自重が切り裂き力になるの
で、この力に限界があり、丈夫な袋を切り裂かないで搬
出してしまうことがある。 (2) 自重のほかにばね等の復元力を使って切り裂き力を
大きくしたとしても、切り裂きが衝撃的であるので、廃
棄物の中のびん等の硬いものでカッタの刃先がこぼれ、
切り裂き力がすぐに低下し、しばしばカッタ交換が必要
である。 (3) カッタの先端をコンベア面に近づけても、大きな袋
詰めの後の小さな袋詰めは切り裂かないで通過してしま
う。 (4) 切り裂きが袋の前面に限られ、かならずしも中味が
取り出しやすくない。
【0005】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、廃棄物の袋詰めが大小混在していても確実に切
り裂きが行われ、中味が取り出しやすいよう切り裂き力
と切り裂き長さが大きく、刃先のこぼれにくい新たな方
式の破袋機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明1のロータリ破袋機は、袋詰めの廃棄物を搬
送するコンベアの上方に交差して配置される軸と、この
軸に取付けられ外周に刃先を設けて回転駆動される環状
のカッタと、前記軸の両端を支承し下方に付勢するフレ
ームとからなり、前記刃先は、軸心に対して傾斜させて
前記軸に取付けられているようにする。
【0007】本発明2のロータリ破袋機は、袋詰めの廃
棄物を搬送するコンベアの上方に交差して配置される軸
と、この軸に取付けられ外周に刃先を設けて回転駆動さ
れる環状のカッタと、前記軸の両端を支承し下方に付勢
するフレームとからなり、前記カッタは、所望の角度内
で傾斜自在に前記軸に取付けられているように構成す
る。
【0008】上記の構成により、カッタを含む軸は、自
重、ばね、シリンダ等で下方に付勢されて上下に動くの
で、袋詰めの大小にかかわらず袋を切り裂くことができ
る。カッタは環状であるので、不定形な袋の前面上方か
ら後方に到る長い切り裂き線を持ち、中味が自然に袋か
ら放出されやすく、大きな袋詰めに連続する小さな袋詰
めにも、環状で上下に動く刃物が届きやすい。比較的に
遅い回転速度にして、衝撃的でない大きな切り裂き力が
与えられ、刃先のこぼれも少なく寿命が長い。
【0009】これに加えて、本発明1においては、コン
ベア上に摩擦で位置を確保される袋詰めに対し、刃先が
軸方向すなわち搬送方向の直角方向にこすり付けて崩す
ことができ、また硬い部分を逃げたり、切り裂き線が蛇
行したり、中味を放出したりする。また、本発明2にお
いては、軸に対し傾斜自在なカッタは、刃先の軸方向の
変化が軸の回転に依存せず、切り裂き対象の袋詰めに応
じて傾斜するので、硬い部分を自動的に避けることとな
り、より切り裂きが確実になり、また刃こぼれがさらに
少なくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の実施の
形態を示すものであり、図1において、袋詰めの廃棄物
1を搬送する掻板2a付きのコンベア2の上方に交差し
て軸3が配置される。軸3には両端の大きい円板4aと
筒5と小さい円板4bとが溶接等で固定して取付けられ
る。円板4a、4bのそれぞれには、円周方向に分割さ
れ、全体で環状をなし外周に刃先6を持つカッタ7が着
脱自在に固定される。
【0011】カッタ7に設けた前記軸3は、両端が門形
のフレーム8に軸受8aを介して回転自在に支承され、
フレーム8に搭載した電動機9によってチェーン9aを
介して回転駆動される。カッタ7のコンベア上の回転方
向はコンベア2の搬送方向と同一とするとよい。前記フ
レーム8は一方側が回動ピン10で他方側がスライダ1
1で固定台12で支持され、カッタ7を設けた軸3とと
もに図示の二点鎖線に示すように、回動ピン10のまわ
りに矢印Sの方向に回動可能になっている。
【0012】側板13で幅寄せされ、コンベア2で搬送
されて来る廃棄物1に前記カッタ7の刃先6が押しつけ
られるように、フレーム8はスライダ11側の点Pで図
示しない油圧シリンダで下方に付勢される。カッタ7の
刃先形状は図2の(h)に示す円となっているが、図2
に示す様々な形状を持つことができる。(h)以外は軸
心からの半径が円周方向において変化している。
【0013】図3に示す構成は本発明1に係わり、カッ
タ37が軸心に対し傾斜して固定されていて、換言すれ
ば刃先6は円周方向において軸方向に変化しているとい
える。二点鎖線のように各カッタの傾斜を交互にした
り、角度の絶対値を変えたり、一方向の又は左右対称の
スパイラル状にしたりしてもよい。このような刃先が円
周方向において軸方向に変化しているものに、更に第2
図で示す半径が変化するものを組合せてもよい。
【0014】図4に示す構成は本発明2に係わり、一対
の円板44a,44bは軸43の球面座43aに傾斜自
在に取付けられ、軸43に固定した駆動板40a,40
bによって、ピン40cを介して回転駆動される。一対
の円板44a,44bの外周にはカッタ7が固定され、
一対のばね40dで常時は傾斜しない位置にあり、負荷
によって傾斜する。
【0015】なお、図1の変形として、回動ピン10に
代わって両側をスライダで支持し、図のPとQにばね、
シリンダ等を当ててもよいし、軸3に各カッタを直接に
結合してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明のロータリ破袋
機は、袋詰めの大小にかかわらず、また大きな袋詰めに
接して小さな袋詰めの廃棄物が搬送されて来ても、長い
切り裂き長さで袋の上部付近が切り裂かれて中味が自然
に放出されたり取り出しやすくなるという効果があり、
切り裂きが衝撃的でなく、比較的に低速の円周方向の刃
先で行われるので刃のこぼれが少なく、寿命が長いとい
う効果がある。
【0017】この効果に加えて、本発明1においては、
刃先が軸方向すなわち搬送方向の直角方向にこすり付け
て崩し、また硬い部分を逃げたり、切り裂き線が蛇行し
て中味と大きさの不定な袋詰めの廃棄物の袋をもよく切
り裂くという効果がある。また、本発明2においては、
切り裂き対象の袋詰めに応じて傾斜するので、硬い部分
を自動的に避け、より切り裂きが確実になりまた刃こぼ
れがさらに少なくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すロータリ破袋機の部
分断面正面図
【図2】複数種類の刃先形状を示す刃形側面図
【図3】本発明1に係るカッタを示す正面図
【図4】本発明2に係るカッタを示す正面図
【符号の説明】
1 袋詰めの廃棄物 2 コンベア 3 軸 6 刃先 7 カッタ 8 フレーム 37 カッタ 43 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 18/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋詰めの廃棄物を搬送するコンベアの上方
    に交差して配置される軸と、この軸に取付けられ外周に
    刃先を設けて回転駆動される環状のカッタと、前記軸の
    両端を支承し下方に付勢するフレームとからなり、前記
    刃先は、軸心に対して傾斜させて前記軸に取付けられて
    いることを特徴とするロータリ破袋機。
  2. 【請求項2】袋詰めの廃棄物を搬送するコンベアの上方
    に交差して配置される軸と、この軸に取付けられ外周に
    刃先を設けて回転駆動される環状のカッタと、前記軸の
    両端を支承し下方に付勢するフレームとからなり、前記
    カッタは、所望の角度内で傾斜自在に前記軸に取付けら
    れていることを特徴とするロータリ破袋機。
JP21344796A 1996-08-13 1996-08-13 ロータリ破袋機 Expired - Lifetime JP2842395B2 (ja)

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JP21344796A JP2842395B2 (ja) 1996-08-13 1996-08-13 ロータリ破袋機

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JP2039118A Division JP2600949B2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 ロータリ破袋機

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Publication Number Publication Date
JPH0924287A JPH0924287A (ja) 1997-01-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102122923B1 (ko) * 2019-05-01 2020-06-26 오준태 고순도 치아용 치공구 세라믹 분말제조장치

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JPH0924287A (ja) 1997-01-28

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