JP3100382B1 - 砂散布装置 - Google Patents

砂散布装置

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JP3100382B1 JP11333309A JP33330999A JP3100382B1 JP 3100382 B1 JP3100382 B1 JP 3100382B1 JP 11333309 A JP11333309 A JP 11333309A JP 33330999 A JP33330999 A JP 33330999A JP 3100382 B1 JP3100382 B1 JP 3100382B1
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Abstract

【要約】 【課題】 外壁材、屋根材等の外装材の表面に意匠性を
与える砂を、搬送されるワークの表面に部分的かつ定量
で散布する。 【解決手段】 複数の貫通孔(1)が同心円上に形成さ
れた回転する円板(2)と、少なくとも一つの貫通孔の
下側に位置する遮蔽板(3)と、貫通孔に一定量の砂を
供給する砂供給手段(4)とを有するユニット(U)を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、砂散布装
置に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発
明は、外壁材、屋根材等の外装材の表面に意匠性を与え
る砂を、搬送されるワークの表面に部分的かつ定量で散
布することのできる砂散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外壁材、屋根材等の外装材には様々な化
粧が施されており、そのために、例えば製造途中にある
ワークの表面に砂を散布することが行われている。例え
ば図5に示したように、回転するドラム(71)の表面
にスクレパー(72)で掻き落としながら砂(S)を供
給し、シュート(73)に一旦落下させた後に、搬送ラ
インに乗ってシュート(73)の下方を通過するワーク
(W)の表面に砂(S)を散布する。ドラム(71)の
表面には、図5に示したような砂溜まり(71a)が複
数凹設される場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したドラム式の砂散布装置は、ワーク(W)の表面に
均一に砂(S)を散布するのにきわめて有効であるが、
反面、ワーク(W)の表面に部分的に定量の砂(S)を
散布することはできない。外装材の表面に変化に富んだ
意匠を与えるには、後者のように、砂(S)を所々ワー
ク(W)の表面に散布するのが効果的である。
【0004】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、変化に富んだ意匠を表面に有
する外壁材、屋根材等の外装材を製造するために、砂
を、搬送されるワークの表面に部分的かつ定量で散布す
ることのできる砂散布装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、複数の貫通孔が同心円上
に形成された回転する円板と、少なくとも一つの貫通孔
の下側に位置する遮蔽板と、貫通孔に一定量の砂を供給
する砂供給手段とを有するユニットを備え、ユニット
は、円板の回転に伴って貫通孔が遮蔽板を通過して位置
ずれし、内部に一定量で供給された砂が落下する途中
に、円錐状の傾斜面を備えた邪魔板をも有することを特
徴とする砂散布装置(請求項1)を提供する。
【0006】またこの出願の発明は、ユニットを複数備
えたこと(請求項2)を好ましい態様として提供する。
以下、図面に沿ってこの出願の発明の砂散布装置につい
てさらに詳しく説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1、図2は、各々、この出願の
発明の砂散布装置の一実施形態を示した要部断面図、要
部平面図である。例えば図1及び図2に示したように、
この出願の発明の砂散布装置は、複数の貫通孔(1)が
同心円上に形成された回転する円板(2)と、少なくと
も一つの貫通孔(1)の下側に位置する遮蔽板(3)
と、貫通孔(1)に一定量の砂(S)を供給する砂供給
手段(4)とを有するユニット(U)を備えている。
【0008】円板(2)は、例えば回転軸(2a)を備
えることができ、これを中心として回転させることがで
きる。円板(2)を回転させる手段としてはモーターを
採用することができる。この場合、モーターは、ユニッ
ト(U)の一要素に含めることもできる。砂供給手段
(4)は、例えば図1に示したように、砂(S)を貯留
する砂サイロ(5)と砂供給筒(6)とから構成するこ
とができる。この場合、砂供給筒(6)は一端を砂サイ
ロ(5)の下端部に接続し、他端を、円板(2)におい
て貫通孔(1)が形成された円周の直上に配置すること
ができる。
【0009】この出願の発明の砂散布装置では、円板
(2)において遮蔽板(3)の真上に位置する貫通孔
(1)の中に、砂供給手段(4)から一定量の砂(S)
が供給される。より具体的には、図1に示した砂散布装
置の場合、砂サイロ(5)に貯留された砂(S)が砂供
給筒(6)を通じて円板(2)の貫通孔(1)内に供給
される。砂(S)が供給される貫通孔(1)は遮蔽板
(3)の真上に位置するため、供給された砂(S)は落
下せず、次第に貫通孔(1)の中に溜まっていく。貫通
孔(1)内に砂(S)が一定量供給されると、円板
(2)が図1及び図2の図中に示した矢印方向に回転す
る。そして、砂(S)が供給された貫通孔(1)が遮蔽
板(3)を通過し、位置ずれが生じた時、貫通孔(1)
内の砂(S)は落下する。従って、搬送ラインに乗って
ユニット(U)の下方を通過するワーク(W)の表面に
は、砂(S)は部分的かつ定量で散布され、図5に示し
た従来のドラム式の砂散布装置では実現し得なかった砂
(S)の部分的かつ定量の散布が実現される。変化に富
んだ意匠を表面に有する外壁材、屋根材等の外装材の製
造が可能となる。
【0010】なお、この出願の発明の砂散布装置では、
ワーク(W)の搬送速度が一定であることを前提として
円板(2)の回転速度を一定とすることにより、ワーク
(W)の表面に部分的かつ定量で散布する砂(S)の間
隔を等間隔とすることもできる。規則的な模様の形成に
有効となる。
【0011】また、この出願の発明の砂散布装置におい
てユニット(U)は、円錐状の傾斜面(7a)を備えた
邪魔板(7)をも有する。この邪魔板(7)は、円板
(2)の回転に伴って貫通孔(1)が遮蔽板(3)を通
過して位置ずれし、内部に一定量で供給された砂(S)
が落下する途中に配置されている。
【0012】このような邪魔板(7)をも有するユニッ
ト(U)を備えたこの出願の発明の砂散布装置では、円
板(2)の回転に伴って貫通孔(1)が遮蔽板(3)を
通過して位置ずれし、内部に一定量で供給された砂
(S)が落下する際に、砂(S)が邪魔板(7)の円錐
状の傾斜面(7a)を滑り落ち、この後に、搬送ライン
に乗ってユニット(U)の下方を通過するワーク(W)
の表面に部分的かつ定量で散布される。このように、砂
(S)を貫通孔(1)から直接ワーク(W)の表面に向
けて落下させるのではなく、一旦邪魔板(7)の円錐状
の傾斜面(7a)を滑り落とすことにより、ワーク
(W)の表面における砂(S)の散布形状は、図3に示
したようなほぼ円形となる。邪魔板(7)をユニット
(U)に設けない砂散布装置では、ワーク(W)の表面
に散布される砂(S)は、一般に、ワーク(W)の搬送
方向に長い楕円状となりやすい。また、邪魔板(7)を
設けても、邪魔板(7)が円錐状の傾斜面(7a)を持
たないと、砂(S)の散布形状は図3に示したようなほ
ぼ円形にはならない。円錐状の傾斜面(7a)を備えた
邪魔板(7)は、より部分的な砂(S)の散布状態を実
現する。
【0013】さらにこの出願の発明の砂散布装置では、
図4の要部平面図に示したように、以上に例示されるユ
ニット(U)を複数備えることもできる。この図4に例
示した砂散布装置は、図1及び図2に例示したユニット
(U)を複数備えている。
【0014】このように、ユニット(U)を複数備えた
この出願の発明の砂散布装置は、例えば、大型のワーク
(W)に対して効率的な、部分的かつ定量の砂(S)の
散布を実現する。また、各ユニット(U)間において散
布する砂(S)の色を変えることもでき、より変化に富
んだ意匠を実現するのに有効となる。この出願の発明
は、以上の実施形態によって限定されるものではない。
細部の構成及び構造については様々な態様が可能である
ことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、搬送されるワークの表面に部分的かつ定量
で砂を散布することができる。外壁材、屋根材等の外装
材の表面に変化に富んだ意匠を実現するのに有効とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の砂散布装置の一実施形態を示
した要部断面図である。
【図2】この出願の発明の砂散布装置の一実施形態を示
した要部平面図である。
【図3】図1及び図2に示した砂散布装置によりワーク
表面に散布された砂の散布形状を例示した平面図であ
る。
【図4】この出願の発明の砂散布装置の別の実施形態を
示した要部平面図である。
【図5】従来のドラム式の砂散布装置を示した要部断面
図である。
【符号の説明】
S 砂 U ユニット W ワーク 1 貫通孔 2 円板 2a 回転軸 3 遮蔽板 4 砂供給手段 5 砂サイロ 6 砂供給筒 7 邪魔板 7a 傾斜面 71 ドラム 71a 砂溜まり 72 スクレパー 73 シュート
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 3/02 B44D 2/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔が同心円上に形成された回
    転する円板と、少なくとも一つの貫通孔の下側に位置す
    る遮蔽板と、貫通孔に一定量の砂を供給する砂供給手段
    とを有するユニットを備え、ユニットは、円板の回転に
    伴って貫通孔が遮蔽板を通過して位置ずれし、内部に一
    定量で供給された砂が落下する途中に、円錐状の傾斜面
    を備えた邪魔板をも有することを特徴とする砂散布装
    置。
  2. 【請求項2】 ユニットを複数備えた請求項1記載の砂
    散布装置。 【0001】
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