JP3098570B2 - アモルファス鉄心製造方法及びその装置 - Google Patents

アモルファス鉄心製造方法及びその装置

Info

Publication number
JP3098570B2
JP3098570B2 JP03144412A JP14441291A JP3098570B2 JP 3098570 B2 JP3098570 B2 JP 3098570B2 JP 03144412 A JP03144412 A JP 03144412A JP 14441291 A JP14441291 A JP 14441291A JP 3098570 B2 JP3098570 B2 JP 3098570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amorphous
block material
sets
iron core
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03144412A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04368109A (ja
Inventor
利夫 緒形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Hitachi Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP03144412A priority Critical patent/JP3098570B2/ja
Publication of JPH04368109A publication Critical patent/JPH04368109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098570B2 publication Critical patent/JP3098570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器用の鉄心製造方
法とその装置に係り、特に極薄のアモルファス素材複数
枚を引き揃えたアモルファスブロック材を順次ラップ部
を設けて層状に券回する鉄心の製造方法とその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アモルファス素材は板厚0.05mm内
外と非常に薄く、かつ、硬度が高いため、これを多数枚
層状に巻回して変圧器用鉄心に成形する作業は、従来、
生産性が低く品質の安定化に多くの手間を要するもので
あり、例えば図12に示すように、長尺の丸巻素材23
をカッタ24で切断しこれを展開して台形材25とし、
アモルファス素材1の複数枚を引き揃えてなるアモルフ
ァスブロック材10を再び丸巻材27に成形したのち、
矩形鉄心28を製造するものである。また、別の従来技
術は、図13に示すように、複数枚のアモルファス素材
1を切断してアモルファスブロック材10とし、このブ
ロック材10を巻型6の上部に位置決めし長手方向長さ
の概ね中央部を上押え22により押圧固定してから、加
圧ローラ29を外周に沿って転動させながら巻型6に押
圧成形し、図14に示すように、ラップした合わせ目に
テープ30を貼り付け、押付け駒31を用いて固定する
作業を繰り返して鉄心に成形するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図12の従来技術
は、長尺の丸巻素材23を巻戻し再び丸巻材27に形成
する方式を採用しているが、本発明の対象はオーバラッ
プして成形するアモルファス鉄心であって、ラップした
合わせ目部分は、他の部分に比べて約1.5倍も厚さが
増して成形後の鉄心形状は略楕円形になるから、丸巻き
に成形することが困難で、このため一般に、丸巻き後矩
形状に成形する工程を設けるため作業効率が低下する。
さらに矩形状にして焼鈍作業を行った後、コイルと鉄心
の再組立のための機械化を考慮した場合、ラップ合わせ
目の位置ずれの発生は不可避の問題となり、このためラ
ップ部合わせ目に位置ずれを生ずることなく、効率のよ
い巻付け手段がぜひとも必要であった。図6(a)は矩
形成形鉄心の全体図、図6(b)はラップ部Cの拡大詳
細図を示している。また、図13の従来技術は、ラップ
合わせ目の位置ずれを発生させないように、アモルファ
ス素材1の複数枚を切断してブロック材10とし、矩形
の巻型6の外周に沿って1ブロックずつ積層して巻型6
に加圧ローラ29を押圧しながら巻付けるため、巻付け
に長時間を要する点に問題があり、図15に示すよう
に、巻付け終了後巻終り端をテープ30で固定するた
め、加圧ローラ29に押圧された部分が凹部32を形成
するため周長が伸びる。また前記凹部32の上層に次の
ブロック材10を順に積層して巻付けるため、鉄心の占
積率を高めることができないという問題点があった。本
発明は、上記の問題点に鑑み、品質、特に高占積率の確
保と、原価低減に好適なアモルファス鉄心製造方法及び
その装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも1枚の長尺アモルファス素材
を引き揃えてアモルファスブロック材を形成する工程
と、前記アモルファスブロック材の長手方向の一端を基
準とし、順次左右交互に位置決めして複数組の前記アモ
ルファスブロック材を略矩形巻型上方に積み重ねる工程
と、前記複数組のアモルファスブロック材を前記略矩形
巻型に固定する工程と、前記略矩形巻型を上方に吊り上
げて前記複数組のアモルファスブロック材を逆U字状に
垂下させ、前記逆U字状に垂下した前記複数組のアモル
ファスブロック材の両肩部を密着させる工程と、前記ア
モルファスブロック材を前記巻型の互いに隣接する少な
くとも3平面に対し直角方向の押圧力によって密着固定
する工程と、前記複数組のアモルファスブロック材の両
側自由端を順次積層しループ状に成形固定する工程とを
具備する。また、少なくとも1枚の長尺アモルファス
材を引き揃えてアモルファスブロック材を形成する手段
と、前記アモルファスブロック材の長手方向の一端を基
準とし、順次左右交互に位置決めして複数組の前記アモ
ルファスブロック材を略矩形巻型上方に積み重ねる手段
と、前記複数組の前記アモルファスブロック材を略矩形
巻型に固定する手段と、前記略矩形巻型を上方に吊り上
げて前記複数組のアモルファスブロック材を逆U字状に
垂下させ、前記逆U字状に垂下した前記複数組のアモル
ファスブロック材の両肩部を密着させる手段と、前記ア
モルファスブロック材を前記巻型の互いに隣接する少な
くとも3平面に対し直角方向の押圧力によって密着固定
する手段と、前記複数組のアモルファスブロック材の両
自由端を順次積層しループ状に成形固定する手段とを
具備することにより、達成される。
【0005】
【作用】鉄心用薄板材としてブロック材は、引き揃えた
長さの短いブロック材から順に積み重ねることにより、
位置決めの確認が容易であり、また、積層されたブロッ
ク材の長手方向の略中央部の下に巻型を置き平面部分を
締付けた後、巻型を吊り上げることにより、ブロック材
の両端が自重で逆U字状に垂下し、逆U字状両肩部押え
と側面締付板の取り付け作業が容易になると共に、ブロ
ック材の長手方向の一端を基準としているから、ブロッ
ク材の切断寸法にバラツキが発生してもラップ部の位置
ずれを生ずることがなく、また適正な占積率を有するよ
うに締め付け調整することが可能となる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7、図9及び図
11に示す。図1は切断した長尺アモルファス素材1の
複数枚を1ブロック(本実施例では1ブロックは同一切
断寸法の20枚)とするブロック材10を左右交互に位
置決めして鉄心の巻型6上に積み上げる積み重ね装置の
斜視図、図2は同正面図である。位置決め駒4a、4a
及び4b、4bは、巻型6を中央にして左右に配設した
積み台2、2上に位置決めピン3、3を用いて位置決め
されている。位置決め駒4a、4aは、階段状に形成さ
れた複数の突き当て部を有しており、これにブロック材
10を左右交互に1ブロックずつ突き当てて順に上方向
に重ねていき、所定の段数例えば、図2では位置決め駒
4a、4aの3段目まで積み上げると、上段の位置決め
駒4b、4bの突き当て部に移行する。この時、ブロッ
ク材10は幅方向にも揃える必要があるから、押し当て
板5に押し当てながら位置決めするため、図9に示すよ
うに積み台2に傾斜角度をつけると自重により端部を揃
え易い。
【0007】図6は本実施例により成形した鉄心の正面
図(a)及びラップ部Cの拡大詳細図(b)を示すが、
1ブロックずつの積み重ねによって同図(b)に示すよ
うにラップ幅が所定の限界範囲Lに達したとき、下記に
詳細に説明するように、次の段の位置決め駒4bを重ね
合わせ、位置決め駒4bに1ブロックずつ交互に左右端
を突き当てて積み重ねを継続することにより、最初のラ
ップ位置に戻るように構成されている。限界範囲Lは、
鉄心成形後にコイルを装着することが可能な限界を規制
する寸法であって、鉄心の仕様によって決まる所定値と
してあらかじめ設定される。
【0008】このようにして、鉄心1台分相当のブロッ
ク材10を略直線状に保持した状態で巻型6上に積み重
ねた後、図1に示すように、上部締付板7をブロック材
10上に載置し、積み台2、2の中央部にあらかじめセ
ットした巻型6と上部締付板7を締付ボルト8を用いて
固く締結する。このとき、ブロック材10の長手方向の
両端を自由端とした状態で締結が行なわれる。上部締付
板7には、吊り上げ用吊りボルト9が取付けられてい
る。上記のように巻型6は積み台2、2の中間にあらか
じめセットされているから、積み重ねたときにブロック
材10のたるみを防止し正確な位置決めをするのに好適
である。本実施例では巻型6は略矩形であるが、これに
限るものではなく、円形、長円形のものであってもよ
い。
【0009】図6(b)に示すように、第1層10aは
中心線33の左方にp線を起点としてラップしろyでラ
ップされ、第2層10bは中心線33の右方にq線を起
点としてラップしろyでラップされている。続いて第3
層10cは、中心線33の左方にp線を起点としてラッ
プしろy+xでラップされ、第4層10dは中心線33
の右方にq線を起点としてラップしろy+xでラップさ
れる。以下左右交互にp線、q線を起点としてラップし
ろはxづつ増加する。これにより、ラップ幅が所定の限
界範囲Lに達したとき、左右それぞれ最初のラップしろ
yに戻るものである。
【0010】図2において、ブロック材10の突き当て
端は、向って左側をA端、右側をB端とすると、A端で
は、第1層の突き当て端10aAと第3層の突き当て端
10cAとの差は、2πt(tは1ブロックの厚さ)で
あるから、図7(c)に示す2πtの段差を有する駒4
cの形状でよい筈であるが、B端側は、図6(b)に示
すようにx分だけラップしろが順次増加するから、第1
層の突き当て端10aBと第3層の突き当て端10cB
が当接するB端の位置決め駒4aの段差は、x+2πt
でなければならない。そこで、A端は第2層の突き当て
端10bA、第4層の突き当て端10dAと当接するよ
う位置決め駒4aを左右対称の形状とした。ラップ幅の
限界範囲Lに達しときラップしろをyに戻す構成である
から位置決め駒4cの突き当て部分は、ブロック材10
の突き当て端10A側に当接する位置決め駒とした。位
置決め駒4bについても同様である。これにより、ブロ
ック材10の切断寸法にバラツキがあっても、ラップ部
は外側基準で一元的に位置決めされているから、上記バ
ラツキは鉄心のセンタ側の起点位置p、q線に生ずる。
従ってラップ幅の所定限界Lを常時一定に維持すること
が可能である。位置決め駒4a、4bは、端部の垂れ下
がり防止も兼ねており、位置決め駒4a、4bの段差に
替えて図7(b)に示すように、斜面上に目盛線26を
刻んだ位置決め駒4dを使用してもよい。
【0011】上記実施例の積み重ね装置で異なった寸法
の鉄心を製造するには、位置決め駒4a、4bの追加ま
たは位置決めピン3の位置変更により対応することが可
能で例えば、ラップしろの増分x寸法とラップ幅の限界
範囲Lが異なる場合は、位置決め駒4a、4bの変更に
よって対応可能である。
【0012】図1において積層された1台分のブロック
材10を、略矩形の巻型6の上部の1辺と上部締付板7
で固く締結してから、図3に示すように、上部締付板7
の吊りボルト9を介して吊り上げるためブロック材10
にずれを生ずることはない。本実施例ではブロック材1
0は巻型6の1辺に締付けられたが、締付け位置はこの
部分に限ることなく、締付板の形状を変えればコーナ部
であってもよい。ずれ止め駒11は上部締付板7を固定
する際ブロック材10との直角度を保持するため巻型6
を位置決めするものであって、ずれ止め駒11は吊り上
げた時に自然に外れ落ちるようになっている。また、上
部締付板7で締め付け後、積み台2を長手方向の巻型6
から遠ざかる方向にスライドさせる機構を設け、ブロッ
ク材10の締結後に積み台2をスライドさせることによ
り、ブロック材10が巻型6に沿って垂下し、吊りボル
ト9を用いて吊り上げた状態と同じになり、クレーンに
よる作業を廃止することができる。このときブロック材
10の両端は自由端であるため巻型6に沿って自重によ
り垂下し、ブロック材10を構成する各アモルファス素
材1相互間を隙間なく密着して重ね合せることができ
る。
【0013】吊り上げ状態で図3に示すように、肩押え
12を取り付けて、逆U字状の肩の部分を強く押えた
後、側面締付板13を取り付け巻型6の3平面に対して
ブロック材10を固く締結する。側面取付板13には回
転軸14があらかじめ取り付けられている。
【0014】次いで、吊り上げたブロック材10を反転
台15に載置して180°回転させた状態を図4に示し
ている。反転によって上部に位置したブロック材10を
矢印D方向に起こし、ラップ部16の組み合わせを行な
いテープで固定し、さらに下部締付板17を締結する。
特許請求の範囲の「複数組のブロック材を、略矩形巻型
の互いに隣接する少なくとも3平面に対して、直角方向
の押圧力によって密着固定させる手段」とは、例えば上
記実施例では、上部締付板7、側面締付板13による締
め付けを指している。「少なくとも」は、肩押さえ12
を使用することによってさらに密着固定に効果的である
ことを意味する。ラップ部16の組み合わせは、産業用
ロボットやマニピュレータを駆使し自動組付けを行なっ
てもよい。次いで、ラップ部16を下部締付板17にて
締結し固定してから上部締付板7、下部締付板17を設
定した占積率を満足するように調整して図11に示す鉄
心を完成させる。
【0015】図4に示す反転台15による180°回転
のほか、ラップ部16の組み合わせは、複数組積み重ね
たブロック材10を巻型6に固定した後、ブロック材1
0上に巻型6を横転させて他の2平面を固定してから行
ってもよい。
【0016】本発明の他の実施例を図8、図10により
説明する。図8に示すように、切断したブロック材10
を巻型6上へ搬送し位置決めし上押え22を下降させ巻
型6に押圧した後、肩押え18によりブロック材10の
肩部を押え込み、次に横押え19により上押え22と直
角方向を押圧する。この動作を繰り返し、鉄心1台分相
当のブロック材10積み重ねを終了した後、上部締付板
7の締結、側面締付板13の締結を行い逆U字状に成形
する。これらの詳細な手順を図10のフローチャートに
示す。
【0017】巻型6を本装置中央に取付けた後、切断さ
れた複数枚のアモルファス素材1のブロックを位置決め
する。位置決めの手段は、先の実施例に準じ長手方向の
片側端を基準としてNC制御(数値制御)による位置決
めを行う。次に上押え22によりブロック材10を巻型
6の上部に押し当て後、肩押え18にて肩部分を押え次
に横押え19にて横部分を押え込む。横部分を押えた
ら、次のブロック材10を巻き付けるため上押え22と
肩押え18を逃がす。鉄心1台分巻付けが終了したら、
上押え22を後退させ上部締付板7を締付ボルト8で固
定する。次に肩押え18は加圧したままで横押え19を
逃がし側面部分を側面締付板13で締め付ける。締付完
了したら、U字状に成形された鉄心を取り出し、ラップ
部の組み合わせをマニピュレータ等を駆使して行なった
後下部締付板17にてラップ部を固定し、最終的に占積
率を調整してアモルファス鉄心の成形を終了する。
【0018】この実施例では1ブロックずつ巻き付けて
いるが、図1の積み重ね装置を使用して鉄心1台分相当
のブロック材10を自動的に位置決めしてから、図8に
示す工程により積層分を一挙に成形してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の実施により、同一寸法のアモル
ファス素材複数枚からなるブロック材を効率よく位置決
めし積み重ねてから一挙に成形固定し、若しくは前記ブ
ロック材ごとに逐次位置決めして成形固定することによ
り、占積率の高いアモルファス鉄心を容易に低原価で製
造する装置及びその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積み重ね装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の要部を示す正面図である。
【図3】図1実施例におけるブロック材の吊り上げ状態
を示す斜視図である。
【図4】図3の状態から180°反転した状態を示す斜
視図である。
【図5】図1実施例における鉄心製造のフローチャート
である。
【図6】図1実施例により製造された鉄心の正面図とラ
ップ部の拡大詳細図である。
【図7】本発明に係る位置決め駒の実施例図である。
【図8】本発明に係る鉄心自動巻付装置による製造工程
を示す一実施例図である。
【図9】本発明に係る積み台の一実施例図である。
【図10】図8実施例の製造フローチャートである。
【図11】本発明に係るアモルファス鉄心の成形終了状
態を示す正面図である。
【図12】従来技術の鉄心の製造工程を示す図である。
【図13】従来技術の加圧ローラによる加工工程を示す
図である。
【図14】従来技術の加圧ローラによる加工終結工程を
示す斜視図である。
【図15】従来技術の加圧ローラ加工によるブロック材
の変形を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アモルファス素材 2 積み台 3 位置決めピン 4a、4b、4c、4d 位置決め駒 5 押し当て板 6 巻型 7 上部締付板 8 締付ボルト 9 吊りボルト 10 ブロック材 11 ずれ止め駒 12 肩押え 13 側面締付板 14 回転軸 15 反転台 16 ラップ部 17 下部締付板 18 肩押え 19 横押え 20 上押えシリンダ 21 横押えシリンダ 22 上押え 23 丸巻 24 カッタ 25 台形材 26 目盛線 27 丸巻材 28 矩形鉄心 29 加圧ローラ 30 テープ 31 押し付け駒 32 凹部 33 中心線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1枚の長尺アモルファス素材を
    引き揃えてアモルファスブロック材を形成する工程と、前記アモルファスブロック材の長手方向の一端を基準と
    し、順次左右交互に位置決めして複数組の前記アモルフ
    ァスブロック材を略矩形巻型上方に 積み重ねる工程と、前記複数組のアモルファスブロック材を前記略矩形巻型
    固定する工程と、前記略矩形巻型を上方に吊り上げて前記複数組のアモル
    ファスブロック材を逆U字状に垂下させ、前記逆U字状
    に垂下した前記複数組のアモルファスブロック材の両肩
    部を密着させる工程と、 前記アモルファスブロック材を前記巻型の互いに隣接す
    る少なくとも3平面に対し直角方向の押圧力によって密
    着固定する工程と、 前記複数組のアモルファスブロック材の両側自由端を順
    積層しループ状に成形固定する工程とを具備したこと
    を特徴とするアモルファス鉄心の製造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1枚の長尺アモルファス材を
    引き揃えてアモルファスブロック材を形成する手段と、前記アモルファスブロック材の長手方向の一端を基準と
    し、順次左右交互に位置決めして複数組の前記アモルフ
    ァスブロック材を略矩形巻型上方に 積み重ねる手段と、前記複数組の前記アモルファスブロック材を略矩形巻型
    固定する手段と、前記略矩形巻型を上方に吊り上げて前記複数組のアモル
    ファスブロック材を逆U字状に垂下させ、前記逆U字状
    に垂下した前記複数組のアモルファスブロック材の両肩
    部を密着させる手段と、 前記アモルファスブロック材を前記巻型の互いに隣接す
    る少なくとも3平面に対し直角方向の押圧力によって密
    着固定する手段と、 前記複数組のアモルファスブロック材の両側自由端を順
    積層しループ状に成形固定する手段とを具備したこと
    を特徴とするアモルファス鉄心の製造装置。
JP03144412A 1991-06-17 1991-06-17 アモルファス鉄心製造方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3098570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03144412A JP3098570B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 アモルファス鉄心製造方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03144412A JP3098570B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 アモルファス鉄心製造方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04368109A JPH04368109A (ja) 1992-12-21
JP3098570B2 true JP3098570B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=15361575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03144412A Expired - Fee Related JP3098570B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 アモルファス鉄心製造方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098570B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5518639B2 (ja) * 2010-08-31 2014-06-11 株式会社日立産機システム 変圧器鉄心の製造装置および製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04368109A (ja) 1992-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5261152A (en) Method for manufacturing amorphous magnetic core
EP0269347A2 (en) Wound core having cross section periphery with circular and elliptic portions
JP3098570B2 (ja) アモルファス鉄心製造方法及びその装置
US6615482B2 (en) System for wrapping transformer cores from amorphous metal strips
JP3672464B2 (ja) 巻鉄心の成形方法及び成形装置
JP3481085B2 (ja) 鉄心材料の段積方法及び段積装置
JP6841635B2 (ja) 磁心の製造方法
JP2525276B2 (ja) 静止誘導器用鉄心
JP2921683B2 (ja) 巻鉄心
JP2514506B2 (ja) 巻鉄心の巻回装置
JP3539235B2 (ja) 積層体製造用積層ブロックの作製方法及びその装置
JPH04171706A (ja) ラップコアのクランプ装置およびクランプ方法
CN101256885A (zh) 非晶铁芯成型方法
JPH04320311A (ja) 変圧器鉄心の製造方法
JP2970754B2 (ja) スリットコイルの結束方法
JPH03211712A (ja) アモルファス鉄心とその製造法
JPH08162350A (ja) 変圧器用アモルファス鉄心の製造方法および装置
JPH11195547A (ja) 積層コアの製造方法
JPH0332007A (ja) 積鉄心型静止誘導電器
JPH09171936A (ja) アモルファス巻鉄心の積層端面整列方法
JP2799960B2 (ja) 連続コイル梱包方法及びその装置
JPS6359245B2 (ja)
JP3116009B2 (ja) 連続コイル
JPH04320310A (ja) 変圧器鉄心の製造方法
JPH02246303A (ja) 油入変圧器タンクおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees