JP3098312B2 - 発呼回線選択方式 - Google Patents

発呼回線選択方式

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JP3098312B2
JP3098312B2 JP04037293A JP3729392A JP3098312B2 JP 3098312 B2 JP3098312 B2 JP 3098312B2 JP 04037293 A JP04037293 A JP 04037293A JP 3729392 A JP3729392 A JP 3729392A JP 3098312 B2 JP3098312 B2 JP 3098312B2
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一志 坪井
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話交換方式に係
り、日付、時間に基づいて、発呼回線(ルート)を選択
する発呼回線選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の技術を説明する中継方
式図である。図14において、電話交換機(PBX)
は、内線電話装置(EXT)を収容しており、また、電
話網Aと局線トランク(COT)により接続がなされて
いる。電話網Aは、少なくとも2つ以上のポイントで電
話網Cとの接続がなされており、電話端末装置(TE
L)を収容している。
【0003】このような構成において、内線電話装置
(EXT)が電話網Aに収容されている電話端末装置
(TEL)に発呼したときの動作を説明する。
【0004】まず、電話交換機(PBX)の加入者が内
線電話装置(EXT)から電話端末装置(TEL)を選
択するダイヤルをする。すると、電話交換機(PBX)
は、電話端末装置(TEL)に対して呼を設定するルー
トを判別する。例えば、この場合、電話交換機(PB
X)→電話網A→電話端末装置(TEL)というルート
と、電話交換機(PBX)→電話網A→電話網C→電話
網A→電話端末装置(TEL)というルートとが考えら
れる。ここで、両者の通話料金を比較して、より低価格
のルートを選択し、そのルートを設定するダイヤル番号
を電話網Aに対して送出する。これにより、例えば、電
話交換機(PBX)→電話網A→電話網C→電話網A→
電話端末装置(TEL)というルートで呼設定を行なっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話網
の規模等の条件により、上記した、電話網A→電話網C
→電話網Aのように、再度、元の電話網に入ることがで
きない網の構成がある。
【0006】図15は、そのような構成を説明する中継
方式図である。
【0007】図15において、上記従来技術と同様に内
線電話装置(EXT)から電話端末装置(TEL)に発
呼した際、電話交換機(PBX)→電話網A→電話端末
装置(TEL)というルートは設定できるが、符号15
0に示すように、電話交換機(PBX)→電話網A→電
話網B→電話網A→電話端末装置(TEL)のルートは
設定できない。
【0008】このように、複数の電話網で網を構成して
いるが、電話網間の条件により、LCR(Least
Cost Routing)機能が使えない問題があ
る。
【0009】本発明は、そのような問題点を解決するも
ので、第1の電話網→第2の電話網→第1の電話網のよ
うに、元の電話網に再度入りルートを設定することがで
きない網構成において、LCR機能を提供することがで
きる発呼回線選択装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の電話
網と、端末装置とを接続した発呼回線選択装置であっ
て、前記端末装置の発呼動作により、当該端末装置から
ダイヤル信号を受信するダイヤル受信手段と、前記ダイ
ヤル信号と前記複数の電話網の内の一つとを対応付ける
選択情報を記憶する記憶手段と、前記ダイヤル受信手段
が受信したダイヤル信号を1桁毎に抽出し、前記ダイヤ
ル信号を1桁抽出する毎に前記選択情報を参照して前記
複数の電話網の内の一つの電話網を選択する処理を、当
該一つの電話網が決定するまで繰り返す電話網選択手段
と、当該電話網選択手段が選択決定した電話網に対し
て、前記端末装置の発呼動作を行なう発呼制御手段と、
前記発呼制御手段は、前記端末装置から受信したダイヤ
ル信号を選択された前記一つの電話網に対して送出する
際に、ダイヤル信号を付加して送出するか、ダイヤル信
号を削除して送出するか、もしくはダイヤル信号をその
まま送出するか、のいずれかの処理を行なうダイヤル信
号変換手段と、を備えたことを特徴とする。また、前記
電話網選択手段は、端末装置の発呼動作により当該端末
装置からダイヤル信号を受信したとき、受信した該ダイ
ヤル信号と時間、曜日、国民の休日を含むカレンダ情報
とに基づいて最低の通話料金となる電話網を選択決定す
ることを特徴とする。また、前記発呼制御手段は、選択
された前記一つの電話網に発呼できない場合、他の電話
網に発呼動作を迂回する発呼迂回手段を有することを特
徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成により元の電話網に再度入り、ルー
トを設定することができない網構成の電話網に対して、
LCR機能を提供することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0013】図1はこの発明の構成を示す中継方式図で
ある。
【0014】図1において、呼の設定動作を行なう主装
置(電話交換機)には、呼を自在に接続する通話路スイ
ッチ(SW)10が含まれている。通話路スイッチ10
には、内線電話装置2を制御するライン回路(LIN)
11と、電話網(A)4とのインタフェースを行なう局
線トランク(A)(COTA)12と、電話網(B)5
とのインタフェースを行なう局線トランク(B)(CO
TB)13と、モデム3とのインタフェースを行なうモ
デムインタフェース装置(I/F)14と、が収容され
ている。
【0015】また、主装置全体を制御する中央制御装置
(CC)16を含んでおり、その中央制御装置16は記
憶装置(MM)17に格納してあるプログラムに従って
制御を遂行している。なお、記憶装置17にはプログラ
ムの他に局データ、各種テーブル等も格納してある。バ
ス15は中央制御装置16と記憶装置17との間でデー
タの送受信を行なうためのものである。
【0016】さらに、図示はしていないが中央制御装置
16とライン回路11、局線トランク(A)12、局線
トランク(B)13及びモデムインタフェース装置14
は論理的に接続されており、全て中央制御装置16の制
御の下で動作している。
【0017】電話網(A)4と電話網(B)5とは所定
のポイントで接続されており、電話網(A)4→電話網
(B)5、または、電話網(B)5→電話網(A)4の
ルートで呼を接続することができる構成となっている。
ただし、この実施例においては、電話網(A)4→電話
網(B)5→電話網(A)4のように、再度、元の電話
網にルートを設定できない構成であることを前提として
いる。
【0018】また、電話網(A)4は、電話端末装置4
1を収容しており、電話網(B)5は電話端末装置51
及びパソコンセット、ワークステーション等のデータ端
末装置52を収容している。データ端末装置52は電話
網(B)5、モデム3を介して主装置に局データを設定
するために用いられるものである。従って、主装置で
は、モデムインタフェース装置14を介してメンテナン
ス用の局データを受信し、その受信した局データを記憶
装置17に格納する構成としている。
【0019】図6は、主装置の動作を示すフローチャー
トであり、図7は、図6の符号S605、S607、及
びS609で示しているステップの詳細な動作を示すフ
ローチャートである。
【0020】図8は、記憶装置17内に格納されている
ダイヤル展開テーブルの構成図であり、主装置はこのダ
イヤル展開テーブルに従って呼を設定するルートを決定
している。
【0021】図8において、ダイヤル展開テーブルは、
複数のインデックス(INDX0〜INDXn)801
から成っており、それらのインデックスには、各々、ダ
イヤル信号(番号)802に対して展開データ803が
設定されている。
【0022】図9及び図10は、図8に示す展開データ
803の構成と、その内容(意味)を示す図である。
【0023】図9において、(a)は展開データ803
の基本構成を示しており、展開データは指標部(PI)
91とデータ部(DATA)92とから構成してある。
指標部91は次に行なう処理を示すものであり、データ
部92には、その処理を行なうための詳細な識別データ
が格納してある。
【0024】図9(b)は、指標部91が「1」である
INDX展開の展開データを示している。指標部91に
対してデータ部92にはインデックス「INDX」が格
納されており、次のダイヤル展開の際には、その「IN
DX」をサーチして行なうことを示している。
【0025】図9(c)は、指標部91が「2」である
ルート任意選択(特番識別あり)の展開データを示して
いる。指標部91に対してデータ部92には、呼を設定
するときのルート情報「RC1」、「RC2」、「RC
3」及び「RC4」が格納されており、その4つのルー
トのうち、日付、時間に基づいて1つを選択して呼設定
のときのルートを決定することが示してある。
【0026】図9(d)は、指標部91が「3」である
ルート固定選択の展開データを示している。指標部91
に対してデータ部92には、呼を設定するときのルート
情報「RD」が格納されており、呼設定のときそのルー
トによって行なうことが示してある。
【0027】図10(e)は、指標部91が「4」であ
るルート固定選択(ダイヤル削除)の展開データを示し
ている。指標部91に対してデータ部92には、呼を設
定するときのルート情報「RE」と、内線電話装置から
受信したダイヤル信号(番号)から回線に送出するダイ
ヤル信号を生成するために、該受信したダイヤル信号の
上位数桁のダイヤル信号を削除する処理を行なうための
ダイヤル削除桁数と、が格納されている。そして、呼を
設定する際、ルートを決定し、内線電話装置から受信し
たダイヤル信号のうち指定されている上位の桁数分ダイ
ヤルを削除し、削除した桁数以降のダイヤル信号を回線
に送出することを示している。
【0028】図10(f)は、指標部91が「5」であ
るルート任意選択(ダイヤル付加)の展開データを示し
ている。指標部91に対してデータ部92には、呼を設
定するときのルート情報「RF1」、「RF2」、「R
F3」及び「RF4」が格納されており、その4つのル
ートのうち、日付、時間に基づいて1つを選択して呼設
定のときルートを決定することが示してある。なお、回
線にダイヤル信号を送出する際、図13に示すダイヤル
付加テーブルに格納されているダイヤル信号を内線電話
装置から受信したダイヤル信号の先頭に付加する。
【0029】図10(g)は、指標部91が「6」であ
るルート任意選択(特番識別なし)の展開データを示し
ている。指標部91に対してデータ部92には、呼を設
定するときのルート情報「RG1」、「RG2」、「R
G3」及び「RG4」が格納されており、その4つのル
ートのうち、日付、時間に基づいて1つを選択して呼設
定のときルートを決定することが示してある。なお、こ
れは、内線電話装置からの特番を意識しない。
【0030】図10(h)は、指標部91が「7」であ
るルート固定選択(ダイヤル送出3桁固定)の展開デー
タを示している。指標部91に対してデータ部92に
は、呼を設定するときのルート情報「RH」が格納され
ている。なお、この展開データのときは、3桁のダイヤ
ル信号の送出で通話とする。
【0031】図11は記憶装置17内に格納されている
祝祭日テーブルの構成図である。図11において、この
テーブルは、日付に対して祝祭日か否かを示す情報が格
納されている。構成を詳述すると、このテーブルは、各
月毎のブロック111から構成されており、そのブロッ
クには各々日付に対して祝祭日か否かを示す情報が格納
されている。図11には、1月のブロック112が示さ
れており、符号113に示す日付の構成に対応してビッ
ト毎に「0」もしくは「1」が設定されている。「0」
は平日であることを示し、「1」は祝祭日であることを
示している。従って、1月のブロック112は1日に対
応するビットと、15日に対応するビットと、が「1」
に設定されている。
【0032】図12は記憶装置17内に格納されている
ルート決定テーブルの構成図である。図12において、
このテーブルは、曜日及び祝祭日毎のブロック121か
ら構成されており、それらの各ブロック121には、0
〜23までの時間122とその時間122に対応するル
ートパターン(PTN)123とが設定されている。こ
れにより、曜日又は祝祭日と時間とによって、ルートパ
ターン123が決定する。なお、このルートパターン
は、図9(c)、図10(f)、もしくは図10(g)
のように、複数のルートを任意に選択する場合に使用さ
れるものである。
【0033】以下、図6及び図7に示すフローチャート
に基づいて動作を説明する。
【0034】まず、図2に示す第1の実施例について説
明する。
【0035】主装置は、内線電話装置からダイヤル信号
の1桁目を受信する(図6、S601)。次に、受信し
たダイヤル信号によりダイヤル展開テーブルをアクセス
する(図6、S602)。ここでは、1桁目であり、受
信したダイヤル信号が「0」であるので、図2(b)に
示すINDX0の「0」の展開データを参照する(図
6、S603)。展開データの指標(PI)が「1」で
ありINDX展開である場合、その展開データのデータ
部に記憶してあるインデックス(「INDXa」)にジ
ャンプし(図6、S604)、次のダイヤル信号を受信
する(図6、S601)。
【0036】次に、2桁目のダイヤル信号を受信し、受
信したダイヤル信号「3」によりダイヤル展開テーブル
をアクセスする(図6、S602)。ここでは、「3」
であるので図2(b)に示すINDXaの「3」の展開
データを参照する(図6、S603)。参照した結果、
展開データの指標(PI)が「2」でありルート任意選
択(特番識別あり)であることを判別した場合(図6、
S604)。展開データのデータに記憶してある複数の
ルート(この場合は4つのルート)のうち、どのルート
で発信するかを判断するルーチン(ルート指定ルーチ
ン)を実行する(図6、S605)。
【0037】図7は、ルート指定ルーチンを示すフロー
チャートである。まず、内部タイマーから日付を抽出
し、図11に示す祝祭日テーブルを参照して(図7、S
701)、現日付が祝祭日か否かを判別する(図7、S
702)。なお、この判別は前記したように、日付に対
応するビットを抽出し、そのビットが「0」か「1」か
によって行なうものである。祝祭日でなければ、内部タ
イマーを参照して、週パターンを現曜日(日付に対する
曜日)に決定する(図7、S703)。また、祝祭日で
ある場合は週パターンを祝祭日にする(図7、S70
4)。
【0038】次に、図12に示すルート決定テーブルを
参照し、前のステップで検索した週パターンに対応する
ブロックをアクセスする(図7、S705)。次に、内
部タイマーに基づいて現時間を識別し、その識別した時
間122に対応するルートパターン123を検索し、読
み出す(図7、S706)。そして、読み出したルート
パターン(1〜4のいずれか)により、呼設定のルート
を決定する(図7、S707)。
【0039】以上のとおり、図6、S605においてル
ートパターンの決定がなされると、主装置はダイヤル展
開データ中のデータ部に記憶してある4つのルートのう
ち、決定したルートパターン(RC1,RC2,RC
3,RC4のうちの1つ)で呼設定を行なう(図6、S
606)。
【0040】図2(a)において、例えばルートとして
「RC2」が選択された場合、局線トランクB(COT
B)から電話網Bに対して発呼がなされ、内線電話装置
から受信したダイヤル信号「03−3999−999
9」をそのまま電話網Bに対して送出する。
【0041】なお、ルート「RC2」が全話中のとき
は、ルート「RC1」にルートパターンを変えて呼を設
定することもできる。
【0042】次に、図3に示す第2の実施例について説
明する。
【0043】主装置は、内線電話装置からダイヤル信号
の1桁目を受信する(図6、S601)。次に、受信し
たダイヤル信号によりダイヤル展開テーブルをアクセス
する(図6、S602)。ここでは、1桁目であり、受
信したダイヤル信号が「3」であるので、図3(b)に
示すINDX0「3」の展開データを参照する(図6、
S603)。展開データの指標(PI)が「5」であり
ルート任意選択であることを判別した場合(図6、S6
04)。展開データのデータ部に記憶してある複数のル
ートのうち、どのルートで発信するかを判断するルート
指定ルーチンを実行する(図6、S607)。
【0044】このルート指定ルーチンは前記した第1の
実施例と同じ動作で行なう。これによりルートパターン
の決定がなされると、主装置はダイヤル展開データ中の
データ部に記憶してある4つのルートのうち決定したル
ートパターン(RF1,RF2,RF3,RF4のうち
の1つ)で呼設定を行なう(図6、S608)。
【0045】図3(a)において、例えばルートとして
「RF2」が選択された場合、局線トランクB(COT
B)から電話網Bに対して発呼がなされ、内線電話装置
から受信したダイヤル信号「3999−9999」の先
頭に図13に示すダイヤル付加テーブルに格納してある
ダイヤル信号を付加したダイヤル信号「03−3999
−9999」を電話網Bに対して送出する。
【0046】なお、ルート「RF2」が全話中のとき、
ルートパターンを「RF1」に変更して呼を設定するこ
ともできる。このとき、ダイヤル付加を行なわず受信し
たダイヤル信号「3999−9999」をそのまま回線
に送出し、網の条件に合わせることもできる。
【0047】次に、図4に示す第3の実施例について説
明する。
【0048】主装置は、内線電話装置からダイヤル信号
の1桁目を受信する(図6、S601)。次に、受信し
たダイヤル信号によりダイヤル展開テーブルをアクセス
する(図6、S602)。ここでは、1桁目であり、受
信したダイヤル信号が「1」であるので、図4(b)に
示すINDX0の「1」の展開データを参照する(図
6、S603)。展開データの指標(PI)が「3」で
ありルート固定選択であることを判別した場合(図6、
S604)。展開データのデータ部に記憶してあるルー
トパターン(RD)で呼設定を行なう。
【0049】図4(a)において、ルートパターン「R
D」固定である場合、局線トランクA(COTA)から
電話網Aに対して発呼がなされ、内線電話装置から受信
したダイヤル信号「1××」をそのまま回線に送出す
る。なおこれは、例えば3桁の特殊番号に用いられるも
のである。
【0050】最後に、図5に示す第4の実施例について
説明する。
【0051】主装置は、内線電話装置からダイヤル信号
の1桁目を受信する(図6、S601)。次に、受信し
たダイヤル信号によりダイヤル展開テーブルをアクセス
する(図6、S602)。ここでは、1桁目であり、受
信したダイヤル信号が「0」であるので、図5(b)に
示すINDX0の「0」の展開データを参照する(図
6、S603)。展開データの指標(PI)が「1」で
ありINDX展開である場合、その展開データのデータ
部に記憶してあるインデックス(「INDXa」)にジ
ャンプし(図6、S604)、次のダイヤル信号を受信
する(図6、S601)。
【0052】次に、2桁目のダイヤル信号を受信し、受
信したダイヤル信号によりダイヤル展開テーブルをアク
セスする(図6、S602)。ここでは受信したダイヤ
ル信号が「0」であるので図5(b)に示すINDXa
の「0」の展開データを参照する(図6、S603)。
展開データの指標(PI)が「1」でありINDX展開
である場合、その展開データのデータ部に記憶してある
インデックス(「INDXb」)にジャンプし(図6、
S604)、次のダイヤル信号を受信する(図6、S6
01)。
【0053】次に、3桁目のダイヤル信号を受信し、受
信したダイヤル信号によりダイヤル信号「0」によりダ
イヤル展開テーブルをアクセスする(図6、S60
2)。ここでは、「0」であるので図5(b)に示すI
NDXbの「0」の展開データを参照する(図6、S6
03)。参照した結果、展開データの指標(PI)が
「4」であり、ルート固定選択(ダイヤル削除)である
ことを判別した場合(図6、S604)、展開データの
データ部に記憶してあるルートパターン(RE)で呼設
定を行なう。
【0054】図5(a)において、ルートパターンが
「RE」固定である場合、局線トランクB(COTB)
から電話網Bに対して発呼がなされ、内線電話装置から
受信したダイヤル信号「000−03−3999−99
99」のうち展開データのデータ部に記憶してある数だ
け先頭からダイヤルを削除してダイヤル信号「03−3
999−9999」を作成し、それを回線に送出する。
【0055】なお、内線電話装置から受信したダイヤル
信号が「000−777−9999」であれば、ダイヤ
ル信号「777−9999」を回線に送出する。
【0056】また、第3の実施例または第4の実施例の
ように呼のルートが固定になっている場合において、そ
のルートが全話中のとき、他のルートには迂回せず呼損
としている。
【0057】さらに、図10(g)及び(h)によって
ルートの決定がなされる場合もあるが、これは、第1の
実施例及び第3の実施例に動作が類似しているので説明
を詳略する。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、複数類の電話網によ
って網が構成されている場合において任意にルートを選
択することができ、通信コストを低減させることができ
る。また、第1の電話網→第2の電話網→第1の電話網
のように元の電話網に再度入りルートを設定することが
できない網構成であっても、LCR機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す中継方式図である。
【図2】この発明の第1の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図3】この発明の第2の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図4】この発明の第3の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図5】この発明の第4の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図6】この発明の動作を示すフローチャートである。
【図7】呼設定ルートを決定する動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】ダイヤル展開テーブルを示す構成図である。
【図9】ダイヤル展開テーブルの展開テーブルの構成及
び仕様を示す図(その1)である。
【図10】ダイヤル展開テーブルの展開テーブルの構成
及び仕様を示す図(その2)である。
【図11】祝祭日テーブルを示す構成図である。
【図12】ルート決定テーブルを示す構成図である。
【図13】ダイヤル付加テーブルを示す構成図である。
【図14】従来技術の動作を説明する図である。
【図15】従来技術の動作を説明する図である。
【符号の説明】
2 内線電話装置 10 通話路スイッチ(SW) 11 ライン回路(LIN) 12 局線トランク(A)(COTA) 13 局線トランク(B)(COTB) 4 電話網(A) 5 電話網(B)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 - 3/62 H04M 1/26 - 1/57 H04M 3/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話網と、端末装置とを接続した
    発呼回線選択装置であって、前記端末装置の発呼動作に
    より、当該端末装置からダイヤル信号を受信するダイヤ
    ル受信手段と、前記ダイヤル信号と前記複数の電話網の
    内の一つとを対応付ける選択情報を記憶する記憶手段
    と、前記ダイヤル受信手段が受信したダイヤル信号を1
    桁毎に抽出し、前記ダイヤル信号を1桁抽出する毎に前
    記選択情報を参照して前記複数の電話網の内の一つの電
    話網を選択する処理を、当該一つの電話網が決定するま
    で繰り返す電話網選択手段と、当該電話網選択手段が選
    択決定した電話網に対して、前記端末装置の発呼動作を
    行なう発呼制御手段と、前記発呼制御手段は、前記端末
    装置から受信したダイヤル信号を選択された前記一つの
    電話網に対して送出する際に、ダイヤル信号を付加して
    送出するか、ダイヤル信号を削除して送出するか、もし
    くはダイヤル信号をそのまま送出するか、のいずれかの
    処理を行なうダイヤル信号変換手段と、を備えたことを
    特徴とする発呼回線選択装置
  2. 【請求項2】 前記電話網選択手段は、端末装置の発呼
    動作により当該端末装置からダイヤル信号を受信したと
    き、受信した該ダイヤル信号と時間、曜日、国民の休日
    を含むカレンダ情報とに基づいて電話網を選択決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発呼回線選択装置
  3. 【請求項3】 前記発呼制御手段は、選択された前記一
    つの電話網に発呼できない場合、他の電話網に発呼動作
    を迂回する発呼迂回手段を有することを特徴とする請求
    項1もしくは2に記載の発呼回線選択装置
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