JP3098252U - 眼鼻洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の洗浄装置は、眼なら眼専用、鼻なら鼻専用の装置であり、眼と鼻の両方を洗浄することは出来ないものであった。そのため、外へ携帯する場合、両方の装置を携帯しなければならず、不便であった。また、洗浄する場合に、人によっては苦しいと感じさせる姿勢を取らなければならないものもあり、使い難いものであった。
【解決手段】眼鼻洗浄装置1の中に洗浄液7を入れ、眼または鼻に当て、下部容器6を指で押さえる。下部容器6は弾力性があるから、凹んで洗浄液を押し出すが、仕切板5の上縁と壁面との隙間43は小さくされているので、洗浄液は矢印Gの方向に勢いよく噴出される。噴出される洗浄液により、眼または鼻を洗浄する。洗浄液が噴出して来るので、顔はややうつむき加減にしていればよく、楽な姿勢で使用出来る。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、眼や鼻を洗浄するための眼鼻洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日常の生活において眼や鼻をこまめに洗浄すると、眼や鼻に付着した花粉は殆ど洗い流されるので、花粉症の症状は大きく軽減される。また、洗浄によって除去される細菌もあるので、病気への感染も防止することが出来る。
そこで、日常生活の中で、個人でも手軽に眼や鼻を洗浄する装置が考えられている。例えば、眼を洗浄する装置としては、顔を仰向け気味にして眼に装置を当て、瞼をパチパチと開閉して眼を洗うものがある。また、鼻を洗浄する装置としては、鼻浴器と呼ばれるようなものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の洗浄装置には、次のような問題点があった。
第1の問題点は、眼なら眼専用、鼻なら鼻専用の装置であり、眼と鼻の両方を洗浄することは出来ないという点である。1つの装置で両方の洗浄に使用出来れば、外出する場合でもその装置だけを携帯して行けばよいので便利であるが、そういうものとはなっていなかった。
第2の問題点は、眼を洗浄する装置では顔を仰向けにせねばならないが、人によってはこの姿勢を取ること自体が苦しいし、顔を元に戻した時にフラつくこともあり、使い難いという点である。
本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の眼鼻洗浄装置は、下部に連結部分を具えた筒状部と、該筒状部の上方に一体に延設され、上にスカート状に開いた形状をし、その縁には第1,第2の突出部が対向する位置に設けられると共に、少し窪まされた第1凹部と大きく窪まされた第2凹部とが対向する位置に設けられた拡開部と、該拡開部と前記筒状部との内部にわたり、上縁は前記第1凹部の側の壁面に近接させ、下縁は前記第2凹部の側の壁面に近接させ、両側縁は壁面に固着させることにより、前記筒状部の軸方向に対して斜めに設置された仕切板とから成る上部本体と、弾力性ある材質で作られ、前記筒状部の連結部分に着脱自在に連結される下部容器とで構成することとした。
そして、この眼鼻洗浄装置の中へ入れた洗浄液を、前記下部容器を指で押さえることにより噴出させ、眼あるいは鼻を洗浄するようにした。
なお、前記拡開部の縁は、縁材で縁取りしてもよい。また、上部本体および下部容器は、中に入れた洗浄液の量が分かるように、透明な材料で構成することが出来る。
【0005】
(作  用)
眼鼻洗浄装置の中に洗浄液を入れ、眼または鼻に当て、下部容器を指で押さえる。すると、下部容器は弾力性があるから、凹んで洗浄液を押し出すが、仕切板の上縁と壁面との隙間は小さくされているので、洗浄液は勢いよく噴出される。この噴出される洗浄液により、眼または鼻を洗浄することが出来る。即ち、1つの装置で眼も鼻も洗浄できる。
洗浄液が噴出して来るので、それに眼や鼻を当てれば良いから、顔はややうつむき加減にしていればよく、無理のない楽な姿勢で使用することが出来る。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の眼鼻洗浄装置を示す図である。図1において、1は眼鼻洗浄装置、2は上部本体、3は拡開部、4は筒状部、5は仕切板、6は下部容器、31は縁材、32は第1凹部、33,34は突出部、35は第2凹部、41は鍔、42は凸条、43は仕切板下方通路、44は仕切板上方通路、45は連結部分、G,Kは矢印である。
そして、図1(1)は本考案の眼鼻洗浄装置を上から見下ろした平面図であり、図1(2)は正面図、図1(3)は側面図である。
【0007】
本考案の眼鼻洗浄装置1は、上部本体2と下部容器6とから成り、両者は着脱自在とされている。そして上部本体2は、筒状部4と、その上に一体になって続く拡開部3と、これらの内部に固着された仕切板5とで出来ている。
拡開部3は、上にスカート状に開いた形状としているが、その縁は高さが同じではない。突出させられている部分もあれば、窪増せられている部分もある。即ち、突出部33と34とが、対向した位置に設けられ、少し窪まされた第1凹部32と大きく窪まされた第2凹部35とが、対向した位置に設けられている。
【0008】
第1凹部32や第2凹部35を、図示するように滑らかに窪ませてある理由は、それらを鼻や眼の部分に当てがう時に、当てがい易いようにするためである。
なお、拡開部3の縁は、眼鼻洗浄装置1を使用する際、人の顔に接触する部分であるので、顔を傷つけたり痛みを与えたりしないよう、縁端を円く面取りしておく。そうしておくだけでもよいが、接触感を一層良くしたり液漏れ防止を良好にするために、図示するように、拡開部3の縁に縁材31を取り付けてもよい。縁材31の材料としては、例えば、ゴムを用いることが出来る。
【0009】
筒状部4の下部は、連結部分45とされる。連結部分45は、下部容器6と連結するための部分であり、ここには例えば鍔41や幾つかの凸条42が設けられる。鍔41は、下部容器6を連結する場合、その上端がここに当たるまで差し込むという位置決めの役目を果している。凸条42は、連結した下部容器6の内壁と強く接触し、抜けにくくすると同時に、下部容器6に入れた洗浄液が漏れないように作用する。
なお、鍔41,凸条42の役割は上記のようなものであるので、これと同様の役割を果してくれるものであれば、他の構造のものでもよい。例えば、鍔41は筒状部4の全周にわたって設けられる構造物であるが、その代わりに、全周ではなく、周の途切れ途切れに凸状の物を設けるという構造物としてもよい。
【0010】
仕切板5は、上部本体2の内部通路を、2つの通路に分けるためのものである。図1(3)によく示されているように、仕切板5は、その上縁は第1凹部32の側の壁面に近接するように、下縁は第2凹部35の側の壁面に近接するように、筒状部4の軸方向に対して斜めに設置される。仕切板5の両側の縁は、内壁に固着される。図の例では、仕切板5は湾曲されて設けられているが、直線的に設けてもよい。
【0011】
なお、図中の仕切板下方隙間43は、仕切板5の上縁と第1凹部32の側の壁面との間の隙間であり、仕切板上方隙間44は、仕切板5の下縁と第2凹部35の側の壁面との間の隙間である。
図1の(3)の矢印G,Kは、洗浄液を入れた場合、洗浄液が流れる方向を示している。下部容器6に入れられた洗浄液は、仕切板下方隙間43を通って矢印Gの如く噴出せしめられ、矢印Kの如く仕切板上方隙間44を通って流れ帰る。
【0012】
図2は、本考案の眼鼻洗浄装置の分解図であり、符号は図1のものに対応している。図2(1)は、眼鼻洗浄装置1が上部本体2と下部容器6とに分解されている状態を示し、図2(2)は、下部容器6のX−X線での断面を示している。
眼鼻洗浄装置1の内部を掃除したり洗ったりする場合は、図2(1)のように分解し、使用する場合は、下部容器6を矢印Hのように筒状部4に連結する。
【0013】
上部本体2や下部容器6の材質は、縁材31を除いて透明であることが望ましい。なぜなら、その方が中に入れた洗浄液の量がよく分かるからである。また、下部容器6の材質は、弾力性を有する必要がある。なぜなら、外から指で押さえることにより、中に入れた洗浄液を噴出させようとするものだからである。
従って、縁材31を除いた上部本体2は、透明で且つ硬質の合成樹脂で構成することが望ましく、下部容器6は、透明で且つ弾力性のある合成樹脂で構成することが望ましい。
【0014】
図3は、本考案の眼鼻洗浄装置を用いて鼻を洗浄する場合の要領を示す図である。符号は図1のものに対応し、7は洗浄液、71は液面、8は鼻である。
洗浄要領は、次の通りである。
▲1▼眼鼻洗浄装置1の中に仕切板5が隠れる程度に洗浄液7を入れる。
▲2▼やや顔をうつむけ、第1凹部32の部分を鼻8の下に当て、第2凹部35の部分を鼻梁に当てる。
▲3▼下部容器6を、外部から矢印Pのように指で押さえる。すると、洗浄液7は、上方へ押し出されるが、仕切板5の下側の通路を進む液体は、先に行くほど狭められているので、流れる速度は速くなる。その結果、仕切板下方隙間43より矢印Gのように噴出される。噴出された液は、鼻8の穴の中へ入って洗浄する。
▲4▼押さえた指の力を緩めると、下部容器6は弾力性があるから元の形に復帰する。
▲5▼鼻8の中から出て来た洗浄液は、矢印Kのように仕切板5の背部を伝って下部容器6へ戻る。
下部容器6を押さえたり緩めたりすることを繰り返すことにより、何回も洗浄液7を鼻8の中へ噴出することが出来るので、鼻8の中を繰り返し洗浄することが出来る。
【0015】
図4は、本考案の眼鼻洗浄装置を用いて眼を洗浄する場合の要領を示す図である。符号は図3のものに対応し、9は眼である。
洗浄要領は次の通りであり、鼻の場合とほぼ同様である。
▲1▼眼鼻洗浄装置1の中に仕切板5が隠れる程度に洗浄液7を入れる。
▲2▼やや顔をうつむけ、第1凹部32の部分を眼9の下に当てる。
▲3▼下部容器6を、外部から矢印Pのように指で押さえる。すると、洗浄液7は、仕切板5の下から噴出され、眼9を洗浄する。
▲4▼押さえた指の力を緩めると、下部容器6は元の形に復帰する。
▲5▼眼9の中から出て来た洗浄液は、仕切板5の背部を伝って下部容器6へ戻る。
【0016】
なお、洗浄液7としては、単なる水であってもよいし、洗浄用の薬品が混ぜられた液であってもよい。洗浄液7は、1回の洗浄をする度に廃棄して新しい液に交換するのが望ましいが、眼9の洗浄による液の汚れは比較的少ないから、先に眼9の洗浄をし、後で鼻8を洗浄するというようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の眼鼻洗浄装置によれば、次のような効果を奏する。(1)1つの装置で眼も鼻も洗浄できる。
1つの装置で両方の洗浄が出来るから、外出する場合でも1つを携帯して行けばよく、便利である。
(2)楽な姿勢で使用できる。
噴出して来る洗浄液に眼や鼻を当てれば良いわけであるから、顔をややうつむき加減にしていればよく、使用時に無理な姿勢を取る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の眼鼻洗浄装置を示す図
【図2】本考案の眼鼻洗浄装置の分解図
【図3】鼻の洗浄要領を示す図
【図4】眼の洗浄要領を示す図
【符号の説明】
1…眼鼻洗浄装置、2…上部本体、3…拡開部、4…筒状部、5…仕切板、6…下部容器、7…洗浄液、8…鼻、9…眼、31…縁材、32…第1凹部、33,34…突出部、35…第2凹部、41…鍔、42…凸条、43…仕切板下方隙間、44…仕切板上方隙間、45…連結部分、71…液面、G,H、K,P…矢印

Claims (3)

  1. 下部に連結部分を具えた筒状部と、
    該筒状部の上方に一体に延設され、上にスカート状に開いた形状をし、その縁には第1,第2の突出部が対向する位置に設けられると共に、少し窪まされた第1凹部と大きく窪まされた第2凹部とが対向する位置に設けられた拡開部と、
    該拡開部と前記筒状部との内部にわたり、上縁は前記第1凹部の側の壁面に近接させ、下縁は前記第2凹部の側の壁面に近接させ、両側縁は壁面に固着させることにより、前記筒状部の軸方向に対して斜めに設置された仕切板と
    から成る上部本体と、
    弾力性ある材質で作られ、前記筒状部の連結部分に着脱自在に連結される下部容器と
    で構成され、
    中へ入れた洗浄液を前記下部容器を指で押さえることにより噴出させ、眼あるいは鼻を洗浄することを特徴とする眼鼻洗浄装置。
  2. 拡開部の縁を縁材で縁取りしたことを特徴とする請求項1記載の眼鼻洗浄装置。
  3. 上部本体および下部容器を、透明な材料で構成したことを特徴とする請求項1または2記載の眼鼻洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020182756A (ja) * 2019-05-01 2020-11-12 陽子 矢野 鼻うがい鼻腔内洗浄容器

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