JP3097793B2 - 放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機 - Google Patents
放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機Info
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- JP3097793B2 JP3097793B2 JP05143654A JP14365493A JP3097793B2 JP 3097793 B2 JP3097793 B2 JP 3097793B2 JP 05143654 A JP05143654 A JP 05143654A JP 14365493 A JP14365493 A JP 14365493A JP 3097793 B2 JP3097793 B2 JP 3097793B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/108—Used wire disposal devices
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- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ電極放電加工機
に使用されるワイヤの排出を円滑に誘導する放電加工機
用ワイヤの誘導装置を備えた放電加工機用ワイヤの切断
機に関する。
に使用されるワイヤの排出を円滑に誘導する放電加工機
用ワイヤの誘導装置を備えた放電加工機用ワイヤの切断
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえばプラスチック成形用金型
を製作するために使用されているワイヤ電極放電加工機
は、送り出しリールと巻き取りリールとによって電極と
してのワイヤを常時移動させ、そのワイヤと加工テーブ
ル上に固定された金型との間に放電を発生させながら、
加工テーブルを微細に移動させることにより、金型に所
定の形状の穴を穿設するようにしている。
を製作するために使用されているワイヤ電極放電加工機
は、送り出しリールと巻き取りリールとによって電極と
してのワイヤを常時移動させ、そのワイヤと加工テーブ
ル上に固定された金型との間に放電を発生させながら、
加工テーブルを微細に移動させることにより、金型に所
定の形状の穴を穿設するようにしている。
【０００３】電極として使用されるワイヤ径は、通常
０．１〜０．３ｍｍ程度のものが使用され、送り出しリ
ールに巻かれた約５ｋｇのワイヤが８０〜２５０ｍｍ／
ｓｅｃの速度で連続的に供給される。
０．１〜０．３ｍｍ程度のものが使用され、送り出しリ
ールに巻かれた約５ｋｇのワイヤが８０〜２５０ｍｍ／
ｓｅｃの速度で連続的に供給される。
【０００４】近年、ワイヤ電極放電加工機においては、
その排出ローラから繰り出された使用済みのワイヤは、
そのままでは再使用できないため、巻き取りリールに巻
き取らず、排出ローラから直接、ワイヤ受入れ容器へ順
次垂れ流し状に一旦収容し、まとめて溶解して再利用す
る方が有利であるとされている。なお、ワイヤの自動結
線機能を備えたワイヤ電極放電加工機の場合は、一般に
垂れ流し方式にせざるを得ない。
その排出ローラから繰り出された使用済みのワイヤは、
そのままでは再使用できないため、巻き取りリールに巻
き取らず、排出ローラから直接、ワイヤ受入れ容器へ順
次垂れ流し状に一旦収容し、まとめて溶解して再利用す
る方が有利であるとされている。なお、ワイヤの自動結
線機能を備えたワイヤ電極放電加工機の場合は、一般に
垂れ流し方式にせざるを得ない。
【０００５】かかる垂れ流し方式の場合、使用済みワイ
ヤを継続してワイヤ受入れ容器に収容すれば、そのワイ
ヤは嵩高く累積されたワイヤの見かけ比重は約３０分の
１程度となり、ワイヤの占める空間容積は極めて大き
く、短時間で容器をオーバーフローし、ワイヤの上昇に
伴ってワイヤ電極放電加工機の排出ローラにワイヤが絡
みつくことがある。
ヤを継続してワイヤ受入れ容器に収容すれば、そのワイ
ヤは嵩高く累積されたワイヤの見かけ比重は約３０分の
１程度となり、ワイヤの占める空間容積は極めて大き
く、短時間で容器をオーバーフローし、ワイヤの上昇に
伴ってワイヤ電極放電加工機の排出ローラにワイヤが絡
みつくことがある。
【０００６】したがって、運転中に作業者が頻繁に使用
済みワイヤの流れを監視する必要があり、その処理の作
業も煩雑で自動化を妨げる要因となっていた。そこで、
使用済みワイヤを細片に切断することが考えられ、たと
えば実開平２−３８１４１号公報には、図７に示すよう
な、放電加工機用ワイヤ切断装置Ｋが提案されている。
済みワイヤの流れを監視する必要があり、その処理の作
業も煩雑で自動化を妨げる要因となっていた。そこで、
使用済みワイヤを細片に切断することが考えられ、たと
えば実開平２−３８１４１号公報には、図７に示すよう
な、放電加工機用ワイヤ切断装置Ｋが提案されている。
【０００７】放電加工機用ワイヤ切断装置Ｋは、ワイヤ
電極放電加工機の端末に設置されるもので、ギヤードモ
ータで駆動される同転軸に取り付けられた回転刃ａと、
回転刃ａに対向して設けられた固定刃ｂとで、ワイヤ電
極放電加工機から繰り出されたワイヤｃを長さ６ｃｍの
チップ状に切断して別に用意された容器に収容しようと
するものである。
電極放電加工機の端末に設置されるもので、ギヤードモ
ータで駆動される同転軸に取り付けられた回転刃ａと、
回転刃ａに対向して設けられた固定刃ｂとで、ワイヤ電
極放電加工機から繰り出されたワイヤｃを長さ６ｃｍの
チップ状に切断して別に用意された容器に収容しようと
するものである。
【０００８】すなわち、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出された使用済みワイヤｃは、ガイドチューブｄで案内
され、フィードローラｅに食い込まれる。フィードロー
ラｅに食い込まれたワイヤｃは、固定刃ｂの側面に沿っ
て流下し、回転刃ａと固定刃ｂとで鋏み切りされてチッ
プ状に切断される。チップ状になったワイヤｃはガイド
板ｆに沿って落下し、別に設置された容器内に収容され
る。
出された使用済みワイヤｃは、ガイドチューブｄで案内
され、フィードローラｅに食い込まれる。フィードロー
ラｅに食い込まれたワイヤｃは、固定刃ｂの側面に沿っ
て流下し、回転刃ａと固定刃ｂとで鋏み切りされてチッ
プ状に切断される。チップ状になったワイヤｃはガイド
板ｆに沿って落下し、別に設置された容器内に収容され
る。
【０００９】しかしながら、上記の放電加工機用ワイヤ
切断装置Ｋにおいては、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出される使用済みワイヤｃと、ガイドチューブｄの内面
との接触による摩擦抵抗があるため、ガイドチューブｄ
を長くするとガイドチューブｄ内にワイヤｃが詰まって
運転が続行できなくなることがある。したがって、この
放電加工機用ワイヤ切断装置Ｋは放電加工機のワイヤ排
出口に極く近い部所に直接付設しなければならない。そ
のため、切断刃の作動による衝撃が放電加工機に伝達し
加工精度に悪影響を及ぼす欠点がある。また、例えば回
転刃ａにチップ状になったワイヤｃが付着してしまう
と、回転刃ａの耐久性が低下してしまう恐れがある。し
たがって、回転刃ａを常に清浄にしておく必要がある。
切断装置Ｋにおいては、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出される使用済みワイヤｃと、ガイドチューブｄの内面
との接触による摩擦抵抗があるため、ガイドチューブｄ
を長くするとガイドチューブｄ内にワイヤｃが詰まって
運転が続行できなくなることがある。したがって、この
放電加工機用ワイヤ切断装置Ｋは放電加工機のワイヤ排
出口に極く近い部所に直接付設しなければならない。そ
のため、切断刃の作動による衝撃が放電加工機に伝達し
加工精度に悪影響を及ぼす欠点がある。また、例えば回
転刃ａにチップ状になったワイヤｃが付着してしまう
と、回転刃ａの耐久性が低下してしまう恐れがある。し
たがって、回転刃ａを常に清浄にしておく必要がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、切断刃の作動による衝撃
が放電加工機に伝達してしまうのを防止して放電加工機
の加工精度を高めるとともに、切断刃を常に清浄にして
耐久性を向上させることができる放電加工機用ワイヤの
誘導装置を備えたワイヤ切断機を提供することを課題と
する。
点に着目してなされたもので、切断刃の作動による衝撃
が放電加工機に伝達してしまうのを防止して放電加工機
の加工精度を高めるとともに、切断刃を常に清浄にして
耐久性を向上させることができる放電加工機用ワイヤの
誘導装置を備えたワイヤ切断機を提供することを課題と
する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワ
イヤ切断機は、一端に漏斗状かつ周壁を開口端に向けて
尖鋭化したワイヤ吸引口を開設するとともに他端にワイ
ヤ排出口を設けてワイヤを吸引及び排出する誘導管と、
該誘導管の周壁を貫通し、該誘導管内において該ワイヤ
排出口に向かって開口する流体噴出路を通じ、該誘導管
内に圧縮気体を噴出させる圧縮気体供給部とを有し、該
圧縮気体を噴出して該ワイヤ吸引口から該流体噴出路の
開口部分に負圧を生じさせ、放電加工機のワイヤ排出部
に設けられたワイヤ排出用ローラに該誘導管の該一端を
沿わせて該ワイヤ排出用ローラから該ワイヤを吸引する
とともに、噴出する該圧縮気体の流動によって該ワイヤ
を該ワイヤ排出口から誘導、排出する放電加工機用ワイ
ヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機において、該ワイヤ
排出口に該ワイヤを誘導、排出する可撓管を接続し、該
可撓管の末端部に漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口を
配置し、該ワイヤ挿入口に誘導された該ワイヤの排出側
となる該ワイヤ挿入口近傍に切断刃を設け、該切断刃に
より該ワイヤをチップ状のワイヤに切断し、該チップ状
のワイヤを、該誘導装置から該可撓管を通じ、該ワイヤ
挿入口で絞られて流入する該圧縮気体によって強制的に
チップ箱へ排出して回収することを特徴とする。
め、本発明の放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワ
イヤ切断機は、一端に漏斗状かつ周壁を開口端に向けて
尖鋭化したワイヤ吸引口を開設するとともに他端にワイ
ヤ排出口を設けてワイヤを吸引及び排出する誘導管と、
該誘導管の周壁を貫通し、該誘導管内において該ワイヤ
排出口に向かって開口する流体噴出路を通じ、該誘導管
内に圧縮気体を噴出させる圧縮気体供給部とを有し、該
圧縮気体を噴出して該ワイヤ吸引口から該流体噴出路の
開口部分に負圧を生じさせ、放電加工機のワイヤ排出部
に設けられたワイヤ排出用ローラに該誘導管の該一端を
沿わせて該ワイヤ排出用ローラから該ワイヤを吸引する
とともに、噴出する該圧縮気体の流動によって該ワイヤ
を該ワイヤ排出口から誘導、排出する放電加工機用ワイ
ヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機において、該ワイヤ
排出口に該ワイヤを誘導、排出する可撓管を接続し、該
可撓管の末端部に漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口を
配置し、該ワイヤ挿入口に誘導された該ワイヤの排出側
となる該ワイヤ挿入口近傍に切断刃を設け、該切断刃に
より該ワイヤをチップ状のワイヤに切断し、該チップ状
のワイヤを、該誘導装置から該可撓管を通じ、該ワイヤ
挿入口で絞られて流入する該圧縮気体によって強制的に
チップ箱へ排出して回収することを特徴とする。
【００１２】
【作用】本発明のワイヤ切断機は、圧縮気体の流動を利
用した誘導管を有する放電加工機用ワイヤの誘導装置を
備えているため、放電加工機から排出された使用済みの
ワイヤは圧縮気体の流動により確実に誘導管内に吸引さ
れ、ワイヤ排出口に向かって円滑に移送される。そし
て、ワイヤ排出口に接続された可撓管によっても同様に
移送され、放電加工機のワイヤ排出部から遠く離れた位
置まで使用済みのワイヤを誘導することが可能になる。
これにより、振動が発生する切断機を放電加工機に直接
付設する必要がなくなり、精度の高い加工が要求される
放電加工機に対して悪影響を及ぼす振動の伝達を防止す
ることが可能になる。また、使用済みワイヤの処理に適
切な場所まで誘導することが可能となる。
用した誘導管を有する放電加工機用ワイヤの誘導装置を
備えているため、放電加工機から排出された使用済みの
ワイヤは圧縮気体の流動により確実に誘導管内に吸引さ
れ、ワイヤ排出口に向かって円滑に移送される。そし
て、ワイヤ排出口に接続された可撓管によっても同様に
移送され、放電加工機のワイヤ排出部から遠く離れた位
置まで使用済みのワイヤを誘導することが可能になる。
これにより、振動が発生する切断機を放電加工機に直接
付設する必要がなくなり、精度の高い加工が要求される
放電加工機に対して悪影響を及ぼす振動の伝達を防止す
ることが可能になる。また、使用済みワイヤの処理に適
切な場所まで誘導することが可能となる。
【００１３】
また、本発明のワイヤ切断機は、上記誘導
装置のワイヤ排出口に接続された可撓管の末端部に漏斗
状の次第に窄まるワイヤ挿入口を配置し、さらにはワイ
ヤ挿入口に誘導されたワイヤの排出側となるワイヤ挿入
口近傍に切断刃を設けているので、圧縮気体に伴われて
ワイヤ挿入口から排出された使用済みのワイヤが直ちに
切断され、処理される。 これにより、切断刃によって切
断されたチップ状のワイヤをワイヤ挿入口から絞り込ま
れて流入する圧縮気体により強制的にチップ箱へ排出さ
せて回収することが可能になる。その際、圧縮気体によ
り切断刃を清浄して耐久性を向上させることが可能にな
る。
装置のワイヤ排出口に接続された可撓管の末端部に漏斗
状の次第に窄まるワイヤ挿入口を配置し、さらにはワイ
ヤ挿入口に誘導されたワイヤの排出側となるワイヤ挿入
口近傍に切断刃を設けているので、圧縮気体に伴われて
ワイヤ挿入口から排出された使用済みのワイヤが直ちに
切断され、処理される。 これにより、切断刃によって切
断されたチップ状のワイヤをワイヤ挿入口から絞り込ま
れて流入する圧縮気体により強制的にチップ箱へ排出さ
せて回収することが可能になる。その際、圧縮気体によ
り切断刃を清浄して耐久性を向上させることが可能にな
る。
【００１４】
【実施例】図１は、放電加工機用ワイヤの誘導装置を側
面側から示した参考図である。放電加工機用ワイヤの誘
導装置Ａは、誘導管１と圧縮気体供給部２とから構成さ
れている。
面側から示した参考図である。放電加工機用ワイヤの誘
導装置Ａは、誘導管１と圧縮気体供給部２とから構成さ
れている。
【００１５】 誘導管１は、ステンレス製の管状体で形成
され、上端に漏斗状に拡開したワイヤ吸引口３が開設さ
れ、下端にワイヤ排出口４を有し、周壁１ａのワイヤ吸
引口３に近い部分には、周壁１ａを貫通して該誘導管１
内においてワイヤ排出口４に向かって斜めに開口する流
体噴出路５が設けられている。
され、上端に漏斗状に拡開したワイヤ吸引口３が開設さ
れ、下端にワイヤ排出口４を有し、周壁１ａのワイヤ吸
引口３に近い部分には、周壁１ａを貫通して該誘導管１
内においてワイヤ排出口４に向かって斜めに開口する流
体噴出路５が設けられている。
【００１６】 圧縮気体供給部２は、圧縮機（図示せず）
から気送管６を通じて送られる圧縮気体としての圧縮空
気を、エアフィルタ７および滅圧弁８を経て、誘導管１
の流体噴出路５に供給するようにしている。エアフィル
タ７は、気送管６から供給される圧縮空気に含まれる異
物を除去するためのフィルタで、ワイヤの誘導路中に異
物が詰まって装置全体の運転に支障を来すことを防止す
るものである。
から気送管６を通じて送られる圧縮気体としての圧縮空
気を、エアフィルタ７および滅圧弁８を経て、誘導管１
の流体噴出路５に供給するようにしている。エアフィル
タ７は、気送管６から供給される圧縮空気に含まれる異
物を除去するためのフィルタで、ワイヤの誘導路中に異
物が詰まって装置全体の運転に支障を来すことを防止す
るものである。
【００１７】 減圧弁８は、ワイヤ１２を誘導する距離に
応じて流体噴出路５から噴出させる空気圧を調整するた
めのもので、通常１．０〜２．０ｋｇ／ｃｍ２の圧力に
設定することが好ましい。
応じて流体噴出路５から噴出させる空気圧を調整するた
めのもので、通常１．０〜２．０ｋｇ／ｃｍ２の圧力に
設定することが好ましい。
【００１８】 放電加工機から排出される使用済みワイヤ
を誘導するには、誘導管１のワイヤ吸引口３を放電加工
機のワイヤ排出用のニップローラ９、９′の近傍に設置
し、誘導管１のワイヤ徘出口４に接続された透明プラス
チック製の可撓管１０の末端にワイヤ収容箱１１を配置
する。
を誘導するには、誘導管１のワイヤ吸引口３を放電加工
機のワイヤ排出用のニップローラ９、９′の近傍に設置
し、誘導管１のワイヤ徘出口４に接続された透明プラス
チック製の可撓管１０の末端にワイヤ収容箱１１を配置
する。
【００１９】 そして、減圧弁８を通じて誘導管１内に圧
縮空気を噴出させると、流体噴出路５からワイヤ排出口
４に向けて噴出する圧縮空気の流動によりワイヤ吸引口
３に負圧が発生し、ニップローラ９、９′の同転により
排出されたワイヤ１２は、ワイヤ吸引口３から誘導管１
内に吸引される。
縮空気を噴出させると、流体噴出路５からワイヤ排出口
４に向けて噴出する圧縮空気の流動によりワイヤ吸引口
３に負圧が発生し、ニップローラ９、９′の同転により
排出されたワイヤ１２は、ワイヤ吸引口３から誘導管１
内に吸引される。
【００２０】 誘導管１内に吸引されたワイヤ１２は、ワ
イヤ排出口４に接続された可撓管１０を通じてワイヤ収
容箱１１に収容される。可撓管１０は、ゴム、合成樹
脂、金属製の可撓管等が使用できるが、内部を透視でき
ワイヤ１２の誘導状況を容易に確認できる透明な合成樹
脂製のものが好ましい。なお、ワイヤ排出口４に可撓管
１０を接続せず直接ワイヤ収容箱１１にワイヤを収容す
るようにしてもよい。
イヤ排出口４に接続された可撓管１０を通じてワイヤ収
容箱１１に収容される。可撓管１０は、ゴム、合成樹
脂、金属製の可撓管等が使用できるが、内部を透視でき
ワイヤ１２の誘導状況を容易に確認できる透明な合成樹
脂製のものが好ましい。なお、ワイヤ排出口４に可撓管
１０を接続せず直接ワイヤ収容箱１１にワイヤを収容す
るようにしてもよい。
【００２１】 図２は、本発明のワイヤ切断機に係わる放
電加工機用ワイヤの誘導装置の誘導管１３の縦断面図で
ある。図３はその平面図である。誘導管１３は、前記誘
導管１と同様に金属製の管状体で形成され、上端に漏斗
状に拡開したワイヤ吸引口１４が開設され、下端にワイ
ヤ排出口４′を有し、周壁１３ａには、流体噴出路５′
が設けられている。
電加工機用ワイヤの誘導装置の誘導管１３の縦断面図で
ある。図３はその平面図である。誘導管１３は、前記誘
導管１と同様に金属製の管状体で形成され、上端に漏斗
状に拡開したワイヤ吸引口１４が開設され、下端にワイ
ヤ排出口４′を有し、周壁１３ａには、流体噴出路５′
が設けられている。
【００２２】 誘導管１３の漏斗状のワイヤ吸引口１４
は、周壁１３ａを切欠いて相手側の放電加工機のワイヤ
排用ニップローラ９、９′の外径に略一致する凹陥した
円筒面１５、１５′を誘導管１３の中心軸を中心として
左右に形成することにより、尖鋭化している。ワイヤ吸
引口１４に円筒面１５、１５′を設けることにより、ワ
イヤ排出用ニップローラ９、９′のワイヤ把持点にワイ
ヤ吸引口１４の先端部を極度に接近させることができる
ため、ワイヤの吸引が確実になる利点がある。
は、周壁１３ａを切欠いて相手側の放電加工機のワイヤ
排用ニップローラ９、９′の外径に略一致する凹陥した
円筒面１５、１５′を誘導管１３の中心軸を中心として
左右に形成することにより、尖鋭化している。ワイヤ吸
引口１４に円筒面１５、１５′を設けることにより、ワ
イヤ排出用ニップローラ９、９′のワイヤ把持点にワイ
ヤ吸引口１４の先端部を極度に接近させることができる
ため、ワイヤの吸引が確実になる利点がある。
【００２３】 上記の各実施例においては、放電加工機の
使用済みワイヤの誘導に使用した場合について説明した
が、該ワイヤ誘導装置は、使用済みワイヤの誘導に限ら
ず、放電工程に導入する前のワイヤ供給工程におけるワ
イヤの誘導に使用することもできる。
使用済みワイヤの誘導に使用した場合について説明した
が、該ワイヤ誘導装置は、使用済みワイヤの誘導に限ら
ず、放電工程に導入する前のワイヤ供給工程におけるワ
イヤの誘導に使用することもできる。
【００２４】 図４は、放電加工機用ワイヤの誘導装置を
付設する前の本発明のワイヤ切断機Ｂの斜視図である。
ワイヤ切断機Ｂは、支持台１６上に固定された小型モー
タ１７、回転刃固定台１８、固定刃取付板１９、および
回転刃固定台１８の直下に配置されたチップ箱２０等で
構成されている。
付設する前の本発明のワイヤ切断機Ｂの斜視図である。
ワイヤ切断機Ｂは、支持台１６上に固定された小型モー
タ１７、回転刃固定台１８、固定刃取付板１９、および
回転刃固定台１８の直下に配置されたチップ箱２０等で
構成されている。
【００２５】 回転刃固定台１８の側面１８ａには、図５
に示すように、外周部に複数の刃先２１ａを設けた回転
刃２１の回転軸２１ｂを支持する軸受け２２が設けら
れ、回転軸２１ａはカップリング２３を介して小型モー
タ１７に連結されている。回転刃固定台１８の上面１８
ｂには、漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口２４を開設
した固定刃取付板１９が着脱自在に取付けられている。
固定刃取付板１９の下面のワイヤ挿入口２４に沿って超
硬鋼製の固定刃２５が取付けられている。
に示すように、外周部に複数の刃先２１ａを設けた回転
刃２１の回転軸２１ｂを支持する軸受け２２が設けら
れ、回転軸２１ａはカップリング２３を介して小型モー
タ１７に連結されている。回転刃固定台１８の上面１８
ｂには、漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口２４を開設
した固定刃取付板１９が着脱自在に取付けられている。
固定刃取付板１９の下面のワイヤ挿入口２４に沿って超
硬鋼製の固定刃２５が取付けられている。
【００２６】 上記のワイヤ切断機Ｂのワイヤ挿入口２４
に、前記実施例にて示した可撓管１０を配置し、放電加
工機のワイヤ排出用ニップローラ９、９′から繰り出さ
れたワイヤ１２を誘導管１３および可撓管１０を通じて
ワイヤ挿入口２４に誘導するようにしている。すなわ
ち、ワイヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍に誘導管
１３を付設し、気送管６を通じて送られる圧縮空気を、
エアフィルタ７および減圧弁８を経て、流体噴出路５′
から誘導管１３内に矢印で示すように噴出させる。
に、前記実施例にて示した可撓管１０を配置し、放電加
工機のワイヤ排出用ニップローラ９、９′から繰り出さ
れたワイヤ１２を誘導管１３および可撓管１０を通じて
ワイヤ挿入口２４に誘導するようにしている。すなわ
ち、ワイヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍に誘導管
１３を付設し、気送管６を通じて送られる圧縮空気を、
エアフィルタ７および減圧弁８を経て、流体噴出路５′
から誘導管１３内に矢印で示すように噴出させる。
【００２７】 ワイヤ１２は、圧縮空気の流動に誘導さ
れ、可撓管１０を通ってワイヤ切断機Ｂのワイヤ挿入口
２４に挿入され、回転刃２１を矢印方向に回転すること
によって回転刃２１の刃先２１ａと固定刃２５との問で
切断され、細かいチップとなってチップ箱２０内に落下
して収容される。この際、細かいチップは、上記次第に
窄まるワイヤ挿入口２４から絞り込まれて流入する圧縮
空気により強制的にチップ箱２０内へ排出され、回転刃
２１に付着することはない。すなわち、絞り込まれた圧
縮空気により回転刃２１を常に清浄することができると
いう利点がある。
れ、可撓管１０を通ってワイヤ切断機Ｂのワイヤ挿入口
２４に挿入され、回転刃２１を矢印方向に回転すること
によって回転刃２１の刃先２１ａと固定刃２５との問で
切断され、細かいチップとなってチップ箱２０内に落下
して収容される。この際、細かいチップは、上記次第に
窄まるワイヤ挿入口２４から絞り込まれて流入する圧縮
空気により強制的にチップ箱２０内へ排出され、回転刃
２１に付着することはない。すなわち、絞り込まれた圧
縮空気により回転刃２１を常に清浄することができると
いう利点がある。
【００２８】 切断されたワイヤ１２のチップの長さは、
ワイヤ１２の供給速度と回転刃２１の刃先２１ａの周速
度で決められるが、チップの長さが長くなると嵩高さが
減少ぜす収容空間を大きく必要とし、細かく切断すると
処理速度が遅くなって生産性が低下するので、長さ２〜
５ｍｍ程度に設定することが好ましい。
ワイヤ１２の供給速度と回転刃２１の刃先２１ａの周速
度で決められるが、チップの長さが長くなると嵩高さが
減少ぜす収容空間を大きく必要とし、細かく切断すると
処理速度が遅くなって生産性が低下するので、長さ２〜
５ｍｍ程度に設定することが好ましい。
【００２９】 上記実施例においては、回転刃を用いた切
断機に前記の誘導装置を付設した例について説明した
が、切断機の構造については限定されるものではなく、
往復運動する切断刃を採用した切断機等にも本発明に係
わる誘導装置を付設することができる。
断機に前記の誘導装置を付設した例について説明した
が、切断機の構造については限定されるものではなく、
往復運動する切断刃を採用した切断機等にも本発明に係
わる誘導装置を付設することができる。
【００３０】 図６は、本発明の他の実施例を示す放電加
工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機Ｃの斜視
図である。ワイヤ切断機Ｃは、支持台２６上に小型モー
タ２７、回転刃固定台２８、固定刃取付板２９、および
これらを被包するプラスチック製の収容ケース３０を備
えており、回転刃固定台２８の直下にはチップ箱３３が
配置されている。収容ケース３０内には小型モータ２
７、回転刃固定台２８、固定刃取付板２９の他に、圧縮
気体供給部としてエアフィルタ３１、減圧弁３２等を収
容ている。
工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機Ｃの斜視
図である。ワイヤ切断機Ｃは、支持台２６上に小型モー
タ２７、回転刃固定台２８、固定刃取付板２９、および
これらを被包するプラスチック製の収容ケース３０を備
えており、回転刃固定台２８の直下にはチップ箱３３が
配置されている。収容ケース３０内には小型モータ２
７、回転刃固定台２８、固定刃取付板２９の他に、圧縮
気体供給部としてエアフィルタ３１、減圧弁３２等を収
容ている。
【００３１】 回転刃固定台２８内には、図示していない
が前記実施例と同様な回転刃が回転軸３４に取付けられ
ており、カップリング３５を介して小型モータ２７によ
って回転させて切断を行うようにしている。回転刃固定
台２９には、漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口３６が
設けられ、前記実施例と同様の誘導管１３に接続した可
撓管１０の末端部を収容ケース３０内に挿通してワイヤ
挿入口３６に載置するようにしている。
が前記実施例と同様な回転刃が回転軸３４に取付けられ
ており、カップリング３５を介して小型モータ２７によ
って回転させて切断を行うようにしている。回転刃固定
台２９には、漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口３６が
設けられ、前記実施例と同様の誘導管１３に接続した可
撓管１０の末端部を収容ケース３０内に挿通してワイヤ
挿入口３６に載置するようにしている。
【００３２】 収容ケース３０には、圧縮空気導入口３７
および圧縮空気送出口３８が設けられ、外部の圧縮空気
源に接続された気送管３９が圧縮空気導入口３７を通じ
てエアフィルタ３１に接続され、減圧弁３２を介して圧
縮空気送出口３８からは、ゴム又はナイロン製の可撓性
気送管４０によって可撓管１０に並行して誘導管１３の
流体噴出路５′に接続されている。
および圧縮空気送出口３８が設けられ、外部の圧縮空気
源に接続された気送管３９が圧縮空気導入口３７を通じ
てエアフィルタ３１に接続され、減圧弁３２を介して圧
縮空気送出口３８からは、ゴム又はナイロン製の可撓性
気送管４０によって可撓管１０に並行して誘導管１３の
流体噴出路５′に接続されている。
【００３３】 そして、上記の誘導管１３のワイヤ吸引口
１４をワイヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍に設置
して、ニップローラ９、９′から繰り出されたワイヤ１
２を誘導管１３および可撓管１０を通じてワイヤ挿入口
３６に誘導して切断を行うようにしている。
１４をワイヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍に設置
して、ニップローラ９、９′から繰り出されたワイヤ１
２を誘導管１３および可撓管１０を通じてワイヤ挿入口
３６に誘導して切断を行うようにしている。
【００３４】 上記のワイヤ切断機Ｃは、収容ケース３０
内に、切断機構と圧縮気体供給部を収容しているため移
動し易く、外部の圧縮空気源に接続することによって簡
単に作動させることができると共に、誘導管１３は可撓
管１０および可撓性気送管４０に接続されているのでワ
イヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍の適切な位置に
容易に設置することができ、その着脱も簡単であるなど
の利点がある。
内に、切断機構と圧縮気体供給部を収容しているため移
動し易く、外部の圧縮空気源に接続することによって簡
単に作動させることができると共に、誘導管１３は可撓
管１０および可撓性気送管４０に接続されているのでワ
イヤ排出用ニップローラ９、９′の近傍の適切な位置に
容易に設置することができ、その着脱も簡単であるなど
の利点がある。
【００３５】
【発明の効果】本発明のワイヤ切断機は、圧縮気体の流
動を利用した誘導管を有する放電加工機用ワイヤの誘導
装置を備えているため、放電加工機から排出された使用
済みのワイヤは圧縮気体の流動により確実に誘導管内に
吸引され、ワイヤ排出口に向かって円滑に移送される。
そして、ワイヤ排出口に接続された可撓管によっても同
様に移送され、放電加工機のワイヤ排出部から遠く離れ
た位置まで使用済みのワイヤを誘導することができる。
これにより、振動が発生する切断機を放電加工機に直接
付設する必要がなくなり、精度の高い加工が要求される
放電加工機に対して悪影響を及ぼす振動の伝達を防止す
ることができる。また、使用済みワイヤの処理に適切な
場所まで誘導することができる。
動を利用した誘導管を有する放電加工機用ワイヤの誘導
装置を備えているため、放電加工機から排出された使用
済みのワイヤは圧縮気体の流動により確実に誘導管内に
吸引され、ワイヤ排出口に向かって円滑に移送される。
そして、ワイヤ排出口に接続された可撓管によっても同
様に移送され、放電加工機のワイヤ排出部から遠く離れ
た位置まで使用済みのワイヤを誘導することができる。
これにより、振動が発生する切断機を放電加工機に直接
付設する必要がなくなり、精度の高い加工が要求される
放電加工機に対して悪影響を及ぼす振動の伝達を防止す
ることができる。また、使用済みワイヤの処理に適切な
場所まで誘導することができる。
【００３６】
また、本発明のワイヤ切断機は、上記誘導
装置のワイヤ排出口に接続された可撓管の末端部に漏斗
状の次第に窄まるワイヤ挿入口を配置し、さらにはワイ
ヤ挿入口に誘導されたワイヤの排出側となるワイヤ挿入
口近傍に切断刃を設けているので、圧縮気体に伴われて
ワイヤ挿入口から排出された使用済みのワイヤが直ちに
切断され、処理される。 これにより、切断刃によって切
断されたチップ状のワイヤをワイヤ挿入口から絞り込ま
れて流入する圧縮気体により強制的にチップ箱へ排出さ
せて回収することができる。その際、圧縮気体により切
断刃を清浄して耐久性を向上させることができる。
装置のワイヤ排出口に接続された可撓管の末端部に漏斗
状の次第に窄まるワイヤ挿入口を配置し、さらにはワイ
ヤ挿入口に誘導されたワイヤの排出側となるワイヤ挿入
口近傍に切断刃を設けているので、圧縮気体に伴われて
ワイヤ挿入口から排出された使用済みのワイヤが直ちに
切断され、処理される。 これにより、切断刃によって切
断されたチップ状のワイヤをワイヤ挿入口から絞り込ま
れて流入する圧縮気体により強制的にチップ箱へ排出さ
せて回収することができる。その際、圧縮気体により切
断刃を清浄して耐久性を向上させることができる。
【００３７】
尚、誘導管のワイヤ導入口の周壁を尖鋭化
しているので、放電加工機のワイヤ排出部のニップロー
ラに対しワイヤ導入口の開口端を極度に接近させること
ができて、効率良くワイヤを吸引することが可能となり
信頼性が向上する。 また、透明の可撓管を用いれば、ワ
イヤの誘導状況を明確に確認できるため、ワイヤ処理作
業が円滑に実施でき生産性が向上するなどの多大な利点
がある。
しているので、放電加工機のワイヤ排出部のニップロー
ラに対しワイヤ導入口の開口端を極度に接近させること
ができて、効率良くワイヤを吸引することが可能となり
信頼性が向上する。 また、透明の可撓管を用いれば、ワ
イヤの誘導状況を明確に確認できるため、ワイヤ処理作
業が円滑に実施でき生産性が向上するなどの多大な利点
がある。
【図１】放電加工機用ワイヤの誘導装置を側面側から示
した参考図である。
した参考図である。
【図２】本発明のワイヤ切断機に係わる放電加工機用ワ
イヤの誘導装置の誘導管の縦断面図である。
イヤの誘導装置の誘導管の縦断面図である。
【図３】図２の誘導管の平面図である。
【図４】放電加工機用ワイヤの誘導装置を付設する前の
本発明のワイヤ切断機の斜視図である。
本発明のワイヤ切断機の斜視図である。
【図５】図４のワイヤ切断機にワイヤの誘導装置を付設
した状態を示す側面図である。
した状態を示す側面図である。
【図６】本発明の他の実施例に係わるワイヤ切断機の斜
視図である。
視図である。
【図７】従来の放電加工機用ワイヤ切断装置の側面図で
ある。
ある。
Ａ 放電加工機用ワイヤの誘導装置 Ｂ ワイヤ切断機 Ｃ 誘導装置を備えたワイヤ切断機 １ 誘導管 ２ 圧縮気体供給部 ３ ワイヤ吸入口 ４、４′ ワイヤ排出口 ５、５′ 流体噴出路 １０ 可撓管 １２ ワイヤ １３ 誘導管 １４ ワイヤ吸入口 １５、１５′ 円筒面
Claims (1)
- 【請求項１】 一端に漏斗状かつ周壁を開口端に向けて
尖鋭化したワイヤ吸引口を開設するとともに他端にワイ
ヤ排出口を設けてワイヤを吸引及び排出する誘導管と、 該誘導管の周壁を貫通し、該誘導管内において該ワイヤ
排出口に向かって開口する流体噴出路を通じ、該誘導管
内に圧縮気体を噴出させる圧縮気体供給部とを有し、 該圧縮気体を噴出して該ワイヤ吸引口から該流体噴出路
の開口部分に負圧を生じさせ、放電加工機のワイヤ排出
部に設けられたワイヤ排出用ローラに該誘導管の該一端
を沿わせて該ワイヤ排出用ローラから該ワイヤを吸引す
るとともに、噴出する該圧縮気体の流動によって該ワイ
ヤを該ワイヤ排出口から誘導、排出する放電加工機用ワ
イヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機において、該ワイヤ排出口に該ワイヤを誘導、排出する可撓管を接
続し、 該可撓管の末端部に漏斗状の次第に窄まるワイヤ挿入口
を配置し、 該ワイヤ挿入口に誘導された該ワイヤの排出側となる該
ワイヤ挿入口近傍に切断刃を設け、 該切断刃により該ワイヤをチップ状のワイヤに切断し、
該チップ状のワイヤを、該誘導装置から該可撓管を通
じ、該ワイヤ挿入口で絞られて流入する該圧縮気体によ
って強制的にチップ箱へ排出して回収することを特徴と
する放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断
機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05143654A JP3097793B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機 |
| US08/248,243 US5523538A (en) | 1993-06-15 | 1994-05-24 | Wire guide apparatus for an electric spark forming machine |
| DE4418603A DE4418603C2 (de) | 1993-06-15 | 1994-05-27 | Drahtführungsvorrichtung für eine funkenerosive Drahtschneidemaschine |
| CH01690/94A CH688339A5 (de) | 1993-06-15 | 1994-05-31 | Drahtfuehrungsvorrichtung fuer eine Funkenerosionsmaschine. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05143654A JP3097793B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071246A JPH071246A (ja) | 1995-01-06 |
| JP3097793B2 true JP3097793B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=15343825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05143654A Expired - Lifetime JP3097793B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 放電加工機用ワイヤの誘導装置を備えたワイヤ切断機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5523538A (ja) |
| JP (1) | JP3097793B2 (ja) |
| CH (1) | CH688339A5 (ja) |
| DE (1) | DE4418603C2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6365565B1 (en) | 1998-06-25 | 2002-04-02 | Honeywell International Inc. | Compositions of 1-bromopropane and an organic solvent |
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| JPH0994720A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Sodick Co Ltd | ワイヤカット放電加工装置 |
| DE19607705C2 (de) * | 1996-02-29 | 2000-06-29 | Agie Sa | Drahtlaufsystem für eine Funkenerosionsvorrichtung |
| JP3347599B2 (ja) * | 1996-09-12 | 2002-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 長尺体の切断方法および切断装置 |
| US6815630B1 (en) * | 2000-09-28 | 2004-11-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electric discharge machine |
| EP1634668B1 (de) * | 2004-09-08 | 2008-05-28 | Agie Sa | Drahtschneideeinrichtung, Drahtlaufsystem sowie Verfahren zum Zerteilen einer Drahtelektrode in einer Funkenerosionsvorrichtung |
| TWM319103U (en) * | 2007-01-29 | 2007-09-21 | Max See Industry Co Ltd | Wire-concentrating mechanism of wire-cutting machine |
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| US8091455B2 (en) | 2008-01-30 | 2012-01-10 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Apparatus, system, and method for cutting tubes |
| CH697785B1 (fr) | 2008-03-13 | 2009-02-13 | Agie Sa | Dispositif destiné à tronçonner le fil usé sur une machine d'électroérosion. |
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| IT1062929B (it) * | 1976-04-23 | 1985-02-11 | Utita Spa | Perfezionamento ai dispositivi per la captazione e l allontanamento di filati tessili per aspirazione e trasporto pneumatico e relativi di spositivi perfezionati |
| DE2755740C2 (de) * | 1977-12-14 | 1983-12-01 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Vorrichtung zum Abtrennen der draht- oder bandförmigen Elektrode in einer Elektroerosionsmaschine |
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1993
- 1993-06-15 JP JP05143654A patent/JP3097793B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1994
- 1994-05-24 US US08/248,243 patent/US5523538A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-27 DE DE4418603A patent/DE4418603C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-31 CH CH01690/94A patent/CH688339A5/de not_active IP Right Cessation
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