JP3097704U - コマ玩具 - Google Patents

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松川 弘之
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Abstract

【課題】単独で2種類の回転特性が得られるようにしたコマ玩具
【解決手段】発射装置によって回転駆動可能であるとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)玩具本体1の内部にはジャイロホイール3が回転自在に設けられ、ジャイロホイール3の中心には回転軸7が形成されていること
(ロ)玩具本体1には、上記ジャイロホイール3に係脱可能な係合手段が設けられていること
(ハ)上記玩具本体1には、前記ジャイロホイール3の回転軸7と同軸上に設けられた歯車10と噛合するラックベルト15を横から挿通する貫通口16が形成されていること
【選択図】    図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は1本の回転軸で2種類の回転特性が得られるコマ玩具に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来よりコマ玩具は子供の遊びにおいて非常にポピュラーであり、友達どうしでおたがいのコマ玩具をぶつけあって、相手のコマ玩具を倒したり、決められたゲームスペース(ゲーム盤)から弾き出したりして勝負を争う遊びがよく行なわれている。
【0003】
現在では、このようなコマ玩具は、発射装置によって回転駆動されている(例えば、特許文献1参照)とともに、いろいろな趣向が凝らされたものが多数実施されており、例えばコマ玩具を分解可能に構成し、パーツを交換して回転特性を変えて勝負に有利にチューンアップするものが提案されている。このように、従来のものはコマ玩具の回転を安定にするものや、回転を早くするものなど、回転を重視したものが多い。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第3066857号
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、パーツを交換することによって回転特性を変えるものとすると、パーツを購入しなければならないので、子どもにとっては負担である。また、たがいのコマ玩具をぶつけ合って勝負を競うという遊びにおいては、費用をかけた方が勝利するという子ども向けの玩具としては望ましくないという問題がある。
【0006】
本考案は上記問題点を解消し、単独で少なくとも2種類の回転特性が得られるようにしたコマ玩具を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係るコマ玩具は、発射装置によって回転駆動できるとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)玩具本体の内部にはジャイロホイールが回転自在に設けられ、ジャイロホイールの中心には回転軸が形成されていること
(ロ)玩具本体には、上記ジャイロホイールに係脱可能な係合手段が設けられていること
(ハ)上記玩具本体には、前記ジャイロホイールの回転軸と同軸上に設けられた歯車と噛合するラックベルトを横から挿通する貫通口が形成されていること
【0008】
なお、前記玩具本体は、複数の部材を層状に組みたてて成り、各部材は各層の部材を交換可能に構成されているのが好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1及び図2はコマ玩具の上部から見た斜視図及び下部から見た斜視図である。このコマ玩具Aは、最上層の上層部材1aと、上層部材1aの下部に配置された中層部材1bとからなる玩具本体1と、玩具本体1の下部に配置されたジャイロホイール3とを層状に取り付けて成るものである。
【0010】
玩具本体1の上層部材1aには、発射装置(図示せず)の回転体の下方に突出する1対の係合脚に係合可能な凹溝4が形成されている。発射装置は前掲の特許文献1に示されるようなもので、公知である。また、上層部材1aの中心部には円形の穴5が形成されている。
【0011】
次に、ジャイロホイール3は金属から成り、ホイール6と回転軸7とから構成されている。ホイール6は図2に示されるように、リング部8と中心部6aとを放射状のスポーク9で連結した車輪状部材である。回転軸7においてホイール6よりも上部には、図3に示されるように、同軸上に歯車10が設けられ、その上には回転軸7の回転を滑らかにするベアリング体11が取りつけられている。また、回転軸7においてホイール6よりも下部には錘部材12が設けられ、その下端には軸先部13が形成されている。
【0012】
また、玩具本体1の中層部材1bの内部にはジャイロホイール3のベアリング体11を保持する凹部14が形成されている。ジャイロホイール3を中層部材1bに取りつけるときは、中層部材1bは左右に分割可能にしておき、分割時にジャイロホイール3の回転軸7とベアリング対1とを凹部14に係合させた後に閉じればよい。これにより、ジャイロホイール3は玩具本体1に回転自在に取りつけられる。
【0013】
さらに、上記中層部材1bの側部には、図3及び図5に示されるように、ラックベルト15が玩具本体1を挿通できるようにする貫通口16が形成されている。なお、ラックベルト15が上記貫通口16から挿通したときには、ラックベルト15の表面に形成されたラック17が上記ジャイロホイール3の回転軸7と同軸に設けられた歯車10に噛合するように構成されている。
【0014】
次に、玩具本体1の中層部材1bには、図4に示されるように、ジャイロホイール3に係脱可能な係合手段として、切り替えレバー18が、支軸19を中心に回動可能に取り付けられている。切り替えレバー18の上端は中層部材1bに形成された開口部20から外部に突出している。また、切り替えレバー18の内側には円弧部が形成され、円弧部には突部21が形成されている。この突部21に対応して、中層部材1bの内部には上記突部21に係合可能な凹部22が上下に各1個の計2個形成されている。これにより、切り替えレバー18は開口部20の外から2段階に回動操作可能になっている。そして、2段階の回動により、切り替えレバー18の下端部18aは、上記ジャイロホイール3のホイール6の2つのスポーク9の間の空間23に進入、退避可能になっている。すなわち、図3のように、切り替えレバー18の突部21が上部の凹部22に係合しているとき(この位置を第1の位置という)は、切替レバー18の下端部は、上記ホイール6から退避しているので、ジャイロホイール3は自由に回転することができる。これに対し、図4のように、切り替えレバー18の上端部を上げて切り替えレバー18を回動させ、その突部21が下部の凹部22に係合しているとき(この位置を第2の位置という)は、切替レバー18の下端部18aは、上記ホイール6のスポーク9内の空間に進入してスポーク9に係合するので、ジャイロホイール3の回転は阻止され、回転することができない。
【0015】
次に、上記構成のコマ玩具を使って遊ぶにあたり、コマ玩具全体を回転させる場合と、ジャイロホイール3のみを回転させる2種類の回転のうちいずれかを選択することができる。
【0016】
コマ玩具全体を回転させるときは、まず切り替えレバー18を外部から操作して第2の位置にセットし、ジャイロホイール3が回転できない状態にしておく。この状態で発射装置によってコマ玩具を回転駆動させると、玩具本体1が回転するとともに、ジャイロホイール3も回転する。これにより、通常のコマ遊びを行なうことができる。
【0017】
次に、ジャイロホイール3のみを回転するときは、ラックベルト15を図5のように玩具本体1の側部の貫通口16から横方向に挿通し、ラックベルト15の表面に形成されたラック17をジャイロホイール3の回転軸7の歯車10に噛合させる。そして、玩具本体1を一方の手に持ち、他方の手でラックベルト15を十分に深く挿通した後に勢いよく引っ張ると、ジャイロホイール3が回転する。このとき玩具本体1は回転しない。この状態で、コマ玩具を逆さにした状態で上層部材1aの中心部の円形穴5にボールペンのペン先などの、先端が尖った部材24を係合させ、コマ玩具からゆっくりと手を離すと、ジャイロ効果によってコマ玩具は逆さの状態で安定する。したがって、曲ゴマとしての遊びを楽しむことができる。
【0018】
なお、上記実施形態において玩具本体1は、上層部材1aと中層部材1bとから構成されているが、さらに3個以上の部材から構成してもよく、しかもこれらの複数の部材を交換可能に構成するようにしてもよい。これによれば、部材の交換によりさらに複雑な回転特性が得られる。
【0019】
【考案の作用、効果】
請求項1に係る考案によれば、ジャイロホイールに係合手段を係合させてジャイロホイールが自由回転できない状態にしておき、発射装置によって全体を回転させることにより通常のコマ遊びをすることができる。また、玩具本体の貫通口からラックベルトを挿通し、ラックベルトのラックをジャイロホイールの回転軸と同軸上に設けられた歯車と噛合させ、玩具本体を一方の手に持ち、他方の手でラックベルトを十分に深く挿通した後に勢いよく引っ張ると、玩具本体1は回転しないが、ジャイロホイールが回転する。このジャイロ効果を利用して曲ゴマとしての遊びを楽しむことができる。
【0020】
このように、本考案によれば、単独で2種類の回転特性を得ることができる。
【0021】
請求項2に係る考案によれば、係合各層の部材を交換することにより、さらに複雑な回転特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコマ玩具の上部から見た斜視図
【図2】上記コマ玩具を下部から見た斜視図
【図3】コマ玩具の要部の断面図
【図4】切り替えレバーを第2の位置に回動させた状態の断面図
【図5】曲ゴマ遊びの態様説明図
【符号の説明】
1 玩具本体
3 ジャイロホイール
10歯車
15 ラックベルト

Claims (2)

  1. 発射装置によって回転駆動可能であるとともに、以下の要件を備えたことを特徴とするコマ玩具。
    (イ)玩具本体の内部にはジャイロホイールが回転自在に設けられ、ジャイロホイールの中心には回転軸が形成されていること
    (ロ)玩具本体には、上記ジャイロホイールに係脱可能な係合手段が設けられていること
    (ハ)上記玩具本体には、前記ジャイロホイールの回転軸と同軸上に設けられた歯車と噛合するラックベルトを横から挿通する貫通口が形成されていること
  2. 前記玩具本体は、複数の部材を層状に組みたてて成り、各部材は各層の部材を交換可能に構成されていること
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6240350B1 (ja) * 2017-02-01 2017-11-29 株式会社タカラトミー コマ発射装置

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