JP3097041B2 - 圧油供給装置の戻り流量分担回路 - Google Patents

圧油供給装置の戻り流量分担回路

Info

Publication number
JP3097041B2
JP3097041B2 JP05201613A JP20161393A JP3097041B2 JP 3097041 B2 JP3097041 B2 JP 3097041B2 JP 05201613 A JP05201613 A JP 05201613A JP 20161393 A JP20161393 A JP 20161393A JP 3097041 B2 JP3097041 B2 JP 3097041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic actuator
chamber
control valve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05201613A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0754805A (ja
Inventor
伸実 吉田
忠雄 唐鎌
伸久 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP05201613A priority Critical patent/JP3097041B2/ja
Priority to GB9600385A priority patent/GB2294978B/en
Priority to PCT/JP1994/001346 priority patent/WO1995005545A1/ja
Priority to DE4496043T priority patent/DE4496043T1/de
Priority to US08/583,017 priority patent/US6026730A/en
Publication of JPH0754805A publication Critical patent/JPH0754805A/ja
Priority to KR1019960700368A priority patent/KR960704164A/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP3097041B2 publication Critical patent/JP3097041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2225Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの油圧ポンプの吐
出圧油を複数の油圧アクチュエータに供給する圧油供給
装置において特定の油圧アクチュエータから大流量をタ
ンクに流出する戻り流量分担回路に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数の油
圧アクチュエータに供給するには、油圧ポンプの吐出路
に複数の操作弁を設け、その操作弁を切換えることで各
油圧アクチュエータに圧油を供給すれば良いが、このよ
うにすると複数の油圧アクチュエータに圧油を同時に供
給する際に、負荷の小さな油圧アクチュエータにのみ圧
油が供給されて負荷の大きな油圧アクチュエータに圧油
が供給されなくなってしまう。
【0003】このことで解消する圧油供給装置としては
図1に示すものが知られている。すなわち、図1に示す
ように、油圧ポンプ10は斜板11の角度を変更するこ
とで容量、つまり1回転当たり吐出流量が変化する可変
容量型の油圧ポンプとなり、その斜板11は大径ピスト
ン12で容量減方向に傾動し、小径ピストン13で容量
増方向に傾動する。前記大径ピストン12の受圧室12
aは切換弁14で油圧ポンプ10の吐出路10aに連通
・遮断され、小径ピストン13の受圧室13aは前記吐
出路10aに接続してある。
【0004】前記油圧ポンプ10吐出路10aには複数
の方向制御弁15が設けてあり、各方向制御弁15と油
圧アクチュエータ16を接続する回路17に圧力補償弁
18がそれぞれ設けてあり、該圧力補償弁18は第1受
圧部19の圧油で低圧セット側に押され、第2受圧部2
0の圧油で高圧セット側に押され、第2受圧部20の圧
油で高圧セット側に押される構成としてあり、第1受圧
部19は方向制御弁15の出口側に接続して出口側圧力
が供給され、第2受圧部20はシャトル弁21を経て各
回路17に接続されて最も高い負荷圧が供給される。
【0005】前記切換弁14は吐出路10a内の圧力で
連通方向に押され、バネ22と前記負荷圧でドレーン方
向に押されて、吐出圧力P1 が高くなると大径ピストン
12の受圧室12aに吐出圧を供給して斜板11を容量
減方向に傾動し、吐出圧力P1 が低くなると大径ピスト
ン12の受圧室12aをタンク側に流出して斜板11を
容量増方向に傾動する。
【0006】前記負荷圧を切換弁14の受圧部14aに
供給する回路23、つまり、受圧部14aとシャトル弁
21の出力側を接続する回路23は絞り24を経てタン
ク25に接続している。
【0007】かかる圧油供給装置であれば各方向制御弁
15を中立位置aから供給位置bに切換えると油圧ポン
プ10の吐出圧油が油圧アクチュエータ16に供給され
ると共に、高い方の負荷圧がシャトル弁21で検出され
て圧力補償弁18の第2受圧部20にそれぞれ作用し、
各圧力補償弁18を最も負荷圧によりセットされるか
ら、油圧ポンプ10の吐出圧油を負荷の異なる複数の油
圧アクチュエータに供給できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる圧油供給装置に
おいては油圧アクチュエータ16からタンクへ流出する
戻り流量による圧力損失は方向制御弁のメータアウト開
口面積によって決定され、特定の油圧アクチュエータ1
6、例えばパワーショベルのブームシリンダ、アームシ
リンダから大流量をタンクへ流出する場合には、その方
向制御弁を大型としてメータアウト開口面積を大きくし
圧力損失を小さくする。
【0009】特に、ブームシリンダ、アームシリンダを
縮み作動する場合にはシリンダの縮み室に圧油を供給
し、伸び室の圧油をタンクに流出するが、シリンダの伸
び室の面積が縮み室の面積よりも大きく、縮み室に供給
した流量よりも伸び室よりタンクに流出する流量が多く
なり、ブームシリンダ、アームシリンダを速く縮み作動
するために伸び室から大流量をタンクに流出する必要が
ある。
【0010】しかしながら、方向制御弁15を大型とす
ると他の方向制御弁と大きさが異なって兼用できずにコ
ストが高くなる。
【0011】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした圧油供給装置の戻り流量分担回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、油圧ポン
プ10の吐出路10aに複数の方向制御弁15を設け、
この各方向制御弁15の出口側を圧力補償弁18を経て
油圧アクチュエータ16にそれぞれ接続し、この各圧力
補償弁18をポンプ吐出圧と各油圧アクチュエータ16
の最高負荷圧によりセットするようにした圧油供給装置
において、前記特定の油圧アクチュエータ16に圧油を
供給する特定の方向制御弁15を、特定の油圧アクチュ
エータ16の一方の室に圧油を供給し、かつ他方の室の
圧油をタンクに流出する第1の位置と特定の油圧アクチ
ュエータ16の他方の室に圧油を供給し、かつ一方の室
の圧油をタンクに流出する第2の位置に切換え可能と
し、前記油圧ポンプ10の吐出路10aと特定の油圧ア
クチュエータ16の一方の室を接続する回路に補助方向
制御弁30、圧力補償弁18、チェック弁54を順次設
け、この補助方向制御弁30を、油圧ポンプ10の吐出
圧油を圧力補償弁18、チェック弁54を経て特定の油
圧アクチュエータ16の一方の室に供給する第3の位置
と、特定の油圧アクチュエータ16の一方の室の圧油を
タンクに流出する第4の位置に切換え可能とし、前記回
路に設けた圧力補償弁18をポンプ吐出圧と各油圧アク
チュエータ16の最高負荷圧によりセットしたことを特
徴とする圧油供給装置の戻り流量分担回路である。第2
の発明は、油圧ポンプ10の吐出路10aに複数の圧力
補償弁18を設け、この各圧力補償弁18の出口側に方
向制御弁15をそれぞれ設けて各油圧アクチュエータ1
6に圧油を供給するようにし、前記各圧力補償弁18を
ポンプ吐出圧と各油圧アクチュエータ16の最高負荷圧
によりセットするようにした圧油供給装置において、前
記特定の油圧アクチュエータ16に圧油を供給する特定
の方向制御弁15を、特定の油圧アクチュエータ16の
一方の室に圧油を供給し、かつ他方の室の圧油をタンク
に流出する第1の位置と特定の油圧アクチュエータ16
の他方の室に圧油を供給し、かつ一方の室の圧油をタン
クに流出する第2の位置に切換え可能とし、前記油圧ポ
ンプ10の吐出路10aと特定の油圧アクチュエータ1
6の一方の室を接続する回路に補助方向制御弁30、圧
力補償弁18、チェック弁54を順次設け、この補助方
向制御弁30を、油圧ポンプ10の吐出圧油を圧力補償
弁18、チェック弁54を経て特定の油圧アクチュエー
タ16の一方の室に供給する第3の位置と、特定の油圧
アクチュエータ16の一方の室の圧油をタンクに流出す
る第4の位置に切換え可能とし、前記回路に設けた圧力
補償弁18をポンプ吐出圧と各油圧アクチュエータ16
の最高負荷圧によりセットしたことを特徴とする圧油供
給装置の戻り流量分担回路である。
【0013】
【作 用】第1の発明によれば、特定の方向制御弁1
5を第2の位置、補助方向制御弁30を第4の位置に切
換えることで特定の油圧アクチュエータ16の一方の室
の圧油が特定の方向制御弁15、補助方向制御弁30を
経てタンクに流出する。したがって、特定の油圧アクチ
ュエータ16の一方の室から大流量をタンクに流出する
際、圧力損失を小さくできるので、特定の方向制御弁1
5を他の方向制御弁15と同一大きさにできて兼用でき
るからコストを安くできる。しかも、特定の油圧アクチ
ュエータ16の一方の室の圧油が圧力補償弁18に流れ
ることをチェック弁54で防止され、その圧油は補助方
向制御弁30からタンクに確実に流出する。また、特定
の方向制御弁15を第1の位置、補助方向制御弁30を
第3の位置に切換えることで、特定の油圧アクチュエー
タ16の一方の室に油圧ポンプ10の吐出圧油が特定の
方向制御弁15、補助方向制御弁30を経て供給され
る。したがって、特定の方向制御弁15を他の方向制御
弁15と同一大きさで特定の油圧アクチュエータ16の
一方の室に多量の圧油を供給できる。しかも、補助方向
制御弁15から特定の油圧アクチュエータ16の一方の
室に供給される圧油は、特定の方向制御弁15から特定
の油圧アクチュエータ16の一方の室に供給される圧油
と同様に圧力補償されるから、油圧ポンプ10の吐出圧
油を特定の油圧アクチュエータ16の一方の室と他の油
圧アクチュエータ16に同時に供給できる。第2の発明
によれば、特定の方向制御弁15を第2の位置、補助方
向制御弁30を第4の位置に切換えることで特定の油圧
アクチュエータ16の一方の室の圧油が特定の方向制御
弁15、補助方向制御弁30を経てタンクに流出する。
したがって、特定の油圧アクチュエータ16の一方の室
から大流量をタンクに流出する際、圧力損失を小さくで
きるので、特定の方向制御弁15を他の方向制御弁15
と同一大きさにできて兼用できるからコストを安くでき
る。しかも、特定の油圧アクチュエータ16の一方の室
の圧油が圧力補償弁18に流れることをチェック弁54
で防止され、その圧油は補助方向制御弁30からタンク
に確実に流出する。また、特定の方向制御弁15を第1
の位置、補助方向制御弁30を第3の位置に切換えるこ
とで、特定の油圧アクチュエータ16の一方の室に油圧
ポンプ10の吐出圧油が特定の方向制御弁15、補助方
向制御弁30を経て供給される。したがって、特定の方
向制御弁15を他の方向制御弁15と同一大きさで特定
の油圧アクチュエータ16の一方の室に多量の圧油を供
給できる。しかも、補助方向制御弁15から特定の油圧
アクチュエータ16の一方の室に供給される圧油は、特
定の方向制御弁15から特定の油圧アクチュエータ16
の一方の室に供給される圧油と同様に圧力補償されるか
ら、油圧ポンプ10の吐出圧油を特定の油圧アクチュエ
ータ16の一方の室と他の油圧アクチュエータ16に同
時に供給できる。
【0014】
【実 施 例】本発明の実施例を図2以降を参照して説
明する。なお、従来と同一部材は同一符号とする。な
お、説明の簡素化のため圧力補償弁18は一方の回路1
7にのみ設け、他方の回路には図示を省略してある。図
2に示すように油圧ポンプ10の吐出路10aに補助方
向制御弁30を設け、この補助方向制御弁30の第1ア
クチュエータポート31を回路32を経て一方の油圧ア
クチュエータ16の伸び室16aに接続してある。前記
補助方向制御弁30は第1・第2アクチュエータポート
31,33とポンプポート34とタンクポート35を有
し、各ポートを遮断する中立位置c、ポンプポート34
を第2アクチュエータポート33に連通し、かつ第1ア
クチェータポート31をタンクポート35に連通する第
1位置d、ポンプポート34と第1アクチュエータポー
ト31を遮断し、かつ第2アクチュエータポート33を
タンクポート35に連通する第2位置eに切換えられ
る。
【0015】パイロットバルブ40はパイロット用油圧
ポンプ41の吐出圧油を第1・第2パイロット回路4
2,43に供給するもので、その第1パイロット回路4
2は前記補助方向制御弁30の第1受圧部30aと一方
(右側)の方向制御弁15の第1受圧部15aに接続
し、第2パイロット回路43は補助方向制御弁30の第
2受圧部30bと一方(右側)の方向制御弁15の第2
受圧部15bに接続している。
【0016】このようであるから、パイロットバルブ4
0により第1パイロット回路42にパイロット圧油を供
給すると一方の方向制御弁15が右方の供給位置b、補
助方向切換弁30が第1位置dとなり、油圧ポンプ10
の吐出圧油は一方(右側)の油圧アクチュエータ16の
縮み室16bに供給され、伸び室16aの戻り油は一方
の方向制御弁15及び補助方向切換弁30よりタンクに
流出する。したがって、一方の油圧アクチュエータ16
の伸び室16aから戻り流量による圧力損失は一方の方
向制御弁15と補助方向制御弁30のメータアウト開口
面積の和の2乗に反比例するので、戻り流量によるロス
を低減できる。
【0017】パイロット弁40により第2パイロット回
路43にパイロット圧油を供給した時には一方の方向制
御弁15が左方の供給位置b、補助方向制御弁30が第
2位置eとなるが、補助方向制御弁30が第2位置eの
時にはポンプポート33と第1アクチュエータポート3
1が遮断されるので一方の方向制御弁15のみより一方
(右側)の圧油アクチュエータ16の縮み室16bより
タンクに圧油が流出する。
【0018】このように、一方の油圧アクチュエータ1
6の伸び室16aより大流量を低圧損タンクに流出でき
るから、例えばパワーショベルの、アームシリンダを速
く縮み作動できてダンプ時に有利となる。
【0019】図3は第2実施例を示し、油圧アクチュエ
ータ16はパワーショベルのアームシリンダとなり、補
助方向制御弁30をポンプポート50、第1・第2アク
チュエータポート51,52、タンクポート53を有
し、ばね力で各ポートを遮断する中立位置fに保持し、
第1受圧部30aの圧力で第2アクチュエータポート5
2とタンクポート53を連通し、かつポンプポート50
と第1アクチュエータポート51を遮断する第1位置g
となり、第2受圧部30bの圧力でポンプポート50と
第1アクチュエータポート51を連通し、かつ第2アク
チュエータポート52とタンクポート53を連通する第
2位置hとなるようにしてある。前記第1アクチュエー
タポート51は圧力補償弁18、チェック弁54を介し
て回路55で油圧アクチュエータ16の伸び室16aに
接続し、第2アクチュエータポート52が回路56で回
路55におけるチェック弁54より上流側に接続してあ
る。
【0020】このようにすれば、方向制御弁15を右側
の供給位置bとして油圧アクチュエータ16の伸び室1
6aに圧油を供給する時には補助方向制御弁30が第2
位置hとなって圧力補償弁18を経て油圧アクチュエー
タ16の伸び室16aに圧油を供給できるし、方向制御
弁15を左側の供給位置bとして油圧アクチュエータ1
6の縮み室16bに圧油を供給する時には補助方向制御
弁30が第1位置となって油圧アクチュエータ16の伸
び室16a内の圧油をタンクに流出できる。
【0021】以上の各実施例は圧力補償弁18を方向制
御弁15と油圧アクチュエータ16との間に設けたが、
図4に示すように油圧ポンプ10と方向制御弁15との
間に圧力補償弁18を設けても良い。この場合には補助
方向制御弁30を第1・第2アクチュエータポート3
1,33と第1・第2タンクポート36,37を有し、
第1位置dの時に第1アクチュエータポート31と第1
タンクポート36を連通するものとする。
【0022】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、特定の方
向制御弁15を第2の位置、補助方向制御弁30を第4
の位置に切換えることで特定の油圧アクチュエータ16
の一方の室の圧油が特定の方向制御弁15、補助方向制
御弁30を経てタンクに流出する。したがって、特定の
油圧アクチュエータ16の一方の室から大流量をタンク
に流出する際、圧力損失を小さくできるので、特定の方
向制御弁15を他の方向制御弁15と同一大きさにでき
て兼用できるからコストを安くできる。しかも、特定の
油圧アクチュエータ16の一方の室の圧油が圧力補償弁
18に流れることをチェック弁54で防止され、その圧
油は補助方向制御弁30からタンクに確実に流出する。
また、特定の方向制御弁15を第1の位置、補助方向制
御弁30を第3の位置に切換えることで、特定の油圧ア
クチュエータ16の一方の室に油圧ポンプ10の吐出圧
油が特定の方向制御弁15、補助方向制御弁30を経て
供給される。したがって、特定の方向制御弁15を他の
方向制御弁15と同一大きさで特定の油圧アクチュエー
タ16の一方の室に多量の圧油を供給できる。しかも、
補助方向制御弁15から特定の油圧アクチュエータ16
の一方の室に供給される圧油は、特定の方向制御弁15
から特定の油圧アクチュエータ16の一方の室に供給さ
れる圧油と同様に圧力補償されるから、油圧ポンプ10
の吐出圧油を特定の油圧アクチュエータ16の一方の室
と他の油圧アクチュエータ16に同時に供給できる。請
求項2に係る発明によれば、特定の方向制御弁15を第
2の位置、補助方向制御弁30を第4の位置に切換える
ことで特定の油圧アクチュエータ16の一方の室の圧油
が特定の方向制御弁15、補助方向制御弁30を経てタ
ンクに流出する。したがって、特定の油圧アクチュエー
タ16の一方の室から大流量をタンクに流出する際、圧
力損失を小さくできるので、特定の方向制御弁15を他
の方向制御弁15と同一大きさにできて兼用できるから
コストを安くできる。しかも、特定の油圧アクチュエー
タ16の一方の室の圧油が圧力補償弁18に流れること
をチェック弁54で防止され、その圧油は補助方向制御
弁30からタンクに確実に流出する。また、特定の方向
制御弁15を第1の位置、補助方向制御弁30を第3の
位置に切換えることで、特定の油圧アクチュエータ16
の一方の室に油圧ポンプ10の吐出圧油が特定の方向制
御弁15、補助方向制御弁30を経て供給される。した
がって、特定の方向制御弁15を他の方向制御弁15と
同一大きさで特定の油圧アクチュエータ16の一方の室
に多量の圧油を供給できる。しかも、補助方向制御弁1
5から特定の油圧アクチュエータ16の一方の室に供給
される圧油は、特定の方向制御弁15から特定の油圧ア
クチュエータ16の一方の室に供給される圧油と同様に
圧力補償されるから、油圧ポンプ10の吐出圧油を特定
の油圧アクチュエータ16の一方の室と他の油圧アクチ
ュエータ16に同時に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…油圧ポンプ、10a…吐出路、15…方向制御
弁、16…油圧アクチュエータ、18…圧力補償弁、3
0…補助方向制御弁、40…パイロットバルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−210102(JP,A) 特開 昭56−131806(JP,A) 特開 平2−125034(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 - 11/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ10の吐出路10aに複数の
    方向制御弁15を設け、この各方向制御弁15の出口側
    を圧力補償弁18を経て油圧アクチュエータ16にそれ
    ぞれ接続し、この各圧力補償弁18をポンプ吐出圧と各
    油圧アクチュエータ16の最高負荷圧によりセットする
    ようにした圧油供給装置において、 前記特定の油圧アクチュエータ16に圧油を供給する特
    定の方向制御弁15を、特定の油圧アクチュエータ16
    の一方の室に圧油を供給し、かつ他方の室の圧油をタン
    クに流出する第1の位置と特定の油圧アクチュエータ1
    6の他方の室に圧油を供給し、かつ一方の室の圧油をタ
    ンクに流出する第2の位置に切換え可能とし、 前記油圧ポンプ10の吐出路10aと特定の油圧アクチ
    ュエータ16の一方の室を接続する回路に補助方向制御
    弁30、圧力補償弁18、チェック弁54を順次設け、
    この補助方向制御弁30を、油圧ポンプ10の吐出圧油
    を圧力補償弁18、チェック弁54を経て特定の油圧ア
    クチュエータ16の一方の室に供給する第3の位置と、
    特定の油圧アクチュエータ16の一方の室の圧油をタン
    クに流出する第4の位置に切換え可能とし、前記回路に
    設けた圧力補償弁18をポンプ吐出圧と各油圧アクチュ
    エータ16の最高負荷圧によりセットしたことを特徴と
    する圧油供給装置の戻り流量分担回路。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプ10の吐出路10aに複数の
    圧力補償弁18を設け、この各圧力補償弁18の出口側
    に方向制御弁15をそれぞれ設けて各油圧アクチュエー
    タ16に圧油を供給するようにし、前記各圧力補償弁1
    8をポンプ吐出圧と各油圧アクチュエータ16の最高負
    荷圧によりセットするようにした圧油供給装置におい
    て、前記特定の油圧アクチュエータ16に圧油を供給する特
    定の方向制御弁15を、特定の油圧アクチュエータ16
    の一方の室に圧油を供給し、かつ他方の室の圧油をタン
    クに流出する第1の位置と特定の油圧アクチュエータ1
    6の他方の室に圧油を供給し、かつ一方の室の圧油をタ
    ンクに流出する第2の位置に切換え可能とし、 前記油圧ポンプ10の吐出路10aと特定の油圧アクチ
    ュエータ16の一方の 室を接続する回路に補助方向制御
    弁30、圧力補償弁18、チェック弁54を順次設け、
    この補助方向制御弁30を、油圧ポンプ10の吐出圧油
    を圧力補償弁18、チェック弁54を経て特定の油圧ア
    クチュエータ16の一方の室に供給する第3の位置と、
    特定の油圧アクチュエータ16の一方の室の圧油をタン
    クに流出する第4の位置に切換え可能とし、前記回路に
    設けた圧力補償弁18をポンプ吐出圧と各油圧アクチュ
    エータ16の最高負荷圧によりセットしたことを特徴と
    する圧油供給装置の戻り流量分担回路。
JP05201613A 1993-08-13 1993-08-13 圧油供給装置の戻り流量分担回路 Expired - Lifetime JP3097041B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05201613A JP3097041B2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 圧油供給装置の戻り流量分担回路
GB9600385A GB2294978B (en) 1993-08-13 1994-08-12 Flow control device for hydraulic circuit
PCT/JP1994/001346 WO1995005545A1 (fr) 1993-08-13 1994-08-12 Dispositif de regulation de debit pour circuit hydraulique
DE4496043T DE4496043T1 (de) 1993-08-13 1994-08-12 Durchflussregelkreis in einer hydraulischen Schaltung
US08/583,017 US6026730A (en) 1993-08-13 1994-08-12 Flow control apparatus in a hydraulic circuit
KR1019960700368A KR960704164A (ko) 1993-08-13 1996-01-19 유압 회로의 유량 제어 장치(Flow control apparatus in a hydralic circuit)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05201613A JP3097041B2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 圧油供給装置の戻り流量分担回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0754805A JPH0754805A (ja) 1995-02-28
JP3097041B2 true JP3097041B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=16443968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05201613A Expired - Lifetime JP3097041B2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 圧油供給装置の戻り流量分担回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3097041B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451352C (zh) * 2003-08-20 2009-01-14 株式会社小松制作所 油压驱动控制装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4642269B2 (ja) * 2001-05-21 2011-03-02 株式会社小松製作所 建設機械の油圧回路
JP5554575B2 (ja) * 2010-01-15 2014-07-23 住友建機株式会社 建設機械の油圧回路

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744224U (ja) * 1980-08-28 1982-03-11
JPH0527765U (ja) * 1991-09-13 1993-04-09 株式会社リコー 画像形成装置の現像ユニツト駆動装置
JP3796364B2 (ja) * 1999-01-27 2006-07-12 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP2003139221A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Funai Electric Co Ltd ギア取り付け構造
JP2005241946A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および駆動伝達継ぎ手
JP4431467B2 (ja) * 2004-09-03 2010-03-17 株式会社リコー 画像形成装置。
JP2007147881A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Brother Ind Ltd 現像カートリッジおよび画像形成装置
JP4604063B2 (ja) * 2007-06-11 2010-12-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5039481B2 (ja) * 2007-08-31 2012-10-03 株式会社リコー 連結装置、連結方法および画像形成装置
JP5471015B2 (ja) * 2009-04-28 2014-04-16 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451352C (zh) * 2003-08-20 2009-01-14 株式会社小松制作所 油压驱动控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0754805A (ja) 1995-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6026730A (en) Flow control apparatus in a hydraulic circuit
US6151894A (en) Apparatus for recovering pressure oil returned from actuators
JP3124094B2 (ja) 複数アクチュエータの制御装置
US5481872A (en) Hydraulic circuit for operating plural actuators and its pressure compensating valve and maximum load pressure detector
JP3491771B2 (ja) 圧力補償弁及び圧油供給装置
US5845678A (en) Pressurized fluid supply system
JP2557000B2 (ja) 操作弁装置
US5673557A (en) Displacement control system for variable displacement type hydraulic pump
US6161467A (en) Fluid control system with regeneration
US7059237B2 (en) Multiple-directional switching valve
US5188147A (en) Pressure compensating type hydraulic valve
JP3097041B2 (ja) 圧油供給装置の戻り流量分担回路
JP3289852B2 (ja) 流量応援用方向制御弁
US5212950A (en) Hydraulic circuit with pilot pressure controlled bypass
US5291821A (en) Hydraulic circuit for swivel working machine
EP0913586A1 (en) Hydraulic oil supply apparatus
US6325104B1 (en) Hydraulic circuit, precedence valve block and operation valve block assembly
EP0684387B1 (en) Load-sensing active hydraulic control device
JP2764683B2 (ja) 圧油供給装置の流量応援回路
JP3095240B2 (ja) 油圧作業回路
JP3155243B2 (ja) 再生機能を有する油圧制御装置
JP3499601B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP2556998B2 (ja) 油圧回路
JP2991529B2 (ja) 油圧作業回路
JP2556999B2 (ja) 油圧回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term