JP3096881U - 自動車用フロントサイドアンダーミラー - Google Patents

Abstract

【課題】多くの乗用車において設置可能な、前輪部付近を視認するためのフロントサイドアンダーミラーを提供する。
【解決手段】本考案によるフロントサイドアンダーミラー１を自動車のドアミラー２に固定設置し、自在ジョイントで鏡面の角度を調節することによって、前輪部付近を視認することが可能となり、路肩に自動車を幅寄せする場合など（特に路肩に障害物や段差がある場合など）に有用と考えられる。さらに本考案によるフロントサイドアンダーミラー１は、ほとんどの乗用車の既存のドアミラーに設置することが可能であり、外観の悪化も比較的少なく、また、その構造は極めて簡単で、軽量で丈夫かつ安価なものであり、実用性に優れたものと考えられる。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車のドアミラーに固定設置して、前輪部付近を視認するための、フロントサイドアンダーミラーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車の前輪部付近を視認するサイドアンダーミラーは、トラックにみられるように、前輪より前に位置するバックミラーなどに設置するものが知られている。また、一部の乗用車（クロカンタイプ）でフェンダー部に設置するものが知られているが、それ以外の乗用車では該当するものは見当たらない。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
多くの乗用車では、前輪部付近を視認するための設置可能なサイドアンダーミラーは見当たらない。また、一部の乗用車（クロカンタイプ）にみられるフェンダー部に設置するサイドアンダーミラーは、前輪部付近の視認性は必ずしも良好とはいえず、また外観を損なうなどの欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案によるフロントサイドアンダーミラーは、ドアミラーに固定設置し、自在ジョイントでミラーの角度を調節して、前輪付近の視認性を得るものである。また、ほとんどの乗用車の既存のドアミラーに設置することが可能であり、良好な視認性が得られ、かつ外観の悪化は比較的小さいものと考えられる。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１に示すように、本考案によるフロントサイドアンダーミラーを、自動車のドアミラーに固定設置することによって、前輪部付近を視認することが可能となる。
【０００６】
【実施例】
本考案によるフロントサイドアンダーミラーを、図２（鏡面側からの外観図）および図３（鏡面の裏側からの外観図）に示す。
【０００７】
本考案によるフロントサイドアンダーミラーを、自動車のドアミラーに両面テープやビスなどを用いて固定設置し、前輪部付近が視認できるように自在ジョイントでミラーの角度を調節する（図１）。設置に際しては、粘着テープ等を用いて仮設置して、前輪部付近が視認できることを確認しておく。なお、可倒式のドアミラーに固定設置する場合は、ドアミラーを折りたたんだ状態でドア等に支障がない位置に設置する。以上のように設置することによって、前輪部付近（図４の破線領域）を視認することが可能となる。
【０００８】
【考案の効果】
本考案によるフロントサイドアンダーミラーを、自動車のドアミラーに固定設置することによって、前輪部付近を視認することが可能となり、路肩に自動車を幅寄せする場合など（特に路肩に障害物や段差がある場合など）に、有用と考えられる。さらに本考案によるフロントサイドアンダーミラーは、ほとんどの乗用車の既存のドアミラーに設置することが可能であり、外観の悪化も比較的少なく、また、その構造は極めて簡単で、軽量で丈夫かつ安価なものであり、実用性に優れたものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案によるフロントサイドアンダーミラーを、自動車のドアミラーに固定設置した図である。
【図２】本考案によるフロントサイドアンダーミラーの、鏡面側から見た外観図である。なお、鏡面は凸面とする。
【図３】本考案によるフロントサイドアンダーミラーの、鏡面の裏側から見た外観図である。
【図４】本考案によるフロントサイドアンダーミラーを自動車のドアミラーに設置した場合の、視認領域（破線の領域）を示す図である。
【符号の説明】
１・・・本考案によるフロントサイドアンダーミラー
２・・・自動車のドアミラー
３・・・ドアミラーへの固定設置部
４・・・自在ジョイント
５・・・鏡面保持部
６・・・鏡面（凸面）
７・・・視認領域

Claims (1)

1. 自動車のドアミラーに固定設置して、前輪部付近を視認するための、フロントサイドアンダーミラー。

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