JP3093541B2 - プログラムおよびデータの版数管理を行う端末装置およびオンラインシステム - Google Patents

プログラムおよびデータの版数管理を行う端末装置およびオンラインシステム

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JP3093541B2
JP3093541B2 JP05290706A JP29070693A JP3093541B2 JP 3093541 B2 JP3093541 B2 JP 3093541B2 JP 05290706 A JP05290706 A JP 05290706A JP 29070693 A JP29070693 A JP 29070693A JP 3093541 B2 JP3093541 B2 JP 3093541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュメモリなど
の書換え可能な記憶媒体に格納された動作プログラムお
よびデータに基づいてオンライン処理を行う端末装置お
よびこのような端末装置を備えたオンラインシステムに
関するものである。
【0002】近年、書換え可能ROMの一種であるEE
PROMの高集積化が進み、従来のROMと同等の大容
量を有するEEPROMがフラッシュメモリとして市販
されている。
【0003】このフラッシュメモリは、電気的に消去,
書込が可能であることから、様々な分野に広く普及して
おり、トータリゼータシステムなどのオンラインシステ
ムの端末装置の動作プログラムの格納用としても期待さ
れている。
【0004】
【従来の技術】図13に、従来のトータリゼータシステ
ムの端末装置の構成例を示す。図13において、従来の
端末装置は、初期化処理のプログラムを格納するROM
201の他に、大容量のEPROM202を備えてい
る。また、端末装置は、ホストコンピュータとの間の通
信を制御する通信制御部203を備えており、この通信
制御部203とROM201とEPROM202とCP
U204とは、バスを介して相互に接続されている。
【0005】このCPU204は、電源の投入に応じ
て、まず、ROM201に格納されたプログラムに従っ
て初期化処理を行い、次いで、EPROM202内のオ
ンライン処理用プログラムの実行を開始し、入出力装置
を介して入力される操作者からの指示に応じて、通信制
御部203を制御して、ホストコンピュータとの間でデ
ータの授受を行う構成となっている。但し、図13にお
いては、入出力装置やその制御部などは省略した。
【0006】周知のように、EPROMの内容を書き換
えるためには、ROMライタなどの専用の装置が必要で
ある。このため、端末装置のオンライン処理用のプログ
ラムを変更する際には、上述したEPROMを搭載した
基板を端末装置から外して端末装置のメーカーの工場に
搬送し、メーカー側の保守作業者が、基板からEPRO
Mを外してROMライタで新しいプログラムを書き込
み、元の基板に差し込む作業を行っていた。
【0007】つまり、従来は、端末装置のプログラムや
データの更新処理やその版数の管理は、全てメーカー側
で行われていた。したがって、プログラムやデータの版
数に関する情報は、EPROMを搭載した基板等にシー
ルや捺印を施して示されており、保守作業者は、シール
などで示された情報に基づいて、保守作業を行ってい
た。また、プログラムやデータの中に版数に関する情報
が含まれていても、保守作業者がEPROMの内容を確
認する程度で、その情報を端末装置側で積極的に使用す
ることはなかった。
【0008】一方、電気的に書換えが可能なEEPRO
Mを端末装置に搭載すれば、ホストコンピュータ側から
プログラムやデータの書換えを行うことが可能である。
しかし、従来のEEPROMは小容量であったため、十
分な容量を確保するためには、多数のEEPROMを搭
載する必要があり、装置規模が増大してしまう。このた
め、トータリゼータシステムのように、端末装置に小型
化が要求される分野では実用化されていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなプログ
ラムおよびデータの更新処理は、煩雑な作業であり、ま
た、オンラインシステムには、多数の端末装置が接続さ
れているから、全ての端末装置のプログラムおよびデー
タを更新するためには、膨大な工数が必要となる。この
ため、メーカーの保守作業者の負担が大きかった。
【0010】一方、上述したフラッシュメモリの開発に
より、装置を大型化することなく、EPROMをこのフ
ラッシュメモリによって置き換えることが可能となり、
ホストコンピュータ側から、オンライン処理用プログラ
ムをダウンロードする構成が実現可能となった。
【0011】しかしながら、ホストコンピュータが、単
純に端末装置の動作プログラムおよびデータをダウンロ
ードした場合には、次に述べるような問題が発生する可
能性がある。
【0012】例えば、ダウンロードの途中で停電やプロ
グラムの暴走が発生すると、フラッシュメモリの書換え
処理が途中で中断されて場合がある。この場合に、電源
の復旧後に端末装置を立ち上げると、端末装置は書換え
途中の誤ったプログラムに従って動作を開始してしま
う。
【0013】このような障害を防ぐための技術として、
移動電話システムなどの大規模なオンラインシステムで
は、更新前のプログラムやデータを保持しておき、ダウ
ンロードされたプログラムやデータをチェックしてか
ら、新しいプログラムやデータを用いて再立ち上げする
技法が知られている。
【0014】しかし、この技法は、更新前のプログラム
やデータを保持しておくために、更に大容量のメモリを
必要とするため、端末装置の小型化が重視される分野に
適用することは困難である。
【0015】本発明は、簡易な構成によって、自身に与
えられたプログラムやデータの正当性を判断し、適切な
処理を行う端末装置を提供することを目的とする。ま
た、各端末装置に与えられたプログラムやデータの正当
性を判断し、適切な処理を行うオンラインシステムを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1および
請求項2の端末装置の原理構成を示す図である。請求項
1の発明は、書換え可能な記憶媒体からなる格納手段1
11を備え、この格納手段111内の動作プログラムお
よびデータに基づいて、ホストコンピュータ120との
間のオンライン処理を行う端末装置において、ホストコ
ンピュータ120から動作プログラムおよびデータとと
もにその版数情報を受け取り、この版数情報を動作プロ
グラムおよびデータの前後にそれぞれ付加してから格納
手段111に格納する格納制御手段112と、オンライ
ン処理の開始に先立って、格納手段111から動作プロ
グラムおよびデータの前後に付加された2つの版数情報
を読み出して照合する照合手段113と、2つの版数情
報が一致した旨の照合結果に応じて、格納手段111内
の動作プログラムおよびデータに基づいたオンライン処
理を開始するオンライン処理手段114と、2つの版数
情報が不一致である旨の照合結果に応じて、動作プログ
ラムおよびデータが異常である旨を表すメッセージを表
示する表示手段115とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、書換え可能な記憶媒体
からなる格納手段111を備え、この格納手段111内
の動作プログラムおよびデータに基づいて、ホストコン
ピュータ120との間のオンライン処理を行う端末装置
において、ホストコンピュータ120から動作プログラ
ムおよびデータとともにその版数情報を受け取り、この
版数情報を動作プログラムおよびデータの前後にそれぞ
れ付加してから格納手段111に格納する格納制御手段
112と、オンライン処理の開始に先立って、格納手段
111から動作プログラムおよびデータの前後に付加さ
れた2つの版数情報を読み出して照合する照合手段11
3と、2つの版数情報が一致した旨の照合結果に応じ
て、格納手段111内の動作プログラムおよびデータに
基づいたオンライン処理を開始するオンライン処理手段
114と、2つの版数情報が不一致である旨の照合結果
に応じて、動作プログラムおよびデータが異常である旨
を表すメッセージをホストコンピュータ120に通知す
る異常通知手段116とを備えたことを特徴とする。
【0018】図2は、請求項3のオンラインシステムの
原理構成図である。請求項3の発明は、書換え可能な記
憶媒体からなる格納手段111を備え、この格納手段1
11内の動作プログラムおよびデータに基づいて、ホス
トコンピュータ120との間のオンライン処理を行う少
なくとも1つの端末装置110を備えたオンラインシス
テムにおいて、端末装置110は、ホストコンピュータ
120から動作プログラムおよびデータとともにその版
数情報を受け取り、この版数情報を動作プログラムおよ
びデータの前後にそれぞれ付加してから格納手段111
に格納する格納制御手段112と、オンライン処理の開
始に先立って、格納手段111から動作プログラムおよ
びデータの前後に付加された2つの版数情報を読み出し
て照合する照合手段113と、2つの版数情報が一致し
た旨の照合結果に応じて、格納手段111内の動作プロ
グラムおよびデータに基づいたオンライン処理を開始す
るオンライン処理手段114と、2つの版数情報が不一
致である旨の照合結果に応じて、格納手段111内の動
作プログラムおよびデータが異常である旨を表すメッセ
ージをホストコンピュータ120に通知する異常通知手
段116とを備えた構成であり、ホストコンピュータ1
20は、メッセージの通知に応じて、該当する端末装置
110に対して、動作プログラムおよびデータを送出す
るダウンロード手段121を備えた構成であることを特
徴とする。
【0019】図3は、請求項4のオンラインシステムの
原理構成を示す図である。請求項4の発明は、書換え可
能な記憶媒体からなる格納手段111とこの格納手段1
11内の動作プログラムおよびデータに基づいて、ホス
トコンピュータ120との間のオンライン処理を行うオ
ンライン処理手段114とを備えた少なくとも1つの端
末装置110を備えたオンラインシステムにおいて、端
末装置110は、ホストコンピュータ120から動作プ
ログラムおよびデータとともにその版数情報を受け取
り、この版数情報を動作プログラムおよびデータの前後
にそれぞれ付加してから格納手段111に格納する格納
制御手段112と、オンライン処理の開始に先立って、
格納手段111から動作プログラムおよびデータの前後
に付加された2つの版数情報に基づいて自身の状態に関
する状態情報を作成し、ホストコンピュータ120にこ
の状態情報を通知する状態通知手段117とを備えた構
成であり、ホストコンピュータ120は、ダウンロード
指示に応じて、動作プログラムおよびデータを指定され
た端末装置110に送出するダウンロード手段122
と、各端末装置110から通知される状態情報に応じ
て、各端末装置110のオンライン処理手段114に対
する起動指示およびダウンロード手段122に対するダ
ウンロード指示を作成する端末管理手段123とを備え
た構成であることを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1の発明は、格納制御手段112が、動
作プログラムおよびデータの前後に版数情報を付加し、
照合手段113が、この2つの版数情報を照合すること
により、端末装置が自身に与えられた動作プログラムお
よびデータの正当性をチェックすることを可能としたも
のである。更に、このチェック結果に応じて、オンライ
ン処理手段114が動作を開始する構成としたことによ
り、動作プログラムおよびデータのダウンロードが不完
全な状態で中断した場合などに、誤ったプログラムの実
行を防ぐことが可能である。また、このチェック結果を
表示手段115を介して表示することにより、端末装置
の操作者に、上述した動作プログラムおよびデータの正
当性に関する情報を提供することができる。
【0021】請求項2の発明は、動作プログラムおよび
データに異常があった場合に、異常通知手段116によ
り、その旨をホストコンピュータ120に通知するもの
である。この場合は、端末装置の異常に関する情報が自
動的にホストコンピュータ120に通知されるから、セ
ンタ側の保守作業者はこの情報に基づいて、迅速に対処
することができる。
【0022】請求項3の発明は、ホストコンピュータ1
20にダウンロード手段121を設けて、端末装置11
0からの通知に応じて、動作プログラムおよびデータの
ダウンロードを行う構成とするものである。これによ
り、動作プログラムおよびデータに異常がある場合に、
自動的にガウンロードを行うことが可能となるので、セ
ンタ側の保守作業者の負担を軽減することができる。
【0023】請求項4の発明は、ホストコンピュータ1
20に端末管理手段123を設け、各端末装置110に
備えられた状態状態通知手段117が、各自の状態に関
する状態情報を作成してホストコンピュータ120に通
知することにより、端末装置110をホストコンピュー
タ120側で集中して管理している。この場合に、端末
管理手段123は、動作プログラムおよびデータが正当
である旨が示す状態情報の通知に応じて、該当する端末
装置110のオンライン処理手段114を起動し、動作
プログラムおよびデータの異常を示す状態情報の通知に
応じて、該当する端末装置110を指定して、ダウンロ
ード手段122を起動すればよい。
【0024】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図4に、請求項1の端末装置を適用
したオンラインシステムの実施例構成図を示す。
【0025】図4において、端末装置110は、図13
に示した従来の端末装置のEPROM202に代えて、
動作プログラム格納部211を備えて構成されている。
この動作プログラム格納部211は、格納手段111に
相当するものであり、複数のフラッシュメモリで構成さ
れている。
【0026】また、表示装置205とキーボードなどの
入力装置206とは、入出力制御部207およびバスを
介してCPU204に接続されており、CPU204
は、この入出力制御部207を介して表示装置205お
よび入力装置206を制御する構成となっている。
【0027】また、図4において、ホストコンピュータ
120は、通常のオンライン処理を行うためのオンライ
ン処理部221および通信処理部222に加えて、ダウ
ンロード処理部223とプログラム格納部224とを備
えて構成されている。
【0028】このダウンロード処理部223は、端末装
置110の動作プログラムやデータを更新する旨のダウ
ンロード指示に応じて、接続された端末装置110のそ
れぞれにダウンロードを行う旨を指示し、端末装置11
0からの応答を待って、プログラム格納部224内のプ
ログラムおよびデータを通信処理部222を介して回線
に送出する構成となっている。
【0029】また、図4において、端末装置110のR
OM201には、初期化用のプログラムおよびデータに
加えて、ホストコンピュータからの指示に応じてダウン
ロード処理を行うプログラムとともに、版数チェック処
理とエラー処理とを行うプログラムが格納されている。
【0030】図5に、請求項1の端末装置を適用したオ
ンラインシステムの機能説明図を示す。図5において、
初期化処理部301,ダウンロード処理部302,チェ
ック処理部303,エラー処理部304は、それぞれ対
応するプログラムをCPU204が実行することによっ
て果たされる機能を示している。また、オンライン処理
部305は、オンライン処理手段114に相当するもの
であり、動作プログラム格納部211内のプログラムを
CPU204が実行することによって果たされる機能を
示している。
【0031】以下、図5を参照して本発明の端末装置の
動作を説明する。通信制御部203を介して、ホストコ
ンピュータから新しいプログラムおよびデータをダウン
ロードする旨の指示が入力されると、ダウンロード処理
部302が動作を開始する。
【0032】ダウンロード処理部302は、格納制御手
段112に相当するものであり、ホストコンピュータか
らのプログラムおよびデータとその版数情報(例えば、
第X版)とを受け取り、動作プログラム格納部211の
内容を書き換える。このとき、ダウンロード処理部30
2は、動作プログラム格納部211の先頭アドレスに上
述した版数情報を版数情報1として書き込み、続いて新
しいプログラムおよびデータを書き込む。また、全ての
プログラムおよびデータの書き込みが終了した後に、動
作プログラム格納部211の最終アドレスに、上述した
版数情報を版数情報2として書き込んで処理を終了す
る。
【0033】したがって、ダウンロードが正常に終了し
た場合には、図6(a) に示すように、動作プログラム格
納部211には、版数Xのプログラムおよびデータとと
もに、先頭および末尾のアドレスに版数情報1,2とし
て、版数Xを示す同一の版数情報が格納される。
【0034】一方、ダウンロードが途中で中断した場合
には、図6(b) に示すように、第X版のプログラムおよ
びデータと、更新前の第Y版のプログラムおよびデータ
とが、動作プログラム格納部211に混在した状態とな
り、先頭アドレスの版数情報1と最終アドレスの版数情
報2とは一致しない。
【0035】したがって、上述した2つの版数情報1,
2を照合することにより、プログラムおよびデータが正
当なものであるか否かを判定することが可能である。図
5において、電源投入に応じて、初期化処理部301は
初期化処理を行い、この初期化処理の終了後、チェック
処理部303を起動する。
【0036】このチェック処理部303は、照合手段1
13に相当するものであり、動作プログラム格納部21
1の先頭アドレスと最終アドレスとからそれぞれ版数情
報1,2を読み出し、2つの版数情報1,2を照合した
結果に応じて、エラー処理部304あるいはオンライン
処理部305を起動する構成となっている。
【0037】上述した2つの版数情報が一致した場合
は、チェック処理部303は、動作プログラム格納部2
11内のプログラムおよびデータを正当であると判断
し、オンライン処理部305を起動すればよい。
【0038】このように、ダウンロードされたプログラ
ムおよびデータの前後に版数情報を付加したことによ
り、簡易な構成で動作プログラム格納部211内のプロ
グラムおよびデータが正当であると判断することが可能
である。また、正当である旨のチェック結果に応じて、
オンライン処理部305を起動する構成とすることによ
り、ダウンロードが中断されたために書換えが不完全な
状態となったプログラムを実行することを防ぐことがで
きる。
【0039】これにより、小規模な端末装置を用いたオ
ンラインシステムにおいても、動作プログラムのダウン
ロードを実現することができ、保守作業者の負担を大幅
に軽減することが可能となる。
【0040】一方、2つの版数情報が不一致となった場
合は、チェック処理部303は、プログラムおよびデー
タが正当でないと判断し、エラー処理部304を起動す
る。これに応じてエラー処理部304は、プログラムお
よびデータに異常がある旨を示すメッセージを表示する
ための表示データを作成し、この表示データを入出力制
御部207を介して表示装置205に送出する。
【0041】すなわち、上述したエラー処理部304と
表示装置205および入出力制御部207によって、表
示手段115の機能を実現し、プログラムおよびデータ
の異常に関する情報を操作者に提供する構成となってい
る。
【0042】このようにして、表示装置205にメッセ
ージを表示することにより、端末装置110の操作者に
プログラムおよびデータの異常に関する情報を正確に伝
えることができる。この場合は、操作者から電話などを
介してその情報を受け取ることにより、センタ側の保守
作業者は的確な処置を行うことが可能となる。
【0043】なお、ホストコンピュータ120のプログ
ラム格納部224に、プログラムおよびデータの前後に
版数情報を予め付加した状態で格納しておき、ダウンロ
ード処理部223が、このプログラム格納部224の内
容を順次に通信処理部222を介して端末装置110に
送出する構成としてもよい。
【0044】この場合は、格納制御手段112の機能の
一部が、ホストコンピュータ120のプログラム格納部
224によって果たされているから、端末装置110の
ダウンロード処理部302は、通信制御部203を介し
て受け取った情報をそのまま動作プログラム格納部21
1に格納すればよい。
【0045】更に、端末装置がプログラムおよびデータ
の異常を検出したときに、その旨をホストコンピュータ
に通知することも可能である。図7に、請求項2の端末
装置を適用したオンラインシステムの実施例構成図を示
す。
【0046】図7において、請求項2の端末装置を適用
したオンラインシステムは、図4に示したオンラインシ
ステムのホストコンピュータ120に、メッセージ受信
部225を付加して構成されている。
【0047】このメッセージ受信部225は、プログラ
ムおよびデータの異常を示すメッセージを検出したとき
に、ホストコンピュータ120に備えられた表示処理部
226に転送する構成となっている。
【0048】また、表示処理部226は、メッセージ受
信部225を介して得られたメッセージに基づいて表示
データを作成し、ホストコンピュータ120に備えられ
た表示装置227にこの表示データを送出する。これに
より、上述したメッセージに関する情報を表示すること
ができる。
【0049】この場合は、端末装置110のROM20
1に格納するエラー処理用プログラムとして、プログラ
ムおよびデータの異常に関するメッセージを作成し、通
信制御部203を介してホストコンピュータに通知する
処理を行うプログラムを格納しておけばよい。
【0050】図8に、請求項2の端末装置を適用したオ
ンラインシステムの機能説明図を示す。図8において、
図5に示した各部と同一の機能を果たすものについて
は、同じ符号を付して示した。また、図8において、異
常通知処理部311は、ホストコンピュータ120への
通知処理を行うエラー処理用プログラムをCPU204
が実行することによって果たされる機能を示している。
【0051】この場合は、チェック処理部303による
チェック結果に応じて、異常通知処理部311により、
プログラムおよびデータの異常に関するメッセージが作
成され、通信制御部203を介してホストコンピュータ
120に通知される。すなわち、異常通知処理部311
と通信制御部203とにより、異常通知手段116の機
能を実現する構成となっている。この異常通知処理部3
11は、ホストコンピュータ120に通知するためのメ
ッセージとして、例えば、ダウンロードが不完全である
旨のメッセージを作成すればよい。
【0052】このメッセージは、ホストコンピュータ1
20のメッセージ受信部225を介して表示処理部22
6に転送され、この表示処理部226により、このメッ
セージを表示するための表示データが作成され、表示装
置227に送出される。
【0053】ここで、メッセージ受信部225におい
て、メッセージの発信元の端末装置110の識別情報を
抽出し、この識別情報とともに上述したメッセージの内
容を表示処理部226に送出すれば、表示装置227に
より、該当する端末装置110を特定する情報ととも
に、ダウンロードが不完全である旨の情報を表示するこ
とができる。
【0054】このようにして、チェック処理部302に
よるチェック結果に応じて、異常通知処理部311がプ
ログラムおよびデータの異常に関する情報をホストコン
ピュータ120に自動的に通知し、センタ側の保守作業
者に端末装置110の異常に関する情報を提供すること
ができる。
【0055】これにより、端末装置110の操作者の手
間を省くとともに、センタ側の保守作業者に正確な情報
を迅速に提供することができるから、保守作業者は、こ
の情報に基づいて、適切な処置を素早く行うことが可能
である。例えば、ダウンロードが不完全な状態となって
いる端末装置110を指定してダウンロード指示を入力
し、該当する端末装置110に対してのみ、再度ダウン
ロードを行えばよい。
【0056】なお、エラー処理用のプログラムとして、
ホストコンピュータ120に異常を通知する処理を行う
プログラムとともに、端末装置110に備えられた表示
装置205に異常に関するメッセージを表示する処理を
行うプログラムをROM201に格納しておけば、セン
タ側の保守作業者とともに、端末装置110の操作者に
もプログラムおよびデータの異常に関する情報を提供す
ることができる。
【0057】また、プログラムおよびデータが異常であ
る旨のメッセージに応じて、ホストコンピュータ120
が、該当する端末装置110に対して自動的にプログラ
ムおよびデータのダウンロードを行うこともできる。
【0058】図9に、請求項3のオンラインシステムの
実施例構成図を示す。図9において、請求項3のオンラ
インシステムのホストコンピュータ120は、図4に示
したホストコンピュータ120にリトライ制御部228
を付加し、このリトライ制御部228からの指示に応じ
て、ダウンロード処理部223がダウンロードを行う構
成となっている。また、図9において、端末装置110
は、図7に示したオンラインシステムの端末装置110
と同様に構成されている。
【0059】上述したリトライ制御部228は、通信処
理部222を介して端末装置110からダウンロードが
不完全である旨のメッセージを受け取ったときに、ダウ
ンロード処理部223を起動すればよい。
【0060】また、通信処理部222が、上述したメッ
セージとともにその発信元を示す識別情報をリトライ制
御部228に送出する構成とすれば、リトライ制御部2
28は、ダウンロード処理部223を起動する際に、該
当する端末装置110を指定することが可能となる。こ
れにより、ダウンロードが不完全な状態となっている端
末装置110を選択して、自動的に再度のダウンロード
を行うことができる。
【0061】このように、リトライ制御部228がダウ
ンロード処理部223を制御することによって、ダウン
ロード手段121の機能を実現し、ダウンロードが中断
された場合などに、端末装置110からの通知に応じ
て、ホストコンピュータ120が自動的にプログラムお
よびデータのダウンロードを行うことが可能となる。
【0062】これにより、プログラムおよびデータの異
常を示すメッセージが届くたびに、ダウンロードを指示
する必要がなくなるから、センタ側の保守作業者の手間
を省くことができる。
【0063】また、各端末装置110の状態情報に基づ
いて、ホストコンピュータがすべての端末装置110を
集中して管理することもできる。図10に、請求項4の
オンラインシステムの実施例構成図を示す。
【0064】図10において、請求項4のオンラインシ
ステムのホストコンピュータ120は、図9に示したホ
ストコンピュータ120のリトライ制御部228に代え
て、端末管理手段123に相当する端末状態管理部22
9と状態情報テーブル230とを備え、この端末状態管
理部229が通信処理部222を介して各端末装置11
0の状態情報を受け取って、状態情報テーブル230に
保持する構成となっている。
【0065】この場合に、ダウンロード処理部223
は、ダウンロード指示の入力に応じてすべての端末装置
110に対してダウンロードを行うとともに、端末状態
管理部229からの指示に応じて、指定された端末装置
110に対するダウンロード処理を行えばよい。
【0066】また、図10において、端末装置110の
ROM201には、版数チェック用のプログラムおよび
エラー処理用のプログラムに代えて、動作プログラム格
納部211から2つの版数情報1,2を読み出してホス
トコンピュータ120に通知する処理を行うプログラム
が格納されている。
【0067】図11に、請求項4のオンラインシステム
の機能説明図を示す。図11において、端末装置110
は、図8に示した端末装置110のチェック処理部30
3とエラー処理部304とに代えて、状態通知手段11
7に相当する状態通知処理部312を備えて構成されて
いる。この状態通知処理部312は、上述した版数情報
の通知を行うプログラムをCPU204が実行すること
によって果たされる機能を示している。
【0068】なお、図11において、図8と同一の機能
に対応するものについては同じ符号を付して示した。こ
の場合は、初期化処理部301は、初期化処理の終了後
に状態通知処理部312を起動する。これに応じて状態
通知処理部312は、動作プログラム格納部211から
版数情報1,2を読み出し、この版数情報1,2を自身
の状態情報として、通信制御部203を介してホストコ
ンピュータ120に通知する。
【0069】この通知に応じて、ホストコンピュータ1
20の端末状態管理部229は動作を開始し、各端末装
置110から通知された2つの版数情報をそれぞれ照合
し、その結果を各端末装置110の識別情報に対応して
状態情報テーブル230に格納する。例えば、2つの版
数情報が一致していれば、照合結果としてプログラムお
よびデータが正当である旨を示す論理“1”を状態情報
テーブル230に格納し、不一致であれば、プログラム
およびデータに異常がある旨を示す論理“0”を格納す
ればよい。
【0070】また、このとき、端末状態管理部229
は、版数情報1,2として同一の版数情報を通知した端
末装置110に対して、通信処理部222を介してオン
ライン処理部304を起動する命令を送出し、該当する
端末装置110のオンライン処理部305を起動する。
【0071】その後、端末状態管理部229は、全ての
端末装置110からの版数情報の照合処理が終了したと
きに、状態情報テーブル230から版数情報が不一致と
なった端末装置110を示す識別情報を抽出し、該当す
る端末装置110に対するダウンロード処理をダウンロ
ード処理部223に指示する。
【0072】これに応じて、ダウンロード処理部223
は、指定された端末装置110に対してダウンロードを
行う旨を通知し、通常と同様にしてダウンロードを行え
ばよい。
【0073】このようにして、すべての端末装置110
の状態をホストコンピュータが集中して管理することに
より、複数の端末装置110に対するダウンロード処理
が中断されてしまった場合には、これらの端末装置11
0に対して一括してダウンロードを行うことができる。
これにより、個々にダウンロードを行う場合に比べて、
短時間ですべての端末を復旧することができる。
【0074】また、上述した版数情報を通知するプログ
ラムに加えて、図5のチェック処理部303およびエラ
ー処理部304に相当するプログラムをROM201に
格納しておいてもよい。この場合は、図12に示すよう
に、状態通知処理部312によって版数情報がホストコ
ンピュータ120に通知されるとともに、チェック処理
部303により、プログラムおよびデータの正当性のチ
ェックが行われ、このチェック結果に応じて、オンライ
ン処理部305あるいはエラー処理部304が起動され
る。
【0075】この場合は、プログラムおよびデータが正
当であれば、ホストコンピュータ120からの指示を待
つことなくオンライン処理部305が起動されるから、
端末装置110を迅速に稼働状態とすることができる。
また、ダウンロードが不完全な状態である場合には、エ
ラー処理部304が動作し、入出力制御部207を介し
て表示装置205に該当するメッセージを表示すること
により、端末装置の操作者にその旨を通知することがで
きる。
【0076】また、状態通知処理部312に対応するプ
ログラムを変更すれば、版数情報を通知する代わりに、
正当性のチェック結果を通知することも可能である。例
えば、状態通知処理部312が、動作プログラム格納部
211から版数情報を読み出す代わりに、チェック処理
部303からプログラムおよびデータの正当性のチェッ
ク結果を受け取り、このチェック結果を示すメッセージ
を作成して通信制御部203を介してホストコンピュー
タ120に通知するように、ROM201内の該当する
プログラムを変更すればよい。
【0077】このように、チェック処理部303と状態
通知処理部313とによって、状態通知手段117の機
能を実現することにより、端末装置110の状態に関す
る情報として、正当性のチェック結果をホストコンピュ
ータ120に通知することができる。
【0078】また、この場合は、チェック処理部303
によるプログラムおよびデータの正当性のチェック結果
に応じて、オンライン処理部305あるいはエラー処理
部304が起動されるから、ホストコンピュータ120
の端末状態管理部229が、オンライン処理部305を
起動する必要はない。したがって、端末状態管理部29
9は、各端末装置についてのチェック結果を順次に状態
情報テーブル230に保持し、全ての端末装置の状態情
報を受け取ったときに、ダウンロードが不完全である旨
のチェック結果を抽出し、該当する端末装置の識別情報
を指定して、ダウンロード処理部223を起動すればよ
い。
【0079】つまり、この場合は、端末装置110のチ
ェック処理部303とホストコンピュータ120の端末
状態管理部229とによって、端末管理手段123の機
能を分担して果たしている。
【0080】このように、各端末装置側で版数情報の照
合処理を行ってプログラムおよびデータの正当性をチェ
ックし、この正当性のチェック結果を通知する構成とし
たことにより、端末装置110をホストコンピュータ1
20側で集中して管理したときの処理負担を軽減するこ
とができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、端末装置
の書換え可能な記憶媒体にプログラムおよびデータを書
き込む際に、その前後に版数情報を付加しておくことに
より、2つの版数情報を照合することによって、簡易な
構成でプログラムおよびデータの正当性をチェックし、
誤ったプログラムの実行を防ぐことができる。これによ
り、端末装置の小型化,低価格化が重要視される分野に
おいても、オンラインシステムの各端末装置に対して、
動作プログラムをダウンロードすることが可能となり、
保守作業者の負担を大幅に軽減することができる。
【0082】更に、端末装置が、ホストコンピュータに
対して自身の状態に関する情報を通知する機能を備える
ことにより、ダウンロードの再試行などの端末装置を稼
働させるための処理をオンラインシステムが自動的に行
うことが可能となるから、端末装置の操作者およびセン
タ側の保守作業者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2の端末装置の原理構成
を示す図である。
【図2】請求項3のオンラインシステムの原理構成を示
す図である。
【図3】請求項4のオンラインシステムの原理構成を示
す図である。
【図4】請求項1の端末装置を適用したオンラインシス
テムの実施例構成図である。
【図5】請求項1の端末装置を適用したオンラインシス
テムの機能説明図である。
【図6】版数情報の説明図である。
【図7】請求項2の端末装置を適用したオンラインシス
テムの実施例構成図である。
【図8】請求項2の端末装置を適用したオンラインシス
テムの機能説明図である。
【図9】請求項3のオンラインシステムの実施例構成図
である。
【図10】請求項4のオンラインシステムの実施例構成
図である。
【図11】請求項4のオンラインシステムの機能説明図
である。
【図12】請求項4のオンラインシステムの機能説明図
である。
【図13】従来の端末装置の構成図である。
【符号の説明】
110 端末装置 111 格納手段 112 格納制御手段 113 照合手段 114 オンライン処理手段 115 表示手段 116 異常通知手段 117 状態通知手段 120 ホストコンピュータ 121,122 ダウンロード手段 123 端末管理手段 201 ROM 202 EPROM 203 通信制御部 204 CPU 205,227 表示装置 206 入力装置 207 入出力制御部 211 動作プログラム格納部 221,305 オンライン処理部 222 通信処理部 223,302 ダウンロード処理部 224 プログラム格納部 225 メッセージ受信部 226 表示処理部 228 リトライ制御部 229 端末状態管理部 230 状態情報テーブル 301 初期化処理部 303 チェック処理部 304 エラー処理部 311 異常通知処理部 312 状態通知処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 9/445 G06F 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書換え可能な記憶媒体からなる格納手段
    (111)を備え、この格納手段(111)内の動作プ
    ログラムおよびデータに基づいて、ホストコンピュータ
    (120)との間のオンライン処理を行う端末装置にお
    いて、 前記ホストコンピュータ(120)から動作プログラム
    およびデータとともにその版数情報を受け取り、この版
    数情報を前記動作プログラムおよびデータの前後にそれ
    ぞれ付加してから前記格納手段(111)に格納する格
    納制御手段(112)と、 前記オンライン処理の開始に先立って、前記格納手段
    (111)から前記動作プログラムおよびデータの前後
    に付加された2つの版数情報を読み出して照合する照合
    手段(113)と、 前記2つの版数情報が一致した旨の照合結果に応じて、
    前記格納手段(111)内の動作プログラムおよびデー
    タに基づいたオンライン処理を開始するオンライン処理
    手段(114)と、 前記2つの版数情報が不一致である旨の照合結果に応じ
    て、前記動作プログラムおよびデータが異常である旨を
    表すメッセージを表示する表示手段(115)とを備え
    たことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 書換え可能な記憶媒体からなる格納手段
    (111)を備え、この格納手段(111)内の動作プ
    ログラムおよびデータに基づいて、ホストコンピュータ
    (120)との間のオンライン処理を行う端末装置にお
    いて、 前記ホストコンピュータ(120)から動作プログラム
    およびデータとともにその版数情報を受け取り、この版
    数情報を前記動作プログラムおよびデータの前後にそれ
    ぞれ付加してから前記格納手段(111)に格納する格
    納制御手段(112)と、 前記オンライン処理の開始に先立って、前記格納手段
    (111)から前記動作プログラムおよびデータの前後
    に付加された2つの版数情報を読み出して照合する照合
    手段(113)と、 前記2つの版数情報が一致した旨の照合結果に応じて、
    前記格納手段(111)内の動作プログラムおよびデー
    タに基づいたオンライン処理を開始するオンライン処理
    手段(114)と、 前記2つの版数情報が不一致である旨の照合結果に応じ
    て、前記動作プログラムおよびデータが異常である旨を
    表すメッセージをホストコンピュータ(120)に通知
    する異常通知手段(116)とを備えたことを特徴とす
    る端末装置。
  3. 【請求項3】 書換え可能な記憶媒体からなる格納手段
    (111)を備え、この格納手段(111)内の動作プ
    ログラムおよびデータに基づいて、ホストコンピュータ
    (120)との間のオンライン処理を行う少なくとも1
    つの端末装置(110)を備えたオンラインシステムに
    おいて、 前記端末装置(110)は、前記ホストコンピュータ
    (120)から動作プログラムおよびデータとともにそ
    の版数情報を受け取り、この版数情報を前記動作プログ
    ラムおよびデータの前後にそれぞれ付加してから前記格
    納手段(111)に格納する格納制御手段(112)
    と、 前記オンライン処理の開始に先立って、前記格納手段
    (111)から前記動作プログラムおよびデータの前後
    に付加された2つの版数情報を読み出して照合する照合
    手段(113)と、 前記2つの版数情報が一致した旨の照合結果に応じて、
    前記格納手段(111)内の動作プログラムおよびデー
    タに基づいたオンライン処理を開始するオンライン処理
    手段(114)と、 前記2つの版数情報が不一致である旨の照合結果に応じ
    て、前記格納手段(111)内の動作プログラムおよび
    データが異常である旨を表すメッセージをホストコンピ
    ュータ(120)に通知する異常通知手段(116)と
    を備えた構成であり、 前記ホストコンピュータ(120)は、前記メッセージ
    の通知に応じて、該当する端末装置(110)に対し
    て、前記動作プログラムおよびデータを送出するダウン
    ロード手段(121)を備えた構成であることを特徴と
    するオンラインシステム。
  4. 【請求項4】 書換え可能な記憶媒体からなる格納手段
    (111)とこの格納手段(111)内の動作プログラ
    ムおよびデータに基づいて、ホストコンピュータ(12
    0)との間のオンライン処理を行うオンライン処理手段
    (114)とを備えた少なくとも1つの端末装置(11
    0)を備えたオンラインシステムにおいて、 前記端末装置(110)は、前記ホストコンピュータ
    (120)から動作プログラムおよびデータとともにそ
    の版数情報を受け取り、この版数情報を前記動作プログ
    ラムおよびデータの前後にそれぞれ付加してから前記格
    納手段(111)に格納する格納制御手段(112)
    と、 前記オンライン処理の開始に先立って、前記格納手段
    (111)から前記動作プログラムおよびデータの前後
    に付加された2つの版数情報に基づいて自身の状態に関
    する状態情報を作成し、前記ホストコンピュータ(12
    0)にこの状態情報を通知する状態通知手段(117)
    とを備えた構成であり、 前記ホストコンピュータ(120)は、 ダウンロード指示に応じて、前記動作プログラムおよび
    データを指定された端末装置(110)に送出するダウ
    ンロード手段(122)と、 各端末装置(110)から通知される状態情報に応じ
    て、各端末装置(110のオンライン処理手段(11
    4)に対する起動指示および前記ダウンロード手段(1
    22)に対するダウンロード指示を作成する端末管理手
    段(123)とを備えた構成であることを特徴とするオ
    ンラインシステム。
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