JP3093536B2 - 白線引き機 - Google Patents

白線引き機

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JP3093536B2 JP05260079A JP26007993A JP3093536B2 JP 3093536 B2 JP3093536 B2 JP 3093536B2 JP 05260079 A JP05260079 A JP 05260079A JP 26007993 A JP26007993 A JP 26007993A JP 3093536 B2 JP3093536 B2 JP 3093536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舗装路面に直線、曲
線、文字等の白線引きを行うための白線引き機に適用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】従来の白線引き機は、直線引きを前提に
作られており、車体に塗料を溶解したシューを載置し、
このシューから舗装面に塗料を流下させて白線引きを行
う構成である。又、白線引きした上にビーズを撒布する
場合、従来は作業員が手撒きで行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。
【0004】a.特に曲線引き、文字が描きにくく、こ
の作業には熟練を要することから、熟練者不足におちい
っている。このため、舗装路面工事の復旧が遅れたり、
工事費の高騰を招いている。
【0005】b.線引きに際してビーズの撒布を行う場
合は、塗料を塗布した直後速やかに行う必要があるた
め、1人が白線引きを行い、この後に続いてもう1人が
ビーズ撒布を行っている。このため、ビーズ撒布を伴う
白線引きに際しては最低2人の作業員が必要である。
【0006】c.ビーズを手撒きした場合、均一になら
ない。
【0007】本発明の目的は、直線引きは勿論のこと、
熟練者でなくても曲線、文字を自由に描くことができる
と共にビーズの撒布を含めて1人の作業員で白線引きが
でき、然もビーズを均一に撒布できる白線引き機を提案
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る白線引き機
の構成は次のとおりである。
【0009】車体の前部中央水平方向にキャスター取付
板を取り付けると共にこの取付板に回動自在に取り付け
られたロック機能付キャスター、車体の後部両側に取り
付けられた車輪、車体の後部から斜め上方に向けて取り
付けられたハンドル、前記キャスターを真直ぐに固定又
はフリーに制御するロックレバー、車体の前方と後方に
折り畳み自在に取り付けられたガイドバー、外側にガス
バーナを取り付け、内部に塗料を入れてガスバーナで加
熱溶解した塗料を保持することができると共に底部に塗
料摺り出し口を形成し、かつシューセットレバーにより
上下動自在に前記車体上にセットされたシュー、前記シ
ューの摺り出し口に開閉自在に取り付けられたシューシ
ャッターとこのシューシャッターを開閉操作するシュー
シャッター開閉レバー、内部にビーズを入れたビーズボ
ックスと、このビーズボックスから供給されるビーズを
塗料塗布面に撒布するためのビーズ撒布ボックスと、前
記ビーズ撒布ボックスの底部に設けた撒布口のビーズシ
ャッターを開閉するビーズシャッター開閉レバー、から
成る白線引き機。
【0010】
【作用】シュー内に固形塗料(例えば0.67kg/m)を入
れてガスバーナに着火し、この固形塗料を約10〜15
分程度かけて溶解する。ガスバーナの燃料はLPGを使
用している。白線引き対象路面は、砂等がないように良
く清掃を行い、この上に白線引きのためのガイドマーキ
ングを行う。次に、ビーズボックス内にビーズを入れて
作業の準備を行い、ガスバーナを止め、LPGガスホー
スをホース接続口から取り外す。
【0011】次に、ガイドマーキングに前輪のキャスタ
ーをセットすると共にガイドバーを前方に倒して先端を
ガイドマーキングに合わせ、シューセットレバーを操作
してシューを降ろして路面に接近させ、シューシャッタ
ー開閉レバーを操作してシューシャッターを開き、摺り
出し口を開にしてここから塗料を路面に流下させる。こ
の状態でハンドルを押しながらガイドマーキングに沿っ
て白線引き機をゆっくり(例えば1m/4sec )前進さ
せることにより、白線引きを行う。
【0012】上記作業において、直線引きの場合は、キ
ャスターがぐらつかないように、ロックレバーでキャス
ターをロックする。一方、曲線引き及び文字の場合は、
ロックレバーを操作してキャスターをフリーにしなが
ら、自由に方向を変えることができるようにして行う。
【0013】次に、ビーズ撒布を同時に行う場合は、塗
料を摺り出し口から流下させるのと同時に、ビーズ開閉
レバーを操作してビーズボックスからビーズ撒布用ボッ
クスにビーズを供給し、このビーズ撒布用ボックスの撒
布口から塗布面にビーズを撒布する。所定の白線引きが
終わった場合、シューシャッター開閉レバーを操作して
摺り口を閉じると共にビーズ開閉レバーを操作してビー
ズを止め、更にシューセットレバーを操作してシューを
上方に持ち上げ、ガイドバーを上方から後方に折り畳
み、白線引き機を所定の場所に移す。なお、シュー内に
残った塗料は、再加熱して再使用が可能である。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施した白線引き機の一例を
図面に基づいて説明する。図において、1は四角形の車
体にして、この前部中央にはキャスター取付板2が固定
されている。3は前記キャスター取付板2に対して回動
自在に取り付けられたキャスター(前輪)、4はキャス
ター3の支軸5を取付板2上に突出させてこの部分に取
り付けたカム、6はカムロックである。
【0015】7、7aは車体1の後部両側に夫々取り付
けられた車輪、8は車体1の後部から斜め上方に取り付
けたハンドルにして、車体1(白線引き機)はこのハン
ドル8により手押しで移動することができる。
【0016】9はカムロックレバーにして、前記カムロ
ック6をワイヤー10、金具11、駆動板12、連結桿
13を経由して操作することにより、前記キャスター3
をフリー又はロック状態に操作することができる。
【0017】14はガイドバーにして、車体1に対して
支持部15により前方及び後方に回転自在(折り畳み自
在)に取り付けられており、ガイドマーカーをなぞるこ
とができる。
【0018】16はシューにして、このシュー16は、
支持桿17により車体1に取り付けられており、図3に
示すように後部を下方に下げて摺り出し口18を路面に
接近させることができる。19はシューセットレバーに
して、前記シュー16の摺り出し口18側を上下動させ
ることができる。
【0019】20はシュー16の摺り出し口18を開閉
するために取り付けられたシューシャッター21を開閉
するためのシューシャッター開閉レバーである。
【0020】22はビーズボックスにして、このビーズ
ボックス22は、図4に示すように、蓋23を開けて中
にビーズを入れることができると共に底部にはビーズ供
給口24とビーズシャッター25が構成され、このビー
ズシャッター25は、ボックス外に取り付けたビーズシ
ャッター開閉レバー26、連結棒27により開閉自在で
ある。28はビーズシャッター開閉レバー27のストッ
パーである。
【0021】29はビーズ撒布用ボックスにして、この
ボックス29は、図5に示すように、前記ビーズボック
ス22とホース30で連結され、底部にビーズ撒布口3
1を形成した構成である。なお、このビーズ撒布用ボッ
クス29の中間には、ホース30を経由して送られて来
たビーズをビーズ撒布口31から塗布面に対して均一に
撒布できるように、ビーズ飛散バー37が取り付けられ
ている。
【0022】図1及び図2において、33はプロパンガ
スボンベ(図示せず)との接続口、34はガスコック、
35はガスホース、36はガスバーナである。
【0023】次に、上記白線引き機を用いて行う作業例
を説明する。
【0024】a.シュー16内に固形塗料を約5cm角位
の大きさに割って入れ、ガスバーナ36に着火してシュ
ー16を外側から加熱し、内部の固形塗料を溶解する。
【0025】b.次に路面を清掃し、ここにガイドマー
キングを行う。
【0026】c.ビーズボックス22内にビーズを入れ
る。
【0027】d.LPGガスボンベ側からのホースを接
続口33から取り外す。
【0028】e.マーキングにキャスター3を合わせ
る。
【0029】f.ガイドバー14を前方に倒し、この先
端をマーキングに合わせる。
【0030】g.シューセットレバー19を用いてシュ
ー16を下げ、次に、シューシャッター開閉レバー20
によりシューシャッター21を開けて溶解した塗料を摺
り出し口18から、路面のマーカー上に塗布する(図3
参照)。
【0031】h.ビーズシャッター開閉レバー26を操
作して、ビーズボックス22内のビーズをホース30か
らビーズ撒布用ボックス29内に供給し、このボックス
29のビーズ撒布口31からビーズを塗布面上に撒布す
る(図5参照)。
【0032】以上の手続で白線引きを行うもので、直線
引きは、カムロックレバー9を操作してキャスター3を
ロックして行い、曲線、文字はロックを解除し、キャス
ター3をフリーにして行う。
【0033】そして、白線引きが終了した場合は、シュ
ーシャッター開閉レバー20を操作してシューシャッタ
ー21を閉じると共にビーズシャッター開閉レバー26
を操作してビーズ開閉シャッター25を閉じ、次にシュ
ーセットレバー19によりシュー16を持ち上げ、ガイ
ドバー14を後方に折り畳んでから移動する。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成からなるため、
次の効果を奏する。
【0035】a.前輪を回動及びロック自在に構成し、
三輪車方式としたことにより、直線ばかりでなく、曲
線、文字を自由に描くことができると共に熟練を必要と
しない。よって、何人にも簡単に作業ができるので、道
路工事の復旧遅れの問題も解消できる。
【0036】b.ビーズの撒布をボックスを利用して自
動的にできる。よって、手撒き用の作業員が不要である
と共に均一に撒布することができる。
【0037】c.白線引きとビーズの撒布を同時にでき
るので、一人の作業員によりすべての作業ができる。よ
って、人件費の削減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る白線引き機の斜視図。
【図2】本発明に係る自動線引き機の側面図。
【図3】シューの説明図。
【図4】ビーズボックスの説明図。
【図5】ビーズ撒布用ボックスの説明図。
【符号の説明】
1 車体 3 キャスター 6 カムロック 9 カムロックレバー 14 ガイドバー 16 シュー 19 シューセットレバー 20 シューシャッター開閉レバー 22 ビーズボックス 26 ビーズシャッター開閉レバー 29 ビーズ撒布用ボックス 36 ガスバーナ 37 飛散バー
フロントページの続き (72)発明者 中村 信志 埼玉県蕨市塚原1−12−6 (56)参考文献 実開 昭63−161908(JP,U) 実開 平6−78153(JP,U) 実公 平5−10008(JP,Y2) 実公 昭63−35052(JP,Y2) 実公 昭42−6361(JP,Y1) 実公 昭63−30461(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 23/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部中央水平方向にキャスター取
    付板を取り付けると共にこの取付板に回動自在に取り付
    けられたロック機能付キャスター、 車体の後部両側に取り付けられた車輪、 車体の後部から斜め上方に向けて取り付けられたハンド
    ル、 前記キャスターを真直ぐに固定又はフリーに制御するロ
    ックレバー、 車体の前方と後方に折り畳み自在に取り付けられたガイ
    ドバー、 外側にガスバーナを取り付け、内部に塗料を入れてガス
    バーナで加熱溶解した塗料を保持することができると共
    に底部に塗料摺り出し口を形成し、かつシューセットレ
    バーにより上下動自在に前記車体上にセットされたシュ
    ー、 前記シューの摺り出し口に開閉自在に取り付けられたシ
    ューシャッターとこのシューシャッターを開閉操作する
    シューシャッター開閉レバー、 内部にビーズを入れたビーズボックスと、このビーズボ
    ックスから供給されるビーズを塗料塗布面に撒布するた
    めのビーズ撒布ボックスと、前記ビーズ撒布ボックスの
    底部に設けた撒布口のビーズシャッターを開閉するビー
    ズシャッター開閉レバー、 から成る白線引き機。
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