JP3093198U - 折り畳みボックス - Google Patents

折り畳みボックス

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JP3093198U
JP3093198U JP2002006270U JP2002006270U JP3093198U JP 3093198 U JP3093198 U JP 3093198U JP 2002006270 U JP2002006270 U JP 2002006270U JP 2002006270 U JP2002006270 U JP 2002006270U JP 3093198 U JP3093198 U JP 3093198U
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Japan
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box
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永吉 藤原
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永吉 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セット時の箱体内空間を大きく開放状態に可
能となし、物品の出し入れや人の出入りなどが便利に行
える折り畳みボックスの提供。 【解決手段】 上面を開放した比較的浅底の箱体を一対
作成し、該箱体の開放面を一定距離間に対向させると共
に、該間隔の片側方は縦中央を内方側へ折り込み可能に
した中折れ板を、他側方は上下箇所を夫々れ内方側へ折
り込み可能にしたステーで連結させ、一方前記箱体の1
つである上部には上記空間上面を被覆する蓋板を開閉自
在に取付け、他方の箱体に於けるステーを取付けてなる
縦側方には、同空間の前面を被覆する戸板を開閉自在に
取付けた構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は下駄箱、更衣ロッカーから架設トイレボックス等の種々な多目的用途 に供し得る折り畳み運搬、据付け自在なボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
組立てハウス、同倉庫やプレハブ構造物などの提案については各種のものが存 在する。しかし、これらは何れも幾つかに分解された部品を現場へ運搬して組立 て、使用後は分解したりするのであって組立て部品の散逸や一連の組立及び分解 などに必要な技術や手間、そして時間などの掛かる問題がある。 これに対し、運搬に便利になるよう抽斗式にしたり、アコーディオン式に折り畳 んだりした構造のものの提案もなされている。
【0003】
【特許文献】
【文献1】 特開2001−80639
【文献2】 特開平9−108023
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来に於ける持運びに便利になるよう折り畳みとなした製品は、そのセ ット時に箱体内空間を大きく開放状態にすることができない。従って物品の出し 入れや人の出入りなども制限されて使用勝手の悪いものであり、結果的にその用 途も制限される状態になっている。 本考案は、斯有る従来の問題点を解決せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上面を開放した比較的浅底の箱体を一対作成し、該箱体の開放面を 一定距離間に対向させると共に、該間隔の片側方は縦中央を内方側へ折り込み可 能にした中折れ板を、他側方は上下箇所を夫々れ内方側へ折り込み可能にしたス テーで連結させ、一方前記箱体の1つである上部には上記空間上面を被覆する蓋 板を開閉自在に取付け、他方の箱体に於けるステーを取付けてなる縦側方には、 同空間の前面を被覆する戸板を開閉自在に取付けた構成となしたことを特徴とす る。
【0006】 このさい、上記考案は少なくとも1つの箱体内面に対し、両箱体を一定距離間 に対向配置したさい、両箱体内の水平方向空間を仕切可能にする棚板を適当数取 付けたり、また少なくとも1つの箱体内面に対し、両箱体を一定距離間に対向配 置したさい、両箱体の対向空間を対角線上に係止させることにより、箱体形状の 保持を可能にするべくかすがい用アングルを取付けたりする。なお、上記両箱体 を対向配置するさいの離間距離は、箱体の横巾寸法と凡そ同等寸法となしたもの が、取扱い上に優れたものとなる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1は本考案品を組立てて開放状態となした全体斜視図である。2は前面板、 3は後面板であって、該各面板を取り囲むように細巾の周縁板71,72,81 ,82及び73,74,83,84を取付けて比較的浅底の箱体を作成し、両者 はその開放面が互いに内方へ向かうよう対向状態になさしめる。
【0008】 4は上記構成の両箱体を一定距離間に対向配置したさい、その片側方を閉塞す るように設ける板材であって、図2に示す如くその縦中央を蝶番12を使用し、 内方側へ折り込み可能にした中折れ板の構成となされる。 これに対し、他側方はその上下箇所を夫々れ同じく蝶番14を使用して内方側へ 折り込み可能にしたステー9の構成となされる。 なお、このさい13及び15は上記中折れ板及びステー9を箱体側へ取付るため の蝶番である。
【0009】 5は後面板3の縦方向側面箇所に蝶番17を使用し、ステー9の前面側及び後 面板3の背面側へ揺動(イ、イ’)(ロ、ロ’)する如く取付けてなる戸板であ り、揺動(イ)では開放状態になされたボックス1の前面側を遮蔽するようにな される。このさい、18は遮蔽したさいの係止用鍵である。なお、揺動(ロ)で は後面板3の背面側へ重合状態で係止される構成となされるのであり、これは折 り畳み時の収納用途である。
【0010】 6は前面板2の上部に蝶番16を使用して揺動(ハ、ハ’)(ニ、ニ’)自在 に取付けしめてなる蓋板であり、(ハ)方向の揺動で開放されたボックス1の天 井面を遮蔽するようになさしめる。このさい、10は該蓋板6の内面上へ突設さ せた拘束棧であって、上記蓋板6の遮蔽のさい該拘束棧が中折れ板4やステー9 の内側面と当接することにより、ボックス1組立時やその使用時に於ける全体形 状の捩れ防止が図れるようになっている。なお、19a及び19bは上記蓋板6 の遮蔽状態を止着させるための係止具である。また20は蓋板6を(ニ)方向へ 揺動してボックスを折り畳むさい、該蓋板6を板材2上へ止着させておくための 係止具である。
【0011】 又、上記組立時やその使用時に於ける更なる安定的なボックス形状を保持する べく、対向する箱対空間を対角線状に交叉させたかすがい用アングル11の一対 を、天井側と底面側の双方に設けてあり、これらは何れもボックス1の折り畳み 時には何れか片方の箱体内へ収納されるものとなされる。
【0012】 上記構成のボックス1を物品の整理或いは収納用として使用するさいには、内 部空間を水平状に仕切る棚板の設置が必要であり、21はこのための棚板を示す 。ここに、該棚板21は1枚板のものとすることができるが、図示A,Bの如く 中折れ式に作成することができる。 なお、該棚板21は不使用時には片方の箱体内へ垂設状態にして収納されるが、 使用時にはその先端部を対向する箱体内面に設けたL字状段部22へ向かって係 止するように架橋させるのである。(図2参照)
【0013】 上記実施例では棚板を片方の箱体側へ取付けたものを示したが、対向する箱体 側へ交互にバランスを考えながら取付ることができる。又、棚板に限らずハンガ ー用の吊りパイプなども取付けておいたりする。
【0014】 本考案に於いて、上記ボックス1で使用される箱体の大きさは適宜寸法の平面 板2(3)を基板に使用して構成するのであるが、一般的に該平面板の縦・横寸 法は30cm〜120cm、高さ寸法は60cm〜180cmとなされ、また周 縁板の巾寸法は凡そ4cm〜16cm程度である。 而して、これにより一対の対向する箱体を形成するのであり、そして対向する 二つの箱体で効果的に広い内部空間を形成するためには、対向する箱体の離間距 離を大ならしめると良いのであるが、折り畳んださいにコンパクトで且つ取扱い 上に便利となすためには、両箱体を対向配置するさいの離間距離を、箱体基板の 横巾寸法と凡そ同等となるように設計することが好ましい。
【0015】 上記実施例では底板の使用を省略したが、蓋板6を取付けたのと同様に板材2 の下面側へ蝶番を介し揺動自在に取付け、折り畳み時には蓋板同様その前面側へ 相互の対向状態に係止させ、使用時には下底面側へ反転させて床板の用に供させ るものとすることができる。
【0016】 図3は上記構成のボックス1を折り畳む途中の状態を示す平面図である。
【0017】 図4は上記の折り畳んだ状態を示すものであり、図面で23は持ち運びに便利 となるよう取付けた把手である。
【0018】 上記構成の本考案品はその使用材料を木材に限らず強化ボードや合成樹脂材或 いは軽金属材などで作成するのであり、又その大きさ寸法なども使用用途に応じ て適宜に設計することができる。而して、使用用途は多目的であるが、例えば下 駄箱、更衣ロッカー、ペット飼育用ゲージ、花壇、出前用箱、仮設トイレ、臨時 収納庫、同整理庫等である。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、必要大きさに大きく開放されるこ とから、物の出し入れ或いは人の出入り自在のボックス空間を迅速且つ簡便に作 成できる。従って大変使用勝手の良いものとなるのであり、しかも不使用時には 折り畳んで小容積化できるので小スペース保管が可能である。 なお、上記の取扱いには何ら技術的知識などを必要としないことから、誰でも 直ちにセットして効率良い使用を可能にする上で著効がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の組立て開放状態に於ける全体斜視図
である。
【図2】上記の折り畳み開始時に於ける全体斜視図であ
る。
【図3】上記の途中状態に於ける全体斜視図である。
【図4】折り畳んだ収納状態の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス 2 前面板 3 後面板 4 中折れ板 5 戸板 6 蓋板 9 ステー 10 拘束棧 11 かすがい用アングル 12,13,14,15,16,17 蝶番 18 係止用鍵 21 棚板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月25日(2002.11.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開放した比較的浅底の箱体を一対
    作成し、該箱体の開放面を一定距離間に対向させると共
    に、該間隔の片側方は縦中央を内方側へ折り込み可能に
    した中折れ板を、他側方は上下箇所を夫々れ内方側へ折
    り込み可能にしたステーで連結させ、一方前記箱体の1
    つである上部には上記空間上面を被覆する蓋板を開閉自
    在に取付け、他方の箱体に於けるステーを取付けてなる
    縦側方には、同空間の前面を被覆する戸板を開閉自在に
    取付けた構成となしたことを特徴とする折り畳みボック
    ス。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの箱体内面に対し、両箱
    体を一定距離間に対向配置したさい、両箱体内の水平方
    向空間を仕切可能にする棚板を適当数取付けてあること
    を特徴とした請求項1記載の折り畳みボックス。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの箱体内面に対し、両箱
    体を一定距離間に対向配置したさい、両箱体の対向空間
    を対角線上に係止させることにより、箱体形状の保持を
    可能にするべくかすがい用アングルを取付けたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の折り畳みボックス。
  4. 【請求項4】 両箱体を対向配置するさいの離間距離
    は、箱体の横巾寸法と凡そ同等寸法となしたことを特徴
    とする請求項1,2又は3記載の折り畳みボックス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013230930A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Miyoko Sako ゴミ袋保護ボックス

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