JP3092752B2 - コンバーチブルトップの取り付け構造 - Google Patents
コンバーチブルトップの取り付け構造Info
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- JP3092752B2 JP3092752B2 JP04154574A JP15457492A JP3092752B2 JP 3092752 B2 JP3092752 B2 JP 3092752B2 JP 04154574 A JP04154574 A JP 04154574A JP 15457492 A JP15457492 A JP 15457492A JP 3092752 B2 JP3092752 B2 JP 3092752B2
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- JP
- Japan
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- body panel
- convertible top
- screw
- side body
- mounting structure
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバーチブルトップ
の取り付け構造に関するもので、詳しくは、コンバーチ
ブルトップのトップスタックをサイドボデーパネルに取
り付ける構造に関するものである。
の取り付け構造に関するもので、詳しくは、コンバーチ
ブルトップのトップスタックをサイドボデーパネルに取
り付ける構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、コンバーチブルトップを取り付
けた状態の自動車を示し、図６および図７は、そのコン
バーチブルトップのトップスタックの取り付け構造を示
している。
けた状態の自動車を示し、図６および図７は、そのコン
バーチブルトップのトップスタックの取り付け構造を示
している。
【０００３】コンバーチブルトップ１のＡ部の従来の取
り付け構造は、コンバーチブルトップ１のトップスタッ
ク２をサイドボデーパネル３と、リテーナ４との間に挟
み込み、ねじ５をリテーナ４、トップスタック２および
サイドボデーパネル３のねじ挿通孔４ａ，２ａ，３ａに
挿通させ、該ねじ５の先端をサイドボデーパネル３に固
着したナット６に螺合させて、トップスタック２をサイ
ドボデーパネル３に保持させている。
り付け構造は、コンバーチブルトップ１のトップスタッ
ク２をサイドボデーパネル３と、リテーナ４との間に挟
み込み、ねじ５をリテーナ４、トップスタック２および
サイドボデーパネル３のねじ挿通孔４ａ，２ａ，３ａに
挿通させ、該ねじ５の先端をサイドボデーパネル３に固
着したナット６に螺合させて、トップスタック２をサイ
ドボデーパネル３に保持させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トップスタ
ック２は、リテーナ４およびサイドボデーパネル３にく
らべ弾力性に富んでいる。したがって、このようなコン
バーチブルトップの取り付け構造によると、ねじ５の締
結力が大きすぎると、図７において２点鎖線で示したよ
うにサイドボデーパネル３のナット６の部分がトップス
タック２の方向に引き上げられ、それに伴って図６およ
び図７において、Ｂで示したサイドボデーパネル３の側
部に変形を生じてしまう。
ック２は、リテーナ４およびサイドボデーパネル３にく
らべ弾力性に富んでいる。したがって、このようなコン
バーチブルトップの取り付け構造によると、ねじ５の締
結力が大きすぎると、図７において２点鎖線で示したよ
うにサイドボデーパネル３のナット６の部分がトップス
タック２の方向に引き上げられ、それに伴って図６およ
び図７において、Ｂで示したサイドボデーパネル３の側
部に変形を生じてしまう。
【０００５】そこで、本発明の目的は、ねじの締結力が
過剰となっても、サイドボデーパネルに変形を生じるこ
とのないコンバーチブルトップの取り付け構造を提供す
ることにある。
過剰となっても、サイドボデーパネルに変形を生じるこ
とのないコンバーチブルトップの取り付け構造を提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のコンバーチブル
トップの取り付け構造では、コンバーチブルトップのト
ップスタックをサイドボデーパネルに載置し、該トップ
スタックの上にリテーナを載置し、該リテーナのねじ挿
通孔から上記トップスタックおよびサイドボデーパネル
のねじ挿通孔にねじを挿通させ、該ねじの先端をサイド
ボデーパネルの裏側に配置したナットに螺合させて、ト
ップスタックをサイドボデーパネルに保持させるコンバ
ーチブルトップの取り付け構造において、上記サイドボ
デーパネルの裏側にリーンフォースメントを配置すると
ともに、該リーンフォースメントの上記ねじ挿通孔に相
当する部位の裏側に凹部を形成し、さらに該凹部を覆う
ようにして上記リーンフォースメントにプレートを固着
させ、該プレートにねじ挿通孔を形成し、かつ該プレー
トの裏側に上記ナットを固着させ、上記コンバーチブル
トップの取り付けに際し、ねじの過剰な締結力を上記プ
レートの変形によって吸収させるようにしている。
トップの取り付け構造では、コンバーチブルトップのト
ップスタックをサイドボデーパネルに載置し、該トップ
スタックの上にリテーナを載置し、該リテーナのねじ挿
通孔から上記トップスタックおよびサイドボデーパネル
のねじ挿通孔にねじを挿通させ、該ねじの先端をサイド
ボデーパネルの裏側に配置したナットに螺合させて、ト
ップスタックをサイドボデーパネルに保持させるコンバ
ーチブルトップの取り付け構造において、上記サイドボ
デーパネルの裏側にリーンフォースメントを配置すると
ともに、該リーンフォースメントの上記ねじ挿通孔に相
当する部位の裏側に凹部を形成し、さらに該凹部を覆う
ようにして上記リーンフォースメントにプレートを固着
させ、該プレートにねじ挿通孔を形成し、かつ該プレー
トの裏側に上記ナットを固着させ、上記コンバーチブル
トップの取り付けに際し、ねじの過剰な締結力を上記プ
レートの変形によって吸収させるようにしている。
【０００７】
【作用】本発明のコンバーチブルトップの取り付け構造
では、ねじの締結力が大き過ぎた場合には、プレートが
変形して過剰な締結力を吸収する。
では、ねじの締結力が大き過ぎた場合には、プレートが
変形して過剰な締結力を吸収する。
【０００８】
【実施例】図１乃至図４は、本発明に係るコンバーチブ
ルトップの取り付け構造を示している。このコンバーチ
ブルトップの取り付け構造も、コンバーチブルトップ１
１のトップスタック１２をサイドボデーパネル１３と、
リテーナ１４との間に挟み込んで、それらをねじ１５
と、ナット１６とによって締結している。
ルトップの取り付け構造を示している。このコンバーチ
ブルトップの取り付け構造も、コンバーチブルトップ１
１のトップスタック１２をサイドボデーパネル１３と、
リテーナ１４との間に挟み込んで、それらをねじ１５
と、ナット１６とによって締結している。
【０００９】このコンバーチブルトップの取り付け構造
では、リーンフォースメント１７を使用している。この
リーンフォースメント１７は、図１および図２に示した
ように、サイドボデーパネル１３に倣った形状を成して
いる。このリーンフォースメント１７は、段部１７ａの
一部を上方へ突出形成させた台状部１７ｂを有してい
る。段部１７ａの裏側には、台状部１７ｂの裏側に画成
される凹部１７ｃを覆うようにして、プレート１８が溶
接等によって固着されている。そして、このプレート１
８の裏側にナット１６が溶接される。なお、リーンフォ
ースメント１７の台状部１７ｂおよびプレート１８に
は、ねじ挿通孔１７ｄ，１８ａが形成されており、それ
らの軸芯は、リテーナ１４、トップスタック１２および
サイドボデーパネル１３に形成されているねじ挿通孔１
４ａ，１２ａ，１３ａの軸芯とともに、ナット１６の軸
芯に一致している。
では、リーンフォースメント１７を使用している。この
リーンフォースメント１７は、図１および図２に示した
ように、サイドボデーパネル１３に倣った形状を成して
いる。このリーンフォースメント１７は、段部１７ａの
一部を上方へ突出形成させた台状部１７ｂを有してい
る。段部１７ａの裏側には、台状部１７ｂの裏側に画成
される凹部１７ｃを覆うようにして、プレート１８が溶
接等によって固着されている。そして、このプレート１
８の裏側にナット１６が溶接される。なお、リーンフォ
ースメント１７の台状部１７ｂおよびプレート１８に
は、ねじ挿通孔１７ｄ，１８ａが形成されており、それ
らの軸芯は、リテーナ１４、トップスタック１２および
サイドボデーパネル１３に形成されているねじ挿通孔１
４ａ，１２ａ，１３ａの軸芯とともに、ナット１６の軸
芯に一致している。
【００１０】上記リーンフォースメント１７は、サイド
ボデーパネル１３の裏側に添設される。そして、トップ
スタック１２をサイドボデーパネル１３に載置し、該ト
ップスタック１２にリテーナ１４を載置した上で、ねじ
１５をリテーナ１４側からリテーナ１４、トップスタッ
ク１２、サイドボデーパネル１３、リーンフォースメン
ト１７およびプレート１８の各ねじ挿通孔１４ａ，１２
ａ，１３ａ，１７ｄ，１８ａに挿通し、ねじ１５の先端
をナット１６に螺合させて、トップスタック１２をリテ
ーナ１４とサイドボデーパネル１３との間に狭持させ
る。
ボデーパネル１３の裏側に添設される。そして、トップ
スタック１２をサイドボデーパネル１３に載置し、該ト
ップスタック１２にリテーナ１４を載置した上で、ねじ
１５をリテーナ１４側からリテーナ１４、トップスタッ
ク１２、サイドボデーパネル１３、リーンフォースメン
ト１７およびプレート１８の各ねじ挿通孔１４ａ，１２
ａ，１３ａ，１７ｄ，１８ａに挿通し、ねじ１５の先端
をナット１６に螺合させて、トップスタック１２をリテ
ーナ１４とサイドボデーパネル１３との間に狭持させ
る。
【００１１】その際、ねじ１５の締結力が過剰である
と、図４に示したようにプレート１８が変形するため、
変形がサイドボデーパネル１３に及ぶことはない。
と、図４に示したようにプレート１８が変形するため、
変形がサイドボデーパネル１３に及ぶことはない。
【００１２】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るコンバー
チブルトップの取り付け構造によれば、コンバーチブル
トップのトップスタックを取り付けるに際して、ねじの
締結力が過大になったとしても、サイドボデーパネルが
変形することはない。
チブルトップの取り付け構造によれば、コンバーチブル
トップのトップスタックを取り付けるに際して、ねじの
締結力が過大になったとしても、サイドボデーパネルが
変形することはない。
【図１】本発明に係るコンバーチブルトップの取り付け
構造を示した分解斜視図である。
構造を示した分解斜視図である。
【図２】本発明に係るコンバーチブルトップの取り付け
構造におけるリーンフォースメントを裏側から示した斜
視図である。
構造におけるリーンフォースメントを裏側から示した斜
視図である。
【図３】本発明に係るコンバーチブルトップの取り付け
構造の組み付け状態を示した部分断面図である。
構造の組み付け状態を示した部分断面図である。
【図４】本発明に係るコンバーチブルトップの取り付け
構造で過剰締結を行った状態を示した部分断面図であ
る。
構造で過剰締結を行った状態を示した部分断面図であ
る。
【図５】コンバーチブルトップを備えた自動車を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図６】従来のコンバーチブルトップの取り付け構造を
示した分解斜視図である。
示した分解斜視図である。
【図７】従来のコンバーチブルトップの取り付け構造を
示した断面図である。
示した断面図である。
１１ コンバーチブルトップ １２ トップスタック １２ａ ねじ挿通孔 １３ サイドボデーパネル １３ａ ねじ挿通孔 １４ リテーナ １４ａ ねじ挿通孔 １５ ねじ １６ ナット １７ リーンフォースメント １７ａ 段部 １７ｂ 台状部 １７ｃ 凹部 １７ｄ ねじ挿通孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60J 7/08 - 7/10
Claims (1)
- 【請求項１】 コンバーチブルトップのトップスタック
をサイドボデーパネルに載置し、該トップスタックの上
にリテーナを載置し、該リテーナのねじ挿通孔から上記
トップスタックおよびサイドボデーパネルのねじ挿通孔
にねじを挿通させ、該ねじの先端をサイドボデーパネル
の裏側に配置したナットに螺合させて、トップスタック
をサイドボデーパネルに保持させるコンバーチブルトッ
プの取り付け構造において、上記サイドボデーパネルの
裏側にリーンフォースメントを配置するとともに、該リ
ーンフォースメントの上記ねじ挿通孔に相当する部位の
裏側に凹部を形成し、さらに該凹部を覆うようにして上
記リーンフォースメントにプレートを固着させ、該プレ
ートにねじ挿通孔を形成し、かつ該プレートの裏側に上
記ナットを固着させ、上記コンバーチブルトップの取り
付けに際し、ねじの過剰な締結力を上記プレートの変形
によって吸収させるようにしたことを特徴とするコンバ
ーチブルトップの取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04154574A JP3092752B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | コンバーチブルトップの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04154574A JP3092752B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | コンバーチブルトップの取り付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345523A JPH05345523A (ja) | 1993-12-27 |
| JP3092752B2 true JP3092752B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15587206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04154574A Expired - Fee Related JP3092752B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | コンバーチブルトップの取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092752B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP04154574A patent/JP3092752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05345523A (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |