JP3092603U - プロジェクタ、および電源装置 - Google Patents

プロジェクタ、および電源装置

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JP3092603U JP2002005626U JP2002005626U JP3092603U JP 3092603 U JP3092603 U JP 3092603U JP 2002005626 U JP2002005626 U JP 2002005626U JP 2002005626 U JP2002005626 U JP 2002005626U JP 3092603 U JP3092603 U JP 3092603U
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偉作矢 森下
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    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】整流回路とDC−DC変換回路との間に配置さ
れた力率改善回路が動作していないとき、該力率改善回
路の出力を入力電源とし光源ランプを点灯させるランプ
電力供給回路を停止することにより、光源ランプの無用
な劣化を抑えることができる電源装置を提供する。 【解決手段】プロジェクタ1は、整流回路2とDC−D
C変換回路6との間に配置された力率改善回路3が動作
しているかどうかを、力率改善回路3の出力が印加され
るトランスT1の1次側に巻いた補助巻線に生じている
電圧により判断する。そして、力率改善回路3が動作し
ていないと判断したとき、力率改善回路3の出力が入力
され、光源ランプ7を点灯させるランプ電力供給回路4
を停止することにより、光源ランプ7の無用な劣化を抑
え、且つ本体の消費電力を抑えることで、ランニングコ
ストを低減させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、力率改善回路(PFC)の直流出力で光源ランプ、特に真空放電 による光源ランプ、を点灯させる電源装置、および、この電源装置を適用したプ ロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶等の画像表示デバイスに画像を表示し、この画像表示デバイスの画 像表示面に点灯させた光源ランプの光を照射し、画像表示デバイスに表示させた 画像をスクリーンに投影するプロジェクタがあった。プロジェクタは、画像表示 デバイスからの反射光、または透過光を投影レンズを介してスクリーンに投影す る構成である。一般的なプロジェクタに用いられている光源ランプは真空放電に よるランプ、例えば水銀ランプ、である。
【0003】 従来のプロジェクタには、商用電源、例えばAC100V、を入力電源とし、 これを整流回路で全波整流し、整流回路の出力を力率改善回路(PFC)でアッ プコンバートし、さらに力率改善回路でアップコンバートした電圧をDC−DC 変換回路で所定の電圧に変換する、電源回路が適用されている。整流回路とDC −DC変換回路との間に力率改善回路を設けた電源回路としては、特開平8−1 72773号、特開2000−224847、特開2001−333573に記 載されている。
【0004】 プロジェクタは、力率改善回路の出力を入力電源としたランプ電力供給回路で 光源ランプを点灯させる構成であり、且つDC−DC変換回路の出力電圧で本体 の動作を制御するCPU等、2次側を動作させる構成である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプロジェクタは、力率改善回路が動作していないとき( 力率改善回路が停止状態であるとき)、ランプ電力供給回路が光源ランプに電力 を供給し続ける構成であった。力率改善回路が動作していない状態では、整流回 路の出力がアップコンバートされていない。例えば、入力電源がAC100Vで ある場合、ランプ電力供給回路における入力電源は、力率改善回路が動作してい ない場合、整流回路の出力であるDC140Vになり、力率改善回路が動作して いる場合にDC380Vになるように構成されている。
【0006】 したがって、力率改善回路が動作していない場合、ランプ電力供給回路におけ る入力電圧の低下により、光源ランプの発光量が低下する。このため、画像表示 デバイスに表示させた映像がスクリーンに適正に投影されない。このような状況 での光源ランプの使用は、単に光源ランプを劣化させるだけであり、またランプ 電力供給回路の負荷の上昇による故障の原因ともなっていた。
【0007】 この考案の目的は、整流回路とDC−DC変換回路との間に配置された力率改 善回路が動作していないとき、該力率改善回路の出力を入力電源とし光源ランプ を点灯させるランプ電力供給回路を停止することにより、光源ランプの無用な劣 化を抑えることができる電源装置、およびこの電源装置を適用したプロジェクタ を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の電源装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0009】 入力された交流電源を全波整流する整流回路と、 上記整流回路の出力について、その力率を改善する力率改善回路と、 上記力率改善回路の直流出力を入力電源とし、光源ランプに電力を供給するラ ンプ電力供給回路と、 上記ランプ電力供給回路を動作させるドライバ回路と、 上記力率改善回路の直流出力をトランスを用いて所定の電圧の直流に変換し、 2次側に供給するDC−DC変換回路と、を備えた電源装置において、 上記DC−DC変換回路のトランスの1次側に補助巻線を設けるとともに、 上記ドライバ回路は、上記補助巻線に生じている電圧に応じて上記ランプ電力 供給回路を動作状態と停止状態との間で切り換える。
【0010】 この構成では、DC−DC変換回路のトランスの1次側には、力率改善回路の 出力に接続された1次巻線と、補助巻線が巻かれている。また、このトランスの 2次側に巻かれている2次巻線に生じる電圧は、2次側に設けられているCPU 、表示器等の動作電源として使用される。
【0011】 補助巻線は、例えば1次巻線に印加される電圧が大きくなると、生じる電圧が 大きくなる向きに巻かれている。1次巻線に印加される電圧は、力率改善回路が 動作しているときのほうが、動作していないときとよりも高い電圧である。した がって、補助巻線に生じる電圧も、力率改善回路が動作しているときのほうが、 動作していないときよりも高い電圧である。このため、補助巻線に生じている電 圧を検出することで、光源ランプを適正な発光量で点灯させることができる状態 、すなわち力率改善回路が適正に動作している状態、であるかどうかを判断でき る。
【0012】 ドライバ回路が、DC−DC変換回路のトランスの1次側に巻かれている補助 巻線に生じている電圧に応じて、ランプ電力供給回路を動作状態と停止状態との 間で切り換える。具体的には、ドライバ回路が、補助巻線に生じている電圧から 光源ランプを適正な発光量で点灯させることができない状態であると判断すると 、ランプ電力供給回路を停止状態にし、反対に補助巻線に生じている電圧から光 源ランプを適正な発光量で点灯させることができる状態であると判断すると、ラ ンプ電力供給回路を動作状態にする。
【0013】 これにより、力率改善回路が適正に動作していないことが原因で、光源ランプ を適正な発光量で点灯させることができないときに、該光源ランプを点灯させて 無駄に劣化させるのを防止できる。
【0014】 また、上記力率改善回路は、スイッチングトランジスタ、およびこのスイッチ ングトランジスタを制御するコントロールICが設けられた回路である場合、上 記補助巻線に生じている電圧を上記コントロールICの動作電源に利用でき、回 路構成を簡単にできる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施形態であるプロジェクタについて説明する。このプロジ ェクタには、この考案の電源装置が適用されている。
【0016】 図1は、この考案の実施形態であるプロジェクタの構成を示すブロック図であ る。この実施形態のプロジェクタ1は、整流回路2、力率改善回路3、ランプ電 力供給回路4、ドライバ回路5、DC−DC変換回路6、光源ランプ7、画像表 示デバイス8、投影部9、制御部11、表示部12、および操作部13を備えて いる。この考案の電源装置は、整流回路2、力率改善回路3、ランプ電力供給回 路4、ドライバ回路5、およびDC−DC変換回路6により構成される。
【0017】 整流回路2には、商用電源、例えばAC100Vの商用電源、が入力される。 整流回路2は、ダイオードブリッジを有し、入力された商用電源を全波整流する 回路である。整流回路2の出力は、DC140Vであり、力率改善回路3に入力 される。力率改善回路3(PFC)は、図2に示す回路であり、整流回路2の出 力をアップコンバート(例えばDC140VをDC380Vにアップコンバート )し、出力する回路である。この力率改善回路3は、公知のようにコントロール IC21がスイッチングトランジスタQ1を制御することにより、整流回路2の 出力をアップコンバートする回路である。また、コントロールICの動作電源は 、後述するようにDC−DC変換6に設けられたトランスT1(フライバックト ランス)の1次側に巻かれた補助巻線に生じている電圧が利用される。
【0018】 ランプ電力供給回路4は、力率改善回路3の出力を入力とし、光源ランプ7に 点灯に必要な電力を供給する回路である。ランプ電力供給回路4には、光源ラン プ7の点灯開始時に、通常時(点灯中)よりも高圧の電圧を光源ランプ7に印加 するための起動回路が含まれている。この起動回路は、ランプ7の点灯開始時に 数秒間だけ動作する。ドライバ回路5は、ランプ電力供給回路4の状態を動作状 態と、停止状態との間で切り換える回路である。ランプ電力供給回路4の動作状 態とは光源ランプ7に点灯に必要な電力を供給している状態を言い、反対にラン プ電力供給回路4の停止状態とは光源ランプ7に点灯に必要な電力を供給してい ない状態(電力供給を行っていない状態)を言う。ドライバ回路5は、後述する ようにDC−DC変換6に設けられたトランスT1の1次側に巻かれた補助巻線 に生じている電圧に応じて、ランプ電力供給回路4の状態を動作状態と、停止状 態との間で切り換える。
【0019】 なお、光源ランプ7は、真空放電によるランプであり、例えば水銀ランプであ る。
【0020】 DC−DC変換回路6は、図3に示すように力率改善回路3の出力をトランス T1で所定の電圧に変換する回路である。制御部11、表示部12、操作部13 、画像表示デバイス8等の2次側の各部に対して、トランスT1の2次側の巻線 に生じた電圧が動作電源として供給される。トランスT1の1次側の巻線には力 率改善回路3の出力が接続されている。また、トランスT1の1次側に巻かれた 補助巻線が、力率改善回路3、およびドライバ回路5に接続されている。トラン スT1の1次側に巻かれた補助巻線に生じた電圧は、力率改善回路3に設けられ ているコントロールIC21の動作電源として供給される。また、ドライバ回路 5は、トランスT1の1次側に巻かれた補助巻線に生じた電圧が予め定めれた設 定電圧以上であれば力率改善回路3が適正に動作していると判断し、反対に設定 電圧よりも低ければ力率改善回路3が適正に動作していないと判断する。
【0021】 また、図3に示すように、トランスT1の1次側にはスイッチングトランジス タQ2を動作させるための補助巻線が別に巻かれている。トランスT1の1次側 に巻かれている、2つの補助巻線は同じ向きに巻かれている。
【0022】 画像表示デバイス8は、スクリーン10に投影する画像の基となる画像を表示 するものであり、透過型または反射型の液晶である。制御部11が、この画像表 示デバイス8に表示する画像を制御する。投影部9は、画像表示デバイス8から の反射光、または透過光をスクリーン10に投影する投影レンズで構成されてい る。
【0023】 また、表示部12は、プロジェクタ1本体の動作状態等を表示する。操作部1 3は、プロジェクタ1本体に対して入力操作を行うスイッチや、図示していない リモコン装置から送信されてきた制御コマンドを受信する受信部により構成され ている。
【0024】 以下、この実施形態のプロジェクタ1の動作について説明する。プロジェクタ 1は、本体に入力されている商用電源(AC100V)を、整流回路2で整流し 、力率改善回路3に入力している。力率改善回路3は、動作時に整流回路2から の入力(DC140V)をDC380Vにアップコンバートして出力する。
【0025】 なお、力率改善回路3の停止時には、力率改善回路3からDC140Vの直流 電圧が出力される。
【0026】 DC−DC変換回路6は、力率改善回路3から入力された直流電圧を、トラン スT1を用いて、所定の電圧に変換し、制御部11、表示部12、操作部13、 および画像表示デバイス8(2次側の各部)に対して動作電源を供給する。また 、DC−DC変換回路6の1次側に巻かれている補助巻線に生じている電圧が、 力率改善回路3に設けられているコントロールIC21の動作電源として供給さ れるとともに、ドライバ回路5に入力される。
【0027】 制御部11は、画像表示デバイス8に対して表示させる画像の制御や、操作部 13におけるユーザの入力操作(リモコンからの制御コマンドの受信を含む)に 基づく本体の制御、さらには表示部12における表示を制御する。
【0028】 ドライバ回路5は、DC−DC変換回路6に設けられているトランスT1の1 次側に巻かれている補助巻線に生じている電圧が、予め設定されている電圧であ るかどうかを判断する。上記補助巻線は、力率改善回路3が動作していないとき に(1次側の巻線に印加されている電圧が140Vであるときに)約5Vの電圧 を生じ、力率改善回路3が動作しているときに(1次側の巻線に印加されている 電圧が380Vであるときに)約14Vの電圧を生じる巻数で巻かれている。
【0029】 ドライバ回路5は、DC−DC変換回路6のトランスT1の1次側に巻かれた 補助巻線に生じている電圧が、例えば13V以上であれば力率改善回路3が動作 していると判断し、反対に13V未満であれば力率改善回路3が動作していない と判断する。ドライバ回路5は、力率改善回路3が動作していると判断すると、 ランプ電力供給回路4を動作させる。具体的には、ランプ電力供給回路4に光源 ランプ7が接続された状態にし、ランプ電力供給回路4の出力で光源ランプ7を 点灯させる。また、ドライバ回路5は、光源ランプ7の点灯開始時においては、 数秒間だけ、ランプ電力供給回路4に設けられている起動回路を動作させて、光 源ランプ7を点灯させる。
【0030】 力率改善回路3が動作している状態では、ランプ電力供給回路4に力率改善回 路4がアップコンバートした電圧が入力されているので、光源ランプ7を適正な 発光量で発光させることができる。点灯されている光源ランプ7からの光が画像 表示デバイス8に照射され、その反射光(画像表示デバイスが反射型の液晶で構 成されている場合)、または透過光(画像表示デバイスが透過型の液晶で構成さ れている場合)が投影部9に設けられた投影レンズを介してスクリーン10に照 射され、スクリーン10上に画像表示デバイス8に表示されている画像が適正に 表示される。
【0031】 一方、ドライバ回路5はDC−DC変換回路6のトランスT1の1次側に巻か れた補助巻線に生じている電圧により、力率改善回路3が動作していないと判断 すると、ランプ電力供給回路4を動作させない。具体的には、ランプ電力供給回 路4に光源ランプ7が接続されていない状態にし、光源ランプ7を点灯させない 。
【0032】 プロジェクタ1本体の起動時においては、力率改善回路3が動作するまでに、 若干のタイムラグがあるが、その後力率改善回路3が動作を開始し、DC−DC 変換回路6のトランスT1の1次側に巻かれている補助巻線に生じている電圧が 上昇し、上述のようにドライバ回路5がランプ電力供給回路4を動作させて、光 源ランプ7を点灯させるので、プロジェクタ1本体の動作において問題が生じる ことはない。
【0033】 力率改善回路3が故障等により全く動作しない状態では、ランプ電力供給回路 4に入力される電圧が、力率改善回路4でアップコンバートされていないDC1 40Vになるので、光源ランプ7を適正な発光量で発光させることができない。 このとき、ランプ電力供給回路4に光源ランプ7が接続されていると、ランプ電 力供給回路4にかかる負荷が大きくなり、ランプ電力供給回路4が故障する可能 性が高い。上述のように、この実施形態のプロジェクタ1は、力率改善回路3が 動作していないときに、ドライバ回路5がランプ電力供給回路4を動作させない (ランプ電力供給回路4に光源ランプ7が接続されていない)ので、ランプ電力 供給回路4が故障するのを防止できる。また、力率改善回路3が動作していない ときに、光源ランプ7を点灯させても、その発光量が低下しているので、スクリ ーン10上に画像表示デバイス8に表示させた画像を適正に表示させることがで きない。したがって、力率改善回路3が動作していないときに、光源ランプ7を 点灯させないことにより問題が生じることもない。反対に、光源ランプ7を無駄 に点灯させないので、光源ランプ7の無駄な劣化を抑え、光源ランプ7の寿命を 延ばすことができるとともに、プロジェクタ1本体の消費電力も抑えられ、ラン ニングコストの低減が図れる。
【0034】 さらに、この実施形態のプロジェクタ1は、力率改善回路3に設けられている スイッチングトランジスタQ1を制御するコントロールIC21の動作電源とし て、DC−DC変換回路4のトランスT1の1次側に巻いた補助巻線に生じてい る電圧を利用する構成としたので、回路構成が簡単であり、プロジェクタ1本体 のコストアップも抑えられる。
【0035】 なお、上記実施形態では、この考案にかかる電源装置をプロジェクタ1に適用 して説明したが、入力された商用電源を整流する整流回路と、DC−DC変換回 路との間に力率改善回路を配置し、この力率改善回路の出力で光源ランプを点灯 させる種々の装置に、この考案にかかる電源装置が適用できる。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、整流回路とDC−DC変換との間に配置さ れた力率改善回路が動作しているかどうかを、DC−DC変換回路のトランスの 1次側に巻いた補助巻線に生じる電圧から判断し、力率改善回路が動作していな いときに、光源ランプを点灯させないので、光源ランプの無駄な劣化が抑えられ るとともに、本体の消費電力を低減することができ、ランニングコストを低減す ることができる。
【0037】 また、力率改善回路に設けられているコントロールICの動作電源として、D C−DC変換回路のトランスの1次側に巻いた補助巻線に生じる電圧を利用する 構成としてので、回路構成が簡単であり、本体のコストアップも抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態であるプロジェクタの構成
を示すブロック図である。
【図2】この考案の実施形態であるプロジェクタに適用
される力率改善回路を示す図である。
【図3】この考案の実施形態であるプロジェクタに適用
されるDC−DC変換回路を示す図である。
【符号の説明】
1−プロジェクタ 2−整流回路 3−力率改善回路 4−ランプ電力供給回路 5−ドライバ回路 6−DC−DC変換回路 7−光源ランプ 8−画像表示デバイス 9−投影部 10−スクリーン 11−制御部 12−表示部 13−操作部 21−コントロールIC

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する画像表示デバイスと、 光源ランプで上記画像表示デバイスを照射し、該画像表
    示デバイスからの反射光、または透過光をスクリーンに
    投影することで、上記画像表示デバイスに表示されてい
    る画像を上記スクリーンに投影する投影部と、 本体に入力された交流電源を全波整流する整流回路と、 上記整流回路の出力について、その力率を改善する力率
    改善回路と、 上記力率改善回路の直流出力を入力電源とし、上記光源
    ランプに電力を供給するランプ電力供給回路と、 上記ランプ電力供給回路を動作させるドライバ回路と、 上記力率改善回路の直流出力をトランスを用いて所定の
    電圧の直流に変換し、2次側に供給するDC−DC変換
    回路と、を備えたプロジェクタにおいて、 上記DC−DC変換回路のトランスの1次側に補助巻線
    を設け、 上記力率改善回路は、スイッチングトランジスタ、およ
    びこのスイッチングトランジスタを制御するコントロー
    ルICが設けられた回路であり、上記補助巻線に生じて
    いる電圧を上記コントロールICの動作電源とし、 さらに、上記ドライバ回路は、上記補助巻線に生じてい
    る電圧が予め定められた設定電圧よりも低いときに、上
    記ランプ電力供給回路を停止状態にするプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 本体に入力された交流電源を全波整流す
    る整流回路と、 上記整流回路の出力について、その力率を改善する力率
    改善回路と、 上記力率改善回路の直流出力を入力電源とし、上記光源
    ランプに電力を供給するランプ電力供給回路と、 上記ランプ電力供給回路を動作させるドライバ回路と、 上記力率改善回路の直流出力をトランスを用いて所定の
    電圧の直流に変換し、2次側に供給するDC−DC変換
    回路と、を備えた電源装置において、 上記DC−DC変換回路のトランスの1次側に補助巻線
    を設け、 上記力率改善回路は、スイッチングトランジスタ、およ
    びこのスイッチングトランジスタを制御するコントロー
    ルICが設けられた回路であり、上記補助巻線に生じて
    いる電圧を上記コントロールICの動作電源とし、 さらに、上記ドライバ回路は、上記補助巻線に生じてい
    る電圧が予め定められた設定電圧よりも低いときに、上
    記ランプ電力供給回路を停止状態にする電源装置。
  3. 【請求項3】 入力された交流電源を全波整流する整流
    回路と、 上記整流回路の出力について、その力率を改善する力率
    改善回路と、 上記力率改善回路の直流出力を入力電源とし、光源ラン
    プに電力を供給するランプ電力供給回路と、 上記ランプ電力供給回路を動作させるドライバ回路と、 上記力率改善回路の直流出力をトランスを用いて所定の
    電圧の直流に変換し、2次側に供給するDC−DC変換
    回路と、を備えた電源装置において、 上記DC−DC変換回路のトランスの1次側に補助巻線
    を設けるとともに、 上記ドライバ回路は、上記補助巻線に生じている電圧に
    応じて上記ランプ電力供給回路を動作状態と停止状態と
    の間で切り換える電源装置。
  4. 【請求項4】 上記ドライバ回路は、上記補助巻線に生
    じている電圧が予め定められた設定電圧よりも低いとき
    に、上記ランプ電力供給回路を停止状態にする請求項3
    に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 上記力率改善回路は、スイッチングトラ
    ンジスタ、およびこのスイッチングトランジスタを制御
    するコントロールICが設けられた回路であり、上記補
    助巻線に生じている電圧が上記コントロールICの動作
    電源である請求項3または4に記載の電源装置。
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