JP3090942U - 自動車用ヘッドライト減光点灯装置 - Google Patents

自動車用ヘッドライト減光点灯装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ヘッドライトを昼間走行時、特に
薄暮時早めに又は極度の降雨時、降雪時に点灯する際
に、ヘッドライト回路に電磁リレーを組み合わせた減光
制御回路を直列接続して減光を行う自動車用ヘッドライ
ト減光点灯装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯
装置は、制御部リレー1及び本体部リレー2を内部に収
納したケース本体3と、自動車の左右いずれか一方の前
照灯ソケット及び前照灯ハーネスソケットに接続する3
列コネクタ4と、車幅灯スイッチに接続される第1リー
ド線端子5と、減光単独操作用スイッチを介して車載バ
ッテリーに接続される第2リード線端子6と、プラス/
マイナス極性に応じてそれぞれ切換接続される3本組の
極性切換端子10と、自動車の車載バッテリーの端子に
接続される電源リード線端子11とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ヘッドライトを昼間走行時、特に薄暮時早めに又は極度の降雨時、 降雪時に点灯する際に、ヘッドライトの光度を下げて点灯するための自動車用ヘ ッドライト減光点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
世界の特定地域においては、昼間走行時にヘッドライトの光度を下げて(減光 した状態で)点灯することが義務づけられている国、例えばカナダ、イギリス、 ノルウェー等がある。 そのため、昼間走行時に自動車のヘッドライトを点灯する法規制に対処するた めの公知技術として、実開平3−17940号公報がある。 この公開実用新案公報は、図4に示すように、ライティングスイッチ(6)の ヘッドランプ(1)の接地電位を与える端子にパーキングブレーキ(10)、キ ースイッチ(4)及びデイタイムランニングランプ(2)に関連する回路を接続 することにより、キースイッチ(4)が接となり、かつパーキングブレーキ(1 0)がリリーズされている状態ではデイタイムランニングランプ(2)を自動的 に点灯するものである。 それ以外に、緊急自動車やオートバイなどは日本国内ではヘッドライト点灯走 行を行っているが交通法規制上は何ら問題がなく、他方、若葉マークや紅葉マー クを貼付した自動車の安全性確保や注意喚起のために点灯走行が望まれる場合が あり、このような場合にヘッドライトを減光した状態で走行することも望まれて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、ヘッドライトを昼間走行時、特に薄暮時早めに又は極度の 降雨時、降雪時に点灯する際に、ヘッドライト回路に電磁リレーを組み合わせた 減光制御回路を直列接続して減光を行う自動車用ヘッドライト減光点灯装置を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのために、本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置は、制御部リレー及 び本体部リレーを内部に収納したケース本体と、該ケース本体の制御部リレー及 び本体部リレーから導出され、自動車の左右いずれか一方の前照灯ソケット及び 前照灯ハーネスソケットにそれぞれLowビーム結線、Hiビーム結線、共通結線を 直列接続する3列コネクタと、前記ケース本体の制御部リレーから導出され、車 幅灯スイッチに接続される第1リード線端子と、前記ケース本体の制御部リレー から導出され、減光単独操作用スイッチを介して車載バッテリーに接続される第 2リード線端子と、前記ケース本体の制御部リレーから導出され、プラス/マイ ナス極性に応じてそれぞれ切換接続されるプラス端子、共通端子、マイナス端子 からなる3本組の極性切換端子と、前記ケース本体の本体部リレーから導出され 、自動車の車載バッテリーのプラス又はマイナス端子に接続される電源リード線 端子とからものである。 さらに、前記ケース本体の内部には、制御部リレーと本体部リレーとを備えて おり、前記制御部リレーは、前記第1リード線端子及び第2リード線端子に接続 されたダイオードにアース接地接続したリレーコイルL1と、前記極性切換端子 の共通端子に接続されたリレーコイルL1の開閉スイッチS1を介して並列接続 され、前記3列コネクタのLowビーム結線、Hiビーム結線に接続されたリレーコ イルL2、L3とからなり、前記本体部リレーは、前記ダイオードから直列接続 されたリレーコイルL2、L3の開閉スイッチS2、S3を介して並列にアース 接地接続されたリレーコイルL4、L5並びに3列コネクタのHiビーム結線と開 放接点との接続を切換えるリレーコイルL4の切換スイッチS4及び3列コネク タの共通結線と電源リード線端子との接続を切換えるリレーコイルL5の切換ス イッチS5とからなるものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置は、図1に示すように、制御部リ レー1及び本体部リレー2を内部に収納したケース本体3と、該ケース本体3の 制御部リレー1及び本体部リレー2から導出され、自動車の左右いずれか一方の 前照灯ソケット及び前照灯ハーネスソケットにそれぞれLowビーム結線13、Hi ビーム結線14、共通結線15を接続する3列コネクタ4と、前記ケース本体3 の制御部リレー1から導出され、車幅灯スイッチに接続される第1リード線端子 5と、前記ケース本体3の制御部リレー1から導出され、減光単独操作用スイッ チを介して車載バッテリーに接続される第2リード線端子6と、前記ケース本体 3の制御部リレー1から導出され、プラス/マイナス極性に応じてそれぞれ切換 接続されるプラス端子7、共通端子8、マイナス端子9からなる3本組の極性切 換端子10と、前記ケース本体3の本体部リレー2から導出され、自動車の車載 バッテリーのプラス又はマイナス端子に接続される電源リード線端子11とから なる。
【0006】 図1に示すように、前記ケース本体3の内部には、制御部リレー1と本体部リ レー2とを備えており、前記制御部リレー1は、前記第1リード線端子5及び第 2リード線端子6に接続されたダイオード12にアース接地接続したリレーコイ ルL1と、前記極性切換端子10の共通端子8に接続された前記リレーコイルL 1の開閉スイッチS1を介して、前記3列コネクタ4のLowビーム結線13、Hi ビーム結線14に接続されたリレーコイルL2、L3及びリレーコイルL2、L 3の開閉スイッチS2、S3とからなる。 前記本体部リレー2は、前記ダイオード12から直列接続されたリレーコイル L2、L3の開閉スイッチS2、S3を介して並列にアース接地接続されたリレ ーコイルL4、L5並びに3列コネクタ4のHiビーム結線14と開放接点との接 続を切換えるリレーコイルL4の切換スイッチS4及び3列コネクタ4の共通結 線15と電源リード線端子11との接続を切換えるリレーコイルL5の切換スイ ッチS5とからなる。 前記3列コネクタ4は、前照灯ソケット及び前照灯ハーネスソケットにそれぞ れ嵌合する3本線のコネクタで、図面上で上部がHiビーム結線14、中央部がLo wビーム結線13、下部が共通結線15となっており、前記Hiビーム結線14は 途中にリレーコイルL4の切換スイッチS4を設け、該切換スイッチS4の他方 を開放接点とすると共に前記リレーコイルL3に接続し、前記Lowビーム結線1 3は途中で前記リレーコイルL2に接続し、前記共通結線15は途中にリレーコ イルL5の切換スイッチS5を設け、該切換スイッチS5の他方を電源リード線 端子11に接続する。 さらに、前記極性切換端子10は、前記ダイオード12に接続されたプラス端 子7、前記リレーコイルL1の開閉スイッチS1に接続された共通端子8、アー ス接地接続されたマイナス端子9とを有し、プラス極性/マイナス極性に応じて プラス端子7と共通端子8、共通端子8とマイナス端子9にそれぞれ選択接続切 換えする。
【0007】 本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置は自動車のヘッドライト回路に直 列接続されるが、ヘッドライト回路は電源プラス回路操作と電源マイナス回路操 作との2系統がある。 そこで、電源プラス回路のヘッドライト回路に接続する場合について、図2に 基づいて以下に説明する。 図2に示すように、ヘッドライト回路は、自動車の電装品に直流電源を供給す る車載バッテリー16と、該車載バッテリー16からハーネスにより結線された 前照灯スイッチ17と、該前照灯スイッチ17からLowビーム結線13a、13b 及びHiビーム結線14a、14bを介して結線された左右の前照灯18a、18bと 、前記車載バッテリー16からハーネスにより結線された車幅灯スイッチ19と 、該車幅灯スイッチ19からハーネスを介して結線された左右の車幅灯20a、 20bとからなる。 なお、図面説明の都合上、自動車用ヘッドライト減光点灯装置を接続した前照 灯18、車幅灯20の下方側を左前照灯18a、左車幅灯20aとし、上方側を右 前照灯18b、右車幅灯20bとして以降説明する。 そして、前記ヘッドライト回路において、自動車の左右いずれか一方の前照灯 ソケット22及び前照灯ハーネスソケット23を図2に示す右前照灯18b側の 接合状態から左前照灯18aのように分離し、点線で示す位置に自動車用ヘッド ライト減光点灯装置のケース本体3から導出された3列コネクタ4をそれぞれ前 照灯ソケット22及び前照灯ハーネスソケット23に直列接続し、極性切換端子 10をプラス極性のプラス端子7と共通端子8を接続し、さらに第1リード線端 子5を車幅灯スイッチ19に、第2リード線端子6及び電源リード線端子11を 車載バッテリー16のプラス端子にそれぞれ接続する。
【0008】 本発明の自動車用ヘッドライト減光点灯装置の減光動作について、図2に基づ いて以下に説明する。 まず、車載バッテリー16からハーネスにより結線された車幅灯スイッチ19 をONした場合、前記車載バッテリー16からの直流電気がそれぞれの車幅灯20 a、20bに送られ、車幅灯20a、20bが点灯すると共に、第1リード線端子5 からダイオード12を介してリレーコイルL1が通電され、開閉スイッチS1を 閉じる。 前記開閉スイッチS1が閉じると、極性切換端子10のプラス端子7、共通端 子8を経てリレーコイルL2、L3に通電され、開閉スイッチS2、S3が閉じ られる。 一方、前記開閉スイッチS2、S3が閉じられると、第1リード線端子5のダ イオード12から開閉スイッチS2、S3を経てリレーコイルL4、L5が通電 され、切換スイッチS4が開放接点側へ、切換スイッチS5が電源リード線端子 11側へ切換えられる。 したがって、車載バッテリー16から電源リード線端子11、切換スイッチS 5、共通結線15a、3列コネクタ4、Lowビーム(左前照灯18a)、3列コネ クタ4、Lowビーム結線13a、3列コネクタ4、Lowビーム結線13a、13b、L owビーム(右前照灯18b)、共通結線15bを経てアース接地され、左右の前照 灯18a、18bが直列接続されて減光点灯する。 次に、第2リード線端子6の途中に設けられた減光単独操作用スイッチ21を ONした場合も、車載バッテリー16からダイオード12を介してリレーコイルL 1が通電され、開閉スイッチS1を閉じ、前記と同様に、車載バッテリー16か ら電源リード線端子11、切換スイッチS5、共通結線15a、3列コネクタ4 、Lowビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、Lowビーム結線13a、3列コ ネクタ4、Lowビーム結線13a、13b、Lowビーム(右前照灯18b)、共通結 線15bを経てアース接地され、左右の前照灯18a、18bが直列接続されて減 光点灯する。
【0009】 また、本発明の自動車用ヘッドライト減光点灯装置が減光動作をしない、すな わち通常の前照灯18をLowビーム点灯する場合は、前照灯スイッチ17がONさ れ、車載バッテリー16から前照灯スイッチ17を経て、一方の右前照灯18b のLowビーム結線13bから、Lowビーム(右前照灯18b)、共通結線15bを経 てアース接地接続されるので、右前照灯18bが点灯する。 同時に、他方の左前照灯18aのLowビーム結線13aから、3列コネクタ4、L owビーム結線13a、3列コネクタ4を介して左前照灯18aのLowビーム(左前 照灯18a)に送られ、さらに3列コネクタ4から共通結線15a、切換スイッチ S5、共通結線15a、3列コネクタ4、共通結線15aを経てアース接地接続さ れるので、左前照灯18aが点灯する。 その際、3列コネクタ4のLowビーム結線13aがリレーコイルL2と接続して いるので同電位になりリレーコイルL2は作動せず、開閉スイッチS2がOFFと なるのでリレーコイルL4、L5が不作動となり、切換スイッチS4がHiビーム 結線14a側に、切換スイッチS5が共通結線15a側に切換わっている。 次いで、Hiビーム点灯する場合は、前照灯スイッチ17がONされ、車載バッテ リー16から前照灯スイッチ17を経て、一方の右前照灯18bのHiビーム結線 14bから、Hiビーム(右前照灯18b)、共通結線15bを経てアース接地接続 されるので、右前照灯18bが点灯する。 同時に、他方の左前照灯18aのHiビーム結線14aから、Hiビーム結線14a 、3列コネクタ4を介してHiビーム結線14a、切換スイッチS4、Hiビーム結 線14a、3列コネクタ4からHiビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、共 通結線15a、切換スイッチS5、共通結線15a、3列コネクタ4、共通結線1 5aを経てアース接地接続されるので、左前照灯18aが点灯する。 その際、3列コネクタ4のHiビーム結線14aがリレーコイルL3と接続して いるので同電位になりリレーコイルL3は作動せず、開閉スイッチS3がOFFと なるのでリレーコイルL4、L5が不作動となり、切換スイッチS4がHiビーム 結線14a側に、切換スイッチS5が共通結線15a側に切換わっている。
【0010】 次に、電源マイナス回路のヘッドライト回路に接続する場合について、図3に 基づいて以下に説明する。 図3に示すように、ヘッドライト回路は、自動車の電装品に直流電源を供給す る車載バッテリー16と、該車載バッテリー16のマイナス端子と接続された前 照灯スイッチ17と、該前照灯スイッチ17からLowビーム結線13a、13b、H iビーム結線14a、14b及び車載バッテリー16のプラス端子に接続された共 通結線15a、15bにより結線された左右の前照灯18a、18bと、前記車載バ ッテリー16のプラス端子からハーネスにより結線された車幅灯スイッチ19と 、該車幅灯スイッチ19からハーネスを介して結線された左右の車幅灯20a、 20bとからなる。 そして、前記ヘッドライト回路において、自動車用ヘッドライト減光点灯装置 のケース本体3から導出された3列コネクタ4を自動車の左右いずれか一方の前 照灯ソケット22及び前照灯ハーネスソケット23にそれぞれ直列接続し、極性 切換端子10をマイナス極性の共通端子8とマイナス端子9とを接続し、さらに 第1リード線端子5を車幅灯スイッチ19に、第2リード線端子6を車載バッテ リー16のプラス端子に、電源リード線端子11を車載バッテリー16のマイナ ス端子にそれぞれ接続する。
【0011】 本発明の自動車用ヘッドライト減光点灯装置の減光動作について、図3に基づ いて以下に説明する。 まず、車載バッテリー16からハーネスにより結線された車幅灯スイッチ19 をONした場合、前記車載バッテリー16からの直流電気がそれぞれ車幅灯20a 、20bに送られ、車幅灯20a、20bが点灯すると共に、第1リード線端子5 からダイオード12を介してリレーコイルL1が通電され、開閉スイッチS1を 閉じる。 一方、車載バッテリー16からハーネスにより右前照灯18bの共通結線15b からLowビーム(右前照灯18b)、Lowビーム結線13b、3列コネクタ4、Low ビーム結線13a並びに車載バッテリー16からハーネスにより右前照灯18bの 共通結線15bからHiビーム(右前照灯18b)、Hiビーム結線14b、3列コネ クタ4、Hiビーム結線14bを経てそれぞれ直流電気が流れ、開閉スイッチS1 が閉じているので極性切換端子10の共通端子8、マイナス端子9を経てアース 接地接続されているリレーコイルL2、L3が作動し、開閉スイッチS2、S3 が閉じる。 前記開閉スイッチS2、S3が閉じられると、第1リード線端子5のダイオー ド12から開閉スイッチS2、S3を経てリレーコイルL4、L5が通電され、 切換スイッチS4が開放接点側へ、切換スイッチS5が電源リード線端子11側 へ切換えられる。 したがって、車載バッテリー16から共通結線15b、Lowビーム(右前照灯1 8b)、Lowビーム結線13b、13a、3列コネクタ4、Lowビーム結線13a、3 列コネクタ4、Lowビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、共通結線15a 、切換スイッチS5、電源リード線端子11を経てアース接地され、左右の前照 灯18a、18bが直列接続されて減光点灯する。 なお、切換スイッチS4が開放接点側へ接続されているので、Hiビーム結線1 4aがオープンとなるので、Hiビーム(右前照灯18b)は点灯しない。 また、減光単独操作用スイッチ21をONした場合も、第2リード線端子6から ダイオード12を介してリレーコイルL1が通電され、開閉スイッチS1を閉じ 、前記と同様に、車載バッテリー16から共通結線15b、Lowビーム(右前照灯 18b)、Lowビーム結線13b、3列コネクタ4、Lowビーム結線13a、3列コ ネクタ4、Lowビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、共通結線15a、切 換スイッチS5、電源リード線端子11を経てアース接地され、左右の前照灯1 8a、18bが直列接続されて減光点灯する。
【0012】 次に、本発明の自動車用ヘッドライト減光点灯装置が減光動作をしない、すな わち通常の前照灯18をLowビーム点灯する場合は、前照灯スイッチ17がONさ れ、車載バッテリー16から一方の右前照灯18bの共通結線15bを経て、Low ビーム(右前照灯18b)、Lowビーム結線13b、前照灯スイッチ17を経て車 載バッテリー16のマイナス端子に接続されるので、右前照灯18bが点灯する 。 同時に、他方の左前照灯18aの共通結線15aから、3列コネクタ4、共通結 線15aを介して切換スイッチS5に送られ、さらに切換スイッチS5から共通 結線15a、3列コネクタ4、Lowビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、L owビーム結線13a、3列コネクタ4、Lowビーム結線13a、前照灯スイッチ1 7を経て車載バッテリー16のマイナス端子に接続されるので、左前照灯18a が点灯する。 その際、3列コネクタ4のLowビーム結線13aがリレーコイルL2と接続して いるので同電位になりリレーコイルL2は作動せず、開閉スイッチS2がOFFと なるのでリレーコイルL4、L5が不作動となり、切換スイッチS4がHiビーム 結線14a側に、切換スイッチS5が共通結線15a側に切換わっている。 また、Hiビーム点灯する場合は、前照灯スイッチ17がONされ、車載バッテリ ー16から一方の右前照灯18bの共通結線15bを経て、Hiビーム(右前照灯1 8b)、Hiビーム結線14b、前照灯スイッチ17を経てアース接地接続されるの で、右前照灯18bが点灯する。 同時に、他方の左前照灯18aの共通結線15aから、3列コネクタ4、共通結 線15aを介して切換スイッチS5に送られ、さらに切換スイッチS5から共通 結線15a、3列コネクタ4、Hiビーム(左前照灯18a)、3列コネクタ4、Hi ビーム結線14a、切換スイッチS4、Hiビーム結線14a、3列コネクタ4、Hi ビーム結線14a、前照灯スイッチ17を経てアース接地接続されるので、左前 照灯18aが点灯する。 その際、3列コネクタ4のHiビーム結線14aがリレーコイルL3と接続して いるので同電位になりリレーコイルL3は作動せず、開閉スイッチS3がOFFと なるのでリレーコイルL4、L5が不作動となり、切換スイッチS4がHiビーム 結線14a側に、切換スイッチS5が共通結線15a側に切換わっている。
【0013】
【効果】
このように、本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置は、ヘッドライトを 昼間走行時、特に薄暮時早めに又は極度の降雨時、降雪時に点灯する際に、ヘッ ドライト回路に本体部リレー及び制御部リレーを組み合わせた減光制御回路を直 列接続して減光を行うので、既存の自動車に簡単に取り付けることが出来ると共 に、交通法規制上は何ら問題がなく、若葉マークや紅葉マークを貼付した自動車 が安全に点灯走行を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置の
電気制御回路図である。
【図2】本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置を
プラス極性に使用した場合の電気制御回路図である。
【図3】本考案の自動車用ヘッドライト減光点灯装置を
マイナス極性に使用した場合の電気制御回路図である。
【図4】従来の自動車用ヘッドライト減光点灯装置の電
気制御回路図である。
【符号の説明】
1 制御部リレー 2 本体部リレー 3 ケース本体 4 3列コネクタ 5 第1リード線端子 6 第2リード線端子 7 プラス端子 8 共通端子 9 マイナス端子 10 極性切換端子 11 電源リード線端子 12 ダイオード 13 Lowビーム結線 14 Hiビーム結線 15 共通結線 16 車載バッテリー 17 前照灯スイッチ 18 前照灯 19 車幅灯スイッチ 20 車幅灯 21 減光単独操作用スイッチ 22 前照灯ソケット 23 前照灯ハーネスソケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部リレー及び本体部リレーを内部に
    収納したケース本体と、該ケース本体の制御部リレー及
    び本体部リレーから導出され、自動車の左右いずれか一
    方の前照灯ソケット及び前照灯ハーネスソケットにそれ
    ぞれLowビーム結線、Hiビーム結線、共通結線を直列接
    続する3列コネクタと、前記ケース本体の制御部リレー
    から導出され、車幅灯スイッチに接続される第1リード
    線端子と、前記ケース本体の制御部リレーから導出さ
    れ、減光単独操作用スイッチを介して車載バッテリーに
    接続される第2リード線端子と、前記ケース本体の制御
    部リレーから導出され、プラス/マイナス極性に応じて
    それぞれ切換接続されるプラス端子、共通端子、マイナ
    ス端子からなる3本組の極性切換端子と、前記ケース本
    体の本体部リレーから導出され、自動車の車載バッテリ
    ーのプラス又はマイナス端子に接続される電源リード線
    端子とからなることを特徴とする自動車用ヘッドライト
    減光点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体の内部には、制御部リレ
    ーと本体部リレーとを備えており、前記制御部リレー
    は、前記第1リード線端子及び第2リード線端子に接続
    されたダイオードにアース接地接続したリレーコイルL
    1と、前記極性切換端子の共通端子に接続されたリレー
    コイルL1の開閉スイッチS1を介して並列接続され、
    前記3列コネクタのLowビーム結線、Hiビーム結線に接
    続されたリレーコイルL2、L3とからなり、前記本体
    部リレーは、前記ダイオードから直列接続されたリレー
    コイルL2、L3の開閉スイッチS2、S3を介して並
    列にアース接地接続されたリレーコイルL4、L5並び
    に3列コネクタのHiビーム結線と開放接点との接続を切
    換えるリレーコイルL4の切換スイッチS4及び3列コ
    ネクタの共通結線と電源リード線端子との接続を切換え
    るリレーコイルL5の切換スイッチS5とからなること
    を特徴とする請求項1記載の自動車用ヘッドライト減光
    点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104594A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー ヒータ制御装置

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JP2020104594A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー ヒータ制御装置

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